JP3039146B2 - 複数の電源電位の一つで動作を選択するためのプログラム可能なモードを有するデータ処理システム - Google Patents

複数の電源電位の一つで動作を選択するためのプログラム可能なモードを有するデータ処理システム

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JP3039146B2
JP3039146B2 JP4187343A JP18734392A JP3039146B2 JP 3039146 B2 JP3039146 B2 JP 3039146B2 JP 4187343 A JP4187343 A JP 4187343A JP 18734392 A JP18734392 A JP 18734392A JP 3039146 B2 JP3039146 B2 JP 3039146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、一般に、データ処理シス
テムに関し、さらに詳しくは、データ処理システムの電
力消費問題に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】デー
タ処理システムの消費電力「P」は、P=CV2fなど
の電源電圧について計算されるのが一般的である。ただ
し、「P」はワット単位の電力,「C」はファラデー単
位の容量,「V」はボルト単位の電源電圧,「f」はヘ
ルツ単位の動作周波数である。例えば、データ処理シス
テムが5ボルトの公称電源で動作し、1メガヘルツのレ
ートで10ピコファラデーを内部スイッチングする場
合、消費電力はP=(10-12)(52)(106)=2
5x10-6ワット、すなわち25マイクロワットとな
る。電力は電圧の二乗に比例するので、電源電圧を低減
するだけでかなりの電力節減が実現される。
【0003】5ボルトの標準電源電圧で動作するデータ
処理システム内で電力を低減する既知の方法として、電
源電圧の所定の部分をプリチャージ回路ノードに結合す
るプリチャージ回路を用いる方法がある。例えば、Nチ
ャンネルMOSトランジスタが5ボルトの制御電極電圧
と、5ボルトのドレイン電極電圧とを有している場合、
このトランジスタのソース電極は5ボルトからNチャン
ネル閾値電圧(Vtn)を差し引いた電位となる。例え
ば、Vtnが1ボルトの場合、ソース電極電圧は4ボルト
となる。上記の電力式およびパラメータを低減された4
ボルトの電源電圧ととともに用いることにより、電力は
16マイクロワットと計算される。従って、内部動作電
源電圧の20%の低減により、消費電力は36%節減さ
れる。データ処理システム内のプリチャージ回路ノード
の電圧を低減する別の利点は、潜在動作速度が向上する
ことである。データ処理システムの潜在動作速度が向上
する理由は、プリチャージ電圧レベルはプリチャージ回
路ノードに接続された論理回路のスイッチ・ポイントに
一般に近いためであり、ここでスイッチ・ポイントとは
回路の出力をスイッチさせるために必要な回路の入力電
圧として定義される。プリチャージ回路ノードに接続さ
れたデータ処理システム内の回路の典型的なスイッチ・
ポイントが電源電圧5ボルトの1/2であり、かつVtn
が1ボルトであると仮定すると、プリチャージ電圧レベ
ルは入力がプリチャージ回路ノードに接続された論理回
路のスイッチ・ポイントよりも1.5ボルト高くなる。
これとは対照的に、プリチャージ回路ノードのプリチャ
ージ電圧レベルが5ボルトの電源電圧である場合、プリ
チャージ電圧レベルとスイッチ・ポイントとの間の電圧
差は2.5ボルトとなる。プリチャージ回路ノードに接
続された論理回路のスイッチ・ポイントに近い電圧レベ
ルを与えるノードをトランジスタを用いてプリチャージ
する場合、データ処理システムはより高速な動作の可能
性を有している。さらに、プリチャージ電圧レベルと回
路のスイッチ・ポイントとの間の電圧差は、「雑音余裕
(noise margin)」という。データ処理システム内で可能
な限り安全な回路動作状態を得るためには、可能な限り
最大の雑音余裕を有していることが望ましい。しかし、
データ処理システムの設計において、雑音余裕の安全性
と回路速度性能の向上との釣り合いをとることが一般的
である。プリチャージ・ノードに対して1ボルトのVtn
を有するトランジスタを利用することの既知の問題点
は、データ処理システムの動作電源電圧を低減すること
により消費電力をさらに低下させることが望ましい場
合、雑音余裕が大幅に低減されることである。例えば、
動作電源電圧が3ボルトに低下され、回路のスイッチ・
ポイントが電源電圧の1/2、すなわち1.5ボルトに
維持される場合、プリチャージ電圧Vdd−Vtnとスイッ
チ・ポイント電圧との間の差は1/2ボルトでしかな
い。MOSトランジスタの閾値電圧は製造工程において
