JP3092496B2 - シナリオ編集装置 - Google Patents

シナリオ編集装置

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JP3092496B2
JP3092496B2 JP28555095A JP28555095A JP3092496B2 JP 3092496 B2 JP3092496 B2 JP 3092496B2 JP 28555095 A JP28555095 A JP 28555095A JP 28555095 A JP28555095 A JP 28555095A JP 3092496 B2 JP3092496 B2 JP 3092496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画、静止画を含
むマルチメディアデータの表示開始・終了等のタイミン
グ及び画面レイアウト等を記述したシナリオの編集にお
いて、編集作業を効率良く行なうことを可能にするシナ
リオ編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディアデータのシナリオ
編集装置に於いて、シナリオ作成者は次の3つのパラメ
ータを逐次設定しながら編集作業を行っている。
【0003】・時間情報 ・レイアウト情報 ・オブジェクトの動作 ここでいうオブジェクトとは、タイトルを構成する静止
画やテキストといったメディアで、シナリオに従って提
示される単位のことである。このような編集では、作成
されるシナリオの種類は無制限と言って良いほど膨大で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシナリ
オ編集装置では、このように自由度が高い反面、シナリ
オ作成者はこれら3つのパラメータを常に意識して編集
作業を行わねばならず、高度な能力が要求された。
【0005】この問題を解決するために、本発明ではハ
イパービデオ型のシナリオを作成する装置を提供するこ
とによって、シナリオ編集を容易にすることを目的とす
る。ハイパービデオ型のシナリオとは、動画オブジェク
トがシナリオの骨格となり、動画の進行に合わせて、他
のデータ、例えば静止画やテキストなどが表示された
り、消去されたりするものである。
【0006】本発明では、ハイパービデオ型のシナリオ
を作成する場合において、第一に基本的なハイパービデ
オ型のシナリオ編集装置を提供することを目的とする。
【0007】第二に、シナリオ編集時の画面と、設定し
たオブジェクトの動きを確認する(以降、実行と呼ぶ)
画面を同一にし、同一画面で編集作業と実行作業を行う
ことにより、シナリオ作成作業を効率を良くすることが
実現できるシナリオ編集装置を提供することを目的とす
る。
【0008】第三に、シナリオが完成する前にシナリオ
の再編集ができ、修正したシナリオが反映された上で確
認のための実行ができるシナリオ編集装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】第四にオブジェクトの表示開始設定の操作
を行うことなしに、オブジェクトを選択するだけで自動
的に設定が行えるシナリオ編集装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、第一の発明の装置は、レイアウトデータを入
力するためのレイアウト情報入力手段と、入力されたレ
イアウト情報を管理するレイアウト情報格納部と、オブ
ジェクトを選択するためのオブジェクト入力手段と、選
択されたオブジェクトの情報を管理する選択オブジェク
ト情報格納部と、リンク付け命令を出すシナリオ記録指
示手段と、リンク情報を記録するシナリオ記録手段と、
生成されたシナリオを管理するシナリオ格納部と、リン
クする時刻を決定する時刻指示手段と、シナリオに沿っ
てオブジェクトの表示を制御する実行手段と、現在の時
刻を管理する時刻情報格納部を備えたものである。
【0011】第二に、上記第一の発明のオブジェクト入
力手段の替わりに、すべてのオブジェクト情報を管理す
るオブジェクト情報格納部と、すべてのオブジェクトを
一覧表示する一覧表示手段と、目的のオブジェクトを選
択するオブジェクト選択手段と、選択されたオブジェク
トを画面上に表示する選択オブジェクト表示手段を設
け、時刻入力手段の替わりに、時刻の指示を行う再生/
停止指示手段と、時刻の制御を行う動画再生手段を設
け、さらに、レイアウト情報入力手段を取り除きレイア
ウトを固定したものである。
【0012】第三に 上記第二の発明のシナリオ記録手
段の替わりに、記録だけでなくシナリオを修正したり、
途中に追加するシナリオ生成手段を設け、動画再生手段
と実行手段と実行指示手段の替わりに、時間的情報を持
つオブジェクトの時刻の制御とオブジェクトを画面上に
表示する制御を行う実行制御部と、画面上に表示されて
いるオブジェクトを管理する表示状態格納部を備えたも
のである。
【0013】第四に、上記第三の発明のシナリオ記録指
示手段の替わりに、シナリオ記述命令を自動的に行な
う、同期設定手段を備えたものである。
【0014】第五に、上記第一の発明のオブジェクト入
力手段の替わりに、すべてのオブジェクト情報を管理す
るオブジェクト情報格納部と、すべてのオブジェクトを
一覧表示する一覧表示手段と、目的のオブジェクトを選
択するタッチパネルを備えたオブジェクト選択手段と、
選択されたオブジェクトを画面上に表示する選択オブジ
ェクト表示手段を設け、時刻入力手段の替わりに、タッ
チパネルによって時刻の指示を行う再生/停止指示手段
と、利用者がタッチパネルを用いてシナリオを再生する
ための実行指示手段と、時刻の制御を行う動画再生手段
を設け、さらに、レイアウト情報入力手段を取り除きレ
イアウトを固定したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】第一の発明は、シナリオに必要な
情報を利用者が入力することにより、時間的情報に他の
情報を自動的にリンク付けることができる。
【0016】第二の発明は、オブジェクトを選択した時
点で、レイアウトが決まるため、シナリオが出来る前に
使用するオブジェクトを正確な位置に表示することがで
きる。
【0017】第三の発明は、表示中のオブジェクトを管
理することによって、時刻が戻された場合でも、オブジ
ェクトの情報が取得できることにより、編集作業中にシ
ナリオの変更、追加ができる。
【0018】第四の発明は、時間が止められた直後の画
面上の状態と、時間を進める直前の画面上の状態を比較
し、利用者が新たに選択したオブジェクトがあるかどう
かを調べることにより、表示開始の設定を自動的に行え
る。
【0019】第五の発明は、シナリオに必要な情報の入
力操作と、時刻の移動操作、リンク付けの指示とシナリ
オ再生の指示を、タッチパネルを用いて行うことによ
り、利用者が編集画面を見ながら選択・指示という一連
の操作を行うことができるため、編集作業が利用者の意
図通り行え、容易で効率的なシナリオ編集作業を行うこ
とができる。
【0020】(実施の形態1)以下、第一の発明の実施
の形態について図面を参照しながら説明する。図1に本
発明が対象とするハイパービデオ型シナリオの構成図を
示す。図1は、フレーム0で表示が始まった動画1がフ
レーム1まで進むと静止画1が画面上に表示され、次に
フレーム2でテキスト1が追加表示され、フレーム3ま
で進むと静止画1とテキスト1が画面上から消去される
という画面上の流れを意味している。
【0021】利用者がこのような画面の流れを設定する
と、オブジェクトの関係を記述したシナリオが作成され
る。シナリオ生成後、利用者が動画を再生すると、設定
したフレームで静止画1とテキスト1が画面上に表示さ
れる。このように動画と、他のオブジェクトを表示開
始、または表示終了設定する。
【0022】なお、フレーム情報の替わりに、動画デー
