JPH09203317A - 複列型送風機 - Google Patents
複列型送風機Info
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- JPH09203317A JPH09203317A JP8280648A JP28064896A JPH09203317A JP H09203317 A JPH09203317 A JP H09203317A JP 8280648 A JP8280648 A JP 8280648A JP 28064896 A JP28064896 A JP 28064896A JP H09203317 A JPH09203317 A JP H09203317A
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- Japan
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- electric motor
- friction clutch
- belt
- fluid friction
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/02—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
- F01P7/04—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
- F01P7/046—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using mechanical drives
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P5/00—Pumping cooling-air or liquid coolants
- F01P5/02—Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers
- F01P5/04—Pump-driving arrangements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P5/00—Pumping cooling-air or liquid coolants
- F01P5/02—Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers
- F01P2005/025—Pumping cooling-air; Arrangements of cooling-air pumps, e.g. fans or blowers using two or more air pumps
-
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- F01P5/04—Pump-driving arrangements
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S165/00—Heat exchange
- Y10S165/228—Heat exchange with fan or pump
- Y10S165/302—Rotary gas pump
- Y10S165/307—Rotary gas pump including plural impellers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のラジエータに使用できる小型の複列
型送風機。 【解決手段】 電動機を備えていない複列型送風機の送
風機ホイール(3、4)を、エンジンシャフト(10)
によって駆動される流体摩擦クラッチ(9)を介して駆
動し、2つの送風機ホイールに共通の駆動ベルトを有す
るベルトプーリ(12)と、それぞれ1つのフリーホイ
ールクラッチ(18、19)をとりつける。2つの送風
機ホイールはそれぞれ速い方の駆動軸によって行われ
る。
型送風機。 【解決手段】 電動機を備えていない複列型送風機の送
風機ホイール(3、4)を、エンジンシャフト(10)
によって駆動される流体摩擦クラッチ(9)を介して駆
動し、2つの送風機ホイールに共通の駆動ベルトを有す
るベルトプーリ(12)と、それぞれ1つのフリーホイ
ールクラッチ(18、19)をとりつける。2つの送風
機ホイールはそれぞれ速い方の駆動軸によって行われ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれ1つのベ
ルトプーリを具備して互いに平行に配置された2つの送
風機ホイールからなり、ベルトプーリが共通のベルトに
よって互いに連結しており、さらに駆動装置として電動
機を設けた自動車用ラジエータの複列型送風機に関する
ものである。
ルトプーリを具備して互いに平行に配置された2つの送
風機ホイールからなり、ベルトプーリが共通のベルトに
よって互いに連結しており、さらに駆動装置として電動
機を設けた自動車用ラジエータの複列型送風機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種類の複列型送風機は公知である
