JPH081211U - レシート - Google Patents

レシート

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JPH081211U
JPH081211U JP004828U JP482895U JPH081211U JP H081211 U JPH081211 U JP H081211U JP 004828 U JP004828 U JP 004828U JP 482895 U JP482895 U JP 482895U JP H081211 U JPH081211 U JP H081211U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な記載事項を有するレシートを提供す
る。 【構成】 本考案のレシートは、少なくとも顧客番号と
累計ポイントが磁気記録された磁気カードを利用して商
品の購入を行った際、POS端末装置により印字され発
券されるレシートであって、一般的なレシート情報を記
載する欄と、前記購入合計額に応じた今回ポイントが記
載された今回ポイント欄および商品の購入の際利用の磁
気カードから、POS端末装置に備えられた情報読み出
し機能を利用して読み出された前記前回商品購入時まで
の累計ポイントに前記今回ポイントを加算してなるし累
計した累計ポイントが記載された累計ポイント欄を含む
ポイント表示欄と、POS端末装置に備えられた情報読
み出し機能を利用して読み出された商品の購入の際に利
用の磁気カードの顧客番号が記載されたカード番号欄と
を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、百貨店、チェーンストアなどで商品を購入したり、自動車の修理、 保険の契約等のサービスの提供を受けたりした際に受け取るレシートに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
近年に至って商品の購入時にあるいは自動車の修理、保険の契約などの具体的 商品の移動を伴なわないサービスを受けた際に磁気カードを用いて支払いをする ことが多くなっている。そして百貨店、チェーンストア、ホームセンター、専門 店、ショッピングセンターなどでは、自社カードを発行し、この自社カードを通 じて顧客の固定化あるいは非流動化を図ろうとしている。自社カードを通して顧 客の固定化あるいは非流動化を図るには、もちろん、顧客がどのような商品をい つ購入したかというような顧客情報を収集し、また顧客がどのような商品を欲し ているかという顧客ニーズを的確に把握することが重要であるが、それに加えて 、一定額以上の商品を購入した顧客に、割引券、サービス券あるいは景品を提供 するといったサービスをすることも重要であろうと考えられる。
【0003】 しかしながら、従来の自社カードは、クレジットで商品を購入する顧客に対し て発行される磁気カードであり、クレジットカードと呼ばれるものであった。す なわち、顧客が商品購入の際にこの磁気カードを呈示してクレジット購入をする のに用いられるものであり、顧客がクレジット購入できるか否かを判断するため の与信をする一種の身分証明書として機能していた。このようにクレジットカー ドはクレジット購入する顧客しか必要でなく、現金購入しかしない顧客には必要 のないものであった。そのため、現金購入しかしない顧客に自社カードをもたせ ることはできず、自社カードを所有している顧客のクレジット購入の実態は把握 できるが、現金購入の実態は把握できないという問題があった。従って、現金購 入が圧倒的に多い百貨店、チェーンストア、ホームセンター、スーパーマーケッ ト、専門店、ショッピングセンターなどにおいては、自社カードの発行および利 用を通じて顧客の固定化あるいは非流動化を図るには充分な効果を示していると いえないのが実状である。
【0004】 一方、現金購入で一定額以上の商品購入をした顧客に、景品を提供したり、サ ービス券を提供したりするといったサービスは、従来、店頭において、購入額に 応じてブルーチップ、グリーンスタンプなどと称される切手状印刷物を直接手渡 していた。ところがこのような切手状印刷物をもらった顧客は、いちいちこれを 所定のノートなどに貼付して保管しておかなければならず、この操作は極めて煩 わしいものと感ずる人が多かった。このため、この切手状印刷物を商品購入額に 応じて手渡すというサービスは、顧客の固定化あるいは非流動化には必ずしも充 分な効果を示しているとは言えないのが実状である。
