JPH08117647A - 静電粉体塗装装置 - Google Patents

静電粉体塗装装置

Info

Publication number
JPH08117647A
JPH08117647A JP6278639A JP27863994A JPH08117647A JP H08117647 A JPH08117647 A JP H08117647A JP 6278639 A JP6278639 A JP 6278639A JP 27863994 A JP27863994 A JP 27863994A JP H08117647 A JPH08117647 A JP H08117647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
booth
powder coating
coating material
electrostatic powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6278639A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2588687B2 (ja
Inventor
Fumihiro Murakami
文宏 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MURAKAMI KOGYO KK
Murakami Kogyo Co Ltd
Original Assignee
MURAKAMI KOGYO KK
Murakami Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MURAKAMI KOGYO KK, Murakami Kogyo Co Ltd filed Critical MURAKAMI KOGYO KK
Priority to JP6278639A priority Critical patent/JP2588687B2/ja
Priority to KR1019950013787A priority patent/KR0123551B1/ko
Publication of JPH08117647A publication Critical patent/JPH08117647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2588687B2 publication Critical patent/JP2588687B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/45Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths using cyclone separators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F11/00Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for
    • B66F11/04Lifting devices specially adapted for particular uses not otherwise provided for for movable platforms or cabins, e.g. on vehicles, permitting workmen to place themselves in any desired position for carrying out required operations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/007Ventilation with forced flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/04Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
    • F24F7/06Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装ブース内の清掃を容易にし、色替え時に
おける交換部分を少なく、かつ、交換を容易にすること
によって、短時間で色替えができる静電粉体塗装装置を
提供する。 【構成】 内部の壁面が滑らかな絶縁性プラスチック材
料で成り、断面Y字形にして下り勾配をなす底部の下端
に排出口を形成する塗装ブースと、前記排出口と気密に
結合する受口を有し、一端が閉じられ他端がサイクロン
へ導く吸引ダクトに着脱自在に連結される円筒状の収集
トラフと、下部の塗料堆積部を着脱可能に分離できる
イクロンとを具備し、前記収集トラフ及び前記塗料堆積
部を色別に複数備えた静電粉体塗装装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多色の塗料を扱い、短時
間で容易に色替えが可能な静電粉体塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電粉体塗装は溶剤を排出せず、また、
スプレー時に塗着しなかった塗料を回収して再使用でき
るなど環境的、経済的有利性のために、近年塗装分野に
おける重要な地位を占めるに到った。図5は従来用いら
