JPH08123661A - 高速コンパレータ回路およびデータビットの比較方法 - Google Patents

高速コンパレータ回路およびデータビットの比較方法

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JPH08123661A
JPH08123661A JP7228737A JP22873795A JPH08123661A JP H08123661 A JPH08123661 A JP H08123661A JP 7228737 A JP7228737 A JP 7228737A JP 22873795 A JP22873795 A JP 22873795A JP H08123661 A JPH08123661 A JP H08123661A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない段数で信頼性良く動作することのでき
るコンパレータ回路を提供する。 【解決手段】 高速コンパレータ回路は、並列に動作す
る複数の第1スイッチXORを備える。第1スイッチに
は、第1および第2データワードが入力され、これらデ
ータワードが一致すると第1の論理状態出力を、一致し
ないと第2論理状態出力を与える。複数の第2スイッチ
89は、これらの論理状態出力を受取り、第3スイッチ
82,84に全部一致または不一致を示す組合せ出力を
与える。第3スイッチは、第1および第2分岐ノード4
4,46に接続され、全部一致のとき第1と第2の分岐
ノードの間の第1電圧差を生成し、不一致のとき第2電
圧差を生成する。センス増幅器は、2つの分岐ノードの
導通に生じる不均衡に従って大きくなる電圧差を増幅す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパレータ回
路に関し、特に長いデータワードを高速度で比較するこ
とのできるコンパレータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】データワード・コンパレータ回路(以
下、コンパレータ)は、種々のデジタル制御応用,コン
ピュータ応用,論理応用に必要とされている。コンパレ
ータの代表的な応用は、データワードの復号あるいは認
識である。コンパレータ(およびデジタル回路の他の要
素)は、高速で動作できることが強く望まれている。
【0003】図1に示された種類の従来のコンパレータ
における1つの問題は、多くの場合、コンパレータが、
直列に配列された長い論理ゲート構造で形成されている
ことである。したがって、コンパレータは、各データワ
ードを処理するのに比較的長い時間を必要とする。多く
のデジタル・コンパレータにおいて比較されるデータワ
ードの数を考慮すると、比較的低速のデジタル・コンパ
レータ・デバイスの使用は、デジタル,演算,記憶にか
なりの時間を要することが明らかになる。
【0004】米国特許第5,031,147号明細書
“Semiconductor Memory”には、
複数のイクスクルーシブOR(以後、XORという)回
路を有し、これらにスタティックNOR,クロック・イ
ンバータが続く、カウンタ・コンパレータが開示されて
いる。クロック・インバータは、XOR出力を変えなが
ら、ラッチとNORとの間を分離する。かなり長いデー
タワードを比較する多入力のコンパレータ回路に対して
は、スタティックNORは、比較コマンドを処理するの
に、かなり長い時間を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】少ない段数で信頼性良
く動作することのできるコンパレータ回路を構成し、こ
れにより高速のコンパレータ回路を提供することが望ま
れている。このようなコンパレータ回路は、直列に配列
された少ない個数の要素で動作を実現することが強く望
まれている。本発明の目的はこれらの課題を解決するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、高速コンパ
レータ回路に関するものであり、この高速コンパレータ
回路は、2つのデータワード間の一致または不一致を指
示し、並列に動作する複数の第1スイッチ(XOR)
と、第1スイッチの出力に応じて第3スイッチに組合せ
出力を生成する複数の第2スイッチとを備えている。前
記第3スイッチは、第1分岐ノードと第2分岐ノードと
の間の電圧差を制御する。特に、第1データワードから
のデータビットを、複数の第1スイッチの第1入力にそ
れぞれ入力し、第2データワードからの対応データビッ
トを、第1スイッチの第2入力にそれぞれ入力する。各
第1スイッチは、ビットを比較して、第1データビット
が第2データビットに一致すると、第1論理状態出力を
与え、第1データビットが第2データビットに一致しな
いと、第2論理状態出力を与える。複数の第2スイッチ
は互いに並列に接続され、および複数の第1スイッチに
それぞれ直列に接続され、ビット一致を示す入力の組合
せに応じて、各第1スイッチの論理状態出力を入力とし
て受取り、第1組合せ論理状態出力を生成し、ビット不
一致を示す入力の組合せに応じて、第2組合せ論理状態
出力を生成する。複数の第2スイッチの第1および第2
の組合せ論理状態出力に応答する第3スイッチ手段が第
1分岐ノードと第2分岐ノードとの両方に結合され、ビ
ット一致を示す組合せ出力を表すノード間の第1電圧差
と、ビット不一致を示す組合せ出力を表すノード間の第
2電圧差とを生成する。センス増幅器が動作して、ノー
ド間の電圧差を増幅する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に説明する特定の要素構成
は、実施例を説明するためのものであり、範囲を限定す
るものではない。同様に、従来例およびこの発明の実施
例の要素および段の数は、或るコンパレータに関連する
遅延を説明するために選択されたものであり、範囲を限
定するものではない。この発明は、また、より多くのま
たはより少ない数の入力を有し、このような個々の入力
が使用されると、より多くのまたはより少ない時間を節
約するコンパレータにも適用できる。以下の説明では、
“HIGH”という用語は、高電圧論理レベルを表し、
“LOW”という用語は、低電圧論理レベルを表してい
る。しかし、用語HIGHおよびLOWの使用は、幾分
任意である。というのは、いくつかの状況では、この発
明のコンパレータの動作に影響を与えずに、HIGHお
よびLOWを逆転できるからである。スイッチとしての
トランジスタ機能は、技術上周知であり、この出願で
は、用語“トランジスタ”および“スイッチ”は、交換
可能に用いられる。
【0008】図1.従来例 図1に示す従来技術のデジタル・コンパレータ回路18
に用いられる論理回路の一例は、イクスクルーシブOR
すなわちXORゲートの組合せを有している。図1に
は、64個の入力コンパレータを示している。第1段2
0は、64個の入力XOR回路22a,22b,22
c,・・・,22xで構成されており、図には表示を簡
単にするために、5個の入力XOR回路のみを示してあ
る。OR回路24は、それぞれ2入力ORゲート38の
並列回路よりなる第2段〜第7段26,28,30,3
2,34,36より構成されている。第1段20のすべ
ての出力は対にされて、2個のXORゲートはそれらの
出力を、第2段26のORゲートの1つの入力に接続す
る。第2段26(OR回路24内の第1段である)は、
32個の並列ORゲートを有している。図では、表示を
簡単にするために、3個のみ示してある。最終段を除く
各段のORゲート38の出力は対にされて、次段の1個
のORゲートへの入力とされる。このように、第3段2
8は16個の並列ORゲートを、第4段30は8個の並
列ORゲートを、第5段32は4個の並列ORゲート
を、第6段34は2個の並列ORゲートを、第7段36
は1個のORゲートを有している。OR回路24へ、O
