JPH08121237A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents
内燃機関の失火検出装置Info
- Publication number
- JPH08121237A JPH08121237A JP6290698A JP29069894A JPH08121237A JP H08121237 A JPH08121237 A JP H08121237A JP 6290698 A JP6290698 A JP 6290698A JP 29069894 A JP29069894 A JP 29069894A JP H08121237 A JPH08121237 A JP H08121237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- misfire
- internal combustion
- detected
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M15/00—Testing of engines
- G01M15/04—Testing internal-combustion engines
- G01M15/11—Testing internal-combustion engines by detecting misfire
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両停車時等の内燃機関の無負荷状態時にお
ける失火の誤検知を防止すると共に走行中等の内燃機関
の負荷状態における失火の検知領域を拡大することがで
きる内燃機関の失火検出装置を提供する。 【構成】 失火検知の実施条件として、スロットル弁開
度θTHが全閉に近い所定開度θTHIDLEより小さ
いか否かを判定する条件を設定し、スロットル弁開度θ
THがその所定開度より小さい車両停車時等には、エン
ジン水温TWと比較される所定水温TWIGMNLを例
えば75℃と高めに設定し、それ以下のときでは停車時
の燃焼状態が不安定になるエンジン水温領域であるとし
て失火検知を禁止する。また、スロットル弁開度θTH
が全閉に近い所定開度より大きい車両走行中には、比較
される所定水温TWIGMRLを例えば−15℃と低め
に設定し、走行中には低いエンジン水温でも燃焼状態が
比較的安定しているとして失火検知を行なう。
ける失火の誤検知を防止すると共に走行中等の内燃機関
の負荷状態における失火の検知領域を拡大することがで
きる内燃機関の失火検出装置を提供する。 【構成】 失火検知の実施条件として、スロットル弁開
度θTHが全閉に近い所定開度θTHIDLEより小さ
いか否かを判定する条件を設定し、スロットル弁開度θ
THがその所定開度より小さい車両停車時等には、エン
ジン水温TWと比較される所定水温TWIGMNLを例
えば75℃と高めに設定し、それ以下のときでは停車時
の燃焼状態が不安定になるエンジン水温領域であるとし
て失火検知を禁止する。また、スロットル弁開度θTH
が全閉に近い所定開度より大きい車両走行中には、比較
される所定水温TWIGMRLを例えば−15℃と低め
に設定し、走行中には低いエンジン水温でも燃焼状態が
比較的安定しているとして失火検知を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の失火を検出
する装置に関する。
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の失火検出装置は従来より種々
提案されている。例えば特開平5−321748号公報
において、本願出願人は機関の運転状態あるいは機関が
搭載された車両の運転状態により一過性の不正燃焼が起
きることを考慮して、エンジン水温や吸気温が所定値以
下のとき、機関の吸気管内圧力、スロットル弁開度ある
いは車両の走行速度等の変化が大きい過渡運転状態のと
き、あるいは高地において下り坂を走行するような低負
荷走行のときなどには失火判定を禁止することを提案し
ている。
提案されている。例えば特開平5−321748号公報
において、本願出願人は機関の運転状態あるいは機関が
搭載された車両の運転状態により一過性の不正燃焼が起
きることを考慮して、エンジン水温や吸気温が所定値以
下のとき、機関の吸気管内圧力、スロットル弁開度ある
いは車両の走行速度等の変化が大きい過渡運転状態のと
き、あるいは高地において下り坂を走行するような低負
荷走行のときなどには失火判定を禁止することを提案し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両の
停車時においては内燃機関が無負荷状態にあり流入空気
量が走行中に較べて少ないことや駆動系の慣性力がない
ことにより燃焼状態が走行中に較べてクランク軸の回転
変動に表れ易いにもかかわらず、従来では失火検知を判
定するエンジン水温条件は走行中と停車時とで同一であ
った。
停車時においては内燃機関が無負荷状態にあり流入空気
量が走行中に較べて少ないことや駆動系の慣性力がない
ことにより燃焼状態が走行中に較べてクランク軸の回転
変動に表れ易いにもかかわらず、従来では失火検知を判
定するエンジン水温条件は走行中と停車時とで同一であ
った。
【0004】このため、失火検出を実行するエンジン水
温の所定値を走行中に合わせて低く設定すると、停車時
ではエンジン水温が低いときには燃焼状態が不安定であ
ることから誤まって失火であると誤検知してしまう可能
性が高くなるという問題があった。
温の所定値を走行中に合わせて低く設定すると、停車時
ではエンジン水温が低いときには燃焼状態が不安定であ
ることから誤まって失火であると誤検知してしまう可能
性が高くなるという問題があった。
【0005】また一方、前記エンジン水温の所定値を停
車時に合わせて高く設定すると、走行中ではもっと低い
エンジン水温で十分に失火を検知できるにもかかわらず
その検知領域を狭めてしまうという問題があった。
車時に合わせて高く設定すると、走行中ではもっと低い
エンジン水温で十分に失火を検知できるにもかかわらず
その検知領域を狭めてしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明は車両停車時等の内燃機関
