JPH08121709A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

液体燃料燃焼装置

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JPH08121709A
JPH08121709A JP11198695A JP11198695A JPH08121709A JP H08121709 A JPH08121709 A JP H08121709A JP 11198695 A JP11198695 A JP 11198695A JP 11198695 A JP11198695 A JP 11198695A JP H08121709 A JPH08121709 A JP H08121709A
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liquid
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liquid fuel
supply pipe
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    • F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C5/00—Disposition of burners with respect to the combustion chamber or to one another; Mounting of burners in combustion apparatus
    • F23C5/02—Structural details of mounting
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23D—BURNERS
    • F23D11/00—Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
    • F23D11/36—Details, e.g. burner cooling means, noise reduction means
    • F23D11/46—Devices on the vaporiser for controlling the feeding of the fuel
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23D—BURNERS
    • F23D2202/00—Liquid fuel burners
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00—Fluid handling
    • Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
    • Y10T137/7869—Biased open
    • Y10T137/7871—Weight biased

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、瞬間点火装置を調節するために
つまみやレバーを動かさないで、液体燃料燃焼装置を点
火させ稼働させるものである。 【構成】 液体燃料燃焼装置用の燃料供給パイプ装置
は、始動及び稼働位置間を移動する、燃料供給パイプ装
置４１を通る液体燃料の流れに反応する燃料規制弁９４
を備える。燃焼装置用の燃料制御弁３９が開けられた
時、燃料供給パイプ装置４１を通る燃料流は、燃料注入
口９１を通る燃料流を規制する始動位置へ燃料規制弁９
４を動かす。このため、空気が空気注入口８６から吸引
され、燃料と混合される。燃焼装置が始動し、燃料がジ
ェネレータ４０内部で気化された後は、燃料供給パイプ
装置４１を通る燃料流は遅くなり、燃料規制弁９４が燃
料注入口９１を通る燃料流を規制しない稼働位置へ自重
によって落下する。このため、空気注入口８６を通る空
気の流れは中断し、液体燃料のみが燃料供給パイプ装置
４１を通り流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、キャンプストーブや
実用的なストーブ等の液体燃料燃焼装置に関するもので
ある。特に、この発明は、液体燃料を燃焼するキャンプ
