JPH08128469A - ディスクブレーキ - Google Patents

ディスクブレーキ

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JPH08128469A
JPH08128469A JP26566694A JP26566694A JPH08128469A JP H08128469 A JPH08128469 A JP H08128469A JP 26566694 A JP26566694 A JP 26566694A JP 26566694 A JP26566694 A JP 26566694A JP H08128469 A JPH08128469 A JP H08128469A
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JP
Japan
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brake
weight
elastic body
frequency
present
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JP26566694A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tanaka
慎一 田中
Shigeru Tanaka
繁 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08128469A publication Critical patent/JPH08128469A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動車の制動時に発するブレーキ鳴き(「キ
ィーッ」という不快音響)を有効な形態で低減できるよ
うにする。 【構成】 ディスクロータ3を押圧するためのブレーキ
パッド1,2およびピストン4を内包するキャリパ5に
弾性体6を介して重り7を取付ける。その重りの質量を
m、弾性体のバネ定数をkとするとき、弾性体を介して
取付けた重りの固有振動周波数 f0 =(1/(2π))√(k/m) をブレーキシューによる鳴き周波数fS とほぼ等しくも
しくはその鳴き周波数fS より低く設定する。 【効果】 安価な部品を追加するだけで、ディスクブレ
ーキのサイズが大きい大型車両のブレーキ鳴きを実用的
に十分な程度に低減することができ、ブレーキパッドの
交換を行っても本来の性能を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のブレーキに利
用する。本発明は、ディスクブレーキに利用する。本発
明は、自動車の制動時に発するいわゆる「ブレーキ鳴
き」を低減する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の制動時に発するブレーキ鳴き
(「キィーッ」という不快音響)を低減するために、従
来から多くの研究と提案が行われた。本願出願人も長ら
くこの問題を追求している。
【0003】特開平3−288028号公報に開示する
技術は、本願出願人の先願であり、これはドラム式ブレ
ーキにおけるブレーキシューの振動を抑圧するために、
ブレーキシューのリム内面に摩擦部材を介して抑え部材
を装着するものである。特開平1−65944号公報に
開示する技術は、さらに旧い技術であり、これも本願出
願人の先願に当たる技術で、リムの内面に摩擦部材を取
付けたものである。
【0004】実開平3−84436号公報に開示する技
術は、同じく本願出願人の先願に係る実用新案登録出願
であり、リムの内面に重りを取付けることにより、ブレ
ーキシューの振動を抑圧するものである。この技術を開
示した時点では、重りに弾性部材を介在させることにつ
いては気付いていない。
【0005】前記の特開平3−288028号公報で説
明されているブレーキ鳴きの現象についての解析および
説明、特に同公報第8図で説明されている現象は、その
後の実験的な検討でも正しいものであると考えられる。
すなわち、ブレーキの鳴きの主な原因は、ブレーキシュ
ーの振動により発生しているものであり、ブレーキシュ
ーが半径方向に振動していることがわかった。
【0006】このような実験的検討に基づき本願出願人
はドラム式ブレーキについての振動を抑圧する技術をす
でに提案した(特願平6−210204、本願出願時未
公開)。
【0007】さらに、本願発明者は、ディスクブレーキ
についても同様に具体的な検討を行った。その結果ディ
スクブレーキの場合、図11および図12に示すよう
に、制動時にディスクロータ3とこのディスクロータ3
を挟持するインナ・パッド1およびアウタパッド2が2
点鎖線で示すように振動しブレーキ鳴きが発生している
ことがわかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような技術によ
りブレーキ鳴きは改善され、特に小型乗用車では通常の
都市道路を走行する状態では、ほとんど実用上に問題の
ないところまで改善された。しかし、大型自動車では条
件によってはなおブレーキ鳴き現象が発生する状態にあ
り、その対策にはまだ研究すべき課題が残されている。
【0009】そこで、本願発明者は、ディスクブレーキ
