JPH08119329A - イージーオープン容器 - Google Patents

イージーオープン容器

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JPH08119329A
JPH08119329A JP26702594A JP26702594A JPH08119329A JP H08119329 A JPH08119329 A JP H08119329A JP 26702594 A JP26702594 A JP 26702594A JP 26702594 A JP26702594 A JP 26702594A JP H08119329 A JPH08119329 A JP H08119329A
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sealing
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Mitsuru Kobayashi
充 小林
Makoto Hayakawa
誠 早川
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】成形時およびヒートシール時に白濁(結晶化)
することがなく、本体と蓋体との接着強度を適当な範囲
内のものとすることができるイージーオープン容器を提
供すること。 【構成】本体11を、その少なくとも第1シール面13
が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸または、
(ロ)ジオール成分の1.4−シクロヘキサンジメタノ
ールまたはネオペンタングリコールを10〜40モル%
含む非晶性コポリエステルによって成形し、蓋体14
を、ポリエステルを代表とする熱可塑性樹脂によって成
形し、かつ、接着層18を、グラビア印刷用ポリエステ
ル系接着剤を1μm〜6μmの厚さでグラビア印刷した
ものとして構成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トウフやあんみつ等の
水分の多い食品等を本体内に収納し、これを蓋体にて密
閉するとともに、その食品を食する場合等に蓋体を手で
簡単に開けられるようにしたイージーオープン容器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】トウフ等の水分の多い食品や水分を多く
含む食材は、例えば販売またはそのための陳列、あるい
は運搬時に、容器本体内に収納して蓋体により密閉する
ことにより水分が洩れ出ないようにし、かつ蓋体を本体
に対してヒートシール等の手段によって完全密閉するこ
とが行われている。そして、ヒートシールされた蓋体
は、食品等を食するとき等は、手によって本体から引き
離すようにすることが行われている。このようなことが
行える包装用容器がイージーオープン容器と呼ばれてい
るものである。
【0003】このようなイージーオープン容器に対して
は、次のような諸点が要望されているものである。 当然のことながら、本体と蓋体とのシールは完全なも
のでなければならない。 しかし、蓋体は手で引き離すことができる程度の接着
力で本体側にシールされていなければならない。つま
り、両者の接着力はその運搬時や取扱い時には十分なも
のでなければならないが、イージーオープンとするため
には、手で簡単に引き離せる程度のものでなければなら
ない。 本体や蓋体は、安価に提供され、かつ衛生的な合成樹
脂シート等を材料として形成されるものであるが、その
成形時に変質するものであってはならない。 合成樹脂シート等を成形する場合には、全ての部分に
おいて厚さを均等にすることは一般に困難であり、この
ことと、上記及びとは同時解決しなければならな
い。
【0004】以上の要望の内のについては、例えば特
開平4−293920号公報にて提案されている「熱成
形用材料および熱成形品」において、ある程度解決され
てきてはいる。すなわち、上記公報中には、「従来用い
られているポリエチレンテレフタレートに比較して透明
な熱成形品を得る条件巾を拡大した材料および熱成形品
の端部をヒートシールした際にシール部の透明性がよく
保たれた熱成形品を提供すること」を目的として、「エ
チレングリコール成分とジカルボン酸成分から主として
なり、該ジカルボン酸成分は、ジカルボン酸成分の合計
量に対し、テレフタル酸成分98〜50モル%、イソフ
タル酸成分2〜50モル%が共重合又は/及び混合され
ているポリエステルからなる熱成形用材料および該材料
から得られた熱成形品」が提案されているのであるが、
「透明性」はある程度確保されるけれども、上述した
及びと、特にについては具体的に解決されていない
ものである。
【0005】また、特開平5−212840号公報に
は、「ポリエステル層と非晶性ポリエステル層の2層構
造からなるヒートシール性ポリエステルシート」が提案
