JPH0812819A - 電気絶縁性組成物 - Google Patents

電気絶縁性組成物

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JPH0812819A
JPH0812819A JP17326494A JP17326494A JPH0812819A JP H0812819 A JPH0812819 A JP H0812819A JP 17326494 A JP17326494 A JP 17326494A JP 17326494 A JP17326494 A JP 17326494A JP H0812819 A JPH0812819 A JP H0812819A
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JP
Japan
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density
low
polycyclooctenemer
density polyethylene
manufactured
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Pending
Application number
JP17326494A
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English (en)
Inventor
Masaki Kawahigashi
正記 川東
Hitoshi Shimoura
斎 下浦
Hiroshi Kato
寛 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気絶縁用、特に高圧ケーブル、及びこれら
の接続部、端末部等の高圧電気絶縁性用部材として好適
な電気絶縁性組成物を提供する。 【構成】 低密度ポリエチレン100重量部に対して、
ポリシクロオクテネマー5〜20重量部配合してなるこ
とを特徴とする電気絶縁性組成物とすることで、高度な
電気特性を有し、特にインパルス破壊特性、及び高温下
におけるインパルス破壊特性とできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気絶縁用、特に高圧
ケーブル、及びこれらの接続部、端末部等の高圧電気絶
縁部材として好適な電気絶縁性組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】最近、
電力ケーブルに要求される電圧階級は年々大きく上昇
し、より高度な信頼性が求められている。かかる電力ケ
ーブルの電気絶縁性組成物として、従来まで低密度ポリ
エチレン、または架橋ポリエチレンが汎用されていた。
ところで、当該電力ケーブルには落雷等の事故により、
瞬間的ではあるが、大きな電圧が負荷されることがあ
る。このため、電力ケーブルに用いられる電気絶縁材料
にはこのような事故に対応する強い抵抗力を有すること
が重要となり、衝撃破壊電圧特性(インパルス破壊特
性)が重要な特性となる。
【0003】また、大容量の電力ケーブルの運転時にお
ける、導体の発熱により90℃程度の高温となり、これ
ら大容量電力ケーブルの絶縁層は、かかる高温度におい
てもインパルス破壊特性が良好なことが要求される。す
なわち、該電力ケーブルの事故時においては、絶縁層が
90℃付近の高温の状態においても前記したインパルス
破壊特性に優れることが必要となる。
【0004】しかしながら、従来までの低密度ポリエチ
レン、または架橋ポリエチレンの絶縁層とする電力ケー
ブルはインパルス破壊特性、特に90℃のおけるインパ
ルス破壊特性が必ずしも十分とは言えなかった。
【0005】本発明者らは、インパルス破壊特性が良好
な電気絶縁用、特に高圧ケーブル、及びこれらの接続
部、端末部等の高圧電気絶縁部材として好適な電気絶縁
性組成物について鋭意研究を重ねた結果、低密度ポリエ
チレンに対して、ポリシクロオクテネマーを配合した組
成物は、高度な電気特性を有し、特にインパルス破壊特
性、及び高温下におけるインパルス破壊特性が極めて良
好であることを見出し、本発明するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、低密度ポリ
エチレン100重量部に対して、ポリシクロオクテネマ
ーを5〜20重量部配合してなることを特徴とする電気
絶縁性組成物によって解決される。好ましくはJIS
K6760によって測定されたメルトインデックス及び
密度がそれぞれ0.2〜3.0g/10min、0.9
15〜0.925g/cm3 である低密度ポリエチレン
100重量部に対して、ポリシクロオクテネマーを5〜
20重量部配合してなることを特徴とする電気絶縁性組
成物によって解決される。
【0007】
【作用】低密度ポリエチレン100重量部に対して、ポ
リシクロオクテネマーを5〜20重量部配合した組成物
とすることで、高度な電気特性を有し、特にインパルス
破壊特性、及び高温下におけるインパンルス破壊特性が
極めて良好となる。
【0008】次に本発明で用いる材料について詳細に説
明する。本発明に用いる低密度ポリエチレンとしては、
いわゆる高圧法による低密度ポリエチレンであって、例
えばエチレンを酸素、ペルオキシド、アゾ化合物等の開
始剤により1000〜2000気圧程度、150〜25
0℃程度の条件下にて重合されたものである。
【0009】本発明に用いる低密度ポリエチレンは、い
わゆる高圧法による低密度ポリエチレンであれば、公知
の低密度ポリエチレンを用いることができるが、JIS
K6760によって測定されたメルトインデックス
(以下、単にメルトインデックスという)が0.1〜
4.0、好ましくは0.2〜3.0、就中0.8〜1.