れている一般的な静電塗装ラインの構成を説明するため
の図である。被塗物(以下ワークという)は循環コンベ
ア1上のA点においてコンベア1のハンガーに着荷され
て塗装ブース2へ搬入される。塗装ブース2はワークの
搬送方向の両側からそれぞれ帯電させた粉体塗料をスプ
レー塗装する2つの領域を有している。各領域にはそれ
ぞれ塗装機4,8に制御されて粉体塗料をスプレー塗装
する複数台のスプレーガン3,7が配設されており、こ
れらのスプレーガン3,7はそれぞれレシプロケータ
5,9により上下の往復運動を行なって、連続して搬送
されるワークを順次塗装するようになっている。ワーク
は次いで焼付炉19に入り、所定の温度及び所定の時間
加熱されて溶融或いは熱硬化反応により皮膜が形成され
た後、コンベア1上で冷却されB点において脱荷され
る。
【0003】また、塗装ブース2の各スプレーガン3,
7の対向側には、それぞれ排気ファン14,18に接続
された吸込口10,10’が設けられ、オーバースプレ
ーされた塗料を吸込んでサイクロン12,16へ送る。
サイクロン12,16を通過した塗料はその大部分を分
離回収され、更にバグファイルタ13,17において微
細粉末が捕捉され、排気ファン14,18を通して排気
される。このようにして回収された塗料は、塗装機4,
8に備えられた塗料供給タンクに加えられて再使用され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、粉体塗
料は溶剤塗料に比べ、オーバースプレー塗料の回収によ
って塗料歩留りを極めて高くすることができるが、一
方、同一の塗装ラインで多色の塗料を交互に塗装する場
合には、色替え時に塗装系のみならず塗装ブース及び回
収系までも入念に清掃する必要を生じる。すなわち、塗
料の粒子はほぼ膜厚に近い粒径を有し、加熱溶融時にも
粘土が高く溶剤塗料のように分散しないので、異色の塗
料が微量混入したとしても斑点を生じ不良品を発生する
ので回収した塗料の再利用ができなくなる。このような
回収塗料の汚染を防ぐために、色替えの都度全体の清掃
を行なうことは、長時間ラインの運転を停止させる結果
となり、設備稼働率は著しく低下する。
【0005】色替え時の停止を無くすには色毎の塗装ラ
インを設ければ良いが、設備投資が増大して塗料回収に
よるコストメリットは失われてしまう。そのため、回収
系のみを色替え時に交換する方法が行なわれている。例
えば、カセットフィルタを用いた回収系全体をユニット
化して各色別に用意し、色替えには所要の回収ユニット
を塗装ブースに取付ける方法がある。この方法は、塗料
回収をフィルタのみで行なうため、小容量の小型塗装装
置には良いが大容量の塗装ラインには不向きである。
【0006】本発明は上述の事情によって成されたもの
であり、本発明の目的は、塗装ブース内の清掃作業を容
易にすると共に、色替え時における交換部分を少なく、
かつ、交換を容易にすることによって短時間で色替えが
できる静電粉体塗装装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、多色の塗料を
扱い、短時間で色替え可能な静電粉体塗装装置のブース
及び回収系に関するもので、本発明の上記目的は、内部
の壁面が滑らかな絶縁性プラスチック材料で成り、逆円
錐形の底部の下端に排出口を形成する塗装ブースと、前
記排出口と気密に結合する受口を有し、一端が閉じられ
他端がサイクロンへ導く吸引ダクトに着脱自在に連結さ
れる円筒状の収集トラフと、下部の塗料堆積部を着脱可
能に分離されたサイクロンとを具備し、前記収集トラフ
及び前記塗料堆積部を色別に複数備えた静電粉体塗装装
置によって達成される。
【0008】
【作用】塗装ブース内壁は絶縁性材料で形成されている
ので帯電粒子によるイメージ電荷は発生せず、従って帯
電塗料粒子は壁面との間に静電的吸引力を生じない。ま
た、壁面が滑らかな形状のため、エアブローやモップに
よる拭取りなどで容易に清掃できる。更に、作業足場と
してゴンドラを走行させることによって、清掃作業は迅
速かつ安全に行なわれる。回収系のうち、流速の早い吸
引ダクトやサイクロン本体内には塗料の付着は生ぜず、
また、バグフィルタは清掃困難である上捕集量が少なく
回収効率に大きな影響がないので塗料の回収はしない。
従って、色替えにおける交換は収集トラフとサイクロン
の塗料堆積部のみとする。これらの交換部分は何れも台
車で移動され、交換位置にセットできるようにすれば短
時間での交換が可能である。取外された交換部分の清掃
はライン外で行なうためラインの稼働率に影響を与えな
い。なお各交換部分はそれぞれ色別に用いるので完全な
清掃の必要がなく、また、毎回清掃する必要もない。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の装置の一実施例を図面を用
いて詳細に説明する。図1は本発明による静電粉体塗装
装置の概要構成を示す図である。コンベア搬送されるワ
ーク20は、塗装ブース21を通過する間にスプレーガ
ン22,22’によって帯電した粉体塗料をスプレー塗
装される。この時、ワーク20に塗着しないオーバース
プレー塗料は、逆円錐形をなすブース底部の傾斜面に連
なる排出口23から、その下部に交換可能に取付けられ
た円筒状の収集トラフ24に吸込まれる。収集トラフ2
4の円筒の一端は閉じられ、他端は吸引ファン25の駆
動によって吸引する吸引ダクト26に着脱可能に連結さ
