JPH08123798A - 文書処理方法及び装置 - Google Patents

文書処理方法及び装置

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JPH08123798A
JPH08123798A JP6260052A JP26005294A JPH08123798A JP H08123798 A JPH08123798 A JP H08123798A JP 6260052 A JP6260052 A JP 6260052A JP 26005294 A JP26005294 A JP 26005294A JP H08123798 A JPH08123798 A JP H08123798A
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JP
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external character
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editing
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JP6260052A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kakimoto
厚志 柿本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外字編集時に編集対象として指定された外字パ
ターンデータが、オープン中の他の文書ファイルにおい
て使用されているか否かを識別し、その識別結果を報知
することが可能な文書処理方法及び装置を提供する。 【構成】複数の文書ファイルを同時にオープンして編集
或は参照を行っている間に、書体識別情報g-id、コード
g-codeの外字データの編集処理を実行する(ステップS
601〜ステップS602)。すると、編集対象に指定
された外字データ(書体識別情報g-id、コードg-code)
がオープン中の文書ファイルの少なくともいずれかにお
いて使用されているか否かが判定される(ステップS6
06〜ステップS611)。そして、当該外字データが
オープン中の文書のいずれかで使用されていると判定さ
れた場合は、その旨が報知される(ステップS612、
ステップS613)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書処理方法及び装置に
関し、特に複数の外字書体を有し、かつ文書編集処理と
外字編集処理をマルチウィンドウ処理によって同時に行
うことが可能な文書処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の文書編集装置においては、
文書編集処理と外字編集処理は全く独立したものであっ
た。編集中の文書データ内に外字データが存在するか否
かに関り無く、所望の外字書体のコードを指定して外字
パターンの編集を行うことが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、編集中の外字データがオープンされている文
書データ中で使用されているかどうかについて判定して
おらず、不明である。このため、上記文書中で現在使用
しており、変更してはならない外字データを誤って変更
してしまう可能性があった。
【0004】本発明はかかる従来技術に鑑みてなされた
ものであり、外字編集時に編集対象として指定された外
字パターンデータが、オープン中の他の文書ファイルに
おいて使用されているか否かを識別し、その識別結果を
報知することが可能な文書処理方法及び装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】また、本発明の第2の目的は、外字編集時
に編集対象としてオープン中の文書で使用中の外字デー
タが指定された場合、当該外字データをバックアップ保
存することが可能な文書処理方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0006】更に、本発明の第3の目的は、編集される
前の外字データを必要に応じて復活させることが可能な
文書処理方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の文書処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、複数の文書ファイルを同時にオープンして編集或
は参照が可能な文書処理装置であって、外字データを特
定する識別データを指定し、当該外字データの編集を行
う編集手段と、前記識別データで特定される外字データ
が、オープンされている文書ファイルの少なくともいず
