JPH08117476A - ドラム式全自動洗濯機 - Google Patents

ドラム式全自動洗濯機

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JPH08117476A
JPH08117476A JP6256478A JP25647894A JPH08117476A JP H08117476 A JPH08117476 A JP H08117476A JP 6256478 A JP6256478 A JP 6256478A JP 25647894 A JP25647894 A JP 25647894A JP H08117476 A JPH08117476 A JP H08117476A
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JP
Japan
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drum
suction
laundry
dehydration
water
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Application number
JP6256478A
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English (en)
Inventor
Minoru Saito
実 斉藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水状態の悪化を解消して、脱水の効率を上
げる。 【構成】 圧力センサ43および風速センサ42により
風量および真空圧を監視しており、通常の脱水時の検出
値と比較して設定レベルより大きくなると、洗濯物S間
の隙間、ドラム2との浮きがあるので脱水状態が悪化し
ていると判断する。吸引弁35を閉じ、気体溜槽38の
空気を抜き、吸引ポンプ37の最大負圧力まで到達させ
て、吸引弁35を開放状態にする。これにより、負圧に
なっていた気体溜槽38に急激に洗濯物Sからの空気が
吸い込まれて、洗濯物S間の隙間や浮きが風圧により押
しつぶされる。この動作を数回繰り返し、通常の吸引脱
水を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平軸周りに回転駆動
されるドラムに洗濯物を収容し、洗濯、濯ぎを行い、ド
ラムを高速回転させないで脱水を行うドラム式全自動洗
濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯物の脱水装置は、洗濯、濯ぎ
後に水を排水してから遠心脱水によって洗濯物と水を分
離する方法が一般的に知られている。これ以外に真空ポ
ンプと加熱機を使った脱水方法が、特開昭57−206
491号公報あるいは特開昭57−125800号公報
に開示されている。
【0003】前者は、洗濯後従来通り洗濯物を遠心分離
方法により脱水を行い、続いて水槽内の蓋および排水管
を全て閉じて密閉状態にした後に、真空ポンプにより水
槽内の空気を水槽外に排出する。これにより、水槽内の
気圧が下がると洗濯物より水分が蒸発し、水分は空気と
共に水槽内より排出される。また、加熱機により洗濯物
を加熱することにより、洗濯物近傍の飽和蒸気圧が上昇
するので、洗濯物中の水分の蒸発が活発になる。
【0004】後者は、洗濯物を水中で皺を延ばして折り
畳み、ケースの中の台に重ねて置いて、脱水してから吸
引装置で吸引し温風を送りながら、水分を気化させ吸引
して乾燥する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者で
は、水が蒸発する時に気化熱を持ち去るので、洗濯物に
残った水分の温度が下がり洗濯物が凍り付く可能性があ
り、洗濯物の生地を痛めてしまうことがある。また、真
空ポンプを用いて減圧する構造であるので、洗濯機が堅
牢な作りになり、コスト面や構造面で大きな負担がかか