3g/10min、JIS K6760によって測定し
た密度(以下、単に密度という)が0.905〜0.9
30、好ましくは0.915〜0.925g/cm3
中0.918〜0.922g/cm3 である。メルトイ
ンデックスが0.1g/10minよりも小さい、また
は4.0g/10minよりも大きいものは成型加工性
に劣る傾向にある。また、密度が0.905g/cm3
よりも小さいもの、0.930g/cm3 よりも大きい
ものはインパルス破壊強度に劣る傾向にある。
【0010】また、本発明に用いる低密度ポリエチレン
は、破断点伸びは450〜800%、就中550〜75
0%、熱分析(DSC)法による融点が100〜115
℃、好ましくは105〜110℃であるものを用いるこ
とが好ましい。破断点伸びは450よりも小さくても、
800%よりも大きくても機械的強度の点で問題が生じ
る傾向がある。熱分析(DSC)法による融点が100
℃未満のものでは、機械的強度の点で問題が生じる傾向
にあり、110℃よりも大きいものはインパルス破壊強
度に劣る傾向にある。なお、熱分析(DSC)法による
融点の測定方法は、具体的には昇温速度10℃/mi
n、窒素ガス雰囲気(100ml/min)条件下で行
なう。
【0011】上記の中でも、JIS K6760によっ
て測定されたメルトインデックス及び密度がそれぞれ
0.2〜3.0g/10min、0.915〜0.92
5g/cm3 であるものが好ましく、特にJIS K6
760によって測定されたメルトインデックス及び密度
がそれぞれ0.2〜3.0g/10min、0.915
〜0.925g/cm3 であって、かつ熱分析(DS
C)法による融点が105〜110℃であるものが好ま
しい。
【0012】上記低密度ポリエチレンに市販品として
は、三菱油化社製ZF−30R(メルトインデックス
1.1g/10min、密度0.920g/cm3 )、
三菱油化社製HE−30(メルトインデックス0.3g
/10min、密度0.920g/cm3 )、三菱油化
社製ZF−50(メルトインデックス0.7g/10m
in、密度0.924g/cm3 )、宇部興産社製UB
EC530(メルトインデックス1.1g/10mi
n、密度0.920g/cm3 )、住友化学社製スミカ
センC−215(メルトインデックス1.4g/10m
in、密度0.920g/cm3 )、日本石油社製W−
300(メルトインデックス2.0g/10min、密
度0.919g/cm3 )等が挙げられる。特に三菱油
化社製ZF−30R(メルトインデックス1.1g/1
0min、密度0.920g/cm3 )は好適に用いら
れる。
【0013】本発明で用いるポリシクロオクテネマーと
しては、公知のポリシクロオクテネマーを用いることが
でき、例えば、密度が通常0.850〜0.95、就中
0.88〜0.95g/cm3 のものである。またJI
S K6911によって測定した誘電率は2.0〜2.
8、好ましくは2.1〜2.5である。ポリシクロオク
テネマーの配合量は、低密度ポリエチレン100重量部
に対して、5〜20重量部配合する。5重量部未満であ
るとインパルス破壊特性が低下する傾向にあり、また2
0重量部よりも大きくてもしてインパルス破壊特性が低
下する傾向にある。
【0014】上記ポリシクロオクテネマーの市販品とし
ては、例えば、インペックスケミカル社製ペステナマー
8012(密度0.91g/cm3 ,誘電率2.36)
等が挙げられる。
【0015】本発明の絶縁性組成物は必要に応じて架橋
して用いてもよい。この場合、架橋剤として、ジアルキ
ルパーオキサイド、ジアルコキシパーオキサイド、ジア
シルパーオキサイド等の有機過酸化物が用いられる。例
えば、ジクミルパーオキサイド、ジターシャリーブチル
パーオキサイド等を適宜用いればよい。本発明の電気絶
縁性組成物を有機過酸化物によって架橋する場合には、
150〜290℃、好ましくは170〜250℃にて、
10〜120分間加熱処理すればよい。
【0016】また、架橋は、シラン架橋タイプであって
もよい。例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシランのようなシラン化合物と、ジクミルオ
キサイド、ヒドロキシペプチルオキサイド等のラジカル
発生剤とにより低密度ポリエチレンにグラフトさせ、該
シラングラフト化された低密度ポリエチレンをジブチル
チンジウラレート、ジブチルチンジアセテート等のシラ
ノール縮合触媒を添加混合し、水分存在下で架橋すれば
よい。
【0017】また、本発明の組成物は電子線照射によっ
て架橋してもよい。電子線の照射量は通常2〜30Mr
ad程度である。
【0018】さらに本発明の組成物を架橋するときには
架橋助剤を配合してもよい。架橋助剤としては、ジビニ
