JPH08118356A - 型成形用樹脂再生材の製造方法および製造装置 - Google Patents

型成形用樹脂再生材の製造方法および製造装置

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JPH08118356A
JPH08118356A JP28278294A JP28278294A JPH08118356A JP H08118356 A JPH08118356 A JP H08118356A JP 28278294 A JP28278294 A JP 28278294A JP 28278294 A JP28278294 A JP 28278294A JP H08118356 A JPH08118356 A JP H08118356A
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crusher
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resin
casing
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拓治 江口
Hisashi Kato
尚志 加藤
Sukenori Chidori
祐節 千鳥
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用途の制限を殆ど受けることなく、成形材料
の一部として再使用できる型成形用再生材を製造する方
法および装置を提供する。 【構成】 樹脂製品の型成形の際に生成される不要物2
9を、粉砕材作成装置13により所定の粒度以下に粉砕
する。得られた粉砕材54を粒度選別装置15で選別す
る。選別した粉砕材に、これの搬送通路72の下方から
粉体除去装置17により流体を吹き付けて、粉砕材54
bに付着している粉体54eを除去する。流体として乾
燥空気Eを用いるのが好ましい。粉砕材作成装置13
は、不要物29を大きさに粉砕する大割りクラッシャ9
と、この大割りクラッシャ9による粉砕材54を所定粒
度以下に粉砕する小割りクラッシャ11とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば合成樹脂の射
出成形の際に生成する成形不良の樹脂製品や複数の樹脂
製品を連結するゲート、ランナーなどの不要物を、型成
形材料の一部として再使用するための型成形用再生材を
製造する方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、たとえば樹脂製品の射出成形に
おいては、成形開始時から金型の温度が所定値に安定す
るまでの試成形により生成される試成形品や、量産稼働
中の不良成形品、あるいは複数の樹脂製品を連結するゲ
ート、ランナーなどの不要物が発生する。これらの不要
物は、省資源やコスト低減の面からつぎの型成形の成形
材料の一部として利用されている。
【0003】上記不要物の再使用に際しては、不要物を
再び溶解して米粒状の再生ペレットを作成する手段と、
不要物をクラッシャにより所定の粒度の大きさに粉砕し
て樹脂再生材を作成する手段とが主に採用されている。
これら再生ペレットおよび樹脂再生材は、いずれも新た
なペレット(バージンペレット)に混合して成形材料の
一部として使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、再生ペレット
は、高温でかなりの時間加熱する工程を経て作成される
ため、熱によって品質の劣化が生じ、強度および耐候性
の劣るものとなる。そのため、再使用に際しては、特性
が低く強度などを要求されない樹脂製品などに用途が制
限され、極く一部の樹脂製品にしか再使用できない。し
たがって、再生ペレットを在庫管理しなければならない
煩わしさがある。
【0005】一方、粉砕した樹脂再生材を使用する場合
には、不要物をクラッシャで粉砕した粉砕材を粒度選別
して、所定の粒度範囲の大きさの物のみを選び出して使
用されるが、この樹脂再生材が新ペレットに混合された
樹脂材料を型成形して得られる樹脂製品には、ボイド
(気泡)、シルバーと称せられる銀色のすじおよびヤケ
と称せられる黒色の斑点などの不良が発生し易い。これ
らの不良が外観に現れると、塗装などを施しても消えな
い。そのため、外観上の美観が要求される樹脂製品など
には使用することができず、やはり用途が制限される。