の無負荷状態時における失火の誤検知を防止すると共に
走行中等の内燃機関の負荷状態における失火の検知領域
を拡大することができる内燃機関の失火検出装置を提供
することを目的とする。
の無負荷状態時における失火の誤検知を防止すると共に
走行中等の内燃機関の負荷状態における失火の検知領域
を拡大することができる内燃機関の失火検出装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る内燃機関の失火検出装置
は、内燃機関の温度を検出する温度検出手段を備え、該
検出された温度が所定領域にあるときに失火検出を実行
する内燃機関の失火検出装置において、前記内燃機関の
負荷状態を検出し、該検出された負荷状態に応じて前記
所定領域を変更する変更手段を備える。
に、本発明の請求項1に係る内燃機関の失火検出装置
は、内燃機関の温度を検出する温度検出手段を備え、該
検出された温度が所定領域にあるときに失火検出を実行
する内燃機関の失火検出装置において、前記内燃機関の
負荷状態を検出し、該検出された負荷状態に応じて前記
所定領域を変更する変更手段を備える。
【0008】請求項2に係る内燃機関の失火検出装置
は、請求項1に係る内燃機関の失火検出装置において前
記内燃機関の負荷が小さいほど前記所定領域をより狭い
領域に設定することを特徴とする。
は、請求項1に係る内燃機関の失火検出装置において前
記内燃機関の負荷が小さいほど前記所定領域をより狭い
領域に設定することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に係る内燃機関の失火検出装
置では、温度検出手段により内燃機関の温度を検出し、
該検出された温度が所定領域にあるときに失火検出を実
行する際に、前記内燃機関の負荷状態を検出し、変更手
段により該検出された負荷状態に応じて前記所定領域を
変更する。
置では、温度検出手段により内燃機関の温度を検出し、
該検出された温度が所定領域にあるときに失火検出を実
行する際に、前記内燃機関の負荷状態を検出し、変更手
段により該検出された負荷状態に応じて前記所定領域を
変更する。
【0010】請求項2に係る内燃機関の失火検出装置で
は、内燃機関の負荷が小さいほど前記所定領域はより狭
い領域に設定される。
は、内燃機関の負荷が小さいほど前記所定領域はより狭
い領域に設定される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る失火検出装
置を組み込んだ内燃機関(以下「エンジン」という)制
御装置の全体の構成図であり、エンジン1の吸気管2の
途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁
3にはスロットル弁開度(θTH)センサ4が連結され
ており、当該スロットル弁3の開度に応じた電気信号を
出力して電子コントロールユニット(以下「ECU」と
いう)5に供給する。
置を組み込んだ内燃機関(以下「エンジン」という)制
御装置の全体の構成図であり、エンジン1の吸気管2の
途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁
3にはスロットル弁開度(θTH)センサ4が連結され
ており、当該スロットル弁3の開度に応じた電気信号を
出力して電子コントロールユニット(以下「ECU」と
いう)5に供給する。
【0013】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃
料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接
続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁
時間が制御される。
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃
料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接
続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射の開弁
時間が制御される。
【0014】一方、スロットル弁3の直ぐ下流には管7
を介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられ
ており、この絶対圧センサ8により電気信号に変換され
た絶対圧信号は前記ECU5に供給される。また、その
下流には吸気温(TA)センサ9が取付けられており、
吸気温TAを検出して対応する電気信号を出力してEC
U5に供給する。
を介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられ
ており、この絶対圧センサ8により電気信号に変換され
た絶対圧信号は前記ECU5に供給される。また、その
下流には吸気温(TA)センサ9が取付けられており、
吸気温TAを検出して対応する電気信号を出力してEC
U5に供給する。
【0015】エンジン1の本体に装着されたエンジン水
温(TW)センサ10はサーミスタ等から成り、エンジ
ン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を
出力してECU5に供給する。
温(TW)センサ10はサーミスタ等から成り、エンジ
ン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を
出力してECU5に供給する。
【0016】エンジン1の図示しないカム軸周囲又はク
ランク軸周囲には、エンジン1の特定の気筒の所定クラ
ンク角度位置で信号パルス(以下「CYL信号パルス」
という)を出力する気筒判別センサ(以下「CYLセン
サ」という)13、各気筒の吸入行程開始時の上死点
(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位
置で(4気筒エンジンではクランク角180゜毎に)T
DC信号パルスを発生するTDCセンサ12、及び前記
TDC信号パルスの周期より短い一定クランク角(例え