【0005】 これに対し、特開昭58−149561号公報(以下公知例1と称す)には、 今回購入額に応じたクーポン券枚数またはその累計値のうち、どちらか一方を顧 客コードとともにクーポン券兼レシートに印字する技術が記載されている。しか しながら、この技術はただ単にクーポン券枚数またはその累計値をレシートに記 録するものであり、この技術にあっても、レシートの紛失や不正使用に対する考 慮は全くなされていない。
【0006】 さらに、この公知例1でいう「顧客コード」は、その詳細は必ずしも明らかで はないが(レジスタが顧客コードをレシートに印字する前提として、どのように 認識するかの点。例えば、顧客コードを覚えておくのか、顧客が名前をいうとレ ジ係が表を見て調べるのか等)、単なる顧客の番号であり、コード番号を人間が 置数するという原始的な方法を採ることにより印字されるものであって、いかな る種類のカードの使用をも前提とするものではなく、また公知例1には磁気カー ドを提示する記載も一切ない。
【0007】 すなわち、公知例1においては、顧客がレシートを呈示してクーポン券枚数に 応じたサービスを請求する際、カードの使用が前提となっていないから、そのレ シートを持参した者が本当の権利者であるか否か不明である(顧客コードはレシ ートそれ自体に記載されているから何ら権利者でない者によるサービス要求を拒 むことに寄与しない。)。
【0008】 この意味で、公知例1のレシートはそこに記載されているクーポン券枚数のサ ービスをレシート保持者に対して行ってよいのかどうか、店舗側で確認すること ができず、レシート拾得者等の不正使用に対して無力である。
【0009】 また、公知例1のレシートにおいては、その公報記載の実施例における第1の 方法および第3の方法を用いたときにはレジスタのクーポン券枚数の集計値がク リアされるから、再発行をすることは不可能であり、また、第1の方法は一応可 能性はあるが、同方法によっていた場合でも、技術的に再発行できる場合は限ら れているし(第2の方法を採った後に顧客または拾得者が第3の方法を採ってい ない場合)、技術的に再発行が可能な場合も、店舗側としては、紛失クーポン券 を拾った者がすでに権利を行使しているかもしれないから二重行使のリスクを追 うことになり、実際には再発行をすることができない。このようにレシートの紛 失に対する考慮がなされていない。
【0010】 一方、特開昭55−28176号公報には、レシートにサービス点数を記録し てレシートを点数券の代わりにするという技術が記載されている。この技術によ れば購入額が多い場合でも一枚のレシートで済むため、点数券の場合に比べて簡 便であるという利点がある。しかしながら、購入毎のレシートを紛失せずに保管 しなければならず、依然として顧客にとって煩わしいものであった。また、レシ ート毎に記載された点数が異なるため、サービス点の合計値が分からず、享受で きるサービスの価値が分からなかった。
【0011】 また、特願昭59−27365号公報(以下公知例2と称す)には、紙製の磁 気カードの磁気ストライプにサービス総点数を記録すると共に磁気カードの表面 に総点数を印字する技術が開示されている。この技術によれば、切手状のサービ ス点数券を所定の台紙にいちいち貼付しなくてもよいという利点がある。しかし ながら、この磁気カードは紙製でカードの裏面に総点数を印字する印刷欄も一定 数しか用意されていない使い捨てのカードであり、単に従来の台紙の替わりに使 用される簡易なものである。従って、磁気カードの磁気ストライプに累計ポイン トを書き込み、繰り返し半永久的に使用されることを前提とした本願考案のカー ドの利用方法とは本質的に異なるものであり、磁気カードを所有する顧客を識別 する顧客識別番号である利用カード番号も記載されていない。このため、紙製磁 気カードの利用により顧客が継続的に来店するようになったとしても、顧客の識 別ができないため、顧客情報を収集できないという問題点があった。また、この 磁気カードを紛失したときは、上記ブルーチップやグリーンスタンプ等のサービ ス点数券と同様に上記サービス総点数等がすべて無駄になってしまうという問題 があった。
【0012】 また、特願昭55−47560号公報(以下公知例3と称す)には特殊な規格 の磁気カードに累計購入金額を書込む技術が記載されている。しかしながら、こ の技術は単に特殊な規格の磁気カードに累計購入金額を書込むだけであり、累計 ポイントを磁気カードに書き込み、かつ購入に用いられた磁気カード番号、今回 ポイントおよび累計ポイントをレシートに購入の都度表示するという一連の技術 ではない。