されており、このポリエステルシートは、「ヒートシー
ル性が付与されたものとして得ることができ、この特徴
を活かして各種々包装用のブリスター包装、食品用トレ
ー、容器に加工することができる」ものである。しかし
ながら、この特開平5−212840号公報のヒートシ
ール性ポリエステルシートも、特にイージーオープン容
器において、及び、そしてを完全に解決すること
ができるものではなかったのである。
【0006】さらに、特開平4−300924号公報に
は、「ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムもしく
はシートを、接着剤により強固に接着することができる
接着方法を提供すること」を目的として、「少なくとも
片面に共重合ポリエステル樹脂の層を有するポリエチレ
ンテレフタレート樹脂フィルムもしくはシートを、上記
共重合ポリエステル樹脂を溶解又は膨潤させる一種又は
二種以上の有機溶剤に増粘用樹脂を溶解してなる接着剤
を用いて接着する」「ポリエステルフィルムもしくはシ
ートの接着方法」が提案されている。
【0007】しかしながら、この「ポリエステルフィル
ムもしくはシートの接着方法」は、上記公報の段落15
〜17に記載されているように、「ポリエチレンテレフ
タレート樹脂(a)と、ジカルボン酸成分としてテレフ
タル酸モル50%、ジオール成分としてエチレングリコ
ール25モル%及び1.4−シクロヘキサンジメタノー
ル25モル%からなる共重合ポリエステル樹脂(b)と
を用意した。上記樹脂(a)と樹脂(b)とを、三層共
押出装置のフラットダイより三層シート状に溶解押出し
成形して、両面に共重合ポリエステル樹脂の層(b)を
有するポリエチレンテレフタレート樹脂(a)のフィル
ムを作製した。このフィルムの(a)層の厚みは140
μm、(b)の厚みはそれぞれ30μmであった。ま
た、上記の共重合ポリエステル樹脂(b)を、濃度が5
重量%となるように、テトラヒドロフラン(溶解度バラ
メータ:9.317)に溶解して、接着剤を作製した。
この接着剤を用いて、接着層18つまみ部17S グラ
ビア印刷 6854に準じて上記二枚のフィルムは強固
に接着し、フィルム面から剥離せずにフィルムが破断し
た。」ものであり、これをイージーオープン容器に適用
した場合に、蓋体を本体から引き離すことができないだ
けでなく、無理に引き離せば、蓋体や本体を破断してし
まって、結局上記を達成することができないものであ
る。
【0008】そこで、本発明者は、この種のイージーオ
ープン容器において、上記要望の〜の全てを同時解
決するためにはどうしたらよいかについて鋭意研究を重
ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、この種のイージーオープン容器を、上記〜を全
て解決したものとすることである。
【0010】すなわち、本発明の目的とするところは、
成形時およびヒートシール時に白濁(結晶化)すること
がなく、本体と蓋体との接着強度を適当な範囲内のもの
とすることができるイージーオープン容器を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、図面に示した実施例にお
いて使用する符号を付して説明すると、「フランジ12
の一部を環状の第1シール面13として成形した本体1
1と、この本体11に一体化すべく第1シール面13に
対向する環状の第2シール面16を有したものとして成
形した蓋体14と、第1または第2シール面13・16
に形成されて本体11に対する蓋体14のヒートシール
を行うための接着層18とを有したイージーオープン容
器10であって、本体11を、その少なくとも第1シー
ル面13が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸ま
たは、(ロ)ジオール成分の1.4−シクロヘキサンジ
メタノールまたはネオペンタングリコールを10〜40
モル%含む非晶性コポリエステルによって成形し、蓋体
14を、ポリエステルを代表とする熱可塑性樹脂によっ
て成形し、かつ、接着層18を、グラビア印刷用ポリエ
ステル系接着剤を1μm〜6μmの厚さでグラビア印刷
したものとして構成したことを特徴とするイージーオー
プン容器10」である。
【0012】すなわち、本発明のイージーオープン容器
10では、本体11を、その少なくとも第1シール面1
3が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸、あるい
は、(ロ)ジオール成分の1.4−シクロヘキサンジメ
タノールまたはネオペンタングリコールを10〜40モ
ル%含む非晶性コポリエステルによって成形する必要が
ある。その理由は、このイージーオープン容器10で
は、その本体11の成形時は勿論、この本体11に対す
る後述の接着層18によるヒートシールを行う際に加熱