れかにおいて使用されているか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段により、前記外字データが使用されて
いると判定された場合、その旨を報知する報知手段とを
備える。
【0008】また、好ましくは、前記報知手段は、前記
判定手段により前記外字データを使用していると判定さ
れた文書ファイルを示す情報を表示する。編集対象とな
っている外字データが使用されている文書を容易に把握
することが可能となるからである。
【0009】また、好ましくは、前記文書ファイルは、
ページ単位でデータが管理され、各ページ毎に当該ペー
ジ内で用いられている書体の種類を表す書体テーブルを
有し、前記判定手段は、前記書体テーブルを検索するこ
とにより、外字が用いられているページを抽出し、抽出
されたページについて前記編集手段の編集対象となって
いる外字の識別コードを検索する。外字コードの存在す
るページの文書データを抽出して外字コードの検索を行
うので、検索効率が向上する。
【0010】また、好ましくは、前記判定手段により、
前記外字データが使用されていると判定されたとき、前
記識別データで特定される外字パターンデータを退避す
る退避手段を更に備える。このように構成することで、
上記第2の目的を達成できるからである。
【0011】また、好ましくは、前記外字データは、一
つの識別コードに対応して複数の外字パターンデータを
登録可能であり、該複数の外字パターンデータのうちの
どれを有効なデータとするかを指定する指定データを含
み、前記退避手段による外字パターンデータの退避は前
記指定データを変更することで達成される。
【0012】また、好ましくは、前記指定データによ
り、前記複数の外字パターンのうち所望の外字パターン
を有効な状態に切り換える切り換え手段を更に備える。
このように構成することで、上記第3の目的を達成でき
る。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、複数の文書ファイルを同
時にオープンして編集或は参照を行っている場合に、外
字データの編集処理を実行すると、編集対象に指定され
た外字データがオープン中の文書ファイルの少なくとも
いずれかにおいて使用されているか否かが判定される。
そして、当該外字データがオープン中の文書のいずれか
で使用されていると判定された場合は、その旨が報知さ
れる。
【0014】
【実施例】以下に添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。尚、本発明でいう文書は、文章(表
も含む)、図形、イメージ等を含めて総称している。ま
た、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器
であっても、複数の機器からなるシステムであっても、
LAN等のネットワークを介して、処理が行なわれるシ
ステムであっても本発明が適用されることは言うまでも
ない。
【0015】<実施例1>図1は本発明の一実施例によ
る文書編集装置のシステム・ブロック図である。同図に
おいて、1はシステム・バスであり、以下に説明する各
ブロックを接続し、相互にデータのやりとりを可能とす
る。2はCPU(Centrtal Processing Uint)であり、本
文書編集装置の各種制御を実行する。3はプログラム・
メモリ(PMEMと称す)であり、適宜ハード・ディス
ク15から選択され、読み出された編集処理のための制
御プログラムを格納する。従って、PMEMはRAMで
構成される。また、CPU2は、PMEM3に格納され
た制御プログラムを実行することで、各種制御を実現す
る。更に、PMEM3はキーボード9から入力されたデ
ータをコード情報として格納するテキスト・メモリとし
ても機能する。
【0016】8は入力制御部であり、キーボード9、ポ
インティングデバイス10等の入力装置が接続される。
操作者はキーボード9を操作することによりシステムの
動作司令等を行う。また、ポインティングデバイス10
により、CRT13上で画像情報の加工等を指示する等
の操作が可能である。尚、ポインティング・デバイス1
0として、本実施例ではマウスを使用している。これに
よりCRT13上のカーソルをX,Y方向任意に移動し
てコマンドメニュー上のコマンド・アイコンを選択して
処理の指示を行なったり、編集対象の指示、描画位置の
指示等もおこなう。
【0017】11はビデオ・イメージ・メモリ(VRA
Mと称す)であり、12は表示出力制御部、13はCR
Tである。CRT13に表示されるデータはVRAM1
1上にビットマップデータとして展開されている。例え
ば文字データであれば、そのコードに対応した文字パタ
ーンがVRAM11上に展開される。また、ソフトウエ
ア制御によりVRAMの表示エリアに直接カーソルを発
生し表示することが可能である。