タに付けられているタイムスタンプなどの時間情報を用
いても良い。
【0023】図2は本発明の一実施形態に於ける構成を
示すブロック図である。図2に於いて、201はオブジ
ェクトを表示する位置や大きさを利用者が決定するため
のインターフェースを提供するレイアウト情報入力手
段、202は利用者が入力したレイアウト情報を蓄積す
るレイアウト情報格納部である。203は使用するオブ
ジェクトのファイル名を利用者が入力するためのインタ
ーフェースを提供するオブジェクト入力手段、204は
利用者が選択した全オブジェクトの情報を蓄積する選択
オブジェクト情報格納部である。205は利用者による
シナリオ生成命令を送信するためのインターフェースを
提供するシナリオ記録指示手段、206はシナリオを生
成して出力するシナリオ記録手段、207はシナリオを
格納するシナリオ格納部である。208は利用者が動画
のフレームを入力するためのインターフェースを提供す
る時刻入力手段、209は入力されたフレーム情報を管
理する時刻情報格納部、210は利用者がシナリオ実行
命令を出すためのインターフェースを提供する実行指示
手段、211はシナリオに沿ってオブジェクトの表示を
制御する実行手段である。
【0024】上記のように構成されたシナリオ編集装置
に於いて、以下その動作を図3を用いて説明する。図3
は利用者が図1で示されたオブジェクトの関係を設定す
る際の操作フローである。
【0025】まず、利用者はオブジェクト入力手段20
3を用いて、基軸となる動画のファイル名”動画1”を
入力する(ステップ301)。次に、その他に使用する
オブジェクトのファイル名”静止画1”、”テキスト
1”を入力する(ステップ302)。入力されたオブジ
ェクト情報は選択オブジェクト情報格納部204に蓄積
される。
【0026】図4は選択オブジェクト情報204の一例
を示した図である。選択オブジェクト情報格納部204
には、使用される全てのオブジェクトの情報が蓄積され
る。図4で「オブジェクトID」は、オブジェクトを一
意に表す番号である。「ファイル名」は各オブジェクト
の実データを格納したファイルの名称である。「ウィン
ドウID」はオブジェクトを表示するウィンドウを一意
に表す番号である。「属性」とはオブジェクトのデータ
形式を区別するために設けられた名称である。利用者に
選択されたオブジェクトは、このように選択オブジェク
ト情報格納部204に蓄積され、管理される。次に、利
用者はレイアウト情報入力手段201を用いて、それぞ
れのオブジェクトを表示する位置を入力する(ステップ
303)。入力されたレイアウト情報はレイアウト情報
格納部202に蓄積される。
【0027】図5はレイアウト情報格納部202の一例
をそれぞれ示した図である。次に利用者は、時刻入力手
段208を用いて、静止画とテキストを表示するフレー
ムを入力する(ステップ304)。次に、静止画とテキ
ストを消去するフレームを入力する(ステップ30
5)。利用者はステップ304とステップ305を適当
な回数繰り返す。ステップ304とステップ305で入
力されたタイミング情報は、時刻情報格納部209に蓄
積される。
【0028】図6に時刻情報格納部209の一例を示
す。最後に利用者は、シナリオ記録指示手段205を介
して、シナリオ生成の指示を出す(ステップ306)。
利用者のシナリオ生成指示は、シナリオ記録手段206
が受け取り、シナリオを生成する。完成したシナリオは
シナリオ格納部207に保存される。
【0029】図7に、図1のオブジェクトの関係をシナ
リオ格納部に記録する場合のフォーマットの一例を示
す。図7(a)はシナリオの構成を管理するタイトル管
理部、図7(b)はシナリオ中で使用するオブジェクト
の情報を示すオブジェクト管理部、図7(c)はタイミ
ングとオブジェクトの表示関係を示すメッセージ管理
部、図7(d)はオブジェクトを表示する位置や大きさ
を示すデータを管理するウィンドウ管理部である。この
ようにシナリオは4つの管理部から構成される。以下、
それぞれの示す意味を説明する。
【0030】タイトル管理部におけるタイトル名は、基
軸となる動画と、その動画にリンクするオブジェクトに
よってできあがった画面の流れ(以降、タイトルと呼
ぶ)に付けられた名前である。オブジェクト数は、タイ
トルで使用されるオブジェクトの個数である。メッセー
ジ数は、すべてのオブジェクトの表示回数と消去回数の
合計数である。ウィンドウ数は使用する各オブジェクト
毎の個数である。オブジェクト管理部における、オブジ
ェクトIDは、使用する各オブジェクトにつけられたI
Dである。オブジェクト名は各オブジェクトに付けられ
たファイル名である。メッセージ管理部におけるフレー
ムは、主体となる動画のフレーム数である。メッセージ
IDは表示または消去を示すものであり、ここではメッ
セージID”0”が表示を、メッセージID”ー1”が
消去を、それぞれ示すこととする。ウィンドウIDは各
属性ごとにつけられたIDである。属性はファイル形式
を示すものである。ウィンドウ管理部における幅、高さ
は、それぞれオブジェクトを表示する際の幅、高さを示
すものでる。X座標、Y座標は、オブジェクトを表示す
る際の位置を示すものである。
【0031】シナリオ記述手段206はオブジェクト管
理部の情報を選択オブジェクト情報格納部204より、
メッセージ管理部の情報を時刻情報格納部209と選択
オブジェクト情報格納部204より、ウィンドウ管理部
の情報をレイアウト情報格納部202より取り出しシナ
リオを生成する。生成されたシナリオは、実行手段21
1によって実行される。実行手段211は、利用者が実
行指示手段210を介して送信した実行命令によって実
行を始める。
【0032】以上のように、本実施形態によれば、動画
を基軸とし、動画の持つフレームに他のフレームをリン
ク付けることより、ハイパービデオ型のシナリオ編集装
置を提供することができ、利用者は時間軸を意識するこ
と無しに編集作業を進めることができる。
【0033】(実施の形態2)以下、第二の実施の形態
について図面を参照しながら説明する。図8は、本発明
の一実施形態に於ける構成を示すブロック図である。図
8に於いて、801はオブジェクトのファイル名を管理
するオブジェクト情報格納部、802はオブジェクト情
報格納部で管理されているオブジェクトを一覧表示する
一覧表示手段、803は使用するオブジェクトを利用者
が選択するためのインターフェースを提供するオブジェ
クト選択手段、804は利用者が選択したオブジェクト
を表示する選択オブジェクト表示手段、204は利用者
が使用するオブジェクトの情報を蓄積する選択オブジェ
クト情報格納部、202はオブジェクトの表示位置を示
すデータを格納するレイアウト情報格納部、205は利
用者によるシナリオ生成命令を送信するためのインター
フェースを提供するシナリオ記録指示手段、206はシ
ナリオを生成し、出力するシナリオ記録手段、207は
シナリオを格納するシナリオ格納部、805は利用者が
動画を進めたり止めたりするためのインターフェースを
提供する再生/停止指示手段、、806は動画の再生を
行う動画再生手段、209は動画のフレームがどこまで
進んだかを格納する時刻情報格納部、210は利用者が
シナリオ実行命令を出すためのインターフェースを提供
する実行指示手段、211はシナリオに沿ってオブジェ
クトを表示する実行手段である。
【0034】上記のように構成されたシナリオ編集装置
に於ける、画面上のイメージを図9に示す。図9で、9
01は動画オブジェクトが表示される動画表示予定領
域、902は静止画オブジェクトが表示される静止画表
示予定領域、903はテキストオブジェクトが表示され
るテキスト表示予定領域である。このように各オブジェ
クトの表示位置と大きさは、各属性毎に固定されてい
る。
【0035】表示位置と大きさを固定することにより、
レイアウト情報を考え、入力するという手間を省き、簡