決定され、閾値電圧のばらつきは製造中において一般的
であることに留意すべきである。従って、1/2ボルト
のような小さな雑音余裕は概して十分であるとは考えら
れない。
【0004】故に、既知の所定の工程において、プリチ
ャージ回路を用いることによってスピード性能が実現さ
れるVtnを有するトランジスタを用いて製造され、しか
も十分な雑音余裕と最小値の電源電圧で動作するデータ
処理システムを提供することが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の必要性は、本発明
によって満たされる。一つの例では、データ処理システ
ムおよび動作方法は、複数の電源電位の一つで動作を選
択するプログラム可能なモードを有する。このデータ処
理システムは、データ処理システムに対して外部のソー
スから制御情報を受け取る第1制御手段を有する。第1
制御手段は、データ処理システムに対して外部の制御情
報によって選択的にアクティブにされる専用メモリ格納
ビットを有し、この選択的にアクティブにされたメモリ
格納ビットに応答してアクティブになった出力を与え
る。データ処理システムは、第1制御手段に結合され、
第1制御手段の選択的にアクティブになった出力を受け
取る第2制御手段を有する。この第2制御手段は、第1
制御手段に応答して、複数の選択的にアクティブになっ
た制御信号を与える。データ処理システムは、少なくと
も一対のトランジスタ・スイッチを有し、各トランジス
タ・スイッチ対はデータ処理システム内の複数のプリチ
ャージ電圧ノードの所定の一つに結合される。各トラン
ジスタ・スイッチは制御電極を有し、この制御電極は選
択的にアクティブになった制御信号の一つに結合され、
第1論理状態を有するメモリ格納ビットに応答して所定
のプリチャージ電圧ノードにおいて電源電圧の第1の所
定の部分を確立し、かつ、第2論理状態を有するメモリ
格納ビットに応答して、所定のプリチャージ電圧ノード
において電源電圧の第2の所定の部分を確立する。
【0006】
【実施例】図1において本発明によるデータ処理システ
ム10の一例を示し、このデータ処理システム10は、
プログラム可能な論理アレイ12(PLA),データ経
路14,ランダム論理16,データ・バス・インタフェ
ース制御論理18および複数のデータ・パッド部20を
含む。データ・バス・インタフェース制御論理18は、
専用制御線(参照記号なし)を介してデータ・パッド部
20内の各データ・パッドに接続される。データ・バス
・インタフェース制御論理18は、PLA12の制御入
力と、データ経路14と、ランダム論理16とに接続さ
れた「システム制御バス」と記された制御出力を有す
る。さらに、データ・バス・インタフェース制御論理1
8は、それぞれPLA12,データ経路14およびラン
ダム論理16のI/Oに「システム・データ・バス」と
記されたバスを介して接続された入力/出力(I/O)
を有する。データ経路14は、「モジュール間バス」と
記された双方向バスを介してPLA12とランダム論理
16とに接続される。
【0007】図2は、図1のデータ経路14の一部を示
し、データ経路データ・レジスタ22,データ経路プリ
チャージ・レジスタ24およびデータ経路論理レジスタ
26などの複数のレジスタを含む。各レジスタは、デー
タ経路プリチャージ・セル28などの複数のセルを含
む。各レジスタ内の各セルは、専用バスを介して他のレ
ジスタ内の所定の他のセルに接続される。例えば、プリ
チャージ・バス30はデータ経路レジスタ22内の所定
のデータ経路データ・レジスタ・セルをデータ経路プリ
チャージ・セル28とデータ経路論理レジスタ26内の
所定のデータ経路論理セルとに接続する。明確に図示す
るため、プリチャージ・バス30のみが示されている。
【0008】図3は、図1のデータ経路プリチャージ・
セル28をさらに詳細に図示する。データ経路プリチャ
ージ・セル28は、ゲートまたは制御電極が「プリチャ
ージ・クロック」と記された信号に接続され、ドレイン
が「Vdd」と記された正の電源に接続され、ソースがプ
リチャージ・バス30に接続されたNチャンネルMOS
トランジスタ・スイッチ32を有する。プリチャージ・
クロック信号は、所定の動作周波数を有する一般的なク
ロック信号である。データ経路プリチャージ・セルは、
ゲートが「低電力モード・プリチャージ・クロック」と
記された信号に接続され、ソースがVddに接続され、ド
レインがプリチャージ・バス30に接続されたPチャン
ネルトランジスタ・スイッチ34を有する。具体的なN
チャンネルおよびPチャンネルMOSトランジスタにつ
いて説明するが、本発明は他のタイプのトランジスタや
他の導電性を有するトランジスタでも構成できることは
もちろんである。
【0009】図4は、図1のデータ・バス・インタフェ
ース制御論理18の一部を示し、電圧モード・ビット3
6,システム制御論理38およびクロック部40を有す