【0018】14は外部記憶装置制御部、15,16は
データファイル用のディスクで、例えば15はハード・
ディスク(HDと称す)であり、16はフロッピー・デ
ィスク(FDと称す)である。また、本システムにおい
けるプリンタ7は、通信制御部4より通信ポート5、通
信回線6を経由して送出される書体/文字サイズ指示情
報、印字位置、文字コード列等を受信する。そしてプリ
ンタ7は、自装置内に設けられた文字フォント等により
自装置内の内部メモリ(IMEM)に上に印刷たのめの
ビットマップイメージを展開しこれを印刷出力する、あ
るいは、プリンタ7に対して、文字フォントデータを通
信回線6を経由して送信することが可能となっている。
【0019】以下に、図2乃至図6を参照して本実施例
の文書編集装置における文書データについて説明する。
【0020】図2は、実施例1の文書データ100のデ
ータ構成例を表す図である。同図に示されるように、文
書データ100は、ページ単位で文書データを管理す
る。文書管理情報101には、当該文書データの有する
ページ数や、各ページデータへのポインタが格納され
る。102はページデータであり、以下に説明する各種
のデータを含む。
【0021】110はページデータの一つ(ここでは第
mページのデータ)を示している。ページデータ110
は、ヘッダデータ111とページ構成データ(ここで
は、書式データ120、イメージデータ113、図形デ
ータ114)を有する。ヘッダデータ111において、
データ要素数23は、ページ構成データの数を表す。本
例では書式データ112、イメージデータ113、図形
データ114の3つである。また、書式管理情報111
aは、書式データ112を管理するための管理情報であ
り、書式データ112の開始アドレス等を格納する。
【0022】120は書式データのデータ構成を表す。
ページデータと同様にヘッダデータ121と書式データ
(ここでは、書体データテーブル122、コードデータ
123、出力位置データ124)を有する。ヘッダデー
タ121は、当該書式データのデータ要素数33(ここ
では、書体データテーブル122、コードデータ12
3、出力位置データ124の3つ)と、各書式データの
管理情報を含む。
【0023】書体データテーブル122には、書体を切
り換えるための切替コードと、この切替コードが出現し
た場合に指定されるフォントとが対応して登録されてい
る。また、コードデータ123は、文書に対応する文字
コードが格納されるが、フォントの切り替えを表す切替
コードが埋めこまれている。
【0024】以下、各データ構成について更に詳細に説
明する。
【0025】図3は、実施例1における文書データのペ
ージデータのデータ構造例を示す図である。
【0026】ページデータのヘッダデータ111aは、
21〜27で示される各データによって構成される。こ
のページデータのヘッダにより、当該ページ内に存在す
る各データの内容が管理される。21はページ番号の情
報であり、当該ページデータが第何ページ目のデータで
あるかを示す。22はデータサイズであり、当該ページ
内のデータの総サイズを表す。23はデータ要素数であ
り、当該ページデータ内のページ構成データの数を示
す。ここでいうところのページ構成データとは文字デー
タを管理するための書式情報、イメージ管理情報、図形
データ管理情報等の各データ(書式データ120、イメ
ージデータ113、図形データ114)である。
【0027】また、参照番号24〜26で構成されるペ
ージ構成データ管理情報は、上記各種ページ構成データ
を実データを管理するための情報である。図2では、ペ
ージ構成データ管理情報の例として、書式管理情報、イ
メージ管理情報、図形管理情報が示されている。ページ
構成データ管理情報において、24はデータ種別IDで
あり、当該データの種別を内部処理に於て識別するため
に用いられる。25は各種実データの開始アドレス(情
報管理の方法次第で絶対アドレスであっても、相対アド
レスであっても問題はない)である。26は同実データ
の終了アドレスである。尚、27はn番目のページ構成
データ管理情報であり、データ要素数23がnであった
場合に、最終のページ構成データ管理情報となる。2
8,29は上記ページ構成データ管理情報によって管理
されている1番目とn番目ページ構成データであり、こ
の数もデータ要素数23(=n)に従う。
【0028】図4は、本実施例の書式管理データのデー
タ構造例を表す図である。31〜37までの各データ
が、当該書式データ中に存在する、各種書式データの内
容を管理する書式データのヘッダ(図2におけるヘッダ
データ121)である。31はページ構成データ識別I
Dで、この場合は書式データの識別IDがセットされて
いる。32はデータサイズであり、当該書式データの総
サイズを表す情報である。33はデータ要素数であり、
当該書式データに含まれる要素数(書式構成データの