また、外観を問われない樹脂製品に再使用する場合に
も、強度などの面から樹脂材料全体における混合率を2
0%以下に抑えるよう制限される。
【0006】そこで、本発明は、用途の制限を殆ど受け
ることなく、形成材料全体における混合率を高めて、成
形材料の一部として再使用できる型成形用再生材を製造
する方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず、本発明の着眼点に
ついて説明する。本件発明者らは不要物を所定の粒度に
粉砕した樹脂再生材を新ペレットに混合して再使用した
場合に前述のボイド、シルバー、ヤケなどの不良が発生
する原因を調査した。その結果、不良発生は樹脂再生材
の表面に付着している粉体の影響であることが判明し
た。すなわち、不要物を粒状に細かく粉砕して樹脂再生
材を作るために、不要物は比較的長時間かけてクラッシ
ャで粉砕される。その粉砕工程において粉末状の樹脂粉
体が多量に発生し、この粉体は、粉砕材の表面に付着し
て、粒度選別装置による選別時にも殆どが粉砕材から落
ちずに付着したまま残る。
【0008】つぎに、樹脂再生材が導管を介して型成形
装置のホッパーに供給される過程において、樹脂再生材
が互いにこすれあったり、樹脂再生材が導管やホッパー
の内面でこすられて、粉体が粒状の樹脂再生材から落ち
て堆積する。樹脂再生材と堆積した粉体とが新ペレット
に混合された成形材料は、たとえば射出成形機の射出筒
に充填されて溶融のために加熱されたときに、体積の小
さい粉体が体積の大きい新ペレットや樹脂再生材よりも
早く溶解して過熱されるため、温度が上がり過ぎること
により、粉体の過熱分解やガス化が発生する。ガス化に
よりボイドが発生し、ボイド中の空気が圧縮成形時に断
熱圧縮により高温化して周囲の樹脂を炭させ、ヤケなど
が発生する。そこで、本発明は、樹脂再生材に付着して
いる粉体を除去すれば、上述の種々の不都合の発生を防
止できる点に着目してなされたものである。
【0009】すなわち、上記した目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る型成形用再生材の製造方法
は、樹脂製品の型成形の際に生成される不要物を所定の
粒度以下に粉砕して粉砕材を作成し、前記粉砕材を粒度
選別するとともに、選別した粉砕材に流体を吹き付け
て、当該粉砕材に付着している粉体を除去するようにし
た。
【0010】一方、請求項2に係る型成形用再生材の製
造装置は、樹脂製品の型成形の際に生成される不要物を
所定の粒度以下に粉砕した粉砕材を粒度選別する粒度選
別装置と、前記粒度選別装置で選別した粉砕材に流体を
吹き付けて当該粉砕材に付着している粉体を除去する粉
体除去装置とを備えている。
【0011】請求項3に係る型成形用再生材の製造装置
は、請求項2における前記流体として乾燥空気を用いて
いる。また、本発明の請求項4に係る型成形用再生材の
製造装置は、請求項2または3における前記粒度選別装
置が斜め下方へ向けて粉砕材を流下させる搬送通路を有
し、前記粉体除去装置は前記搬送通路を流下する粉砕材
に対向する斜め上方へ向けて流体を吹き付けるようにな
っている。
【0012】さらに、請求項5に係る型成形用再生材の
製造装置は、請求項2,3または4の構成に加えて、樹
脂製品の型成形の際に生成される不要物を所定の粒度以
下に粉砕して粉砕材を作成する粉砕材作成装置を備え、
この粉砕材作成装置は、不要物を大まかに粉砕する大割
りクラッシャと、この大割りクラッシャによる粉砕材を
所定の粒度以下に粉砕する小割りクラッシャとにより構
成されている。請求項6に係る型成形用再生材の製造装
置は、請求項5における前記大割りクラッシャが不要物
を両側から挟み込んで圧潰する固定カッターと可動カッ
ターとを備えており、前記小割りクラッシャは前記大割
りクラッシャによる粉砕材を粉砕する回転カッターを備
えている。
【0013】請求項7に係る型成形用再生材の製造装置
は、樹脂製品の型成形の際に生成される不要物を圧潰す
る大割りクラッシャと、前記大割りクラッシャによる粉
砕材を所定の粒度以下に粉砕する小割りクラッシャとが
連設されている。
【0014】請求項8に係る型成形用再生材の製造装置
は、請求項5,6または7における前記小割りクラッシ
ャが、前記大割りクラッシャからの粉砕材が上端の投入
口から投入されるケーシングと、前記ケーシング内の下
部に設けられて粉砕材を所定の粒度以下の大きさに粉砕