(DE4241804C2)。そこに記載された複列型
送風機は、狭いスペースでも取り付けることができる、
自動車空調装置のコンデンサー用の送風機を提供するこ
とを目的としており、非常に薄型に構成されている点が
長所である。しかし、これらの複列型送風機は大きい送
風機出力に対しては対応して強力な電動機を必要とし、
しかもこれらの電動機が非常に大きく重い点が短所であ
る。それゆえ、最近の自動車設計ではエンジンフードが
ますます低くなり、取り付けスペースがますます小さく
なっているので薄型構造が望ましいにもかかわらず、エ
ンジン冷却器の送風機にはこのような複列型送風機は使
用できない。
(DE4241804C2)。そこに記載された複列型
送風機は、狭いスペースでも取り付けることができる、
自動車空調装置のコンデンサー用の送風機を提供するこ
とを目的としており、非常に薄型に構成されている点が
長所である。しかし、これらの複列型送風機は大きい送
風機出力に対しては対応して強力な電動機を必要とし、
しかもこれらの電動機が非常に大きく重い点が短所であ
る。それゆえ、最近の自動車設計ではエンジンフードが
ますます低くなり、取り付けスペースがますます小さく
なっているので薄型構造が望ましいにもかかわらず、エ
ンジン冷却器の送風機にはこのような複列型送風機は使
用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に記載した種類の複列型送風機を、必要な電力と必要な
電動機が大きくなりすぎることなく、エンジン用ラジエ
ータ用に使用できるように構成することである。
に記載した種類の複列型送風機を、必要な電力と必要な
電動機が大きくなりすぎることなく、エンジン用ラジエ
ータ用に使用できるように構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに冒頭に記載した種類の複列型送風機は、2つの送風
機ホイールの1つがそれ自体公知の流体摩擦クラッチを
介して、エンジンシャフトによって駆動可能であり、流
体摩擦クラッチの駆動軸と付属のベルトプーリとの間、
および電動機の駆動軸とこれに付属したベルトプーリと
の間に、それぞれ1つのフリーホイールクラッチが配置
されている。
めに冒頭に記載した種類の複列型送風機は、2つの送風
機ホイールの1つがそれ自体公知の流体摩擦クラッチを
介して、エンジンシャフトによって駆動可能であり、流
体摩擦クラッチの駆動軸と付属のベルトプーリとの間、
および電動機の駆動軸とこれに付属したベルトプーリと
の間に、それぞれ1つのフリーホイールクラッチが配置
されている。
【0005】DE4401979A1により、エンジン
によって駆動される流体摩擦クラッチを有する送風機駆
動装置に、追加的に電動機を装備することが原則的に知
られている。この電動機は、送風機回転数を高めるのに
用いられ、フリーホイールを介して駆動に作用する。し
かしながら、同じ送風機ホイールを駆動するために設け
た電動機は第2の送風機ホイールにも付属させることが
できること、およびフリーホイールを介して2つの送風
機ホイールを連結することに関する示唆は、この構造か
らは読み取ることができない。
によって駆動される流体摩擦クラッチを有する送風機駆
動装置に、追加的に電動機を装備することが原則的に知
られている。この電動機は、送風機回転数を高めるのに
用いられ、フリーホイールを介して駆動に作用する。し
かしながら、同じ送風機ホイールを駆動するために設け
た電動機は第2の送風機ホイールにも付属させることが
できること、およびフリーホイールを介して2つの送風
機ホイールを連結することに関する示唆は、この構造か
らは読み取ることができない。
【0006】本発明の構成において、2つの送風機ホイ
ールの一方に電動機を付属させ、他方の送風機ホイール
を流体摩擦クラッチを介して駆動することが可能であ
る。ベルトをテンションローラによって案内することも
可能である。テンションローラは2つの送風機ホイール
の直径の外部の区域に配置できる。そうすることによっ
て、ベルト駆動に対して緊張装置が設けられていても、
構造は薄型のままである。テンションローラは電動機に
よって駆動されるベルトプーリとしても形成できる。こ
の場合、送風機ホイールの一方に駆動装置として付属し
た駆動装置としての電動機は省略できる。
ールの一方に電動機を付属させ、他方の送風機ホイール
を流体摩擦クラッチを介して駆動することが可能であ
る。ベルトをテンションローラによって案内することも
可能である。テンションローラは2つの送風機ホイール
の直径の外部の区域に配置できる。そうすることによっ
て、ベルト駆動に対して緊張装置が設けられていても、
構造は薄型のままである。テンションローラは電動機に
よって駆動されるベルトプーリとしても形成できる。こ
の場合、送風機ホイールの一方に駆動装置として付属し
た駆動装置としての電動機は省略できる。
【0007】本発明の別の構成において、流体摩擦クラ
ッチの駆動は、弾性クラッチを介しエンジンシャフトに
よって行うこともできるので、この配置構成は振動に影
響されなくなる。この構造では、2つの送風機ホイール
を1つの冷却器フレームに統合できる。この冷却器フレ
ームは周知の仕方で冷却器と一緒にエンジン室内に固定