数)を表す。書式構成データとしては、文書データ中で
使用されている書体データを管理するための書体管理情
報、表示文字コードを格納しているコード管理情報、文
字出力位置を管理している位置管理情報等で管理される
各種データ(書体データテーブル122、コードデータ
123、出力位置データ124)である。
【0029】また、以下に示す34〜36の書式構成デ
ータ管理情報は、上記各種データを管理するための情報
(書体管理情報、コード管理情報、位置管理情報等)で
ある。まず、34は識別IDであり、当該書式データの
種別を内部処理に於て識別するためのIDである。35
はデータ開始アドレスであり、各種実データの開始アド
レスを示す。36は同実データの終了アドレスである。
37はn番目の書式構成データ管理情報であり、データ
要素数33がnである場合に、最終の書式構成データ管
理情報となる。38,39は上記書式構成データ管理情
報によって管理されている、1番目とn番目の書式構成
データであり、この数もデータ要素数33に従う。
【0030】図5は、本実施例における書体データテー
ブル130のデータ構造例を示す図である。図5におい
て、41は書式構成データ識別IDで、この場合は書体
管理情報の識別IDがセットされている。42は管理情
報数であり、本書体データテーブルの管理情報数がセッ
トされる。この管理情報数42は、少なくとも文書デー
タ中で使用されている書体数分以上である。
【0031】また、43〜46の情報は、文書データ中
のコードデータ123で書体の切替えが指示された際
の、書体属性を管理するための情報である。43は書体
切替えを指示するコードの情報であり、図2の書体デー
タテーブル122で示した切替コードに相当する。内部
処理に於ては文字コード中に埋め込まれた本書体切替え
識別コードを獲得した後に、書体切替え情報の中から当
該書体切替え識別コードと合致するものを検索すること
によって、所望の書体属性を見つけることができる。4
4は内部処理において各書体の情報を識別するための書
体識別IDである。
【0032】45は書体属性であり、当該書体の属性を
識別するためのIDである。この書体属性45によっ
て、当該書体データが外字であるか、それとも通常の書
体情報であるかの識別が可能である。46は書体名称、
書体サイズ等の各書体毎の詳細情報が格納されている領
域へのポインタである。47はn番目の書体切替え情報
であり、管理情報数42のデータ要素数がnである場合
に最終の書体切替え情報となる。48は書体情報以外の
当該ページにおける文書データ中のその他の書式情報が
セットされている。
【0033】図6は、コードデータ123内の文字コー
ドデータ中の書体切替え情報を表す図である。
【0034】図中に示されているように、書体切り替え
識別コード51と書体切り替え終了コード53の間に複
数の文字コードが挟まれており、この間の文字属性は書
体切り替え識別コード51で決定する書体属性に従って
出力される。なお書体切り替え識別コード51は図4の
書体切替え識別コード43に相当するものである。ま
た、書体切替え終了コード53は、予めシステムで設定
されたコードである。
【0035】以上のような構成を有する本実施例1の文
書編集装置におけるいて、複数の文書がオープンされて
いる場合に、ある外字コードが既に使用されているか否
かを調べる手順を説明する。
【0036】図7は、本実施例において、編集を指示さ
れた外字書体の編集コードが、オープン中の文書データ
中に存在するか否かを判定する処理の手続き例を表すフ
ローチャートである。本フローチャートの手順は、PM
EM3に格納された制御プログラムをCPU2により実
行することで実現される。
【0037】まず、ステップS601に於て外字編集処
理で指示された外字書体の書体識別IDを獲得する。本
例では、これをg-idと表す。ステップS602では、更
に同編集処理で指示された外字データのコードを獲得す
る。本例ではこれをg-codeとする。
【0038】次にステップS603では現在オープン中
の文書データの数nを獲得する。ステップS604では
オープン中の文書データ中に当該外字データが存在した
時に、その文書データを識別するための情報(文書名
称、データファイル名称等)をセットするためのバッフ
ァ領域の獲得と、その初期化を行なう。ステップS60
5では上記書体数分の文書データに関するチェックを行
なうための、処理のループ用のカウンタiを初期化す
る。
【0039】ステップS606では、ループカウンタi
の値をチェックし、チェックの対象となる文書データ
(即ちオープンされている文書データ)に関する処理が
終了したか否かを判定する。全ての文書に対して処理が
終了していれば、ステップS612へ移り、そうでなけ
ればステップS607へ移る。
【0040】ステップS607ではn個の編集中の文書
データの中からi番目の文書について、各種管理情報を
