JPS6239549Y2 - - Google Patents

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JPS6239549Y2
JPS6239549Y2 JP16294782U JP16294782U JPS6239549Y2 JP S6239549 Y2 JPS6239549 Y2 JP S6239549Y2 JP 16294782 U JP16294782 U JP 16294782U JP 16294782 U JP16294782 U JP 16294782U JP S6239549 Y2 JPS6239549 Y2 JP S6239549Y2
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JP
Japan
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packing
outlet
wire
tube
annular
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JP16294782U
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JPS5966818U (ja
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加硫管出口部のシール装置の改良に関
するものである。
被覆電線の被覆層を加硫管によつて加硫するに
は、電線端にリードワイヤーを連結し、リードワ
イヤーの牽引により被覆電線を加硫管内に通過さ
せることが必要であり、まずリードワイヤーが加
硫管出口を通過し、次いで、被覆電線が当該出口
を通過していく。
この加硫管出口においては、加流管の圧力を所
定値に維持するため上記の各通過体に対する摺動
的シールが不可欠である。而るに、従来のシール
装置では、線径が相当に異る上記リードワイヤー
と被覆電線の両方に対するシールをひとつのシー
ル装置だけで満足に行うことができず、このた
め、加硫管出口部に被覆電線用シールを設け、こ
の加硫管出口部にさらに補助筒を取付け、この補
助筒出口に半割のリードワイヤー用シールを設け
る二重シール構造を施用し、被覆電線が被覆電線
用シールに達するまではリードワイヤー用シール
でシールし、被覆電線が被覆電線用シールに達し
てこのシールが機能されるようになつてから、上
記補助筒出口の半割リードワイヤ用シールを上、
下に開く(被覆電線の通過を可能にするため)こ
とが必要である。而して、かゝる二重シール構造
では、構造は複雑で、操作も煩雑となる。
本考案に係る加硫管出口部のシール装置は、ひ
とつのシール手段で被覆電線、リードワイヤーの
何れに対するシールをも満足に行い得る構成であ
り、口元部に縦方向に延びる複数の割りを設けた
ラツパ状パツキングを、加硫管出口部に着脱自在
に固着すると共に、該パツキングの口元部には、
口元部を外周側から緊締するための加圧煤体圧入
環状袋を、該環状袋を外周から支持する環状支持
金具と共に、配設したことを特徴とするものであ
る。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図は本考案に係る加硫管出口部のシール装
置の1実施例を示す縦断面説明図、第2図は第1
図における−断面説明図、第3図は、別の実
施例を示す縦断面説明図である。
第1図並びに第2図において、1は加硫管であ
る。2はラツパ状パツキング(例えばテフロン
製)であり、被覆電線Aが接触通過するラツパ状
パツキング2の口元部20には縦方向に延びる複
数の割り21、……が数本設けられている。3
は、加圧煤体圧入環状袋5を外周側から支持する
環状支持金具であり、一方、該金具3は上記パツ
キング2の押え金具をも兼ねており、パツキング
2はこの金具3とボルト4、……とによつて加硫
管出口部に取付けられている。5は環状袋(ゴム
製)であり、上述環状支持金具3の環状溝31に
装着されている。この環状袋5は、口金具6を介
して油圧ユニツト7に連通されており、油圧で膨
らまされて、上記パツキング2の口元部20を外
周側から緊締している。環状袋5は耐圧性を増す
ため、中心層に、例えばナイロンブレード等の補
強層を設けている。
上記において、加硫管内圧力は7〜20Kg/cm2
あり、上記パツキング2はかゝる内圧に耐え得る
ように相当厚肉(3〜10mm)としてある。かゝる
厚肉にもかゝわらず、パツキング2の口元部20
には複数の割り21、……を設けかつ環状袋5で
外周側から緊締しているから、通過物(被覆電
線、リードワイヤ)の外径が変化しても、口元部
20を通過物Aによく密接させ得、かつその密接
圧力は、環状袋5内の圧力煤体(例えば油)調節
により所定圧力に設定できる。なお、パツキング
に設けた割り21、……からは加硫煤体が少しづ
つ流出するが、加硫管内圧力が比較的低いため、
通過物Aに対するパツキング内径を適当に定めれ
ば、所定内圧を維持し得る。また、環状袋5の長
手方向への位置を変化させ得るようにすれば、パ
ツキング2の口元部を種々の内径位置で緊締する
ことができるので、割り21、……の巾を調節す
ることができ、而して、加硫管内圧を調整するこ
とができ、さらに好ましい。この例を第3図に示
す。図において、1を除いた部品番号が同じもの
は第1図、第2図と同様の部品を示しており、、
以下は相違点についてのみ説明する。8′はパツ
キング押え金具であり、環状支持金具3′の軸方
向へのガイド体を兼ねる。31′はパツキング押
え金具8′と環状支持金具3′間をシールするため
のOリングであり、82′は環状支持金具3′を常
に右方に付勢するバネである。81′は口金具
6′部を逃げるための長穴である。9′はハンドル
部付きのナツト体であり、パツキング押え金具
8′の右端部に設けたネジ部に螺合させて、環状
支持金具3′を左方に押圧し、環状体5′の軸方向
位置を移動させる。
上述した通り、本考案に係る加硫管の出口構造
は、通過物の線径が相当に変化しても、パツキン
グと通過物との密接並びにその接触圧力を充分に
維持でき、従つて、前述したリードワイヤー並び
に被覆電線の双方に対して良好なシールを保障で
きるから既述した二重シール構造の施用は不要で
あり、シール構造を簡易化できる。なお、本シー
ル装置は電線製造の口出し時に限定して使用され
るものではなく。製造する電線のサイズが多少変
つた場合でもいくつかのサイズの電線を共通のシ
ール装置で製造することができ、保有すべきパツ
キングの種類を少なくできると共にサイズ替えに
伴うパツキングの取替作業も少なくすることがで
きる、等の効果も奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る加硫管の出口構造を示す
縦断面説明図、第2図は第1図における−断
面説明図である。第3図は他の実施例の第1図同
様の図である。 図において、Aは被加硫電線、1は加硫管、2
はパツキング、20は口元部、21,…は割り、
3は環状支持金具、5は加圧煤体圧入環状袋であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口元部に縦方向に延びる複数の割りを設けたラ
    ツパ状パツキングを、加硫管出口部に着脱自在に
    固着すると共に該パツキングの口元部には、口元
    部を外周側から緊締するための加圧煤体圧入環状
    袋を、該環状袋を外周から支持する環状支持金具
    と共に、配設したことを特徴とする加硫管出口部
    のシール装置。
JP16294782U 1982-10-26 1982-10-26 加硫管出口部のシ−ル装置 Granted JPS5966818U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16294782U JPS5966818U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 加硫管出口部のシ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16294782U JPS5966818U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 加硫管出口部のシ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5966818U JPS5966818U (ja) 1984-05-04
JPS6239549Y2 true JPS6239549Y2 (ja) 1987-10-08

Family

ID=30357677

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JP16294782U Granted JPS5966818U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 加硫管出口部のシ−ル装置

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JPS5966818U (ja) 1984-05-04

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