Rゲートのさらに他の段(直列に配列された)を付加す
ることによって、コンパレータ18が比較することので
きるデジタル・ワードのビット数を倍にすることができ
る。また、OR回路24から、ORゲートの段(直列に
配列された)を減らすことによって、コンパレータが比
較することのできる2つのデータ・ワードのビット数を
半分にすることができる。コンパレータ回路18は、図
1に示したように接続される。多入力ORゲート(多く
の入力を有するORゲート)を用いて、出力として1つ
の値を発生するのに必要なステップの数を減らすことが
できるが、多入力ORゲートは、2入力ORゲートより
もさらに低速で動作する。各ORゲートへの入力の数
と、段の数との間のトレードオフにおいて、或る最適の
設計値が存在する。この最適値を有するOR回路は、こ
の明細書で開示される改良構成よりもさらに低速であ
る。
【0009】上記構成の64ビットコンパレータ回路に
おいて、データワードを比較するには、第1データワー
ドX1〜X64の各ビットを、第1段20の各XOR回
路22a〜22xで、第2データワードY1〜Y64と
比較する。XOR回路22a〜22xは対にされる(段
20の1対の2個のXOR回路の出力は、次段26のO
Rゲート38の1つに入力として供給される)。各段の
ORゲート38の出力を対にすることは、第2段26か
ら第6段34まで、同様に行われる。第7段36には、
ただ1つのORゲート38がある。この構成に対する問
題は、第1データワード(ビットX1〜X64を含む)
を第2データワード(ビットY1〜Y64を含む)と比
較するための各比較プロセスは、7個の段20,26,
28,30,32,34,36のそれぞれを経なければ
ならないことである。このことは、各比較信号を処理す
るのに、かなりの時間を必要とする。かなり長いデータ
ワードを比較するのに必要な時間を、この発明の高速コ
ンパレータ回路を用いることによって、かなり減少させ
ることができる。
【0010】図1の論理回路は、次のような約束に従っ
ている。すなわち、第1データワードの関連第1データ
ビットのいずれかが、第2データワードの対応データビ
ットに一致しなければ、特定のXORゲート22a〜2
2xからHIGH値が出力される。第1データワードの
第1データビットのすべてが、第2データワードの第2
データビットに一致すれば、すべてのXORゲート22
a〜22xからLOW値が出力される。XORゲート2
2a〜22xの1つ以上が、HIGH出力を発生してい
るならば(各第1および第2のデータワードの不一致を
示している)、第2段26の対応するORゲート38
は、HIGH電圧を出力する。同様に、第3段28から
第7段36への対応するすべてのORゲート38は、H
IGH電圧を出力する。したがって、第7段のORゲー
ト38の出力がHIGHならば、第1データワードと第
2データワードとの間の対応するビットの少なくとも1
つの間の不一致の指示が存在する。第7段36のORゲ
ート38の出力がLOWならば、第1データワードのビ
ットと第2データワードのビットとの間に、不一致は存
在しない。
【0011】高速コンパレータ回路 この発明の一実施例を示す回路を、図2〜図5に示す。
この回路は、周知のCMOS技術を用いている。しか
し、前述した反転機能および非反転機能を実行すること
のできる他のデバイスで、CMOSデバイスを置き換え
ることができる。図2,図3,図4,図5に示した高速
コンパレータ回路40は、図1の従来例よりもかなり高
速に(前述した最適設計値を有する多入力ORゲート
が、従来例に用いられたとしても)、2つのデータワー
ドのデータビットを比較できるように構成されている。
【0012】図2および図3に示されるように、高速コ
ンパレータ回路40の実施例の要素は、図2において、
コンパレータ入力部48、プリセット部51、第1分岐
ノード44,第2分岐ノード46を有し、図3におい
て、センス増幅器部42、プリチャージ部50、2個の
電圧検出器部252,353(2つの個別ノードにそれ
ぞれ増幅した電圧信号を供給する)を有している。一連
のセグメント化された動作ノードを、以下に詳細に説明
するように、入力部48と分岐ノード44,46との間
に設ける。これらのノードは比較サイクル中(すなわ
ち、比較すべき第1および第2データワードのビットを
入力する前の、回路要素への所定の予備電圧の設定か
ら、分岐ノードへの出力電圧の印加まで)に動作して、
信号を処理し、一致または不一致を指示する。
【0013】この実施例では、各比較サイクルに、3つ
の興味ある期間、すなわちPRECHARGE期間,C
OMPARE期間,SET期間がある。第1の期間は、
PRECHARGE期間であり、この期間中に、回路要
素またはノードに電圧が予備値にプリチャージされる。
PRECHARGE期間に続くCOMPARE期間中
に、第1データワードの各ビットが、第2データワード
の対応ビットと比較される。これらの比較の結果は、2
つの分岐ノード44,46を不均衡にするために用いら
れる。SET期間中、この不均衡は、センス増幅器42
によって増幅され、ノード44,46を相補論理レベル
に駆動する。データワードが一致すると、ノード44は
DDになり、ノード46はGND(グランド)になる。
1つ以上のビットに不一致があれば、ノード44はGN
Dになり、ノード46はVDDになる。
【0014】PRECHARGE期間中、PC(正プリ
チャージ)ノードおよびPCN(負プリチャージ)ノー
ドは、それぞれ、HIGHおよびLOWにチャージさ
れ、他のノードはそれらの適切な値にプリチャージされ
る。他の2つの期間中、PCノードおよびPCNノード
の論理値は、反転される。SETノードは、PRECH
ARGE期間およびCOMPARE期間中、LOWにチ
ャージされ、SET期間中、HIGHにチャージされ
る。特に、PRECHARGE期間中、ノードXOR1
〜XOR64はLOWにプリチャージされる。ノードT
a〜Tdは、トランジスタ77a〜77dによってそれ
ぞれHIGHにプリチャージされる。ノードA、すなわ
ちトランジスタ110のゲートは、LOWにプリチャー
ジされる。分岐ノード44,46は、トランジスタ11
0,96,90,92によってHIGHにプリチャージ
される。
【0015】COMPARE期間の初めに、トランジス
タ90,77a〜77d,112をターンオフする。ノ
ードXOR1〜XOR64およびノードAは、動的にL
OWに保持され、ノードTa〜Tdは動的にHIGHに
保持される。ノード44,46は、トランジスタ110
および96によって、HIGHに保持され続ける。デー
タワード間に違いがなければ、ノードはCOMPARE
期間中、これら電圧を維持する。COMPARE期間の
終りに、ノード44,46は、共にVDDにあるが、ノー
ド44は、トランジスタ110を経てVDDに保持され
る。一方、ノード46は、直列のpチャネル・トランジ
スタ110,96を経てVDDに保持される。データワー
ド間に1つ以上の違いがあれば、ノードXOR1〜XO
R64の少なくとも1つはHIGHになり、関連するノ
ードTa〜TdをLOWにプルし、ノードAをHIGH
にプルする。ノードTa〜Tdの1つ以上がLOWにな
ると、関連するソース・フォロワ78a〜78dをター
ンオンして、ノード44からGNDへの導通を形成し、
関連するスイッチ79a〜79dをターンオンし、VDD
からノード46への導通を形成する。さらに、ノードA
がHIGHになると、トランジスタ110をターンオフ
し、VDDからノード44,46への導通のソースとして
のそのトランジスタを除去する。
【0016】“クローバ(Crowbar)”・デバイ
ス94は、COMPARE期間中、オンに保持され、ノ
ード44とノード46との間に導通を与える。したがっ
て、ノード44は、ソース・フォロワ78a〜78dを
経てGNDに導通し、トランジスタ96と直列のスイッ
チ79a〜79dのうちの1つ以上を経て、VDDに導通