ルベンゼン、ジアリルフタレート、ジアリルイソフタレ
ート、4,4´−イソプロピリデンジフェノールビス
(ジエチレングリコールメタクリレート)エーテル、ト
リアリルトリメリテート、2,2´−ビス(4−アクリ
ロキシジエトキシフェニル)プロパン等の芳香族多官能
性化合物、syn−1,2−ポリブタジエン、1,4−
ブタンジオールジアクリレート、N,N´−メチレンビ
スアクリルアミド、エチレングリコールジメタアクリレ
ート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレート、1,6−ヘキサジオー
ルメタクリレート、テトラヘキサンジオールジメタクリ
レート等の脂肪族多官能性化合物、トリアリルイソシア
ヌレート、トリアリルシアヌレート、トリアクリロイル
ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、ジアクリルク
ロレンデート等の脂肪族多官能性環状化合物、アルムニ
ウムアクリレート、アルミニウムメタクリレート、亜鉛
アクリレート、亜鉛メタクリレート、マグネシウムアク
リレート、マグネシウムメタクリレート、カルシウムア
クリレート、カルシウムメタクリレート、ジルコンアク
リレート、ジルコンメタクリレート等の含金属多官能性
化合物等を例示され、これらの1種または2種以上を
0.1〜3.0重量部程度添加すれば良い。上記架橋助
剤中、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌ
レート、トリアクリロイルヘキサヒドロ−1,3,5−
トリアジンが好ましい。
【0019】本発明の低密度ポリエチレン100重量部
に対して、ポリシクロオクテネマー5〜20重量部配合
してなる電気絶縁性組成物には、本発明の目的を損なわ
ない程度に酸化防止剤、滑剤、安定剤、充填剤、着色剤
等を配合してもよい。
【0020】酸化防止剤としては、ヒンダードフェノー
ル系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤等が例示される。
ヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、公知もの
を使用でき、例えば、テトラキス[メチレン−3−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ノール)プロピオネート](チバガイギー社製イルガノ
ックス1010)、2,2−チオ[ジエチル−ビス−3
−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェノール)プロピオネート](チバガイギー社製イルガ
ノックス1035)、4,4´−チオビス(3−メチル
−6−tert−ブチルフェノール)(大内新興社製ノ
クラック300)、4,4´−メチレン−ビス(3,5
−ジ−tert−ブチルフェノール)(英ICI社製ア
イオノックス220)、アミン系酸化防止剤としては、
例えばN,N´−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジ
アミン(大内新興社製ノクラックホワイト)、N,N´
−ジフェニル−p−フェニレンジアミン(大内新興社製
ノクラックDP)、N,N´−ジイソプロピル−p−フ
ェニレンジアミン(デユポン社製アンチオキシダントN
o.23)、N,N´−ビス(1−メチル−ヘプチル)
−p−フェニレンジアミン(Eastman chem
社製Eastzone30)、フェニル,ヘキシル−p
−フェニレンジアミン(Pennwalt社製NTO3
´3´)、N,N´−ジ−β−ナフチル−p−フェニレ
ンジアミン(精工化学社製Nonfelex F)、
N,N´−ビス(1−エチル,3−メチルペンチル)−
p−フェニレンジアミン(ユニロイヤル社製Flexz
on8−L)、2−メルカプトメチルベンズイミダゾー
ル(大内新興社製ノクラックMMB)、2−メルカプト
メチルベンズイミダゾール亜鉛塩(大内新興社製ノクラ
ックMMBZ)等を挙げることができる。上記の酸化防
止剤の中でもヒンダードフェノール系酸化防止剤、特に
4,4´−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチ
ルフェノール)が好ましい。
【0021】滑剤としては、従来公知のものが広く使用
でき、例えばステアリン酸、及びステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸スズ、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸鉛、ステアリン酸マグネシウム等のステアリン酸金属
塩、イソステアリン酸、酪酸、カプリン酸、カプロン