単な操作手順を実現している。904は動画のフレーム
を進める再生ボタン、905は動画のフレームが進むの
を停止する停止ボタン、906はオブジェクトの表示開
始タイミングを設定するときに使用する表示開始設定ボ
タン、907はオブジェクトの表示終了タイミングを設
定するときに使用する表示終了設定ボタン。908は表
示するオブジェクトの属性を切り替える表示オブジェク
ト切り替えボタン、909はオブジェクトを属性毎に一
覧表示するオブジェクト表示領域である。
【0036】次に、本実施形態における利用者の操作フ
ローを図10を用いて説明する。図10は、本実施形態
における利用者の操作フローである。利用者は最初に基
軸となる動画を選択し(ステップ1001)、動画の表
示開始を設定するボタンを押す(ステップ1002)。
【0037】次に、他のオブジェクトを表示設定するフ
レームまで動画を再生し、オブジェクトとの関連づけを
行う場所で動画を停止する(ステップ1003)。次
に、表示するオブジェクトを選択し(ステップ100
4)、表示開始を設定するボタンを押す(ステップ10
06)。ステップ1003からステップ1006を繰り
返すことによって、すべてのオブジェクトの表示開始設
定をする。表示終了設定は、表示開始ボタンの替わりに
表示終了ボタンを押すことによって設定する(ステップ
1007)。
【0038】次に、図1のような表示タイミングを設定
する際の、本実施形態における利用者の操作フローと画
面イメージを説明する。図11は本実施形態における利
用者の操作フローであり、図12は画面上のイメージ図
である。
【0039】利用者は最初に、動画1を選択する(図1
1ステップ1101)。すると、画面上の動画表示予定
領域にに動画1が表示される(図12(a))。次に、
動画1をフレーム1まで再生し、停止する(図11ステ
ップ1102)。次に、静止画1を選択する(図11ス
テップ1103)。すると、画面上の静止画表示予定領
域に静止画1が表示される(図12(b))。
【0040】次に、静止画1の表示開始を確定するボタ
ンを押す(図11ステップ1104)。同様に、動画1
をフレーム2まで再生し、停止する(図11ステップ1
105)。次にテキスト1を選択する(図11ステップ
1106)。すると、画面上のテキスト表示予定領域に
テキスト1が表示される(図12(c))。
【0041】次に、テキスト1の表示開始を確定するボ
タンを押す(ステップ1107)。次に動画1をフレー
ム3まで再生し、停止する(図11ステップ110
8)。次に静止画1を選択し(図11ステップ110
9)、表示終了を設定するボタンを押す(図11ステッ
プ1110)。最後にテキスト1を選択し(図11ステ
ップ1111)、表示終了を設定するボタンを押す(図
11ステップ1112)。このように、画面を確認しな
がら設定をする。
【0042】次に、本実施形態の処理フローを説明す
る。まず、利用者がオブジェクトを選択するまで(図1
0ステップ1001、ステップ1004)の処理フロー
を説明する。
【0043】図13はオブジェクト情報格納部201の
一例を示す図である。図13に於いて、「動画管理I
D」は各動画オブジェクトを一意に表す番号である。
「動画オブジェクト名」は各動画オブジェクトごとにつ
けられたオブジェクト名である。このような形式で、静
止画とテキストについても同様に、オブジェクト情報格
納部801に記憶され管理される。一覧表示手段802
はオブジェクト情報格納部801に格納されているオブ
ジェクト情報を参照し、管理ID順にオブジェクト名を
取り出し、オブジェクトを表す静止画を画面上に配置す
る。この静止画はオブジェクトが動画の場合には、動画
の内容を最も良く表す1枚のフレームであり、オブジェ
クトが静止画の場合には、当該データを縮小したもので
あり、オブジェクトがテキストの場合には、題名文字列
と、予め決められたアイコンと呼ばれるデータである。
【0044】動画の内容を最も良く表すフレームは代表
静止画と呼び、動画をオブジェクト情報格納部801に
登録する際に作成し、対応する動画オブジェクト名によ
り一意に決定される名称のファイルに格納されている。
次に、利用者は使用するオブジェクトを、一覧表示手段
802で一覧表示されたオブジェクトから、オブジェク
ト選択手段803を用いて選択する。オブジェクト選択
手段803としては、マウスと呼ばれるポインティング
デバイス、タッチパネルなどを用い、所望のオブジェク
トを表す静止画をクリックしたり、利用者の指などで指
し示すなどして、オブジェクトを選択する。
【0045】利用者が選択したオブジェクトは選択オブ
ジェクト表示手段804によって、画面上に表示され
る。選択オブジェクト表示手段804は、オブジェクト
の属性をオブジェクト情報格納部より得て、レイアウト
情報格納部202からオブジェクトの位置とサイズの情
報を取り出し、画面上に配置する。
【0046】図14はレイアウト情報格納部の一例を示
す図である。このような形式で位置情報とサイズ情報は
あらかじめ固定され、管理されている。また、利用者が
選択したオブジェクトの情報は選択オブジェクト情報格
納部204に蓄積される。選択オブジェクト情報格納部
204は、動画に他のオブジェクトを関連づける際の一
時記憶として使用するため、一度シナリオを生成すると
その内容は消去されてしまう。
【0047】図15は選択オブジェクト情報格納手段2
04に蓄積される情報の一例である。例えば、図11の
ステップ1101において、利用者が”動画1”を選択
すると、選択オブジェクト表示手段904によって、動
画1が画面上に表示され、選択オブジェクト情報格納部
204には、オブジェクトID”O001”、ファイル
名”動画1”、動画ウィンドウID”動画W001”、
属性”動画”が蓄積される(図15(a))。同様に図
15(b)は、図11のステップ1103において、利
用者が”静止画1”を選択した際の選択オブジェクト格
納手段204の一例であり、図15(c)は、図11の
ステップ1105において、利用者が”テキスト1”を
選択した際の選択オブジェクト格納手段204の一例で
ある。
【0048】次に、利用者が、動画を再生する際の(図
10ステップ1003)、本実施形態の動作を説明す
る。再生/停止指示手段805は、利用者が動画の再
生、巻き戻し、早送り、停止をするためのインターフェ
ースを提供する。利用者が再生/停止指示手段805を
介して出した命令が再生指示の場合は動画再生手段80
6によって動画が再生され、停止指示の場合には動画が
停止し、時刻情報格納手段209に、停止時のフレーム
が格納される。
【0049】次に、利用者がオブジェクトの表示開始設
定(図10ステップ1005)または表示終了設定(図
10ステップ1006)を行う際の、本装置の動作を説
明する。シナリオ記録指示手段205は、利用者がシナ
リオ記述命令を送信するためのインターフェースを提供
する。利用者がシナリオ記録指示手段205を介して出
したシナリオ記録指示は、シナリオ記録手段206が受
け取り、シナリオを生成する。
【0050】図16はシナリオ記録手段206の処理手
順を示すフローチャートである。図16を用いて、シナ
リオ記録指示を受けたシナリオ記録手段206がシナリ
オ格納部207に対してシナリオを出力するまでの動作
を説明する。シナリオ記録手段206は、シナリオ記録
指示手段205から、表示開始設定または表示終了設定
の指示を受け取る(ステップ1601)。
【0051】次に、時刻情報格納部209から時刻情報
を取得する(ステップ1602)。次に、選択オブジェ
クト情報格納手段204からウィンドウIDを取り出す
(ステップ1603)。次にシナリオ記録手段206
が、シナリオ記録指示手段205からのメッセージが、
表示開始設定指示なのか、表示終了設定指示なのかを判
断する(ステップ1604)。表示開始設定指示の場合
には、レイアウト情報格納部202から、ウィンドウI