ストーブ用の自動瞬間点火装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】キャンプや野外で使用するための液体燃
料キャンプストーブやランタンは、よく知られており、
例えば、コールマン（Ｃｏｌｅｍａｎ）・カンパニーが
所有する米国特許第３８７６３８４号に記載されてい
る。キャンプストーブやランタンに使用される液体燃料
は、コールマン燃料や、ホワイト・ガスや、無鉛ガソリ
ン等である。
【０００３】コールマンが何年間も提供しているような
従来型の液体燃料キャンプストーブにおいては、燃料
は、圧力下で空気が注入される圧力容器すなわち燃料タ
ンクに入れられている。米国特許第３８７６３８４号に
記載したように、燃料タンクは、ほぼ燃料タンクの底ま
で延びる汲出パイプを備え付けている。汲出パイプは、
燃料が侵入できる小径孔を除いて、底を閉じてある。汲
出パイプは、底が開放され且つ最大予定燃料レベルより
上の圧力容器上部に連通する内側パイプを有する。汲出
パイプの小径孔は、燃料制御装置に適切に接続されたニ
ードル弁の挿入により部分的に塞がれており、点火サイ
クルの際には小径孔を部分的に塞ぐようにし、通常の燃
焼サイクルの際には小径孔を塞がないままにするように
なっている。点火サイクルの際のこの部分的な閉鎖は、
圧力容器上部の開口から汲出パイプの内側パイプと外側
パイプとの間の空間に空気を引き込む。この空気は内側
パイプへ燃料を伴うので、より適切な燃焼のための燃料
と空気の混合物が、点火の質を高めるために作り出され
る。そして、空気燃料混合物は、燃料制御装置により汲
出パイプへ接続されたジェネレータへ進んで行く。ジェ
ネレータは金属パイプになっており、ストーブの燃焼装
置を越えて、燃焼装置に接続したベンチュリ装置へと通
じている。燃料は、ジェネレータの端部の孔すなわち噴
出口から、空気が吸引されて混合されるベンチュリ装置
へ放出され、燃焼するための可燃混合物として燃焼装置
へ供給される。
【０００４】米国特許第３８７６３８４号においては、
燃料規制ニードル弁は、燃料制御つまみを回すことによ
り操作される。他の装置においては、レバーが、始動さ
せ且つ稼働させるための装置を調節するために使用され
る。レバーは、始動させるために上にされ、稼働させる
ために下にされる。
【０００５】最大出力と最小出力において要求される燃
料放出が比較的低率である液体燃料装置の場合、点火用
の空気含有量の多い混合物を提供すると共に、ジェネレ
ータが熱くなった時に先の流路に空気が充満するのを妨
げ且つ燃料に空気が混合するのを妨げるように、汲出パ
イプの内側パイプと外側パイプとの間の流路を通して空
気を流下させるために、ジェネレータの加熱により生じ
る燃料の流れに対する抵抗の増加を当てにすることは可
能である。この機構は、何年間も販売しているコールマ
ン液体燃料ランタンに使用されている。キャンプストー
ブや実用的なストーブは、最低出力と最大出力の間で比
較的高率の出熱を要求され、今までの所、上述した手動
操作装置を使用しないで、これらのストーブの適切な操
作をするために必要な空気流の差異を達成することが可
能であることは証明されていない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ジェネレータが冷却し
た際に液体燃料燃焼装置が点火されるような前述の構成
は、瞬間点火装置として引き合いに出されている。瞬間
点火装置を備えていない液体燃料型装置は、始動の際
に、例えば液体起爆燃料や発熱ペースト等のジェネレー
タの他の加熱手段が必要になる。
【０００７】この発明は、瞬間点火装置を調節するため
につまみやレバーを動かさないで、液体燃料燃焼装置を
点火させ稼働させるものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】燃料供給パイプ装置は、
燃料供給パイプ装置の燃料注入口を通る燃料の流れに反
応するのに十分軽量である燃料規制弁を備えている。燃
料制御弁が開けられている時に、燃料は燃料注入口を通
り比較的高速で流れ、燃料規制弁が燃料注入口を通る燃
料の流れを塞ぐためすなわち規制するために、燃料の流
れにより移動させられる。燃料の流れの割合が減少する
と、前述したように、空気が燃料の中に取り込まれる。
ジェネレータが燃料を気化させるのに十分加熱した時、
燃料供給パイプ装置を通る燃料の流れは遅くなる。そこ
で、燃料規制弁は燃料注入口を開放するために落下し、