されるのであるが、この二回の加熱の際に、本体11の
材料が結晶化して白濁しないようにする必要があるから
である。
【0013】また、この本体11は、その上部外周にフ
ランジ12を有していて、このフランジ12に環状の第
1シール面13を積極的に形成したものとする必要があ
る。その理由は、この本体11に、後述する蓋体14の
位置決めを行う場合に、その作業を機械的に行う易くす
る必要があるからであり、また環状の第1シール面13
を形成しておくことにより、後述の接着層18によるヒ
ートシールを少ない面積で確実に行えるようにしておく
必要があるからである。
【0014】ジカルボン酸成分としては、例えば2.6
−ナフタレンジカルボン酸、2.7−ナフタレンジカル
ボン酸、フタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニ
ルエーテルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸、ジフェニルメタンジカルボン、ジフェニルケトン
ジカルボン酸、ジフェニルスルフィドジカルボン酸、ジ
フェニルスルフォンジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸
(例えばコハク酸、アジビン酸、セバシン酸等)、脂環
族ジカルボン酸(例えばシクロヒキサンジカルボン酸、
テトラリンジカルボン酸、デカリンジカルボン酸等)等
が例示される。
【0015】また、蓋体14としては、ポリエステルを
代表とする熱可塑性樹脂によって成形したものである必
要があるが、その理由は、上記の材料によって成形した
本体11においては、そのフランジ12に形成してある
第1シール面13が均等な厚さになっていなくても凹凸
を有したものであるから、この凹凸に蓋体14側の第2
シール面16をヒートシール時に完全に沿わせるためで
ある。
【0016】特に、この蓋体14においても、その周縁
にフランジ15を有していて、このフランジ15に、前
述した本体11側の第1シール面13に対向した環状の
第2シール面16を積極的に形成したものとする必要が
ある。その理由は、この第2シール面16には、後述の
接着層18がグラビア印刷によって形成されるのである
が、その範囲・位置を明確にして機械によるヒートシー
ルを行い易くするとともに、本体11側に第1シール面
13の凹凸をできる限り吸収できるようにする必要があ
るからである。また、この第2シール面16は、前述し
た本体11側の第1シール面13とともにヒートシール
時に加熱されるものであるが、この第2シール面16に
よって熱の加えられる部分を限定して、作業性向上を図
るものである。
【0017】そして、接着層18としては、グラビア印
刷用ポリエステル系接着剤を1μm〜6μmの厚さでグ
ラビア印刷したものとして構成する必要がある。その理
由は、この接着層18は、内容物を収納した本体11を
蓋体14によって覆ったものとしたイージーオープン容
器10においては、その運搬や取扱い時に本体11と蓋
体14との一体化を完全なものとしていかなければなら
ないし、本体11から内容物を取り出す場合に、蓋体1
4の引き離しを人の手で容易に行えるようにしておかな
ければならないからである。特に、本体11に対してヒ
ートシールした蓋体14を手で引き離す際に、その引き
離しが人の手の力によって十分容易に行えて、かつ本体
11や蓋体14に破断が生じないようにしなければなら
ないから、この接着層18の厚さとしては、1〜6μm
程度のものであることが必要なのである。
【0018】
【発明の作用】以上のように構成した本発明に係るイー
ジーオープン容器の作用を、実施例であるイージーオー
プン容器10について説明すると、まず、本体11は、
図1に示すように、その上部外周にフランジ12を有し
て、このフランジ12に環状の第1シール面13を有し
たものとして成形されるのであるが、この成形は、前述
したような材料からなるシートを材料として行われる。
この本体11の成形時において、そのシート材料に成形
機による熱が加えられるが、この熱によっては、本体1
1に白濁した部分が全くないものとされる。何故なら、
本体11の材料は前述したようなものであり、成形時の
熱によっては白濁、つまり結晶化しないものとなってい
るからである。
【0019】また、フランジ15に第2シール面16を
有する蓋体14は、熱可塑性樹脂を材料とするシートか
ら成形されるのであるが、この成形は一般的な手段によ
って行われるものであって、白濁した部分を形成するも
のではない。以下に示す実施例の蓋体14においては、
その材料シートの所定位置に、グラビア印刷用の蓋体1
4を予じめ印刷しておいて接着層18とし、その後に、
この接着層18の部分が第2シール面16となるように
成形されるものである。
【0020】以上のように成形した本体11に対して
は、その中に食品等を入れてから、蓋体14をヒートシ