読み出す。ステップS608では、上記当該文書の管理
情報中に書体識別IDがg-idで、文字コードがg-codeで
あるものが存在するか否かをチェックする。尚、このス
テップS607、ステップS608に関する詳細処理は
図8により後述する。
【0041】上記処理において当該データが文書中に存
在すると判定された場合には、ステップS609よりス
テップS610に移り、そうでなければステップS61
1に移る。ステップS610ではステップS604で確
保したバッファに当該文書データの識別情報をセットし
てステップS611に移る。ステップS611では1つ
の文書データに関する処理が終了したのでループカウン
タiをインクリメントしてステップS606に移る。
【0042】ステップS606において、オープン中の
全ての文書について処理が終了した場合(i=nの場
合)は、ステップS612へ進む。ステップS612で
は、バッファ中に有効データが存在するか否かを判定す
る。有効データが存在する場合は、ステップS613に
おいて上記データに従って警告メッセージを表示する。
又、有効データが存在しなければそのまま本処理を終了
する。
【0043】図8は、各文書中の外字コード検索処理の
手順を表すフローチャートである。まず、ステップS7
01において、当該文書データを構成するページ数Nを
文書管理情報101より獲得する。次に、ステップS7
02では、外字データの存在を示す外字データ存在フラ
グを初期化する。また、ステップS703では、カウン
タjを初期化する。
【0044】ステップS704では、各ページの書式デ
ータに関するチェック処理を行なった後に、ループカウ
ンタjの値をチェックして全てのページの書式データに
関する処理が終了したか否かを判定する。全ての処理が
終了していれば、終了処理へ移り、そうでなければステ
ップS705へ移る。
【0045】ステップS705では図2或は図3に示さ
れたページデータの各ページ構成データ管理情報からデ
ータ識別ID24をチェックし、書式データを獲得す
る。ステップS706では図4に示された書式データの
書式構成データ管理情報から書式データ種識別ID34
をチェックすることによって書体管理情報(書体データ
テーブル)を獲得する。更にステップS707では、図
5に示した書体データテーブルの各書体切替え情報から
書体識別IDを獲得し、g-idと合致するものがあるか否
かをチェックする。ステップS708に於て存在すると
判定されれば、ステップS709に移り、そうでなけれ
ばステップS715に移る。
【0046】ステップS709ではステップS706と
同様な処理によって書式データ120からコード管理情
報(コードデータ)を獲得する。ステップS710では
上記コード管理情報により特定されるコードデータ中
に、先のステップS707で検出されたg-idなる書体i
dに対応する書体切替え識別コード43を持つものが存
在するか否かをチェックする。ステップS711で存在
すると判定されれば、ステップS712に移り、そうで
なければステップS715に移る。
【0047】ステップS712では図6に示されている
ようなコードデータから、ステップS710で検出され
た書体切替え識別コードと切替え終了コードとの間にg-
codeという外字コードが存在するか否かをチェックす
る。ステップS713で存在すると判定されれば、ステ
ップS714に移り、そうでなければステップS715
に移る。
【0048】ステップS714では、当該外字データが
現在検索中の文書データ中に存在すると判定されたので
外字データ存在フラグをONにして終了処理に移る。
又、ステップS715では1ページ分の文書データに関
する処理が終了しているので、ループカウンタjをイン
クリメントしてステップS704に移り、次のページデ
ータについて上述の処理を繰り返す。
【0049】以上説明したように、本実施例1によれ
ば、オープン中の複数の文書にまたがって外字コードが
使用中か否かが検索され、使用中であればその旨が警告
されるので、誤って登録済みの外字を消去してしまうこ
とが防止される。また、警告に際しては、注目している
外字データが存在した文書ファイル名や、ページを表示
することで、使用者は外字の使用箇所、使用状態を容易
に把握することができる。
【0050】<実施例2>実施例1では、編集中の文書
データで使用されている外字データに対して編集を行お
うとしたときに、警告メッセージを表示している。実施
例2では、警告を発生するだけでなく、現在の外字パタ
ーンをバックアップ情報として保存することを可能とす
る。以下に実施例2の文書編集装置について説明する
が、その制御構成、データ構成は実施例1と同様である
ので、以下に異なる点を説明する。
【0051】図9は、実施例2の外字データ管理構造の
一例を示す図であり、実施例2の外字は同図に示される
ようなデータ構造を外字1文字毎に有する。同図に於