空気を含まない液体燃料のみが燃料供給パイプ装置を通
り流れる。
【０００９】
【実施例】この発明は、図１に例示したキャンプストー
ブ２０を参照して説明される。しかしながら、この発明
は、ランタンや他の液体燃料装置にも使用できる。
【００１０】キャンプストーブ２０は、収納箱２１と、
燃料タンク２２と、燃焼装置２３と、鉄格子２４とを備
えている。収納箱２１は、底壁２５と、前壁２６と、後
壁２７と、一対の側壁２８及び２９と、後壁２７に蝶番
固定された蓋３０とを備えている。一対の風防板３１及
び３２は、蓋の底表面に蝶番固定されている。
【００１１】燃料タンク２２は、満杯噴出口３４と空気
注入装置３５を備えた従来型のコールマン燃料タンクで
ある。燃料タンクは、前壁の溝を通して挿入される一対
の取付フック３６により、収納箱の前壁に着脱自在に取
り付けられる。
【００１２】ジェネレータ／燃料供給装置３８は、燃料
タンクの頂部にねじり固定される。図２を参照すると、
ジェネレータ／燃料供給装置３８は、燃料制御弁３９
と、ジェネレータ装置４０と、燃料供給パイプ装置４１
とを備えている。
【００１３】燃料制御弁とジェネレータ装置は、従来の
ものでよい。燃料制御弁は、弁容器４２と、弁容器の中
央穴４４にねじ込まれた弁棒４３とを備えている。弁棒
の内部端４５は、テーパが付けられており、弁容器の弁
座４６と共働して弁容器を通過する燃料を遮断する。弁
棒の外部端は、弁容器のナットを通り越して延びてお
り、弁棒は、つまみ４８（図１参照）により回すことが
できる。ブッシング４９は、弁容器から下向きに延びて
いると共に、燃料タンクに嵌め合うための雄ネジ５０を
備えている。
【００１４】ジェネレータ装置は、燃料供給パイプ装置
の上端から燃焼装置へ燃料を導く導管としてのジェネレ
ータパイプ５１と、燃料孔すなわち噴出ノズル５３を備
えた端キャップ５２と、弁棒４３にねじり固定されるロ
ッド５４とを備えている。ニードル弁５５は、ロッド５
４の端部に取り付けられ、燃料制御弁が閉じる際に噴出
ノズル５３を貫通して延びる。コイルばね５６は、ジェ
ネレータパイプを通過する燃料への熱伝達を改良するた
めにロッドを取り囲んでいる。
【００１５】再び図１を参照すると、燃焼装置２３は、
主燃焼器６０と連結パイプ６２により接続された補助燃
焼器６１とを備えている。各燃焼器は、従来型のコール
マン燃焼器であり、頂フランジ６４を有する燃焼箱６３
と、頂フランジにより保持される燃焼ボウル６５と、複
数の燃焼リング６６と、キャップ６７とを備えている。
ボルト６８は、燃焼箱のブッシングへねじ込まれ、燃焼
器の部品を一緒に挟み込む。例示した特別な燃焼リング
は、商品名「バンド・エイ・ブルウ(Band-A-Blu)」として
何年間も販売されていて、例えば米国特許第３９３３１
４６号に記載されている。燃焼リングは、平坦リングと
複数の燃料噴出口を備えた波形リングとを交互に備えて
いる。ほぼＵ型のベンチュリすなわちブンゼンパイプ６
９は、開放端７０と主燃焼器６０の燃焼箱６３の入口開
口へ達する第二端すなわち底端とを備えている。
【００１６】燃料タンク２２が収納箱２１に取り付けら
れた時、ジェネレータパイプ５１は、収納箱の前壁の開
口を通り、主燃焼器６０を越えて、ブンゼンパイプ６９
の開放端７０へ到達する。
【００１７】図２〜４を参照すると、燃料供給パイプ装
置４１は、各上端が接続器７６に固定された一対の同心
の燃料用内側パイプ７４と空気用外側パイプ７５を備え
ている。接続器７６は、燃料制御弁のブッシング４９へ
ねじ込まれている。
【００１８】接続器には、中央穴７７（図１０参照）が
備えられている。中央穴は、直径が増加していく複数の
段部、すなわち小さな直径の上出口段部７８と、やや大
きめの直径の第二段部７９と、さらに大きめの直径の第
三段部８０と、最も大きい端段部８１とを備えている。
内側パイプ７４は、しまりばめにより第二段部７９に固
定され、その上ろう付けにより固定することも可能であ
る。外側パイプ７５の上端は、中央穴の端段部８１へ挿
入できる大きさの拡大フランジ８２を備えており、外側
パイプは、拡大フランジ８２に対して端段部８１を形成
する薄い端壁８３を圧着することにより固定される。
【００１９】環状の空気流路８５（図２〜４参照）は、
内側に燃料流路を備えた内側パイプ７４と外側パイプ７
５の間に形成され、この環状空気流路は、接続器７６の
空気注入口８６（図１０参照）を通り燃料タンクの上部
