JPH08119803A - 農薬製剤 - Google Patents
農薬製剤Info
- Publication number
- JPH08119803A JPH08119803A JP25647394A JP25647394A JPH08119803A JP H08119803 A JPH08119803 A JP H08119803A JP 25647394 A JP25647394 A JP 25647394A JP 25647394 A JP25647394 A JP 25647394A JP H08119803 A JPH08119803 A JP H08119803A
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- Japan
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- water
- formulation
- agrochemical
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Abstract
(57)【要約】
【構成】水溶性高分子を6〜50重量%含有する農薬組
成物(通常、農薬活性成分化合物 0.1〜80重量%、水
溶性高分子6〜50重量%、固体担体0〜80重量%お
よび製剤用補助剤0〜25重量%から実質的になる農薬
組成物)が、水溶性包装材にて包装されてなる水田用に
適した農薬製剤。 【効果】本発明の農薬製剤は、水田の水口または水田へ
の灌漑用水中に施用するだけで略一定速度で農薬活性成
分化合物を流水中に供給することにより水田内に均一に
農薬活性成分化合物をいきわたらせることができること
から、簡単な施用法で充分な効果をあげることのできる
省力化に適した農薬製剤である。
成物(通常、農薬活性成分化合物 0.1〜80重量%、水
溶性高分子6〜50重量%、固体担体0〜80重量%お
よび製剤用補助剤0〜25重量%から実質的になる農薬
組成物)が、水溶性包装材にて包装されてなる水田用に
適した農薬製剤。 【効果】本発明の農薬製剤は、水田の水口または水田へ
の灌漑用水中に施用するだけで略一定速度で農薬活性成
分化合物を流水中に供給することにより水田内に均一に
農薬活性成分化合物をいきわたらせることができること
から、簡単な施用法で充分な効果をあげることのできる
省力化に適した農薬製剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶性包装材にて包装
されてなる農薬製剤に関するものである。
されてなる農薬製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでの水田用農薬製剤は粉剤や粒剤
の形態を有し、施用時には水田中に入って散布したり、
畦畔から動力散布機で散布したりするのが一般的であっ
た。また、近年省力化のために、拡散性に優れた粒剤等
を畦畔から水田に投入する方法が提案されている。一
方、水溶性包装材で包装された農薬製剤は、散布用液剤
を調整するための製剤としてまたは水田中への投入用と
して知られてはいるが、これらはその用途に適するよ
う、速やかに水に溶解するように設計されたものであっ
て、後述のような水田の水口処理に適したものとはいえ
ない。
の形態を有し、施用時には水田中に入って散布したり、
畦畔から動力散布機で散布したりするのが一般的であっ
た。また、近年省力化のために、拡散性に優れた粒剤等
を畦畔から水田に投入する方法が提案されている。一
方、水溶性包装材で包装された農薬製剤は、散布用液剤
を調整するための製剤としてまたは水田中への投入用と
して知られてはいるが、これらはその用途に適するよ
う、速やかに水に溶解するように設計されたものであっ
て、後述のような水田の水口処理に適したものとはいえ
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水田
の農薬施用における省力化をさらに推し進めて、水田内
に施用する必要のない水田の水口または水田への灌漑用
水中に施用するだけで、略一定速度で農薬活性成分化合
物を流水中に供給することにより水田内に均一に農薬活
性成分化合物をいきわたらせることのできる農薬製剤と
して、好適な製剤を提供することにある。
の農薬施用における省力化をさらに推し進めて、水田内
に施用する必要のない水田の水口または水田への灌漑用
水中に施用するだけで、略一定速度で農薬活性成分化合
物を流水中に供給することにより水田内に均一に農薬活
性成分化合物をいきわたらせることのできる農薬製剤と
して、好適な製剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明は、水溶性高分子を6〜50重量%含有する農薬組
成物が水溶性包装材にて包装されてなる徐放性の付与さ
れた農薬製剤を提供するものである。
発明は、水溶性高分子を6〜50重量%含有する農薬組
成物が水溶性包装材にて包装されてなる徐放性の付与さ
れた農薬製剤を提供するものである。
【0005】本発明の農薬製剤としては、農薬活性成分
化合物 0.1〜80重量%、水溶性高分子6〜50重量、
固体担体0〜80重量%および製剤用補助剤0〜25重
量%から実質的になる農薬組成物が、水溶性包装材にて
包装されてなるものがより好ましい。
化合物 0.1〜80重量%、水溶性高分子6〜50重量、
固体担体0〜80重量%および製剤用補助剤0〜25重
量%から実質的になる農薬組成物が、水溶性包装材にて
包装されてなるものがより好ましい。
【0006】本発明において包装するのに用いられる水
溶性包装材としては、ポリビニルアルコール、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、アルギン酸、ゼラチン等の水溶性フィルムや水溶紙
などが挙げられ、中でも冷水に溶解し易くヒートシール
に適したポリビニルアルコールを主成分とする水溶性フ
ィルムが好ましい。また、これらの水溶性包装材中に、
グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコー
ル等の可塑剤を添加したものを用いてもよい。市販品で
あるソルブロンKA#40、ソルブロンKA#50、ソ
ルブロンKB#40、ソルブロンKC#40、ソルブロ
ンKD#40(以上、アイセロ化学製ポリビニルアルコ
ールを主成分とする水溶性フィルム)、ハイセロンS−
400、ハイセロンC−200(以上、日合フィルム製
ポリビニルアルコールを主成分とする水溶性フィル
ム)、トスロンET20(東京セロファン紙製ポリビニ
ルアルコールを主成分とする水溶性フィルム)等をその
まま使用することもできる。
溶性包装材としては、ポリビニルアルコール、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、アルギン酸、ゼラチン等の水溶性フィルムや水溶紙
などが挙げられ、中でも冷水に溶解し易くヒートシール
に適したポリビニルアルコールを主成分とする水溶性フ
ィルムが好ましい。また、これらの水溶性包装材中に、
グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコー
ル等の可塑剤を添加したものを用いてもよい。市販品で
あるソルブロンKA#40、ソルブロンKA#50、ソ
ルブロンKB#40、ソルブロンKC#40、ソルブロ
ンKD#40(以上、アイセロ化学製ポリビニルアルコ
ールを主成分とする水溶性フィルム)、ハイセロンS−
400、ハイセロンC−200(以上、日合フィルム製
ポリビニルアルコールを主成分とする水溶性フィル
ム)、トスロンET20(東京セロファン紙製ポリビニ
ルアルコールを主成分とする水溶性フィルム)等をその
まま使用することもできる。
【0007】本発明において用いられる水溶性高分子と
しては、カルボキシメチルセルロ−スナトリウム、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロ−ス、メチルセルロ−ス、
メチルエチルセルロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−
ス、ポリアクリル酸ナトリウム、トラガントガム、ポリ
ビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン、アラビアガ
ム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、平均分子量6
000以上のポリオキシエチレン、可溶化澱粉等および
これらの混合物が挙げられる。これらの水溶性高分子の
中でも、20℃における2重量%水溶液の粘度が50c
P以上となり得るものが好ましく、さらに、100cP
以上となり得るものが水口における溶解制御の面からよ
り好ましい。水溶性高分子の使用量は、包装される農薬
組成物全重量に対して6〜50重量%、好ましくは8〜
30重量%である。
しては、カルボキシメチルセルロ−スナトリウム、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロ−ス、メチルセルロ−ス、
メチルエチルセルロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−