る。クロック部40は、論理NANDゲート42および
クロック回路44を有する。電圧モード・ビット36
は、「Dx'」と記されたデータ・パッド部20内のデー
タ・パッドの所定の一つに接続されたデータ入力と、
「反転RST」と記された所定のデータ・パッドに接続
された制御入力とを有する。NANDゲート42は、電
圧モード・ビット36の出力に接続された制御入力と、
「プリチャージ・クロック」と記されたクロック回路4
4の出力に接続されたクロック入力と、「低電力モード
・プリチャージ・クロック」と記された出力とを有す
る。
【0010】動作中に、データ処理システム10は、デ
ータ処理命令を実行するため、データ・パッド部20を
介して命令情報を受け取る。データ・バス・インタフェ
ース制御論理18はこの命令情報をラッチし、システム
・データ・バスとシステム制御バスとを介してデータ処
理システム10全体にわたって命令情報を選択的に分配
する。与えられた命令情報に応答して、PLA12,デ
ータ経路14およびランダム論理16は、データ処理命
令を一体として実行する。データ処理システム10は追
加機能も有し、この機能によりデータ処理システム10
は「低電力動作モード」という別の動作モードで動作し
て、消費電力を低減することができる。この低電力動作
モードは、データ処理システム10に対して外部のソー
スによって与えられる制御情報に応答して、リセット状
態を出るときにデータ・パッド部20内の所定のデータ
・パッドにおいてこのモードに入る。すなわち、図4の
電圧モード・ビット36内のラッチ(図示せず)は、反
転RSTが非アクティブにされるとデータ・パッドDx
の論理状態をラッチする。Dxパッドの所定の論理状態
に応答して、データ処理システム10は低電力動作モー
ドまたは通常電力動作モードのいずれかで動作する。例
えば、反転RSTが非アクティブの場合に、データ・パ
ッドDx上の論理値1により電圧モード・ビット36の
出力が論理値1になると仮定する。電圧モード・ビット
36の出力における論理値1は、NANDゲート42を
アクティブにする。これに応答して、NANDゲート4
2は、クロック回路44によって与えられるプリチャー
ジ・クロック信号の論理反転である出力を生じる。反転
RSTが非アクティブの場合に、電圧モード・ビット3
6が論理値0をラッチする場合、NANDゲート42の
出力は非アクティブになり、プリチャージ・クロック信
号の論理状態にかかわらず高電圧レベルに維持される。
【0011】通常電力動作モード中には、データ処理シ
ステムに対して外部のソースからデータ処理システム1
0に供給される電圧は5ボルトであり、データ処理シス
テム10が低電力動作モードにある場合、外部ソースか
ら供給される動作電圧は3ボルトに低減される。前述の
電力式P=CV2fを用いると、電源電圧が5ボルトか
ら3ボルトに低減されると、データ処理システム10で
は約64%の節電が実現される。
【0012】図5において、プリチャージ・クロック信
号,低電圧モードのプリチャージ・クロック信号および
プリチャージ・バス30の典型的な電圧波形図が示され
ている。図5は、データ処理システム10が通常電力動
作モードにある場合、プリチャージ・バス30は、アク
ティブなプリチャージ・クロック信号に応答して、電源
電圧以下のNチャンネル・トランジスタの閾値電圧に結
合されることを示している。Vtnが1ボルトの場合、図
5に示すように、プリチャージ・バス30の電圧は4ボ
ルトになる。プリチャージ・バス30の電圧振幅を4ボ
ルトに低減することにより、データ処理システム10に
おいて約36%の節電が実現される。さらに、プリチャ
ージ・バス30の電圧レベルは、プリチャージ・バス3
0に結合されるデータ経路14内の論理ゲート(図示せ
ず)のスイッチ・ポイントに一般に近いので、速度性能
の向上が実現される。
【0013】データ処理システム10の節電の向上は、
データ処理システム10内の各回路ノードの電圧振幅を
さらに低減することにより実現される。例えば、図2の
プリチャージ・バス30の電圧振幅が5ボルトから3ボ
ルトに低減されると、データ経路14内で64%の節電
が実現される。データ処理システム10内の各回路ノー
ドの電圧振幅を低減することは、電源電圧を低下するこ
とによって行うことができる。しかし、データ処理シス
テム内10内のNチャンネル・プリチャージ・トランジ
スタの閾値電圧を変えないで電源電圧を低下することに
伴う既知の問題点は、Nチャンネル・プリチャージ回路
・ノードのそれぞれに結合される論理回路の雑音余裕が
大幅に低減されることである。例えば、電源電圧が3ボ
ルトに低下されると、Vtnは1ボルトのままであり、プ
リチャージ回路に結合された回路のスイッチ・ポイント
は電源電圧の公称1/2になり、データ処理システム1
0内の各Nチャンネル・プリチャージ回路ノードに結合