する。一方、ノード46は、トランジスタ96と直列の
ソース・フォロワ78a〜78dを経てGNDに導通
し、およびスイッチ79a〜79dを経てVDDに導通す
る。ONしているクローバ・デバイス94によって、G
NDおよびVDDへのこれら導通が、COMPARE期間
中に作用しなければならない短時間に対して、およびノ
ード44,46上のパラシティック・キャパシタンスに
対して、ノード44とノード46との間の電圧差が小さ
な値に保持される。COMPARE期間の終りに、ノー
ド44,46は共にVDDに近づくが、ノード44はノー
ド46よりも低い電圧にある。クローバ・デバイス94
がなければ、ノード44はGNDにのみ導通し、ノード
46はVDDにのみ導通する。
【0017】SET期間の初めに、SETノードはHI
GHにチャージされ、クローバ・デバイス94をターン
オフし、トランジスタ64をONにし、ノード44から
トランジスタ62a,64を経て、およびノード46か
らトランジスタ62b,64を経て、GNDへ導通を形
成する。データワードが一致するならば、ノード44と
ノード46との間に導通不均衡が存在し、ノード44は
トランジスタ110を経てVDDに導通し、ノード46は
DDへ導通しない。1つ以上のビットに不一致があれ
ば、ノード44とノード46との間に、電圧不一致およ
び導通不一致の両方が存在する。この場合、ノード44
は、ノード46よりも低い電圧にあり、ソース・フォロ
ワ78a〜78dを経てGNDに導通し、ノード46は
スイッチ79a〜79dを経てVDDに導通する。
【0018】SET期間中、ノード44とノード46と
の間の導通(または導通および電圧)不均衡は、センス
増幅器部42によって増幅される。センス増幅器部42
(図3)は、動作のSET期間中に動作するように構成
され、センス増幅器部がSETすると、第1分岐ノード
44と第2分岐ノードとの間の電圧差を、かなり増大さ
せ、2つのノードでの導通の不均衡に基く電圧差を増幅
する。したがって、増幅された電圧差は、一致または不
一致が検出されたか否かとは無関係に、発生される。こ
の増幅された出力は、一致または不一致のいずれかを示
している。データワードが一致するならば、SET期間
の終りに、ノード44はHIGHになり、ノード46は
LOWになる。1つ以上のビットに不一致があれば、S
ET期間の終りに、ノード44はLOWになり、ノード
46はHIGHになる。
【0019】センス増幅器部42は、センス増幅器要素
58を有している。この要素は、1対のpチャネル・ト
ランジスタ60a,60bと、1対のnチャネル・トラ
ンジスタ62a,62bと、SETnチャネル・トラン
ジスタ64とから構成されている。SETnチャネル・
トランジスタ64は、センス増幅器部42を、SET期
間中のみ、アクティブにする。pチャネル・トランジス
タ60aのドレインおよびnチャネル・トランジスタ6
2aのドレインは、第1分岐ノード44に接続され、p
チャネル・トランジスタ60bのドレインおよびnチャ
ネル・トランジスタ62bのドレインは、第2分岐ノー
ド46に接続されている。すべてのトランジスタは、電
源電圧VDDに接続されている。
【0020】図2に戻り、高速コンパレータ回路40の
コンパレータ入力部48(比較すべき64対の入力を受
ける)は、4個のセグメント72a,72b,72c,
72dに動作的に分けられ、各セグメントは、第1およ
び第2データワードの16ビットを比較する。図面を簡
単にするために、4個のセグメントのうち最初と最後の
セグメントのみを示す。セグメント72a,72dは、
図面に完全に示されており、残りのセグメント72b,
72cは、実質的に同じである。第1セグメント72a
は、pチャネル・トランジスタ77aと、16個のnチ
ャネル・トランジスタ801 〜8016と、pチャネル・
トランジスタ78a,79aとで構成されている(これ
らトランジスタは、他のセグメント72b,72c,7
2dにおいても同様であり、すなわち、第2セグメント
72bは、pチャネル・トランジスタ77bと、16個
のnチャネル・トランジスタ8017〜8032と、pチャ
ネル・トランジスタ78b,79bとで構成され、第3
セグメント72cは、pチャネル・トランジスタ77c
と、16個のnチャネル・トランジスタ8033〜8048
と、pチャネル・トランジスタ78c,79cとで構成
され、第4セグメント72dは、pチャネル・トランジ
スタ77dと、16個のnチャネル・トランジスタ80
49〜8064と、pチャネル・トランジスタ78d,79
dとで構成されている)。
【0021】pチャネル・トランジスタ78aは、第1
分岐ノード44をグランド(82で示される)に選択的
にディスチャージするスイッチとして働く。pチャネル
・トランジスタ79aは、第2分岐ノード46をV
DD(84で示す)に選択的に保持するスイッチとして働
く。これらpチャネル・トランジスタ78a,79a
は、ノードTaの電圧がLOWになると、ターンオンす
る。ノードTaおよび他のいくつかのノードは、図2〜
図5の実施例において、多くの箇所に示されている。ノ
ードTa,Tdは、第1,第4セグメント72a,72
dに関係し、他のノードTb,Tcは、セグメント72
b,72cにそれぞれ接続されている(図示せず)。同
様に、ノードTaはpチャネル・トランジスタ78a,
79aに接続され、ノードTbはpチャネル・トランジ
スタ78b,79bに接続され、ノードTcはpチャネ
ル・トランジスタ78c,79cに接続されている。以
下の説明は、第1セグメント72aについて行うが、他
のセグメント72b,72c,72dについては同様に
動作する。
【0022】XOR1〜XOR16で第1の16ビット
のうちの少なくとも1つに不一致があれば、関連するn
チャネル・トランジスタ801 〜8016は、ONにな
り、ノードTaをそのトランジスタを経てグランドす
る。ノードTaがLOWになると、第2分岐ノード46
は、pチャネル・トランジスタ79aを経てVDDにクラ
ンプされ、第1分岐ノード44は、pチャネル・トラン
ジスタ78aを経てグランドされる。トランジスタ78
aは、pチャネル・トランジスタ110よりもかなり大
きいので、トランジスタ110がオンであり、ノード4
4をVDDに接続しようとしても、第1分岐ノード44
は、GNDへ依然としてディスチャージする。XOR1
〜XOR16で16ビットのすべてが不一致の場合、ノ
ードTaはHIGHに保持され、pチャネル・トランジ
スタ78a,79aはオフに保持される。第1分岐ノー
ド44の電圧レベルは、pチャネル・トランジスタ11
0によってVDDにクランプされ、第2分岐ノード46
は、SET期間が開始するまで、pチャネル・トランジ
スタ96(図3)によって第1分岐ノード44に接続さ
れる。プリチャージ・ソース PCNは、PRECHA
RGE期間中に、pチャネル・トランジスタ77aを経
てVDDをノードTaに供給させる。
【0023】図3において、プリチャージ部50は、p
チャネル・トランジスタ90,92を有している。pチ
ャネル・トランジスタのゲートは、PCN信号によって
次のように制御される。すなわち、PRECHARGE
期間中、pチャネル・トランジスタ90,92はONし
(これらトランジスタのゲートは、PCNに接続されて
いる)、第1分岐ノード44および第2分岐ノード46
を、共にVDDにする。COMPARE期間およびSET
期間中、pチャネル・トランジスタ90,92はターン
オフしている。プリチャージ部50は、PRECHAR
GE期間中、第1分岐ノード44および第2分岐ノード
46が、共にVDDになるようにする。
【0024】図3のクローバ・デバイス94は、比較的
小さいpチャネル・トランジスタ96を有している。こ
のトランジスタは、SET期間中を除いて、常に、アク
ティブになる。pチャネル・トランジスタ96は、OF
F期間中、第1分岐ノード44の電圧と第2分岐ノード
46の電圧とを等しくするように作用する。COMPA