【0013】 公知例3は累計購入金額管理に関するものであり、ポイント管理ではないので 、全体的なポイント2倍セール、3倍セールや、商品を限定してのポイント2倍 セール、3倍セールといった販売促進効果の高いポイント活用を実施しようとし ても、累計購入金額であるが故にその整合性が保てず、販売促進面での活用がで きない。
【0014】 また、累計購入金額管理では、景品の引換程度にしか利用できず、景表法によ り取引を前提とした景品を付けられない大型店で採用することはできない。
【0015】 しかし、割引は景表法により景品とはみなされないことから、割引額そのもの である本願考案のポイントは景表法の規制対象から外れることになり、百貨店、 チェーンストア、ホームセンター、スーパーマーケット、専門店、ショッピング センターなどの大型店においても採用することができるという利点がある。
【0016】 そこで、本考案は、上記したような従来技術の問題点を全て解消することので きるレシートを提供することを目的とするものである。
【0017】
【考案の構成】
本考案のレシートは、少なくとも顧客番号と累計ポイントが磁気記録された磁 気カードを利用して商品の購入を行った際、POS端末装置により印字され発券 されるレシートであって、レシートを発行した店名が記載された発行店名欄と、 発行したレシートを特定する番号が記載されたレシート発行番号欄と、レシート が発行された発行時点が記載された発行時点欄と、今回購入した商品の商品名が 記載された商品名欄と、前記商品毎の購入額が記載された購入額欄と、前記購入 額を合計した合計購入額が記載された合計欄と、預り金額が記載された預り金額 欄と、釣銭額が記載された釣銭額欄とを含む購入額明細欄と、前記購入合計額に 応じた今回ポイントが記載された今回ポイント欄および商品の購入の際利用の磁 気カードから、POS端末装置に備えられた情報読み出し機能を利用して読み出 された前記前回商品購入時までの累計ポイントに前記今回ポイントを加算してな るし累計した累計ポイントが記載された累計ポイント欄を含むポイント表示欄と 、POS端末装置に備えられた情報読み出し機能を利用して読み出された商品の 購入の際に利用の磁気カードの顧客番号が記載されたカード番号欄とを有するこ とを特徴とするものである。
【0018】
【考案の作用・効果】
本考案によれば、レシート上に直ちに今回ポイントおよび累計ポイントを利用 カード番号とともに表示でき、顧客は一見して直ちに今回購入時までの一定期間 にした購入額に応じた累計ポイントを確認することができる。
【0019】 すなわち、本考案のレシートは、本人持参の磁気カードを提示することにより レシートの金券としての面を考慮してサービスを享受する権利の発生を確実に主 張でき、その権利がだれに帰属するかを明確にしている。
【0020】 さらに本考案においては、仮にレシートを紛失した場合、上記したように第三 者の不正使用を避けることができるだけではなく、本来の権利者はレシートを紛 失した場合であっても正当に権利を行使することができる。すなわち、本レシー トにおいては、カード番号が記載されカードがあることを前提としており、その カード(およびホストコンピュータの顧客データベース)に累計ポイントが記載 されているのでカードを利用して照会することにより、レシートを再発行して累 計ポイントのサービスを受けることができる(この場合、紛失したレシートを拾 った者は前述のように権利を行使することはできないから、このように真の権利 者に再発行をしたとしても店側にはリスクがない。)。
【0021】 さらに、本考案のレシートの形式は、無限の数の店舗において共通に使用する ことができ、取扱可能な人数にまったく制限がない。
【0022】 ところが、公知例1のレシートは当該一つのレジスタでしか印字されることが できず、顧客コードは人間の手により置数されることが前提とされていることか ら、その「顧客コード」はどんなに多くても1000くらいまでしかあり得ない ものである(ちなみに、実施例のメモリも電源を落とせば記録が消失してしまい 、かつ容量も比較的限定されているRAMが開示されているだけである。)。
