JPH08123676A - ウインドウ操作手順の記録再生装置 - Google Patents

ウインドウ操作手順の記録再生装置

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JPH08123676A
JPH08123676A JP6263000A JP26300094A JPH08123676A JP H08123676 A JPH08123676 A JP H08123676A JP 6263000 A JP6263000 A JP 6263000A JP 26300094 A JP26300094 A JP 26300094A JP H08123676 A JPH08123676 A JP H08123676A
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JP6263000A
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Yoichi Wakatsuki
洋一 若月
Hisatoshi Kobayashi
久敏 小林
Fumiyoshi Suzuki
史芳 鈴木
Yuki Takahashi
勇喜 高橋
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ウインドウを操作して、対話処理により処理を
進める対話処理システムのウインドウ操作手順の記録再
生装置において、ウインドウ操作手順の記録データを容
易にカスタマイズできる手段を提供し、もって、記録デ
ータの再利用範囲を拡大を図る。 【構成】ウインドウ操作手順の記録再生装置において、
ウインドウ操作手順の記録データに対するカスタマイズ
定義を一つ以上格納する手段と、そのカスタマイズ定義
のうちの少なくとも一つを選択する手段と、選択された
カスタマイズ定義を、記録データに施して、カスタマイ
ズされた記録データを生成する手段とを具備するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウ操作手順の
記録再生装置に係り、ウインドウアプリケーション操作
を再生して、実現する場合に、その記録したウインドウ
操作手順をユーザの用途に適した形にカスタマイズして
再生できるウインドウ操作手順の記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来コンピュータシステムで、画面上に
ウインドウを表示してユーザと対話しながら、処理を進
めていくシステムで、そのウインドウの操作手順を再生
して、テスト等をおこなっていくシステムが知られてい
る。
【0003】例えば、特開平5−143269号公報記
載のテスト自動装置では、このようなシステムに関する
技術が開示されている。
【0004】また、米国Mercury社のテストツー
ルXrunnerは、テスト手順を記述するために独自
のスクリプト言語を持っており、このスクリプト言語で
記述された記録データに基づき、ウインドウを再生して
テストをおこなうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ウイ
ンドウの操作手順をなんらかの形で記録しておき、それ
を再生することにより、ウインドウの操作手順の再現を
図るものである。
【0006】しかしながら、上記特開平5−14326
9号公報記載の技術は、記録、再生手段は有している
が、単純に記録した結果を同じように再び実行するに止
まり、再生方法を変更するための記録データをユーザの
用途にあったようにカスタマイズする手段を有していな
いという問題点があった。
【0007】また、上記Xrunnerでは、独自のス
クリプト言語により記録データをカスタマイズできる手
段を有しているが、カスタマイズするには膨大なスクリ
プトを手作業で編集しなければならず、記録データをカ
スタマイズするのには、容易にではないという問題点が
あった。
【0008】このように、従来のウインドウ操作手順の
記録再生装置は、記録データを容易にカスタマイズし、
再生できる手段を有していなかった。
【0009】ところで、ウインドウ操作手順の記録デー
タは、カスタマイズすることによりテストの自動化のみ
ならず、プレゼンテーションの自動化等をはじめ様々な
用途に再利用できる。例えば、記録データに時間的な冗
長性を持たせたり、また逆に時間的な冗長性を排除する
カスタマイズや、記録データの再生を一時停止するカス
タマイズを加えることにより、プレゼンテーションに好
適な記録データとして再利用することができる。
【0010】ところが、上述の従来の技術では、記録デ
ータを容易にカスタマイズできる手段を有していなかっ
たため、記録データの再利用用途が限定されているとい
う問題点があった。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、ウインドウ操作
手順の記録再生装置において、ウインドウ操作手順の記
録データを容易にカスタマイズできる手段を提供し、も
って、記録データの再利用範囲を拡大を図ることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るウインドウ操作手順の記録再生装置の
構成は、表示装置を有し、その表示装置の画面上に表示
されるウインドウを操作して、対話処理により処理を進
める対話処理システムのウインドウ操作手順の記録再生
装置において、前記ウインドウ操作手順を記録する記録
データを格納する手段と、前記記録データに従って、ウ
インドウ操作手順を再生する手段とを備え、前記記録デ
ータに対するカスタマイズ定義を一つ以上格納する手段
と、前記一つ以上のカスタマイズ定義のうちの少なくと
も一つを選択する手段と、前記選択されたカスタマイズ
定義を、前記記録データに施して、カスタマイズされた
記録データを生成する手段とを有するようにしたもので
ある。
【0013】より詳しくは、上記ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、前記記録データの各項目の情報
に、イベントの発生する時間情報を含み、前記カスタマ