れており、収集トラフ24に吸込まれた塗料は空気と共
にサイクロン27へ送られる。サイクロン27は、その
本体と下部の塗料堆積部28とを分離できるようになっ
ており、塗料堆積部28は回収塗料タンク29と共に色
別の移動式回収ユニットを構成している。サイクロン2
7を出た空気は、回収されなかった微細塗料粒子をバグ
フィルタ30で捕捉して吸引ファン25の出口から排気
されるようになっている。
【0010】図2は塗装ブースの詳細を示す断面図であ
り、作業用の電動式ゴンドラ31の使用時の様子を示し
ている。塗装ブース21の内壁32は硬質塩化ビニル或
いはFRPなど絶縁性プラスチック材料を使用し、粉溜
りを生じないような曲面によって形成される。ブース前
後には図示されない開閉扉が設けられ、天井にはワーク
用ハンガー33及びゴンドラ用ハンガー34の通路とな
る切込み部35が設けられている。また、逆円錐形の底
部中央部に垂直方向の排出口23を形成している。この
排出口23の外側には収集トラフ24を結合するための
鍔231が設けられている。
【0011】電動式ゴンドラ31は2本のレール341
に懸架され図示されない駆動モータにより正逆方向に走
行する。また、上側部に複数台のファン36を具備し、
切込み部35から流入する空気を作業者37の頭上から
底部に向けて流すようにする。このようにすれば、作業
者37には常に新鮮な空気が供給され清掃によって壁面
から飛散する塗料を吸込むことがない。
【0012】交換用の収集トラフ241は図1で示すよ
うに、台車242に載置され、ピット内に設置されたテ
ーブルリフタ40の定位置に置かれる。ここでテーブル
リフタ40を上昇させると、収集トラフ241の受口2
43及び連結端部はそれぞれ排出口23及び吸引ダクト
26との接合位置にセットされてワンタッチ金具などに
より簡易な方法で結合できる。図3はこれらの結合の具
体例を示したもので、収集トラフ241及び排出口23
にそれぞれ設けられた鍔244,231がパッキン材を
挟んでテーブルリフタ40により当接され、排出口23
側の鍔231に軸着された複数個のコ字形金具232を
回転させることによって結合される。同様に、収集トラ
フ241の端面及び吸引ダクト26の端面にそれぞれ設
けられたフランジ245,261は、吸引ダクト26側
のフランジ261に軸着された複数個のコ字形金具26
2の回転によって結合される。
【0013】図4はサイクロン本体に取着される回収ユ
ニットの構造例を示す図である。回収ユニット50は、
台車51上に装着されたフレーム52と、このフレーム
52の上部に設けられた支持部材521により昇降自在
に支持される塗料堆積部28と、この塗料堆積部28か
ら排出する回収塗料を受ける回収塗料タンク29とから
構成される。塗料堆積部28はホッパ281及びロータ
リバルブ282を含み、サイクロン27内部のシール状
態を保ちながらホッパ281内の塗料を外部に取り出す
ことができる。ホッパ281は上端面にサイクロン本体
に結合するフランジ283が形成され、その下方で支持
部材521に支持されている。支持部材521は、4隅
に止着したスリーブ522により支柱523に沿って摺
動するようになっており、シリンダ53の動作によって
昇降する。回収ユニット50の着脱は図1に示したよう
に、回収ユニット50をサイクロン本体下方に運び、シ
リンダ53を動作させてフランジ283を本体側フラン
ジ271に当接させ、結合金具を用いて結合させる。
【0014】以上のような静電粉体塗装装置において、
色替え作業は次の順序で行なわれる。先ず、スプレーガ
ン22,22’への塗料供給を停止し、塗料ホース及び
ガン内の塗料を圧縮空気により塗装ブース21内にエア
パージする。次に、作業者37がゴンドラ31に乗って
ブース内に入るとブースの開閉扉が閉められ、ゴンドラ
31上部のファン36が駆動される。この状態でゴンド
ラ31がゆっくり走行する間、作業者37は周囲の壁面
をエアノズル又はモップ等を用いて清掃し、ゴンドラ3
1がブース21内を往復することによって清掃が完了す
る。同時に開閉扉が開かれゴンドラ31はブース外の待
機位置に戻される。
【0015】ブース21内の清掃が終ると、ファン36
を停止し、テーブルリフタ40上の空台車を収集トラフ
24の受取り位置まで上昇させて排出口23及び吸引ダ
クト26との結合を解き、収集トラフ24を台車に乗せ
て下降させて待機場所へ移すと共に交換用収集トラフ2
41が前述したように取付けられる。これと同時に、回
収ユニット50はサイクロン本体との結合を解除され、
シリンダ53の動作によりフランジ283面を降下させ
て交換用の回収ユニットと交換される。なお、バグフィ
ルタ30は清掃が困難であり、捕捉される塗料の量も少
ない上、微細粒であるため、回収使用はしない。従っ
て、色替えによる清掃は必要としない。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の静電粉体
塗装装置によれば、色替え時に清掃が必要であり、しか
も清掃に時間のかかる部分を容易に交換できる構造とし
たことによって、ブース内の清掃のみ行なえば良く、ま
たブースを清掃し易い構造にすると共に、清掃作業者が
迅速かつ安全に作業できる補助手段を提供することによ
り、過剰の設備投資を要せず、従来必要としていた色替
えによるライン停止時間を著しく短縮することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静電粉体塗装装置の概要構成を示
