JPH08127494A - 同時伸縮ブームのワイヤ伸縮機構 - Google Patents
同時伸縮ブームのワイヤ伸縮機構Info
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- JPH08127494A JPH08127494A JP29230394A JP29230394A JPH08127494A JP H08127494 A JPH08127494 A JP H08127494A JP 29230394 A JP29230394 A JP 29230394A JP 29230394 A JP29230394 A JP 29230394A JP H08127494 A JPH08127494 A JP H08127494A
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Abstract
伸縮用ワイヤロ−プ13,19の寿命を大幅に向上させたも
のでありながら、伸縮用滑車14,20の配置スペ−スと索
端の係止スペ−スを可及的に小さく構成して、伸縮ブ−
ムの小型・軽量化を図る。 【構成】 伸縮用ワイヤロ−プ13,19を互いに併設した
2本以上のワイヤロ−プで構成すると共に、伸縮用滑車
14,20の滑車溝を伸縮用ワイヤロ−プが併設状態で折返
し可能なよう幅広の滑車溝で構成し、かつ伸縮用ワイヤ
ロ−プ13,19の索端を一括して単一の索端止め金具16,
22に固定して基端側ブ−ム1あるいは先端側ブ−ム3に
係止するよう構成した。
Description
作業車等の伸縮ブ−ムを有する作業車輌に用いられる同
時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構に関するものである。
−ムを有する作業車輌は、伸縮ブ−ムの軽量化を図るた
めにワイヤ伸縮機構を用いた同時伸縮ブ−ムが多く用い
られている。この種の同時伸縮ブ−ムの一例を、図8に
基づき説明する。
対し伸縮自在に内装された中間ブ−ム、3は中間ブ−ム
2に対し伸縮自在に内装された先端側ブ−ム、4は基端
側ブ−ム1と中間ブ−ム2間に介装された伸縮シリンダ
であり、ロッド端部4aを前記基端側ブ−ム1の基端部
に、シリンダ4bのロッド側端部を前記中間ブ−ム2の
基端部に夫々連結して取付けられている。
られた伸長用滑車である。6は、その中央部を先端側ブ
−ム3の基端部に固定された係止金具7に係止した後、
前記伸長用滑車5でU字状に折返し案内されて、その両
索端6aに一体的に取付けられた索端止め金具8を基端
側ブ−ム1の先端部に止着して構成された伸長用ワイヤ
ロ−プである。
側に取付けられた縮小用滑車である。10は、その中央部
を先端側ブ−ム3の基端部に固定された係止金具11に係
止した後、前記縮小用滑車9でU字状に折返し案内され
て、その両索端10aに一体的に取付けられた索端止め金
具12を基端側ブ−ム1の基端部から延設して設けられた
ワイヤ係止ロッド1aの先端部に止着して構成された縮
小用ワイヤロ−プである。
−プ6とで伸長用のワイヤ伸縮機構aを、また縮小用滑
車9と縮小用ワイヤロ−プ10とで縮小用のワイヤ伸縮機
構bを夫々構成するようになっている。
縮シリンダ4による基端側ブ−ム1に対する中間ブ−ム
2の伸縮動を伸長用と縮小用のワイヤ伸縮機構a,bを
介して先端側ブ−ム3に伝達して、当該先端側ブ−ム3
を中間ブ−ム2と同時に伸縮駆動するようになっている
ため、先端側ブ−ム3を伸縮駆動させるための伸縮シリ
ンダが不要となり、伸縮ブ−ムの小型化と軽量化が図れ
るという長所を有するものである。
の同時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構で用いられる伸縮用
ワイヤロ−プの寿命は、一般に伸縮用滑車でU字状に折
返される際の曲率半径、すなわちワイヤ径に対するワイ
ヤロ−プの曲率の大きさに大きく影響を受け、曲率半径
が大きければ寿命が延び、小さければ寿命が短くなるも
のであった。一方、ワイヤロ−プの曲率半径を決める伸
縮用滑車の径は、伸縮ブ−ムの構造に制約を受けてあま
り大きくすることができず、伸縮用ワイヤロ−プはその
寿命が比較的短いという問題があった。
のワイヤロ−プで構成することでワイヤロ−プ一本当た
りの径を小径化して、ワイヤロ−プの寿命を向上させる
ようにした同時伸縮ブ−ムが近年実用化されているが、
この場合にはワイヤロ−プの本数が増加する分、伸縮用