ば30゜)周期で1パルス(以下「CRK信号パルス」
という)を発生するクランク角センサ(以下「CRKセ
ンサ」と云う)11が取り付けられており、CYL信号
パルスTDC信号パルス及びCRK信号(クランク角信
号)パルスはECU5に供給される。
ランク軸周囲には、エンジン1の特定の気筒の所定クラ
ンク角度位置で信号パルス(以下「CYL信号パルス」
という)を出力する気筒判別センサ(以下「CYLセン
サ」という)13、各気筒の吸入行程開始時の上死点
(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位
置で(4気筒エンジンではクランク角180゜毎に)T
DC信号パルスを発生するTDCセンサ12、及び前記
TDC信号パルスの周期より短い一定クランク角(例え
ば30゜)周期で1パルス(以下「CRK信号パルス」
という)を発生するクランク角センサ(以下「CRKセ
ンサ」と云う)11が取り付けられており、CYL信号
パルスTDC信号パルス及びCRK信号(クランク角信
号)パルスはECU5に供給される。
【0017】エンジン1の各気筒には、点火プラグ19
設けられ、ディストリビュータ18を介してECU5に
接続されている。
設けられ、ディストリビュータ18を介してECU5に
接続されている。
【0018】三元触媒(触媒装置)15はエンジン1の
排気管14に配置されており、排気ガス中のHC,C
O,NOx等の成分の浄化を行う。排気管14の三元触
媒15の上流側には、空燃比センサとしての酸素濃度セ
ンサ16(以下「O2センサ16」という)が装着され
ており、このO2センサ16は排気ガス中の酸素濃度を
検出し、その検出値に応じた電気信号を出力しECU5
に供給する。
排気管14に配置されており、排気ガス中のHC,C
O,NOx等の成分の浄化を行う。排気管14の三元触
媒15の上流側には、空燃比センサとしての酸素濃度セ
ンサ16(以下「O2センサ16」という)が装着され
ており、このO2センサ16は排気ガス中の酸素濃度を
検出し、その検出値に応じた電気信号を出力しECU5
に供給する。
【0019】また、ECU5には、エアコン等の各種電
気負荷のスイッチ25及び変速機構26が接続されてお
り、スイッチ25のオンオフ状態及び変速機構の状態を
示す信号がECU5に入力される。変速機構26は周知
の自動変速機構又は手動変速機構である。
気負荷のスイッチ25及び変速機構26が接続されてお
り、スイッチ25のオンオフ状態及び変速機構の状態を
示す信号がECU5に入力される。変速機構26は周知
の自動変速機構又は手動変速機構である。
【0020】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」という)、
CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等
を記憶する記憶手段、前記燃料噴射弁6及びディストリ
ビュータ18等に駆動信号を供給する出力回路等から構
成される。
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」という)、
CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等
を記憶する記憶手段、前記燃料噴射弁6及びディストリ
ビュータ18等に駆動信号を供給する出力回路等から構
成される。
【0021】ECU5のCPUは上述の各種エンジンパ
ラメータ信号に基づいて、排気ガス中の酸素濃度に応じ
た空燃比フィードバック制御運転領域やオープンループ
制御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別すると
ともに、エンジン運転状態に応じ、次式(1)に基づ
き、前記TDC信号パルスに同期する燃料噴射弁6の燃
料噴射時間Toutを演算する。
ラメータ信号に基づいて、排気ガス中の酸素濃度に応じ
た空燃比フィードバック制御運転領域やオープンループ
制御運転領域等の種々のエンジン運転状態を判別すると
ともに、エンジン運転状態に応じ、次式(1)に基づ
き、前記TDC信号パルスに同期する燃料噴射弁6の燃
料噴射時間Toutを演算する。
【0022】 Tout=Ti×KO2×K1+K2 …(1) ここに、Tiは基本燃料量、具体的にはエンジン回転数
NEと吸気管内絶対圧PBAとに応じて決定される基本
燃料噴射時間であり、このTi値を決定するためのTi
マップが記憶手段に記憶されている。
NEと吸気管内絶対圧PBAとに応じて決定される基本
燃料噴射時間であり、このTi値を決定するためのTi
マップが記憶手段に記憶されている。
【0023】KO2は、O2センサ16の出力に基づい
て算出される空燃比補正係数であり、空燃比フィードバ
ック制御中はO2センサ16によって検出された空燃比
(酸素濃度)が目標空燃比に一致するように設定され、
オープンループ制御中はエンジン運転状態に応じた所定
値に設定される。
て算出される空燃比補正係数であり、空燃比フィードバ
ック制御中はO2センサ16によって検出された空燃比
(酸素濃度)が目標空燃比に一致するように設定され、
オープンループ制御中はエンジン運転状態に応じた所定
値に設定される。
【0024】K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ
信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変数であ
り、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速
特性等の諸特性の最適化が図られるような値に設定され
る。
信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変数であ
り、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速
特性等の諸特性の最適化が図られるような値に設定され
る。
【0025】ECU5のCPUはさらに点火時期θIG
をエンジン運転状態に応じて算出し、上記Tout値に
応じた燃料噴射弁6の駆動信号及びθIG値に応じた点
火プラグ19の駆動信号を、出力回路を介して出力す