る。そのうえ、加熱機を用いなければならないため、安
全対策が必要となり、コスト面や構造面にかかる負担が
さらに大きくなってしまう。
【0006】しかも、最初に遠心脱水が行われているた
め、洗濯または濯ぎ行程では55rpm以下の低速回転
であるが、脱水行程では600〜1000rpmの高速
回転となる。低速から高速への加速段階で、洗濯物がド
ラム内壁に均等に分布せず偏心回転が生じ、水槽が大き
く振動する。この水槽の振動がばね体や緩衝体を介して
洗濯機本体に伝わり、振動障害ならびに洗濯機本体の疲
労破壊を生ずる。さらには、振動が洗濯機を設置してい
る床面にも伝導され、これにより床面が大きく振動し使
用者に不快感を与え、騒音面でも大きな問題がある。
【0007】また、全自動洗濯機に後者を適用した場
合、洗濯物を折り畳む手間がいり、全自動とは言えなく
なってしまう。そのため、全自動洗濯機に適用すること
は不可能である。しかも、洗濯物の種類や厚さによって
空気の通過抵抗が異なり、温風が洗濯物全体を均一に通
過できなくなり、脱水のばらつきが生じるという問題が
ある。
【0008】そこで、本出願人は、上記問題を解消する
ために、特願平6−143032号において、ドラムを
高速回転させないで吸引脱水を行うことを提案した。と
ころが、吸引装置による脱水では、洗濯物同士の間から
水分が吸い取られると隙間が生じる。また、ドラムの停
止位置によってドラム内のバッフルが吸引体の上部で止
まった場合、吸引体の一部を塞ぐとともに、バッフルが
内面側に突出しているので洗濯物がかかると、洗濯物間
に隙間が生じたりする。このような隙間の存在により、
脱水効率が悪くなるという問題がある。
【0009】本発明は、上記に鑑み、ドラムの回転によ
る脱水をなくして脱水時に発生する振動、騒音の低減を
図り、さらに脱水効率を向上させた全自動のドラム式洗
濯機の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、水槽3に水平軸12周りに回転自在に内装支持さ
れた複数の通水孔7を有するドラム2に対して、ドラム
2の外周壁を覆ってドラム2の通水孔7と連通する吸引
体8と、前記ドラム2の内周壁に張り付いた洗濯物Sの
水分を前記吸引体8を通して吸引して脱水する吸引装置
9とを備え、前記吸引体8と吸引装置9との間に吸引弁
35が設けられ、該吸引弁35と吸引装置9との間に前
記ドラム2から吸引弁35までの容積より大きい容積を
有する気体溜槽38が設けられ、前記吸引弁35の開閉
を脱水状態に応じて制御する制御部45が設けられたも
のであり、吸引装置9によって吸引される風量、空気圧
あるいは脱水量から脱水状態を検出する検出器41,4
2,43を設けて、制御部45は脱水状態が悪くなった
ときに吸引弁35の開閉動作を行わせている。また、洗
濯物Sの材質に応じて気体溜槽38内の圧力が制御され
るものである。
【0011】そして、ドラム2内に複数のバッフル1
7,18が配設され、洗濯物Sの量に応じて吸引脱水時
のドラム2の停止位置が決められ、前記バッフル18に
通水孔19を形成したものである。
【0012】
【作用】上記課題解決手段において、脱水開始にあたり
バッフル17,18が吸引の邪魔にならないようにドラ
ム2を洗濯物Sの量に応じた位置で停止させる。そし
て、吸引装置9を作動させると、脱水初期状態では吸引
体8に連通するドラム2の通水孔7上には洗濯物Sが水
分を多く含んだ状態で位置しており、吸引装置9に過大
な負荷が課せられる。しかしながら、大容量の気体溜槽
38の存在によって、まず気体溜槽38の空気が抜か
れ、それから吸引体8内では真空度が徐々に増してい
く。そして、真空度が上昇すると洗濯物Sの水分が空気
と一緒に吸引体8に吸い込まれていき、吸引脱水が行わ
れる。なお、バッフル18に通水孔19を形成しておく
と、バッフル18に洗濯物Sがかかってもバッフル18
を通して吸引できるので、脱水には差し支えない。
【0013】ところで、ドラム2内壁面に沿って洗濯物
Sが均一に張り付いていないとき、洗濯物S中に隙間が
