JPH08125861A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08125861A
JPH08125861A JP6255220A JP25522094A JPH08125861A JP H08125861 A JPH08125861 A JP H08125861A JP 6255220 A JP6255220 A JP 6255220A JP 25522094 A JP25522094 A JP 25522094A JP H08125861 A JPH08125861 A JP H08125861A
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JP
Japan
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JP6255220A
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English (en)
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Hideo Kumashiro
秀郎 熊城
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理装置において高画質化、高速化、お
よびローコスト化を可能にする。 【構成】 8ビットの入力画像データは画像レンジ変換
ルックアップテーブル11でレンジ調整が行なわれ、多
値ディザ回路12で4ビットのディザ画像データf2に
変換される。変換された4ビットのディザ画像データf
2は誤差補正部13で誤差補正され、所定の2値化しき
い値Th=8で2値化される。2値化されたデータgと
誤差補正された画像データf2′との誤差が誤差算出部
15で算出され、2値化誤差eが誤差格納ラインメモリ
16を経て注目画素に対して周辺誤差重み付けフィルタ
17によって誤差データe′が出力され、これによっ
て、注目画素の周辺に誤差が伝搬される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
特に誤差拡散方式を用いた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置の階調性と解像度を
両立させる2値化方式として誤差拡散方式がある。誤差
拡散2値化方式は、誤差補正されたたとえば8ビットの
多値画素をしきい値Th=128で2値化し、そのとき
に発生した2値化誤差を他の画素へ伝搬することで面積
階調保存を行なう。従来の誤差拡散法における疑似階調
表現について以下に説明する。
【0003】図15は従来の画像処理装置に採用されて
いる誤差拡散部50のブロック図である。図15を参照
して誤差拡散部50は、たとえば8ビット(256階
調)で表わされた多値の画像データf(x,y)に対し
て後に説明する誤差データe′(x,y)により補正を
行なう誤差補正部51と、誤差補正された画像データ
f′(x,y)を所定の2値化しきい値Th=128で
2値化する2値化部52と、2値化された2値データg
(x,y)と誤差補正された画像データf′(x,y)
との誤差を算出する誤差算出部53と、算出された誤差
を2ライン分格納するファーストインファーストアウト
形式の誤差格納ラインメモリ54と、誤差格納ラインメ
モリ54に接続され、注目画像に対して周辺画素の重み
付けを行なう周辺誤差重み付けフィルタ55とを含む。
【0004】次に動作について説明する。誤差補正部5
1により誤差データe′(x,y)で誤差補正された画
像データf′(x,y)が算出され、これが2値化部5
2で固定の2値化しきい値Th=128で2値化され、
0または1のいずれかの2値データg(x,y)が得ら
れる。誤差算出部53は2値化された誤差e(x,y)
を算出する。ここでは次のように算出される。
【0005】(i) 誤差補正後の画像データf′
(x,y)≧2値化しきい値Th(128)のとき 2値データg(x,y)=1(黒) 誤差e(x,y)=f′(x,y)−255 (ii) その他 2値データg(x,y)=0(白) 誤差e(x,y)=f′(x,y)−0 このようにして演算された誤差e(x,y)は誤差格納
ラインメモリ54により2ライン分記憶され、周辺誤差
重み付けフィルタ55を用いて誤差e(x,y)を他の
画素へ拡散させるための重み付け平均誤差データe′
(x,y)を算出する。この重み付け係数k(i,j)
は一般に注目画素に近いほど大きく、その総和は1であ
る。重み付け係数k(i,j)を図16に示す。
【0006】重み付け平均誤差データe′(x,y)は
次の式(1)で算出される。
【0007】
【数1】