る。
をエンジン運転状態に応じて算出し、上記Tout値に
応じた燃料噴射弁6の駆動信号及びθIG値に応じた点
火プラグ19の駆動信号を、出力回路を介して出力す
る。
【0026】図2はエンジン1のクランク軸の回転変動
に基づく失火判定及びその結果に基づくシステム異常の
判定を行うプログラムのフローチャートであり、本プロ
グラムはTDC信号パルスの発生毎にこれと同期して実
行される。
に基づく失火判定及びその結果に基づくシステム異常の
判定を行うプログラムのフローチャートであり、本プロ
グラムはTDC信号パルスの発生毎にこれと同期して実
行される。
【0027】ステップS1ではモニタ条件、即ち失火判
定の実行を許可する条件が成立しているか否かを判別す
る。このモニタ条件が成立するか否かの判定は後述する
図3のプログラムによって行う。
定の実行を許可する条件が成立しているか否かを判別す
る。このモニタ条件が成立するか否かの判定は後述する
図3のプログラムによって行う。
【0028】モニタ条件が不成立のときには直ちにステ
ップS10に進み、モニタ条件判定プログラム(図3)
を再スタートさせる(モニタリスタート)。
ップS10に進み、モニタ条件判定プログラム(図3)
を再スタートさせる(モニタリスタート)。
【0029】モニタ条件が成立するときには、ステップ
S2に進んでクランク軸の回転変動を計測する。
S2に進んでクランク軸の回転変動を計測する。
【0030】即ちクランク軸の210°分の回転時間T
REV(n)を前記CRK信号パルスに基づき計測し、
前回ループ時のクランク軸回転時間TREV(n−1)
との偏差ΔTREV(n)を算出する。
REV(n)を前記CRK信号パルスに基づき計測し、
前回ループ時のクランク軸回転時間TREV(n−1)
との偏差ΔTREV(n)を算出する。
【0031】そしてこの偏差ΔTREV(n)をこれよ
り前に算出された3つの偏差ΔTREV(n−1)、Δ
TREV(n−2)、ΔTREV(n−3)の平均値と
比較し、その差を回転変動量ΔΔTREV(n)として
算出する。
り前に算出された3つの偏差ΔTREV(n−1)、Δ
TREV(n−2)、ΔTREV(n−3)の平均値と
比較し、その差を回転変動量ΔΔTREV(n)として
算出する。
【0032】次にステップS3に進み、まず変速機26
の種類及びクラッチの係合状態に応じて失火判定マップ
を選択し、失火判定値MFDELを算出する。そして前
記回転変動量ΔΔTREV(n)がこの失火判定値MF
DELより大きいときは失火と判断してフラグFMFを
「1」にセットし、逆に小さいときはフラグFMFを
「0」にセットする。
の種類及びクラッチの係合状態に応じて失火判定マップ
を選択し、失火判定値MFDELを算出する。そして前
記回転変動量ΔΔTREV(n)がこの失火判定値MF
DELより大きいときは失火と判断してフラグFMFを
「1」にセットし、逆に小さいときはフラグFMFを
「0」にセットする。
【0033】ここで、失火判定マップは、エンジン回転
数NE及び吸気管内絶対圧PBAから失火判定値MFD
ELを検索するものであり、選択された失火判定マップ
に基づいて失火判定値MFDELが検索される。
数NE及び吸気管内絶対圧PBAから失火判定値MFD
ELを検索するものであり、選択された失火判定マップ
に基づいて失火判定値MFDELが検索される。
【0034】次にステップS4ではフラグFMFが
「1」か否かを判断し、「0」ならば直ちにステップS
8に進み、「1」ならばステップS5に進んで、失火し
た気筒の判別を行う。具体的には、CYL信号パルス発
生後何回目のTDC信号パルス発生時に失火を検知した
かで失火気筒を判別する。
「1」か否かを判断し、「0」ならば直ちにステップS
8に進み、「1」ならばステップS5に進んで、失火し
た気筒の判別を行う。具体的には、CYL信号パルス発
生後何回目のTDC信号パルス発生時に失火を検知した
かで失火気筒を判別する。
【0035】失火気筒を判別した後は、ステップS6に
進み、所定回数Nc以上連続して失火したかを判別す
る。ここに所定回数Ncは4気筒エンジンの場合は4回
である。
進み、所定回数Nc以上連続して失火したかを判別す
る。ここに所定回数Ncは4気筒エンジンの場合は4回
である。
【0036】即ち連続失火した場合は、失火気筒判別ル
ーチンによりTDC判別信号発生毎に失火気筒が判別さ
れるため、その連続失火回数Nを計数し、N値がNc値
以上か否かを判別する。
ーチンによりTDC判別信号発生毎に失火気筒が判別さ
れるため、その連続失火回数Nを計数し、N値がNc値
以上か否かを判別する。
【0037】そして連続失火回数NがNc回に満たない
ときは、直ちにステップS8に進む一方、Nc回以上に
なったときはステップS7に進み、失火検知回数Mから
連続失火回数Nを減算した値を失火回数NMFとして連
続失火回数Nを失火とみなさないこととし、ステップS
8に進む。
ときは、直ちにステップS8に進む一方、Nc回以上に
なったときはステップS7に進み、失火検知回数Mから
連続失火回数Nを減算した値を失火回数NMFとして連
続失火回数Nを失火とみなさないこととし、ステップS
8に進む。
【0038】ステップS8ではモニタリスタート後のT
DC信号パルスの発生回数が所定回数C(例えば100
0回)を越えたか否かが判別され、越えていないときは
本プログラムを終了し、越えたときはじめてステップS
9に進んで異常判定を行う。
DC信号パルスの発生回数が所定回数C(例えば100
0回)を越えたか否かが判別され、越えていないときは
本プログラムを終了し、越えたときはじめてステップS
9に進んで異常判定を行う。
【0039】ステップS9では、まずモニタリスタート
後所定回転数内に加速運転等運転状態の変動等が生じる
ことなくクランク軸の回転変動が計測されたか否かを判
別して、答が否定のときは失火検知処理を終了し、答が
肯定のときにのみ、失火率φを算出して所定値φ0以上
であれば異常で、未満であれば正常と判定する。ここに
失火率φは所定回数Cに対する失火回数NMFの比率で
ある。
後所定回転数内に加速運転等運転状態の変動等が生じる
ことなくクランク軸の回転変動が計測されたか否かを判
別して、答が否定のときは失火検知処理を終了し、答が