される。
ッチの駆動は、弾性クラッチを介しエンジンシャフトに
よって行うこともできるので、この配置構成は振動に影
響されなくなる。この構造では、2つの送風機ホイール
を1つの冷却器フレームに統合できる。この冷却器フレ
ームは周知の仕方で冷却器と一緒にエンジン室内に固定
される。
【0008】2つの送風機ホイールとその駆動装置をエ
ンジンに固定して配置することも可能である。この構造
ではフレームと送風機ホイール外周との間に隙間が発生
することが避けられず、この隙間は流動に対して好まし
くない影響を与えることがある。
ンジンに固定して配置することも可能である。この構造
ではフレームと送風機ホイール外周との間に隙間が発生
することが避けられず、この隙間は流動に対して好まし
くない影響を与えることがある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図1から4に、図示されない
自動車エンジンのラジエータ1に付属した送風機フレー
ム2の内部に、送風機ホイール3、4からなる複列型送
風機が配置されている。送風機ホイール3、4は、回転
軸が互いに平行で、ラジエータ1の中心を通る面5に対
して互いに対称的に配置されている。その際、羽根6を
有する送風機ホイール3は、流体摩擦クラッチを介して
駆動輪によって駆動されている。駆動輪7は、図2に示
されているように、その駆動軸8により、弾性クラッチ
9を介してエンジンシャフト10によって駆動されてい
る。流体摩擦クラッチのケーシング11は、外側に送風
機ホイール3が固定されていて、たとえば歯付きVベル
ト13を案内するベルトプーリ12を具備している。こ
の歯付きVベルト13は、電動機16で駆動可能な送風
機ホイール4のハブ15に付属したもう1つのベルトプ
ーリ14に渡されている。電動機16の駆動軸17とハ
ブ15に固定したベルトプーリ14との間には、フリー
ホイールクラッチ18が設けられている。
基づいて詳細に説明する。図1から4に、図示されない
自動車エンジンのラジエータ1に付属した送風機フレー
ム2の内部に、送風機ホイール3、4からなる複列型送
風機が配置されている。送風機ホイール3、4は、回転
軸が互いに平行で、ラジエータ1の中心を通る面5に対
して互いに対称的に配置されている。その際、羽根6を
有する送風機ホイール3は、流体摩擦クラッチを介して
駆動輪によって駆動されている。駆動輪7は、図2に示
されているように、その駆動軸8により、弾性クラッチ
9を介してエンジンシャフト10によって駆動されてい
る。流体摩擦クラッチのケーシング11は、外側に送風
機ホイール3が固定されていて、たとえば歯付きVベル
ト13を案内するベルトプーリ12を具備している。こ
の歯付きVベルト13は、電動機16で駆動可能な送風
機ホイール4のハブ15に付属したもう1つのベルトプ
ーリ14に渡されている。電動機16の駆動軸17とハ
ブ15に固定したベルトプーリ14との間には、フリー
ホイールクラッチ18が設けられている。
【0010】類似の仕方で、フリーホイール19は流体
摩擦クラッチの駆動軸8とその駆動輪7との間に配置さ
れている。その際、フリーホイール18、19は、付属
の被動部材、すなわち流体摩擦クラッチのケーシング1
1と、送風機ホイール4のハブ15の駆動が、それぞれ
より大きい回転数を有する側から行われるように構成さ
れている。スリーブ型フリーホイールとして知られてい
るこのようなフリーホイールは市販されている。その作
用は、電動機の駆動軸17または流体摩擦クラッチの駆
動軸8に装着された、ピン状のローラ体またはクランプ
体がスリーブ型フリーホイールの外周に分布して付属し
ていることに基づく。軸がそれぞれ相手の軸より速く回
転すると、フリーホイールがブロックするので、駆動は
それぞれより速く回転する駆動軸を介して行われる。以
下に図7に基づいて説明するが、エンジン回転数が十分
高いと、2つの送風機ホイール3、4の駆動は流体摩擦
クラッチ8、11を介して行われる。エンジン回転数が
低いときは、電動機16が2つの送風機ホイール3、4
の駆動を引き受ける。
摩擦クラッチの駆動軸8とその駆動輪7との間に配置さ
れている。その際、フリーホイール18、19は、付属
の被動部材、すなわち流体摩擦クラッチのケーシング1
1と、送風機ホイール4のハブ15の駆動が、それぞれ
より大きい回転数を有する側から行われるように構成さ
れている。スリーブ型フリーホイールとして知られてい
るこのようなフリーホイールは市販されている。その作
用は、電動機の駆動軸17または流体摩擦クラッチの駆
動軸8に装着された、ピン状のローラ体またはクランプ
体がスリーブ型フリーホイールの外周に分布して付属し
ていることに基づく。軸がそれぞれ相手の軸より速く回
転すると、フリーホイールがブロックするので、駆動は
それぞれより速く回転する駆動軸を介して行われる。以
下に図7に基づいて説明するが、エンジン回転数が十分
高いと、2つの送風機ホイール3、4の駆動は流体摩擦
クラッチ8、11を介して行われる。エンジン回転数が
低いときは、電動機16が2つの送風機ホイール3、4
の駆動を引き受ける。
【0011】このことは、図5または6に従う構造にも
当てはまる。図5に従う構造では、電動機16と流体摩