て、81は外字コードであり、当該外字を特定するコー
ドである。82は第1有効判定フラグであり、本フラグ
がONであると判定されたときに、以下の83〜86で
示されるデータが有効であると判定され、第1パターン
データ92が現在有効なパターンであると認識される。
【0052】一方、87は第2有効判定フラグであり、
本フラグがONであると判定された場合には、88〜9
1で示されるデータが有効であると判定され、第2パタ
ーンデータが現在有効なパターンであると認識される。
即ち、第1有効判定フラグ82と第2有効判定フラグ8
8のON/OFFを切り替えることによって、いずれか
一方のパターンデータを現在有効な外字データであると
し、他方をバックアップされた外字データであると設定
することができる。
【0053】83,88は第1,第2パターン属性情報
であり、夫々第1パターンデータ92、第2パターンデ
ータ93がビットマップデータか、アウトラインデータ
であるか等の情報がセットされている。84,89は第
1,第2パターン管理情報パであり、夫々の該当するパ
ターンの展開時の縦横サイズ、カラー情報等の情報がセ
ットされている。85,90は第1,第2パターンデー
タスタートアドレスであり、夫々第1,第2パターンデ
ータ92、93の開始アドレスがセットされている。8
6,91は第1,第2パターン終了アドレスであり、夫
々第1,第2パターンデータ92,93の終了アドレス
がセットされている。第1パターンデータ92,第2パ
ターンデータ93には外字の実パターンがセットされて
いる。
【0054】図10は実施例2におけるバックアップ処
理の手順を表すフローチャートである。図10では、図
7に示したフローチャートのステップS606のYES
分岐以降の処理が示されている。即ち、図10は、外字
登録を行うべく指定した外字コードが現在オープンされ
ているいずれかの文書において既に使用されているか否
かをオープン中の全文書について実行した後の処理を示
している。
【0055】図10において、ステップS612とステ
ップS613の処理は図7のフローチャートで説明した
通りであるので、ここでは省略する。ステップS100
1では、外字コード81に「g-code」なるコードを有す
る外字データ(図9)を獲得する。次に、ステップS1
002において、外字データ中の第1有効判定フラグ8
2と、第2有効判定フラグ87のオン/オフを切り換え
る。
【0056】例えば、第1有効判定フラグ82がオンで
あった場合は、第1有効判定フラグ82をオフするとと
もに、第2有効判定フラグ87をオンする。この処理に
より、第2パターンデータ93がアクセス可能となり、
第1パターンデータ92に登録されている外字データが
バックアップされることになる。従って、ユーザは、第
1パターンデータ92として既に登録されていた外字デ
ータをバックアップし、第2パターンデータ93に新た
な外字データを登録することが可能となる。
【0057】以上説明したように、上記実施例1及び実
施例2によれば、外字編集処理において外字書体が選択
され、更にその中から編集を行いたいコードが指定され
た時、現在オープンされている文書データ中に該当外字
編集の対象となっているデータが存在しないか否かをチ
ェックし、存在する場合にはその旨を警告することが可
能となる。
【0058】更に、実施例2によれば、編集対象のコー
ドが使用済みである場合に、現在登録されているパター
ンデータをバックアップして、当該コードに新たな外字
を登録することを可能とし、外字データを保護するとと
もに、外字編集時の操作性が向上する。
【0059】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外字編集時に編集対象として指定された外字パターンデ
ータが、オープン中の他の文書ファイルにおいて使用さ
れているか否かを識別し、その識別結果を報知すること
が可能となる。
【0061】また、本発明によれば、外字編集時に編集
対象としてオープン中の文書で使用中の外字データが指
定された場合、当該外字データをバックアップ保存する
ことが可能となる。
【0062】更に、本発明によれば、編集される前の外
字データを必要に応じて復活させることが可能となる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による文書編集装置のシステ
ム・ブロック図である。
【図2】実施例における文書データの構成を説明する図
である
【図3】実施例におけるページデータのデータ構成例を
表す図である。
【図4】実施例における書式管理データのデータ構成例
を表す図である。
【図5】実施例における書体データテーブルのデータ構
成例を表す図である。
【図6】実施例におけるコードデータ中の書体切替え情
報を説明する図である。
【図7】複数文書中において外字コードが使用されてい