RE期間中、大きなpチャネル・トランジスタ(78a
と79a)がONならば、クローバ・デバイス94の有
効性は、トランジスタ78a,79aを経て与えられる
大電流によって阻害される。
【0025】図3の回路において、PRECHARGE
期間後(pチャネル・トランジスタ90,92がターン
オフするとき)、第2分岐ノード46は、クローバ・デ
バイス94を経て第1分岐ノードに接続される。プリセ
ット部51は、COMPARE期間の前に、第1分岐ノ
ード44をVDDにクランプする。pチャネル・トランジ
スタ110は、pチャネル・トランジスタ78aよりも
小さい(例えば、1/3)ので、pチャネル・トランジ
スタ78aがアクティブならば、pチャネル・トランジ
スタ110の効果は、制限される。pチャネル・トラン
ジスタ78aがOFFの場合にのみ、pチャネル・トラ
ンジスタ110は、第1分岐ノード44をVDDに保持す
る。
【0026】pチャネル・トランジスタ110の動作を
制御する図2のプリセット部51は、pチャネル・トラ
ンジスタ110,nチャネル・トランジスタ112,p
チャネル・トランジスタ114を有している。pチャネ
ル・トランジスタ114は、実際には、4個のトランジ
スタ114a〜114dである。これらトランジスタ
は、対応セグメント72a,72b,72c,72d内
の対応ノードTa,Tb,Tc,Tdにそれぞれ接続さ
れている。プリセット部51は、スイッチ可能なダミー
基準電流デバイスとして機能する。pチャネル・トラン
ジスタ110は、ノードAがLOWならば、VDDを第1
分岐ノード44にクランプする。プリチャージ信号PC
がnチャネル・トランジスタ112を経てHIGHにな
ると(PRECHARGE期間中)、ノードAはLOW
になる。COMPARE期間中、ノードTa〜Tdは、
比較の際に1つ以上の不一致があるか否かに基づいて、
HIGHに保持されるか、あるいはLOWに保持され
る。すべてのノードTa〜TdがHIGHに保持されれ
ば、pチャネル・トランジスタ114a〜114dは、
オフのままであり、ノードAはLOWのままである。ノ
ードAがLOWならば、第1分岐ノード44は、pチャ
ネル・トランジスタ110を経てVDDに接続される。前
述したように、pチャネル・トランジスタ114は実際
には、トランジスタ114a〜114dであり、これら
トランジスタは、対応セグメント72a,72b,72
c,72d内の対応ノードTa,Tb,Tc,Tdにそ
れぞれ接続されている。同様の解析により、ノードT
a,Tb,TcまたはTdがLOWになると、pチャネ
ル・トランジスタ114は、ノードAをVDDに上昇さ
せ、これによりpチャネル・トランジスタ110をOF
Fにする。
【0027】XOR回路 この発明の代表的なXOR(イクスクルーシブOR)回
路または要素47を、図4に示す。図2のnチャネル・
トランジスタ801 〜8064の各々は、ドレインでそれ
らの各ノードTa〜Tdに接続され、ソースでグランド
に接続され、ゲートで図4に示した種類の個別XOR要
素47に接続されている。各XOR要素47の機能は、
図4の第1データワードの第1データビットXが、第2
データワードの対応データビットに一致しないとき、H
IGH電圧レベルを出力し、およびこのような一致が存
在するとき、LOW電圧レベルを出力する。XOR要素
47は、nチャネル・トランジスタ190と、pチャネ
ル・トランジスタ192,194とを有している。pチ
ャネル・トランジスタ194のゲートおよびソースは、
第1および第2データビットX,Yに接続され、pチャ
ネル・トランジスタ192のゲートおよびソースは、図
4に示すように、反転第1データビットX(バー)およ
び反転第2データビットY(バー)に接続される。pチ
ャネル・トランジスタ192,194のドレインは、ノ
ード196に接続される。ノード196は、図2の各n
チャネル・トランジスタ801 〜8064の1つのゲート
に接続される。第1データワードのデータビットが第2
のデータワードの対応データビットに一致すると、その
特定のXOR要素47に対するノード196にLOW電
圧が供給される。第1データワードのデータビットXが
第2データワードの対応データビットYに一致しなけれ
ば、pチャネル・トランジスタ192または194の1
つを経て、HIGH電圧レベル信号が供給される。PR
ECHARGE期間中、ノード196はnチャネル・ト
ランジスタ190を経てLOWである。入力X,Yと対
応反転入力とのアクティブ化は、COMPARE期間お
よびSET期間中にのみ、ノードTa〜Tdに影響を与
える。
【0028】すべてのXOR要素47(個別のXOR要
素は、各nチャネル・トランジスタ801 〜8064に関
係している)の出力は、nチャネル・トランジスタ80
1 〜8064を経て、図2に示すように、共通ノードTa
〜Tdの1つに供給される。前述したように、トランジ
スタ801 〜8064は、16の4つのグループに分けら
れ、16個のトランジスタの各グループは、各セグメン
ト・ノードTa〜Tdの1つに供給される。XOR回路
47のいずれかが、nチャネル・トランジスタ801
8064のいずれかにおいてHIGH信号を出力すると
(第1データワードのデータビットが、第2データワー
ドの対応データビットに一致しないことを示してい
る)、関連するノードTa,Tb,Tc,またはTdが
グランドされる。PCN信号がアクティブであるとき
(PRECHARGE期間中)は常に、プリチャージp
チャネル・トランジスタ77aは、元々、ノードTaを
HIGH電圧にセットすることに留意すべきである。
【0029】SETノード動作 図5に示す要素は、SETノードに供給される信号を制
御し、続いて、図3のセンス増幅器部42の動作を制御
する。SET期間中、SETノードはONしており、P
RECHARGE期間およびCOMPARE期間中はO
FFしている。図5のセンス増幅器回路部には、pチャ
ネル・トランジスタ200,202,204,206,
208およびnチャネル・トランジスタ210,21
2,214,216が含まれている。SETノードに供
給される電圧は、pチャネル・トランジスタ204によ
って制御される。このpチャネル・トランジスタは、ア
クティブのとき、ノードおよびnチャネル・トランジス
タ212にVDDを供給する。このnチャネル・トランジ
スタは、ONのとき、SETノードをグランドする。ノ
ードBがHIGHのとき、nチャネル・トランジスタ2
12はONし、pチャネル・トランジスタ204はOF
Fする。同様に、ノードBがLOWのとき、pチャネル
・トランジスタ204はONし、nチャネル・トランジ
スタ212はOFFする。PRECHARGE期間中、
pチャネル・トランジスタ202はVDDをノードBに供
給する。これにより、SETノードがLOWになる。
【0030】図5において、ノードCの電圧は、ノード
Bで供給される電圧に影響を与える。ノードCに供給さ
れる電圧がHIGHになると、SET期間の間のよう
に、ノードBはnチャネル・トランジスタ210を経て
グランドされる。PRECHARGE期間中、ノードB
はトランジスタ200を経てVDDにされる。PRECH
ARGE期間中、ノードCは、nチャネル・トランジス
タ214を経てグランドされる。PRECHARGE期
間中、pチャネル・トランジスタ206,208は、O
FFとなる(信号はZおよびZ(バー)と表示されてい
る)ので、ノードCの出力はLOWになる。COMPA
RE期間中、信号ZおよびZ(バー)は、正になり、ノ
ードCの電圧をHIGHにする(前述したようにVDD
SETノードに供給する)。センス増幅器部をセットす
るために用いられる、XOR回路からの信号が、十分に
長く続いて、センス増幅器の適切な動作を与えることが
重要である。したがって、センス増幅器部をセットする
ために用いられる信号は、COMPARE期間およびS
ET期間中を通じて続かなければならない。