する回転カッターと、前記ケーシングの内壁の中間部に
一端部を支点に回動自在に設けられてケーシングの内部
空間を開閉自在に仕切る中間蓋と、前記中間蓋の上方に
おいて下部が内方に向いた傾斜状態で前記ケーシングの
内周壁面に固着されて前記中間蓋の上面の周縁部を覆う
粉体トラップ部材と、前記ケーシングの前記投入口を開
閉する上蓋とを備えている。
【0015】請求項9に係る型成形用再生材の製造装置
は、請求項8の構成に加えて、前記ケーシングの投入口
に対応した位置とその側方位置との間を移動する移動ユ
ニットが設けられ、この移動ユニットに前記上蓋が上下
動自在に設けられ、前記移動ユニットに、前記上蓋を下
動させて前記ケーシングの投入口を閉塞し、前記上蓋を
引き上げて投入口を開口する上蓋開閉機構が装着されて
いる。
【0016】
【作用および効果】請求項1および請求項2では、不要
物を所定の粒度以下に粉砕した粉砕材を粒度選別して、
樹脂再生材として適した粒度範囲にある粉砕材を選別す
る。この選別された粉砕材に対し流体を吹き付ける。粉
砕材は流体により攪拌されて、粉砕材の表面に付着して
いる粉体がこすり落とされるとともに、粉体が流体によ
り吹き飛ばされる。したがって、所定の粒度範囲内にあ
り、かつ、表面に付着していた粉体がほぼ完全に除去さ
れた樹脂再生材を得ることができる。この樹脂再生材が
新ペレットに混合された成形材料を用いて型成形した樹
脂製品には、粉体が成形材料に混入することに起因する
ボイド、シルバー、ヤケなどの不良は殆ど発生しない。
したがって、用途を制限することなく再使用できるとと
もに、成形材料全体に対する樹脂再生材の混合率を高め
ても不良が発生しない。
【0017】請求項3では、粉砕材に吹き付ける流体と
して乾燥空気を用いるので、低コストで粉体を確実に除
去できる。また、請求項4では、粒度選別装置における
所定の粒度範囲の粉砕材を選別して斜め下方へ向けて流
下させる搬送通路の下流側に、この通路を流下する粉砕
材に対向して斜め上方に向けて流体を吹き付ける粉体除
去装置を設けている。したがって、流下しようとする粉
砕材が流体によって押し戻されて、後続する粉砕材と混
ざって十分攪拌される。
【0018】請求項5および7では、不要物を大割りク
ラッシャで大きさに粉砕したのち、この粉砕材を小割り
クラッシャで所定の粒度以下の細かい形状に粉砕してい
る。このように二段の粉砕手段を経て粉砕するため、同
一の粉砕手段で不要物を所定の粒度以下に粉砕する場合
に比較して、粉砕時間を短縮できるとともに、粉体の発
生量を低減できて粉体の除去が容易になる。
【0019】請求項6では、大割りクラッシャにおい
て、固定カッターと可動カッターとにより不要物を両側
から挟み込んで圧潰し、かつ両カッターで切断して粉砕
する。この大割りクラッシャで作成した粉砕材を小割り
クラッシャの回転カッターで所定粒度以下に粉砕する。
大割りクラッシャでは、単に押し潰すだけでなく両カッ
ターで切断しているため、粉体の発生量を抑えて円滑に
粉砕することができる。また、小割りクラッシャは回転
式なので、粉砕材を能率よく粉砕できる。
【0020】請求項8では、小割りクラッシャのケーシ
ング内にこれの投入口から粉砕材を投入したのちに、投
入口を上蓋で閉塞するとともに、ケーシングの回転カッ
ターの上方の内部空間を中間蓋で仕切るよう閉塞し、こ
の状態で回転カッターを駆動する。したがって、回転カ
ッターの作動により発生する大きな騒音をケーシング内
に閉じ込めて、十分に消音することができる。回転カッ
ターによる粉砕により大量に発生してケーシング内を舞
い上がる粉体の大部分は中間蓋でせき止められるととも
に、中間蓋とケーシングの内壁との隙間を通って上昇し
た粉体も粉体トラップ部材でせき止められ、ケーシング
の外部に漏れ出ることがない。
【0021】請求項9では、小割りクラッシャへの粉砕
材の投入時には、移動ユニットが上蓋を上昇させた状態
でケーシングの側方位置に退避しており、上蓋が粉砕材
の投入の邪魔にならない。粉砕材の投入が終了すると、
移動ユニットが投入口に対応した位置に移動し、続い
て、上蓋開閉機構が作動して上蓋により投入口が密閉さ
れ、大きな消音効果が得られる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら詳述する。
【0023】図1は本発明の一実施例に係る型成形用樹
脂再生材の製造装置の全体を示す概略構成図である。同
図には、樹脂製品の型成形機として射出成形機1を例示