できてしまう。また、脱水の進行とともに水分が抜け出
すことによっても隙間ができる。これらの状態で脱水を
行うと、効率がよくなく脱水状態が悪い。そこで、この
ような状態を回避するために、圧力センサ43および風
速センサ42等により脱水状態を監視しており、通常の
脱水時と比較して脱水状態が悪化していると判断する
と、吸引弁35を閉じて負圧力を高めてから吸引弁35
を開放する。これにより、急激にしかも気体溜槽38が
大容量の分長い時間にわたって洗濯物Sからの空気が吸
い込まれ、洗濯物S間の隙間や浮きが風圧により押しつ
ぶされる。この繰り返しにより脱水状態の悪化の原因を
排除してから、通常の吸引脱水を行う。
【0014】また、洗濯物Sからの脱水量は絶えず検出
されており、脱水量が減ってきた場合、吸引される洗濯
物Sの同一場所における脱水の限界と判断される。この
ときも吸引弁35を閉じて再び開く動作を行うと、洗濯
物Sは空気振動により揺さぶられ、布間に浸透している
水分をはたくような作用をして水分が分離され、吸引脱
水を助長し脱水率を向上させることができる。
【0015】そして、洗濯物Sが絹、化学繊維、薄手の
布などの場合は吸引力をあまり要せずに脱水できるの
で、吸引装置9によって加える負圧力を低くする。これ
によって、洗濯物Sの皺や布傷みの発生を防止できる。
【0016】
【実施例】本実施例のドラム式全自動洗濯機は、図1の
如く、洗濯機本体1に、洗濯物Sを収容して回転するド
ラム2と、このドラム2の周りを囲んで回転自在に支持
する水槽3と、ドラム2を正逆回転させる駆動装置4
と、水槽3内に水を給水する給水装置5および水槽3内
の水を排水させる排水装置6と、ドラム2の外周壁を覆
ってドラム2の通水孔7と連通する吸引体8と、ドラム
2の内周壁に張り付いた洗濯物Sの水分を吸引体8を通
して吸引して脱水する吸引装置9とが設けられている。
【0017】前記ドラム2は、周壁に多数の通水孔7が
形成され、前面に洗濯物Sを出し入れする開口10が形
成されている。そして、ドラム2の後面の中央に、水槽
3に摺接した回転受部11が突設され、回転受部11に
水平軸12が固定されている。水平軸12は、水槽3の
中心部を貫通して外側に突出しており、その先端側には
ドラムプーリ13が固定されている。また、水槽3の下
面には正逆回転可能なドラム駆動用モータ14が取付ら
れており、このモータ軸の駆動プーリ15とドラムプー
リ13とはベルト16で連結されている。これらの水平
軸12,ドラムプーリ13およびドラム駆動用モータ1
4等から駆動装置4は構成されている。なお、駆動装置
4はドラム2の回転を停止させるためのブレーキ機構を
有しており、ドラム2に直接制動力をかけたり、あるい
はプーリに制動力をかけるようになっている。
【0018】また、本実施例の洗濯機では、ドラム2内
で洗濯物Sを掻き上げて落下させながら洗うというタン
ブリングを行うために、図2の如くドラム2の内周面に
軸方向に沿って3本のバッフル17,18が突設されて
いる。そして、一つのバッフル18だけ全面およびバッ
フル18に対応するドラム2の外周壁に通水孔19を形
成しており、バッフル18の内部は空洞であるため、こ
のバッフル18を通して水や空気が通り抜けれるように
なっている。
【0019】前記水槽3はドラム2および駆動装置4を
有して洗濯機本体1に収容されており、振動吸収のた
め、水槽3の上面がスプリング20により洗濯機本体1
から吊下げられ、また水槽3の下面と洗濯機本体1の底
面との間にダンパー21が設けられ、これらによって水
槽3を保持して振動を減衰させる構成となっている。さ
らに、水槽3の上面および前面には重り22が取付ら
れ、これによりドラム回転時の振動を低減している。ま
た、洗濯機本体1の底面には設置脚23が複数個設けら
れ、床等への振動の伝導を遮断している。
【0020】そして、水槽3の前面に、ドラム2の開口
10を臨む洗濯物投入口24が突設され、洗濯機本体1
に投入口24を開閉する密閉蓋25が開閉自在に取付ら
れている。また、水槽3の下面には排水口が形成され、