に通じている。空気注入口８６は、燃料タンクが満杯に
なった時に、燃料タンクの燃料高さより上に配置され
る。
【００２０】燃料用チップ８８は、外側パイプ７５の底
に固定されている。燃料用チップは、円筒形の側壁８９
と水平壁９０とを備えている。燃料注入手段としての底
燃料注入口９１は、水平壁９０に設けられ、燃料注入手
段としての小さな側方燃料注入口９２は、円筒形側壁８
９を貫通して設けられている。
【００２１】円筒形側壁８９は、水平壁９０の下まで延
びており、燃料規制ボール弁９４用の区画室９３を形成
する。燃料規制手段としての燃料規制弁すなわち燃料規
制ボール弁９４は、燃料用チップの開放された底端内部
に固定される多孔性部材としての多孔性円盤９６（図６
参照）により区画室内部に保持される。
【００２２】燃料供給パイプ装置４１は、燃料タンク２
２に貯蔵された液体燃料に沈められる。燃料用チップ８
８の底端は、燃料タンクの底に隣接して配置され、空気
注入口８６は、燃料タンクが満杯になった時に、液体燃
料の高さより上に配置される。燃料タンクは、空気注入
装置３５の作動による空気で、気圧を正常に保たれる。
【００２３】燃料制御弁３９が開けられた時、液体燃料
は、空圧により、燃料供給パイプ装置４１とジェネレー
タ装置４０を通り押し進められる。液体燃料は、燃料用
チップ８８の区画室９３と底燃料注入口９１とを通り高
速で上向きに流れるので、燃料規制ボール弁９４が、水
平壁９０と接合するまで、液体燃料により上向きに運ば
れる。燃料規制ボール弁９４は、底燃料注入口９１を塞
ぎ、液体燃料が底燃料注入口を通過するのを妨げる。こ
れにより、側方燃料注入口９２を通して液体燃料を吸引
するような燃料規制ボール弁上側の低圧領域が、作り出
される。側方燃料注入口９２は、底燃料注入口９１より
小さく、側方燃料注入口９２を通過する液体燃料の流れ
は、燃料規制ボール弁のない状態の底燃料注入口９１を
通過する流れより少ない。燃料規制ボール弁上側に低圧
領域が続くと、空気注入口８６と環状空気流路８５とを
通して空気が吸引させる。空気は、内側パイプ７４の底
端の下の混合室９８で燃料と混合する。燃料／空気混合
物は、内側パイプ７４を上向きに通過してジェネレータ
パイプ５１に流入し、燃料蒸気負荷状態空気と噴霧滴燃
料の形で噴出ノズルから放出される。燃料／空気混合物
はブンゼンパイプ６９を通り過ぎるので、付加的な外気
が開放端７０を通じて混合物に吸引される。燃料／空気
混合物は、主燃焼器６０へ流れるので、点火マッチや点
火装置等により点火することができる。
【００２４】燃焼器が点火した後、燃焼器の燃焼箱は、
ジェネレータ装置４０を加熱し、ジェネレータ装置内の
液体燃料を気化させる。液体燃料が気化されると、より
多くの液体燃料がジェネレータ装置に導かれ、内側パイ
プ７４を通過する流れが減少する。やがて、燃料の流れ
は、底燃料注入口の上側と下側の圧力が釣り合いに達す
る地点まで減少し、燃料規制ボール弁の９４は、もはや
燃料の流れにより上側に保持されなくなる。そして、燃
料規制ボール弁は、多孔性円盤すなわちスクリーン９６
に落下する。底燃料注入口９１を塞ぐ燃料規制ボール弁
がなくなり、液体燃料は底燃料注入口９１を自由に通過
できる。底燃料注入口９１を通過する燃料の流れは、ジ
ェネレータパイプを通過する流れを十分満し、環状空気
流路８５を通して下向きに空気を引き込む吸引力が不十
分となり、空気を含まない液体燃料のみが内側パイプ７
４を通って上向きに流れるようなる。
【００２５】ジェネレータ装置４０は、内側パイプで振
動運動を生じる可能性があるので、常に燃料を滑らかに
気化させているものではない。振動運動は、燃料規制ボ
ール弁９４を上下動させ、底燃料注入口９１を部分的に
塞ぐことがある。振動運動は、接続器７６の上端の小抽
出口としての上出口段部７８（図１０参照）により、減
衰させられる。
【００２６】燃焼器が点火したままであれば、液体燃料
はジェネレータ装置で気化され、燃料規制ボール弁は下
側に位置したままになり、液体燃料のみがジェネレータ
装置を通過して流れる。
【００２７】多孔性円盤９６は、燃料規制ボール弁を下
側位置に保持するだけでなく、燃料規制ボール弁の自由
移動を妨げる可能性のある小さな粒子を区画室９３から
ふるい落とす。
【００２８】図２〜４に例示した実施例においては、燃
料規制ボール弁９４は、底燃料注入口９１を塞がない下
側位置すなわち稼働位置と、底燃料注入口９１を塞ぐ始
