JPH08124432A - ケーブルマーカー - Google Patents
ケーブルマーカーInfo
- Publication number
- JPH08124432A JPH08124432A JP25692794A JP25692794A JPH08124432A JP H08124432 A JPH08124432 A JP H08124432A JP 25692794 A JP25692794 A JP 25692794A JP 25692794 A JP25692794 A JP 25692794A JP H08124432 A JPH08124432 A JP H08124432A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- shape memory
- memory alloy
- marker
- alloy wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブルの端部のコネクタを外さずにケーブ
ルマーカーを装着でき、また、ケーブルの外径に適合す
るケーブルマーカーのサイズを選定する煩雑がないよう
にし、更に、ケーブルマーカーを反復使用できるように
図る。 【構成】 プラスチック等を素材とする帯状の表示ラベ
ル部2の両サイドを折り返し、熱融着させて形成した袋
部3に、加熱により復元する一方向形状記憶効果を有す
る直径0.5mm程度の形状記憶合金ワイヤー4を各1
本挿通する。予めケーブルの外径に合わせてカットした
形状記憶合金ワイヤー4入りのケーブルマーカー1をケ
ーブルに巻き付けて、ドライヤー等により加熱する。形
状記憶合金ワイヤー4は、表示ラベル部2と共にケーブ
ルを締めるように巻き、装着される。
ルマーカーを装着でき、また、ケーブルの外径に適合す
るケーブルマーカーのサイズを選定する煩雑がないよう
にし、更に、ケーブルマーカーを反復使用できるように
図る。 【構成】 プラスチック等を素材とする帯状の表示ラベ
ル部2の両サイドを折り返し、熱融着させて形成した袋
部3に、加熱により復元する一方向形状記憶効果を有す
る直径0.5mm程度の形状記憶合金ワイヤー4を各1
本挿通する。予めケーブルの外径に合わせてカットした
形状記憶合金ワイヤー4入りのケーブルマーカー1をケ
ーブルに巻き付けて、ドライヤー等により加熱する。形
状記憶合金ワイヤー4は、表示ラベル部2と共にケーブ
ルを締めるように巻き、装着される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルマーカーに関
し、特に形状記憶合金ワイヤーを使用したケーブルマー
カーに関する。
し、特に形状記憶合金ワイヤーを使用したケーブルマー
カーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーブルマーカーは、図
4に示すように、熱により収縮する熱収縮スリーブ6に
表示文字を印刷し、熱収縮スリーブ6をケーブル5には
めて使用していた。
4に示すように、熱により収縮する熱収縮スリーブ6に
表示文字を印刷し、熱収縮スリーブ6をケーブル5には
めて使用していた。
【0003】なお、コネクタケーブルやコードにマーカ
ーを取り付ける従来の技術としては、プラスチック製の
円筒状本体に切欠部を設けられたコード取付先等表示具
(実開平4−126619号公報)、及び、対向する一
対の接着剤塗布面を相互に接合し、かつ、取付対象部材
に巻回する二つ折りの表示用ラベル(実開平4−706
77号公報)を挙げることができる。
ーを取り付ける従来の技術としては、プラスチック製の
円筒状本体に切欠部を設けられたコード取付先等表示具
(実開平4−126619号公報)、及び、対向する一
対の接着剤塗布面を相互に接合し、かつ、取付対象部材
に巻回する二つ折りの表示用ラベル(実開平4−706
77号公報)を挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のケーブ
ルマーカーでは、円筒状の熱収縮スリーブを使用してい
るため、両端に大きなコネクタを付けたケーブルでは、
ケーブルマーカーの表示文字ミスや汚れ、傷等に対処し
てケーブルマーカーの交換が必要なった際には、コネク
タを一度外し、ケーブルマーカーを装着した後に再度組
み立てを行なわなければならないという後戻り工数を必
要としていた。また、装着するケーブルの外径に合わせ
て熱収縮スリーブの選定を行なう必要があることや、熱
収縮スリーブが一度収縮してしまうと、元の形状に戻ら
ない性質上、繰り返し使用できない等の欠点があった。
ルマーカーでは、円筒状の熱収縮スリーブを使用してい
るため、両端に大きなコネクタを付けたケーブルでは、
ケーブルマーカーの表示文字ミスや汚れ、傷等に対処し
てケーブルマーカーの交換が必要なった際には、コネク
タを一度外し、ケーブルマーカーを装着した後に再度組
み立てを行なわなければならないという後戻り工数を必
要としていた。また、装着するケーブルの外径に合わせ
て熱収縮スリーブの選定を行なう必要があることや、熱
収縮スリーブが一度収縮してしまうと、元の形状に戻ら
ない性質上、繰り返し使用できない等の欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、前記従来のケーブルマ