るか否かを検索する処理手順を表すフローチャートであ
る。
【図8】各文書中の外字コード検索処理の手順を表すフ
ローチャートである。
【図9】実施例2における、バックアップ機能を持つ外
字データ管理構造を説明する図である。
【図10】実施例2における外字データのバックアップ
処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 システム・バス 2 CPU 3 プログラム・メモリ 4 通信制御部 5 通信ポート 6 通信回線 7 プリンタ 8 入力制御部 9 キーボード 10 マウス等の入力装置 11 VRAM 12 表示出力制御部 13 CRT 14 外部記憶装置制御部 15,16 データファイル用のディスク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の文書ファイルを同時にオープンし
    て編集或は参照が可能な文書処理装置であって、 外字データを特定する識別データを指定し、当該外字デ
    ータの編集を行う編集手段と、 前記識別データで特定される外字データが、オープンさ
    れている文書ファイルの少なくともいずれかにおいて使
    用されているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記外字データが使用されている
    と判定された場合、その旨を報知する報知手段とを備え
    ることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別データは、書体を特定するコー
    ドと文字を特定するコードとで構成されることを特徴と
    する請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記判定手段により前
    記外字データを使用していると判定された文書ファイル
    を示す情報を表示することを特徴とする請求項1に記載
    の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記文書ファイルは、ページ単位でデー
    タが管理され、各ページ毎に当該ページ内で用いられて
    いる書体の種類を表す書体テーブルを有し、前記判定手
    段は、前記書体テーブルを検索することにより、外字が
    用いられているページを抽出し、抽出されたページにつ
    いて前記編集手段の編集対象となっている外字の識別コ
    ードを検索することを特徴とする請求項1に記載の文書
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段により、前記外字データが
    使用されていると判定されたとき、前記識別データで特
    定される外字パターンデータを退避する退避手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  6. 【請求項6】 前記外字データは、一つの識別コードに
    対応して複数の外字パターンデータを登録可能であり、
    該複数の外字パターンデータのうちのどれを有効なデー
    タとするかを指定する指定データを含み、 前記退避手段による外字パターンデータの退避は前記指
    定データを変更することで達成されることを特徴とする
    請求項5に記載の文書処理装置。
  7. 【請求項7】 前記指定データにより、前記複数の外字
    パターンのうち所望の外字パターンを有効な状態に切り
    換える切り換え手段を更に備えることを特徴とする請求
    項6に記載の文書処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の文書ファイルを同時にオープンし
    て編集或は参照が可能な文書処理方法であって、 外字データを特定する識別データを指定し、当該外字デ
    ータの編集を行う編集工程と、 前記識別データで特定される外字データが、オープンさ
    れている文書ファイルの少なくともいずれかにおいて使
    用されているか否かを判定する判定工程と、 前記判定工程により、前記外字データが使用されている
    と判定された場合、その旨を報知する報知工程とを備え
    ることを特徴とする文書処理方法。
  9. 【請求項9】 前記判定工程により、前記外字データが
    使用されていると判定されたとき、前記識別データで特
    定される外字パターンデータを退避する退避工程を更に
    備えることを特徴とする請求項8記載の文書処理方法。
JP6260052A 1994-10-25 1994-10-25 文書処理方法及び装置 Withdrawn JPH08123798A (ja)

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