動位置との間を移動することにより、内側パイプを通る
燃料と空気の流れを調節する。底燃料注入口９１が燃料
規制ボール弁により完全には塞がれず、いくらか燃料が
底燃料注入口を通過できるように設計することも可能で
ある。それから、側方燃料注入口９２を改良し、あるい
は省略することもできる。
【００２９】燃料規制ボール弁９４の大きさ及び重量
と、底燃料注入口９１の大きさと、区画室９３の直径
は、ジェネレータ装置が燃料を気化させるために十分加
熱された際に、燃料規制ボール弁が自重により落下する
ように選択される。燃料規制ボール弁は、プラスチック
から都合よく形成される。
【００３０】燃料規制装置の他の例が、図１１〜１４に
例示されている。燃料供給パイプ装置１００は、サーク
ル１２−１２で示された下側部分を除いて、燃料供給パ
イプ装置４１と同一である。燃料用チップ１０１は、外
側パイプ７５の下側端と結合すると共に、燃料注入手段
としての燃料注入口１０２を備えている。金属製の燃料
規制ロッド１０３は、燃料規制弁として機能し、軸部１
０４と円柱形ピストンすなわちフランジ１０５とを備え
ている。軸部は、内側パイプ７４へ延びる上側部１０６
と燃料注入口１０２を貫通して延びる下側部１０７とを
備えている。円柱形ピストン１０５は、外側パイプ７５
の底端に嵌合するが、円柱形ピストンを通過し内側パイ
プ７４へ行く燃料の流れを遮断しない大きさになってい
る。燃料規制ロッドの下側部１０７は、燃料注入口１０
２の直径より僅かに小さな直径を有する大径部すなわち
規制部１０７ａと、くびれ部すなわち小径部１０７ｂと
を備えている。
【００３１】燃料制御弁が開けられた時は、液体燃料
は、燃料注入口１０２を通り上向きに流れ、図１２に例
示した下側位置から図１３に例示した上側位置へ燃料規
制ロッド１０３を運ぶために、円柱形ピストン１０５へ
作用する。燃料規制ロッドが上側位置にあるときに、燃
料注入口１０２を通る燃料の流れは規制部１０７ａによ
り減少し、空気が環状空気流路８５を通じて下向きに吸
引され、燃料と混合する。ジェネレータ装置が液体燃料
を気化させるのに十分加熱した後、内側パイプ７４を通
る上向き流れが減少すると、非規制部すなわち小径部１
０７ｂが燃料注入口に配置されるような下側位置へ燃料
規制ロッド１０３を落下させる。燃料注入口１０２を通
過する燃料の流れは、ジェネレータ装置を通過する燃料
の流れを十分満足させ、環状空気流路８５を通って下向
きに吸引される空気はなくなり、液体燃料のみが内側パ
イプ７４を通り上向きに流れる。
【００３２】燃料注入口１０２の直径と下側部１０７の
大きさは、点火するために燃料の量が減少されて燃焼装
置に流れて行くように選択される。
【００３３】前述の明細書におけるこの発明の特定の具
体例の詳述は、例示の目的のために記載されたもので、
この発明の精神と範囲から逸脱しないで、当業者により
ここに与えられた色々な細部を適宜変更できることが理
解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】液体燃料キャンプストーブの分解斜視図であ
る。
【図２】キャンプストーブのジェネレータ／燃料供給装
置の一部切断した断面図である。
【図３】図２のサークル３−３内部の燃料供給パイプ装
置の底部の切断断面図である。
【図４】燃料規制弁が規制位置にあるところを示した図
３と同様の図である。
【図５】燃料用チップの縦断面図である。
【図６】燃料用チップのためのスクリーンの平面図であ
る。
【図７】燃料規制ボール弁の図である。
【図８】燃料供給パイプ装置の外側パイプすなわち空気
パイプの断面図である。
【図９】燃料供給パイプ装置の内側パイプすなわち燃料
パイプの断面図である。
【図１０】燃料供給パイプ装置の接続器の断面図であ
る。
【図１１】他の実施例の図２と同様の図である。
【図１２】図１１のサークル１２−１２内部の部分の切
断断面図である。
【図１３】燃料規制弁が制御位置にあるところを示した
図１２と同様の図である。
【図１４】図１１〜１３の燃料規制弁としての燃料規制
ロッドの正面図である。
【符号の説明】
２０ キャンプストーブ、 ２１ 収納
箱、２２ 燃料タンク、 ２３ 燃
焼装置、３９ 燃焼制御弁、 ４０
ジェネレータ装置、４１ 燃料供給パイプ装置、
５１ ジェネレータパイプ、７４ 内側パイ
プ、 ７５ 外側パイプ、８５ 環
状空気流路、 ８６ 空気注入口、８８
燃料用チップ、 ８９ 円筒形側