擦クラッチの駆動軸8がエンジン20に定置されてお
り、冷却器1′と固く連結したフレーム2′は独立にエ
ンジン室に固定されているにすぎない。この構造で必然
的な隙間sは、発生する渦により流動状況に障害をきた
すことがある。
当てはまる。図5に従う構造では、電動機16と流体摩
擦クラッチの駆動軸8がエンジン20に定置されてお
り、冷却器1′と固く連結したフレーム2′は独立にエ
ンジン室に固定されているにすぎない。この構造で必然
的な隙間sは、発生する渦により流動状況に障害をきた
すことがある。
【0012】図6の構造では、ここでも送風機3、4を
互いに連結している駆動ベルト13は、さらにテンショ
ンローラ21上を案内されている。テンションローラ2
1は、送風機ホイール3、4の直径の外部に位置するよ
うに、中心面5に取り付けられている。この構造では、
ばね22の力を受けるテンションローラの働きにより、
ベルト13は常に付属のベルトプーリ12、14上に不
都合なく載り、したがって2つの送風機ホイール3、4
が不都合なく走行できる。テンションローラ21をベル
トに対する駆動輪として形成することも可能であり、テ
ンションローラは電動機によって駆動される。破線で示
した場合において、電動機の駆動軸29とテンションロ
ーラ21との間にフリーホイール28が設けられてい
る。このフリーホイール28は、図2および図6に従う
実施例では電動機16に付属していたフリーホイール1
8に代わるものである。この場合、図6に従う実施例で
は送風機ホイール4に対する駆動装置として設けられて
いる電動機は省略できる。
互いに連結している駆動ベルト13は、さらにテンショ
ンローラ21上を案内されている。テンションローラ2
1は、送風機ホイール3、4の直径の外部に位置するよ
うに、中心面5に取り付けられている。この構造では、
ばね22の力を受けるテンションローラの働きにより、
ベルト13は常に付属のベルトプーリ12、14上に不
都合なく載り、したがって2つの送風機ホイール3、4
が不都合なく走行できる。テンションローラ21をベル
トに対する駆動輪として形成することも可能であり、テ
ンションローラは電動機によって駆動される。破線で示
した場合において、電動機の駆動軸29とテンションロ
ーラ21との間にフリーホイール28が設けられてい
る。このフリーホイール28は、図2および図6に従う
実施例では電動機16に付属していたフリーホイール1
8に代わるものである。この場合、図6に従う実施例で
は送風機ホイール4に対する駆動装置として設けられて
いる電動機は省略できる。
【0013】図7から、エンジンを十分冷却するのに必
要な空気量vがエンジン回転数nmo t に依存して、本発
明の複列型送風機に付属する種々の駆動装置によって達
成できることが分かる。出力約350Wの電動機16が
設けられていると仮定すると、23で示す空気量vに達
するまで必要な送風機出力Pは、もっぱら電動機16に
よって供給されるので、必要空気量は低いエンジン回転
数、たとえばアイドリング回転数25または回転数24
までは、もっぱら電動機が提供する出力PEによって供
給できる。しかし、図7から、このエンジン回転数24
以降は電力が必要ないことも分かる。なぜならば、この
回転数以降は流体摩擦クラッチが複列型送風機全体の駆
動を引き受けるからである。それゆえ、このエンジン回
転数24以降は、自動車電源からエネルギーを取り出さ
なくなる。たとえば、26で示すように20km/hの
速度で坂を登るか、あるいは27に示すように60km
/hの速度で坂を登るときに必要なエンジン冷却のため
の空気量は、もっぱら流体摩擦クラッチの駆動によって
供給できる。この流体摩擦クラッチは2つの送風機ホイ
ール3、4を駆動し、したがって上記のように、電動機
の働きによって冷却器の均一な給気が行われる。冷却器
は狭い(全高と奥行きが小さい)スペースでも使用でき
る。電動機16は、出力は比較的小さく、必ず通常の自
動車電源の出力を比較的長時間にわたって提供できるよ
うに選択されており、構造はやはり非常に小さい。図7
に基づいて説明したように、本発明の構造において比較
的大きい出力の電動機を設ける必要はない。
要な空気量vがエンジン回転数nmo t に依存して、本発
明の複列型送風機に付属する種々の駆動装置によって達
成できることが分かる。出力約350Wの電動機16が
設けられていると仮定すると、23で示す空気量vに達
するまで必要な送風機出力Pは、もっぱら電動機16に
よって供給されるので、必要空気量は低いエンジン回転
数、たとえばアイドリング回転数25または回転数24
までは、もっぱら電動機が提供する出力PEによって供
給できる。しかし、図7から、このエンジン回転数24
以降は電力が必要ないことも分かる。なぜならば、この
回転数以降は流体摩擦クラッチが複列型送風機全体の駆
動を引き受けるからである。それゆえ、このエンジン回
転数24以降は、自動車電源からエネルギーを取り出さ
なくなる。たとえば、26で示すように20km/hの
速度で坂を登るか、あるいは27に示すように60km
/hの速度で坂を登るときに必要なエンジン冷却のため
の空気量は、もっぱら流体摩擦クラッチの駆動によって
供給できる。この流体摩擦クラッチは2つの送風機ホイ
ール3、4を駆動し、したがって上記のように、電動機