ス、ポリアクリル酸ナトリウム、トラガントガム、ポリ
ビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン、アラビアガ
ム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、平均分子量6
000以上のポリオキシエチレン、可溶化澱粉等および
これらの混合物が挙げられる。これらの水溶性高分子の
中でも、20℃における2重量%水溶液の粘度が50c
P以上となり得るものが好ましく、さらに、100cP
以上となり得るものが水口における溶解制御の面からよ
り好ましい。水溶性高分子の使用量は、包装される農薬
組成物全重量に対して6〜50重量%、好ましくは8〜
30重量%である。
【0008】本発明において用いられる農薬活性成分化
合物としては、例えば、水田用として用いられる以下に
示すような化合物が挙げられる。 (1) O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニ
トロフェニル) ホスホロチオエート (2) S−エトキシカルボニルメチル O,O−ジエ
チル ホスホロジチオエート (3) O,O−ジエチル O−(2−イソプロピル−
4−メチル−6−ピリミジニル) ホスホロチオエート (4) O,O−ジメチル O−(2,2,2−トリク
ロロ−1−ヒドロキシエチル)ホスホネート (5) O−エチル O−(4−ニトロフェニル) フ
ェニルホスホノチオエート (6) (4−メチルチオフェニル) ジプロピル ホ
スフェート (7) O,O−ジメチル S−フタルイミドメチル
ホスホロジチオエート (8) O,O−ジメチル O−(3−オキソ−2−フ
ェニル−2H−ピリダジン−6−イル) ホスホロチオ
エート (9) ジメチル (E)−1−メチル−2−(メチル
カルバモイル)ビニルホスフェート (10) 2−クロロ−1−(2,4,5−トリクロロ
フェニル)ビニル ジメチル ホスフェート
合物としては、例えば、水田用として用いられる以下に
示すような化合物が挙げられる。 (1) O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニ
トロフェニル) ホスホロチオエート (2) S−エトキシカルボニルメチル O,O−ジエ
チル ホスホロジチオエート (3) O,O−ジエチル O−(2−イソプロピル−
4−メチル−6−ピリミジニル) ホスホロチオエート (4) O,O−ジメチル O−(2,2,2−トリク
ロロ−1−ヒドロキシエチル)ホスホネート (5) O−エチル O−(4−ニトロフェニル) フ
ェニルホスホノチオエート (6) (4−メチルチオフェニル) ジプロピル ホ
スフェート (7) O,O−ジメチル S−フタルイミドメチル
ホスホロジチオエート (8) O,O−ジメチル O−(3−オキソ−2−フ
ェニル−2H−ピリダジン−6−イル) ホスホロチオ
エート (9) ジメチル (E)−1−メチル−2−(メチル
カルバモイル)ビニルホスフェート (10) 2−クロロ−1−(2,4,5−トリクロロ
フェニル)ビニル ジメチル ホスフェート
【0009】(11) 2−クロロ−1−(2,4−ジ
クロロフェニル)ビニル ジエチルホスフェート (12) 2−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニ
ル)ビニル ジメチルホスフェート (13) O,O−ジエチル O−(5−フェニル−3
−イソキサゾリル) ホスホロチオエート (14) O,O−ジメチル O−(3,5,6−トリ
クロロ−2−ピリミジニル) ホスホロチオエート (15) S−(α−エトキシカルボニルベンジル)
O,O−ジメチル ホスホロジチオエート (16) O,O−ジメチル O−〔3−メチル−4−
(メチルチオ)フェニル〕 ホスホロチオエート (17) O,O−ジメチル S−(N−メチルカルバ
モイルメチル) ホスホロジチオエート (18) O,O−ジエチル S−〔2−(エチルチ
オ)エチル〕 ホスホロジチオエート (19) 2−sec−ブチルフェニル N−メチルカ
ーバメート (20) 3,4−ジメチルフェニル N−メチルカー
バメート
クロロフェニル)ビニル ジエチルホスフェート (12) 2−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニ
ル)ビニル ジメチルホスフェート (13) O,O−ジエチル O−(5−フェニル−3
−イソキサゾリル) ホスホロチオエート (14) O,O−ジメチル O−(3,5,6−トリ
クロロ−2−ピリミジニル) ホスホロチオエート (15) S−(α−エトキシカルボニルベンジル)
O,O−ジメチル ホスホロジチオエート (16) O,O−ジメチル O−〔3−メチル−4−
(メチルチオ)フェニル〕 ホスホロチオエート (17) O,O−ジメチル S−(N−メチルカルバ
モイルメチル) ホスホロジチオエート (18) O,O−ジエチル S−〔2−(エチルチ
オ)エチル〕 ホスホロジチオエート (19) 2−sec−ブチルフェニル N−メチルカ
ーバメート (20) 3,4−ジメチルフェニル N−メチルカー
バメート
【0010】(21) 3−メチルフェニル N−メチ
ルカーバメート (22) 1,3−ビス(カルバモイルチオ)−2−
(N,N−ジメチルアミノ)プロパン 塩酸塩 (23) 2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピル 3−フェノキシベンジル エーテル (24) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 1−
(4−エトキシフェニル)−2,2−ジクロロシクロプ
ロパンカルボキシラート (25) 1−〔3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェ
ニル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (26) 1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオ
ロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)
ウレア (27) 1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6
−ジフルオロベンゾイル)ウレア (28) 1−〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオ
ロメチル)フェニル〕−2−フルオロフェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (29) エチル N−〔2−(4−フェノキシフェニ
ル)エチル〕カーバメート (30) 2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロ
ピル−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−
2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン
ルカーバメート (22) 1,3−ビス(カルバモイルチオ)−2−
(N,N−ジメチルアミノ)プロパン 塩酸塩 (23) 2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピル 3−フェノキシベンジル エーテル (24) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 1−
(4−エトキシフェニル)−2,2−ジクロロシクロプ
ロパンカルボキシラート (25) 1−〔3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェ
ニル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (26) 1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオ
ロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)
ウレア (27) 1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6
−ジフルオロベンゾイル)ウレア (28) 1−〔4−〔2−クロロ−4−(トリフルオ
ロメチル)フェニル〕−2−フルオロフェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (29) エチル N−〔2−(4−フェノキシフェニ
ル)エチル〕カーバメート (30) 2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロ
ピル−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−