のブレーキ鳴きについてその現象を観測し、その観測し
た内容をさまざまに解析した。振動について実験解析を
行い、ディスクブレーキの振動を抑圧する具体的な方策
について検討した。実験解析はコンピュータ画面で振動
を誇張して表示させ、その発生音響の周波数特性と対応
させるなどの新しい方法で検討した。その結果、本願で
開示するディスクブレーキについての技術を提案し、実
験を行ったところ従来の方策に対してきわめて有用であ
ることが実証された。さらに、実測に基づくデータを解
析して、提案する技術についてドラム式ブレーキ同様に
その有効な範囲を数式化することに成功し、その範囲で
きわめて有効な対策が採れることを確認した。
【0010】本発明は、ディスクブレーキにおけるブレ
ーキ鳴きを低減することを目的とする。本発明は、さま
ざまなサイズのブレーキパッドに対して、単に経験的な
形状ではなく最も有効な形態でブレーキ鳴きを低減する
ことができる技術を提供することを目的とする。本発明
は、ブレーキパッドのサイズが大きい大型車両における
ブレーキ鳴きを実用的に十分な程度に低減させることを
目的とする。本発明は、ディスクブレーキの交換が行わ
れても、その性能に変化がないブレーキ鳴き低減の技術
を提供することを目的とする。本発明は、安価な追加部
品によりブレーキ鳴きを低減させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクブレ
ーキを備えた自動車の制動時におけるブレーキ鳴きを低
減するもので、ディスクロータを両側面から二つのブレ
ーキパッドにより挟持して制動力を与えるディスクブレ
ーキにおいて、前記ディスクロータを押圧するためのブ
レーキパッドおよびピストンを内包するキャリパに、弾
性体を介して重りを取付けられたことを特徴とする。
【0012】前記重りの質量をm、前記弾性体のバネ定
数をkとするとき、前記弾性体を介して取付けられた前
記重りの固有振動周波数 f0 =(1/(2π))√(k/m) がこのディスクブレーキによる鳴き周波数fS の主たる
成分周波数とほとんど等しくあるいはそれより低く設定
すると効果的であることが実験的に確認された。その関
係は、 fs>2f0 とすることにより鳴き周波数fsの広い周波数範囲にわ
たり有効である。
【0013】逆に、ディスクブレーキの構造から鳴き周
波数fsがほぼ一定の周波数となるような場合には、重
りの質量mを小さくして、上記固有振動周波数f0 を鳴
き周波数fsに接近させるように設計することにより、
装置の軽量化をはかることができることもわかった。
【0014】すなわち重りの質量mを小さく設定するた
めに、 fS ≒f0 としてみると周波数fsの振動吸収が有効に行われるこ
とがわかった。すなわち、リムの形状から鳴き周波数が
ほとんど一定の値として取り扱ってよい場合には、ディ
スクブレーキによる鳴き周波数fS にほとんど等しく、
あるいはわずかながら逆に、 fS <f0 となることがあっても効果があることもわかった。
【0015】前記弾性体のバネ定数は、取付けられた重
りの質量が影響する範囲で上記式を満足するように設定
する。
【0016】
【作用】本願発明者はさまざまな条件を設定して実験を
繰り返し、これにより、自動車の制動時に発するブレー
キの鳴きを有効に低減することができることを実験的に
確認した。鳴きを発生する構造のディスクブレーキに上
記のような重りを弾性体を介して取付けると、鳴きがい
ちじるしく低減され、それを取り外すと鳴きが発生する
ことを何度も確認した。
【0017】弾性体および重りは安価な部品であるの
で、本願発明により多くの費用を要せずに実用的に十分
な程度にブレーキの鳴きを低減させることができ、ディ
スクブレーキパッドの交換が行われてもその性能に変化
を生じることはない。
【0018】さらに具体的な態様では、一般にブレーキ
鳴きの周波数は、一様な周波数ではなく複数の周波数が
混在する状態にあるが、実測により概ね1000Hzを
超える周波数成分が多く含まれる。さらに詳しくは、1
400Hzないし2000Hzの範囲の周波数成分が耳
障りな音響となっている。
【0019】したがって、前記弾性体を介して取付けら
れた重りの固有振動周波数f0 を1000Hz近傍もし
くはそれより小さく設定することが望ましい。これをさ
まざまに条件を変更して実験的な確認を行ったところ、
固有振動周波数f0 を500Hz程度にすると広い周波
数範囲で有効であることがわかり、さらに小さくして固
有振動周波数f0 を100Hzにすると、さらに広い周
波数範囲の鳴きを低減するために有効であることが確か
められた。さらにこの固有振動周波数f0 を小さくする
ことも考えられるが、現実には弾性材料が柔らかくなる
とともに重りの質量が大きくなることから、工業的にこ
れが有効であるか否か、よい弾性材料が安価に得られる
か否かの問題が生じる。
【0020】一方、ブレーキパッドは発熱する部材であ
るから、弾性材としても相応の耐熱性および耐久性を有
する材料を選択することが必要である。この要素からも
固有振動周波数f0 を極端に小さい値に選択することに
は困難な問題がある。この実験は、弾性材としてさまざ
まな弾性係数を有する合成ゴム(またはプラスチック材
料)を選択し、重りとして金属材料(具体的には鉛)を
利用して行った。
【0021】このような検討から、耐熱性に優れた合成
ゴム(またはプラスチック材料)の中から適当なものを