ールするのであるが、そのためには、ヒートシール機に
セットしなければならない。このセット作業は、本体1
1及び蓋体14が、それぞれフランジ12及び15と、
これらのフランジ12及び15に形成した第1シール面
13及び第2シール面16とを有しているから、これら
を利用することにより自動的になされるものである。そ
して、蓋体14の第2シール面16に形成してある接着
層18は、本体11側の第1シール面13に自動的に対
向することになるから、接着層18による本体11と蓋
体14とのヒートシールは、次のように確実になされ
る。
【0021】すなわち、蓋体14は熱可塑性樹脂によっ
て形成してあるから、これにヒータ(実施例では、図2
及び図3に示したように蓋体14側に配置される)によ
る熱が加えられれば、当該蓋体14の特に第2シール面
16は軟化する。そして、本体11側の第1シール面1
3においては、図3に示すように凹凸が存在しているも
のであるが、軟化した第2シール面16がこれに向けて
押圧されれば、この第2シール面16は第1シール面1
3側の凹凸に沿ったものとなるのである。これにより、
第1シール面13に形成してあった接着層18は、本体
11側の第1シール面13上に完全に沿った状態とな
り、その接着は、第1シール面13及び第2シール面1
6の全周にわたって隙間なく行われるのである。
【0022】このヒートシール時において、本体11及
び蓋体14にはヒータによる加熱がなされるのである
が、それぞれの第1シール面13及び第2シール面16
は限定されたものであるため、加熱部分は非常に限定さ
れたものとなっている。従って、ヒートシール時に本体
11及び蓋体14に加えられる熱量は比較的少なくなっ
ており、本体11及び蓋体14を結晶化させて白濁部分
を形成する程のことはないのである。特に、本体11
は、前述した材料によって形成していて、結晶化しにく
いものとなっているから、白濁はこのヒートシール時に
生ずることはない。
【0023】そして、このヒートシール時において、グ
ラビア印刷用のポリエステル系接着剤は、加えられた熱
によって固化するのであり、これにより、第1シール面
13及び第2シール面16の一体化をなし、結果的に、
本体11は蓋体14によって完全密閉されるのである。
この接着層18による一体化は、後述の実施例で示すよ
うに、内容物を入れたイージーオープン容器10の運搬
や取り扱い時に加えられる程度の力によっては、本体1
1に対向する蓋体14の剥離を生じさせないものとなっ
ている。これに対して、蓋体14をこれに一体成形した
つまみ部17を利用して、手で本体11から引き離す場
合、接着層18を構成しているポリエステル系接着剤は
溶剤によって第1シール面13及び第2シール面16を
膨潤させるものではないから、接着層18自身が破壊さ
れて本体11または蓋体14側に破断を生じさせること
がないのであり、当該イージーオープン容器の蓋体14
は簡単に引き離せるものとなっているのである。
【0024】すなわち、第1シール面13及び第2シー
ル面16は限定された範囲内のものであり、しかも第2
シール面16側に形成してあった接着層18は1〜6μ
m程度の厚さのものであるから、この接着層18自身の
破壊は、つまみ部17を利用した蓋体14の手による引
き離し程度の力によって、簡単に行えるのである。従っ
て、このイージーオープン容器10においては、名称通
りのイージーオープンが行えるのである。そして、本体
11及び蓋体14は、二回の加熱によっても白濁、つま
り結晶化しないものであるから、つまみ部17を利用し
た蓋体14の手による引き離し程度の力によって破断さ
れてしまうような「もろさ」はないものである。
【0025】
【実施例】次に、本発明を、図面に示した実施例である
イージーオープン容器10について説明すると、このイ
ージーオープン容器10は、図1に示すように、食品等
を収納するための本体11と、この本体11の開口部を
覆蓋して密閉する蓋体14とを有しているものである。
【0026】本体11は、その少なくとも第1シール面
13が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸、また
は、(ロ)ジオール成分の1.4−シクロヘキサンジメ
タノールまたはネオペンタングリコールを10〜40モ
ル%含む非晶性コポリエステルによって成形したもので
あり、特に図2に示したように、その上方開口の周縁に
一体的に形成した環状のフランジ12を有していて、こ
のフランジ12の略中央に、環状であって本体11の上
端面を構成する第1シール面13が所定幅(実施例で
は、本体11が約125mmの一辺を有する正方形のも
のである場合に、約5mmの幅としてある)で形成して
ある。
【0027】蓋体14は、ポリエステルを代表とする熱
可塑性樹脂シートを成形することにより形成したもので
あり、図1及び図2に示したように、その周縁に環状の
フランジ15を有していて、このフランジ15の略中央
