JPH08121164A - ラジエータの冷却構造 - Google Patents

ラジエータの冷却構造

Info

Publication number
JPH08121164A
JPH08121164A JP26216294A JP26216294A JPH08121164A JP H08121164 A JPH08121164 A JP H08121164A JP 26216294 A JP26216294 A JP 26216294A JP 26216294 A JP26216294 A JP 26216294A JP H08121164 A JPH08121164 A JP H08121164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
radiator
fan
idler pulley
cooling fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26216294A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Takada
典幸 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP26216294A priority Critical patent/JPH08121164A/ja
Publication of JPH08121164A publication Critical patent/JPH08121164A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高出力化エンジンの冷却に対応できる低コス
トで設置が容易なラジエータの冷却構造を提供する。 【構成】 ラジエータ1のアイドラプーリ7に当該アイ
ドラプーリ7と一体的に回転する増設ファン8を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジエータの冷却構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のリアにエンジンを搭載したバスな
どでは、図2に示すように、エンジンのクランクシャフ
トの軸端に設けられたクランクシャフトプーリ21とラ
ジエータ22に設けられたアイドラプーリ23とをベル
ト24を介して連結し、このアイドラプーリ23と冷却
ファン25の冷却ファンプーリ26とをベルト27を介
して連結し、クランクシャフトの振動の伝達をアイドラ
プーリ23で防止しながらクランクシャフトの回転力を
冷却ファン25へ伝達して冷却ファン25を回転させる
ことにより、ラジエータ22を冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、上述したような
バスなどでは、エンジンの高出力化が図られており、こ
れに伴い、ラジエータの冷却能力の向上が要求されてい
る。このため、冷却ファンの径の拡大や冷却ファンの回
転数の増大などを行っている。しかしながら、車体幅の
大きさやベルトの耐久性などに限界があるため、上述の
ようにするだけでは、十分な冷却性能を得ることができ
ない。そこで、サブラジエータなどを設けることによ
り、高出力化エンジンの冷却に対応することが考えられ
るが、サブラジエータを用いてしまうと、エンジンルー
ム内のレイアウトが複雑になるばかりか、コストが大幅
に上昇してしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるラジエータの冷却構造は、駆動側
プーリの回転をアイドラプーリを介して冷却ファンプー
リに伝えて冷却ファンを回転させるラジエータの冷却構
造において、前記アイドラプーリと一体的に回転する増
設ファンを当該アイドラプーリに設けてなることを特徴
とする。
【0005】また、本発明に係るラジエータの冷却構造
は、前記冷却ファンと同軸上で回動可能に基端部が支持
され、長手方向に沿って移動可能に前記アイドラプーリ
を先端側に支持するスイングアームを備えたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】前述したように構成された本発明のラジエータ
の冷却構造によれば、増設ファンがアイドラプーリの回
転に伴って一体的に回転するので、ラジエータは、冷却
ファンだけでなく増設ファンからも冷却される。
【0007】また、スイングアームを回動させることに
より、アイドラプーリが駆動側プーリに対して接近離反
し、アイドラプーリをスイングアームの長手方向に沿っ
て移動させることにより、アイドラプーリが冷却ファン
プーリに対して接近離反するので、アイドラプーリと冷
却ファンプーリ及び駆動側プーリとを連結するベルトの
張力調整や交換が容易に行える。
【0008】
【実施例】本発明によるラジエータの冷却構造の一実施
例を図1を用いて説明する。なお、図1は、その概略構
成図である。
【0009】図1に示すように、ラジエータ1の背面の
下寄りには、冷却ファン2が配置され、この冷却ファン
2の軸部には、図示しない軸受が嵌合されており、この
軸受は、ラジエータ1に基端部を固定された四本の支持
ロッド3の先端部により支持されている。冷却ファン2
は、ファンシュラウド4で囲まれ、このファンシュラウ
ド4は、ラジエータ1に取り付けられている。
【0010】冷却ファン2の前記軸部の基端側には、冷
却ファンプーリ5が同軸をなして取り付けられている。
冷却ファン2の前記軸受の外周には、スイングアーム6
の基端部が上記軸受の周方向へ回動するように取り付け
られている。このスイングアーム6は、前記軸受の周方
向に任意の位置で固定できるようになっている。
【0011】スイングアーム6の先端部は、ラジエータ
1の背面の上寄りに位置される。このスイングアーム6
の先端側には、アイドラプーリ7の軸部を軸支する図示
しない軸受がスイングアーム6の長手方向に沿って移動
可能に取り付けられている。このアイドラプーリ7は、
スイングアーム6の長手方向の任意の位置で固定できる
ようになっている。上記アイドラプーリ7には、大径部
7a及び小径部7bが設けられている。
【0012】アイドラプーリ7の軸部の基端部には、ア
イドラプーリ7と一体的に回転する増設ファン8が取り
付けられている。この増設ファン8は、ファンシュラウ
ド9で囲まれ、このファンシュラウド9は、四本の支持
ロッド10を介してアイドラプーリ7の前記軸受に固定
されている。
【0013】アイドラプーリ7の大径部7aには、環状
のベルト11がかけられ、このベルト11は、冷却ファ
ンプーリ5にかけられている。アイドラプーリ7の小径
部7bには、環状のベルト13がかけられ、このベルト
13は、エンジンのクランクシャフトの軸端に設けられ
た駆動側プーリであるクランクシャフトプーリ12にか
けられている。
【0014】このようなラジエータの冷却構造では、エ
ンジンの始動でクランクシャフトプーリ12が回転する
ことにより、ベルト13を介してアイドラプーリ7が回
転し、さらにベルト11を介して冷却ファンプーリ5が
回転する。このアイドラプーリ7及び冷却ファンプーリ
5の回転に伴って、増設ファン8及び冷却ファン2が回
転し、ラジエータ1は、その上下二箇所から冷却され
る。
【0015】このように、ラジエータ1は、冷却ファン
2でその下寄りから冷却されるだでなく、増設ファン8
でその上寄りからも冷却されるので、冷却効果が大幅に
向上する。このため、高出力化エンジンの冷却に十分対
応することができるので、サブラジエータなどが不要と
なり、エンジンルーム内のレイアウトに問題を生じるこ
とがなく、また、コストの上昇を最小限に抑えることが
できる。
【0016】また、ベルト11,13の張力調整や交換
などは、アイドラプーリ7をスイングアーム6に沿って
移動させたり、スイングアーム6を回動させたりするこ
とにより、容易に実施することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によるラジエータの冷却構造で
は、ラジエータを冷却ファンだけでなくアイドラプーリ
に設けた増設ファンでも冷却するので、ラジエータの冷
却効果が大幅に向上する。このため、高出力化エンジン
の冷却に十分対応することができるので、サブラジエー
タなどが不要となり、エンジンルーム内のレイアウトに
問題を生じることがなく、また、コストの上昇を最小限
に抑えることができる。
【0018】また、アイドラプーリが冷却ファンプーリ
及び駆動側プーリに対して接近離反可能なので、アイド
ラプーリと冷却ファンプーリ及び駆動側プーリとを連結
するベルトの張力調整や交換を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジエータの冷却構造の一実施例
の概略構成図である。
【図2】従来のラジエータの冷却構造の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ラジエータ 2 冷却ファン 5 冷却ファンプーリ 6 スイングアーム 7 アイドラプーリ 8 増設ファン 11 ベルト 12 クランクシャフトプーリ 13 ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側プーリの回転をアイドラプーリを
    介して冷却ファンプーリに伝えて冷却ファンを回転させ
    るラジエータの冷却構造において、前記アイドラプーリ
    と一体的に回転する増設ファンを当該アイドラプーリに
    設けてなることを特徴とするラジエータの冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記冷却ファンと同軸上にスイングアー
    ムに基端部を回動可能に支持し、上記スイングアームの
    先端側に当該スイングアームの長手方向に沿って移動可
    能に前記アイドラプーリを支持してなることを特徴とす
    る請求項1に記載のラジエータの冷却構造。
JP26216294A 1994-10-26 1994-10-26 ラジエータの冷却構造 Withdrawn JPH08121164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26216294A JPH08121164A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ラジエータの冷却構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26216294A JPH08121164A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ラジエータの冷却構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08121164A true JPH08121164A (ja) 1996-05-14