滑車の配置スペースと索端の固定スペースが必要とな
り、伸縮ブ−ムが大型化するという問題があった。
ヤロ−プを2本以上のワイヤロ−プで構成してワイヤロ
−プの寿命を向上させたものでありながら、伸縮用滑車
の配置スペースと索端の係止スペースを可及的に小さく
して、伸縮ブ−ムを小型・軽量化した同時伸縮ブ−ムの
ワイヤ伸縮機構を提供することを目的とするものであ
る。
め、本発明の同時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構は次の如
く構成する。すなわち、請求項1の発明は、同時伸縮ブ
−ムにおけるワイヤ伸縮機構において、伸長用ワイヤロ
−プを互いに併設した2本以上のワイヤロ−プで構成す
ると共に、伸長用滑車の滑車溝を前記伸長用ワイヤロ−
プが併設状態で折返し可能なよう幅広の滑車溝で構成
し、かつ前記伸長用ワイヤロ−プの索端のうち少なくと
も一方の索端を一括して単一の索端止め金具に固定して
基端側ブ−ムの適所あるいは先端側ブ−ムの基端部に係
止するよう構成したことを特長とする同時伸縮ブ−ムの
ワイヤ伸縮機構。
におけるワイヤ伸縮機構において、縮小用ワイヤロ−プ
を互いに併設した2本以上のワイヤロ−プで構成すると
共に、縮小用滑車の滑車溝を前記縮小用ワイヤロ−プが
併設状態で折返し可能なよう幅広の滑車溝で構成し、か
つ前記縮小用ワイヤロ−プの索端のうち少なくとも一方
の索端を一括して単一の索端止め金具に固定して基端側
ブ−ムの先端部あるいは先端側ブ−ムの適所に係止する
よう構成したことを特長とする同時伸縮ブ−ムのワイヤ
伸縮機構。
ワイヤ伸縮機構は、請求項1の発明によれば、伸長用ワ
イヤロ−プを互いに併設した2本以上のワイヤロ−プで
構成しているため、個々のワイヤロ−プの径を小径化す
ることができ、その分ワイヤロ−プの寿命を向上させる
ことができるのである。また、2本以上のワイヤロ−プ
を折返し案内する伸長用滑車をこれらのワイヤロ−プが
併設状態で折返し可能なように幅広の滑車溝で構成した
ので、複数の伸長用滑車を併設する必要がなく滑車の配
置スペースを小さく構成することができるのである。ま
た、2本以上の伸長用ワイヤロ−プの索端を一括して単
一の索端止め金具に固定して基端側ブ−ムの適所あるい
は先端側ブ−ムの基端部に係止するよう構成したので、
個々のワイヤロ−プの索端に索端止め金具を固定して個
別にブ−ムに係止するものに比してワイヤロ−プの索端
係止部の配置スペースを小さく構成することができるの
である。
のワイヤロ−プで構成して寿命を大きく向上させた同時
伸縮ブ−ムでありながら、伸長用滑車の配置スペ−ス
と、索端の係止スペ−スを可及的に小さく構成すること
ができ、伸縮ブ−ムの小型・軽量化が図れるのである。
イヤロ−プを互いに併設した2本以上のワイヤロ−プで
構成しているため、個々のワイヤロ−プの径を小径化す
ることができ、その分ワイヤロ−プの寿命を向上させる
ことができるのである。また、2本以上のワイヤロ−プ
を折返し案内する縮小用滑車をこれらのワイヤロ−プが
併設状態で折返し可能なように幅広の滑車溝で構成した
ので、複数の縮小用滑車を併設する必要がなく滑車の配
置スペースを小さく構成することができるのである。ま
た、2本以上の縮小用ワイヤロ−プの索端を一括して単
一の索端止め金具に固定して基端側ブ−ムの先端部ある
いは先端側ブ−ムの適所に係止するよう構成したので、
個々のワイヤロ−プの索端に索端止め金具を固定して個
別にブ−ムに係止するものに比してワイヤロ−プの索端
係止部の配置スペースを小さく構成することができるの
である。
のワイヤロ−プで構成して寿命を大きく向上させた同時
伸縮ブ−ムでありながら、縮小用滑車の配置スペ−ス
と、索端の係止スペ−スを可及的に小さく構成すること
ができ、伸縮ブ−ムの小型・軽量化が図れるのである。
構の一実施例を、図1ないし図3に基づき説明する。な
お、本発明のワイヤ伸縮機構は、従来の技術で説明した
ワイヤ伸縮機構に比して、伸長用ワイヤロ−プと縮小用
ワイヤロ−プの各構成と、それに伴う伸縮用滑車および
伸縮用ワイヤロ−プの索端の係止構成が異なるのみであ
るので、以下の説明ではこの相違点についてのみ説明す
るものとする。
施例の場合、互いに併設した小径の2本のワイヤロ−プ
で構成している。14は、中間ブ−ム2の先端部両側に設
けた伸長用滑車であり、その滑車溝14aは2本の伸長用
ワイヤロ−プ13が互いに併設状態で折返し可能なよう幅
広の滑車溝で構成されている。15は、先端側ブ−ム3の