【0023】 さらにまた、本考案は磁気カードを用いることが前提とされており、本考案と 不可分の関係にあるシステムにおいては、各店舗にPOS端末装置とコントロー ラを設けるだけでよいので、小型店でも容易に導入でき、取扱い可能な店舗数や 人数に制限がないため、大型店舗を有する百貨店、チェーンストア、ホームセン ター、スーパーマーケット、専門店、ショッピングセンターなどでも導入が可能 である。従って、本件レシートは上記システムを導入した異なる無数の店舗にお いてポイントが累計され、しかもレシートに記載された点数分のサービスを受け られるということを可能にしている。
【0024】 これに対し、公知例1は「電子式キャッシュレジスタ」という名称からも明ら かなとおり、「クーポン券枚数の集計値をストックするエリアを有するメモリ」 は1台のキャッシュレジスタに存するだけであるから、クーポン券の枚数が累計 されるのは当該レジスタで購入した買物に限られる。
【0025】 以上のように、レシートにポイントないしクーポン券枚数が累計ないし集計さ れるという点で、本考案と公知例1は共通性を有するように見えるが、実際には 両者のレシートには複数の店舗またはレジスタでのポイントが累計されて表示さ れるか、および複数の店舗で権利の行使を可能としているか否かという効果の違 いがある。そして、本レシートが公知例1記載のレシートについては採用が不可 能であるところの前記システムを導入した無数の店舗において金券としての使用 を可能としているという意味で、決定的に大きな違いを有しているものである。
【0026】
【実施例】
以下、本考案の実施例によるレシートについて詳細に説明する。
【0027】 本考案のレシートを説明するにあたって、まずこのレシートが発券される販売 管理装置の1例について以下説明する。
【0028】 図2は、上記販売管理装置のブロック図である。この装置では、各店舗に備え られたPOS端末装置1は、複数端末をコンピュータ2に接続するためのコント ローラとしての役割を果すCTL3を介して、コンピュータ2に接続されている 。そしてこのコンピュータ2には、このコンピュータ2から出力される顧客情報 を記録する顧客データバンク4が接続されている。この顧客データバンク4はそ のデータ量が少ない場合には前記のコンピュータ2またはCTL3自体にその役 割を兼用させることもできる。
【0029】 各店舗に備えられるPOS端末装置1は、磁気カードに書込まれた情報の読取 り機能および新たな情報の書込み機能を有するとともに、計算機能をも有してい る。この計算機能はPOS端末装置自体が内蔵してもよく、あるいはPOS端末 装置自体は計算機能を有せずにこのPOS端末装置1をコンピュータ2に接続す ることによってPOS端末装置1に計算機能を持たせてもよい。また場合によっ ては、POS端末装置自体は磁気カードの読込みおよび書込み機能を持たず、こ のPOS端末装置にカードへの読込みおよび書込み機能を有するカードリーダー ライターを接続してもよい。なお一般には、CTL3には複数のPOS端末装置 1が接続されている。
【0030】 次に顧客が商品を購入した際に受領するレシートに、今回ポイントおよび累計 ポイントを表示するためのプロセスについて説明する。
【0031】 まず初めての顧客には、来店の際に、情報記録の可能な磁気カードを介して商 品を購入してもらうように磁気カードを発行する。このようにして顧客にはカー ドを介して商品の購入をしてもらうようにするが、この顧客がある商品を購入し ようとする場合には、レジにおいてまずカードを呈示してもらい、このカードを 前述のPOS端末装置1内に挿入する。
【0032】 このPOS端末装置1ではカードを介してすでに商品を購入した顧客の場合に は、このカードに今回購入時の前までの累計ポイントが記録されているので、こ のカードに記録された累計ポイントを読取る。ただしPOS端末装置によるカー ドに記録された累計ポイントの読取りは、後述するように、今回ポイントの計算 後に行なってもよい。
【0033】 次に、POS端末装置1内にカードを挿入した状態で、今回の購入明細を入力 し、POS端末装置の合計キーを押して、図1に示すレシート上に今回購入時の 各商品の購入額6およびその合計額7を表示する。なおPOS端末装置への商品 価格の入力は、コードの自動読取りを可能とする読取り装置によって行なっても よく、また専用キーを押すことによって行なってもよく、さらに商品コードを手 で入力することによって行なってもよい。
【0034】 次に、今回購入時の購入合計額7に応じて今回ポイント8をPOS端末装置に 計算させる。今回購入時の購入合計額7に応じて今回ポイント8を計算するには 、たとえば今回購入時の購入合計額が2,120円である場合には、今回ポイン ト8は21点とすればよい。