排水装置6が配されている。排水装置6は、排水口に接
続された排水パイプ26と、排水パイプ26中に介装さ
れた排水弁27とからなり、排水パイプ26に洗濯機本
体1外部に導かれた排水ホース28が接続されている。
水槽3の上面には給水口が形成され、給水装置5が配さ
れている。給水装置5は、給水口に接続された給水パイ
プ29と、給水パイプ29中に介装された給水弁30と
からなり、給水パイプ29は水道等に接続されており、
また、給水パイプ29の途中に洗剤、柔軟剤等を入れた
容器31が介装され、給水によって洗剤が投入されるよ
うになっている。
【0021】前記吸引体8は、図3,4の如く、ドラム
2の下面の一部を取り囲むようにドラム外周方向に沿っ
て延設されたシール板32と、シール板32中央に形成
された吸引口に接続され水槽3を貫通して外部に突出し
た吸引パイプ33とからなり、吸引パイプ33の上部は
伸縮自在となっている。
【0022】そして、シール板32は、ドラム2に対し
て離接自在とされており、吸引パイプ33の弾性力によ
りドラム2から吸引体8を離間させている。この離接さ
せる機構は、ソレノイドのオンオフによって行われるも
ので、詳細は特願平6−143032号の明細書中の段
落番号0055および図11に記載されている。また、
シール板32は二つのバッフルの間に収まる大きさの形
状になっており、例えばシール板32が大きい場合はド
ラム2に完全密着させることが困難となりドラム2、シ
ール板32、吸引体8の各々の加工精度が要求されコス
ト的に高価なものとなる。また、小さい場合はシール板
32に閉止される通水孔7が少なくなり、吸引口に隣り
合った通水孔7までの距離が小さくなり、通水孔7から
の空気の吸い込みによるショートサーキットが発生し脱
水効率に悪影響を及ぼす。以上のことから、シール板3
2は上記のような形状とされた。
【0023】前記吸引装置9は、吸引体8の吸引パイプ
33の中間に介装された吸引弁35と、排水タンク36
と、吸引ポンプ37とを備え、排水タンク36と吸引弁
35との間に、始動時に吸引ポンプ37に過大な負荷が
かからないようにするための気体溜槽38が設けられて
いる。気体溜槽38は、ドラム2から吸引弁35までの
容積よりも大きい容積を有する中空の箱からなり、上面
に形成された開口に吸引パイプ33が接続されている。
また、排水タンク36のドレン口が、タンク弁39を介
して排水ホース28に接続されている。排水タンク36
内には、溜められた水がオーバーフローするのを防止す
るために、水位フロート40が設けられており、水位フ
ロート40の浮上によってタンク弁39が開放される。
なお、吸引ポンプ37からの排気は、循環路を設けて水
槽3内に循環させてもよく、あるいはそのまま排出させ
てもよいが、この場合水槽3に空気を取り入れるための
孔を形成しておく。なお、前記吸引弁35の詳細は、特
願平6−143032号の明細書中の段落番号0057
および図12,13に記載されている。
【0024】そして、排水タンク36の上流側に、脱水
量を検出する脱水量センサ41が設けられており、電磁
流量計、超音波流量計、あるいはオーバル式,ロータリ
ベーン式,ピストン式といった容積式流量計が用いられ
る。また、吸引ポンプ37には、脱水時の風量および真
空圧を検出するための風速センサ42および圧力センサ
43が設けられている。風速センサ42としては、電磁
流量計、超音波流量計、渦流量計等が用いられる。圧力
センサ43としては、圧力トランスミッタ等の一般的な
圧力センサが用いられる。これらのセンサによって検出
された脱水量、風量、圧力によって脱水状態を判断する
ことができる。
【0025】また、ドラム2の回転位置を検出するため
の位置検出センサと、ドラム2の回転速度を検出する速
度センサとが設けられている。位置検出センサは、ドラ
ム2の外周面の各バッフル17,18に対応する場所に
取付られた被検出体に対向させて水槽3に取付られてい
る。位置検出センサとしては、光センサ、磁気センサが
用いられ、光センサの場合、被検出体は光の反射性のよ