に、本体11側の第1シール面13に対向する環状の第
2シール面16が形成してある。勿論、この蓋体14
は、本体11に対して一体化(ヒートシール)した後
に、人の手によって引き離されるものであるから、その
作業をし易くするために、この蓋体14のフランジ15
の一部を突出させたつまみ部17が、図1に示したよう
に形成してあるものである。なお、この蓋体14を構成
するための材料としては、他に、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニール、あるいはポリスチレン等が考えられる。
【0028】この第2シール面16の内面(本体11に
当接する側の面)には、図2または図3に示したよう
に、接着層18が形成してある。この接着層18は、蓋
体14として成形する前の熱可塑性樹脂シートに、グラ
ビア印刷用のポリエステル系接着剤を予じめグラビア印
刷としておいてプリプレグ化したものであり、蓋体14
として成形したときには、その第2シール面16の内面
全体に位置するようにされるものである。この接着層1
8のためのポリエステル系接着剤としては、具体的に
は、三菱油化社製の商品名EP209であり、そのグラビア
印刷によって形成される厚さは1〜6μm程度の非常に
薄いものである。
【0029】以上のようなイージーオープン容器10
は、具体的には、次の各実施例のような材料によって製
造されるものであるが、これを比較例とともに示すと、
次の通りである。
【0030】(実施例1) 本体11の材料;イーストマンケミカル社製の、商品名
PETG6763(1.4−シクロヘキサンジメタノール;31
モル%)であるコポリエステル樹脂から、厚さ0.4m
mのシートを作り、このシートを、本体11としての熱
成形用材料とした。
【0031】蓋体14の材料;厚さ0.23mmのポリ
エステルシート 接着層18を形成するためのポリエステル系接着剤;三
菱油化社製の商品名EP209
【0032】以上のように蓋体14の材料に、上記ポリ
エステル系接着剤を版深100μmのグラビアロールで
グラビア印刷し、この蓋体14の材料を定位成形が可能
な熱板成形機で、蓋体14に成形した。本体11も、上
記材料を熱成形して形成した。
【0033】(実施例2) 本体11の材料;東洋紡社製の商品名RE530であるホモ
ポリエステル樹脂シート 上に、東洋紡社製である商
品名SI173(ネオペンテングリコール;30モル%)
であるコポリエステル樹脂を、厚さ20μm程度形成
して、全体厚が0.4 mmの多層シートとした。 蓋体14及びポリエステル系接着剤の材料;実施例1と
同様
【0034】(比較例1) 本体11の材料;東洋紡社製の商品名RE530である、厚
さ0.4mmのホモポリ エステル樹脂シート 蓋体14及びポリエステル系接着剤の材料;実施例1と
同様
【0035】(比較例2) 本体11の材料;イーストマンケミカル社製の、商品名
9921(1.4−シクロヘキサンジメタノール;3.3モ
ル%)である、厚さ0.4mmのコポリエステル樹脂シ
ート 蓋体14及びポリエステル系接着剤の材料;実施例1と
同様
【0036】以上のような各実施例及び比較例では示し
た材料によって本体11及び蓋体14を成形し、これを
上記ポリエステル系接着剤を介してヒートシールして、
そのシール強度を測定した結果を、表1に示す。この場
合の、シール条件及びシール強度測定条件は、次の通り
である。
【0037】(シール条件) ・シール機;万能商事社製のSEセミオート型シール機 ・シール圧力;5kg/cm2 ・シール時間;2.0秒 ・ヒータ温度;160〜220度
【0038】(シール強度測定条件)シールした部分を
15mm幅にカットし、これを東洋精機社製の引張り試
験機にかけて、引張い連度300mm/分で測定した。
【0039】また、上記各列のシート材料によって、特
に本体として、平面形状が125mm×125mmで、
深さが30mmのものを成形し、その中に230gの水
を入れて蓋体によるヒートシールを施したものを、それ
ぞれ10個形成した。そして、各々を、室温5℃の条件
で、1mの高さより落下させて、シール部分に破損のあ
るものの個数を調べた。
【0040】以上の結果を、表1に示し、特にシール強
度試験の結果は図4にグラフとして示した。
【0041】
【表1】
【0042】この表及び図4のグラフによると、本発明
に係るイージーオープン容器10においては、その運搬
や取り扱い時における蓋体14の本体11に対する一体
化が確実となっており、蓋体14を手で十分引き離し得
るものとなっていることが理解できる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明において
は、上記実施例にて例示した如く、「フランジ12の一
部を環状の第1シール面13として成形した本体11
と、この本体11に一体化すべく第1シール面13に対
向する環状の第2シール面16を有したものとして成形