【0035】 次に、すでにカードに書込まれている前回までの累計ポイントを読取った後に 、今回ポイントを前回までの累計ポイントに加算して、今回ポイントが加算され た新たな累計ポイント9をPOS端末装置1によって計算し、レシート5上に表 示する。すでにカードに書込まれている前回までの累計ポイントは、前述のごと く、POS端末装置1内にカードを挿入した直後に行なうことが好ましいが、こ の前回までの累計ポイントの読取りは、今回ポイント8と加算するまでに行なわ れれば、どのステップで行なってもよい。
【0036】 このようにして今回ポイント8が加算された新たな累計ポイント9を、POS 端末装置1に備えられた書込み機能を用いて、カードに新たに書込み更新するこ とによって記録する。
【0037】 新たな累計ポイント9は、カードに書込まれるのみではなく、POS端末装置 1からCTL3およびコンピュータ2を介して顧客データバンク4に伝送されて 記録される。
【0038】 次に、本考案の実施例による上記レシート5を図1を参照しつつ更に説明する 。
【0039】 本実施例のレシート5上には図1に示すような種々の記載欄が配され、各記載 欄に所定事項が記載されている。
【0040】 一番上には発行店名欄12が配されている。発行店名欄12にはレシート12 を発行した店の名前が記載される。本実施例では「◎◎ストア」と記載されてい る。
【0041】 発行店名欄12の下にはレシート発行番号欄14及び発行時点欄16が配され ている。
【0042】 レシート発行番号欄14にはレシート10を特定するための番号を記載する。 例えば、レシート発行順に番号を定めてもよいし、レジ番号と組合わせてもよい 。本実施例では「No.012」と記載されている。
【0043】 発行時点欄16にはレシート10が発行された時点を記載する。年月日だけを 記載しても良いし、時刻も記載するようにしてもよい。本実施例では「60年 月 日 12:20」と記載されている。
【0044】 レシート発行番号欄14及び発行時点欄16の下には、購入額明細欄18が配 されている。購入額明細欄18は本実施例のレシートの機能の一つである購入額 明細機能を果たすものである。購入額明細欄18には、購入した商品名(商品コ ードを含む)を記載する商品名欄18a、各商品の購入額を記載する購入額欄1 8b、合計購入額を記載する合計欄18c、預り金額を記載する預り金額欄18 d、釣銭額を記載する釣銭額欄18eが設けられている。本実施例では、商品番 号が「112」なる商品「キャベツ」を「188」円購入し、商品番号が「11 1」なる商品「トマト」を「208」円購入し、・・・、合計購入額が「238 1」円で、預り金額が「2501」円で、釣銭額が「120」円である。
【0045】 購入額明細欄18の下にはカード番号欄20が配されている。カード番号欄2 0には顧客が商品購入の際に使用したカードの顧客番号が記載される。この磁気 カードの顧客番号はPOS端末装置がその情報読み出し機能により読み出し、記 憶部に一旦記憶しておいたものである。カード番号は顧客を特定するために任意 に定められる。本実施例では「0104−0000598−24」と記載されて いる。
【0046】 カード番号欄20の下にはポイント表示欄22が配されている。ポイント表示 欄22は本実施例のレシートの機能の一つである金券機能を果たすものである。 ポイント表示欄22には今回の購入合計額に応じた今回ポイントが記載される今 回ポイント欄22aと、今回ポイントを含み今回購入時までの所定期間の購入毎 に発生したサービスポイントを累計した累計ポイントが記載される累計ポイント 欄22bが設けられている。本実施例では購入額の1/100がポイントとなる ので、購入合計額2381円に対して今回ポイントの「23点」が記載されてい る。また、この23点も含めた累計ポイントが「581点」と記載されている。
【0047】 このように本実施例によれば、購入額明細欄の記載から顧客は一見して商品購 入の明細を知ることができると共に、ポイント表示欄の記載から自分の受けるこ とができるサービス(割引、景品等)の価値を知ることができる。また、レシー トの各欄の記載から顧客及び購入実績の特定が可能であるため磁気カードととも に提示するすることによりレシートを一種の金券として機能させることができ、 従来のように点数券を集めて決められた台紙に貼付して保管するような大きな負 担を顧客に強いることなく、サービスポイントの発行が可能である。したがって 、本実施例のレシートを用いれば顧客の固定化に対して十分な効果を有するサー ビスを提供することができる。