壁、９０ 水平壁、 ９１ 底
燃料注入口、９２ 側方燃料注入口、 ９
４ 燃料規制ボール弁、９６ 多孔性円盤、
１０２ 燃料注入口、１０３ 燃料規制ロ
ッド、 １０４ 軸部、１０５ フラン
ジ、 １０７ａ 大径部、１０７ｂ 小
径部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 燃焼装置と、 液体燃料を貯蔵するための燃料タンクと、 燃料タンクに載置される燃料供給パイプ装置であって、
    上端と液体燃料に沈められるように取り付けられる下端
    とを有し、また、液体燃料を燃料タンクから燃料供給パ
    イプ装置へ流すための燃料注入手段を有し、さらに、燃
    料供給パイプ装置の下側端近傍から燃料供給パイプ装置
    の上側端へ延びる燃料流路と燃料供給パイプ装置の下側
    端近傍から燃料供給パイプ装置の上側端へ延びる空気流
    路とを有する燃料供給パイプ装置と、 燃料供給パイプ装置の上端から燃焼装置へ燃料を導く導
    管であって、ジェネレータパイプが燃焼装置により加熱
    された際にジェネレータパイプ内部の液体燃料が気化す
    るように、燃焼装置に隣接して配置されたジェネレータ
    パイプを備える導管と、 導管を開閉するために導管に接続された操作自在な燃料
    制御弁と、 燃料注入手段を通る液体燃料の流れを制御する始動位置
    と燃料注入手段を通る液体燃料の流れを制御しない稼働
    位置との間を移動するために燃料供給パイプ装置の下側
    端へ取り付けられた燃料規制手段であって、空気が燃料
    タンクの上側部から空気流路を通り燃料流路へ流れ且つ
    燃料注入手段を通り燃料流路へ流れる液体燃料に混入す
    るように、燃料制御弁が燃料注入手段を通る液体燃料の
    流れを制御するための始動位置に移動するために開けら
    れた時に燃料注入手段を通る液体燃料の流れに反応し、
    また、燃料流入手段を通る液体燃料の流れが制御されな
    いと共に空気流路を通る空気の流れが中断されるよう
    に、ジェネレータパイプの液体燃料が気化される時に稼
    働位置に落下する燃料規制手段とを備えた液体燃料燃焼
    装置。
  2. 【請求項２】 上記燃料注入手段が燃料供給パイプ装置
    の下側端にある底燃料注入口と底燃料注入口より上にあ
    る側方燃料注入口とを備え、上記燃料規制手段が始動位
    置にある時に底燃料注入口をほぼ閉じていることを特徴
    とする請求項１に記載された液体燃料燃焼装置。
  3. 【請求項３】 上記燃料規制手段が、燃料制御弁が開け
    られた時に液体燃料の流れによって底燃料注入口に向か
    って移動する燃料規制弁を備えたことを特徴とする請求
    項２に記載された液体燃料燃焼装置。
  4. 【請求項４】 さらに、稼働位置に燃料規制弁を保持す
    るために、底燃料注入口の下にある燃料供給パイプ装置
    の下側端に取り付けられた多孔性部材を備えたことを特
    徴とする請求項３に記載された液体燃料燃焼装置。
  5. 【請求項５】 上記燃料規制弁がボール弁であることを
    特徴とする請求項３に記載された液体燃料燃焼装置。
  6. 【請求項６】 上記燃料注入手段が燃料供給パイプ装置
    の下側端にある燃料注入口を備え、燃料規制手段が小径
    部と小径部の下の大径部とを有し燃料注入口に配置され
    る燃料規制ロッドを備え、燃料規制手段が始動位置にあ
    る時に燃料規制ロッドの大径部が燃料注入口に配置さ
    れ、燃料規制手段が稼働位置にある時に燃料規制ロッド
    の小径部が燃料注入口に配置されることを特徴とする請
    求項１に記載された液体燃料燃焼装置。
  7. 【請求項７】 上記燃料規制ロッドが軸部と軸部から水
    平外向きに拡張するフランジとを備えたことを特徴とす
    る請求項６に記載された液体燃料燃焼装置。
  8. 【請求項８】 燃焼装置と、 燃焼装置に隣接して配置されたジェネレータパイプと、 液体燃料を貯蔵するための燃料タンクと、 燃料タンクに載置され、且つ上端と液体燃料に沈められ
    るように取り付けられる下端とを有する燃料供給パイプ
    装置と、 燃料供給パイプ装置の上端からジェネレータパイプへ燃
    料を導く導管と、 導管を開閉するために導管に接続された燃料制御弁とを