【0008】このようにして演算された誤差データe′
(x,y)が誤差補正部51へ送られ、誤差が逐次伝搬
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像処理装置に
おける誤差拡散法では、たとえばコンピュータグラフィ
ックスや、非常になめらかな写真のように画素間の分散
が極めて少ない画像では、同じような誤差の発生が周期
的に繰返されるために2値化パターンにおいて独特の縞
模様が生じる。完全に分散0の画像(DC成分のみで高
周波成分が0)の原画像を入力したとき2値化パターン
の1例を図17に示す。図17を参照して、斜め方向に
画素が連続的につながった部分が縞模様である。また、
従来の誤差拡散部が図15に示すようにフィードバック
ループを持つため、ディザ処理よりも高速化が実現しに
くく、また、誤差格納ラインメモリが必要であるためデ
ィザ処理よりも回路規模が大きくなるという問題点があ
った。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、高画質、高速かつローコストの
2値化処理が可能な画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる画像処
理装置は、N1値で表わされた画像データをN1値より
小さいN2値ディザ画像データに変換するディザ変換手
段と、N2値で表わされたディザ画像データを誤差拡散
法によってN2値よりも小さいN3値データに変換する
誤差拡散手段とを含み、入力されたN1値画像データを
ディザ変換手段でN2値画像データに変換した後、誤差
拡散手段によりN3値画像データに変換するようディザ
変換手段と誤差拡散手段とを制御する手段とを含む。
【0012】
【作用】入力されたN1値で表わされた画像データをデ
ィザ変換手段によりN1値より小さいN2値ディザデー
タに変換し、変換されたN2値ディザデータを誤差拡散
手段によりN3値データに変換するため、基本演算デー
タ幅はN1値より小さいN2値ですむとともに、ディザ
変換処理と誤差拡散処理の長所を兼ね備えた処理ができ
る。
【0013】
【実施例】
(1) 第1実施例 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
実施例は、8ビット256階調の入力画像を多値ディザ
回路により4×4多値ディザ画像(4ビット241階
調)に変換した後、さらに誤差拡散2値化法により1ビ
ット疑似階調2値画像に変換するものである。図1はこ
の発明の第1の実施例にかかる画像処理装置を構成する
ディザ誤差拡散回路10の全体構成を示すブロック図で
ある。図1を参照して、ディザ誤差拡散回路10はたと
えば8ビットの画像データf0(x,y)が入力される
画像レンジ変換ルックアップテーブル11と、画像レン
ジ変換ルックアップテーブル11によって変換された画
像データf1(x,y)を4ビットの画像データにディ
ザ処理する多値ディザ部12と、多値ディザ部12によ
って処理された4ビットの画像データf2(x,y)を
入力しそれに対して誤差補正を行なう誤差補正部13
と、誤差補正された画像データf2′(x,y)を所定
のしきい値Th=8で2値化する2値化部14と、2値
化された画像データg(x,y)と誤差補正された画像
データf2′(x,y)との誤差を算出する誤差算出部
15と、誤差算出部15によって算出された2値化誤差
e(x,y)を格納する2ライン分の誤差格納ラインメ
モリ16と、誤差格納ラインメモリ16に接続され、誤
差補正用の誤差補正データe′(x,y)を出力するた
めの周辺誤差重み付けフィルタ17とを含む。
【0014】次に、動作について説明する。入力される
多値画像f0(x,y)は8ビット、0〜255の値を
とる256階調画像である。これに対し、まず画像レン
ジ変換ルックアップテーブル11によりf1(x,y)
に変換する。変換された画像データf1(x,y)は8
ビット、241階調画像(0〜240)である。ここで
階調変換する理由は、8ビット、0〜255の値をとる
256階調画像を4ビット(0〜15),4×4多値デ
ィザに変換する際に、4ビット(0〜15),4×4多
値ディザでは、以下の演算により240のレベルしか表
現できない。
【0015】 15(4ビット)×4×4(マトリックス数)=240 そこで、8ビットデータの256階調(0〜255)を
241階調(0〜240)に丸め込む処理をしている。
【0016】図2は画像レンジ変換ルックアップテーブ
ル11を示す模式図である。図2を参照して0〜255
の256階調を有する入力多値画像データf0(x,
y)が0〜240の241階調を有するf1(x,y)
画像データに変換される。この階調変換式は次の式
(2)で求められる。
