JPH08128929A - ベンチュリ管およびベンチュリ管のスロート部調節方法 - Google Patents

ベンチュリ管およびベンチュリ管のスロート部調節方法

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JPH08128929A
JPH08128929A JP6290717A JP29071794A JPH08128929A JP H08128929 A JPH08128929 A JP H08128929A JP 6290717 A JP6290717 A JP 6290717A JP 29071794 A JP29071794 A JP 29071794A JP H08128929 A JPH08128929 A JP H08128929A
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JP
Japan
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venturi tube
pipe
cross
venturi
throat part
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Pending
Application number
JP6290717A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Shimada
剛志 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスの流量が変わっても交換する必要のない
ベンチュリ管およびベンチュリ管のスロート部調節方法
を提供すること。 【構成】 ガスの流れ方向Fに沿って、ステンレス等か
らなる円筒状配管2、ゴム、プラスチック等の可撓性材
料で形成された、スロート部3を含むベンチュリ管1お
よびステンレス等からなる円筒状配管5が順次配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベンチュリ管および
ベンチュリ管のスロート部調節方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、分析用等のガスの流量を所定の流
量値に制御するにあたり、互いに異なる断面積を有する
スロート部を備えた複数個のベンチュリ管を予め用意し
ておき、ガスの流量に応じた断面積を有するスロート部
を備えたベンチュリ管をその中から適宜選択して使用し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ガスの流
量が変わるごとにベンチュリ管を交換する必要があり、
交換作業に手間がかかっていた。
【0004】この発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、ガスの流量が変わっても交換する必要
のないベンチュリ管およびベンチュリ管のスロート部調
節方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のベンチュリ管は、少なくともスロート部
を可撓性材料で形成してあることを特徴とする。
【0006】また、この発明は、別の観点から、ベンチ
ュリ管の少なくともスロート部を可撓性材料で形成し、
このスロート部に対し外方より圧力を加えることにより
スロート部の断面積を変更することを特徴とするベンチ
ュリ管のスロート部調節方法を提供する。
【0007】
【作用】ベンチュリ管の少なくともスロート部を可撓性
材料で形成したので、このスロート部に対し外方より圧
力を加えることによりスロート部を変形させることが可
能であることから、スロート部の断面積を任意に変更で
きる。そのため、一個のベンチュリ管を用いてスロート
部の断面積を所定の流量に見合ったものに容易に制御で
きる。
【0008】その結果、この発明では、従来のようにガ
スの流量に見合うベンチュリ管を複数個用意する必要は
なくなり、ガスの流量が変わるごとにベンチュリ管を交
換する必要もなくなるので、作業性を向上できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。なお、それによってこの発明は限定を受けるも
のではない。図1、図2は、ベンチュリ管のスロート部
を可撓性材料で形成したこの発明の第1実施例を示す。
図1、図2において、ガスの流れ方向Fに沿って、ステ
ンレス等からなる円筒状配管2、ゴム、プラスチック等
の可撓性材料で一体成形された、スロート部3を含むベ
ンチュリ管1およびステンレス等からなる円筒状配管5
が順次配置されている。
【0010】更に、ベンチュリ管1は、円筒状配管2側
から、前記ガスの流れ方向Fに沿って流路断面積A,B
が滑らかに減少して極小断面積C(A>B>C)を有す
るスロート部3に至り、このスロート部3から前記ガス
の流れ方向Fに沿って滑らかに流路断面積D,Eが増大
して円筒状配管5側に至る形状を備えている。
【0011】また、このベンチュリ管1には、スロート
部3の断面積を変更するために外方より圧力を加える加
圧機構が備わっている。この加圧機構は、ベンチュリ管
1の外周面4全体を気密状態を維持しながら覆い油圧室
6を形成する円筒状被覆体7と、ベンチュリ管1の外周
面4に対し油圧pを加えるための油8と、被覆体7に設
けられた油量調整用バルブ9とから構成される。
【0012】そして、円筒状配管2はその端部における
外周面に沿って形成されたフランジ10を有し、また、
円筒状被覆体7も円筒状配管2側の端部にフランジ11
を有する一方、ベンチュリ管1と円筒状配管2との連結
が可能なように、ベンチュリ管1は、円筒状配管2側の
端部における内周面に、配管2の端部の外周面に形成さ
れた配管ねじ部12と螺合するねじ部13を有する。
【0013】しかも、ベンチュリ管1は、円筒状配管2
側の端部における外周面に、円筒状被覆体7のフランジ