肯定のときにのみ、失火率φを算出して所定値φ0以上
であれば異常で、未満であれば正常と判定する。ここに
失火率φは所定回数Cに対する失火回数NMFの比率で
ある。
【0040】この異常判定後、モニタ条件判定プログラ
ム(図3)をリスタートさせて(ステップS10)本プ
ログラムを終了する。
ム(図3)をリスタートさせて(ステップS10)本プ
ログラムを終了する。
【0041】図3はモニタ条件が成立するか否かを判定
するプログラムのフローチャートであり、本プログラム
はバックグランドで実行される。
するプログラムのフローチャートであり、本プログラム
はバックグランドで実行される。
【0042】ステップS12〜S15では、吸気温TA
が所定吸気温TAFMES(例えば0℃)より低いか否
か(ステップS12)、吸気管内絶対圧PBAが所定圧
PBLMT(150mmHg)以下か否か(ステップS
13)、フュエルカット中か否か(ステップS14)お
よび空燃比リーン制御実行中であるか否か(ステップS
15)を判別する。
が所定吸気温TAFMES(例えば0℃)より低いか否
か(ステップS12)、吸気管内絶対圧PBAが所定圧
PBLMT(150mmHg)以下か否か(ステップS
13)、フュエルカット中か否か(ステップS14)お
よび空燃比リーン制御実行中であるか否か(ステップS
15)を判別する。
【0043】これらの判別結果のいずれかが肯定(YE
S)のときにはステップS26に進み、ダウンカウント
タイマtMFMONIDLYに所定時間(例えば1秒)
をセットしてこれをスタートさせ、モニタ条件不成立と
判定する(ステップS27)。
S)のときにはステップS26に進み、ダウンカウント
タイマtMFMONIDLYに所定時間(例えば1秒)
をセットしてこれをスタートさせ、モニタ条件不成立と
判定する(ステップS27)。
【0044】一方、ステップS12〜S15の答が全て
否定(NO)のときには、スロットル弁開度θTHが全
閉に近い所定開度θTHIDLEより小さいか否かを判
別する(ステップS16)。判別結果が否定(NO)で
あるときには、クルーズ中か否か、即ち定速定常走行状
態にあるか否かを判別する(ステップS17)。例え
ば、車速VSPの変動が±0.8km/sec以内の状
態が2秒以上継続していればクルーズ中と判定する。
否定(NO)のときには、スロットル弁開度θTHが全
閉に近い所定開度θTHIDLEより小さいか否かを判
別する(ステップS16)。判別結果が否定(NO)で
あるときには、クルーズ中か否か、即ち定速定常走行状
態にあるか否かを判別する(ステップS17)。例え
ば、車速VSPの変動が±0.8km/sec以内の状
態が2秒以上継続していればクルーズ中と判定する。
【0045】クルーズ中でないとき、あるいはステップ
S16での判別結果が肯定(YES)であるときには、
停車中(VSP=0)か否かを判別し(ステップS1
8)、停車中のときにはエンジン回転数NEが無負荷時
の所定上下限値NENLLMTH,NENLLMTL
(例えば4500rpm,500rpm)の範囲内にあ
るか否かを判別する(ステップS19)。ステップS1
8又はS19のいずれかの答が否定(NO)であれば、
前記ステップS26,S27に進み、モニタ条件不成立
と判定する一方、ステップS18及びS19の答がとも
に肯定(YES)のときには、ステップS19Aに進
む。
S16での判別結果が肯定(YES)であるときには、
停車中(VSP=0)か否かを判別し(ステップS1
8)、停車中のときにはエンジン回転数NEが無負荷時
の所定上下限値NENLLMTH,NENLLMTL
(例えば4500rpm,500rpm)の範囲内にあ
るか否かを判別する(ステップS19)。ステップS1
8又はS19のいずれかの答が否定(NO)であれば、
前記ステップS26,S27に進み、モニタ条件不成立
と判定する一方、ステップS18及びS19の答がとも
に肯定(YES)のときには、ステップS19Aに進
む。
【0046】ステップS19Aでは、エンジン水温TW
が所定水温TWIGMNL(例えば、75℃)より高い
か否かを判別し、判別結果が否定(NO)であれば、前
記ステップS26,S27に進み、モニタ条件不成立と
判定する一方、肯定(YES)のときには、運転状態の
変動が有るか否かを判別する(ステップS23)。
が所定水温TWIGMNL(例えば、75℃)より高い
か否かを判別し、判別結果が否定(NO)であれば、前
記ステップS26,S27に進み、モニタ条件不成立と
判定する一方、肯定(YES)のときには、運転状態の
変動が有るか否かを判別する(ステップS23)。
【0047】ここで、運転状態の変動としては、例えば
スロットル弁開度θTHの変化量△θTHや吸気管内絶
対圧PBAの変化量△PPAが所定値より大きいか否
か、エアコンスイッチのオンオフ、ブレーキスイッチの
オンオフなどの電気負荷変動、あるいは車輪速変動など
が挙げられる。
スロットル弁開度θTHの変化量△θTHや吸気管内絶
対圧PBAの変化量△PPAが所定値より大きいか否
か、エアコンスイッチのオンオフ、ブレーキスイッチの
オンオフなどの電気負荷変動、あるいは車輪速変動など
が挙げられる。
【0048】運転状態の変動があるときには、前記ステ
ップS26,S27に進み、モニタ条件不成立と判定
し、変動がないときにはタイマtMFMONIDLYの
カウント値が値0か否かを判別する(ステップS2
4)。tMFMONIDLY>0であって、所定時間経
過前はモニタ条件不成立とし(ステップS27)、tM
FMONIDLY=0となった後はモニタ条件成立と判
定する(ステップS25)。
ップS26,S27に進み、モニタ条件不成立と判定
し、変動がないときにはタイマtMFMONIDLYの
カウント値が値0か否かを判別する(ステップS2
4)。tMFMONIDLY>0であって、所定時間経
過前はモニタ条件不成立とし(ステップS27)、tM
FMONIDLY=0となった後はモニタ条件成立と判
定する(ステップS25)。
【0049】一方、前記ステップS17の答が肯定(Y
ES)、即ちクルーズ中のときには所定吸気管内圧PB
MONIをエンジン回転数NE及び大気圧PAに応じて
算出し(ステップS20)、検出した吸気管内絶対圧P
BAがPBMONI値以上か否かを判別する(ステップ