基端部に設けられ前記2本の伸長用ワイヤロ−プ13の中
央部13aを係止するための係止金具であり、当該係止金
具15の係止溝15aも2本の伸長用ワイヤロ−プ13が互い
に併設状態で係止可能なように幅広の係止溝で構成され
ている。
端13b,13bを一括して基端側ブ−ム1の先端部に係止
するための索端止め金具である。当該索端止め金具16
は、図3に示す如く、2本のワイヤロ−プ13の各索端13
b,13bを互いに併設状態で一体的にかしめ固定するか
しめ部16aと、基端側ブ−ム1の先端部に設けられたワ
イヤ係止部材17に張り調節可能に係止するネジ部16bと
で構成されている。18は、固定用のナットである。
施例の場合、前記伸長用ワイヤロ−プ13と同様に互いに
併設した小径の2本のワイヤロ−プで構成している。20
は、伸縮シリンダ4のロッド側端部両側に設けた縮小用
滑車であり、その滑車溝20aは2本の縮小用ワイヤロ−
プ19が互いに併設状態で折返し可能なよう幅広の滑車溝
で構成されている。21は、先端側ブ−ム3の基端部に設
けられ前記2本の縮小用ワイヤロ−プ19の中央部19aを
係止するための係止金具であり、当該係止金具21の係止
溝21aも2本の縮小用ワイヤロ−プ19が互いに併設状態
で係止可能なように幅広の係止溝で構成されている。
端19b,19bを一括して基端側ブ−ム1の基端部から延
設されたワイヤ係止ロッド1aの先端部に係止するため
の索端止め金具である。当該索端止め金具22は、前記伸
長用ワイヤロ−プ13の索端止め金具16と同様に、2本の
ワイヤロ−プ19の各索端19b,19bを一体的にかしめ固
定するかしめ部22aと、前記ワイヤ係止ロッド1aの先
端部に張り調節可能に係止するネジ部22bとで構成され
ている。
と、中間ブ−ム2の先端部に設けられ伸長用ワイヤロ−
プ13を折返し案内する伸長用滑車14とで伸長用のワイヤ
伸縮機構Aを、また上記2本の縮小用ワイヤロ−プ19
と、伸縮シリンダ4のロッド側端部に設けられ縮小用ワ
イヤロ−プ19を折返し案内する縮小用滑車20とで縮小用
のワイヤ伸縮機構Bを構成している。
縮駆動するには、伸縮シリンダ4を伸縮駆動すればよ
い。これにより、従来の同時伸縮ブ−ムと同様に基端側
ブ−ム1に対し中間ブ−ム2が伸縮し、この伸縮動が伸
長用のワイヤ伸縮機構Aと縮小用のワイヤ伸縮機構Bを
介して先端側ブ−ム3に伝達されて先端側ブ−ム3が中
間ブ−ム2と同時に伸縮駆動されるのである。
小用ワイヤロ−プ19は、共に小径の2本のワイヤロ−プ
で構成されているので、ワイヤ径が小径となった分伸縮
用滑車14,20の径が同じ場合でも、相対的にワイヤロ−
プの曲率半径を大きくすることができ、ワイヤロ−プの
寿命を向上させることができるのである。
車溝は、2本のワイヤロ−プが互いに併設状態で折返し
可能なように幅広の滑車溝で構成されているので、複数
の伸縮用滑車を併設して設ける場合に比して滑車の配置
スペ−スが小さくてすみ、伸縮ブ−ムの小型・軽量化が
可能となるのである。
ヤロ−プ19の索端は、2本のワイヤロ−プの索端を一括
して単一の索端止め金具16,22に固定して基端側ブ−ム
に係止するようになっているので、個々のワイヤロ−プ
の索端に索端止め金具を固定して個別にブ−ムに係止す
るものに比して索端係止スペ−スが小さくてすみ、伸縮
ブ−ムの小型・軽量化が可能となるのである。
基端側ブ−ム1に係止する索端止め金具の他の実施例に
ついて、図4および図7に基づき説明する。まず、図4
および図5に示した実施例について説明する。23は、2
本のワイヤロ−プを互いに併設状態となるようかしめに
より一体的に固定した索端止め金具である。24は、当該
索端止め金具23を基端側ブ−ム1の先端部に設けたワイ
ヤ係止部材25に固定するための押え金具であり、当該押
え金具24は、前記索端止め金具23の肩部23aをワイヤ係
止部材25の支承部25aに当接させた状態で、2本のワイ
ヤロ−プの端末近傍位置を挟圧して固定するようになっ
ている。26は、締付け用のボルトである。このように構
成した索端止め金具は、伸縮用ワイヤロ−プ13,19に作
用する張力を索端止め金具23の肩部23aとワイヤ係止部
材25の支承部25aで効果的に支持することができるので
あります。
いて説明する。27は、ワイヤ係止部材28に穿設したワイ
ヤ挿通穴である。当該ワイヤ挿通穴27は、併設状態の2
本のワイヤロ−プを挿通可能な楕円形状の主挿通穴27a
と、当該主挿通穴27aに連続して設けられ個々のワイヤ