い材料をドラム2の外周面に貼着したりあるいは埋め込
む。磁気センサの場合は、被検出体として磁性材料を用
い、同様にドラム2の外周面に貼着したりあるいは埋め
込む。これによって、直接バッフル17,18の位置を
検出できる。また、ドラム2の後面あるいはドラムプー
リ13に被検出体を取付て、これに対向させて位置検出
センサを配したものでもよい。そして、速度センサは、
ドラム駆動用モータ14のモータ軸の回転速度を直接検
出する電磁式センサとするか、あるいは前記位置検出セ
ンサを利用して位置検出センサの検出信号から回転速度
を算出するものでもよい。
【0026】上記吸引ポンプ37、吸引弁35、タンク
弁39、排水弁27、給水弁30、モータ14を駆動制
御するためのマイクロコンピュータからなる制御部45
が設けられている。制御部45は、洗濯機本体1の上部
に配置され、洗濯機本体1の外面に設けられた操作パネ
ルの操作キーからの入力および各種センサの出力信号に
したがって洗濯、濯ぎ、脱水の各行程を実行させるため
に、洗濯物Sの初期重さと給水後の重さから洗濯物Sの
量や布質を判断する洗濯物判別機能と、この判断結果に
基づいて洗濯、濯ぎ、脱水の各運転条件を設定する運転
設定機能等の通常の全自動洗濯機が備えている機能を有
している。
【0027】また、通常の機能以外に、洗濯物Sの量に
応じて脱水時のドラム2の停止位置を設定する停止機能
と、洗濯物Sの材質に応じて気体溜槽38内の負圧力を
変えるように吸引弁35の開閉を制御する種別制御機能
と、風速センサ42、圧力センサ43、脱水量センサ4
1からの検出信号によって脱水状態を判断する監視機能
と、脱水状態が悪化したとき吸引弁35の開閉を制御す
る吸引制御機能と、脱水量センサ41からの検出信号に
基づいてドラム2を回転させて洗濯物Sを撹拌する洗濯
物撹拌機能と、脱水中においてドラム2が停止している
とき吸引体8を密着させドラム2が回転しているとき吸
引体8を離間させるドラム円滑回転機能とを備えてい
る。
【0028】前記停止機能は、洗濯物Sの量が小〜中容
量の場合、図5に示すように通水孔のない二つのバッフ
ル17の間に洗濯物Sがくるようにドラム2を第一基準
位置に停止させ、大容量の場合、図6に示すように通水
孔19付きのバッフル18がドラム2の下死点にくる第
二基準位置に停止させるものである。すなわち、大容量
の場合、図7の如く第一基準位置で停止させて洗濯物S
がバッフル17よりも上方にくると、ドラム2内壁とバ
ッフル17との接続部分Cに洗濯物Sが載り、水分が溜
まってしまい取り除けない場所ができるが、このように
通水孔19付きのバッフル18が真下になる位置に停止
させることにより、他のバッフル17が洗濯物Sに当た
らない場所に位置することになり、上記のような場所が
なくなり吸引力を全体に行き渡らせることができる。し
かも、バッフル18の通水孔19を通して水分を吸引で
きるので、吸引力を有効に作用させることができ、脱水
効率が高まる。
【0029】前記種別制御機能において、布質の柔らか
い絹や化学繊維等の薄手で水分をあまり含まない洗濯物
Sは最大の圧力差を加えると皺あるいは布切れなどの問
題が発生する可能性があるので、気体溜槽38の負圧力
を最大負圧力になる前に吸引弁35の開放を行ってお
り、通常吸引ポンプ37の最大負圧力まで気体溜槽38
に蓄え吸引弁35の開閉動作を行うが、布質の柔らかい
洗濯物Sに関しては通常の約半分の圧力で開放するよう
に制御を行うものである。
【0030】前記監視機能において、通常の脱水時の風
量および真空圧は図8(A)に示す通り脱水時間と共に
風量は増え、真空圧は下がってくる。しかし、洗濯物間
の隙間の増加、ドラム2からの洗濯物Sの浮き等がある
と、図8(B)の様に短時間に風量および真空度が変化
する。ここで時間をTとし風量をM、真空度をHとする
とΔM/TおよびΔH/Tを算出し、通常の脱水の値と
比較し設定レベルより明らかに大きい場合は洗濯物Sの
浮きや隙間があって、脱水状態が悪いと判断する。ま
た、脱水量が減少して風量が増すとき、脱水の最終段階