酸、ラウリン酸、オレイン酸、及びそれらの金属塩、ビ
ニルステアレート、n−ブチルステアレート等の脂肪酸
エステル、ステアリン酸アミド、オキシステアリン酸ア
ミド、オレイン酸アミド、リシノール酸等の脂肪酸アマ
イド、パラフィン等の1種または2種以上が用いられ
る。
【0022】本発明の電気絶縁性組成物は、通常の混練
手段によって、例えばバンバリーミキサー、ヘンシュル
ミキサー、ニーダ、ロール、ブレンダなどによって混練
され、次いで押出し機、射出成型機などの成型機を用い
て特定の製品形状、例えば電線用電気絶縁層、高圧ケー
ブルの接続部、端末部等の機器用高圧電気絶縁性用部
材、テープ、シート、スペーサー、プラグ、ソケット、
パイプ、絶縁棒、各種電装成型品、回路部品、封止材料
等に加工される。
【0023】本発明の電気絶縁性組成物を電力ケーブル
の絶縁層として用いる場合には、公知の方法にて形成す
ればよい。例えば、加圧押出、チュービング法によって
導体上に連続形成される。また、66kv以上程度の電
力ケーブルでは、内部半導電層、外部半導電層を適宜設
ければよい。導体上にセパレーターテープを施すもの、
絶縁層上にさらにシース層を設ける態様であってよい。
【0024】本発明の絶縁性組成物を電力ケーブルの絶
縁体として用いる場合には、ケーブルの導体は、純銅、
軟銅、硬銅等の公知の導体を用いればよい。絶縁層の厚
さは、送電容量に応じて適宜設計すればよく、たとえば
1〜30mm程度である。
【0025】(実施例1〜6、比較例1〜4)表1に示
す各成分をロールミルを用いて120℃にて混練し、圧
縮成型器中で120℃で15分間溶融成型し、厚さ0.
3mmのシートを得た。なお、架橋の場合は、180℃
で20分間加熱プレス成型を行った。該シートは室温ま
たは90℃にてインパルス破壊特性試験を行った。
【0026】なお、実施例、比較例で用いた配合剤は、
以下の通りである。 1)低密度ポリエチレン(三菱油化社製、ZF−30
R、密度0.920g/cm3 、メルトインデックス
1.1g/10分、破断点伸び740%、DSCによる
融点106℃) 2)ポリシクロオクテネマー(インペックスケミカル社
製、ペステネマー8012、密度0.91g/cm3
誘電率2.36) 3)ジクミルパーオキサイド(日本油脂製DCP) 4)酸化防止剤(大内新興社製、N−300、4,4´
−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノ
ール))
【0027】(インパルス破壊特性試験)改良型McK
eown電極系にて1×40μsecの負極インパルス
標準波を予想破壊電圧の70%値を初期値として、室温
及び90℃にて、5kv/3回印加のステップアップ昇
圧方式で課電した。なお、インパルス耐圧値は1条件に
つき10試料のデータを採取し、ワイブル解析後、破壊
確率63.3%における破壊値をもって、その試料のイ
ンパルス耐圧値とし、結果を表1に示した。
【0028】
【表1】
【0029】本発明の絶縁性組成物は、非架橋の場合
で、低密度ポリエチレン単独よりもインパルス破壊電圧
が20〜30kv/mm大きく、また高温(90℃)に
おいてもインパルス破壊電圧が32〜47kv/mm大
きい。また、架橋の場合においても、低密度ポリエチレ
ン単独よりもインパルス破壊電圧が15〜22kv/m
m大きく、また高温(90℃)においてもインパルス破
壊電圧が51〜109kv/mm大きい。
【0030】
【効果】本発明における絶縁性組成物は、電気破壊強度
等の電気特性、特に高温における、電気破壊強度が良好
である。したがって、高圧の電気絶縁体として極めて有
望なものであり、大容量の電力ケーブルの絶縁体として
適用でき、かつその信頼性が高まる。また、電気破壊強
度等の電気特性が優れているが故に、従来までの絶縁層
を低減することができ、電力ケーブルの小型化が図れ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低密度ポリエチレン100重量部に対し
    て、ポリシクロオクテネマー5〜20重量部配合してな
    ることを特徴とする電気絶縁性組成物。
  2. 【請求項2】 上記低密度ポリエチレンが、JIS K
    6760によって測定されたメルトインデックス及び密
    度がそれぞれ0.2〜3.0g/10min、0.91
    5〜0.925g/cm3 である特許請求の範囲第1項
    記載の電気絶縁性組成物。
JP17326494A 1994-06-30 1994-06-30 電気絶縁性組成物 Pending JPH0812819A (ja)

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