2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン
【0011】(31) 2−〔1−メチル−2−(4−
フェノキシフェノキシ)エトキシ〕ピリジン (32) 1−〔3,5−ジクロロ−4−(1,1,
2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (33) 1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン (34) N−(1,1,1−トリメチル−2−オキサ
−4−インダニル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピ
ラゾール−4−カルボキサミド (35) α,α,α−トリフルオロ−3−イソプロポ
キシ−o−トルアニリド (36) ジイソプロピル 1,3−ジチオラン−2−
イリデンマロネート (37) 1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,
2,1−i,j]キノリン−4−オン (38) 3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチア
ゾール−1,1−ジオキシド (39) O,O−ジイソプロピル S−ベンジル チ
オフォスフェート (40) 5−メチル[1,2,4]トリアゾロ[3,
4−b]ベンゾチアゾール
フェノキシフェノキシ)エトキシ〕ピリジン (32) 1−〔3,5−ジクロロ−4−(1,1,
2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (33) 1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン (34) N−(1,1,1−トリメチル−2−オキサ
−4−インダニル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピ
ラゾール−4−カルボキサミド (35) α,α,α−トリフルオロ−3−イソプロポ
キシ−o−トルアニリド (36) ジイソプロピル 1,3−ジチオラン−2−
イリデンマロネート (37) 1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,
2,1−i,j]キノリン−4−オン (38) 3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチア
ゾール−1,1−ジオキシド (39) O,O−ジイソプロピル S−ベンジル チ
オフォスフェート (40) 5−メチル[1,2,4]トリアゾロ[3,
4−b]ベンゾチアゾール
【0012】(41) 2−ブロモ−N−(α,α−ジ
メチルベンジル)−3,3−ジメチルブタンアミド (42) O−エチル O−(5−メチル−2−ニトロ
フェニル) N−sec −ブチルホスホロアミドチオエー
ト (43) 1−(1−メチル−1−フェニルエチル)−
3−p−トリルウレア (44) 2−(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド (45) 2−(2,4−ジクロロ−3−メチルフェノ
キシ)プロピオンアニリド (46) 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−ピラゾリル p−トルエンスルホナ
ート (47) 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾール (48) 4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾ
イル)−1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシ
ルオキシ)ピラゾール (49) 2,4,6−トリクロロフェニル 4−ニト
ロフェニル エーテル (50) 2,4−ジクロロフェニル 3−メトキシ−
4−ニトロフェニル エーテル
メチルベンジル)−3,3−ジメチルブタンアミド (42) O−エチル O−(5−メチル−2−ニトロ
フェニル) N−sec −ブチルホスホロアミドチオエー
ト (43) 1−(1−メチル−1−フェニルエチル)−
3−p−トリルウレア (44) 2−(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド (45) 2−(2,4−ジクロロ−3−メチルフェノ
キシ)プロピオンアニリド (46) 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−ピラゾリル p−トルエンスルホナ
ート (47) 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾール (48) 4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾ
イル)−1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシ
ルオキシ)ピラゾール (49) 2,4,6−トリクロロフェニル 4−ニト
ロフェニル エーテル (50) 2,4−ジクロロフェニル 3−メトキシ−
4−ニトロフェニル エーテル
【0013】(51) 2,4−ジクロロフェニル 3
−メトキシカルボニル−4−ニトロフェニル エーテル (52) N−メチル−(ベンゾチアゾール−2−イル
オキシ)アセトアニリド (53) 2',3'−ジクロロ−4−エトキシメトキシベ
ンズアニリド (54) 5−tert−ブチル−3−(2,4−ジクロロ
−5−イソプロポキシフェニル)−1,3,4−オキサ
ジアゾール−2−(3H)−オン (55) メチル 2−〔3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)ウレイドスルホニル〕ベンゾエー
ト (56) エチル 5−〔3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)ウレイリドスルホニル〕−1−メ
チルピラゾール−4−カルボキシラート (57) 3−クロロ−2−〔4−クロロ−2−フルオ
ロ−5−(2−プロピニルオキシ)フェニル〕−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール (58) O−(4−tert−ブチルフェニル) N−
(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオカー
バメート (59) O−(3−tert−ブチルフェニル) N−
(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオカー
バメート (60) O−(4−クロロ−3−エチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオ
カーバメート
−メトキシカルボニル−4−ニトロフェニル エーテル (52) N−メチル−(ベンゾチアゾール−2−イル
オキシ)アセトアニリド (53) 2',3'−ジクロロ−4−エトキシメトキシベ
ンズアニリド (54) 5−tert−ブチル−3−(2,4−ジクロロ
−5−イソプロポキシフェニル)−1,3,4−オキサ
ジアゾール−2−(3H)−オン (55) メチル 2−〔3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)ウレイドスルホニル〕ベンゾエー
ト (56) エチル 5−〔3−(4,6−ジメトキシピ
リミジン−2−イル)ウレイリドスルホニル〕−1−メ
チルピラゾール−4−カルボキシラート (57) 3−クロロ−2−〔4−クロロ−2−フルオ
ロ−5−(2−プロピニルオキシ)フェニル〕−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール (58) O−(4−tert−ブチルフェニル) N−
(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオカー
バメート (59) O−(3−tert−ブチルフェニル) N−
(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオカー
バメート (60) O−(4−クロロ−3−エチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオ
カーバメート
【0014】(61) O−(4−ブロモ−3−エチル
フェニル) N−(6−メトキシ−2−ピリジル) N
−メチルチオカーバメート (62) O−(4−トリフルオロメチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオ
カーバメート (63) 1−(2−クロロベンジル)−3−(α,α
−ジメチルベンジル)ウレア (64) N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2
−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシイミ
ド (65) (E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)
−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール (66) イソプロピル 3,4−ジエトキシフェニル
カーバメート (67) N−〔4−クロロ−2−フルオロ−5−(1
−メチル−2−プロピニルオキシ)フェニル〕−3,
4,5,6−テトラヒドロフタルイミド (68) N−〔4−クロロ−2−フルオロ−5−(ペ
ンチルオキシカルボニルメトキシ)フェニル〕−3,
4,5,6−テトラヒドロフタルイミド (69) 7−フルオロ−6−(3,4,5,6−テト
ラヒドロフタルイミド)−4−(2−プロピニル)−
1,4−ベンゾオキサジン−3(2H)−オン (70) 2',6'−ジメチル−N−(3−メトキシ−2
−テニル)−2−クロロアセトアニリド
フェニル) N−(6−メトキシ−2−ピリジル) N
−メチルチオカーバメート (62) O−(4−トリフルオロメチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル) N−メチルチオ
カーバメート (63) 1−(2−クロロベンジル)−3−(α,α
−ジメチルベンジル)ウレア (64) N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2
−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシイミ
ド (65) (E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)
−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール (66) イソプロピル 3,4−ジエトキシフェニル
カーバメート (67) N−〔4−クロロ−2−フルオロ−5−(1
−メチル−2−プロピニルオキシ)フェニル〕−3,
4,5,6−テトラヒドロフタルイミド (68) N−〔4−クロロ−2−フルオロ−5−(ペ
ンチルオキシカルボニルメトキシ)フェニル〕−3,
4,5,6−テトラヒドロフタルイミド (69) 7−フルオロ−6−(3,4,5,6−テト
ラヒドロフタルイミド)−4−(2−プロピニル)−
1,4−ベンゾオキサジン−3(2H)−オン (70) 2',6'−ジメチル−N−(3−メトキシ−2
−テニル)−2−クロロアセトアニリド
【0015】(71) 1−〔2−クロロイミダゾ
[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル−3−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレア (72) 3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベン
ゾチアジアジン−4(3H)−オン−2,2−ジオキシ
ド (73) 2−(1−エトキシイミノブチル)−5−
〔2−(エチルチオ)プロピル〕−3−ヒドロキシシク
ロヘキサン−2−エン−1−オン (74) 2',6'−ジエチル−N−(2−プロポキシエ
チル)−2−クロロアセトアニリド (75) S−(1−メチル−1−フェニルエチル)ピ
ペリジン−1−カルボチオアート (76) S−ベンジル N−エチル−N−(1,2−
ジメチルプロピル)チオールカーバメート (77) 2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプ
ロピルアミノ−1,3,5−トリアジン (78) 2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミ
ノ)−1,3,5−トリアジン (79) 2−クロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)
−1,3,5−トリアジン (80) 2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−
(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−1,3,5−ト
リアジン
[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル−3−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレア (72) 3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベン
ゾチアジアジン−4(3H)−オン−2,2−ジオキシ
ド (73) 2−(1−エトキシイミノブチル)−5−
〔2−(エチルチオ)プロピル〕−3−ヒドロキシシク
ロヘキサン−2−エン−1−オン (74) 2',6'−ジエチル−N−(2−プロポキシエ
チル)−2−クロロアセトアニリド (75) S−(1−メチル−1−フェニルエチル)ピ
ペリジン−1−カルボチオアート (76) S−ベンジル N−エチル−N−(1,2−
ジメチルプロピル)チオールカーバメート (77) 2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプ
ロピルアミノ−1,3,5−トリアジン (78) 2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミ
ノ)−1,3,5−トリアジン (79) 2−クロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)
−1,3,5−トリアジン (80) 2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−
(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−1,3,5−ト
リアジン
【0016】(81) 3−〔2−(3,5−ジメチル
−2−オキソシクロヘキシル)−2−ヒドロキシメチ
ル〕グルタルイミド (82) 1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6
−ジフルオロベンゾイル)ウレア (83) イソプロピル (2E,4E)−11−メト
キシ−3,7,11−トリメチル−2,4−ドデカジエ
ノエート (84) 2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル
−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−1,3,5−チアジアジン−4−オン (85) 2−フェノキシ−6−(ネオペンチルオキシ
メチル)ピリジン (86) 3−クロロ−2−〔7−フルオロ−4−(2
−プロピニル)−3,4−ジヒドロ−1,4−ベンゾオ
キサジン−3(2H)−オン−6−イル〕−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール (87) 3−(4−クロロフェニル)−1,1−ジメ
チルウレア (88) 3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1
−ジメチルウレア (89) 2,4−ジニトロ−6−sec −ブチルフェノ
ール (90) 2,4−ジメチル−5−(トリフルオロメチ
ルスルホニルアミノ)アセトアニリド
−2−オキソシクロヘキシル)−2−ヒドロキシメチ
ル〕グルタルイミド (82) 1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6
−ジフルオロベンゾイル)ウレア (83) イソプロピル (2E,4E)−11−メト
キシ−3,7,11−トリメチル−2,4−ドデカジエ
ノエート (84) 2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル
−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−1,3,5−チアジアジン−4−オン (85) 2−フェノキシ−6−(ネオペンチルオキシ
メチル)ピリジン (86) 3−クロロ−2−〔7−フルオロ−4−(2
−プロピニル)−3,4−ジヒドロ−1,4−ベンゾオ
キサジン−3(2H)−オン−6−イル〕−4,5,
6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール (87) 3−(4−クロロフェニル)−1,1−ジメ
チルウレア (88) 3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1
−ジメチルウレア (89) 2,4−ジニトロ−6−sec −ブチルフェノ
ール (90) 2,4−ジメチル−5−(トリフルオロメチ
ルスルホニルアミノ)アセトアニリド
【0017】(91) 1−フェニル−3−〔4−(2
−クロロピリジル)〕ウレア (92) S,S−ジメチル 2−ジフルオロメチル−