す図である。
【図2】本発明による塗装ブースの詳細を説明するため
の図である。
【図3】収集トラフと塗装ブース及び吸引ダクトとの結
合例を示す図である。
【図4】本発明による回収ユニットの構造を説明するた
めの図である。
【図5】従来の静電塗装ラインの構成を説明するための
図である。
【符号の説明】
21 塗装ブース 22,22’ スプレーガン 27 サイクロン 30 バグフイルタ 20 ワーク 23 排出口 24,241 収集トラフ 25 吸引ファン 26 吸引ダクト 28 塗料堆積部 29 回収塗料タンク 31 電動式ゴンドラ 40 テーブルリフタ 50 回収ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】また、塗装ブース2の各スプレーガン3,
7の対向側には、それぞれ排気ファン14,18に接続
された吸込口10,10′が設けられ、オーバースプレ
ーされた塗料を吸込んでサイクロン12,16へ送る。
サイクロン12,16を通過した塗料はその大部分を分
離回収され、更にバグフイルタ13,17において微細
粉末が捕捉され、排気ファン14,18を通して排気さ
れる。このようにして回収された塗料は、塗装機4,8
に備えられた塗料供給タンクに加えられて再使用され
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、粉体塗
料は溶剤塗料に比べ、オーバースプレー塗料の回収によ
って塗料歩留りを極めて高くすることができるが、一
方、同一の塗装ラインで多色の塗料を交互に塗装する場
合には、色替え時に塗装系のみならず塗装ブース及び回
収系までも入念に清掃する必要が生じる。すなわち、塗
料の粒子はほぼ膜厚に近い粒系を有し、加熱溶融時にも
が高く溶剤塗料のように分散しないので、異色の塗
料が微量混入したとしても斑点を生じ不良品を発生する
ので回収した塗料の再利用ができなくなる。このような
回収塗料の汚染を防ぐために、色替えの都度全体の清掃
を行なうことは、長時間ラインの運転を停止させる結果
となり、設備稼働率は著しく低下する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、多色の塗料を
扱い、短時間で色替え可能な静電粉体塗装装置のブース
及び回収系に関するもので、本発明の上記目的は、内部
の壁面が滑らかな絶縁性プラスチック材料で成り、断面
Y字形にして下り勾配をなす底部の下端に排出口を形成
する塗装ブースと、前記排出口と気密に結合する受口を
有し、一端が閉じられ他端がサイクロンへ導く吸引ダク
トに着脱自在に連結される円筒状の収集トラフと、下部
の塗料堆積部を着脱可能に分離できるサイクロンとを具
備し、前記収集トラフ及び前記塗料堆積部を色別に複数
備えた静電粉体塗装装置によって達成される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下に、本発明の装置の一実施例を図面を用
いて詳細に説明する。図1は本発明による静電粉体塗装
装置の概要構成を示す図である。コンベア搬送されるワ
ーク20は、塗装ブース21を通過する間にスプレーガ
ン22,22′によって帯電した粉体塗料をスプレー塗
装される。この時、ワーク20に塗着しないオーバース
プレー塗料は、断面Y字形にして下り勾配をなすブース
底部の傾斜面に連なる排出口23から、その下部に交換
可能に取付けられた円筒状の収集トラフ24に吸込まれ
る。収集トラフ24の円筒の一端は閉じられ、他端は吸
引ファン25の駆動によって吸引する吸引ダクト26に
着脱可能に連結されており、収集トラフ24に吸込まれ
た塗料は空気と共にサイクロン27へ送られる。サイク
ロン27は、その本体と下部の塗料堆積部28とを分離
できるようになっており、塗料堆積部28は回収塗料タ
ンク29と共に色別の移動式回収ユニットを構成してい
る。サイクロン27を出た空気は、回収されなかった微
細塗料粒子をバグフィルタ30で捕捉して吸引ファン2
5の出口から排気されるようになっている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】図2は塗装ブースの詳細を示す断面図であ
り、作業用の電動式ゴンドラ31の使用時の様子を示し
ている。塗装ブース21の内壁32は硬質塩化ビニル或
いはFRPなど絶縁性プラスチック材料を使用し、粉溜
りを生じないような曲面によって形成される。ブース前
後には図示されない開閉扉が設けられ、天井にはワーク
用ハンガー33及びゴンドラ用ハンガー34の通路とな
る切込み部35が設けられている。また、断面Y字形に
して下り勾配をなす底部中央部には垂直な側面を有する
排出口23形成されている。この排出口23の外側に
は収集トラフ24を結合するための鍔231が設けられ
ている。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の壁面が滑らかな絶縁性プラスチッ
    ク材料で成り、逆円錐形の底部の下端に排出口を形成す
    る塗装ブースと、前記排出口と気密に結合する受口を有
    し、一端が閉じられ他端がサイクロンへ導く吸引ダクト
    に着脱自在に連結される円筒状の収集トラフと、下部の
    塗料堆積部を着脱可能に分離されたサイクロンとを具備
    し、前記収集トラフ及び前記塗料堆積部を色別に複数備