【0031】図4および図5に示される信号X,Y,Z
は、それぞれ、64ビット入力コンパレータ回路の3つ
のデータビット入力である。これら入力は、nチャネル
・トランジスタ801 〜8064を経て供給される。図5
に示される入力ZおよびZ(バー)は、64ビット・コ
ンパレータに供給される64入力ビットの最低速入力ビ
ットであることが必要である。第1データワードおよび
第2データワードの各ビットの信号入力の速度は、ビッ
ト入力が伝搬しなければならない配線距離および/また
はビット入力に供給されるロードによって決定される。
入力ZおよびZ(バー)が、図2〜図5の実施例におい
て最低速のデータビット入力の間にあるので、SET期
間(その開始は、ZおよびZ(バー)入力による)は、
COMPARE期間の終り近くで開始する。信号Zおよ
びZ(バー)は共に、図4(ZおよびZ(バー)は図4
に示されていない)の64XOR入力ビットの1つとし
て供給され、図5の入力は、センス増幅器部をSETす
るのに必要とされる。上記構成では、COMPARE期
間中、すべての入力はnチャネル・トランジスタ801
〜8064に供給され、入力ZおよびZ(バー)の、回路
の図5の部分への供給は、SETノードがVDDにクラン
プされると、SET期間を開始する。
【0032】図2〜図5の実施例の動作 PRECHARGE期間中、プリチャージ部50は、2
つのpチャネル・トランジスタ90,92を経て、第1
分岐ノードの44および第2分岐ノード46にVDDを接
続する。第1分岐ノード44の電圧レベルと第2分岐ノ
ード46の電圧レベルとをさらに等しくするために、ク
ローバ・デバイス94をアクティブにし、第1分岐ノー
ドと第2分岐ノードとの間に直接接続を形成する。
【0033】COMPARE期間中、第1データワード
と第2データワードとの間の対応データビットの不一致
がなければ、第1分岐ノード44はVDDに保持され、第
2分岐ノード46は、クローバ・デバイス94を経て、
第1分岐ノード44に接続される。COMPARE期間
中に不一致が存在すれば、第1分岐ノードは、各pチャ
ネル・トランジスタ78a〜78dを経てグランドに接
続され、第2分岐ノードは、pチャネル・トランジスタ
79a〜79dを経てVDDに接続される。第1データワ
ードのいずれかと、各セグメント内の対応第2データワ
ードとの間の不一致があれば、各pチャネル・トランジ
スタ114a〜114dはONし、これによりノードA
をVDDに接続する。これは、ノードAがHIGHのとき
のみを表している。
【0034】第1データワードのデータビットの1つ
が、各セグメント内の第2データビットの対応データビ
ットと不一致のときを除いて、ノードTa〜Tdは、C
OMPARE期間およびSET期間中、HIGH電圧レ
ベルを保持し、これにより関連するnチャネル・トラン
ジスタ801 〜8064をONし、このトランジスタを経
て各ノードTa〜Tdをグランドする。ノードTa〜T
dのいずれかが、COMPARE期間中にLOW電圧信
号を有すると、関連するnチャネル・トランジスタ78
a〜78dはアクティブになって、第1分岐ノード44
をGNDにグランドする。LOWになるノードTa〜T
dのいずれかが、ノードAをHIGHにセットする対応
pチャネル・トランジスタ114a〜114dを付勢す
る。HIGHになるノードAは、pチャネル・トランジ
スタ110をターンオフし、第1分岐ノード44をVDD
から切り離す。(各セグメント72a,72b,72
c,72dの)pチャネル・トランジスタ79a,79
b,79c,79dとpチャネル・トランジスタ78
a,78b,78c,78dとの結合効果は、SET期
間中に第1データワードのビットと第2データワードの
対応ビットとの間の不一致があれば、第1分岐ノード4
4にLOW電圧を発生することである。不一致の際のト
ランジスタ状態のこの組み合わせは、トランジスタ78
a〜78dの1つを経てノード44をGNDに接続し、
ノード46はトランジスタ79a〜79dの1つを経て
DDに接続され、SET期間中、ノード46はHIGH
に保持され、ノード44はLOWとなる。
【0035】SET期間中、第1データワードのデータ
ビットと第2データワードの対応データビットとの間に
一致が存在すれば、第2分岐ノード46は、第1分岐ノ
ード44よりも低い電圧に減少する。SET期間後、第
1データワードのデータビットのいずれかと、第2デー
タワードの対応データビットとの間に不一致が存在すれ
ば、第2分岐ノード46は、第1分岐ノード44よりも
高い電圧になる。
【0036】SET期間中、図3のセンス増幅器部分4
2は、分岐ノード44と46との間の電圧差を増大させ
るように働く。特に、不一致が存在しないときには、セ
ンス増幅器部42は、第1分岐ノード44をVDDに保持
し、第2分岐ノード46がVDD以下に低下するのを許容
する。逆に、センス増幅器部42は、第1分岐ノード4
4のグランドを加速しようとし、第1データワードのデ
ータビットと第2データワードの対応データビットとの
間に少なくとも1つの不一致が存在すると、第2分岐ノ
ード46をVDDに保持する。したがって、センス増幅器
42のセッティングは、分岐ノード44と46との間に
存在する電圧不均衡または電圧差を発生させ、増大させ
る。大きな電圧差は、検出が容易になる。次のことを考
察すれば、エンハンスメント(enhancemen
t)は明らかになる。すなわち例えば、不一致について
前述したように、第2分岐ノード46が第1分岐ノード
44よりもわずかに高い電圧にあれば、pチャネル・ト
ランジスタ60aよりもpチャネル・トランジスタ60
bがONし、nチャネル・トランジスタ62bよりもn
チャネル・トランジスタ62aがONする。センス増幅
器がセットすると、第2分岐ノード46はVDDに保持さ
れ、第1分岐ノード44の電圧はGNDにプルされる。
同様に、一致比較に対しては、pチャネル・トランジス
タ60bよりもpチャネル・トランジスタ60aがON
し、nチャネル・トランジスタ62よりもnチャネル・
トランジスタ62bがONする。センス増幅器がセット
すると、第1分岐ノード44はVDDに保持され、第2分
岐ノード46の電圧はGNDにプルされる。
【0037】電圧出力検出器部は、図3に示すように、
2つの対称のセグメント252,352を有している。
左側のセグメントは、“HIT”セグメント252であ
り、右側のセグメントは“NO−HIT”セグメント3
52である。これら2つのセグメント252,352の
機能は、2つの分岐ノード44,46での電圧の利得と
増幅を与えることである。これら2つのノードでの電圧
の利得と増幅を与える他の適切な回路を、電圧出力検出
器部252,352と置き換えることができる。
【0038】この発明の図2〜図5の実施例の、図1の
従来例と比較した1つの主要な利点は、比較的少ない個
数のトランジスタ(スイッチ)を有し、それらのゲート
が、直列に駆動され、第1データワードのすべてのデー
タビットと第2データワードの対応データビットとの間
の一致を指示することである。図2において、XORゲ
ート47が駆動されると、nチャネル・トランジスタ8
1 〜8064のゲートのうちのただ1つが、駆動されな
ければならない。これは、続いて、pチャネル・トラン
ジスタ対78a,79a〜78d,79dのゲートの1
つを駆動する。このことは、ただ2つのトランジスタの
ゲートが直列に駆動されて、分岐ノード44,46に所
望の電圧指示を発生しなければならないことを要求す
る。この構成では、高レベルの並列駆動が存在する。
【0039】図1の従来例において比較すると、XOR
ゲート22a〜22xのうちの1つがいったん駆動され
ると、第2,第3,第4,第5,第6,第7段26,2
8,30,32,34,36の対応ORゲートは、それ
ぞれ、それらのゲートを前段によって直列に駆動しなけ
ればならない。図1の構成では、並列処理は非常にわず
かである。図1の構成の2入力ゲートの代わりに、多入