してある。この射出成形機1では、ホッパー4内に投入
されているABS樹脂のような成形材料のペレットが射
出筒3内に供給され、射出筒3内に充填されたペレット
が加熱されて溶融される。つぎに、成形金型2が型締め
されると、駆動モータ(図示せず)の回転により射出筒
3内の射出スクリュー(図示せず)が作動して、射出筒
3内の溶融ペレットが射出ノズル5から金型2内に射出
される。
【0024】溶融ペレットが金型2内に射出されてから
一定時間経過後に金型2が型開きされて、型成形した樹
脂製品が取り出される。射出成形機1に隣接する作業場
6では、作業員により、取り出された樹脂製品の良否の
判別および前記ゲート、ランナーやバリの除去が行わ
れ、不良と判別した樹脂製品や除去したゲート、ランナ
ー、バリなどの不要物29はボックス7に投入される。
【0025】ボックス7内の不要物29は、第1のコン
ベア8により搬送されて大割りクラッシャ9内に投入さ
れ、この大割りクラッシャ9で所定の粒度よりも大きな
粒度に大まかに粉砕される。大割りクラッシャ9から排
出された粉砕材54は、第2のコンベア10により搬送
されて小割りクラッシャ11内に投入され、この小割り
クラッシャ11内の回転カッター12により所定の粒度
以下に細かく粉砕される。大割りクラッシャ9と小割り
クラッシャ11とにより粉砕材作成装置13が構成され
ている。
【0026】小割りクラッシャ11で作成された粉砕材
54は、真空ポンプ(図示せず)の吸引力により、バキ
ューム管14を介して粒度選別装置15のホッパー16
内に投入される。粒度選別装置15は、投入された粉砕
材54のうちのペレットとして再使用するのに適した所
定の粒度範囲のものを選別する。選別された粉砕材54
bは、後述の粉体除去装置により流体を吹き付けられて
表面に付着している粉体が除去され、樹脂再生材79と
して収納箱19内に一旦挿入される。この収納箱19内
の樹脂再生材79は、バキューム管21を介して材料タ
ンク23内に収納され、材料供給ホッパー24からの新
ペレット(バージンペレット)に混合されて成形材料が
作られる。この成形材料は、空圧輸送機(図示せず)の
駆動により導管26を介して射出成形機1のホッパー4
に供給される。
【0027】図2は上記大割りクラッシャ9を示す縦断
面図である。この大割りクラッシャ9は、矩形箱状のケ
ーシング27の上面に、第1のコンベア8で搬送されて
くる樹脂製品の不要物29の投入口30が開口されてお
り、ケーシング27の内部には、投入口30の両側に対
向する位置に固定カッターC1と可動カッターC2とが
対設されている。ケーシング27における固定カッター
C1と可動カッターC2との間の空間が不要物29の粉
砕室になっている。
【0028】図3(a)は上記可動カッターC2の図2
のA矢視図であり、同図(b)は図2のB−B線断面図
であり、図3(c)は図2のC矢視図である。図3
(a)に示すように、可動カッターC2のブレード32
はほぼ十字形状に配設されている。すなわち、正方形の
基板33の一面に十字形状の取付部35が突設されてお
り、この取付部35における中央部から四方に延びる各
板状部の両辺部に、図3(b)にも示すように、ブレー
ド32が二枚一組として平行に配して固着されている。
したがって、この実施例では計8枚のブレード32が設
けられている。また、取付部35は、図2に示すよう
に、三角形状の四つの板状部が中央部が最も高くなる状
態に組み合わされた形状になっており、各ブレード32
は、中央部から側方に向かい後方に傾斜した状態に配置
されている。
【0029】一方、固定カッターC1のブレード31も
可動側のブレード32に対応して計8枚設けられ、これ
ら固定側のブレード31は、図3(c)に示すように、
L字形状の四つの固定台36の相対向する辺部に固定さ
れて、図3(a)に2点鎖線で示すように、各々の可動
側ブレード32に対して所定の間隙を存して位置してい
る。各固定台36は、ケーシング27の内壁面に取り付
けられた四辺形の基板34に支持されている。
【0030】上記基板33の他面の中央部は、図2に示
すように、ケーシング27の内壁面に固定された油圧シ
リンダ37のロッド38に取り付けられており、可動カ
ッター32は油圧シリンダ37の駆動により図2の実線
位置と2点鎖線位置との間で往復動される。基板33の
他面には、ロッド38の周囲に4本のガイド軸39が固
定されているとともに、各ガイド軸39は、支持プレー