    備えた液体燃料燃焼装置において、前記燃料供給パイプ
    装置が、 導管に連通する（燃料流路を備えた）燃料用内側パイプ
    と、 燃料用内側パイプを取り囲むと共に、それらの間に環状
    空気流路を提供する空気用外側パイプであって、燃料供
    給パイプ装置がその上部において環状空気流路に通じる
    空気注入口を有するようにした空気用外側パイプと、 燃料供給パイプ装置の下側端で内側パイプに接続する燃
    料用チップであって、側方燃料注入口を有するほぼ円筒
    形の側壁と内側及び外側パイプの下に拡張し且つ底燃料
    注入口を有するする水平壁とを備えた燃料用チップと、 底燃料注入口を通る液体燃料の流れを制御する始動位置
    と底燃料注入口を通る液体燃料の流れを制御しない稼働
    位置との間を移動するために水平壁の下の燃料用チップ
    の円筒形側壁内側に移動自在に取り付けられた燃料規制
    弁であって、空気が燃料タンクの上側部から環状空気流
    路を通り燃料流路へ流れ且つ側方燃料注入口を通り燃料
    流路へ流れる液体燃料に混入するように、燃料制御弁が
    底燃料注入口を通る液体燃料の流れを制御するための始
    動位置に移動するために開けられた時に底燃料注入口を
    通る液体燃料の流れに反応し、また、底燃料流入口を通
    る液体燃料の流れが制御されないと共に環状空気流路を
    通る空気の流れが中断されるように、ジェネレータパイ
    プの液体燃料が気化される時に稼働位置に落下する燃料
    規制弁とを備えたことを特徴とする液体燃料燃焼装置。
  9. 【請求項９】 さらに、稼働位置に燃料規制弁を保持す
    るために、底燃料注入口の下にある燃料供給パイプ装置
    の下側端に取り付けられた多孔性部材を備えたことを特
    徴とする請求項８に記載された液体燃料燃焼装置。
  10. 【請求項１０】 上記燃料規制弁がボール弁であること
    を特徴とする請求項９に記載された液体燃料燃焼装置。
  11. 【請求項１１】 燃焼装置と、 燃焼装置に隣接して配置されたジェネレータパイプと、 液体燃料を貯蔵するための燃料タンクと、 燃料タンクに載置されると共に、上端と液体燃料に沈め
    られるように取り付けられる下端とを有する燃料供給パ
    イプ装置と、 燃料供給パイプ装置の上端からジェネレータパイプへ燃
    料を導く導管と、 導管を開閉するために導管に接続された燃料制御弁とを
    備えた液体燃料燃焼装置において、前記燃料供給パイプ
    装置が、 前記導管に連通する（燃料流路を備えた）燃料用内側パ
    イプと、 燃料用内側パイプを取り囲むと共に、それらの間に環状
    空気流路を提供する空気用外側パイプであって、燃料供
    給パイプ装置がその上部において環状空気流路に通じる
    空気注入口を有するようにした空気用外側パイプと、 燃料供給パイプ装置の下側端で内側パイプに接続する燃
    料用チップであって、ほぼ円筒形の側壁と内側及び外側
    パイプの下に拡張し且つ底燃料注入口を有する水平壁と
    を備えた燃料用チップと、 小径部と小径部の下の大径部とを有し底燃料注入口に移
    動自在に取り付けられた燃料規制ロッドであって、大径
    部が底燃料注入口を通る液体燃料の流れを制御する始動
    位置と小径部が底燃料注入口に配置される稼働位置との
    間を移動自在であり、また、空気が燃料タンクの上側部
    から環状空気流路を通り燃料流路へ流れ且つ底燃料注入
    口を通り燃料流路へ流れる液体燃料に混入するように、
    燃料制御弁が底燃料注入口を通る液体燃料の流れを制御
    するための始動位置に移動するために開けられた時に底
    燃料注入口を通る液体燃料の流れに反応し、さらに、底
    燃料流入口を通る液体燃料の流れが制御されないと共に
    環状空気流路を通る空気の流れが中断されるように、ジ
    ェネレータパイプの液体燃料が気化される時に稼働位置
    に落下する燃料規制ロッドとを備えたことを特徴とする
    液体燃料燃焼装置。
  12. 【請求項１２】 燃料規制ロッドが軸部と軸部から水平
    外向きに拡張するフランジとを備えたことを特徴とする
    請求項１１に記載された液体燃料燃焼装置。
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