4−(2−メチルプロピル)−6−トリフルオロメチル
ピリジン−3,5−ジカルボチオアート (93) 3−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−ト
リアジン−2−イル)−1−〔2−(2−メトキシエト
キシ)フェニルスルホニル〕ウレア (94) エキソ−1−メチル−4−(1−メチルエチ
ル)−2−(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オキ
サビシクロ[2.2.1]ヘプタン (95) 2',6'−ジエチル−N−〔(2−シス−ブテ
ノキシ)メチル〕−2−クロロアセトアニリド これらの農薬活性成分化合物は、二種以上を混合して用
いてもよく、一般に、包装される農薬組成物全重量に対
して 0.1〜80重量%含有される。
−クロロピリジル)〕ウレア (92) S,S−ジメチル 2−ジフルオロメチル−
4−(2−メチルプロピル)−6−トリフルオロメチル
ピリジン−3,5−ジカルボチオアート (93) 3−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−ト
リアジン−2−イル)−1−〔2−(2−メトキシエト
キシ)フェニルスルホニル〕ウレア (94) エキソ−1−メチル−4−(1−メチルエチ
ル)−2−(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オキ
サビシクロ[2.2.1]ヘプタン (95) 2',6'−ジエチル−N−〔(2−シス−ブテ
ノキシ)メチル〕−2−クロロアセトアニリド これらの農薬活性成分化合物は、二種以上を混合して用
いてもよく、一般に、包装される農薬組成物全重量に対
して 0.1〜80重量%含有される。
【0018】本発明の農薬製剤において、包装される農
薬組成物中には、必要により、固体担体が含有される。
該固体担体としては、例えば、カオリナイト、ディッカ
イト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱物、クリ
ソタイル、リザ−タイト、アンチコライト、アメサイト
等の蛇紋石、カルシウムモンモリロナイト、マグネシウ
ムモンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソ−
コナイト、ハイデライト等のスメクタイト、パイオフィ
ライト、タルク、蝋石、白雲母、フェンジャイト、セリ
サイト、イライト等の雲母、クリストバライト、クオ−
ツ等のシリカ、アタパルジャイト、セピオライト等の含
水珪酸マグネシウム、ドロマイト等の炭酸カルシウム、
ギプサム、石膏等の硫酸塩鉱物、ゼオライト、沸石、凝
灰石、バ−ミキュライト、ラポナイト、軽石、珪藻土、
粘土、酸性白土、活性白土などの鉱物質担体、セルロ−
ス、籾殻、小麦粉、木粉、澱粉、糠、ふすま、大豆粉な
どの植物質担体、尿素、硫安、乳糖、ショ糖、食塩、芒
硝、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウムな
どの水溶性担体、湿式法シリカ、乾式法シリカ、湿式法
シリカの焼成品などの合成担体等およびこれらの混合物
が挙げられる。固体担体の、包装される農薬組成物中の
含有量は、通常、0〜80重量%である。
薬組成物中には、必要により、固体担体が含有される。
該固体担体としては、例えば、カオリナイト、ディッカ
イト、ナクライト、ハロサイト等のカオリン鉱物、クリ
ソタイル、リザ−タイト、アンチコライト、アメサイト
等の蛇紋石、カルシウムモンモリロナイト、マグネシウ
ムモンモリロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソ−
コナイト、ハイデライト等のスメクタイト、パイオフィ
ライト、タルク、蝋石、白雲母、フェンジャイト、セリ
サイト、イライト等の雲母、クリストバライト、クオ−
ツ等のシリカ、アタパルジャイト、セピオライト等の含
水珪酸マグネシウム、ドロマイト等の炭酸カルシウム、
ギプサム、石膏等の硫酸塩鉱物、ゼオライト、沸石、凝
灰石、バ−ミキュライト、ラポナイト、軽石、珪藻土、
粘土、酸性白土、活性白土などの鉱物質担体、セルロ−
ス、籾殻、小麦粉、木粉、澱粉、糠、ふすま、大豆粉な
どの植物質担体、尿素、硫安、乳糖、ショ糖、食塩、芒
硝、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウムな
どの水溶性担体、湿式法シリカ、乾式法シリカ、湿式法
シリカの焼成品などの合成担体等およびこれらの混合物
が挙げられる。固体担体の、包装される農薬組成物中の
含有量は、通常、0〜80重量%である。
【0019】本発明の農薬製剤において、包装される農
薬組成物中には、必要により、界面活性剤、溶媒、安定
化剤、香料、着色剤等の製剤用補助剤が含有される。製
剤用補助剤の包装される農薬組成物中の含有量は、通
常、0〜25重量%である。界面活性剤としては、例え
ば、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエ−テル、ポリオキシエチレ
ンラノリンアルコ−ル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェノ−ルホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモ
ノ脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレングリコ−ルモ
ノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビト−ル脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、高級脂肪酸グリセリ
ンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブ
ロックポリマ−、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ア
ルキロ−ルアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン
などのノニオン系界面活性剤、ドデシルアミン塩酸塩等
のアルキルアミン塩酸塩、ドデシルトリメチルアンモニ
ウム塩等のアルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム
塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホリ
ニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ポリアルキルビニルピ
リジニウム塩などのカチオン性界面活性剤、パルミチン
酸ナトリウム等の脂肪酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンラウリルエ−テルカルボン酸ナトリウム等のエ−テル
カルボン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウ
ム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等の高級脂
肪酸のアミノ酸縮合物、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム等の高級アルキルスルホン酸塩、ラウリン酸エ
ステルスルホン酸塩等の高級脂肪酸エステルスルホン酸
塩、ジオクチルスルホサクシネ−ト等のジアルキルスル
ホコハク酸、オレイン酸アミドスルホン酸塩等の高級脂
肪酸アミドスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸
塩、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸塩等のアルキ
ルアリルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩の
ホルマリン縮合物、ペンタデカン−2−サルフェ−ト等
の高級アルコ−ル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
ドデシルエ−テル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレ
ンアルキルエ−テル硫酸エステル塩、ジポリオキシエチ
レンドデシルエ−テルリン酸エステル等のポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル、スチレン−マレイン酸
共重合体、アルキルビニルエ−テル−マレイン酸共重合
体などのアニオン性界面活性剤、N−ラウリルアラニ
ン、N,N,N−トリメチルアミノプロピオン酸、N,
N,N−トリヒドロキシエチルアミノプロピオン酸、N
−ヘキシル N,N−ジメチルアミノ酢酸、1−(2−
カルボキシエチル)ピリジニウムベタイン、レシチンな
どの両性界面活性剤等が挙げられる。界面活性剤の、包
装される農薬組成物中の含有量は、通常、20重量%以
下である。
薬組成物中には、必要により、界面活性剤、溶媒、安定