【0017】 f1(x,y)=(240/255)×f0(x,y) …(2) この変換テーブルは図3に示すようにROMに格納され
る。これによって図3に示すように8ビットの入力デー
タf0(x,y)が同じく8ビットの画像データf1
(x,y)に変換される。
【0018】次に多値ディザ部12について説明する。
多値ディザ部12は入力された画像データf1(x,
y)を多値ディザ画像f2(x,y)へ変換する。この
画像データf2(x,y)は4ビット(0〜15)、4
×4マトリックス面積階調による241階調多値ディザ
画像である。この変換のためのアルゴリズム(式
(3))を図4に、そのフローチャートを図5に示す。
【0019】図4および図5を参照して、多値ディザ部
12においては、その出力画像データf2(x,y)は
4ビット(0〜15)なので、8ビット(0〜240)
の入力画像データf1を15分割し、8ビットのデータ
がこの15分割された領域(N=0〜14)のどこに属
するかをステップ#1,#2および#6で検索する。こ
の分割の模式図を図6に示す。
【0020】8ビットのデータがどの領域(N)に属す
るかを判別すると(#2でYES)、#3で8ビットの
データがこの領域Nに16を乗算したものにTxyを加
算した値よりも大きいかどうかを判別する。ここでTx
yは一定の規則にしたがって算出されるしきい値であ
る。8ビットのデータが演算した値よりも大きい場合
(#3でYES)、画像データf2(x,y)の出力と
してN+1を出力する(#4)。小さい場合は(#3で
NO)、画像データf2(x,y)としてNの値をその
まま出力する(#5)。
【0021】図7は上記したしきい値パターンTxyの
例として4×4渦巻き型を用いたディザパターン(A)
とそれによって変換された例(B)を示す図である。こ
こに示した渦巻き型ディザパターン以外に網点型やベイ
ヤー型等のディザパターンを用いてもよい。
【0022】図6および図7を参照して8ビットのデー
タで“235”の場合の変換例について説明する。8ビ
ットのデータf1=“235”は領域N=14となる。
したがって図5の#3でN×16+Txy=14×16
+Txy(0〜15)と235とを各Txyで比較する
と図7(B)に示した“235”のディザデータが得ら
れる。
【0023】次に上記した変換式(式(3))を実現す
る回路例を説明する。図8は上記した変換式を実現する
多値ディザ回路12の回路例を示す図である。図8を参
照して、多値ディザ回路12は、図示のない画像読取部
が実行するラスタースキャンにおける水平/垂直同期信
号をカウントによりカウントするカウンタ21,22
と、カウンタ21,22からの2ビットのカウントデー
タを入力し4×4マトリックスしきい値Txy(4ビッ
ト)をデコード出力するデコーダAと、デコーダAから
の4ビット出力データと8ビットの入力画像データf1
(x,y)の下位4ビットとを比較して2値化する2値
化部24と、その2値化結果と入力画像データf1
(x,y)の上位4ビットをデコードして出力画像デー
タf2(x,y)を出力するデコーダBとを含む。
【0024】図9はデコーダAのしきい値パターンとし
て渦巻き型ディザパターンを用いた場合のデコーダAの
テーブルを示す図である。図9を参照してそれぞれが2
ビットの水平同期カウンタおよび垂直同期カウンタ2
1,22のデータに基づいてデコーダAから図示の出力
が得られる。デコーダAはSRAM等を用いて図示のな
いCPUにより書替可能とし、しきい値パターンとして
網点型やベイヤー型等に変更できるようにしてもよい。
【0025】図10はデコーダBの構成を示すブロック
図である。図10を参照して、デコーダBは入力画像デ
ータf1の上位4ビットに“1”を加算する加算器26
と、加算器26からの4ビットの出力と入力画像データ
f1(x,y)の上位4ビットのいずれかを2値化部2
4からの1ビットの2値化出力に応じて選択するセレク
タ27とを含む。デコーダBへの8ビットの入力画像デ
ータf1(x,y)の入力において240以上(HEX
でF0h以上)のとき加算器26にキャリーアウトが発
生し、オーバーフローとなる。これを防止するのが前述
の画像レンジ変換ルックアップテーブル11であり、こ
れによって入力画像データf1(x,y)は0〜240
(00h〜F0h)の範囲に制限される。
【0026】図11はデコーダBの有するテーブル内の
データを示す図である。入力画像データf1(x,y)
の上位4ビットの値と2値化部24からの出力データと
によってデコーダBの4ビットの出力が決定される。
【0027】次に誤差算出部15について説明する。誤
差補正部13により誤差データe′(x,y)で誤差補
正された画像データf2′(x,y)が算出され、2値
化部14により画像データf2′(x,y)を固定しき