力ORゲートが用いられるならば、各ORゲートは、2
つの入力を有する図1のORゲートよりもかなり低速で
動作する。したがって、この発明の実施例は、図1の従
来例よりもより高速に動作する。
【0040】この発明の図2および図3の実施例は、比
較機能を複数のセグメント72a〜72dに分けること
ができる。図6は、センス増幅器244と複数の比較セ
グメント72a,72b,72c,72dとの間の抵抗
性減結合デバイス240,242を用いる普通の手法を
利用する実施例を示している。図6の構成は、以下の理
由により、一般に図2および図3の実施例と同様に機能
しない。すなわち、セグメント72a〜72dのうちの
1つに不一致が生じると、センス増幅器244への入力
が、各抵抗性減結合デバイス240,242を経てディ
スチャージするとしても、図6の3個のディスチャージ
しなかったセグメントは、このディスチャージに対抗す
る。3個の抵抗セグメントによるディスチャージへの対
抗は、センス増幅器244に生成された電圧差を低下さ
せる。したがって、コンパレータ回路のこのようなセグ
メント化は、低速にし、おそらく誤った結果を生じさせ
る。図6の構成において、セグメント72a〜72dの
うちの1個のみが用いられると、そのセグメントは、多
くのXORゲートを収容できるように十分に広く作製さ
れなければならない。多入力コンパレータ回路に対し
て、図6の構成は、図2,図3の実施例のように、高速
に、あるいは信頼性良く動作することができない。
【0041】図7および図8は、図2〜図5に示したコ
ンパレータ回路の動作を示す。図7は、第1データワー
ドの少なくとも1つのビットX(図4参照)が、第2デ
ータワードの対応ビットYに一致しないときの、種々の
回路電圧を示す。図8は、第1のデータワードのすべて
のビットX(図4参照)が、第2データワードの対応デ
ータビットYに一致するときの、種々の回路電圧を示
す。図7および図8における種々のレベルは、図2〜図
5の実施例において表示されたノードでの電圧に相当し
ている。X信号およびY信号の両方がHIGHにプリチ
ャージされ、Y信号がX信号の前に発生するものとす
る。X信号およびY信号が同時にスタートすると、X入
力はLOWでスタートし、Y入力はHIGHでスタート
するのが好適である。
【0042】図7においては、不一致が存在するとき、
第1分岐ノード44がLOWの間、第2分岐ノード46
をHIGHに保持しながら、コンパレータ出力を239
psで発生することができる。同様に図8において、第
1データワードと第2データワードとの間に完全な一致
が存在すると、第1分岐ノード44がHIGHの間、第
2分岐ノード46をLOWに保持しながら、コンパレー
タ出力を249psで発生することができる。
【0043】前述したように、コンパレータ(メモリ状
センシングと比較をセグメント化する方法との組合せを
用いる)の図2〜図5の実施例は、図1の従来例よりも
高速で動作する。図2〜図5の実施例は、また、多入力
コンパレータにおいて直列に接続される“AND”ゲー
トの比較的長い列を制限する。このことは、比較的低速
のコンパレータを与える。というのは、“AND”ゲー
トの各段の伝搬遅延は、COMPARE期間の全期間を
決定するのに、加算されなければならないからである。
さらに、この発明の実施例は、直列に配列されたただ2
個のpチャネル・トランジスタ(例えば、80と、並列
の78aおよび79a)は、いずれかのXOR要素の出
力がHIGHになると、付勢されて、第1分岐ノード4
4と第2分岐ノード46との間の電圧差を変える。
【0044】以上、この発明を特定の実施例について説
明したが、この発明の範囲と趣旨から逸脱することな
く、変形,変更が可能なことは当業者には理解できるで
あろう。この発明の範囲内で、特定の論理ゲート構成を
変更して、同様の特性を持った他の高速コンパレータ回
路を形成することができる。
【0045】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)第1入力への第1データワードからデータビット
をそれぞれ受取り、第2入力への第2データワードから
対応データビットを受取る、複数の第1スイッチ手段を
備え、各第1スイッチ手段は、前記第1データワードか
らのデータビットが前記第2データワードからのデータ
ビットに一致すると、第1論理状態出力を与え、前記第
1データワードからのデータビットが前記第2データワ
ードからのデータビットに一致しないと、第2論理状態
出力を与え、互いに並列に接続され、前記複数の第1ス
イッチ手段とそれぞれ直列に接続され、前記各第1スイ
ッチ手段の論理状態出力を入力として受取る複数の第2
スイッチ手段を備え、この第2スイッチ手段は、ビット
の一致を表す前記入力の組合せに応じて、第1組合せ論
理状態出力を、ビットの不一致を表す前記入力の組合せ
に応じて、第2組合せ論理状態出力を生成し、第1分岐
ノードおよび第2分岐ノードを備え、これら第1分岐ノ
ードおよび第2分岐ノードの両方に結合され、前記複数
の第2スイッチ手段の組合せ論理状態出力に応じて、ビ
ットの一致を表す組合せ出力を示す、前記第1分岐ノー
ドと前記第2分岐ノードとの間の第1電圧差と、ビット
の不一致を表す組合せ出力を示す、前記第1分岐ノード
と前記第2分岐ノードとの間の第2電圧差とを与える第
3スイッチ手段を備える、高速コンパレータ回路。 (2)前記第1電圧差または前記第2電圧差の発生を指
示する指示器手段をさらに備える、上記(1)に記載の
高速コンパレータ回路。 (3)前記複数の第1スイッチ手段によって第1データ
ワードまたは第2データワードを受取る前に、前記第1
分岐ノードおよび前記第2分岐ノードに、所定のプリチ
ャージ・ポテンシャルを供給するプリチャージ手段をさ
らに備える、上記(2)に記載の高速コンパレータ回
路。 (4)前記プリチャージ手段は、前記第1分岐ノードと
前記第2分岐ノードとの間の電圧差を制限する手段を有
する、上記(3)に記載の高速コンパレータ回路。 (5)前記指示器手段によって、前記第1電圧差または
前記第2電圧差の発生を指示する前に、前記制限手段を
無効にする手段をさらに備える、上記(4)に記載の高
速コンパレータ回路。 (6)前記第1分岐ノードおよび前記第2分岐ノードの
両方に結合され、前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノ
ードとの間の電圧差を増幅するセンス増幅器手段をさら
に備える、上記(1)に記載の高速コンパレータ回路。 (7)前記複数の第1スイッチ手段は、XOR要素より
なる、上記(1)に記載の高速コンパレータ回路。 (8)前記複数の第2スイッチ手段および第3スイッチ
手段は、トランジスタをよりなる、上記(1)に記載の
高速コンパレータ回路。 (9)前記複数の第1スイッチ手段と、前記複数の第2
スイッチ手段と、前記第3スイッチ手段とは、高速コン
パレータ回路のセグメントを有し、高速コンパレータ回
路は複数の前記セグメントを有する、上記(1)に記載
の高速コンパレータ回路。 (10)並列に動作する複数の第1スイッチを備え、各
第1スイッチは、第1データワードのデータビットの第
1入力と、第2データワードの対応データビットの第2
入力とを有し、前記第1データワードのデータビットが
前記第2データワードのデータビットに一致すると、第
1論理状態出力を与え、前記第1データワードのデータ
ビットが前記第2データワードのデータビットに一致し
ないと、第2論理状態出力を与え、前記複数の第1スイ
ッチの出力に結合され、前記複数の第1スイッチによる
前記データビットの比較サイクルの終了後に動作し、す
べての前記出力が同じ論理状態にあるときに第1出力を
与え、全ての前記出力が同じ論理状態にないときに、第
2出力を与える第2の手段と、第1分岐ノードおよび第
2分岐ノードと、前記第2手段の出力に結合され、前記
複数の第1スイッチ手段による前記データビットの比較