S21)。PBA≧PBMONIが成立するときには、
さらにエンジン回転数NEが有負荷時の所定上下限値N
ERLLMTH,NERLLMTL(例えば6000r
pm,500rpm)の範囲内にあるか否かを判別す
る。ステップS21またはS22の答が否定(NO)の
ときには、前記ステップS26,S27に進み、モニタ
条件不成立と判定する。ステップS21,S22の答が
ともに肯定(YES)のときにはステップS22Aに進
む。
ES)、即ちクルーズ中のときには所定吸気管内圧PB
MONIをエンジン回転数NE及び大気圧PAに応じて
算出し(ステップS20)、検出した吸気管内絶対圧P
BAがPBMONI値以上か否かを判別する(ステップ
S21)。PBA≧PBMONIが成立するときには、
さらにエンジン回転数NEが有負荷時の所定上下限値N
ERLLMTH,NERLLMTL(例えば6000r
pm,500rpm)の範囲内にあるか否かを判別す
る。ステップS21またはS22の答が否定(NO)の
ときには、前記ステップS26,S27に進み、モニタ
条件不成立と判定する。ステップS21,S22の答が
ともに肯定(YES)のときにはステップS22Aに進
む。
【0050】ステップS22Aでは、エンジン水温TW
が所定水温TWIGMRL(例えば、−15℃)より高
いか否かを判別し、判別結果が否定(NO)であれば、
前記ステップS26,S27に進み、モニタ条件不成立
と判定する一方、肯定(YES)のときには、前記ステ
ップS23に進んで前述した処理を行なう。
が所定水温TWIGMRL(例えば、−15℃)より高
いか否かを判別し、判別結果が否定(NO)であれば、
前記ステップS26,S27に進み、モニタ条件不成立
と判定する一方、肯定(YES)のときには、前記ステ
ップS23に進んで前述した処理を行なう。
【0051】以上示したように、図3のプログラムによ
れば、停車中のときには例えば75℃と高めに設定され
た所定水温TWIGMNLとエンジン水温TWを比較し
てモニタ条件を判定しているので、停車時に燃焼状態が
不安定となるエンジン水温領域での誤った失火検知を防
ぐことができる。
れば、停車中のときには例えば75℃と高めに設定され
た所定水温TWIGMNLとエンジン水温TWを比較し
てモニタ条件を判定しているので、停車時に燃焼状態が
不安定となるエンジン水温領域での誤った失火検知を防
ぐことができる。
【0052】また、走行中のときには例えば−15℃と
低めに設定された所定水温TWIGMRLとエンジン水
温TWを比較してモニタ条件を判定しているので、走行
中では燃焼状態が比較的安定している低いエンジン水温
領域でも失火検知を実施でき、その検知領域を拡大でき
る。
低めに設定された所定水温TWIGMRLとエンジン水
温TWを比較してモニタ条件を判定しているので、走行
中では燃焼状態が比較的安定している低いエンジン水温
領域でも失火検知を実施でき、その検知領域を拡大でき
る。
【0053】尚、本実施例ではクランク軸の回転変動を
計測することにより失火判定を行っているが、失火を検
知する方法はこれに限らず、燃焼時に燃焼室内に発生す
るイオン電流を検出することにより失火判定を行なう方
法であってもよい。
計測することにより失火判定を行っているが、失火を検
知する方法はこれに限らず、燃焼時に燃焼室内に発生す
るイオン電流を検出することにより失火判定を行なう方
法であってもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る内燃機関の失火
検出装置によれば、温度検出手段により内燃機関の温度
を検出し、該検出された温度が所定領域にあるときに失
火検出を実行する際に、前記内燃機関の負荷状態を検出
し、変更手段により該検出された負荷状態に応じて前記
所定領域を変更するので、運転状況に応じて失火検知を
実施することにより車両の停車時には燃焼状態が不安定
となる領域での失火検知を禁止して誤検知を防止するこ
とができる。また、走行中には燃焼状態が比較的安定し
ている領域でも失火検知を行なうことができ、失火検知
を行なう領域を拡大できる。
検出装置によれば、温度検出手段により内燃機関の温度
を検出し、該検出された温度が所定領域にあるときに失
火検出を実行する際に、前記内燃機関の負荷状態を検出
し、変更手段により該検出された負荷状態に応じて前記
所定領域を変更するので、運転状況に応じて失火検知を
実施することにより車両の停車時には燃焼状態が不安定
となる領域での失火検知を禁止して誤検知を防止するこ
とができる。また、走行中には燃焼状態が比較的安定し
ている領域でも失火検知を行なうことができ、失火検知
を行なう領域を拡大できる。
【0055】また、請求項2に係る内燃機関の失火検出
装置によれば、前記内燃機関の負荷が小さいほど前記所
定領域をより狭くするので、無負荷状態の停車時には狭
い領域でしか失火検知を行なわず燃焼状態が不安定とな
る領域での誤検知を防止でき、負荷の大きい走行中には
燃焼状態が比較的安定している広い領域で失火検知を実
施できる。
装置によれば、前記内燃機関の負荷が小さいほど前記所
定領域をより狭くするので、無負荷状態の停車時には狭
い領域でしか失火検知を行なわず燃焼状態が不安定とな
る領域での誤検知を防止でき、負荷の大きい走行中には
燃焼状態が比較的安定している広い領域で失火検知を実
施できる。
【図1】本発明の一実施例に係る内燃機関及びその制御
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図2】失火判定及び異常判定を行うプログラムのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】モニタ条件の判定を行うプログラムのフローチ
ャートである。
ャートである。
1 内燃機関 4 スロットル弁開度(θTH)センサ 5 電子コントロールユニット(ECU) 10 エンジン水温(TW)センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の温度を検出する温度検出手段
を備え、 該検出された温度が所定領域にあるときに失火検出を実
行する内燃機関の失火検出装置において、 前記内燃機関の負荷状態を検出し、該検出された負荷状