の働きによって冷却器の均一な給気が行われる。冷却器
は狭い(全高と奥行きが小さい)スペースでも使用でき
る。電動機16は、出力は比較的小さく、必ず通常の自
動車電源の出力を比較的長時間にわたって提供できるよ
うに選択されており、構造はやはり非常に小さい。図7
に基づいて説明したように、本発明の構造において比較
的大きい出力の電動機を設ける必要はない。
【図1】本発明の複列型送風機の駆動側を示す図式的な
側面図である。
側面図である。
【図2】図1のII−IIによる複列型送風機の断面図
である。
である。
【図3】図1のIII−IIIによる複列型送風機の断
面図である。
面図である。
【図4】図1のIV−IVによる複列型送風機の断面図
である。
である。
【図5】送風機をエンジンに固定配置した、図1に類似
の複列型送風機の側面図である。
の複列型送風機の側面図である。
【図6】追加のテンションローラを有する本発明の複列
型送風機の側面図である。
型送風機の側面図である。
【図7】本発明の複列型送風機によって供給される空気
量とエンジン回転数との関係を示すグラフである。
量とエンジン回転数との関係を示すグラフである。
1…ラジエータ 3…ホイール 4…ホイール 6…羽根 7…駆動輪 8…駆動軸 9…弾性クラッチ 10…エンジンシャフト 11…Vベルト 12…ベルトプーリ 13…Vベルト 16…電動機 18,19…フリーホイール 21…テンションローラ
Claims (8)
- 【請求項1】 それぞれ1つのベルトプーリ(12、1
4)を具備して互いに平行に配置された2つの送風機ホ
イール(3、4)からなり、ベルトプーリが共通のベル
ト(13)によって互いに連結していて、駆動装置とし
て電動機(16)を設けた、自動車用ラジエータの複列
型送風機において、 2つの送風機ホイール(3)の1つが、それ自体公知の
流体摩擦クラッチ(7、11)を介して、エンジンシャ
フト(10)によって駆動可能であり、 流体摩擦クラッチの駆動軸(8)と付属のベルトプーリ
(12)との間、および電動機の駆動軸(17、29)
とこれに付属したベルトプーリ(14、21)との間
に、それぞれ1つのフリーホイールクラッチ(19、2
8、18)が配置されていることを特徴とする複列型送
風機。 - 【請求項2】 2つの送風機ホイールの一方(4)に電
動機(16)が付属しており、他方の送風機ホイール
(3)が流体摩擦クラッチを介して駆動されていること
を特徴とする、請求項1に記載の複列型送風機。 - 【請求項3】 ベルト(13)がテンションローラ(2
1)によって案内されていることを特徴とする、請求項
1に記載の複列型送風機。 - 【請求項4】 テンションローラ(21)は電動機によ
って駆動されるベルトプーリとして形成されていること
を特徴とする、請求項3に記載の複列型送風機。 - 【請求項5】 テンションローラ(21)は2つの送風
機ホイール(3、4)の直径の外部の区域に配置されて
いることを特徴とする、請求項3に記載の複列型送風
機。 - 【請求項6】 流体摩擦クラッチ(8、7、11)の駆
動は、弾性クラッチ(8)を介してエンジンシャフト
(10)によって行われることを特徴とする、請求項1
に記載の複列型送風機。 - 【請求項7】 電動機(16)と流体摩擦クラッチ
(8、7、11)はエンジン(20)に固定して配置さ
れており、可動に保持された冷却器フレーム(2′)が
送風機ホイール(3、4)の羽根(6)に付属している
ことを特徴とする、請求項1に記載の複列型送風機。 - 【請求項8】 電動機(16)は、通常の自動車電源か
ら比較的長時間にわたって提供できるように選択された
低出力のみを備えていることを特徴とする、請求項1に
記載の複列型送風機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19545390:5 | 1995-12-06 | ||
DE19545390A DE19545390C2 (de) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | Tandemlüfter für Kühler von Kraftfahrzeugen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09203317A true JPH09203317A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=7779264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8280648A Ceased JPH09203317A (ja) | 1995-12-06 | 1996-10-23 | 複列型送風機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5826549A (ja) |
JP (1) | JPH09203317A (ja) |
DE (1) | DE19545390C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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