Dに対応するレイアウト情報を取り出す(ステップ16
05)。例えばステップ1603で取り出した情報が動
画だった場合、レイアウト情報格納部202からは”幅
1”、”高さ1”、”X座標1”、”Y座標1”を、取
り出すことが出来る。ステップ1604で表示終了設定
の場合にはウィンドウIDに対応するオブジェクトを画
面上から消去する(ステップ1607)。最後に、以上
の情報をシナリオ格納部に蓄積する(ステップ160
6、ステップ1608)。
【0052】例えば、図11ステップ1104で静止画
1の表示開始設定をした際のシナリオは図17のように
なる。図18は、図11ステップ1110でテキスト1
の表示終了設定を行った際のシナリオの一例である。シ
ナリオ記録手段206で生成されたシナリオはシナリオ
格納部207に蓄積される。
【0053】シナリオの編集が終了し、利用者が実行指
示手段210を用いて、実行手段211に実行命令を送
信すると、実行手段211はシナリオ格納部207から
シナリオを取り出し、シナリオに沿って画面上にオブジ
ェクトを表示する。
【0054】以上のように、本実施形態によれば、選択
オブジェクト表示手段904によって、オブジェクトを
選択した時点で、レイアウト情報に従って、そのオブジ
ェクトの表示イメージがすぐに表示されるため、シナリ
オができる前に画面上の見え方を確認できる。また、表
示終了設定を行なうと、オブジェクトが画面上から消去
され、実行時の画面イメージと同一になる。このように
編集画面のまま動画が再生され、実行画面に移り変わる
ことにより、利用者に画面の切り替わりを意識させない
操作を提供することができる。さらに、表示されている
オブジェクト同志をリンク付けるという方法を取ること
により、リンク付け設定時の操作性を改善することがで
きる。
【0055】(実施の形態3)以下、第三の発明の実施
の形態について図面を参照しながら説明する。図19
は、本発明の一実施形態に於ける構成を示すブロック図
である。図19に於いて、801はオブジェクトのファ
イル名を管理するオブジェクト情報格納部、802はオ
ブジェクト情報格納部で管理されているオブジェクトを
一覧表示する一覧表示手段、803は使用するオブジェ
クトを利用者が選択するためのインターフェースを提供
するオブジェクト選択手段、804は利用者が選択した
オブジェクトを表示する選択オブジェクト表示手段、2
04は利用者が使用するオブジェクトの情報を蓄積する
選択オブジェクト情報格納部、202はオブジェクトの
表示位置を示すデータを格納するレイアウト情報格納
部、205は利用者によるシナリオ生成命令を送信する
ためのインターフェースを提供するシナリオ記録指示手
段、1901はシナリオを生成し出力するシナリオ生成
手段、207はシナリオを格納するシナリオ格納部、8
05は利用者が動画を進めたり止めたりするためのイン
ターフェースを提供する再生/停止指示手段、1902
は動画を再生しながら、編集中のシナリオに沿ってオブ
ジェクトの表示を制御する実行制御手段、211はシナ
リオに沿ってオブジェクトを表示する実行手段、209
は動画のフレームがどこまで進んだかを格納する時刻情
報格納部、1903は動画の現在のフレームに表示開始
設定されているオブジェクトの情報を格納する表示状態
格納部である。
【0056】上記のように構成されたシナリオ編集装置
に於けるオブジェクト間の表示関係の一例を図20に示
す。図20(a)は実施形態二で示したようにシナリオ
を作成した後、再生/停止指示手段805によって、動
画1のフレームを戻し、静止画1の表示終了フレームを
変更する場合の、オブジェクトの関係を示す図である。
一度、フレーム3で表示終了の設定が行なわれた静止画
1に対して、再度、終了フレームがフレーム3’で設定
されると、シナリオ中の終了フレームが変更される。図
20(b)は実施形態二で示したようにシナリオを作成
した後、再生/停止指示手段805によって、動画1の
フレームを戻し、静止画1が表示される前のフレームに
別の静止画2を表示開始設定する場合のオブジェクトの
関係を示す図である。図14で示したようにレイアウト
はファイルの属性毎に固定されているため、静止画2は
フレーム1’で表示開始設定されると同時に、静止画1
の表示が予定されているフレーム1で消去されるように
するため、表示終了設定が自動的に行われる。図20
(c)は実施形態二で示したようにシナリオを作成した
後、、再生/停止指示手段805によって、動画1のフ
レームを戻し、静止画1の表示終了フレームより手前の
フレームで静止画2を表示設定する場合のオブジェクト
の関係を示す図である。図14で示したようにレイアウ
トはファイルの属性毎に固定されているため、静止画2
が表示開始設定されると同時に、自動的に静止画1がフ
レーム2’で表示終了設定される。
【0057】本実施形態が、第二の発明における実施形
態と異なる点は、再生/停止指示手段205によってフ
レームを戻し、シナリオの再編集を行なうことができる
点と、実行制御手段1902が動画の再生を進めると同
時に、シナリオを実行する点である。実行制御手段19
02によって利用者が動画の巻き戻しを指示し、フレー
ムを戻した後停止指示を送ると、停止したフレームに於
いて表示中の設定になっているオブジェクトが画面上に
現われる。停止したフレームで表示中に設定されている
オブジェクトの情報は、表示状態格納部1903に蓄積
され、次にフレームが進められるまで格納される。図2
1に、表示状態格納部1903に表示中のオブジェクト
情報を格納する場合の、フォーマットの一例を示す。図
21(a)は、図1のような表示設定をされているタイ
トルに於いて、フレーム1とフレーム2の間で動画が止
められた場合の例であり、図21(b)は、図1のよう
な表示設定をされているタイトルに於いて、フレーム2
とフレーム3の間で動画が止められた場合の例である。
このように画面上に表示されているオブジェクトの情報
を管理する。
【0058】次に、シナリオ生成手段1901がシナリ
オを生成するまでの動作を説明する。図22はシナリオ
生成手段1901の処理手順を示すフローチャートであ
る。利用者からシナリオ記録指示手段205を介して、
シナリオ記録指示を受け取ったシナリオ生成手段190
1は、時刻情報格納部209より、動画のフレームを取
得する(ステップ2202)。次に、受け取った指示が
表示開始設定指示かどうかを判断する(ステップ220
3)。開始設定指示だった場合には、選択オブジェクト
情報格納手段204より、ウィンドウIDを取り出す
(ステップ2204)。次に、レイアウト情報格納部2
02より対応するオブジェクトのレイアウト情報を取得
する(ステップ2205)。次に、表示開始のシナリオ
を出力する(ステップ2206)。次に、現フレームよ
り前のフレームにおいて、同じ位置に表示開始設定され
ているオブジェクトがあるかどうかを検索する。まず、
シナリオ中のメッセージ管理部を対象オブジェクトの属
性を用いて、現フレームの前方に向かって検索する(ス
テップ2207)。同じ属性のオブジェクトが存在して
いる場合、そのオブジェクトの表示終了フレームを現フ
レームに変更する(ステップ2209)。検索条件にあ
てはまるメッセージが一つ見つかったら、検索は終了す
る。
【0059】例えば、図20(c)のような場合におい
て、ステップ2209が行われる。図20(c)の場
合、静止画2の属性”静止画”で、シナリオのメッセー
ジ管理部(図7(c))をフレーム2から前方に向かっ
て検索する。すると、フレーム1で静止画1の表示開始
が設定されているので、静止画2を表示するために、静
止画1の表示終了フレームは自動的にフレーム2’とし
て設定される。次に、以後のフレームに於いて、同じ位
置に表示開始設定されているオブジェクトがあるかを検
索する。まず、シナリオ中のメッセージ管理部を対象オ
ブジェクトの属性を用いて現フレームの後方に向かって