化剤、香料、着色剤等の製剤用補助剤が含有される。製
剤用補助剤の包装される農薬組成物中の含有量は、通
常、0〜25重量%である。界面活性剤としては、例え
ば、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエ−テル、ポリオキシエチレ
ンラノリンアルコ−ル、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェノ−ルホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモ
ノ脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレングリコ−ルモ
ノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビト−ル脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、高級脂肪酸グリセリ
ンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブ
ロックポリマ−、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ア
ルキロ−ルアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン
などのノニオン系界面活性剤、ドデシルアミン塩酸塩等
のアルキルアミン塩酸塩、ドデシルトリメチルアンモニ
ウム塩等のアルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム
塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモルホリ
ニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ポリアルキルビニルピ
リジニウム塩などのカチオン性界面活性剤、パルミチン
酸ナトリウム等の脂肪酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンラウリルエ−テルカルボン酸ナトリウム等のエ−テル
カルボン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウ
ム、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等の高級脂
肪酸のアミノ酸縮合物、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム等の高級アルキルスルホン酸塩、ラウリン酸エ
ステルスルホン酸塩等の高級脂肪酸エステルスルホン酸
塩、ジオクチルスルホサクシネ−ト等のジアルキルスル
ホコハク酸、オレイン酸アミドスルホン酸塩等の高級脂
肪酸アミドスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸
塩、ジイソプロピルナフタレンスルホン酸塩等のアルキ
ルアリルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩の
ホルマリン縮合物、ペンタデカン−2−サルフェ−ト等
の高級アルコ−ル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン
ドデシルエ−テル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレ
ンアルキルエ−テル硫酸エステル塩、ジポリオキシエチ
レンドデシルエ−テルリン酸エステル等のポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル、スチレン−マレイン酸
共重合体、アルキルビニルエ−テル−マレイン酸共重合
体などのアニオン性界面活性剤、N−ラウリルアラニ
ン、N,N,N−トリメチルアミノプロピオン酸、N,
N,N−トリヒドロキシエチルアミノプロピオン酸、N
−ヘキシル N,N−ジメチルアミノ酢酸、1−(2−
カルボキシエチル)ピリジニウムベタイン、レシチンな
どの両性界面活性剤等が挙げられる。界面活性剤の、包
装される農薬組成物中の含有量は、通常、20重量%以
下である。
【0020】溶媒としては、例えば、デカン、トリデカ
ン、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の飽
和脂肪族炭化水素、1−ウンデセン、1−ヘンエイコセ
ン等の不飽和脂肪族炭化水素、セレクロ−ルS45(I
CI製溶剤)等のハロゲン化炭化水素、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン、エタノ−ル、ブタ
ノ−ル、オクタノ−ル等のアルコ−ル、酢酸エチル、フ
タル酸ジメチル、ラウリン酸メチル、パルミチン酸エチ
ル、酢酸オクチル、コハク酸ジオクチル、アジピン酸ジ
デシル等のエステル、キシレン、エチルベンゼン、オク
タデシルベンゼン、ソルベッソ100(エクソン化学製
溶剤、アルキルベンゼン類)、ハイゾ−ルSAS−29
6(日本石油化学製溶剤、アルキルベンゼン類)、ドデ
シルナフタレン、トリデシルナフタレン、ソルベッソ2
00(エクソン化学製溶剤、アルキルナフタレン類)等
の芳香族炭化水素、エチレングリコ−ル、ジエチレング
リコ−ル、プロピレングリコ−ルモノメチルエ−テル、
エチルセロソルブ等のグリコ−ルおよびグリコ−ル誘導
体、オレイン酸、カプリン酸、エナント酸等の脂肪酸、
テトラエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、
ポリプロピレングリコ−ル等のポリグリコ−ル、N,N
−ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド等のア
ミド、オリ−ブ油、大豆油、ナタネ油、ヒマシ油、アマ
ニ油、綿実油、パ−ム油、アボガド油、サメ肝油等の動
植物油、マシン油等の鉱物油、グリセリン、グリセリン
脂肪酸エステル等のグリセリン誘導体などならびにその
混合物が挙げられる。溶媒の、包装される農薬組成物中
の含有量は、通常、20重量%以下である。
ン、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の飽
和脂肪族炭化水素、1−ウンデセン、1−ヘンエイコセ
ン等の不飽和脂肪族炭化水素、セレクロ−ルS45(I
CI製溶剤)等のハロゲン化炭化水素、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン、エタノ−ル、ブタ
ノ−ル、オクタノ−ル等のアルコ−ル、酢酸エチル、フ
タル酸ジメチル、ラウリン酸メチル、パルミチン酸エチ
ル、酢酸オクチル、コハク酸ジオクチル、アジピン酸ジ
デシル等のエステル、キシレン、エチルベンゼン、オク
タデシルベンゼン、ソルベッソ100(エクソン化学製
溶剤、アルキルベンゼン類)、ハイゾ−ルSAS−29
6(日本石油化学製溶剤、アルキルベンゼン類)、ドデ
シルナフタレン、トリデシルナフタレン、ソルベッソ2
00(エクソン化学製溶剤、アルキルナフタレン類)等
の芳香族炭化水素、エチレングリコ−ル、ジエチレング
リコ−ル、プロピレングリコ−ルモノメチルエ−テル、
エチルセロソルブ等のグリコ−ルおよびグリコ−ル誘導
体、オレイン酸、カプリン酸、エナント酸等の脂肪酸、
テトラエチレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、
ポリプロピレングリコ−ル等のポリグリコ−ル、N,N
−ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド等のア
ミド、オリ−ブ油、大豆油、ナタネ油、ヒマシ油、アマ
ニ油、綿実油、パ−ム油、アボガド油、サメ肝油等の動
植物油、マシン油等の鉱物油、グリセリン、グリセリン
脂肪酸エステル等のグリセリン誘導体などならびにその
混合物が挙げられる。溶媒の、包装される農薬組成物中
の含有量は、通常、20重量%以下である。
【0021】安定化剤には、酸化防止剤、光安定剤、紫
外線吸収剤、ラジカル補足剤、過酸化物分解剤などがあ
り、酸化防止剤としては、フェノ−ル系酸化防止剤、ア
ミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防
止剤等の各種酸化防止剤が挙げられ、紫外線吸収剤とし
ては、ベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤、ベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤、ベンゾエ−ト系紫外線吸収剤、シ
アノアクリレ−ト系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線
吸収剤、ヒンダ−トアミン系紫外線吸収剤等の各種紫外
線吸収剤が挙げられる。また、イソプロピルアシッドホ
スフェ−ト、流動パラフィンやエポキシ化大豆油、エポ
キシ化アマニ油、エポキシ化ナタネ油等のエポキシ化植
物油などの安定化剤も使用できる。これらの安定化剤は
二種以上を混合して用いてもよく、その使用量は包装さ