い値Th=8で2値化し、2値データg(x,y)を得
る。2値データg(x,y)と誤差補正された画像デー
タf2′(x,y)は2値化誤差を算出するために誤差
算出部15へ入力され2値化された誤差e(x,y)が
以下の式によって算出される。
【0028】(i) 画像データf2′(x,y)≧2
値化しきい値Th(8)のとき 2値データg(x,y)=1(黒) 2値化誤差e(x,y)=f2′(x,y)−15 (ii) その他 2値データg(x,y)=0(白) 2値化誤差e(x,y)=f2′(x,y)−0 次に誤差格納ラインメモリ16により誤差e(x,y)
は2ライン分記憶され、周辺誤差重み付けフィルタ17
を用いて誤差e(x,y)を他の画素へ拡散させるため
の重み付け平均誤差データe′(x,y)を算出する。
この重み付け係数k(i,j)は一般に注目画素に近い
ほど大きく、その総和は1である。この誤差データe′
(x,y)が誤差補正部13へ送られ、誤差が逐次伝搬
する。なお、誤差データe′(x,y)を算出するため
の周辺誤差重み付けフィルタ17は従来の図15と同じ
であり、その算出式も従来の式(1)と同じであある。
【0029】(2) 第2実施例 第1実施例においては、入力画像データf1(x,y)
として8ビット,256階調の画像データを用い、それ
を4×4多値ディザ画像に変換した後、さらに誤差拡散
2値化法により1ビット疑似階調2値画像に変換した例
を示したが、第2実施例においては、入力画像データと
して7ビット、128階調画像を5×5多値ディザ画像
に変換した後誤差拡散2値化法により変換する例につい
て説明する。この場合においても基本的に図1に示した
実施例の場合と同じであるが、多値ディザ部12の構成
は異なる。そこでこの場合の構成について以下に説明す
る。
【0030】図12(A)は第2実施例における多値デ
ィザ回路30の内容を示すブロック図であり、第1実施
例の図8に対応する。図12(A)を参照して多値ディ
ザ回路30が、ラスタースキャンにおける水平/垂直同
期信号を受けそれによって1ビットのデータを出力する
カウンタ31,32と、カウンタ31,32からの1ビ
ットデータを受け、2×2マトリックスしきい値Txy
(2ビット)を出力するデコーダA2と、デコーダA2
からの2ビットの出力と7ビットの入力画像データf1
2(x,y)の下位2ビットを比較して2値化する2値
化部34と、2値化部34の2値化結果と入力画像デー
タf12(x,y)の上位5ビットをデコードして多値
ディザ出力画像データf22(x,y)を出力するデコ
ーダB2とを含む。デコーダAの2×2マトリックスし
きい値Txy2を図12(B)に示す。
【0031】図13はデコーダBの内容を示すブロック
図である。図13を参照してデコーダBには入力画像デ
ータf12(x,y)の上位5ビットとデータ“1”の
加算を行なう加算器36と、加算器36からの出力と入
力画像データf12(x,y)の上位5ビットのうちの
いずれかを1ビットの2値化出力データに応じて選択す
るセレクタ37とを含む。
【0032】デコーダA2およびデコーダB2が有する
テーブルは第1実施例と同様であるのでその内容は省略
する。上記実施例においては入力画像データとして7ビ
ットの場合と8ビットの場合について説明したが、上記
以外に画質と回路規模に合わせて所望のビット数の入力
画像に適応できるのはいうまでもない。
【0033】次にこの発明の効果について説明する。こ
の発明に係るディザ誤差拡散回路10を用いた場合に
は、分散性の少ない画像に対して多値ディザ法による階
調変換を施して分散性を高めた後誤差拡散法により2値
化するので、2値化パターンにおける独特の縞模様の発
生を抑えることができ、画質が向上する。図14はこの
発明に係るディザ誤差拡散回路を用いた画像処理装置に
おける2値化パターンの出力画像例を示す図である。斜
め方向に連続的に繋がった縞模様は発生していないこと
がわかる。これにより従来法よりも画質が改善される。
また、8ビット画像または7ビット画像を多値ディザ部
により4ビットまたは5ビット画像に一旦変換した後誤
差拡散2値化するので、誤差換算演算部の基本ビット数
は4ビットまたは5ビットでよく、従来法に比べてより
高速化が実現できるメリットがある。また誤差の演算に
必要なメモリも4ビットまたは5ビットでよく、回路規
模が従来の半分で済むメリットがある。
【0034】また、誤差を格納する誤差メモリもビット
数が減った分だけ減り、従来の半分程度ですむのでロー
コスト化ができる。さらに、ディザ誤差拡散回路をゲー
トアレイ化すればピン端子の数を減らすことができるの
で、パッケージを小型化することができる。
【0035】さらに、ゲートアレイ化したときにピン端