検索する(ステップ2207)。同じ属性のオブジェク
トが存在している場合、そのフレームで表示終了設定を
行う(ステップ2216)。検索条件にあてはまるメッ
セージが一つ見つかったら、検索は終了する。
【0060】例えば、図20(b)のような場合におい
て、ステップ2216が行われる。図20(b)の場
合、静止画2の属性”静止画”で、シナリオのメッセー
ジ管理部(図7(c))をフレーム1から後方に向かっ
て検索する。すると、フレーム1で静止画1の表示開始
が設定されているので、静止画2の表示終了フレームは
自動的に”フレーム1”として設定される。次に、ステ
ップ2203で受けた指示が表示終了設定の指示であっ
た場合には、表示状態格納部1903からウィンドウI
Dを取り出し(ステップ2212)、取り出したウィン
ドウIDに対応する、表示中のオブジェクトを画面から
消去する(ステップ2213)。次に、対象となってい
るオブジェクトが、すでに表示終了フレームを設定され
ているかどうかを検索する。まず、シナリオ中のメッセ
ージ管理部を現フレームの後方に向かって対象のオブジ
ェクトのオブジェクトIDで検索する(ステップ221
4)。検索中のオブジェクトIDが見つかった場合、表
示終了フレームを現フレームに変更する(ステップ22
17)。
【0061】例えば、図20(a)のような場合におい
て、ステップ2217が行われる。図20(a)の場
合、静止画1のオブジェクトID”O002”で、シナ
リオのメッセージ管理部(図7(c))をフレーム3か
ら検索する。するとフレーム3で静止画1はすでに表示
終了設定されているため、メッセージ管理部中のO00
2に関する表示終了フレームを”フレーム3’”に変更
する。ステップ2215でオブジェクトIDが見つから
なかった場合には、表示終了のシナリオを新たに出力す
る(ステップ2216)。最後に、シナリオをフレーム
順にソートする(ステップ2218)。
【0062】次に、図20(a)(b)(c)それぞれ
のように、変更が生じた後のシナリオの一例を示す。図
23は、図20(a)のようにオブジェクトの表示関係
が変更された場合の、シナリオのメッセージ管理部の一
例である。図8で示したシナリオのうち、静止画1に関
する終了メッセージが記録されている部分のみ修正され
る。
【0063】図24は、図20(b)のようにオブジェ
クトの関係が設定された場合の、シナリオの一例であ
る。図7で示したシナリオと異なる点は、オブジェクト
管理部に静止画2に関する情報が追加された(図24
(b))点と、メッセージ管理部に静止画2に関する表
示開始フレームと表示終了フレームが記録された(図2
4(c))点と、ウィンドウ管理部に静止画2に関する
レイアウト情報が記録された(図24(d)点と、前記
変更に伴うタイトル管理部の変更(図24(a))であ
る。
【0064】図25は、図20(c)のようにオブジェ
クトの関係が設定された場合の、シナリオの一例であ
る。図7で示したシナリオと異なる点は、オブジェクト
管理部に静止画2に関する情報が追加された(図25
(b))点と、メッセージ管理部の静止画1の表示終了
フレームが変更され、静止画2に関する表示開始フレー
ム記録された(図25(c))点と、ウィンドウ管理部
に静止画2に関するレイアウト情報が記録された(図2
5(d)点と、前記変更に伴うタイトル管理部の変更
(図25(a))である。
【0065】以上のように本実施形態によれば、シナリ
オ生成手段1901が編集中のシナリオを取り出し再編
集することにより、フレームを逆方向に進めてオブジェ
クトの表示開始を設定したり表示終了設定したりするこ
とができる。また、再編集したシナリオがすぐに反映さ
れるので、編集中に実行画面の確認をすることができ
る。
【0066】(実施の形態4)以下、第四の発明の実施
形態について図面を参照しながら説明する。図26は、
本発明の一実施形態に於ける構成を示すブロック図であ
る。図26に於いて、801はオブジェクトのファイル
名を管理するオブジェクト情報格納部、802はオブジ
ェクト情報格納部で管理されているオブジェクトを一覧
表示する一覧表示手段、803は使用するオブジェクト
を利用者が選択するためのインターフェースを提供する
オブジェクト選択手段、804は利用者が選択したオブ
ジェクトを表示する選択オブジェクト表示手段、204
は利用者が使用するオブジェクトの情報を蓄積する選択
オブジェクト情報格納部、202はオブジェクトの表示
位置を示すデータを格納するレイアウト情報格納部、1
901はシナリオを生成し、出力するシナリオ生成手
段、207はシナリオを格納するシナリオ格納部、80
5は利用者が動画を再生、巻き戻し、停止といった制御
をするためのインターフェースを提供する再生/停止指
示手段、1902は動画を進めると同時に、シナリオに
沿ってオブジェクトを表示する実行制御手段、209は
動画のフレームがどこまで進んだかを格納する時刻情報
格納部、1903は現在表示中のオブジェクトの情報を
格納する表示状態格納部、2601は動画を停止した直
後と再生する直前の画面上の表示状態の差分を取り、自
動的に表示開始設定をする同期設定手段である。
【0067】次に、上記のように構成されたシナリオ編
集装置に於ける利用者の操作フローを図27を用いて説
明する。利用者は最初に、動画を選択する(ステップ2
701)。次に、静止画またはテキストの表示開始フレ
ームに達するまで動画を再生し、停止する(ステップ2
702)。次に、表示するオブジェクトを選択する(ス
テップ2703)。このようにステップ2702とステ
ップ2703を繰り返し、表示開始設定を行う。表示終
了設定をする場合には、終了設定をするフレームまで動
画を進め(ステップ2702)、終了設定するオブジェ
クトを選択した後(ステップ2703)、表示終了を確
定するボタンを押す(ステップ2705)。
【0068】本実施形態、第三の発明による実施形態と
異なる点は、第三の発明の実施形態では、オブジェクト
を選択した後に表示開始設定のボタンを押さなければな
らなかったが、本実施形態では、動画が停止されてから
再生されるまでの間に、選択され画面上に表示されたオ
ブジェクトは自動的に表示開始設定がされる点である。
図27に本実施形態に於ける、画面上のイメージを示
す。画面上のイメージが第三の発明の実施形態と異なる
点は、表示開始設定のボタンが取り除かれた点である。
【0069】次に、図1のような画面上の流れを意味す
るシナリオを作成する際の、本実施形態における利用者
の操作フローを、図29を用いて説明する。図29は図
1のようなオブジェクトの表示関係を設定する際の利用
者の操作フローである。利用者は最初に、動画1を選択
する(ステップ2901)。次に、動画1をフレーム1
まで再生し、停止する(ステップ2902)。次に、静
止画1を選択する(ステップ2903)。同様に、動画
1をフレーム2まで再生し、停止する(ステップ290
4)。次にテキスト1を選択する(ステップ290
5)。次に動画1をフレーム3まで再生し、停止する
(ステップ2906)。次に静止画1とテキスト1を選
択し(ステップ2907)、表示終了を確定するボタン
を押す(ステップ2908)。このようにシナリオを編
集する。
【0070】次に、本実施形態における同期設定手段2
601の動作を説明する。図30は同期設定手段260
1が、命令を制御する際の動作フローを示したものであ
る。同期設定手段2601は、再生/停止指示手段80
5から動画の再生指示または停止指示を受け付ける(ス
テップ3001)。受けた指示が停止指示であった場
合、実行制御手段1902に実行停止命令を送信する
(ステップ3006)。ステップ3002で受けた指示
が再生指示であった場合は、選択オブジェクト情報格納
部204に、選択オブジェクト情報が格納されているか
どうか調べる。格納されている場合には、シナリオ生成
手段1901にシナリオ記録指示を送信し(ステップ3