【0048】 上記したように、本考案では、顧客が商品の購入時に受領するレシート5に、 顧客のカード番号に加えて、今回購入時の購入額に応じた今回ポイント8、およ び今回購入時を含めた一定期間に購入した購入額に応じた累計ポイント9をも表 示できるようにしたことに特徴があり、レシート5上に表示される今回ポイント 8に今回購入時に購入者に手渡しされる従来のブルーチップ、グリーンスタンプ などの切手状印刷物に相当する役割りを果させ、また累計ポイント9に今回購入 時までにもらった切手状印刷物を貼付したノートに相当する役割を果たさせるこ とができる。したがって顧客が商品を購入した後に受領するレシート5を見れば 、一目で今回購入時の今回ポイント8および累計ポイント9がわかり、いちいち 切手状印刷物をノートに貼付するなどの手間がかからない。このため、また特定 の店で再び商品を購入して累計ポイントを増し、景品と引き換えたり、値引きを 受けようとする気持にためらいなくなる。このように本考案に係るシステムを利 用すれば、顧客の固定化および非流動化が図られるようになる。
【0049】 また、レシートは、単にポイントを表示するだけであり、ポイントの管理は、 磁気カードおよびコンピュータ等で行なわれるので、従来よくあったスタンプの 紛失や洗濯してしまうことがあってもポイントは有効であり、顧客に有利になる とともに、ポイントの不正使用が防止される。
【0050】 なお、本明細書においては、上記のことから明らかではあるが、「商品」なる 用語は「サービスの提供を受けること」をも含めて意味している。
【0051】 さらに小売店から見れば、顧客にいちいち購入額に応じてブルーチップなどの 切手状印刷物を手渡すという手間を省くことが可能となる。また顧客がどのよう な商品をいつ購入したかという顧客情報を的確に把握することが可能となり、販 売促進のための方策がとりやすくなる。
【0052】 さらにまた、本願考案のレシートを含むシステムにクレジットシステムを追加 スれば1枚の磁気カードで現金でもクレジットでも使用できる画期的なカードシ ステムを実施でき、顧客情報をより正確に把握することが可能となり、全購入客 の固定化あるいは非動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるレシート上の説明図であ
る。
【図2】本考案のレシートを発券する販売管理装置の1
例を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 POS端末装置 2 コンピュータ 3 CTL 4 データバンク 5 レシート 6 商品購入額欄 7 合計額欄 8 今回ポイント欄 9 累計ポイント欄 20 カード番号欄

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも顧客番号と累計ポイントが磁
    気記録された磁気カードを利用して商品の購入を行った
    際、POS端末装置により印字され発券されるレシート
    であって、レシートを発行した店名が記載された発行店
    名欄と、発行したレシートを特定する番号が記載された
    レシート発行番号欄と、レシートが発行された発行時点
    が記載された発行時点欄と、今回購入した商品の商品名
    が記載された商品名欄と、前記商品毎の購入額が記載さ
    れた購入額欄と、前記購入額を合計した合計購入額が記
    載された合計欄と、預り金額が記載された預り金額欄
    と、釣銭額が記載された釣銭額欄とを含む購入額明細欄
    と、前記購入合計額に応じた今回ポイントが記載された
    今回ポイント欄および商品の購入の際利用の磁気カード
    から、POS端末装置に備えられた情報読み出し機能を
    利用して読み出された前記前回商品購入時までの累計ポ
    イントに前記今回ポイントを加算してなるし累計した累
    計ポイントが記載された累計ポイント欄を含むポイント
    表示欄と、POS端末装置に備えられた情報読み出し機
    能を利用して読み出された商品の購入の際に利用の磁気
    カードの顧客番号が記載されたカード番号欄とを有する
    レシート。
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