ロ−プが挿通可能な連通溝27bとで構成されている。こ
のように構成したワイヤ挿通穴27にワイヤロ−プを挿通
するには、図6に鎖線図示した如く初めに連通溝27bか
らワイヤロ−プを1本づつ挿通してゆき、主挿通穴27a
内に2本のワイヤロ−プが併設状態に収まるようにすれ
ばよい。これにより、ワイヤロ−プに張力が作用すれ
ば、索端止め金具23の肩部23aとワイヤ係止部材28の端
面が当接して、ワイヤロ−プに作用する張力を効果的に
ワイヤ係止部材28に伝達することができるのでありま
す。
−プ13と縮小用ワイヤロ−プ19を夫々2本のワイヤロ−
プで構成した例について説明したが、本発明のワイヤ伸
縮機構はこれに限定されるものでなく、伸長用ワイヤロ
−プ13のみ、あるいは縮小用ワイヤロ−プ19のみを2本
以上のワイヤロ−プで構成するようにしてもよいこと勿
論である。また、その際にワイヤロ−プの本数は、2本
以上であれば必要に応じて適宜変更して実施し得ること
勿論である。
端側ブ−ムの先端部両側に設けた例について説明した
が、これを伸縮シリンダ4のシリンダ先端部に設けても
よいこと勿論である。また同様に、縮小用滑車20も伸縮
シリンダ4のロッド側端部両側に設けた例について説明
したが、中間ブ−ム2の基端部両側に設けてもよいこと
勿論である。
プ13の索端を基端側ブ−ム1の先端部に係止する係止部
と、縮小用ワイヤロ−プ19の索端をワイヤ係止ロッド1
aの先端部に係止する係止部のみを索端止め金具を用い
て係止するよう構成した例について説明したが、伸長用
ワイヤロ−プ13の索端を先端側ブ−ム3の基端部に係止
する係止部、および縮小用ワイヤロ−プ19の索端を先端
側ブ−ム3の基端部に係止する係止部を同様に索端止め
金具を用いて係止するよう構成してもよいこと勿論であ
る。
伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構は、伸縮用ワイヤロ−プを
2本以上のワイヤロ−プで構成してワイヤロ−プの寿命
を向上させたものでありながら、伸縮用滑車の配置スペ
ースと索端の係止スペースを可及的に小さく構成するこ
とができ、伸縮ブ−ムの小型・軽量化が可能となるとの
効果を奏するものである。
明する側面図である。
る。
説明図である。
ある。
ある。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基端側ブ−ム内に中間ブ−ムを中間ブ−
ム内に先端側ブ−ムを順次伸縮自在に嵌挿してなる同時
伸縮ブ−ム、特に、ロッド端部を基端側ブ−ムにシリン
ダのロッド側端部を中間ブ−ムに夫々連結して基端側ブ
−ムと中間ブ−ム間に介装された伸縮シリンダと、中間
ブ−ムの先端部あるいは前記伸縮シリンダのシリンダ先
端部に設けられた伸長用滑車にその中間部を折返し案内
されその索端を基端側ブ−ムの適所と先端側ブ−ムの基
端部に夫々係止してなる伸長用ワイヤロ−プ、および中
間ブ−ムの基端部あるいは前記シリンダのロッド側端部
に設けられた縮小用滑車にその中間部を折返し案内され
その索端を基端側ブ−ムの先端部と先端側ブ−ムの適所
に夫々係止してなる縮小用ワイヤロ−プとを備え、前記
伸縮シリンダによる基端側ブ−ムに対する中間ブ−ムの
伸縮動に連動して先端側ブ−ムを伸縮駆動するよう構成
してなる同時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構において、 前記伸長用ワイヤロ−プを互いに併設した2本以上のワ
イヤロ−プで構成すると共に、前記伸長用滑車の滑車溝
を前記伸長用ワイヤロ−プが併設状態で折返し可能なよ
う幅広の滑車溝で構成し、かつ前記伸長用ワイヤロ−プ
の索端のうち少なくとも一方の索端を一括して単一の索
端止め金具に固定して基端側ブ−ムの適所あるいは先端
側ブ−ムの基端部に係止するよう構成したことを特長と
する同時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構。 - 【請求項2】 基端側ブ−ム内に中間ブ−ムを中間ブ−
ム内に先端側ブ−ムを順次伸縮自在に嵌挿してなる同時
伸縮ブ−ム、特に、ロッド端部を基端側ブ−ムにシリン
ダのロッド側端部を中間ブ−ムに夫々連結して基端側ブ
−ムと中間ブ−ム間に介装された伸縮シリンダと、中間
ブ−ムの先端部あるいは前記伸縮シリンダのシリンダ先
端部に設けられた伸長用滑車にその中間部を折返し案内
されその索端を基端側ブ−ムの適所と先端側ブ−ムの基