004)、シナリオ記録が終了した後に、実行制御手段
1902に実行命令を送信する。ステップ3003で選
択オブジェクト情報格納部に情報が格納されていない場
合には、実行制御手段1902に実行命令を送信する。
【0071】以上のように本実施形態によれば、同期設
定手段2601が、動画が止まった時の状態と、進む直
前時の画面上の状態を比較し、自動的にシナリオ生成の
判断をするため、多数のオブジェクトを同時に設定する
際に処理が一度で済み、効率良く編集が行なえる。ま
た、利用者がフレームを進めるだけで、表示開始設定の
動作を行わなくても自動的に設定されるので、操作の煩
雑さを取り除くことができる。
【0072】(実施の形態5)以下、第五の発明の実施
形態について図面を参照しながら説明する。図31は、
本発明の一実施形態に於ける構成を示すブロック図であ
る。図31に於いて、801はオブジェクトのファイル
名を管理するオブジェクト情報格納部、802はオブジ
ェクト情報格納部で管理されているオブジェクトを一覧
表示する一覧表示手段、803は使用するオブジェクト
を利用者が選択するためのインターフェースを提供する
オブジェクト選択手段、804は利用者が選択したオブ
ジェクトを表示する選択オブジェクト表示手段、204
は利用者が使用するオブジェクトの情報を蓄積する選択
オブジェクト情報格納部、202はオブジェクトの表示
位置を示すデータを格納するレイアウト情報格納部、2
05は利用者によるシナリオ生成命令を送信するための
インターフェースを提供するシナリオ記録指示手段、2
06はシナリオを生成し、出力するシナリオ記録手段、
207はシナリオを格納するシナリオ格納部、805は
利用者が動画を進めたり止めたりするためのインターフ
ェースを提供する再生/停止指示手段、、806は動画
の再生を行う動画再生手段、209は動画のフレームが
どこまで進んだかを格納する時刻情報格納部、210は
利用者がシナリオ実行命令を出すためのインターフェー
スを提供する実行指示手段、211はシナリオに沿って
オブジェクトを表示する実行手段、3101は利用者が
シナリオに必要な情報を入力したり、指示をするための
タッチパネルである。利用者はタッチパネル3101に
触れることによって、オブジェクト選択手段803、シ
ナリオ記録指示手段205、再生/停止指示手段80
5、実行指示手段210の各機能を使うことができる。
【0073】上記のように構成されたシナリオ編集装置
に於ける、画面上のイメージを図9に示す。図9で、9
01は動画オブジェクトが表示される動画表示予定領
域、902は静止画オブジェクトが表示される静止画表
示予定領域、903はテキストオブジェクトが表示され
るテキスト表示予定領域である。このように各オブジェ
クトの表示位置と大きさは、各属性毎に固定されてい
る。
【0074】表示位置と大きさを固定することにより、
レイアウト情報を考え、入力するという手間を省き、簡
単な操作手順を実現している。904は動画のフレーム
を進める再生ボタン、905は動画のフレームが進むの
を停止する停止ボタン、906はオブジェクトの表示開
始タイミングを設定するときに使用する表示開始設定ボ
タン、907はオブジェクトの表示終了タイミングを設
定するときに使用する表示終了設定ボタン。908は表
示するオブジェクトの属性を切り替える表示オブジェク
ト切り替えボタン、909はオブジェクトを属性毎に一
覧表示するオブジェクト表示領域である。これらのボタ
ンの機能は、タッチパネル3101によるタッチで指定
することができる。
【0075】次に、本実施形態における利用者の操作フ
ローを図10を用いて説明する。図10は、本実施形態
における利用者の操作フローである。利用者は最初に基
軸となる動画をタッチパネル3101上で選択し(ステ
ップ1001)、動画の表示開始を設定するボタンを押
す(ステップ1002)。
【0076】次に、他のオブジェクトを表示設定するフ
レームまで動画を再生し、オブジェクトとの関連づけを
行う場所で動画を停止する(ステップ1003)。次
に、表示するオブジェクトをタッチパネル3101上で
選択し(ステップ1004)、表示開始を設定するボタ
ンを押す(ステップ1006)。ステップ1003から
ステップ1006を繰り返すことによって、すべてのオ
ブジェクトの表示開始設定をする。表示終了設定は、表
示開始ボタンの替わりに表示終了ボタンを押すことによ
って設定する(ステップ1007)。
【0077】次に、図1のような表示タイミングを設定
する際の、本実施形態における利用者の操作フローと画
面イメージを説明する。図11は本実施形態における利
用者の操作フローであり、図12は画面上のイメージ図
である。
【0078】利用者は最初に、タッチパネル3101上
で動画1を選択する(図11ステップ1101)。する
と、画面上の動画表示予定領域にに動画1が表示される
(図12(a))。次に、動画1をフレーム1まで再生
し、停止する(図11ステップ1102)。次に、タッ
チパネル3101上で静止画1を選択する(図11ステ
ップ1103)。すると、画面上の静止画表示予定領域
に静止画1が表示される(図12(b))。
【0079】次に、静止画1の表示開始を確定するボタ
ンを押す(図11ステップ1104)。同様に、動画1
をフレーム2まで再生し、停止する(図11ステップ1
105)。次にタッチパネル3101上でテキスト1を
選択する(図11ステップ1106)。すると、画面上
のテキスト表示予定領域にテキスト1が表示される(図
12(c))。
【0080】次に、テキスト1の表示開始を確定するボ
タンを押す(ステップ1107)。次に動画1をフレー
ム3まで再生し、停止する(図11ステップ110
8)。次にタッチパネル上で静止画1を選択し(図11
ステップ1109)、表示終了を設定するボタンを押す
(図11ステップ1110)。最後にタッチパネル31
01上でテキスト1を選択し(図11ステップ111
1)、表示終了を設定するボタンを押す(図11ステッ
プ1112)。このように、オブジェクトの選択とボタ
ンの押下はすべてタッチパネル3101上で操作し、画
面を確認しながら設定をする。
【0081】次に、本実施形態の処理フローを説明す
る。まず、利用者がオブジェクトを選択するまで(図1
0ステップ1001、ステップ1004)の処理フロー
を説明する。
【0082】図13はオブジェクト情報格納部201の
一例を示す図である。図13に於いて、「動画管理I
D」は各動画オブジェクトを一意に表す番号である。
「動画オブジェクト名」は各動画オブジェクトごとにつ
けられたオブジェクト名である。このような形式で、静
止画とテキストについても同様に、オブジェクト情報格
納部801に記憶され管理される。一覧表示手段802
はオブジェクト情報格納部801に格納されているオブ
ジェクト情報を参照し、管理ID順にオブジェクト名を
取り出し、オブジェクトを表す静止画を画面上に配置す
る。この静止画はオブジェクトが動画の場合には、動画
の内容を最も良く表す1枚のフレームであり、オブジェ
クトが静止画の場合には、当該データを縮小したもので
あり、オブジェクトがテキストの場合には、題名文字列
と、予め決められたアイコンと呼ばれるデータである。
【0083】動画の内容を最も良く表すフレームは代表
静止画と呼び、動画をオブジェクト情報格納部801に
登録する際に作成し、対応する動画オブジェクト名によ
り一意に決定される名称のファイルに格納されている。
次に、利用者は使用するオブジェクトを、一覧表示手段
802で一覧表示されたオブジェクトから、オブジェク
ト選択手段803を用いて選択する。選択指示はタッチ
パネル3101を介して行われる。
【0084】利用者が選択したオブジェクトは選択オブ
ジェクト表示手段804によって、画面上に表示され
る。選択オブジェクト表示手段804は、オブジェクト
の属性をオブジェクト情報格納部より得て、レイアウト