ト40に装着されたガイドブッシュ41に摺動自在に挿
通されており、可動カッターC2は4本のガイド軸39
がガイドブッシュ41に保持されて安定に移動する。な
お、支持プレート40はケーシング27の内壁面に固定
されており、ロッド38は支持プレート40の透孔42
に貫通されている。
【0031】ケーシング27の粉砕室の下面には、不要
物29を粉砕した粉砕材を第2のコンベア上に落下させ
るための排出口43が開口されている。上部の投入口3
0と下部の排出口43は、上部ドア45および下部ドア
46によりそれぞれ開閉される。この各ドア45,46
は、両側(図2における紙面の表側と裏側)の縁部を断
面コ字形状の一対のガイドレール47で摺動自在に保持
されて、図2の左右方向に移動自在に設けられており、
いずれもエアーシリンダ48の駆動により移動されて投
入口30および排出口43を開閉する。
【0032】図4は上記小割りクラッシャ11を示す縦
断面図であり、同図において、支持台49により支持さ
れたケーシング51には、第2のコンベア10により大
割りクラッシャ9(図1)から搬送されてくる粉砕材5
4の投入口56が上端に開口しており、この投入口56
のフランジ状となった周縁にリング状のゴムのようなシ
ール材57が貼着されている。ケーシング51の下部に
は、円筒体の下部にパンチングメタルのような網目体5
3を配設した粉砕室52が形成されており、この粉砕室
52内に、粉砕材54を所定の粒度以下の大きさに粉砕
するための上記回転カッター12が配置されている。上
記網目体53は、所定の粒度以下の粉砕材を落下させる
網目を有しており、落下した粉砕材は、粉砕室52に連
結された上記バキューム管14により次工程の粒度選別
装置15(図1)に送られる。
【0033】ケーシング51内部の上下方向の中間部に
は中間蓋59が設けられている。この中間蓋59は、支
軸58を支点として、ケーシング51に回動自在に取り
付けられており、エアーシリンダ(図示せず)の作動に
よって、図4に実線で示す内部空間を中間で仕切る閉止
位置と、2点鎖線で示す開放位置との範囲で回動され
る。筒状となった粉体トラップ部材61は、閉塞位置の
中間蓋59の上面周端部に近接してケーシング51の内
壁周面に固定されている。この粉体トラップ部材61
は、下部が内方に入り込むよう傾斜した形状を有してお
り、中間蓋59の上面周縁部を覆っている。ケーシング
51の外周囲には防音壁55が設けられている。
【0034】上記ケーシング51の投入口56を開閉す
る上蓋62は、移動ユニット64に投入口56を開閉す
るよう上下動自在に取り付けられている。移動ユニット
64は、図5(図4の左側面図)に示すように、コ字形
の枠状となった支持フレーム65が、その両下端部のロ
ーラ66が一対のガイドレール67に転動して移動する
ようになっている。両ガイドレール67は、図4に示す
ように、支持フレーム65を投入口56に対向する位置
とケーシング51の側方位置との間で移動できる長さを
有している。
【0035】上記支持フレーム65の中央上面にはエア
ーシリンダ(上蓋開閉機構の一種)68が搭載されてお
り、支持フレーム65を貫通して垂下されたエアーシリ
ンダ68のロッド69に上蓋62が固着されている。し
たがって、エアーシリンダ68の作動により上蓋62が
投入口56を開閉する。また、図5に示すように、上蓋
62には、ロッド69の両側に位置してガイド軸60が
取り付けられ、このガイド軸60が支持フレーム65に
取り付けられたガイドブッシュ70に挿通されており、
このガイド軸60とガイドブッシュ70とにより上蓋6
2を安定に上下動するようガイドしている。なお、図4
の第2のコンベア10の端部は、移動ユニット64の移
動方向の反対側であって上蓋62の上限位置よりも上方
に配置されている。
【0036】図6は粒度選別装置15を示す縦断面図で
ある。この粒度選別装置15は、上から、大粒搬送通路
71、所定粒搬送通路72および小粒粉体搬送通路73
が、ホッパー16の下方位置から斜め下方に傾斜して互
いに平行に三段に設けられている。大粒搬送通路71は
ホッパー16からの粉砕材54のうちの所定の粒度d1
以下の粉砕材54b,54c,54dを所定粒搬送通路
72に落下させて大粒の粉砕材54aを選別する。所定
粒搬送通路72は、所定粒度よりも一定値だけ小さい下
限値d2未満の小粒の粉砕材54cや、より細かい粉体
54dを小粒粉体搬送通路73上に落下させて所定粒度