Family

ID=17371931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26216294A Withdrawn JPH08121164A (ja) 1994-10-26 1994-10-26 ラジエータの冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08121164A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471867B1 (ko) * 2002-10-16 2005-03-08 현대자동차주식회사 냉각장치에 사용되는 아이들러풀리와 팬풀리의 설치구조
JP2014134104A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業車輌

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471867B1 (ko) * 2002-10-16 2005-03-08 현대자동차주식회사 냉각장치에 사용되는 아이들러풀리와 팬풀리의 설치구조
JP2014134104A (ja) * 2013-01-08 2014-07-24 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業車輌

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09203317A (ja) 複列型送風機
JPH08121164A (ja) ラジエータの冷却構造
JP4359040B2 (ja) Vベルト式無段変速機の冷却構造
JP6160758B2 (ja) コンバイン
CN210891911U (zh) 空调器
JP2000257426A (ja) エンジン駆動冷却用ファン装置
JP3520115B2 (ja) ファン取付構造
JP5644971B1 (ja) コンバインの原動部構造
JPH0674045A (ja) エンジン冷却機構
JP2015223943A (ja) 作業車輌の原動部構造
JP6150169B2 (ja) 作業車輌の原動部構造
JP2535949Y2 (ja) エンジン冷却装置
JP2929914B2 (ja) 車両の補機駆動装置
JPH09280067A (ja) 内燃機関の補機配置構造
JPH06272750A (ja) 車両のvベルト伝動装置用冷却装置
JPH03267520A (ja) ファンのチップクリアランス可変装置
JPH06221181A (ja) エンジン補機部品の駆動装置
JP4148675B2 (ja) エンジン補機駆動用ベルトレイアウト構造
JPS6129933Y2 (ja)
JPS6137786Y2 (ja)
JPS6237937Y2 (ja)
US2942593A (en) Air-cooled internal combustion engine arrangement
JP2014214828A (ja) ラジエータファンの回転駆動機構及び回転駆動方法
JPH09280068A (ja) 内燃機関の補機配置構造
CN110513190A (zh) 用于车辆的发动机总成、固定支架、发电机以及车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115