イズ定義に、前記イベントの発生する時間情報に関する
カスタマイズを記述して、記述された時間に従って、ウ
インドウ操作手順の再生時に再生される前記カスタマイ
ズされた記録データが生成可能なようにしたものであ
る。
【0014】さらに詳しくは、前記記録データの各項目
の情報に含まれる前記イベントの発生する時間情報が、
ウインドウの操作手順の開始から記録されており、各イ
ベントの発生する時間間隔のカスタマイズ定義が記述で
きるようにしたものである。
【0015】また詳しくは、上記ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、前記記録データの各項目の情報
に、イベントの発生したウインドウに関する情報を含
み、前記カスタマイズ定義に、特定のウインドウを指定
するカスタマイズを記述して、前記指定されたウインド
ウに関するイベントのみが、ウインドウ操作手順の再生
時に再生される前記カスタマイズされた記録データが生
成可能なようにしたものである。
【0016】別に詳しくは、上記ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、前記記録データの各項目の情報
に、イベントの発生を引き起こしたオブジェクトに関す
る情報を含み、前記カスタマイズ定義に、特定のオブジ
ェクトを指定するカスタマイズを記述して、前記指定さ
れたオブジェクトに関するイベントのみが、ウインドウ
操作手順の再生時に再生される前記カスタマイズされた
記録データが生成可能なようにしたものである。
【0017】また詳しくは、上記ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、前記記録データの各項目の情報
に、イベントの発生を引き起こした入力デバイスに関す
る情報を含み、前記カスタマイズ定義に、特定の入力デ
バイスの特定の操作を指定するカスタマイズを記述し
て、前記指定された入力デバイスの指定された操作に関
するイベントのみが、ウインドウ操作手順の再生時に再
生される前記カスタマイズされた記録データが生成可能
なようにしたものである。
【0018】さらに詳しくは、上記ウインドウ操作手順
の記録再生装置において、前記カスタマイズ定義が、登
録および削除できるようにしたものである。
【0019】また別に詳しくは、上記ウインドウ操作手
順の記録再生装置において、前記一つ以上のカスタマイ
ズ定義のうちの少なくとも一つを選択する手段におい
て、複数のカスタマイズ定義の選択が可能であって、前
記複数のカスタマイズ定義を組み合わせて、カスタマイ
ズされた記録データを生成することが可能であるように
したものである。
【0020】また、ウインドウ操作手順の再生において
詳しくは、再生を任意のタイミングで一時停止できる手
段を有するようにしたものである。
【0021】次に、本発明のウインドウ操作手順の記録
再生装置に係る別の構成は、上記ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、前記記録データに基づいて、各
項目の情報に従って、統計情報を作成する手段と、その
統計情報を加工する手段と、その加工された統計情報を
表示する手段とを有するようにしたものである。
【0022】また詳しくは、上記ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、前記記録デ−タにおいて、複数
の記録データをマージできるようにしたものである。
【0023】
【作用】本発明によれば、定められた文法に従って、カ
スタマイズ定義マクロに、所望のカスタマイズ手順を記
述すれば良いので、ウインドウ操作手順の再生のカスタ
マイズを容易におこなうことができる。
【0024】また、ウインドウ再生の用途に応じたカス
タマイズ定義マクロを複数準備することができるので、
カスタマイズにかかる労力を軽減することができる。
【0025】さらに、カスタマイズの機能を拡張するた
めには、カスタマイズ定義マクロの文法とカスタマイズ
処理に機能を追加すれば良いので、カスタマイズの機能
を拡張することを容易におこなうことができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る各実施例を、図1ないし
図16を用いて説明する。
【0027】〔実施例1〕以下、本発明に係る第一の実
施例を、図1ないし図9を用いて説明する。 (I) ウインドウ操作手順の記録再生装置のシステム構
成とウインドウ操作手順の記録再生をおこなっていく手
順の概要 最初に、図1を用いてウインドウ操作手順の記録再生装
置のシステム構成とウインドウ操作手順の記録再生をお
こなっていく手順について説明しよう。図1は、本発明
のウインドウ操作手順の記録再生装置のシステム構成を
示したブロック図である。
【0028】先ず、システム構成について説明する。ウ
インドウ操作手順の記録再生装置のシステムは、モニタ
101と、記録データ104と、記録、再生対象アプリ
ケーション105と、CRT109とから構成される。
モニタ101は、操作手順記録再生の制御をおこなう操
作手順記録再生制御部102と、カスタマイズ処理群、
および、ユーティリティ群103から構成される。この
カスタマイズ処理群は、ユーザによってウインドウ操作
をカスタマイズするための機能を持ったソフトウェアで
ある。また、ユーティリティ群は、ユーザにデータの処
理、表示等のサービスをおこなうソフトウェア群であ
る。
【0029】記録、再生対象アプリケーション105
は、ウインドウ操作手順の記録再生の対象となるプログ
ラムであり、ウインドウアプリケーション本体106
と、ウインドウライブラリ108、および、操作手順の
記録、再生をおこなうために組み込まれる操作手順記録
再生処理107から構成される。
【0030】次に、このウインドウ操作手順の記録再生
装置によるウインドウ操作手順の記録、再生のそれぞれ
の処理手順の概要について説明する。
【0031】(1)記録時の処理手順 操作手順の記録をおこなうために、モニタ101は、記
録、再生対象アプリケーション105を起動し、記録開
始要求をおこなう。この記録開始要求は、最初ウインド