ーカーの欠点を改良し、ケーブルの端部のコネクタを外
さずにケーブルマーカーを装着することができるように
し、また、ケーブルの外径に適合するケーブルマーカー
のサイズを選定する必要がないようにし、更に、ケーブ
ルマーカーの反復使用をすることができるように図るも
のである。
ーカーの欠点を改良し、ケーブルの端部のコネクタを外
さずにケーブルマーカーを装着することができるように
し、また、ケーブルの外径に適合するケーブルマーカー
のサイズを選定する必要がないようにし、更に、ケーブ
ルマーカーの反復使用をすることができるように図るも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、加熱により復元する一方向形状記憶効果を
有する形状記憶合金ワイヤーを、プラスチック等を素材
とする帯状の表示ラベル部の両サイドを折り返し、熱融
着させて形成した袋部に、挿通するケーブルマーカー
を、構成する。
決するため、加熱により復元する一方向形状記憶効果を
有する形状記憶合金ワイヤーを、プラスチック等を素材
とする帯状の表示ラベル部の両サイドを折り返し、熱融
着させて形成した袋部に、挿通するケーブルマーカー
を、構成する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0008】図1(a)及び(b)に本発明の一実施例
のケーブルマーカー1の平坦な状態を示す。プラスチッ
ク等を素材とする帯状の表示ラベル部2の両サイドを折
り返し、熱融着させて形成した袋部3に、加熱により形
状変化を起こす直径0.5mm程度の形状記憶合金ワイ
ヤー4を各1本挿入する。
のケーブルマーカー1の平坦な状態を示す。プラスチッ
ク等を素材とする帯状の表示ラベル部2の両サイドを折
り返し、熱融着させて形成した袋部3に、加熱により形
状変化を起こす直径0.5mm程度の形状記憶合金ワイ
ヤー4を各1本挿入する。
【0009】この形状記憶合金ワイヤー4は、予めドラ
イヤー等の加熱器により加熱することによって、元の形
状に復元するように渦巻き状に形状記憶させておいたも
のを、機械的な強制力を加えて平板状に展開して使用す
る。この際、表示ラベル部2の袋部3の径は、形状記憶
合金ワイヤー4の径とほとんど同じにし、容易に形状記
憶合金ワイヤー4が抜けることを防止しておく。
イヤー等の加熱器により加熱することによって、元の形
状に復元するように渦巻き状に形状記憶させておいたも
のを、機械的な強制力を加えて平板状に展開して使用す
る。この際、表示ラベル部2の袋部3の径は、形状記憶
合金ワイヤー4の径とほとんど同じにし、容易に形状記
憶合金ワイヤー4が抜けることを防止しておく。
【0010】図2は、本発明の一実施例のケーブルマー
カー1をケーブル5に装着して、加熱する途中の状態で
ある。
カー1をケーブル5に装着して、加熱する途中の状態で
ある。
【0011】予めケーブル5の外径に合わせてカットし
た形状記憶合金ワイヤー入りのケーブルマーカー1をケ
ーブル5に巻き付けて乗せ、ドライヤー等により加熱す
る。形状記憶合金ワイヤー4は、表示ラベル部2と共に
ケーブル5を締めるように巻き、図3のように装着され
る。
た形状記憶合金ワイヤー入りのケーブルマーカー1をケ
ーブル5に巻き付けて乗せ、ドライヤー等により加熱す
る。形状記憶合金ワイヤー4は、表示ラベル部2と共に
ケーブル5を締めるように巻き、図3のように装着され
る。
【0012】なお、形状記憶合金ワイヤー4は、一方向
形状記憶効果をもつものを使用することにより、形状記
憶合金ワイヤー4が常温に戻った際に、ケーブルマーカ
ー1が加熱前の形状に戻ることはない。また、形状記憶
合金ワイヤー4に渦巻き形状を記憶させるときのケーブ
ルマーカー1の寸法は、直径5mm程度とし、これより
太い径のケーブル5に対応できるようにする。
形状記憶効果をもつものを使用することにより、形状記
憶合金ワイヤー4が常温に戻った際に、ケーブルマーカ
ー1が加熱前の形状に戻ることはない。また、形状記憶
合金ワイヤー4に渦巻き形状を記憶させるときのケーブ
ルマーカー1の寸法は、直径5mm程度とし、これより
太い径のケーブル5に対応できるようにする。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、加熱
により元の形状に戻る特性をもつ形状記憶合金ワイヤー
を、プラスチック等を素材とする表示ラベル部の両サイ
ドの袋部に挿通することによって、ケーブルの端部のコ
ネクタを外すことなく、ケーブルマーカーを装着するこ
とができるという効果を奏する。
により元の形状に戻る特性をもつ形状記憶合金ワイヤー
を、プラスチック等を素材とする表示ラベル部の両サイ
ドの袋部に挿通することによって、ケーブルの端部のコ
ネクタを外すことなく、ケーブルマーカーを装着するこ
とができるという効果を奏する。
【0014】また、本発明は、装着するケーブルの外径
に合わせてケーブルマーカーをカットして使用すること
ができるため、ケーブルの外径に合わせてケーブルマー
カーのサイズを選定する煩雑さを要しない。
に合わせてケーブルマーカーをカットして使用すること
ができるため、ケーブルの外径に合わせてケーブルマー
カーのサイズを選定する煩雑さを要しない。