れる農薬組成物全重量に対して通常10重量%以下であ
る。
外線吸収剤、ラジカル補足剤、過酸化物分解剤などがあ
り、酸化防止剤としては、フェノ−ル系酸化防止剤、ア
ミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防
止剤等の各種酸化防止剤が挙げられ、紫外線吸収剤とし
ては、ベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤、ベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤、ベンゾエ−ト系紫外線吸収剤、シ
アノアクリレ−ト系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線
吸収剤、ヒンダ−トアミン系紫外線吸収剤等の各種紫外
線吸収剤が挙げられる。また、イソプロピルアシッドホ
スフェ−ト、流動パラフィンやエポキシ化大豆油、エポ
キシ化アマニ油、エポキシ化ナタネ油等のエポキシ化植
物油などの安定化剤も使用できる。これらの安定化剤は
二種以上を混合して用いてもよく、その使用量は包装さ
れる農薬組成物全重量に対して通常10重量%以下であ
る。
【0022】その他の製剤用補助剤としては、アセト酢
酸エチル、アントラニル酸メチル、イソ吉草酸イソアミ
ル、エナント酸エチル、ケイ皮酸エチル、酪酸イソアミ
ル等のエステル、カプロン酸、ケイ皮酸等の脂肪酸、ケ
イ皮アルコ−ル、ゲラニオ−ル、シトラ−ル、デシルア
ルコ−ル等のアルコ−ル、バニリン、ピペロナ−ル、ペ
リルアルデヒド等のアルデヒド、マルニト−ル、メチル
β−ナフチルケトン等のケトン、メント−ルなどの香
料、ロ−ダミンB、ソ−ラ−ロ−ダミン等のロ−ダミ
ン、黄色4号、青色1号、赤色2号等のタ−ル色素など
の着色剤等が挙げられ、香料および着色剤の使用量は、
各々、包装される農薬組成物全重量に対して通常5重量
%以下である。
酸エチル、アントラニル酸メチル、イソ吉草酸イソアミ
ル、エナント酸エチル、ケイ皮酸エチル、酪酸イソアミ
ル等のエステル、カプロン酸、ケイ皮酸等の脂肪酸、ケ
イ皮アルコ−ル、ゲラニオ−ル、シトラ−ル、デシルア
ルコ−ル等のアルコ−ル、バニリン、ピペロナ−ル、ペ
リルアルデヒド等のアルデヒド、マルニト−ル、メチル
β−ナフチルケトン等のケトン、メント−ルなどの香
料、ロ−ダミンB、ソ−ラ−ロ−ダミン等のロ−ダミ
ン、黄色4号、青色1号、赤色2号等のタ−ル色素など
の着色剤等が挙げられ、香料および着色剤の使用量は、
各々、包装される農薬組成物全重量に対して通常5重量
%以下である。
【0023】本発明の農薬製剤は、例えば、以下のよう
にして製造される。農薬活性成分化合物、水溶性高分子
および必要により、固体担体、界面活性剤、溶媒、安定
化剤、香料、着色剤等の製剤用補助剤をリボンミキサ
ー、ヘンシェルミキサー、タンブラーミキサー、レーデ
ィゲーミキサー、パドルミキサー、スクリューミキサ
ー、ホーバーグミキサー、スパイラルミキサー、V型混
合機等を用いてよく混合して粉末状の農薬組成物を得
る。この粉末状の農薬組成物、これを押出造粒、圧縮造
粒、転動造粒、攪拌造粒、流動層造粒、凍結乾燥造粒等
により造粒した農薬組成物または打錠して錠剤として農
薬組成物などを、通常、一包当たり20〜10000g
となるように水溶性包装材にて包装する。包装に際して
は、例えば、水溶性包装材の袋中に上記の農薬組成物を
入れ、袋の口をヒートシール、糊付け等により貼付した
り、上記の農薬組成物を水溶性包装材のシート状物で包
むなどの手法が用いられるが、生産性等の点においてヒ
ートシールの手法が便利である。包装される農薬組成物
が粒状物または錠剤の場合、包装材は網状であってもよ
い。また、包装材がシート状の場合、内容物である農薬
組成物は通過し得ないが気体は通過し得る小孔を設ける
のが、農薬組成物の保存安定性の面で好ましい。
にして製造される。農薬活性成分化合物、水溶性高分子
および必要により、固体担体、界面活性剤、溶媒、安定
化剤、香料、着色剤等の製剤用補助剤をリボンミキサ
ー、ヘンシェルミキサー、タンブラーミキサー、レーデ
ィゲーミキサー、パドルミキサー、スクリューミキサ
ー、ホーバーグミキサー、スパイラルミキサー、V型混
合機等を用いてよく混合して粉末状の農薬組成物を得
る。この粉末状の農薬組成物、これを押出造粒、圧縮造
粒、転動造粒、攪拌造粒、流動層造粒、凍結乾燥造粒等
により造粒した農薬組成物または打錠して錠剤として農
薬組成物などを、通常、一包当たり20〜10000g
となるように水溶性包装材にて包装する。包装に際して
は、例えば、水溶性包装材の袋中に上記の農薬組成物を
入れ、袋の口をヒートシール、糊付け等により貼付した
り、上記の農薬組成物を水溶性包装材のシート状物で包
むなどの手法が用いられるが、生産性等の点においてヒ
ートシールの手法が便利である。包装される農薬組成物
が粒状物または錠剤の場合、包装材は網状であってもよ
い。また、包装材がシート状の場合、内容物である農薬
組成物は通過し得ないが気体は通過し得る小孔を設ける
のが、農薬組成物の保存安定性の面で好ましい。
【0024】本発明の農薬製剤は、水田の水口または水
田への灌漑用水中に施用するのに好適である。その場
合、例えば、該農薬製剤を網袋、網箱等の網状物内に保
持させて、水流により流失しないように固定するのが好
ましい。より具体的には、本発明の農薬製剤を入れた網
袋を水口等に立てた支柱に直接または紐により結び付け
て、網袋が流水中に漬かるように設置する。また、本発
明の農薬製剤を入れた網箱を、重い台に固定したり網箱
内におもりを入れるなどして水流により流失しないよう
に設置してもよい。
田への灌漑用水中に施用するのに好適である。その場
合、例えば、該農薬製剤を網袋、網箱等の網状物内に保
持させて、水流により流失しないように固定するのが好
ましい。より具体的には、本発明の農薬製剤を入れた網
袋を水口等に立てた支柱に直接または紐により結び付け
て、網袋が流水中に漬かるように設置する。また、本発
明の農薬製剤を入れた網箱を、重い台に固定したり網箱
内におもりを入れるなどして水流により流失しないよう
に設置してもよい。
【0025】
【実施例】以下、製剤例および試験例にて本発明を説明
するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではな
い。尚、以下の例において、部は重量部を表す。まず、
製剤例を示す。 製剤例1 ブロモブチド(除草活性成分化合物)18部、セロゲン
PR(第一工業製薬製カルボキシメチルセルロースナト
リウム、20℃における2重量%水溶液の粘度は110
cP)10部およびカオリンクレー72部を混合し、ジ
ェットマイザーで粉砕した。得られた粉末を、コールタ
ーカウンターTAII型(コールターエレクトロニクス
製)を用いて平均粒子径を測定したところ 5.1μmであ
った。この粉末125gをソルブロンKA#40の袋に
入れ、ヒートシールして本発明の農薬製剤を得た。
するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではな
い。尚、以下の例において、部は重量部を表す。まず、
製剤例を示す。 製剤例1 ブロモブチド(除草活性成分化合物)18部、セロゲン
PR(第一工業製薬製カルボキシメチルセルロースナト
リウム、20℃における2重量%水溶液の粘度は110
cP)10部およびカオリンクレー72部を混合し、ジ
ェットマイザーで粉砕した。得られた粉末を、コールタ
ーカウンターTAII型(コールターエレクトロニクス
製)を用いて平均粒子径を測定したところ 5.1μmであ
った。この粉末125gをソルブロンKA#40の袋に
入れ、ヒートシールして本発明の農薬製剤を得た。
【0026】製剤例2 製剤例1と同様にして得た粉末を、ローラーコンパクタ
ーTF−MINI型(フロイント産業製圧縮造粒機)を
用いてシート状造粒物とし、解砕、整粒して粒径1000〜
2000μmの顆粒状物を得た。得られた顆粒状物125g
をソルブロンKA#40の袋に入れ、ヒートシールして
本発明の農薬製剤を得た。次に、後述の試験例に用いる
比較用の製剤例を比較製剤例として示す。 比較製剤例1 製剤例1において、セロゲンPR10部およびカオリン
クレー72部にかえてカオリンクレー82部を用いる以
外は全て製剤例1と同様にして、比較用の製剤を得た。
ーTF−MINI型(フロイント産業製圧縮造粒機)を
用いてシート状造粒物とし、解砕、整粒して粒径1000〜
2000μmの顆粒状物を得た。得られた顆粒状物125g
をソルブロンKA#40の袋に入れ、ヒートシールして
本発明の農薬製剤を得た。次に、後述の試験例に用いる
比較用の製剤例を比較製剤例として示す。 比較製剤例1 製剤例1において、セロゲンPR10部およびカオリン
クレー72部にかえてカオリンクレー82部を用いる以
外は全て製剤例1と同様にして、比較用の製剤を得た。
【0027】以下に試験例を示す。 試験例1 製剤例1で得られた農薬製剤を1個を目開きが300μ
mのナイロン袋(網目状の樹脂製袋)に入れ、水田の水
口の支柱に結び付けた。一方、図1に示されるような2
0m×12.5mのあぜ波板で区切った2.5アールの
水田を用意した。この水田は田植え3日後で、水田の水