ウライブラリにされ、ウインドウライブラリは、それを
受けて、操作手順記録再生処理107にその記録開始要
求がされたという情報を送る。また、記録開始要求に
は、記録データを格納するファイル名を始めとした記録
に必要な情報が含まれる。そして、記録開始要求を受け
取った操作手順記録再生処理107は、記録開始要求に
含まれる記録データファイル名称で記録データファイル
をオープンする。
【0032】ユーザによるウインドウ操作により、CR
T109とそれに付随したキーボードやマウスなどの入
力装置から発生した各種イベントは、ウインドウライブ
ラリ108と操作手順記録再生処理107の処理に利用
される。また、アプリケーション本体107にもこのイ
ベント情報がわたされ、各種イベントに応じた動作をお
こなうことになる。それと同時に、イベント発生の情報
は、オープンしてある記録データ104にも書き込まれ
る。
【0033】(2)再生時の処理手順 記録データ104は、各種イベントを時間と共に記録し
たデータである。ウインドウの操作手順の再生は、この
記録データ104に基づいておこなわれる。この記録デ
ータ104は、本システムのさまざまなカスタマイズ機
能に応じてカスタマイズされ、テンポラリファイルに格
納される。
【0034】次に、記録、再生対象アプリケーション1
05を起動し、テンポラリファイルの内容に従った記録
データの再生要求をおこなう。再生開始要求は、記録時
と同様にウインドウライブラリ108を経由して、操作
手順記録再生処理107に送られる。
【0035】再生開始要求を受信した操作手順記録再生
処理107は、指定したテンポラリファイルから操作手
順を読み出し、これをイベントとして解釈できるように
して、記録、再生対象アプリケーション本体106に送
る。
【0036】アプリケーション本体106側から見る
と、送られてきたイベントはあたかもマウス、キーボー
ドから発生したときと同じデータが送られることにな
り、実際にウインドウ操作をおこなった場合と同様の操
作がシュミレーションされることになる。
【0037】(II) ウインドウ操作手順の記録再生装
置のユーザインタフェース 次に、図2を用いて本発明に係るウインドウ操作手順の
記録再生装置のウインドウを記録、再生しているときの
ユーザインタフェースについて説明しよう。図2は、本
発明のウインドウ操作手順の記録再生装置のユーザイン
タフェースを説明するために操作画面、対象となるアプ
リケーション、記録データとそれらの関係を模式的に示
した図である。
【0038】(1)記録時のユーザインタフェース ウインドウの操作手順の記録をおこなうためには、先
ず、ユーザは、ウインドウ操作記録再生ウインドウ20
1に操作手順の記録をする対象アプリケーション名20
2と、記録データファイル名203を入力し、記録ボタ
ン204を選択する。このような操作により、記録対象
アプリケーション205が起動され、記録データファイ
ル名203の欄に入力した記録データファイル名に対応
する記録データファイルにウインドウ操作手順が出力さ
れる。
【0039】(2)再生時のユーザインタフェース 操作手順を再生するときには、ユーザは、記録時と同様
にウインドウ操作記録再生ウインドウ201に再生の対
象となるアプリケーション名202と、再生すべき記録
データファイル名203を入力する。
【0040】次に、図ではメニューが選択されていると
きは、示されていないが、カスタマイズプルダウンメニ
ュー206を選択し、カスタマイズウインドウ208を
開く。
【0041】このカスタマイズウインドウ208に表示
されているカスタマイズ項目209を選択し、設定ボタ
ン210をマウスにより指示する。
【0042】このような操作により、対象記録データの
内容が指定されたカスタマイズ処理によりカスタマイズ
された後に、記録データ104に格納される。そして、
カスタマイズ処理が終了したときには、カスタマイズウ
インドウ208を閉じることになる。
【0043】次に、記録再生ウインドウ206の再生ボ
タン207をマウスにより指示すると再生対象アプリケ
ーション205が起動され、カスタマイズされた記録デ
ータ104と記録対象アプリケーション205が起動さ
れ、カスタマイズされた記録データ104を読み込んで
ウインドウ操作の再生をおこなう。
【0044】(III) 操作手順記録再生処理の詳細 次に、図3ないし図5を用いて操作手順記録時の操作手
順記録再生処理107の詳細を説明しよう。
【0045】(1) 操作手順記録再生処理107の各
部の機能 先ず、図3を用いて操作手順記録再生処理107の各部
の機能について説明する。図3は、操作手順記録再生処
理107の構成とウインドウの操作手順の記録時の処理
の流れを模式的に示した図である。
【0046】ウインドウライブラリからは、イベントが
送られてくる。ここで、イベントとは、ウインドウに発
生する入力、表示などの事象をいう。
【0047】イベント取り込み処理303は、この送ら
れてきたイベントを監視し、イベントが自分に対する命
令であるか否かを判別する働きと、命令に応じ、受け取
ったイベントをウインドウアプリケーション本体のみな
らず、イベント、記録データ変換処理301にも通知す
る働きを持つ。
【0048】このイベント、記録データ変換処理301
は、経過時間測定処理302から得た経過時間をイベン
ト情報に付加する機能と、イベント情報を記録データフ
ォーマットに変換する機能を持つ。
【0049】経過時間測定処理302は、操作手順の記
録開始からの経過時間を計測し、要求に応じて現在の経
過時間をイベント記録データ変換処理301に送る機能
を持つ。
【0050】(2) ウインドウ操作手順の記録時の処
理の流れ さて次に、図3および図4を用いてウインドウ操作手順
の記録時の処理の流れについて説明する。図3は、既に
説明したように、操作手順記録再生処理107の構成と
ウインドウの操作手順の記録時の処理の流れを模式的に
示した図である。図4は、ウインドウ操作手順の記録デ
ータフォーマットを示す図である。
【0051】通常時のアプリケーション動作中には、ウ
インドウライブラリから送られてきたイベントは、通常
イベント取り込み処理303を経由して、ウインドウア
プリケーション本体に送られる。