された論理回路(図示せず)の雑音余裕は、Vdd−Vtn
−0.5Vdd=0.5ボルトとなる。さらに、製造工程
におけるばらつきも雑音余裕をさらに低減する。
【0014】さらに図5は、低電力モード・プリチャー
ジ電圧波形を示す。すなわち、データ処理システム10
の低電力動作モードにおいて、各プリチャージ回路ノー
ドのプリチャージ電圧レベルは、低減された電源電圧で
ある3ボルトに等しい。データ処理システム10内の各
プリチャージ回路ノードは完全なVdd電圧を有している
ので、プリチャージ回路ノードに結合された論理回路の
雑音余裕は許容レベルまで増加される。上記の例におい
て、プリチャージ電圧レベルを変えると、雑音余裕はV
dd−0.5Vdd=1.5ボルトとなる。
【0015】節電するためにデータ処理システム10の
電源電圧を低減することの潜在的な欠点は、データ処理
システム10の動作速度は一般に遅くなることである。
すなわち、データ処理システム10内の各トランジスタ
の動作を制御する電圧が低下されるので、それぞれのト
ランジスタの利得は低減される。ただし、利得とはゲー
ト電圧,ソース電圧およびドレイン電圧におけるドレイ
ン電流idとして定義される。従って、データ処理シス
テム10内で節電するため電源電圧をを低減することと
速度性能との間で二者択一が存在する。
【0016】先に説明したように、本発明のプログラム
可能な低電力動作モードは、反転RSTが非アクティブ
の場合に、電圧モード・ビット36に所定の論理状態を
ラッチすることによって実現される。図4の図示の例で
は、低電力モードをアクティブにする所定の論理状態は
論理1状態である。NANDゲート42に対する入力に
おいて論理1状態の場合、NANDゲート42は、入力
クロック信号、すなわちプリチャージ・クロックの補数
である電圧波形を出力で生成する。低電圧モードのプリ
チャージ・クロックに応答して、制御ゲートが低電圧プ
リチャージ・クロック信号に接続されたPチャンネル・
トランジスタ・スイッチ34などの各Pチャンネル・プ
リチャージ・トランジスタ・スイッチはアクティブにさ
れる。Pチャンネル・トランジスタ・スイッチはそれぞ
れアクティブにされるので、全電源電圧が各プリチャー
ジ回路ノードに結合される。例えば、低電力動作モード
中には、データ経路プリチャージ・セル28のトランジ
スタ・スイッチ32,34はそれぞれアクティブにされ
る。図5は、低電力動作モードにおいてアクティブにな
ったプリチャージ・スイッチに応答して、プリチャージ
・バス30上の電圧レベルを示す。
【0017】要するに、データ処理システム10は、プ
ログラム可能な通常動作モードおよび低電力動作モード
を有する。プログラム可能な電力動作モードは、データ
処理システム10に対して外部の所定の制御信号に応答
して、データ処理システム10がリセット状態から出る
時間期間中に決定される。通常電力動作モードでは、各
プリチャージ回路ノードは、Vdd−Vtn'の電圧振幅を
有する。ただし、Vddは一般に5ボルトである。低電力
動作モードでは、電圧振幅はVdd'であり、これは一般
に3ボルトである。低電力動作モードは、データ処理シ
ステム10の動作電力を低減し、かつ、各プリチャージ
回路ノードに結合された論理回路(図示せず)の安全な
雑音余裕を保証する。
【0018】データ処理システムについて説明してきた
が、メモリ・システムなどの任意の集積回路もプログラ
ム可能な電力モードの恩恵を享受できることはもちろん
である。本発明を説明するために図示の電源電圧5ボル
トおよび3ボルトを用いたが、5ボルトおよび3ボルト
以外の他の電源電圧も実現できる。例えば、最大電源電
圧の50%〜75%の範囲内の低電源電圧も、他の電源
電圧範囲と同様に実現できる。さらに、プログラム可能
な動作モードは、プリント回路板上の電子システムにも
容易に流用できる。リセット状態の応答するプログラム
可能な電力モードのデータ・プロセッサについて説明し
てきたが、所定の他のデータ・パッドを用いる他の状態
も実現できる。また、プログラム可能な電力動作モード
は、所定のソフトウェア命令を介して実現できる。さら
に、所定のソフトウェア命令は、データ処理システムの
外部あるいは内部のソースによって与えることができ
る。例えば、所定のソフトウェア命令は、データ処理シ
ステムの一部であるリード・オンリ・メモリ(ROM)
などのメモリに内蔵してもよい。あるいは、ソフトウェ
ア命令の外部ソースは、バス・マスタ(bus master)など
のハードウェア・データ処理システムであっても、ある
いはデータ処理システムのユーザであってもよい。
【0019】以上、発明の原理について説明してきた
が、この説明は一例に過ぎず、発明の範囲を制限するも
のではないことは当業者に明らかである。従って、発明
の真の精神および範囲に入る本発明の一切の修正は添付