子の数が少ないので電気消費を低く抑えることができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、入力さ
れたN1値画像データをディザ変換することによりN2
値変換し、N2値を誤差拡散手段によりN3値に変換す
るため、ディザ変化手段により誤差拡散法独特の縞模様
の発生が抑えられ、画質が向上するとともに、誤差演算
フィードバックループの演算精度をビット数が減った分
だけ従来の半分程度に抑えることができ、誤差を格納す
る誤差メモリも従来の半分程度に減らすことができるの
で高画質、高速かつローコストの画像処理装置が提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像処理装置のディザ誤差拡散
回路のブロック図である。
【図2】画像レンジ変換ルックアップテーブルを示す図
である。
【図3】画像レンジ変換ルックアップテーブルをストア
するROMを示す図である。
【図4】8ビットデータを4ビットデータに変換するア
ルゴリズムを説明するための図である。
【図5】多値ディザ回路の行なう処理内容を示すフロー
チャートである。
【図6】8ビットのデータを15分割された領域に分け
る状態を示す図である。
【図7】多値ディザ画像への変換例を示す図である。
【図8】第1実施例にかかる多値ディザ回路の内容を示
すブロック図である。
【図9】第1実施例におけるデコーダの有する変換テー
ブルの内容を示す図である。
【図10】第1実施例におけるデコーダBの構成を示す
ブロック図である。
【図11】第1実施例におけるデコーダBの有するテー
ブルの内容を示す図である。
【図12】第2実施例における多値ディザ回路の内容を
示すブロック図である。
【図13】第2実施例におけるデコーダBの内容を示す
ブロック図である。
【図14】この発明の効果を説明するための図である。
【図15】従来の誤差拡散2値化回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図16】周辺誤差重み付けフィルタの重み付け係数を
示す図である。
【図17】従来の誤差拡散回路の有する問題点を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 ディザ誤差拡散回路 11 画像レンジ変換ルックアップテーブル 12 多値ディザ部 13 誤差補正部 14 2値化部 15 誤差算出部 16 誤差格納ラインメモリ 17 周辺誤差重み付けフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N1値で表わされた画像データを前記N
    1値より小さいN2値ディザ画像データに変換するディ
    ザ変換手段と、 前記N2値で表わされたディザ画像データを誤差拡散法
    により前記N2値より小さいN3値データに変換する誤
    差拡散手段とを含み、 前記入力されたN1値画像データを前記ディザ変換手段
    で前記N2値画像データに変換した後、前記誤差拡散手
    段により前記N3値画像データに変換するよう前記ディ
    ザ変換手段と前記誤差拡散手段とを制御する制御手段と
    を含む、画像処理装置。
JP6255220A 1994-10-20 1994-10-20 画像処理装置 Withdrawn JPH08125861A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6255220A JPH08125861A (ja) 1994-10-20 1994-10-20 画像処理装置
US08/545,412 US5870503A (en) 1994-10-20 1995-10-19 Image processing apparatus using error diffusion technique

Applications Claiming Priority (1)

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JP6255220A JPH08125861A (ja) 1994-10-20 1994-10-20 画像処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166600A (ja) * 2000-10-30 2002-06-11 Xerox Corp ハーフトーンスクリーンについてプリント装置を較正する方法
JP2011088300A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Canon Inc カラー画像形成装置

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