選択することが可能であり、重りの質量は実用的に便利
な数百グラム程度とすることにより、固有振動周波数f
0 が100Hz前後、あるいはもう少し高い200Hz
前後に設定することが工業的に優れていると判断され
る。
【0022】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0023】(第一実施例)図1は本発明第一実施例の
外観形状を示す斜視図、図2は本発明第一実施例におけ
る要部の構成を示す部分拡大断面図である。
【0024】本発明第一実施例は、インナ・パッド1
と、アウタ・パッド2と、このインナ・パッド1および
アウタ・パッド2に挟持され車軸に固着され制動力を受
けるディスクロータ3と、ブレーキ・ブースタで発生し
た高圧力によりインナ・パッド1に変位を与えるカップ
形状のピストン4と、ディスクロータ3を押圧するため
のインナ・パッド1、アウタ・パッド2およびピストン
4を内包するキャリパ5とを備え、さらに、本発明の特
徴として、キャリパ5の外側面に弾性体6を介して重り
7が取付けられる。
【0025】重り7の質量をm、弾性体6のバネ定数を
kとするとき、弾性体6を介して取付けられた重り7の
固有振動周波数 f0 =(1/(2π))√(k/m) はディスクブレーキによる鳴き周波数fS よりも低くな
るように設定される。
【0026】ここで、弾性体6および重り7の試料によ
る基礎実験およびその結果について説明する。
【0027】(実験1)図3(a)に示す供試品(1)
および同図(b)に示す供試品(2)を用いて打撃テス
トを行った。供試品の重りには鉛を使用し、弾性体には
硬度60度のニトリルゴムを使用した。また、ブレーキ
の鳴きが発生する周波数は経験的に1300Hz前後で
あるとされているので、少くとも1000Hz以上で振
動を抑圧するような位相運動を与える効果が得られるよ
うに寸法を設定した。これにより、供試品(1)は60
mm×28mm×10mmの300gの鉛を重りとし、
これに60mm×28mm×5mmのニトリルゴムを弾
性体として接着した。また、供試品(2)は27mm×
22mm×10mmの100gの鉛を重りとし、これに
27mm×22mm×5mmのニトリルゴムを弾性体と
して接着した。
【0028】この供試品(1)および(2)を個別に大
きい定盤の上にはりつけておき、ピックアップを取付け
てその近傍を打撃し振動波形を測定記録した。その測定
結果は図4(a)および(b)に示すように、供試品
(1)および供試品(2)ともに、200Hzを越えた
ところで位相効果が顕著に現れ、これに伴ってマグニチ
ュードを示す振幅も減衰の傾向を示し、1000Hz以
上で発生するブレーキ鳴き対策に有効であることが証明
された。
【0029】(実験2)図2に示すように、キャリパ5
の外側面に弾性体6を介して重り7を取付けた供試品を
準備し、この供試品を取付けない状態および供試品を取
付けた状態でスポンジの上におき打撃試験を行った。そ
の結果、供試品を取付けない状態では図5(a)に示す
ように、打撃直後にブレーキ鳴きの周波数に対応する大
きな振動が記録され減衰に時間を要したのに対し、供試
品を取付けた状態では打撃直後の振幅は同図(b)に示
すように小さく、かつ直ちに減衰し振動の吸収が効果的
に行われていることを示した。
【0030】(実験3)上記実車を走行させ試験を行っ
た。本発明に係る重りおよび弾性体をいっさい取外して
走行させブレーキをかけると大きい鳴きが発生している
が、本発明のように措置すると鳴きがまったく発生しな
いことを確認した。これはさまざまな走行状態で、さま
ざまなブレーキ状態で確認した。本発明に係る重りおよ
び弾性体をふたたび取外すとまたブレーキ鳴きが発生す
ることも確認した。
【0031】(第二実施例)図6は本発明第二実施例の
外観形状を示す斜視図、図7は本発明第二実施例におけ
る要部の構成を示す部分拡大断面図である。
【0032】本発明第二実施例は、キャリパ5の角部に
弾性体6を介して重り7が取付けられる。その他は第一
実施例同様に構成され、同様の効果を得ることができ
る。
【0033】(第三実施例)図8は本発明第三実施例に
おける要部の構成を示す部分拡大断面図、図9は本発明
第三実施例における重りおよび弾性体の形状を示す平面
図である。
【0034】本発明第三実施例は、キャリパ5の側面肉
厚部に空洞が設けられ、この空洞内に蓋8に形成された
重り7aおよびこの重り7aの外周に固着されたリング
状の弾性体6aが収容されてボルト9により固定され
る。本第三実施例の場合はキャリパ5の外部に弾性体お
よび重りが突出しないので余分なスペースを考慮する必
要がなく、また弾性体6aおよび重り7aが外部に抜け
出すことを防止できる利点がある。複数個取付けること
もできる。
【0035】(第四実施例)図10は本発明第四実施例
における要部の構成を示す部分拡大断面図である。
【0036】本発明第四実施例は、キャリパ5の側面肉
厚部にリング状の空洞が設けられ、このリング状空洞の
突出部にリング状の弾性体6bを介してリング状の重り
が固着され、押え板10を介在して蓋11がボルト12
により固定される。本第四実施例も第三実施例同様の利
点がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
価な部品を追加するだけで、自動車の制動時に発生する