【0015】更に、本発明は、ケーブルに取り付けたケ
ーブルマーカーを機械的な強制力により円筒状から平板
状にほどき、ケーブルから取り外すことにより、再利用
することもできる。
ーブルマーカーを機械的な強制力により円筒状から平板
状にほどき、ケーブルから取り外すことにより、再利用
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のケーブルマーカーを示し、
(a)は表示ラベル部の端面図、(b)は表示ラベル部
に形状記憶合金ワイヤーを挿入するときの斜視図であ
る。
(a)は表示ラベル部の端面図、(b)は表示ラベル部
に形状記憶合金ワイヤーを挿入するときの斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のケーブルマーカーをケーブ
ルに装着して、加熱する途中の状態の斜視図である。
ルに装着して、加熱する途中の状態の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のケーブルマーカーをケーブ
ルに装着して、加熱が完了した状態の斜視図である。
ルに装着して、加熱が完了した状態の斜視図である。
【図4】従来の熱収縮スリーブをケーブルに装着した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
1 ケーブルマーカー 2 表示ラベル部 3 袋部 4 形状記憶合金ワイヤー 5 ケーブル 6 熱収縮スリーブ
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱により復元する一方向形状記憶効果
を有する形状記憶合金ワイヤーを、帯状の表示ラベル部
の両サイドに装着することを特徴とするケーブルマーカ
ー。 - 【請求項2】 前記形状記憶合金ワイヤーを、前記帯状
の表ラベル部の両サイドを折り返し、熱融着させて形成
した袋部に、挿通することを特徴とする請求項1記載の
ケーブルマーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25692794A JP3286827B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ケーブルマーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25692794A JP3286827B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ケーブルマーカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124432A true JPH08124432A (ja) | 1996-05-17 |
JP3286827B2 JP3286827B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17299313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25692794A Expired - Fee Related JP3286827B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ケーブルマーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286827B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200453096Y1 (ko) * | 2008-11-26 | 2011-04-05 | 황정인 | 케이블 택 |
WO2012166466A1 (en) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | Corning Cable Systems Llc | Cable assemblies having labels and methods for making the same |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP25692794A patent/JP3286827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200453096Y1 (ko) * | 2008-11-26 | 2011-04-05 | 황정인 | 케이블 택 |
WO2012166466A1 (en) * | 2011-05-27 | 2012-12-06 | Corning Cable Systems Llc | Cable assemblies having labels and methods for making the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3286827B2 (ja) | 2002-05-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020205 |
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