サイクルの終了後に動作し、すべての前記出力が同じ論
理状態にあるときには、前記第1分岐ノードと前記第2
分岐ノードとの間の第1電圧差を、すべての前記出力が
同じ論理状態にないときには、前記第1分岐ノードと前
記第2分岐ノードとの間の第2電圧差を与える第3手段
と、前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとの間に
結合され、前記電圧差を増幅するセンス増幅器手段とを
備える、高速コンパレータ回路 。 (11)前記比較サイクルを、PRECHARGE期間
と、COMPARE期間と、SET期間とに分ける手段
と、前記SET期間中に前記センス増幅器手段をアクテ
ィブ化する手段とをさらに備える、上記(10)に記載
の高速コンパレータ回路。 (12)前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとに
結合され、前記PRECHARGE期間中に、前記第1
分岐ノードと前記第2分岐ノードとに、所定の電圧を供
給するプリチャージ手段をさらに備える、上記(11)
に記載の高速コンパレータ回路。 (13)前記第1スイッチは複数のセグメントに配置さ
れ、各セグメントは少なくとも1つのXOR要素を有す
る、上記(10)に記載の高速コンパレータ回路。 (14)前記第2手段と前記第3手段とは、トランジス
タよりなる上記(10)に記載の高速コンパレータ回
路。 (15)第1データワードからの各データビットを第2
データワードからの対応データビットと比較する方法で
あって、複数の第1スイッチを並列に配置するステップ
を含み、各第1スイッチは、第1データワードからのデ
ータビットを受取る第1入力と、第2データワードから
の対応データビットを受取る第2入力とを有し、前記第
1データワードおよび第2データワードからの対応デー
タビットを、それぞれ、前記各第1スイッチの前記第1
および第2入力に入力して、前記対応ビットを比較し、
前記第1データワードからのビットが前記第2データワ
ードからのビットに一致すると、第1論理状態出力を与
え、前記第1データワードからのビットが前記第2デー
タワードからのビットに一致しないと、第2論理状態出
力を与えるステップを含み、前記第1スイッチの論理状
態出力を受取る複数の第2スイッチを配置し、すべての
第1論理状態出力が一致すると、第1組合せ論理状態出
力を、すべての第1論理状態出力が一致しないと、第2
組合せ論理状態出力を生成するステップと、比較サイク
ルが終了した後に、前記第2スイッチの組合せ論理状態
出力を用いて、すべての前記出力が同じ論理状態のとき
に、第1分岐ノードと第2分岐ノードとの間の第1電圧
差を与え、すべての前記出力が一致しないときに、第1
分岐ノードと第2分岐ノードとの間の第2電圧差を与え
るステップを含む、データビットの比較方法。 (16)前記比較サイクルを、PRECHARGE期間
と、COMPARE期間と、SET期間とに分け、前記
第1分岐ノードおよび前記第2分岐ノードの両方にセン
ス増幅器を結合し、SET期間中に、前記第1分岐ノー
ドと前記第2分岐ノードとの間の電圧差を増幅する上記
(15)に記載のデータビットの比較方法。 (17)前記COMPARE期間の終りの電圧を、すべ
ての前記出力が一致すると、前記第2分岐ノードよりも
前記第1分岐ノードにおいて大きくなるようにし、すべ
ての前記出力が一致しないと、前記第1分岐ノードより
も前記第2分岐ノードにおいて大きくなるようにするス
テップをさらに含む、上記(16)に記載のデータビッ
トの比較方法。 (18)前記PRECHARGE期間中に、前記第1分
岐ノードおよび前記第2分岐ノードに、所定の電圧を供
給するステップをさらに含む、上記(16)に記載のデ
ータビットの比較方法。 (19)前記SET期間後に、前記第1分岐ノードと前
記第2分岐ノードとの間に、第1電圧差または第2電圧
差が存在するか否かを指示するステップをさらに含む、
上記(16)に記載のデータビットの比較方法。 (20)前記第1電圧差および前記第2電圧差の極牲
が、前記第1分岐ノードと第2分岐ノードとの間で逆で
ある、上記(15)に記載のデータビットの比較方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】XORゲートとORゲートとの組合せを用いる
従来例のデジタル・コンパレータ回路を示す図である。
【図2】この発明の高速コンパレータ回路の実施例の主
要部を示す図である。
【図3】この発明の高速コンパレータ回路の実施例の主
要部を示す図である。
【図4】図2および図3の高速コンパレータの主要部と
相互作用する、この発明の単一XOR回路の一例を示す
図である。
【図5】図2および図3の高速コンパレータの主要部と
相互作用する、この発明のセンス増幅器セッティング回
路を示す図である。
【図6】図2および図3の比較機能のセグメント化の優
先性を説明する、図2,図3,図5に示されたセンス増
幅器の他の例を示す図である。
【図7】第1データワードが第2データワードに一致し
ないときの、図2〜図5のコンパレータ回路の動作を説
明するグラフである。
【図8】第1データワードが第2データワードに一致す
るときの、図2〜図5のコンパレータ回路の動作を説明
するグラフである。
【符号の説明】
40 高速コンパレータ回路 42 センス増幅器部 44 第1分岐ノード 46 第2分岐ノード 48 コンパレータ入力部 50 プリチャージ部 51 プリセット部
フロントページの続き (72)発明者 テリー・アイヴァン・チャッペル アメリカ合衆国 ニューヨーク州 エイマ ウォーク アデル コート 1 (72)発明者 ブルース・マーティン・フレイシャー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 マウン ト キスコ ティンバー リッジ 45 (72)発明者 スタンレイ・エヴァレット・シュースター アメリカ合衆国 ニューヨーク州 グラニ テ スプリングス リチャード ソマーズ ロード 19

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1入力への第1データワードからデータ
    ビットをそれぞれ受取り、第2入力への第2データワー
    ドから対応データビットを受取る、複数の第1スイッチ
    手段を備え、各第1スイッチ手段は、前記第1データワ
    ードからのデータビットが前記第2データワードからの
    データビットに一致すると、第1論理状態出力を与え、
    前記第1データワードからのデータビットが前記第2デ
    ータワードからのデータビットに一致しないと、第2論
    理状態出力を与え、 互いに並列に接続され、前記複数の第1スイッチ手段と
    それぞれ直列に接続され、前記各第1スイッチ手段の論
    理状態出力を入力として受取る複数の第2スイッチ手段
    を備え、この第2スイッチ手段は、ビットの一致を表す
    前記入力の組合せに応じて、第1組合せ論理状態出力
    を、ビットの不一致を表す前記入力の組合せに応じて、
    第2組合せ論理状態出力を生成し、 第1分岐ノードおよび第2分岐ノードを備え、 これら第1分岐ノードおよび第2分岐ノードの両方に結
    合され、前記複数の第2スイッチ手段の組合せ論理状態
    出力に応じて、ビットの一致を表す組合せ出力を示す、
    前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとの間の第1
    電圧差と、ビットの不一致を表す組合せ出力を示す、前
    記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとの間の第2電
    圧差とを与える第3スイッチ手段を備える、高速コンパ
    レータ回路。
  2. 【請求項2】前記第1電圧差または前記第2電圧差の発