    えたことを特徴とする静電粉体塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性プラスチック材料が、硬質塩
    化ビニル材料又はFRP材料である請求項1に記載の静
    電粉体塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記塗装ブースには、ブース上方に架設
    されたレールに懸架され、塗装装置の運転中はブース外
    に待機し、清掃時には作業者を乗せてブース内を走行す
    る電動式ゴンドラが付設されている請求項1に記載の静
    電粉体塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記排出口下方の床下ピット内には、交
    換用の収集トラフを載置して移送する台車を昇降させる
    テーブルリフタが備えられている請求項1に記載の静電
    粉体塗装装置。
  5. 【請求項5】 前記塗料堆積部は、台車に取着されたフ
    ラーム上に昇降可能に係止され、前記フレーム内に収納
    される回収塗料タンクと共にユニット化されている請求
    項1に記載の静電粉体塗装装置。
  6. 【請求項6】 前記電動式ゴンドラの上面には、前記塗
    装ブース天井の開放部から外気を取入れ、ブース内に上
    方から下方へ向う気流を生じさせると共に、作業者に新
    鮮空気を供給する複数のファンが備えられている請求項
    3に記載の静電粉体塗装装置。
JP6278639A 1994-10-19 1994-10-19 静電粉体塗装装置 Expired - Fee Related JP2588687B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6278639A JP2588687B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 静電粉体塗装装置
KR1019950013787A KR0123551B1 (ko) 1994-10-19 1995-05-30 정전분체 도장장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6278639A JP2588687B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 静電粉体塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08117647A true JPH08117647A (ja) 1996-05-14
JP2588687B2 JP2588687B2 (ja) 1997-03-05

Family

ID=17600086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6278639A Expired - Fee Related JP2588687B2 (ja) 1994-10-19 1994-10-19 静電粉体塗装装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2588687B2 (ja)
KR (1) KR0123551B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542931A (ja) * 1999-05-04 2002-12-17 ノードソン コーポレーション コーティングブース特に粉体コーティングブースの内部スペースの清掃方法並びにコーティングブース特に清掃装置を備えた粉体コーティングブース
JP2006075722A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Asahi Sunac Corp 粉体塗装装置
JP2009106843A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kojima Press Co Ltd 除電除塵装置及び除電除塵方法
KR100974248B1 (ko) * 2010-04-14 2010-08-05 김지수 대차 도장장치
JP2011224414A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Asahi Sunac Corp 粉体塗装ブース
CN108554687A (zh) * 2018-06-23 2018-09-21 扬州洛天依智能装备有限公司 一种高效喷涂设备

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731874B1 (ko) 2005-09-09 2007-06-25 성신양회 주식회사 사일로 내부 청소용 안전 승강기
KR101052009B1 (ko) * 2010-01-15 2011-07-26 주식회사 세림지엠티 분체도장장치
KR101836082B1 (ko) 2015-07-21 2018-03-09 (주)수호도장기산업 도장용 레시프로케이터
KR101994534B1 (ko) 2017-10-24 2019-09-30 이종구 분체도장장치