範囲d1〜d2の所定粒の粉砕材54bを選別する。各
搬送通路71〜73は、モータ74の回転力を受けて伸
縮するばね部材75により振動を付与されている。
【0037】所定粒搬送通路72の下流側には、所定粒
度範囲d1〜d2の粉砕材54bの表面に付着している
粉体54eを除去するための粉体除去装置17が配置さ
れている。この粉体除去装置17は、空気供給源76か
らの乾燥空気(流体の一種)Eを、所定粒搬送通路72
内に挿入されたパイプ78の先端のノズル部から噴射さ
せて、所定粒搬送通路72に沿って斜め下方に向け流下
する粉砕材54bに対向するように、斜め上方に向けて
乾燥空気Eを吹き付ける。この乾燥空気Eにより所定粒
の粉砕材54bの表面に付着している粉体54eを除去
して樹脂再生材79が得られ、この樹脂再生材79は収
納箱19に収納される。
【0038】前記大粒搬送通路71の上方には、粉体5
4eを吸引して除去する集塵機80が設置されている。
所定粒搬送通路72の下流側下面には、鉄分などを吸着
して除去するための磁石81が配設されている。また、
ホッパー16には、粉砕材54の落下量の調節弁82が
設けられている。
【0039】つぎに、上記実施例の作用について説明す
る。図1の射出成形機1の作業場において、作業員が不
良の樹脂製品またはゲートランナーやバリなどの不要物
29をボックス7に投入すると、この不要物29が第1
のコンベア8により搬送されて大割りクラッシャ9内に
投入口30から投入される。不要物29が所定量だけ投
入されると、第1のコンベア8が停止し、図2の上部の
エアーシリンダ48がロッドを突出するよう作動して、
上部ドア45が図2の左方に移動して投入口30を閉じ
る。
【0040】つぎに、油圧シリンダ37が作動して可動
カッターC2が図2の実線位置から2点鎖線位置に向け
て移動され、不要物29は、可動カッターC2と固定カ
ッターC1とにより圧潰されるとともに、両カッターC
1,C2により切断されて、大まかに粉砕される。この
とき、可動側のブレード32は中央部から四側方に向か
って後方側に傾斜した形状になっているため、固定側の
ブレード31との噛み合いによる切断箇所が中央部から
四側方に徐々に移行していくから、不要物29が円滑に
粉砕されていく。
【0041】大割りクラッシャ9による不要物29の粉
砕が終了すると、下部のエアーシリンダ48がロッドを
吸引するよう作動して、下部ドア46が図2の右方に移
動して排出口43が開けられ、不要物29を粉砕した粉
砕材54が第2のコンベア10上に落下する。このと
き、小割りクラッシャ11では、図4に2点鎖線で示す
ように、移動ユニット64が上蓋62を引き上げた状態
でケーシング51の側方に退避して、投入口56が開口
されているとともに、中間蓋59が、図4に実線で示す
ように、上方に回動した位置に静止されてケーシング5
1の内部空間を中間で仕切るように閉塞している。した
がって、第2のコンベア10から投入口56に投入され
た粉砕材54は、中間蓋59上に一旦集められる。
【0042】粉砕材54が所定量だけ投入されると、第
2のコンベア10が停止し、モータ(図示せず)の駆動
により移動ユニット64が図4の2点鎖線位置から右方
に移動して実線で示す投入口56の上方に停止する。つ
ぎに、エアーシリンダ68がそのロッド69を突出する
よう作動し、上蓋62が図4に実線で示すようにシール
材57に押し付けられて投入口56が密閉状態に閉塞さ
れる。つづいて、中間蓋59が、2点鎖線で示すよう
に、下方に回動されて粉砕材54を粉砕室52内に投入
したのちに、再び上方に回動されてケーシング51の内
部空間を中間で閉塞する。そののちに、回転カッター1
2が回転して粉砕材54の粉砕を開始する。
【0043】ところで、回転カッター12で粉砕する際
には極めて大きな騒音が発生し、防音壁55だけでは騒
音を十分に抑えることができない場合がある。しかし、
上記実施例では、上蓋62をシール材57に押しつけて
投入口56を密閉し、さらに、中間蓋56でケーシング
51の内部空間を中間で仕切って、回転カッター12の
上方開口を閉塞しているため、回転カッター12による
粉砕時の騒音をケーシング51の外部に出ないよう十分
に消音することができる。
【0044】前記回転カッター12による粉砕時に発生
して舞い上がる粉体は、殆どが中間蓋59でせき止めら
れるとともに、中間蓋59の周囲とケーシング51の内
壁との隙間を通った粉体も、粉体トラップ部材61によ