端部に夫々係止してなる伸長用ワイヤロ−プ、および中
間ブ−ムの基端部あるいは前記シリンダのロッド側端部
に設けられた縮小用滑車にその中間部を折返し案内され
その索端を基端側ブ−ムの先端部と先端側ブ−ムの適所
に夫々係止してなる縮小用ワイヤロ−プとを備え、前記
伸縮シリンダによる基端側ブ−ムに対する中間ブ−ムの
伸縮動に連動して先端側ブ−ムを伸縮駆動するよう構成
してなる同時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構において、 前記縮小用ワイヤロ−プを互いに併設した2本以上のワ
イヤロ−プで構成すると共に、前記縮小用滑車の滑車溝
を前記縮小用ワイヤロ−プが併設状態で折返し可能なよ
う幅広の滑車溝で構成し、かつ前記縮小用ワイヤロ−プ
の索端のうち少なくとも一方の索端を一括して単一の索
端止め金具に固定して基端側ブ−ムの先端部あるいは先
端側ブ−ムの適所に係止するよう構成したことを特長と
する同時伸縮ブ−ムのワイヤ伸縮機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29230394A JP3414867B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 同時伸縮ブームのワイヤ伸縮機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29230394A JP3414867B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 同時伸縮ブームのワイヤ伸縮機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127494A true JPH08127494A (ja) | 1996-05-21 |
JP3414867B2 JP3414867B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=17780021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29230394A Expired - Fee Related JP3414867B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 同時伸縮ブームのワイヤ伸縮機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3414867B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100548051B1 (ko) * | 2002-10-30 | 2006-01-31 | 주식회사 호룡 | 고소작업차량의 붐 신축장치 |
CN106495065A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-03-15 | 徐工消防安全装备有限公司 | 一种用于双绳绳排的自平衡伸展机构 |
CN108529420A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-14 | 韩娜 | 一种大型机械用吊挂式二级伸缩机构 |
US10196244B2 (en) | 2015-03-20 | 2019-02-05 | Tadano Ltd. | Jib connection structure |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP29230394A patent/JP3414867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
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CN108529420A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-09-14 | 韩娜 | 一种大型机械用吊挂式二级伸缩机构 |
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JP3414867B2 (ja) | 2003-06-09 |
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