態に応じて前記所定領域を変更する変更手段を備えたこ
とを特徴とする内燃機関の失火検出装置。 - 【請求項2】 前記内燃機関の負荷が小さいほど前記所
定領域をより狭い領域に設定することを特徴とする請求
項1記載の内燃機関の失火検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290698A JPH08121237A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 内燃機関の失火検出装置 |
US08/550,100 US5606120A (en) | 1994-10-31 | 1995-10-30 | Misfire-detecting system for internal combustion engines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290698A JPH08121237A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 内燃機関の失火検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121237A true JPH08121237A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17759360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6290698A Pending JPH08121237A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 内燃機関の失火検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5606120A (ja) |
JP (1) | JPH08121237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8601863B2 (en) | 2011-03-25 | 2013-12-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Abnormality determination apparatus and abnormality determination method for multi-cylinder internal combustion engine |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3477967B2 (ja) * | 1995-12-25 | 2003-12-10 | 日産自動車株式会社 | 診断装置 |
DE19601593A1 (de) * | 1996-01-18 | 1997-07-24 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum Steuern der Zündung in einer Mehrzylinder-Brennkraftmaschine |
JPH09324690A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関制御装置 |
JPH10252635A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-22 | Hitachi Ltd | 故障診断装置付きエンジン燃焼状態検出装置 |
JP3482318B2 (ja) * | 1997-04-04 | 2003-12-22 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の失火状態判定装置 |
US5979407A (en) * | 1998-06-01 | 1999-11-09 | Cummins Engine Company, Inc. | Passive and active misfire diagnosis for internal combustion engines |
US7562561B2 (en) * | 2007-04-13 | 2009-07-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Intake air leak determination system and method |
JP2009074905A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Denso Corp | エンジン用温度センサ装置 |
JP6395116B2 (ja) * | 2016-03-23 | 2018-09-26 | マツダ株式会社 | エンジンの失火判定装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3931619A (en) * | 1970-09-14 | 1976-01-06 | Manuel S. Moore | Overtemperature monitor and integrator apparatus |
US4546646A (en) * | 1982-10-01 | 1985-10-15 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | System for diagnosing an internal combustion engine |
JP2646482B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1997-08-27 | スズキ株式会社 | 車両用エンジンコントローラの診断装置 |
KR940002214B1 (en) * | 1989-10-02 | 1994-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Recognition and controlling method for internal combustion engine |