りせき止められて中間蓋59の上面に堆積し、中間蓋5
9がつぎに下方に回動したときに粉砕室52に落下す
る。すなわち、粉体がケーシング51内の上方に舞い上
がるのを防止することができる。
【0045】また、粉体作成装置13は大割りクラッシ
ャ9と小割りクラッシャ11との二種の粉砕手段を連設
した構成になっていて、不要物29を大割りクラッシャ
9で大まかに粉砕したのちに、小割りクラッシャ11で
所定の粒度以下の大きさに粉砕している。そのため、た
とえば小割りクラッシャ11のみで不要物29を所定の
粒度以下の大きさに粉砕する場合に比較して、粉砕時間
を短縮できる。しかも、粉体は主として小割りクラッシ
ャ11で発生するので、小割りクラッシャ11での粉砕
時間が短縮されるのに応じて、粉体の発生量も減少す
る。
【0046】小割りクラッシャ11からバキューム管1
4を通って図6の粒度選別装置15のホッパー16に投
入された粉砕材54は、調節弁81により一定量ずつ大
粒搬送通路71上に落下され、大きさに応じて選別され
て、対応する各搬送通路71〜73に沿って斜め下方に
流下する。所定粒度d1を越える大粒の粉砕材54a
は、大粒搬送通路71に沿い流下して下部に集められ、
作業員の手作業または搬送路を介して、小割りクラッシ
ャ11に戻される。粒度の下限値d2未満の粉砕材54
bとさらに細かい粉体54dは、小粒粉体搬送通路73
を通って集められ、廃棄される。
【0047】前記所定粒搬送通路72では、斜め下方に
向け流下する所定粒度範囲d1〜d2の粉砕材54bに
対向して、乾燥空気Eが下流側から搬送通路71に沿っ
て斜め上方に吹き付けられているから、粉砕材54bは
若干押し戻されながら、後続の粉砕材54bと混ざって
十分に攪拌され、互いにこすれ合いながら僅かに吹き上
げられ、粉砕材54bの表面に付着していた粉体54e
が、乾燥空気Eにより吹き飛ばされる。吹き飛ばされた
粉体54eは、集塵機80に吸引されて、外部に排出さ
れる。なお、ばね部材75により付与されている振動に
よっても、相当量の粉体54eが小粒粉体搬送通路73
上に振り落とされる。
【0048】所定粒度範囲d1〜d2内の粉砕材54b
の表面に付着している粉体54eを除去して得られた樹
脂再生材79は、収納箱19に一旦集められたのちに、
図1のバキューム管21により材料タンク23に供給さ
れて、新ペレットと混合される。この樹脂再生材79
は、付着していた粉体54eが除去されているため、こ
の樹脂再生材79を成形材料の一部に再使用して型成形
した樹脂製品には、新ペレットに対する混合率を高くし
ても、ボイド、シルバー、ヤケなどの不良が殆ど発生し
ない。
【0049】実測結果によると、樹脂再生材79と新ペ
レットの合計量に対する樹脂再生材79の重量比率、す
なわち混合率を50%まで上げても、不良が殆ど発生し
ないことが判明した。実工程で発生する不要物29の樹
脂製品に対する割合は10重量%程度であるから、発生
した不要物29の全てを再使用することができる。しか
も、この樹脂再生材79は、外観が問われない樹脂製品
のみに用途を限定する必要もない。そのため、不要物2
9から得た樹脂再生材79を自動的に材料タンク23に
送給して一連の製造ラインを構成することができる。こ
れに対して、従来では、用途の限定や混合率の管理が必
要であるため、一連の製造ラインを構成することができ
ない。
【0050】なお、所定粒度範囲d1〜d2にある粉砕
材54bに吹き付ける流体としては、上記実施例で示し
た乾燥空気Eがコストなどの面から最も適しているが、
ヘキサンのような、揮発性が高く樹脂の特性に悪影響を
与えない液体を用いることもできる。また、適用可能な
樹脂としては、上記実施例で用いたABS樹脂の他に、
ポリエチレンやポリプロピレンなどがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る型成形用樹脂再生材の
製造装置の全体を示す概略構成図である。
【図2】図1の大割りクラッシャの詳細を示す縦断面図
である。
【図3】(a)は図2の可動カッターのA矢視図、
(b)は図2のB−B線断面図、(c)は図2のC矢視
図である。
【図4】図1の小割りクラッシャの詳細を示す縦断面図
である。
【図5】図4の上部構成の左側面図てある。
【図6】図1の粒度選別装置および粉体除去装置の詳細
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
9…大割りクラッシャ、11…小割りクラッシャ、12