情報格納部202からオブジェクトの位置とサイズの情
報を取り出し、画面上に配置する。
【0085】図14はレイアウト情報格納部の一例を示
す図である。このような形式で位置情報とサイズ情報は
あらかじめ固定され、管理されている。また、利用者が
選択したオブジェクトの情報は選択オブジェクト情報格
納部204に蓄積される。選択オブジェクト情報格納部
204は、動画に他のオブジェクトを関連づける際の一
時記憶として使用するため、一度シナリオを生成すると
その内容は消去されてしまう。
【0086】図15は選択オブジェクト情報格納手段2
04に蓄積される情報の一例である。例えば、図11の
ステップ1101において、利用者が”動画1”を選択
すると、選択オブジェクト表示手段904によって、動
画1が画面上に表示され、選択オブジェクト情報格納部
204には、オブジェクトID”O001”、ファイル
名”動画1”、動画ウィンドウID”動画W001”、
属性”動画”が蓄積される(図15(a))。同様に図
15(b)は、図11のステップ1103において、利
用者が”静止画1”を選択した際の選択オブジェクト格
納手段204の一例であり、図15(c)は、図11の
ステップ1105において、利用者が”テキスト1”を
選択した際の選択オブジェクト格納手段204の一例で
ある。
【0087】次に、利用者が、動画を再生する際の(図
10ステップ1003)、本実施形態の動作を説明す
る。再生/停止指示手段805は、利用者が動画の再
生、巻き戻し、早送り、停止をするためのインターフェ
ースを提供する。。再生/停止の指示はタッチパネル3
101を用いて行われる。利用者が再生/停止指示手段
805を介して出した命令が再生指示の場合は動画再生
手段806によって動画が再生され、停止指示の場合に
は動画が停止し、時刻情報格納手段209に、停止時の
フレームが格納される。
【0088】次に、利用者がオブジェクトの表示開始設
定(図10ステップ1005)または表示終了設定(図
10ステップ1006)を行う際の、本装置の動作を説
明する。シナリオ記録指示手段205は、利用者がシナ
リオ記述命令を送信するためのインターフェースを提供
する。シナリオ記述の指示はタッチパネル3101を用
いて行われる。利用者がシナリオ記録指示手段205を
介して出したシナリオ記録指示は、シナリオ記録手段2
06が受け取り、シナリオを生成する。
【0089】図16はシナリオ記録手段206の処理手
順を示すフローチャートである。図16を用いて、シナ
リオ記録指示を受けたシナリオ記録手段206がシナリ
オ格納部207に対してシナリオを出力するまでの動作
を説明する。シナリオ記録手段206は、シナリオ記録
指示手段205から、表示開始設定または表示終了設定
の指示を受け取る(ステップ1601)。
【0090】次に、時刻情報格納部209から時刻情報
を取得する(ステップ1602)。次に、選択オブジェ
クト情報格納手段204からウィンドウIDを取り出す
(ステップ1603)。次にシナリオ記録手段206
が、シナリオ記録指示手段205からのメッセージが、
表示開始設定指示なのか、表示終了設定指示なのかを判
断する(ステップ1604)。表示開始設定指示の場合
には、レイアウト情報格納部202から、ウィンドウI
Dに対応するレイアウト情報を取り出す(ステップ16
05)。例えばステップ1603で取り出した情報が動
画だった場合、レイアウト情報格納部202からは”幅
1”、”高さ1”、”X座標1”、”Y座標1”を、取
り出すことが出来る。ステップ1604で表示終了設定
の場合にはウィンドウIDに対応するオブジェクトを画
面上から消去する(ステップ1607)。最後に、以上
の情報をシナリオ格納部に蓄積する(ステップ160
6、ステップ1608)。
【0091】例えば、図11ステップ1104で静止画
1の表示開始設定をした際のシナリオは図17のように
なる。図18は、図11ステップ1110でテキスト1
の表示終了設定を行った際のシナリオの一例である。シ
ナリオ記録手段206で生成されたシナリオはシナリオ
格納部207に蓄積される。
【0092】シナリオの編集が終了し、利用者がタッチ
パネル3101から実行指示手段210を用いて、実行
手段211に実行命令を送信すると、実行手段211は
シナリオ格納部207からシナリオを取り出し、シナリ
オに沿って画面上にオブジェクトを表示する。
【0093】以上のように、本実施形態によれば、オブ
ジェクト選択手段803とシナリオ記録指示手段205
と再生/停止指示手段805と実行指示手段210の各
機能を、タッチパネル3101を用いて利用することが
でき、また、編集画面上で、利用者が編集対象そのもの
を見ながら操作できる、いわゆるWYSIWYG(What
you see is what you get)による編集作業ができるた
め、効率の良い編集機能を提供できる。
【0094】また、本発明はタッチパネルの替わりに、
ペン入力装置、利用者の音声指示を認識して処理を行う
音声入力装置、テレビやビデオなどのリモコン操作のよ
うに利用者が指示を出すワイヤレスリモコン入力装置を
用いても同様の編集が可能である。
【0095】
【発明の効果】以上のように、第一の発明によれば、時
間的情報を持つオブジェクトの時刻を指定し、その時刻
にリンクさせる情報を入力することで、基本的なハイパ
ービデオ型のシナリオ編集装置を実現することできる。
【0096】第二の発明によれば、シナリオを生成する
前にあらかじめ画面が確認できるため、シナリオ生成後
の修正という手間を省くことが出来るシナリオ編集装置
を実現できるものである。また、画面上に表示されてい
るオブジェクトをリンク付けることで利用者に理解しや
すい設定操作を提供できるシナリオ編集装置を実現でき
るものである。
【0097】第三の発明によれば、シナリオが完成する
前にシナリオを修正でき、また、修正したシナリオが、
反映された上で実行されるので、すぐに画面の流れや各
画像の前後関係を確認することができるという効果があ
る また、第四の発明によれば、利用者がリンク設定という
操作を意識せずに、表示させたいオブジェクトを表示さ
せたい時刻で選択するだけで自動的にリンク付けが行な
えるため、リンク付けの操作が省力化できるシナリオ編
集装置を実現できるものである。
【0098】第五の発明によれば、編集画面上ですべて
の編集作業が行えるので、利用者の意図通りの編集が容
易に行え、効率的に編集作業を行える。
【0099】なお、本発明は、動画データの替わりに、
時間情報を持つ音声データを用いても同様の編集が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるハイパービデオ型シナリオの構
成図
【図2】本発明の第一の実施の形態に於けるシナリオ編
集装置のブロック図
【図3】本発明の第一の実施の形態に於ける利用者の操
作フロー図
【図4】本発明の第一の実施の形態に於ける選択オブジ
ェクト情報格納部の概念図
【図5】本発明の第一の実施の形態に於けるレイアウト
情報格納部の概念図
【図6】本発明の第一の実施の形態に於ける時刻情報格
納部の概念図
【図7】本発明の第一の実施の形態の於けるシナリオ格
納部の概念図
【図8】本発明の第二の実施の形態に於けるシナリオ編
集装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第二の実施の形態に於ける画面イメー
ジ図
【図10】本発明の第二の実施の形態に於ける利用者の
操作フロー図
【図11】本発明の第二の実施の形態に於ける利用者の
操作フロー図
【図12】本発明の第二の発明の実施の形態に於ける画
面イメージ図
【図13】本発明の第二の実施の形態に於けるオブジェ
クト情報格納部の概念図
【図14】本発明の第二の実施の形態に於けるレイアウ
ト情報格納部の概念図
【図15】本発明の第二の実施の形態に於ける選択オブ