【0052】しかし、図1に示したモニタ101から記
録開始要求イベントが送られてくる場合には、そのイベ
ントをイベント取り込み処理303が受け取り、以後イ
ベント取り込み処理303は、ウインドウアプリケーシ
ョンから送られてきたイベントをイベント、記録データ
変換処理301にも送るようになる。
【0053】このようにイベントを受け取ったイベン
ト、記録データ変換処理301は、それと同時に経過時
間測定処理302から時間情報をも得て、図4の記録デ
ータフォーマット304に示すフォーマットに従い、記
録データを作成し、記録データ104に記録する。
【0054】ここで、記録データフォーマット304に
ついて説明しておこう。時間情報305は、経過時間測
定処理302から得た操作手順の記録開始からの経過時
間である。イベント発生元デバイス306は、イベント
発生の要因となったデバイス名であり、代表的なものと
しては、図に示すように、表示のためのウインドウ、入
力のためにマウス、キーボードなどがある。イベント内
容307は、イベント発生元デバイス306に、発生す
るイベントであり、デバイスの特性によって、発生する
イベントの種類も決まってくる。代表的なものとして
は、マウスの場合は、「右ボタンを押す」、ウインドウ
の場合は、「オープン」、「再表示」などがある。イベ
ント対象ウインドウIDは、イベントを受け取るオブジ
ェクトが属するウインドウIDであり、イベント対象オ
ブジェクトIDは、イベントが発生する直接の対象とな
るオブジェクトである。
【0055】さらに説明すると、このシステムは、オブ
ジェクト指向で構成されることを意図している。例え
ば、ウインドウに表示されている指示を与えるためのボ
タンもオブジェクトとして構成されている。したがっ
て、この図4の第一欄に示す意味は、[00:00:0
0]に、ウインドウIDが23のウインドウに上に表示
されているオブジェクトIDが50のボタンが、マウス
の右ボタンを押されることにより指示されたことを意味
する。
【0056】(3) ウインドウ操作手順の再生時の処
理の流れ 次に、図5を用いてウインドウ操作手順の再生時の処理
の流れについて説明する。
【0057】図5は、操作手順記録再生処理107の構
成とウインドウの操作手順の再生時の処理の流れを模式
的に示した図である。
【0058】図1に示したモニタ101から再生開始要
求イベントが送られてくると、このイベントをイベント
取り込み処理303が受け取り、以後指定された記録デ
ータ104の内容に従った操作手順の再生をおこなう。
【0059】記録データ104から読み出された操作手
順データは、イベント、記録データ変換処理301によ
って、イベントとして解釈できるように変換される。変
換されたイベントは、記録データ104に含まれる時間
情報と同期をとり、イベント取り込み処理303に送ら
れる。
【0060】イベント取り込み処理303では、ウイン
ドウアプリケーション本体にイベントを送る。前にも述
べたように、ウインドウアプリケーション本体側から見
れば、受け取るイベントとしての形式は、イベントがマ
ウス、キーボードの入力デバイス発生したときと同じで
あるため、実際に、それらのデバイスでウインドウ操作
をおこなった場合と同様の操作がシュミレーションされ
ることになる。
【0061】(IV) 記録データのカスタマイズ処理の
詳細 次に、図6ないし図11を用いて記録データのカスタマ
イズ処理の詳細について説明する。最初に、記録データ
のカスタマイズの概念について説明しよう。
【0062】ウインドウの操作手順を再生する場合に
は、既に述べたように、記録データをイベントに解釈し
なおして、変換されたイベントに基づいておこなうので
あったが、ユーザのウインドウの操作手順を再生する目
的、ニーズによって、記録データそのものを解釈するの
ではなく、その一部のみを取りだしたり、イベントがお
こっている時間を調整したいときがある。そのために
は、記録データの取りだしに変更を加えたり、記録デー
タに加工処理を施したりする必要がある。このように、
ユーザの使用目的に合致したウインドウ操作手順の再生
をおこなうために、記録データに関する処理をつけ加え
ることを、「記録データのカスタマイズ」という(以
下、単に「カスタマイズ処理」、「イベントのカスタマ
イズ処理」ともいう)。
【0063】具体的にいえば、特定のウインドウのみを
再生の対象として、それ以外のウインドウについては、
無視したい場合がある。また同様に、特定のオブジェク
トに関する表示、出力のみを再生の対象としたい場合が
ある。さらに、特定の操作、例えば、「マウスのボタン
を押す」操作のみを対象としたい場合がある。
【0064】また、イベントがおこった時間に関して、
実際に記録データに記載された時間ではなく、その時間
を引き延ばしたり、あるいは、短縮した方が再生の場合
には、都合の良い場合がある。
【0065】これらの場合に、予め記録データに関する
処理をおこなうことにして、ユーザの好みのウインドウ
操作手順の再生をおこなえるようにすることが、「記録
データのカスタマイズ」処理である。
【0066】次に、図6および図7を用いて記録データ
のカスタマイズ処理の実現手段とその手順について説明
しよう。図6は、記録データのカスタマイズ処理の実現
手段を模式的に示した図である。図7は、記録データの
カスタマイズ処理の手順を示すフローチャートである。
カスタマイズ処理をおこなうためには、ユーザは、予め
定められた文法に従って、カスタマイズ定義マクロ40
2を記述する必要がある。
【0067】そして、カスタマイズ処理はあらかじめウ
インドウ操作手順の記録再生装置の記憶装置401に格
納しておく。
【0068】ユーザが記述したカスタマイズ定義マクロ
は、カスタマイズウインドウ208が開くタイミングで
システムに読み込まれ、イベントカスタマイズ項目20
9に一覧表示される。ユーザはこの一覧表から希望する
カスタマイズ処理を選択することができる。
【0069】以下、図7の順を追って、カスタマイズ処
理の処理手順を説明する。先ず、カスタマイズの対象と
なる記録データを読み込む(S403)。
【0070】ユーザが指定したカスタマイズ定義マクロ