…粒度選別装置、13…粉砕材作成装置、17…粉体除
去装置、29…不要物、31…固定カッター、32…可
動カッター、51…ケーシング、54…粉砕材、54b
…選別された粉砕材、54e…粉体、59…中間蓋、6
1…粉体トラップ部材、62…上蓋、64…移動ユニッ
ト、68…エアーシリンダ(上蓋開閉機構)、72…搬
送通路、79…樹脂再生材、E…乾燥空気(流体)、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製品の型成形の際に生成される不要
    物を所定の粒度以下に粉砕して粉砕材を作成し、 前記粉砕材を粒度選別するとともに、選別した粉砕材に
    流体を吹き付けて、当該粉砕材に付着している粉体を除
    去する型成形用樹脂再生材の製造方法。
  2. 【請求項2】 樹脂製品の型成形の際に生成される不要
    物を所定の粒度以下に粉砕した粉砕材を粒度選別する粒
    度選別装置と、 前記粒度選別装置で選別した粉砕材に流体を吹き付けて
    当該粉砕材に付着している粉体を除去する粉体除去装置
    とを備えた型成形用樹脂再生材の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記流体として乾燥
    空気を用いた型成形用樹脂再生材の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記粒度選
    別装置は斜め下方へ向けて粉砕材を流下させる搬送通路
    を有し、 前記粉体除去装置は前記搬送通路を流下する粉砕材に対
    向する斜め上方へ向けて流体を吹き付けるものである型
    成形用樹脂再生材の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項2,3または4において、さら
    に、樹脂製品の型成形の際に生成される不要物を所定の
    粒度以下に粉砕して粉砕材を作成する粉砕材作成装置を
    備え、 前記粉砕材作成装置は、 不要物を大まかに粉砕する大割りクラッシャと、 この大割りクラッシャによる粉砕材を所定の粒度以下に
    粉砕する小割りクラッシャとにより構成された型成形用
    樹脂再生材の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記大割りクラッシ
    ャは不要物を両側から挟み込んで圧潰する固定カッター
    および可動カッターを備えており、 前記小割りクラッシャは前記大割りクラッシャによる粉
    砕材を粉砕する回転カッターを備えている型成形用樹脂
    再生材の製造装置。
  7. 【請求項7】 樹脂製品の型成形の際に生成される不要
    物を圧潰する大割りクラッシャと、 前記大割りクラッシャによる粉砕材を所定の粒度以下に
    粉砕する小割りクラッシャとが連設された型成形用樹脂
    再生材の製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項5,6または7において、 前記小割りクラッシャは、 前記大割りクララッシャからの粉砕材が上端の投入口か
    ら投入されるケーシングと、 前記ケーシング内の下部に設けられて粉砕材を所定の粒
    度以下の大きさに粉砕する回転カッターと、 前記ケーシングの内壁の中間部に一端部を支点に回動自
    在に設けられてケーシングの内部空間を開閉自在に仕切
    る中間蓋と、 前記中間蓋の上方において下部が内方に向いた傾斜状態
    で前記ケーシングの内周壁面に固着されて前記中間蓋の
    上面の周縁部を覆う粉体トラップ部材と、 前記ケーシングの前記投入口を開閉する上蓋とを備えて
    いる型成形用樹脂再生材の製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、さらに、前記ケーシ
    ングの投入口に対応した位置とその側方位置との間を移
    動する移動ユニットを備え、この移動ユニットに前記上
    蓋が上下動自在に設けられ、 前記移動ユニットに、前記上蓋を下動させて前記ケーシ
    ングの投入口を閉塞し、前記上蓋を引き上げて投入口を
    開口する上蓋開閉機構が装着されている型成形用樹脂再
    生材の製造装置。
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