であると判断し、この場合でも脱水状態が悪いとするよ
うにしている。
【0031】さらに、洗濯物Sを判別する方法として、
最初に洗濯物Sをドラム2に入れて、モータ14を駆動
してドラム2を回転させそれから停止させると、ドラム
2の慣性によりドラム2は瞬時に停止せず少しの時間回
り続けるため、モータ14も回転してモータ14の電極
端子部に起電力が発生する。この起電力はドラム2と洗
濯物Sの重量によって変化するので、この起電力を測定
することにより洗濯物Sの初期重さXが検出される。次
に、水を排水しながら給水して洗濯物Sに吸水させた
後、上記と同じように吸水させた洗濯物Sの重さYを検
出する。そして、吸水させた洗濯物Sの重さYと初期重
さXから Z=(Y−X)/X で示す計算式によって洗濯物Sの吸水度Zを算出する。
すなわち、これによって洗濯物Sの材質が表され、例え
ば綿ならば吸水性は大きく、絹、化学繊維ならば吸水性
は小さい。
【0032】上記構成において、洗濯および濯ぎ行程に
関しては従来の全自動洗濯機と同じであるため脱水行程
について説明をする。濯ぎ行程が終わると、排水弁27
が開放され、水槽3から水が排水される。洗濯物Sの判
別結果により設定された脱水運転条件で脱水行程が開始
される。
【0033】まず、濯ぎ行程の最後の濯ぎが終わり濯ぎ
水をドラム2から排出するときに速度センサによりドラ
ム2の回転速度を検出し、位置検出センサにより検出し
たドラム位置に基づいてモータ14を停止させ、ドラム
2あるいはプーリ等にブレーキをかけて、洗濯物Sの量
が小〜中容量の場合、ドラム2を図5に示す第一基準位
置で停止させる。このとき、ドラム2内に収容された洗
濯物Sは、排水によりドラム2の下部に広がった状態で
降りていき、二つのバッフル17に囲まれた内周壁に張
り付く。また、大容量の場合、ドラム2を図6に示す第
二基準位置で停止させる。なお、ドラム2のバッフル1
8にシール板32がかかるように停止しても、吸引口に
隣り合った通水孔7までの距離がバッフル18の分だけ
長くなって、ショートサーキットが発生しにくくなり、
吸引口からの沿面距離が大きくなることにより洗濯物S
とドラム2内壁との接触面が多くなり、隙間が発生し難
くなる。
【0034】次に排水がすべて終わると、ソレノイドを
オンして、吸引体8のシール板32を押し上げる。吸引
体8のシール板32はドラム2に対し同じ曲率に形成さ
れているので、シール板32はドラム2に完全密着とな
り、吸引体8の吸引口に連通する通水孔7以外の通水孔
7がシール板32により閉止され、通水孔7の面積が減
少されたことになる。これによって、吸引口に隣合った
通水孔7からの空気の吸い込みによるショートサーキッ
トを防止でき、脱水率の向上が図られる。
【0035】そして、モータ14の停止後、排水弁27
およびタンク弁39を閉止し、吸引弁35を開放させ、
吸引ポンプ37を駆動する。脱水初期状態において吸引
体8に連通するドラム2の通水孔7上には洗濯物Sが水
分を多く含んだ状態で位置しており、吸引ポンプ37の
動作時には、閉止状態からの始動となり、過大な負荷が
吸引ポンプ37に課せられる。しかしながら、吸引パイ
プ33途上に設けられた大容量の気体溜槽38によっ
て、吸引ポンプ37はまず気体溜槽38の空気を抜く動
作を行い、吸引体8内では真空度が徐々に増し、通水孔
7を隔てた洗濯物Sとドラム2内との間に圧力差が生じ
る。真空度が上昇すると洗濯物Sに浸透した水分の膜が
圧力に負け、空気と一緒に吸引体8に吸い込まれてい
く。この水分を含んだ空気は、吸引体8の吸引パイプ3
3を通り排水タンク36に到達する。このとき、水と空
気は重さの違いにより分離され、水は排水タンク36に
貯蔵され、空気は吸引ポンプ37内に吸い込まれて排気
されていく。したがって、気体溜槽38を設けることに
より、吸引ポンプ37の始動時の負荷が軽減され、駆動
部品に対する負担を少なくでき、寿命を延ばすことがで
きる。また、脱水開始から洗濯物Sの水分が急激に出て
こなくなり、水分がパイプ33や排水タンク36に緩や