の中で未実行のマクロが残っているかをチェックする
(S404)。未実行のマクロが残っていない場合は、
処理は終了である。未実行のマクロが残っている場合、
次のS405のステップへ行く。
【0071】次に、カスタマイズ定義マクロを読み込む
(S405)。そして、S405で読み込んだカスタマ
イズ定義マクロを解釈した後(S406)、カスタマイ
ズ定義マクロで示された手順に従って、記録データのカ
スタマイズをおこなう(S407)。
【0072】これらS405ないしS407のステップ
を選択されたカスタマイズ処理がなくなるまで続ける。
【0073】実行すべきカスタマイズ処理がなくなった
場合、カスタマイズした記録データをファイルに書き出
し、一連のカスタマイズ処理を施した記録データをファ
イルに書き出し、カスタマイズ処理を終了する。
【0074】(V) カスタマイズ処理の具体例 次に、図8ないし図9を用いて、上で説明したカスタマ
イズ処理を具体例を挙げて説明しよう。図8は、カスタ
マイズを施される記録データを示す図である。図9は、
ウインドウ操作を特定して、カスタマイズする場合の処
理をあらわすフローチャートである。
【0075】ここで挙げる具体例は、ウインドウ操作の
手順についてカスタマイズする場合のものである。例え
ば、ユーザが、「マウスのボタンを押す」イベントのみ
を再生したいと考えたとする。
【0076】ユーザは、定められた文法に従って、「マ
ウスのボタンを押す」イベントのみ再生することを、カ
スタマイズ定義マクロに記述する。
【0077】以下では、この場合のカスタマイズ処理の
手順を、図9の順を追って説明することにする。
【0078】先ず、記録データを読み出す(S50
1)。そして、読み出した記録データのウインドウ操作
手順が特定したい条件に該当するかどうかをチェックす
る(S502)。
【0079】この例では、イベント発生元がマウスであ
ることがチェックされる。特定したい条件に該当する記
録データであれば、記録データファイルに出力される
(S503)。
【0080】このS502とS503のステップが読み
込む記録データが無くなるまで続けられる(S50
2)。
【0081】カスタマイズされた記録データによって、
ウインドウ操作手順の再生をおこないたいときには、既
に述べたように、カスタマイズウインドウ208を開
き、イベントカスタマイズ項目209の「再生ウインド
ウ操作の特定」を選択すればよい。
【0082】図8に示した記録データでは、[00:0
0:00]の時に発生したマウスで「右ボタンを押す」
というイベントと[00:01:50]の時に発生した
「左ボタンを押す」というイベントが再生されることに
なる。ここでは、ウインドウ操作を特定する場合の例に
ついて説明したが、カスタマイズ定義マクロの記述を変
えることにより、殆ど同様の仕組みで、特定のウインド
ウに関するイベントを再生したり、特定のオブジェクト
に関するイベントのみを再生することができる。
【0083】例えば、ウインドウIDが5のみのウイン
ドウに関するイベントのみを再生したいときは、カスタ
マイズ定義マクロにその旨記述すればよい。そうすれ
ば、カスタマイズ定義のフローチャートでのS502の
ステップで、ウインドウIDが5のイベントのみが、記
録データに出力されるようになるので(S503)、図
8の記録データの中で、[00:01:30]の時に発
生したウインドウIDが5で、キーボードから「”A”
が入力」されたというイベントが再生されることにな
る。
【0084】また、オブジェクトIDが50のオブジェ
クトに関するイベントのみを再生したいときは、カスタ
マイズ定義マクロにその旨記述すれば、図8の記録デー
タの中で、[00:00:00]の時に発生したウイン
ドウIDが50で、マウスでら「右ボタンを押す」こと
がされたというイベントが再生されることになる。
【0085】さらに、複数のカスタマイズ条件を組み合
わせて、定義することによって、よりきめの細かいカス
タマイズが可能になり、ウインドウ操作手順の記録再生
装置の可用性が向上することになる。
【0086】〔実施例2〕以下、図10および図11を
用いて、本発明に係る第二の実施例について説明する。
図10は、ウインドウ操作手順の再生時間の最適化につ
いて、最適化前のイベントの時間情報と最適化後のイベ
ントの時間情報を対比して示したフローチャートであ
る。図11は、ウインドウ操作手順の再生時間の最適化
の手順を示すフローチャートである。
【0087】実施例1では、カスタマイズの代表的な例
として、ウインドウ操作を特定するカスタマイズをおこ
なった場合を説明した。本実施例では、イベントの時間
情報をカスタマイズして最適化するものである。
【0088】先ず、イベントの時間情報を最適化する動
機とその必要性について説明する。一般に、イベントに
は、オペレータの操作により発生したものと、そうでな
いものの2種類が存在する。オペレータの操作により発
生したイベントの例としては、マウスのボタンを押すこ
とにより生じるイベント(図10のマウスボタンイベン
ト604)、そうでないものの例としては、プログラム
からウインドウの表示をおこなったときのイベント(図
10のウインドウ表示イベント603)がある。
【0089】図10からも読み取れるように、一般的な
傾向として、オペレータが操作に介在するために、マウ
スボタンイベント604のようなオペレータの操作によ
り発生したイベントの方が、ウインドウ表示イベント6
03のようなオペレータの操作により発生したものでな
いイベントよりも、それにかかる時間が長くなる。
【0090】しかしながら、ウインドウ操作手順を再生
する機能を用いて、アプリケーションのテストをおこな
っている場合には、オペレータの操作にかかった時間
は、テストの目的にとっては、あまり意味を持たないと
考えられる。そこで、オペレータの操作により発生した
イベントの再生時間を短くすれば、このオペレータの介
在していた時間が排除でき、有意義で合理的なウインド
ウ操作手順の再生をおこなうことができる。
【0091】また、オペレータ介在の有無にかかわら
ず、現実に起こったウインドウの動作よりも、スローモ
ーションでゆっくりと画面の表示などを観察したいこと