11に形成された環状凹所14と密着嵌合する環状突条
15を有している。
【0014】円筒状配管2のフランジ10には、複数個
のビス16を支持する支持枠17が取り付けられてお
り、円筒状被覆体7のベンチュリ管1への取付け時に
は、この支持枠17を介してビス16が被覆体7に嵌入
される。
【0015】したがって、配管2側において、ベンチュ
リ管1と配管2とは、配管ねじ部12とねじ部13によ
り連結され、その上で、ベンチュリ管1と被覆体7とは
環状突条15と環状凹所14により油圧室6が気密状態
を維持できるように嵌合し、さらにビス16止めによ
り、配管2、ベンチュリ管1および被覆体7を密着でき
る。よって、ベンチュリ管1内のシール性も良い。
【0016】一方、配管5側のシール性維持機構は以下
の通りである。すなわち、ベンチュリ管1はその端部に
フランジ18を有し、また、円筒状配管5はその端部に
フランジ19を有し、このフランジ19はビス20を支
持するとともに、フランジ19の内面に、ベンチュリ管
1のフランジ18外面に形成された環状突条21に嵌合
する環状凹所22を有している。さらに、被覆体7は、
その曲げ部23の外面に、ベンチュリ管1のフランジ1
8内面に形成された環状突条24に嵌合する環状凹所2
5を有している。
【0017】したがって、配管5側において、環状突条
21および環状凹所22と、環状突条24および環状凹
所25と、ビス20止めにより、配管2、ベンチュリ管
1および被覆体7を密着できシール性は良好である。
【0018】この実施例では、ベンチュリ管1を可撓性
材料で形成したので、このベンチュリ管1に対し油圧p
を加えることによりベンチュリ管1を押圧して、例え
ば、二点鎖線で示すような状態にベンチュリ管1全体を
滑らかに変形させることが可能であることから、ベンチ
ュリ管1のスロート部3の断面積Cを任意に変更でき
る。そのため、一個のベンチュリ管1を用いてスロート
部3の断面積Cを所定の流量に見合ったものに容易に制
御できる。
【0019】その結果、この実施例では、従来のように
ガスの流量に見合うベンチュリ管を複数個用意する必要
はなくなり、ガスの流量が変わるごとにベンチュリ管を
交換する必要もなくなるので、作業性を向上できる。
【0020】図3は、ベンチュリ管44を三分割し、左
右の管32,33をステンレス等の金属管で、スロート
部49を含む中間の管34をゴム、プラスチック等の可
撓性材料で形成したこの発明の第2実施例を示す。
【0021】そして、前記中間の管34の一端30の内
周面に、管32の端部における外面に形成された環状突
条45に嵌合する環状凹所46が設けられ、その他端3
1の内周面に、管33の端部における外面に形成された
環状突条47に嵌合する環状凹所48が設けられてい
る。40,41はそれぞれ、前記端部30,31に巻回
されるゴムバンド等のベルトである。
【0022】この実施例でも、油圧室50内に位置する
スロート部49に対し油圧を加えることによりスロート
部49の断面積を任意に変更できる。
【0023】なお、上記各実施例では、スロート部に対
し外方より油圧を加えることによりスロート部の断面積
を変更するものを示したが、油圧の代わりに空圧あるい
は水圧等の外力を加えても良い。
【0024】図4は、可撓性材料で形成された、上記第
1実施例と同様の構成のベンチュリ管1のスロート部3
を金属環60を用いて直接締め付けることによりガスの
流量に応じた断面積に変更するようにしたこの発明の第
3実施例を示す。
【0025】この実施例では、スロート部3の締め付け
を数段階にわたり行うことができるように複数個の孔m
が金属環60に設けられている。
【0026】したがって、ベンチュリ管1に対し油圧を
加える代わりにスロート部3を直接締め付けることによ
りスロート部3の断面積を任意に変更できる。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、ベンチュリ
管の少なくともスロート部を可撓性材料で形成したの
で、このスロート部に対し外方より圧力を加えることに
よりスロート部を変形させることが可能であることか
ら、スロート部の断面積を任意に変更できる。そのた
め、一個のベンチュリ管を用いてスロート部の断面積を
所定の流量に見合ったものに容易に制御できる。
【0028】その結果、この発明では、従来のようにガ
スの流量に見合うベンチュリ管を複数個用意する必要は
なくなり、ガスの流量が変わるごとにベンチュリ管を交
換する必要もなくなるので、作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す全体構成説明図で
ある。
【図2】上記第1実施例における構成説明図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す構成説明図であ
る。
【図4】この発明の第3実施例を示す全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…ベンチュリ管、2,5…円筒状配管、3…スロート
部、6…油圧室、7…円筒状被覆体、8…油、9…油量
調整用バルブ、F…ガスの流れ方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともスロート部を可撓性材料で形
    成してあることを特徴とするベンチュリ管。
  2. 【請求項2】 ベンチュリ管の少なくともスロート部を
    可撓性材料で形成し、このスロート部に対し外方より圧
    力を加えることによりスロート部の断面積を変更するこ
    とを特徴とするベンチュリ管のスロート部調節方法。
JP6290717A 1994-10-30 1994-10-30 ベンチュリ管およびベンチュリ管のスロート部調節方法 Pending JPH08128929A (ja)

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