ジェクト情報格納部の概念図
【図16】本発明の第二の実施の形態に於けるシナリオ
記録手段のフローチャート
【図17】本発明の第二の実施の形態に於けるシナリオ
格納部の概念図
【図18】本発明の第二の実施の形態に於けるシナリオ
格納部の概念図
【図19】本発明の第三の実施の形態に於けるシナリオ
編集装置の構成を示すブロック図
【図20】本発明の第三の実施の形態に於けるオブジェ
クトの関係を示す概念図
【図21】本発明の第三の実施の形態に於ける表示状態
格納部の概念図
【図22】本発明の第三の実施の形態に於けるシナリオ
生成手段のフローチャート
【図23】本発明の第三の実施の形態に於けるシナリオ
格納部の概念図
【図24】本発明の第三の実施の形態に於けるシナリオ
格納部の概念図
【図25】本発明の第三の実施の形態に於けるシナリオ
格納部の概念図
【図26】本発明の第四の実施の形態に於けるシナリオ
編集装置の構成を示すブロック図
【図27】本発明の第四の実施の形態に於ける利用者の
操作フロー図
【図28】本発明の第四の実施の形態に於ける画面イメ
ージ図
【図29】本発明の第四の実施の形態に於ける利用者の
操作フロー図
【図30】本発明の第四の発明の実施の形態に於ける同
期設定手段のフローチャート
【図31】本発明の第五の発明の実施の形態に於けるシ
ナリオ編集装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
201 レイアウト情報入力手段 202 レイアウト情報格納部 203 オブジェクト入力手段 204 選択オブジェクト情報格納部 205 シナリオ記録指示手段 206 シナリオ記録手段 207 シナリオ格納部 208 時刻指示手段 209 時刻情報格納部 210 実行指示手段 211 実行手段 801 オブジェクト情報格納部 802 一覧表示部 803 オブジェクト選択手段 804 選択オブジェクト表示手段 805 再生/停止指示手段 806 動画再生手段 1901 シナリオ生成手段 1902 実行制御手段 1903 表示状態格納部 2601 同期設定手段 3101 タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 13/00 G06T 15/70 G06F 17/00 G06F 17/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウト情報を管理するレイアウト情
    報格納部と、使用可能なオブジェクトを管理するオブジ
    ェクト情報格納部と、オブジェクト情報格納部で管理さ
    れているオブジェクトを表示する一覧表示手段と、一覧
    表示されているオブジェクトの中から目的のオブジェク
    トを選択するインターフェースを提供するオブジェクト
    選択手段と、レイアウト情報格納部に格納されている位
    置情報を取り出し、利用者に選択されたオブジェクトを
    画面上に表示する選択オブジェクト表示手段と、利用者
    が決定したオブジェクトの情報を管理する選択オブジェ
    クト情報格納部と、利用者に時刻を操作するインターフ
    ェースを提供する再生/停止指示手段と、時刻を進める
    動画再生手段と、現在の時刻を管理する時刻情報格納部
    と、利用者がリンク付けの命令を出すシナリオ記録指示
    手段と、リンク情報を記録するシナリオ記録手段と、生
    成されたシナリオを管理するシナリオ格納部と、利用者
    がシナリオを再生するための実行指示手段と、実行指示
    に従ってシナリオを実行する実行手段を備えたことを特
    徴とするシナリオ編集装置。
  2. 【請求項2】 レイアウト情報を管理するレイアウト情
    報格納部と、使用可能なオブジェクトを管理するオブジ
    ェクト情報格納部と、オブジェクト情報格納部で管理さ
    れているオブジェクトを表示する一覧表示手段と、一覧
    表示されているオブジェクトの中から目的のオブジェク
    トを選択するためのインターフェースを提供するオブジ
    ェクト選択手段と、レイアウト情報格納部に格納されて
    いる位置情報を取り出し、利用者に選択されたオブジェ
    クトを画面上に表示する選択オブジェクト表示手段と、
    利用者が決定したオブジェクトの情報を管理する選択オ
    ブジェクト情報格納部と、利用者がリンク付けの命令を
    出すためのシナリオ記録指示手段と、リンク情報を記録
    し作成中のシナリオの追加と修正を行うシナリオ生成手
    段と、生成されたシナリオを管理するシナリオ格納部
    と、利用者に時刻を操作するインターフェースを提供す
    る再生/停止指示手段と、編集中にシナリオに沿ってオ
    ブジェクトの表示を制御することができる実行制御手段
    と、現在の時刻を管理する時刻情報格納部と、画面上の
    表示状態を管理する表示状態格納部を備えたことを特徴
    とするシナリオ編集装置。
  3. 【請求項3】 レイアウト情報を管理するレイアウト情
    報格納部と、使用可能なオブジェクトを管理するオブジ
    ェクト情報格納部と、オブジェクト情報格納部で管理さ
    れているオブジェクトを表示する一覧表示手段と、一覧
    表示されているオブジェクトの中から目的のオブジェク
    トを選択するためのインターフェースを提供するオブジ
    ェクト選択手段と、レイアウト情報格納部に格納されて
    いる位置情報を取り出し、利用者に選択されたオブジェ
    クトを画面上に表示する選択オブジェクト表示手段と、
    利用者が決定したオブジェクトの情報を管理する選択オ
    ブジェクト情報格納部と、選択オブジェクト情報格納部
    を監視し、シナリオ生成手段にシナリオ記述命令を送信
    する同期設定手段と、リンク情報を記録し作成中のシナ
    リオの追加と修正を行うシナリオ生成手段と、生成され
    たシナリオを管理するシナリオ格納部と、利用者に時刻
    を操作するインターフェースを提供する再生/停止指示
    手段と、編集中にシナリオに沿ってオブジェクトの表示
    を制御することができる実行制御手段と、現在の時刻を
    管理する時刻情報格納部と、画面上の表示状態を管理す
    る表示状態格納部を備えたことを特徴とするシナリオ編
    集装置。
  4. 【請求項4】 レイアウト情報を管理するレイアウト情
    報格納部と、使用可能なオブジェクトを管理するオブジ
    ェクト情報格納部と、オブジェクト情報格納部で管理さ
    れているオブジェクトを表示する一覧表示手段と、一覧
    表示されているオブジェクトの中から目的のオブジェク
    トを選択するインターフェースをタッチパネルを用いて
    提供するオブジェクト選択手段と、レイアウト情報格納
    部に格納されている位置情報を取り出し、利用者に選択
    されたオブジェクトを画面上に表示する選択オブジェク
    ト表示手段と、利用者が決定したオブジェクトの情報を
    管理する選択オブジェクト情報格納部と、利用者に時刻
    を操作するインターフェースをタッチパネルを用いて提
    供する再生/停止指示手段と、時刻を進める動画再生手
    段と、現在の時刻を管理する時刻情報格納部と、利用者
    がリンク付けの命令を出すためのタッチパネルを備えた
    シナリオ記録指示手段と、リンク情報を記録するシナリ
    オ記録手段と、生成されたシナリオを管理するシナリオ
    格納部と、利用者がシナリオを再生する操作をタッチパ
    ネルによって行える実行指示手段と、実行指示に従って
    シナリオを実行する実行手段を備えたことを特徴とする
    シナリオ編集装置。
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