US5263453A (en) * | 1990-11-01 | 1993-11-23 | Nippondenso Co., Ltd. | Apparatus for detecting misfire in internal combustion engines for vehicles |
US5307670A (en) * | 1990-11-01 | 1994-05-03 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Misfire discriminating method for an engine |
DE4206118C2 (de) * | 1991-02-27 | 1996-11-14 | Mitsubishi Electric Corp | Fehlzündungsdetektorvorrichtung für einen Verbrennungsmotor |
US5309756A (en) * | 1991-07-04 | 1994-05-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Device for determining malfunction of an engine cylinder |
JP2761999B2 (ja) * | 1992-05-18 | 1998-06-04 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の失火検出装置 |
JP2881075B2 (ja) * | 1992-08-05 | 1999-04-12 | 三菱電機株式会社 | 排気還流制御装置の故障診断方法 |
JP2666231B2 (ja) * | 1992-09-11 | 1997-10-22 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの燃焼状態検出装置 |
JP2807737B2 (ja) * | 1993-09-10 | 1998-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの燃焼状態検出装置 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP6290698A patent/JPH08121237A/ja active Pending
-
1995
- 1995-10-30 US US08/550,100 patent/US5606120A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8601863B2 (en) | 2011-03-25 | 2013-12-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Abnormality determination apparatus and abnormality determination method for multi-cylinder internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5606120A (en) | 1997-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3706335B2 (ja) | 内燃機関の故障判定装置 | |
JP2564510B2 (ja) | 内燃エンジンの排気ガス濃度センサの異常検出方法 | |
JP3482318B2 (ja) | 内燃機関の失火状態判定装置 | |
US6655357B2 (en) | Abnormality detection apparatus for intake system of internal combustion engine | |
JPH08121237A (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JP2000310144A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US5375462A (en) | Misfire detecting system for internal combustion engine | |
JP2907001B2 (ja) | 内燃エンジンの希薄燃焼制御および故障判定装置 | |
JP2694764B2 (ja) | 内燃エンジンの失火検出装置 | |
US6742497B1 (en) | Device for controlling rotational speed of internal combustion engine | |
JP2010163932A (ja) | 内燃機関の触媒劣化診断装置 | |
US20010022177A1 (en) | Monitoring apparatus for fuel feed system | |
JPH0518311A (ja) | 異常検出装置 | |
JPH0893612A (ja) | 内燃エンジンの触媒劣化検知装置 | |
JPH0754705A (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JP2605199B2 (ja) | 内燃エンジンの失火検出装置 | |
JP2775676B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給制御装置 | |
JPH08261047A (ja) | リーン限界検出方法 | |
JP2000110655A (ja) | 内燃機関の排気ガス浄化装置 | |
JPH10213058A (ja) | エンジンの失火診断装置 | |
JP2001289111A (ja) | エンジンの失火検出装置 | |
JPS6248939A (ja) | 内燃機関の異常検出装置 | |
JPS6075737A (ja) | 内燃機関の空燃比制御方法 | |
JP3193620B2 (ja) | 空燃比制御方法 | |
JPS59168233A (ja) | 電子式燃料噴射制御方法 |