もある。そのような場合には、ウインドウ操作手順が再
生される速度を遅くすればよい。
【0092】次に、図11を用いてウインドウ操作手順
の再生時間の最適化の手順について説明しよう。上で記
載したオペレータの介在するイベントの再生時間を短縮
して、再生時間の最適化を実現するためには、そのイベ
ントの発生要因がオペレータ操作によるものとそれ以外
のものとに分類し、オペレータ操作以外の要因で発生し
たイベントが発生した直後に、オペレータ操作によって
発生したイベントが発生しているならば、これら2つの
イベントの時間間隔を短縮すればよい。
【0093】以下、図11の順を追って説明する。先
ず、記録データを読み込み、これを記録データ1とする
(S606)。
【0094】次に、記録データ1の次に発生する記録デ
ータを読み込み、これを記録データ2とする(S60
7)。このように、記録データを二つ読み込む理由は、
二つのイベントの発生時間間隔が短縮すべきものである
かをチェックするために、双方の時間情報が必要である
ためである次に、記録データ1と記録データ2との時間
情報が短縮または引き伸ばしすべきものかをチェックす
る(S608)。この例では、記録データ1がオペレー
タ操作によるものではなく(記録データ1のイベント発
生元デバイスが”ウインドウ”)、かつ、記録データ2
がオペレータ操作によるものである(記録データ2のイ
ベント発生元デバイスが”マウス、キーボード”)とき
に、その間の時間を短縮または引き伸ばしすることにし
た。
【0095】記録データ2の時間情報を記録データ1の
時間情報+α秒とする(S609)。データ2の時間情
報に、一定の時間を足すのは、ウインドウシステムにイ
ベントが到着し、イベントを処理して、次のイベントが
受取可能になるまである程度は、時間がかかるのでこれ
をシュミレートするためである。
【0096】この加算するα秒の値を、例えば0.1秒
と小さくすることによって、再生速度を速くすることが
できるし、また、例えば10秒程度に設定し、冗長性を
付加することで、操作手順の再生速度を遅くすることも
できる。
【0097】以上の説明では、記録データと記録データ
の時間を一定にしたが、そのほかにも、もとの時間間隔
に一定の値を足すなど様々な最適化が考えられる。
【0098】次に、記録データ1を記録データファイル
に出力する(S610)。次に、記録データ2を新たな
記録データ1として(S611)、S607に戻り処理
を続行する。
【0099】読み込むべきイベントが無くなった場合、
カスタマイズ処理を終了し(S606)、最後に、読み
込んである記録データ1を記録データファイルに出力し
て(S607)、処理を終了する。
【0100】図10に示したウインドウ操作手順の再生
の最適化の例では、図11のフローチャートで、α=
0.1で最適化した結果、最適化前の操作手順の再生時
間601のトータル6秒が、最適化後では、3.5秒に
なり、つごう60%程度短縮されたことになる。
【0101】〔実施例3〕以下、図12および図13を
用いて、本発明に係る第三の実施例について説明する。
図12は、一時停止状態管理ワークエリアとそれに設定
される状態を示した図である。図13は、一時停止状態
管理ワークエリアに、一時停止状態を設定する手順と、
一時停止状態管理ワークエリアに設定された状態に従っ
て、一時停止処理をおこなう手順とを示したフローチャ
ートである。
【0102】ウインドウ操作手順の再生中に、ユーザ側
に生じたなんらかの理由で、再生を一時的に停めたいと
きがある。本実施例で説明する一時停止処理は、ユーザ
の指示によりイベントの発生を停止させ、一時的に操作
手順の再生を停止させる機能であり、そのようなときに
用いると便利な機能である。
【0103】以下、図13を用いて一時停止処理の実現
手段について説明する。一時停止状態管理ワークエリア
801は、ウインドウ操作手順の再生のためのモードを
制御するためのものであり、”PLAY BACK”と
設定されているときがウインドウ操作再生中であること
をあらわし、”STOP”と設定されているときがウイ
ンドウ操作一時停止中であることを示している。
【0104】図13(a)に示す一時停止状態設定処理
は、コールされるたびに、この一時停止状態管理ワーク
エリア801の状態を反転させる(S802,S80
3,S804)。したがって、この処理は、ウインドウ
の再生状態と一時停止状態が移り変わるときに、なんら
かのトリガーによってコールされることになる。
【0105】一時停止処理は、イベント取り込み処理3
01からのサブルーチンとしてコールされ、図13
(b)に示すように、一時停止状態管理ワークエリア8
01に設定された状態を参照し(S805)、再生中な
らなにもせずに、一時停止状態のときには、ループする
ことにより、イベントの発生を抑止し、操作手順の再生
を一時停止するものである。
【0106】〔実施例4〕以下、図14ないし図16を
用いて、本発明に係る第四の実施例について説明する。
本実施例は、本発明に係るウインドウ操作手順の記録再
生装置のユーティリティ群が提供するユーティリティ機
能についてのものである。
【0107】最初に、図14を用いて、ユーティリティ
群の提供するユーティリティ機能使用時のユーザインタ
フェースについて説明する。図14は、ユーティリティ
操作のためのユーザインタフェースを、表示画面の遷移
によって模式的に示した図である。
【0108】ユーティリティ機能を使用する場合には、
ウインドウ操作記録再生ウインドウ201において、ユ
ーティリティプルダウン901を選択すればよい。この
操作をおこなうと、ユーティリティ機能選択ウインドウ
902が開く。そして実行したいユーティリティ機能を
選択し、実行ボタン904をマウスで指示することで選
択したユーティリティ処理が動作する。図14では、ユ
ーティリティ種別一覧に「統計表示機能」、「記録デー
タマージ機能」のユーティリティ種別が表示されてい
る。
【0109】このユーティリティ種別をマウスまたはキ
ーボードによって、選択することにより、ユーザに望み
のユーティリティ機能が利用できることになる。
【0110】図14に示されているのは、「統計表示機
能」を選択して、イベント統計ウインドウ905を開