の特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用するデータ処理システムのブロッ
ク図を示す。
【図2】図1に示すデータ経路の一部のブロック図を示
す。
【図3】本発明によるデータ経路プリチャージ・セルの
概略図を示す。
【図4】図1のデータ・バス・インタフェース制御論理
の一部の部分的ブロック図を示す。
【図5】本発明を説明するための電圧波形図を示す。
【符号の説明】
10 データ処理システム 12 プログラム可能な論理アレイ(PLA) 14 データ経路 16 ランダム論理 18 データ・バス・インタフェース制御論理 20 データ・パッド部 22 データ経路データ・レジスタ 24 データ経路プリチャージ・レジスタ 26 データ経路論理レジスタ 28 データ経路プリチャージ・セル 30 プリチャージ・バス 32 NチャンネルMOSトランジスタ・スイッチ 34 PチャンネルMOSトランジスタ・スイッチ 36 電圧モード・ビット 38 システム制御論理 40 クロック部 42 NANDゲート 44 クロック回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−289585(JP,A) 特開 平4−106785(JP,A) 特開 昭56−87124(JP,A) 特開 昭50−91233(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/00 G06F 3/00 G11C 11/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電源電位のうち一電位での動作を選
    択できるプログラム可能なモードを有するデータ処理シ
    ステムにおいて: データ処理システム外部のソースから制御情報を受信
    し、該制御情報をメモリ格納ビットとして格納し、該メ
    モリ格納ビットに対応する論理状態の出力をもたらす、
    第1制御手段; 該第1制御手段に結合され、前記第1制御手段の出力を
    受け、その出力に応答して第1、第2の制御信号を選択
    的にアクティブにする、第2制御手段;および該第2制
    御手段に結合された一対のトランジスタ・スイッチであ
    って、各トランジスタ・スイッチはデータ処理システム
    内のプリチャージ電圧ノードに結合され、各トランジス
    タ・スイッチの制御電極は前記の選択的にアクティブに
    された制御信号のうち対応する信号を受信し、 前記一対のトランジスタ・スイッチのうち第1のトラン
    ジスタが、第1の選択的にアクティブにされた制御信号
    に応答して、プリチャージ電圧ノードにおいて、電源電
    圧のうち第1の所定電圧を確立し、かつ、 前記一対のトランジスタ・スイッチのうち第2のトラン
    ジスタが、第2の選択的にアクティブにされた制御信号
    に応答して、プリチャージ電圧ノードにおいて、電源電
    圧のうち第2の所定電圧を確立する、一対のトランジス
    タ・スイッチ; によって構成され、 前記第2の所定電圧が前記第1の所定電圧とは異なるこ
    とを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 異なる複数の電源電位でデータ処理シス
    テムを動作させる方法において: 外部から供給されるモードビットを受信し格納する段
    階;第1電源電圧端子とプリチャージノードとの間に第1お
    よび第2のトランジスタを結合する段階; 第1の所定状態にある前記モードビットに応答して、プ
    リチャージ期間中に、プリチャージノードを第1の所定
    電位にプリチャージする段階であって、第1の所定電位
    が第1電源電圧端子における電圧にほぼ等しく、該プリ
    チャージが第1 のトランジスタを導通させ第2のトラン
    ジスタを非導通にすることによって達成される、ところ
    の段階; および第2の所定状態にある前記モードビッ
    トに応答して、プリチャージ期間中に、前記プリチャー
    ジノードを第2の所定電位にプリチャージする段階であ
    って、第2の所定電位が第1電源電圧端子における電圧
    から所定電圧を引いた電圧にほぼ等しく、該プリチャー
    ジが第1のトランジスタを非導通にし第2のトランジス
    タを導通させることによって達成される、ところの段
    階; によって構成されることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の所定電位が、当該データ処理
    システムに結合される電源電圧の50パーセント〜75
    パーセントの範囲内にある、ことを特徴とする請求項2
    記載の方法。
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