ブレーキの鳴きを最も有効な形態で低減することができ
る。特に、ディスクブレーキのサイズが大きい大型車両
に適用した場合にその効果が大きく、ブレーキパッドの
交換が行われても性能に変化を与えることなく鳴き発生
の低減を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の外観形状を示す斜視図。
【図2】本発明第一実施例における要部の構成を示す部
分拡大断面図。
【図3】(a)および(b)は本発明第一実施例におけ
る供試品の外観形状を示す斜視図。
【図4】(a)および(b)は本発明第一実施例におけ
る打撃テストの結果を示す図。
【図5】(a)および(b)は従来例および本発明第一
実施例における打撃テストの結果を示す図。
【図6】本発明第二実施例の外観形状を示す斜視図。
【図7】本発明第二実施例における要部の構成を示す部
分拡大断面図。
【図8】本発明第三実施例における要部の構成を示す部
分拡大断面図。
【図9】本発明第三実施例における重りおよび弾性体の
形状を示す平面図。
【図10】本発明第四実施例における要部の構成を示す
部分拡大断面図。
【図11】制動時におけるディスクブレーキの変形を説
明する図。
【図12】(a)は制動時におけるディスクロータの変
形を説明する図、(b)は制動時におけるインナ・パッ
ドおよびアウタ・パッドの変形を説明する図。
【符号の説明】
1 インナ・パッド 2 アウタ・パッド 3 ディスクロータ 4 ピストン 5 キャリパ 6、6a、6b 弾性体 7、7a、7b 重り 8、11 蓋 9、12 ボルト 10 押え板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータを押圧するためのブレー
    キパッドおよびピストンを内包するキャリパに、弾性体
    を介して重りが取付けられたことを特徴とするディスク
    ブレーキ。
  2. 【請求項2】 前記重りの質量をm、前記弾性体のバネ
    定数をkとするとき、前記弾性体を介して取付けられた
    前記重りの固有振動周波数 f0 =(1/(2π))√(k/m) がこのディスクブレーキによる鳴き周波数fsとほぼ等
    しくもしくはその鳴き周波数fsより低く設定された請
    求項1記載のディスクブレーキ。
JP26566694A 1994-10-28 1994-10-28 ディスクブレーキ Pending JPH08128469A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26566694A JPH08128469A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 ディスクブレーキ

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JP26566694A JPH08128469A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 ディスクブレーキ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1058020A2 (de) * 1999-05-31 2000-12-06 Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft Bremssattel für eine Scheibenbremsanlage
US7604098B2 (en) * 2005-08-01 2009-10-20 Gm Global Technology Operations, Inc. Coulomb friction damped disc brake caliper bracket
DE102016008271A1 (de) * 2016-07-07 2018-01-11 Audi Ag Bremssattel für ein Fahrzeug

Cited By (5)

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EP1058020A2 (de) * 1999-05-31 2000-12-06 Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft Bremssattel für eine Scheibenbremsanlage
EP1058020A3 (de) * 1999-05-31 2002-03-27 Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft Bremssattel für eine Scheibenbremsanlage
US7604098B2 (en) * 2005-08-01 2009-10-20 Gm Global Technology Operations, Inc. Coulomb friction damped disc brake caliper bracket
DE102016008271A1 (de) * 2016-07-07 2018-01-11 Audi Ag Bremssattel für ein Fahrzeug
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