深は約1cmであった。水田の水口を解放し、ナイロン袋
内の農薬製剤が水に漬かるようにしたところ、約30分
後には水田内の水深が約5cmとなった。25日後に、自
然発生したホタルイを調査したところ、農薬製剤を処理
していない区ではかなりの量のホタルイが観察された
が、図1に示されるあぜ波板で区切られた水田内のホタ
ルイは完全に枯死していた。また、イネに対する薬害は
全く認められなかった。
mのナイロン袋(網目状の樹脂製袋)に入れ、水田の水
口の支柱に結び付けた。一方、図1に示されるような2
0m×12.5mのあぜ波板で区切った2.5アールの
水田を用意した。この水田は田植え3日後で、水田の水
深は約1cmであった。水田の水口を解放し、ナイロン袋
内の農薬製剤が水に漬かるようにしたところ、約30分
後には水田内の水深が約5cmとなった。25日後に、自
然発生したホタルイを調査したところ、農薬製剤を処理
していない区ではかなりの量のホタルイが観察された
が、図1に示されるあぜ波板で区切られた水田内のホタ
ルイは完全に枯死していた。また、イネに対する薬害は
全く認められなかった。
【0028】試験例2 製剤例2で得られた農薬製剤を1個を目開きが250μ
mのナイロン袋(網目状の樹脂製袋)に入れ、水田の水
口の支柱に結び付けた。一方、図1に示されるような2
0m×12.5mのあぜ波板で区切った2.5アールの
水田を用意した。この水田は田植え3日後で、水田の水
深は約1cmであった。水田の水口を解放し、ナイロン袋
内の農薬製剤が水に漬かるようにしたところ、約45分
後には水田内の水深が約6〜7cmとなった。25日後
に、自然発生したホタルイを調査したところ、農薬製剤
を処理していない区ではかなりの量のホタルイが観察さ
れたが、図1に示されるあぜ波板で区切られた水田内の
ホタルイは完全に枯死していた。また、イネに対する薬
害は全く認められなかった。
mのナイロン袋(網目状の樹脂製袋)に入れ、水田の水
口の支柱に結び付けた。一方、図1に示されるような2
0m×12.5mのあぜ波板で区切った2.5アールの
水田を用意した。この水田は田植え3日後で、水田の水
深は約1cmであった。水田の水口を解放し、ナイロン袋
内の農薬製剤が水に漬かるようにしたところ、約45分
後には水田内の水深が約6〜7cmとなった。25日後
に、自然発生したホタルイを調査したところ、農薬製剤
を処理していない区ではかなりの量のホタルイが観察さ
れたが、図1に示されるあぜ波板で区切られた水田内の
ホタルイは完全に枯死していた。また、イネに対する薬
害は全く認められなかった。
【0029】試験例3 図2に示すように、攪拌子を入れた2リットルのポリ容
器に、みかん袋(網状袋)を先端が1リットルの目盛り
の位置にくるように被せた後、イオン交換水を1900cc入
れた。このみかん袋に、製剤例1で得られた農薬製剤お
よび比較製剤例1で得られた農薬製剤1個を載せ、マグ
ネチックスターラーを用いて1400rpm で攪拌した。比較
製剤例1で得られた農薬製剤は、約2分後には水溶性フ
ィルムが完全に溶解し、内容物も完全に水中に懸濁して
いた。これに対して製剤例1で得られた農薬製剤は、3
0分後においても、なおかなりの農薬製剤が残存してい
た。
器に、みかん袋(網状袋)を先端が1リットルの目盛り
の位置にくるように被せた後、イオン交換水を1900cc入
れた。このみかん袋に、製剤例1で得られた農薬製剤お
よび比較製剤例1で得られた農薬製剤1個を載せ、マグ
ネチックスターラーを用いて1400rpm で攪拌した。比較
製剤例1で得られた農薬製剤は、約2分後には水溶性フ
ィルムが完全に溶解し、内容物も完全に水中に懸濁して
いた。これに対して製剤例1で得られた農薬製剤は、3
0分後においても、なおかなりの農薬製剤が残存してい
た。
【0030】
【発明の効果】本発明の農薬製剤は、水田の水口または
水田への灌漑用水中に施用するだけで略一定速度で農薬
活性成分化合物を流水中に供給することにより水田内に
均一に農薬活性成分化合物をいきわたらせることができ
ることから、簡単な施用法で充分な効果をあげることの
できる省力化に適した農薬製剤である。
水田への灌漑用水中に施用するだけで略一定速度で農薬
活性成分化合物を流水中に供給することにより水田内に
均一に農薬活性成分化合物をいきわたらせることができ
ることから、簡単な施用法で充分な効果をあげることの
できる省力化に適した農薬製剤である。
【図1】試験例1および試験例2で用いた試験区の説明
図である。
図である。
【図2】試験例3で用いた装置の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】水溶性高分子を6〜50重量%含有する農
薬組成物が、水溶性包装材にて包装されてなることを特
徴とする農薬製剤。 - 【請求項2】水溶性高分子を6〜50重量%含有する農
薬組成物が、水溶性包装材にて包装されてなることを特
徴とする水田用農薬製剤。 - 【請求項3】水田の水口または水田への灌漑用水中に施
用するための請求項2記載の水田用農薬製剤。 - 【請求項4】農薬活性成分化合物 0.1〜80重量%、水
溶性高分子6〜50重量%、固体担体0〜80重量%お
よび製剤用補助剤0〜25重量%から実質的になる農薬
組成物が、水溶性包装材にて包装されてなることを特徴
とする農薬製剤。 - 【請求項5】農薬活性成分化合物 0.1〜80重量%、水
溶性高分子6〜50重量%、固体担体0〜80重量%お
よび製剤用補助剤0〜25重量%から実質的になる農薬
組成物が、水溶性包装材にて包装されてなることを特徴
とする水田用農薬製剤。 - 【請求項6】水田の水口または水田への灌漑用水中に施
用するための請求項5記載の水田用農薬製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25647394A JPH08119803A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 農薬製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25647394A JPH08119803A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 農薬製剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119803A true JPH08119803A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17293130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25647394A Pending JPH08119803A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 農薬製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119803A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11310503A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-11-09 | Sankyo Co Ltd | 水田投げ込み用農薬製剤 |
WO1999065302A1 (fr) * | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Preparations pesticides conditionnees |
KR100601771B1 (ko) * | 1998-02-24 | 2006-07-19 | 상꾜 아그로 가부시키가이샤 | 논 투입용 농약 제제 |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP25647394A patent/JPH08119803A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11310503A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-11-09 | Sankyo Co Ltd | 水田投げ込み用農薬製剤 |
KR100601771B1 (ko) * | 1998-02-24 | 2006-07-19 | 상꾜 아그로 가부시키가이샤 | 논 투입용 농약 제제 |
WO1999065302A1 (fr) * | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Preparations pesticides conditionnees |
US6998132B1 (en) | 1998-06-17 | 2006-02-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Enveloped pesticidal formulations |
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