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542931A (ja) * 1999-05-04 2002-12-17 ノードソン コーポレーション コーティングブース特に粉体コーティングブースの内部スペースの清掃方法並びにコーティングブース特に清掃装置を備えた粉体コーティングブース
JP2006075722A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Asahi Sunac Corp 粉体塗装装置
JP4606819B2 (ja) * 2004-09-09 2011-01-05 旭サナック株式会社 粉体塗装装置
JP2009106843A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Kojima Press Co Ltd 除電除塵装置及び除電除塵方法
JP4637155B2 (ja) * 2007-10-30 2011-02-23 小島プレス工業株式会社 除電除塵装置及び除電除塵方法
KR100974248B1 (ko) * 2010-04-14 2010-08-05 김지수 대차 도장장치
JP2011224414A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Asahi Sunac Corp 粉体塗装ブース
CN108554687A (zh) * 2018-06-23 2018-09-21 扬州洛天依智能装备有限公司 一种高效喷涂设备
CN108554687B (zh) * 2018-06-23 2023-09-08 严格华聯智能装备(江苏)有限公司 一种高效喷涂设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2588687B2 (ja) 1997-03-05
KR0123551B1 (ko) 1997-11-26
KR960013479A (ko) 1996-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9968960B2 (en) Powder coating system having powder recovery cyclone with hinged lower section
US5690995A (en) Spray booth for powder coating
US20050158463A1 (en) Powder coating system and method for quick color change
US20050155548A1 (en) Powder coating spray booth with a powder extraction system
JPH05505976A (ja) 粉体被覆システム
JP2588687B2 (ja) 静電粉体塗装装置
US6730167B2 (en) Powder coating spray booth with a powder extraction system
US11065632B2 (en) Conveying device for the conveying of coating powder, powder center with the conveying device, and method for the cleaning of the powder center
CN113042284A (zh) 一种全自动粉末喷涂生产线
US11020762B2 (en) Coupling for the connecting of lines, powder coating facility including the coupling, and method for cleaning of the powder coating facility
JP2000508583A (ja) 粉体層状コーティングキャビン
US20230347370A1 (en) Base body for a coating cell of a coating system, coating cell having such a base body and coating system having at least one coating cell
JP4021024B2 (ja) 静電粉末コーティング装置及び方法
JP2865251B1 (ja) 自動車車体塗装プラント用粉体塗装ブース
CN110369172B (zh) 用涂料粉末供给粉末涂覆设备的粉末中心和清洁粉末中心的方法
JP3178798B2 (ja) 静電粉体塗装における塗料替え方法及び装置
JP5284675B2 (ja) 粉体塗装装置
JP2000042453A (ja) 静電粉体塗装ブースにおける塗料回収用円筒状収集トラフ及び吸引ダクトの清掃具
JP4239125B2 (ja) 粉体塗装システム
CN110385208A (zh) 输送涂料粉末的粉末输送机和包括粉末输送机的用于供给粉末涂覆设备的粉末中心
JPH06246206A (ja) 複数のフィルターモジュールを備えた粉体スプレーブース
JPH06121948A (ja) 塗装ブースの設置方法
JP2004089948A (ja) 粉体塗装ブース
JPS58214372A (ja) 長尺成形材の連続塗装方法
JPH0985137A (ja) 静電粉体塗装装置及び静電粉体塗装用吊下治具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees