JPH08121415A - 空気圧シリンダ装置 - Google Patents

空気圧シリンダ装置

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Publication number
JPH08121415A
JPH08121415A JP26427694A JP26427694A JPH08121415A JP H08121415 A JPH08121415 A JP H08121415A JP 26427694 A JP26427694 A JP 26427694A JP 26427694 A JP26427694 A JP 26427694A JP H08121415 A JPH08121415 A JP H08121415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
air
right chambers
pressure cylinder
pneumatic cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP26427694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tanaka
中 義 宣 田
Akio Sato
藤 昭 夫 佐
Kenji Kikukawa
健 司 喜久川
Nobutaka Kiku
信 隆 菊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急停止時等で空気圧シリンダ内の空気を抜
かなければならないときの、移動体の移動を防止するこ
とができる構成とすることを目的とする。 【構成】 ピストン11により左右の部屋20、21に
分割された空気圧シリンダ10と、左右の部屋の圧力を
検出する圧力センサ26、27と、空気圧シリンダ内に
空気を供給する空気供給装置32、31と、左右の部屋
への空気の給排切換を行うバルブ装置22〜25と、バ
ルブ装置の切換を制御するコントローラ40とを備えた
空気圧シリンダ装置において、左右の部屋を連通するバ
イパス通路50と、バイパス通路の連通及び遮断の切換
を行う切換弁51とを備えたことを特徴とする空気圧シ
リンダ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッドレス型空気圧シ
リンダ装置に関し、ロボットハンドの位置決めや物品の
搬送に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来の空気圧シリンダ装置としては、例
えば特開昭62−269209号公報に開示される技術
が知られている。これは、ピストンと共に移動する移動
体を任意の位置に停止又は停止させておくための手段と
して電磁力を利用した装置を用いたものであって、他に
も摩擦力を用いて機械的に停止させる技術などが考えら
れる。
【0003】又、低コスト化を図るべく上記したような
移動体を停止させるための装置を用いないものもある。
特開平6−109004号公報に開示される技術では、
空気圧シリンダの左右の部屋の圧力を調整して両部屋の
圧力差を制御することにより停止させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平6−1
09004号公報に開示される技術においては、故障等
による移動体の緊急停止時に、空気圧シリンダ内の空気
を抜いて修理作業を行わなければならないときがある。
このとき、ピストンが左右の部屋の容積を同じとする位
置にない場合、左右の部屋の容積の違いによって空気が
抜けきるまでに必要な時間が異なり、両部屋の圧力差が
生じて移動体が移動するという事態が起こる。この事態
は、機械の干渉による破損に繋がる問題がある。
【0005】本発明は、緊急停止時等で空気圧シリンダ
内の空気を抜かなければならないときの、移動体の移動
を防止することができる構成とすることを技術的課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため本発明において講じた技術的手段は、ピスト
ンにより左右の部屋に分割された空気圧シリンダと、左
右の部屋の圧力を検出する圧力センサと、ピストンの位
置を検出する位置検出手段と、空気圧シリンダ内に空気
を供給する空気供給装置と、左右の部屋への空気の給排
切換を行うバルブ装置と、圧力センサの出力からバルブ
装置の切換を制御してピストンの駆動を制御するコント
ローラとを備えた空気圧シリンダ装置において、左右の
部屋を連通するバイパス通路と、バイパス通路の連通及
び遮断の切換を行う切換弁とを備えたことである。
【0007】
【作用】本発明においては、ピストンが停止していると
きは、空気圧シリンダの左右の部屋はともに空気供給装
置に連通していて同じ圧力に保たれたまま密封されてい
る。例えば、ピストンを左から右に移動させる際には、
コントローラが圧力センサより左右の部屋の圧力を検知
しながらバルブ装置を制御して右の部屋を大気に連通さ
せる。これにより、左右の部屋に圧力差が発生し、この
圧力差がピストンと空気圧シリンダとの間の摩擦力より
も大きくなるとピストンが動きだす。一方、ピストンを
停止させるときには、右の部屋を空気供給装置に連通さ
せることによってピストンの移動速度を低下させ、停止
させる。尚、ピストンが右から左に移動するときには、
上記作用と逆の作用で移動及び停止が行われる。
【0008】更に、故障等による移動体の緊急停止時に
は、左右の部屋を同時に大気に連通させると共に、切換
弁を制御してバイパス通路を連通させる。これにより、
両部屋の圧力が同じとなり、ピストンが移動することが
防止される。
【0009】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本実施例の空気圧シリンダ装置の
構成図である。同図において、空気圧シリンダ10には
シリンダ孔10aが形成され、このシリンダ孔10a内
には、シリンダ孔10a内を左右の部屋20、21に分
けるピストン11が摺動自在に配設されている。ピスト
ン11には、移動体11aが一体的に設けられていて、
ピストン11の移動を利用して物品を搬送したり、ロボ
ットハンドを移動させたりできる。
【0011】空気圧シリンダ10の左右の部屋20、2
1は、空気供給装置を構成する蓄圧器32及び大気中
に、バルブ装置を構成するソレノイドバルブ22、2
3、24、25を介して接続されている。又、左右の部
屋20、21とソレノイドバルブ22〜25との間の配
管には、空気圧を測定して表示する圧力センサ26、2
7が取り付けられている。
【0012】更に、空気圧シリンダ10の左右の部屋2
0、21は、バイパス通路50を介して連通可能となっ
ている。このバイパス通路50は、切換弁であるソレノ
イドバルブ51によって連通又は遮断が切り換えられ
る。
【0013】空気供給装置は、大気中の空気の異物を除
去するフィルター30と、フィルター30を通過した空
気を前述した蓄圧器に向けて圧送する圧縮器31と、初
期応答性を向上させるために設けられる蓄圧器32とか
ら構成されている。
【0014】ソレノイドバルブ22〜25は、左右の部
屋20、21内の空気圧とピストン11の位置を検出す
る位置検出手段であるエンコーダ(図示省略)との出力
から、ピストン11の駆動を制御するコントローラ40
によってそれぞれ切換を制御されるものである。又、コ
ントローラ40は、緊急停止時に空気圧シリンダ10の
左右の部屋20、21内の空気を抜くときに、ソレノイ
ドバルブ51を制御して、バイパス通路50を遮断する
位置から連通させる位置に切り換える。
【0015】尚、図中27は、空気が大気中に放出され
るときの音を低減する消音器を示す。
【0016】上記構成の本実施例の作動を説明する。
【0017】ピストン11が停止しているときは、空気
圧シリンダ10の左右の部屋20、21は共に蓄圧器3
2に連通していて同じ圧力に保たれたまま密封されてい
る。
【0018】例えば、ピストン11を左から右に移動さ
せる際には、コントローラ40が圧力センサ26、27
より左右の部屋20、21の圧力を検知しながらソレノ
イドバルブ24、25を切り換えて右の部屋21を大気
に連通させる。これにより、左右の部屋20、21に圧
力差が発生し、この圧力差がピストン11と空気圧シリ
ンダ10のシリンダ孔10aとの間の摩擦力よりも大き
くなるとピストン11が動きだす。一方、ピストン11
を停止させるときには、右の部屋21を蓄圧器32に連
通させてピストン11の移動速度を低下させ、停止させ
る。尚、ピストン11が右から左に移動するときには、
上記作用と逆の作用で移動及び停止が行われる。そし
て、左右の部屋20、21の圧力が同じとなると、ピス
トン11が停止する。
【0019】更に、故障等による移動体11aの緊急停
止時には、ソレノイドバルブ22〜25を制御して左右
の部屋20、21を同時に大気に連通させると共に、ソ
レノイドバルブ50を切り換えてバイパス通路51を連
通させる。これにより、両部屋20、21の圧力が同じ
となり、ピストン11が移動することが防止される。
【0020】
【発明の効果】本発明においては、故障等による移動体
の緊急停止時に、切換弁を制御してバイパス通路を連通
させることにより、両部屋の圧力が略同じとすることが
でき、ピストンが移動することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気圧シリンダ装置の構成図を示す。
【符号の説明】
10・・・空気圧シリンダ 11・・・ピストン 11a・・・移動体 20・・・左の部屋 21・・・右の部屋 22〜25・・・ソレノイドバルブ(バルブ装置) 26、27・・・圧力センサ 31・・・圧縮機 32・・・蓄圧器 40・・・コントローラ 50・・・バイパス通路 51・・・ソレノイドバルブ(切換弁)
フロントページの続き (72)発明者 菊 信 隆 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンにより左右の部屋に分割された
    空気圧シリンダと、前記左右の部屋の圧力を検出する圧
    力センサと、前記ピストンの位置を検出する位置検出手
    段と、前記空気圧シリンダ内に空気を供給する空気供給
    装置と、前記左右の部屋への空気の給排切換を行うバル
    ブ装置と、前記圧力センサの出力から前記バルブ装置の
    切換を制御してピストンの駆動を制御するコントローラ
    とを備えた空気圧シリンダ装置において、前記左右の部
    屋を連通するバイパス通路と、該バイパス通路の連通及
    び遮断の切換を行う切換弁とを備えたことを特徴とする
    空気圧シリンダ装置。
JP26427694A 1994-10-27 1994-10-27 空気圧シリンダ装置 Pending JPH08121415A (ja)

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JP26427694A JPH08121415A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 空気圧シリンダ装置

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JP26427694A JPH08121415A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 空気圧シリンダ装置

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JPH08121415A true JPH08121415A (ja) 1996-05-14

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JP26427694A Pending JPH08121415A (ja) 1994-10-27 1994-10-27 空気圧シリンダ装置

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