した蓋体14と、第1または第2シール面13・16に
形成されて本体11に対する蓋体14のヒートシールを
行うための接着層18とを有したイージーオープン容器
10であって、本体11を、その少なくとも第1シール
面13が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸また
は、(ロ)ジオール成分の1.4−シクロヘキサンジメ
タノールまたはネオペンタングリコールを10〜40モ
ル%含む非晶性コポリエステルによって成形し、蓋体1
4を、ポリエステルを代表とする熱可塑性樹脂によって
成形し、かつ、接着層18を、グラビア印刷用ポリエス
テル系接着剤を1μm〜6μmの厚さでグラビア印刷し
たものとして構成した」ことにその構成上の特徴があ
り、これにより、成形時およびヒートシール時に白濁
(結晶化)することがなく、本体と蓋体との接着強度を
適当な範囲内のものとすることができるイージーオープ
ン容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイージーオープン容器であって、
その蓋体の一部を引き離した状態を示す斜視図である。
【図2】同イージーオープン容器のヒートシール時の状
態を示すものであって、各フランジに直交する方向で切
断してみた部分拡大断面図である。
【図3】同イージーオープン容器の各フランジに平行な
方向で切断してみた部分拡大断面図である。
【図4】同イージーオープン容器のシール強度試験結果
を、比較例のそれとともに示したグラフである。
【符号の説明】
10 イージーオープン容器 11 本体 12 フランジ 13 第1シール面 14 蓋体 15 フランジ 16 第2シール面 17 つまみ部 18 接着層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、図面に示した実施例にお
いて使用する符号を付して説明すると、「フランジ12
の一部を環状の第1シール面13として成形した本体1
1と、この本体11に一体化すべく第1シール面13に
対向する環状の第2シール面16を有したものとして成
形した蓋体14と、第1または第2シール面13・16
に形成されて本体11に対する蓋体14のヒートシール
を行うための接着層18とを有したイージーオープン容
器10であって、本体11を、その少なくとも第1シー
ル面13が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸ま
たは、(ロ)ジオール成分の1,4−シクロヘキサンジ
メタノールまたはネオペンチルグリコールを10〜40
モル%含む非晶性コポリエステルによって成形し、蓋体
14を、ポリエステルを代表とする熱可塑性樹脂によっ
て成形し、かつ、接着層18を、グラビア印刷用ポリエ
ステル系接着剤を1μm〜6μmの厚さでグラビア印刷
したものとして構成したことを特徴とするイージーオー
プン容器10」である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】すなわち、本発明のイージーオープン容器
10では、本体11を、その少なくとも第1シール面1
3が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸、あるい
は、(ロ)ジオール成分の1,4−シクロヘキサンジメ
タノールまたはネオペンチルグリコールを10〜40モ
ル%含む非晶性コポリエステルによって成形する必要が
ある。その理由は、このイージーオープン容器10で
は、その本体11の成形時は勿論、この本体11に対す
る後述の接着層18によるヒートシールを行う際に加熱
されるのであるが、この二回の加熱の際に、本体11の
材料が結晶化して白濁しないようにする必要があるから
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ジカルボン酸成分としては、例えば2,6
−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカル
ボン酸、フタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニ
ルエーテルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボ
ン酸、ジフェニルメタンジカルボン、ジフェニルケトン
ジカルボン酸、ジフェニルスルフィドジカルボン酸、ジ
フェニルスルフォンジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸
(例えばコハク酸、アジビン酸、セバシン酸等)、脂環
族ジカルボン酸(例えばシクロヒキサンジカルボン酸、
テトラリンジカルボン酸、デカリンジカルボン酸等)等
が例示される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本体11は、その少なくとも第1シール面