き、入力デバイス別の操作情報に関する割合を円グラフ
で表示したときの例である。
【0111】次に、図15を用いてユーティリティ機能
の一つである統計表示機能の実現方法について説明す
る。統計表示機能は、記録データから統計的にデータを
抽出し、ユーザに利用しやすい形で提供する機能であ
る。図15は、統計表示機能のデータの遷移を模式的に
あらわした図である。
【0112】例えば、統計表示機能として、イベントが
発生するウインドウ毎、オブジェクト毎、デバイス毎に
イベントの発生回数を表示する機能を提供する場合に
は、図15に示すように、イベント対象ウインドウID
309をキーしたイベント発生ウインドウ毎集計テーブ
ル1001、イベント対象オブジェクトIDをキーとし
たイベント発生オブジェクト毎集計テーブル1002、
イベント発生元デバイス307をキーとしたイベント発
生デバイス毎集計テーブル1003を作成して、そのイ
ベント回数を集計する。
【0113】そして、集計データに基づいて、ユーザの
選択に応じて円グラフ1004、バーグラフ1005、
トレンドグラフ1006を作成して、ユーザに見やすい
形で表示することができる。
【0114】次に、図16を用いてユーティリティ機能
の一つであるデータマージ機能の実現方法について説明
する。図16は、記録データマージ機能で、記録データ
をマージしていることを模式的にあらわした図である。
記録データマージ機能は、二つ以上の記録データをマー
ジして、イベントの発生時間の順にソートして、一つの
記録データを作成する機能である。
【0115】図16の場合は、記録データ1101と記
録データ1102の二つの記録データを、一つの記録デ
ータ1103にまとめる例を示している。マージをおこ
なうにあたっては、時間情報の若い順にソートする。ま
た、この例の[00:01:50]のように同一の時間
情報があるときには、「記録データ1101の方を先に
する」というふうに予め定めておけば良い。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、ウインドウ操作手順の
記録再生装置において、ウインドウ操作手順の記録デー
タを容易にカスタマイズできる手段を提供することがで
き、もって、記録データの再利用範囲を拡大を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウインドウ操作手順の記録再生装置の
システム構成を示したブロック図である。
【図2】本発明のウインドウ操作手順の記録再生装置の
ユーザインタフェースを説明するために操作画面、対象
となるアプリケーション、記録データとそれらの関係を
模式的に示した図である。
【図3】操作手順記録再生処理107の構成とウインド
ウの操作手順の記録時の処理の流れを模式的に示した図
である。
【図4】ウインドウ操作手順の記録データフォーマット
を示す図である。
【図5】操作手順記録再生処理107の構成とウインド
ウの操作手順の再生時の処理の流れを模式的に示した図
である。
【図6】記録データのカスタマイズ処理の実現手段を模
式的に示した図である。
【図7】記録データのカスタマイズ処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】カスタマイズを施される記録データを示す図で
ある。
【図9】ウインドウ操作を特定して、カスタマイズする
場合の処理をあらわすフローチャートである。
【図10】ウインドウ操作手順の再生時間の最適化につ
いて、最適化前のイベントの時間情報と最適化後のイベ
ントの時間情報を対比して示したフローチャートであ
る。
【図11】ウインドウ操作手順の再生時間の最適化の手
順を示すフローチャートである。
【図12】一時停止状態管理ワークエリアとそれに設定
される状態を示した図である。
【図13】一時停止状態管理ワークエリアに、一時停止
状態を設定する手順と、一時停止状態管理ワークエリア
に設定された状態に従って、一時停止処理をおこなう手
順とを示したフローチャートである。
【図14】ユーティリティ操作のためのユーザインタフ
ェースを、表示画面の遷移によって模式的に示した図で
ある。
【図15】統計表示機能のデータの遷移を模式的にあら
わした図である。
【図16】記録データマージ機能で、記録データをマー
ジしていることを模式的にあらわした図である。
【符号の説明】
101…モニタ 102…操作手順記録再生制御部 103…カスタマイズ処理群、ユーティリティ群 104…記録データ 105…記録、再生対象アプリケーション 106…アプリケーション本体 107…操作手順記録再生処理 108…ウインドウライブラリ 109…CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 久敏 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 鈴木 史芳 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 高橋 勇喜 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置を有し、その表示装置の画面上
    に表示されるウインドウを操作して、対話処理により処
    理を進める対話処理システムのウインドウ操作手順の記
    録再生装置において、 前記ウインドウ操作手順を記録する記録データを格納す
    る手段と、 前記記録データに従って、ウインドウ操作手順を再生す
    る手段とを備え、 前記記録データに対するカスタマイズ定義を一つ以上格
    納する手段と、 前記一つ以上のカスタマイズ定義のうちの少なくとも一
    つを選択する手段と、 前記選択されたカスタマイズ定義を、前記記録データに
    施して、カスタマイズされた記録データを生成する手段
    とを有することを特徴とするウインドウ操作手順の記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記録データの各項目の情報に、イベ
    ントの発生する時間情報を含み、 前記カスタマイズ定義に、前記イベントの発生する時間