    生を指示する指示器手段をさらに備える、請求項1記載
    の高速コンパレータ回路。
  3. 【請求項3】前記複数の第1スイッチ手段によって第1
    データワードまたは第2データワードを受取る前に、前
    記第1分岐ノードおよび前記第2分岐ノードに、所定の
    プリチャージ・ポテンシャルを供給するプリチャージ手
    段をさらに備える、請求項2記載の高速コンパレータ回
    路。
  4. 【請求項4】前記プリチャージ手段は、前記第1分岐ノ
    ードと前記第2分岐ノードとの間の電圧差を制限する手
    段を有する、請求項3記載の高速コンパレータ回路。
  5. 【請求項5】前記指示器手段によって、前記第1電圧差
    または前記第2電圧差の発生を指示する前に、前記制限
    手段を無効にする手段をさらに備える、請求項4記載の
    高速コンパレータ回路。
  6. 【請求項6】前記第1分岐ノードおよび前記第2分岐ノ
    ードの両方に結合され、前記第1分岐ノードと前記第2
    分岐ノードとの間の電圧差を増幅するセンス増幅器手段
    をさらに備える、請求項1記載の高速コンパレータ回
    路。
  7. 【請求項7】前記複数の第1スイッチ手段は、XOR要
    素よりなる、請求項1記載の高速コンパレータ回路。
  8. 【請求項8】前記複数の第2スイッチ手段および第3ス
    イッチ手段は、トランジスタをよりなる、請求項1記載
    の高速コンパレータ回路。
  9. 【請求項9】前記複数の第1スイッチ手段と、前記複数
    の第2スイッチ手段と、前記第3スイッチ手段とは、高
    速コンパレータ回路のセグメントを有し、高速コンパレ
    ータ回路は複数の前記セグメントを有する、請求項1記
    載の高速コンパレータ回路。
  10. 【請求項10】並列に動作する複数の第1スイッチを備
    え、各第1スイッチは、第1データワードのデータビッ
    トの第1入力と、第2データワードの対応データビット
    の第2入力とを有し、前記第1データワードのデータビ
    ットが前記第2データワードのデータビットに一致する
    と、第1論理状態出力を与え、前記第1データワードの
    データビットが前記第2データワードのデータビットに
    一致しないと、第2論理状態出力を与え、 前記複数の第1スイッチの出力に結合され、前記複数の
    第1スイッチによる前記データビットの比較サイクルの
    終了後に動作し、すべての前記出力が同じ論理状態にあ
    るときに第1出力を与え、全ての前記出力が同じ論理状
    態にないときに、第2出力を与える第2の手段と、 第1分岐ノードおよび第2分岐ノードと、 前記第2手段の出力に結合され、前記複数の第1スイッ
    チ手段による前記データビットの比較サイクルの終了後
    に動作し、すべての前記出力が同じ論理状態にあるとき
    には、前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとの間
    の第1電圧差を、すべての前記出力が同じ論理状態にな
    いときには、前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノード
    との間の第2電圧差を与える第3手段と、 前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとの間に結合
    され、前記電圧差を増幅するセンス増幅器手段とを備え
    る、高速コンパレータ回路。
  11. 【請求項11】前記比較サイクルを、PRECHARG
    E期間と、COMPARE期間と、SET期間とに分け
    る手段と、前記SET期間中に前記センス増幅器手段を
    アクティブ化する手段とをさらに備える、請求項10記
    載の高速コンパレータ回路。
  12. 【請求項12】前記第1分岐ノードと前記第2分岐ノー
    ドとに結合され、前記PRECHARGE期間中に、前
    記第1分岐ノードと前記第2分岐ノードとに、所定の電
    圧を供給するプリチャージ手段をさらに備える、請求項
    11記載の高速コンパレータ回路。
  13. 【請求項13】前記第1スイッチは複数のセグメントに
    配置され、各セグメントは少なくとも1つのXOR要素
    を有する、請求項10記載の高速コンパレータ回路。
  14. 【請求項14】前記第2手段と前記第3手段とは、トラ
    ンジスタよりなる請求項10記載の高速コンパレータ回
    路。
  15. 【請求項15】第1データワードからの各データビット
    を第2データワードからの対応データビットと比較する
    方法であって、 複数の第1スイッチを並列に配置するステップを含み、
    各第1スイッチは、第1データワードからのデータビッ
    トを受取る第1入力と、第2データワードからの対応デ
    ータビットを受取る第2入力とを有し、 前記第1データワードおよび第2データワードからの対
    応データビットを、それぞれ、前記各第1スイッチの前
    記第1および第2入力に入力して、前記対応ビットを比
    較し、前記第1データワードからのビットが前記第2デ
    ータワードからのビットに一致すると、第1論理状態出
    力を与え、前記第1データワードからのビットが前記第
    2データワードからのビットに一致しないと、第2論理
    状態出力を与えるステップを含み、 前記第1スイッチの論理状態出力を受取る複数の第2ス
    イッチを配置し、すべての第1論理状態出力が一致する
    と、第1組合せ論理状態出力を、すべての第1論理状態
    出力が一致しないと、第2組合せ論理状態出力を生成す
    るステップと、 比較サイクルが終了した後に、前記第2スイッチの組合
    せ論理状態出力を用いて、すべての前記出力が同じ論理
    状態のときに、第1分岐ノードと第2分岐ノードとの間
    の第1電圧差を与え、すべての前記出力が一致しないと
    きに、第1分岐ノードと第2分岐ノードとの間の第2電
    圧差を与えるステップを含む、データビットの比較方
    法。
  16. 【請求項16】前記比較サイクルを、PRECHARG
    E期間と、COMPARE期間と、SET期間とに分
    け、前記第1分岐ノードおよび前記第2分岐ノードの両
    方にセンス増幅器を結合し、SET期間中に、前記第1
    分岐ノードと前記第2分岐ノードとの間の電圧差を増幅
    する請求項15記載のデータビットの比較方法。
  17. 【請求項17】前記COMPARE期間の終りの電圧
    を、すべての前記出力が一致すると、前記第2分岐ノー
    ドよりも前記第1分岐ノードにおいて大きくなるように
    し、すべての前記出力が一致しないと、前記第1分岐ノ
    ードよりも前記第2分岐ノードにおいて大きくなるよう
    にするステップをさらに含む、請求項16記載のデータ
    ビットの比較方法。
  18. 【請求項18】前記PRECHARGE期間中に、前記
    第1分岐ノードおよび前記第2分岐ノードに、所定の電
    圧を供給するステップをさらに含む、請求項16記載の
    データビットの比較方法。
  19. 【請求項19】前記SET期間後に、前記第1分岐ノー
    ドと前記第2分岐ノードとの間に、第1電圧差または第
    2電圧差が存在するか否かを指示するステップをさらに
    含む、請求項16記載のデータビットの比較方法。
  20. 【請求項20】前記第1電圧差および前記第2電圧差の
    極牲が、前記第1分岐ノードと第2分岐ノードとの間で
    逆である、請求項15記載のデータビットの比較方法。
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