13が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸、また
は、(ロ)ジオール成分の1,4−シクロヘキサンジメ
タノールまたはネオペンチルグリコールを10〜40モ
ル%含む非晶性コポリエステルによって成形したもので
あり、特に図2に示したように、その上方開口の周縁に
一体的に形成した環状のフランジ12を有していて、こ
のフランジ12の略中央に、環状であって本体11の上
端面を構成する第1シール面13が所定幅(実施例で
は、本体11が約125mmの一辺を有する正方形のも
のである場合に、約5mmの幅としてある)で形成して
ある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】(実施例1) 本体11の材料;イーストマンケミカル社製の、商品名
PETG6763(1,4−シクロヘキサンジメタノール;31
モル%)であるコポリエステル樹脂から、厚さ0.4m
mのシートを作り、このシートを、本体11としての熱
成形用材料とした。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(実施例2) 本体11の材料;東洋紡績株式会社製の商品名RE530で
あるホモポリエステル樹脂シー ト上に、東洋紡績株式
会社製である商品名SI173(ネオペンチルグリコール;
30モル%)であるコポリエステル樹脂を、厚さ20μ
m程度形成して、全体厚が0.4mmの多層シートとし
た。 蓋体14及びポリエステル系接着剤の材料;実施例1と
同様
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】(比較例1) 本体11の材料;東洋紡績株式会社製の商品名RE530で
ある、厚さ0.4mmのホモポリエステル樹脂シート 蓋体14及びポリエステル系接着剤の材料;実施例1と
同様
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】(比較例2) 本体11の材料;イーストマンケミカル社製の、商品名
9921(1,4−シクロヘキサンジメタノール;3.3モ
ル%)である、厚さ0.4mmのコポリエステル樹脂シ
ート 蓋体14及びポリエステル系接着剤の材料;実施例1と
同様
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明において
は、上記実施例にて例示した如く、「フランジ12の一
部を環状の第1シール面13として成形した本体11
と、この本体11に一体化すべく第1シール面13に対
向する環状の第2シール面16を有したものとして成形
した蓋体14と、第1または第2シール面13・16に
形成されて本体11に対する蓋体14のヒートシールを
行うための接着層18とを有したイージーオープン容器
10であって、本体11を、その少なくとも第1シール
面13が、(イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸また
は、(ロ)ジオール成分の1,4−シクロヘキサンジメ
タノールまたはネオペンチルグリコールを10〜40モ
ル%含む非晶性コポリエステルによって成形し、蓋体1
4を、ポリエステルを代表とする熱可塑性樹脂によって
成形し、かつ、接着層18を、グラビア印刷用ポリエス
テル系接着剤を1μm〜6μmの厚さでグラビア印刷し
たものとして構成した」ことにその構成上の特徴があ
り、これにより、成形時およびヒートシール時に白濁
(結晶化)することがなく、本体と蓋体との接着強度を
適当な範囲内のものとすることができるイージーオープ
ン容器を提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フランジの一部を環状の第1シール面とし
    て成形した本体と、この本体に一体化すべく前記第1シ
    ール面に対向する環状の第2シール面を有したものとし
    て成形した蓋体と、前記第1または第2シール面に形成
    されて前記本体に対する蓋体のヒートシールを行うため
    の接着層とを有したイージーオープン容器であって、 前記本体を、その少なくとも第1シール面が、 (イ)ジカルボン酸成分のイソフタル酸または、 (ロ)ジオール成分の1.4−シクロヘキサンジメタノ
    ールまたはネオペンタングリコールを10〜40モル%
    含む非晶性コポリエステルによって成形し、 前記蓋体を、ポリエステルを代表とする熱可塑性樹脂に
    よって成形し、 かつ、前記接着層を、グラビア印刷用ポリエステル系接
    着剤を1μm〜6μmの厚さでグラビア印刷したものと
    して構成したことを特徴とするイージーオープン容器。
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