    情報に関するカスタマイズを記述して、 記述された時間に従って、ウインドウ操作手順の再生時
    に再生される前記カスタマイズされた記録データが生成
    可能なことを特徴とする請求項1記載のウインドウ操作
    手順の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録データの各項目の情報に含まれ
    る前記イベントの発生する時間情報が、 ウインドウの操作手順の開始から記録されており、 各イベントの発生する時間間隔のカスタマイズ定義が記
    述できることを特徴とする請求項2記載のウインドウ操
    作手順の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録データの各項目の情報に、イベ
    ントの発生したウインドウに関する情報を含み、 前記カスタマイズ定義に、特定のウインドウを指定する
    カスタマイズを記述して、 前記指定されたウインドウに関するイベントのみが、ウ
    インドウ操作手順の再生時に再生される前記カスタマイ
    ズされた記録データが生成可能なことを特徴とする請求
    項1記載のウインドウ操作手順の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記録データの各項目の情報に、イベ
    ントの発生を引き起こしたオブジェクトに関する情報を
    含み、 前記カスタマイズ定義に、特定のオブジェクトを指定す
    るカスタマイズを記述して、 前記指定されたオブジェクトに関するイベントのみが、
    ウインドウ操作手順の再生時に再生される前記カスタマ
    イズされた記録データが生成可能なことを特徴とする請
    求項1記載のウインドウ操作手順の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記記録データの各項目の情報に、イベ
    ントの発生を引き起こした入力デバイスに関する情報を
    含み、 前記カスタマイズ定義に、特定の入力デバイスの特定の
    操作を指定するカスタマイズを記述して、 前記指定された入力デバイスの指定された操作に関する
    イベントのみが、ウインドウ操作手順の再生時に再生さ
    れる前記カスタマイズされた記録データが生成可能なこ
    とを特徴とする請求項1記載のウインドウ操作手順の記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記カスタマイズ定義が、登録および削
    除できることを特徴とする請求項1ないし請求項6記載
    のいずれかのウインドウ操作手順の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記一つ以上のカスタマイズ定義のうち
    の少なくとも一つを選択する手段において、 複数のカスタマイズ定義の選択が可能であって、 前記複数のカスタマイズ定義を組み合わせて、カスタマ
    イズされた記録データを生成することが可能であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7記載のいずれかの
    ウインドウ操作手順の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 ウインドウ操作手順の再生において、再
    生を任意のタイミングで一時停止できる手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項8記載のいずれか
    のウインドウ操作手順の記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記記録データに基づいて、各項目の
    情報に従って、統計情報を作成する手段と、 その統計情報を加工する手段と、 その加工された統計情報を表示する手段とを有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項9記載のいずれかの
    ウインドウ操作手順の記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記記録デ−タにおいて、複数の記録
    データをマージできることを特徴とする請求項1ないし
    請求項10記載のいずれかのウインドウ操作手順の記録
    再生装置。
JP6263000A 1994-10-27 1994-10-27 ウインドウ操作手順の記録再生装置 Pending JPH08123676A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015904A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Toshiba Corp 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
JP2011013768A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> シナリオ作成方法、その装置、プログラム及び記録媒体
JP2020166773A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 日本電気株式会社 データ記録装置、データ記録方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009015904A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Toshiba Corp 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
JP2011013768A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> シナリオ作成方法、その装置、プログラム及び記録媒体
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