かに移動するため、衝撃がなく吸引装置9の耐久性の向
上につながり、騒音も低下させることができる。
【0036】しかし、脱水の初期段階ではドラム2内壁
面に沿って洗濯物Sが均一に張り付かない状態がしばし
ば起こることがあり、洗濯物Sのドラム2内壁面からの
浮き上がりや洗濯物S間の凹凸の食い違いで隙間ができ
てしまう。この状態で脱水を行うと、脱水度の低下およ
びばらつき、時間延長など効率のよい脱水が行えない。
このような状態を回避するために、圧力センサ43およ
び風速センサ42により風量および真空圧を監視してお
り、通常の脱水時の検出値と比較して設定レベルより大
きくなると、洗濯物S間の隙間、ドラム2との浮きがあ
るので脱水状態が悪化していると判断する。
【0037】そして、吸引装置9を作動した状態で吸引
弁35を閉じ、吸引パイプ33内および気体溜槽38の
空気を抜き、吸引ポンプ37の最大負圧力まで到達させ
る。この状態に達したことを圧力センサ43で検知する
と、吸引弁35を瞬間開放状態にする。これにより、負
圧になっていた吸引パイプ33内部および気体溜槽38
に急激に洗濯物Sからの空気が吸い込まれてくる。気体
溜槽38は大容量のため、槽全体を満たすまで吸引体8
には大きな風量と吸引圧力が維持される。したがって、
洗濯物S間の隙間や浮きが風圧の維持により押しつぶさ
れる結果となり、隙間や浮きが取り除かれる。また、吸
引弁35を開閉することで吸引体8内部に圧力ゼロと最
大値との間での圧力変動が起こり、この繰り返しにより
緩急の大きな衝撃、風量が発生し、隙間や浮きを効果的
に取り除ける。この動作を数回繰り返し、再び風量およ
び真空圧の検出を行い、設定レベル以下なら通常の吸引
脱水を行う。また、設定レベル以上の場合は再び吸引弁
35の開閉動作を行い、脱水状態の悪化を防止する。
【0038】また、洗濯物Sより吸引された水が吸引パ
イプ33を通過するとき脱水量センサ41によって絶え
ず脱水量は検出され、制御部45に検出値が出力されて
いる。洗濯物Sからの水の脱水量が減ってきて基準値よ
り少なくなると、吸引される洗濯物Sの同一場所におけ
る脱水の限界と判断される。また、このとき洗濯物Sあ
るいは洗濯物S間から取り除かれた水分によりできた隙
間が多く存在するため、吸引圧力の低下が見られ、脱水
効率が悪くなる。
【0039】そこで、まず吸引ポンプ37を停止し、ソ
レノイドをオフすると、吸引体8がドラム2から離間す
るので、モータ14を駆動して吸引体8の抵抗を受けず
にドラム2を回転させる。これによって、洗濯物Sが移
動して、洗濯物Sの新たな面が吸引体8に対応した位置
にくる。そして、再びドラム2を同じ基準位置に停止さ
せ、吸引体8をドラム2に密着させて吸引ポンプ37を
駆動して吸引脱水を行う。
【0040】しかし、洗濯物Sの新たな面を出すために
ドラム2を回転させて洗濯物Sをほぐしながら撹拌する
ので、新たな面には隙間が生じやすいことがある。隙間
が生じると、吸引された空気は洗濯物Sを通らず吸引ポ
ンプ37に直接吸い込まれていくので、吸引圧が下がっ
て空気が通りにくくなり、脱水の効率が悪くなる。
【0041】このように、脱水の最終段階に近づくと、
脱水量が減少していくにつれて洗濯物Sを通過する空気
が多くなり、吸引力が低下していく。ここで、洗濯物S
から水分を効率よく脱水するには、隙間を塞ぐとともに
洗濯物Sを通過する適度な風量と吸引力が必要となる。
そのため、吸引弁35を周期的に開閉させ、隙間を塞ぎ
ながら適度の風量と吸引力を維持して、脱水の効率を向
上させ脱水時間を短縮する。
【0042】また、吸引弁35を周期的に開閉すること
で吸引体8内部に圧力差ゼロと最大値との間での圧力変
動が起こり、この変動によって空気振動が発生させられ
る。吸引体8上部に位置する洗濯物Sは空気振動により
揺さぶられ、布間に浸透している水分をはたくような作
用をし、水分の分離しやすい状態となり、吸引脱水を助
長し脱水率を向上させることができる。
【0043】脱水の最終仕上げとして、再び吸引弁35
を開放したままにして、通常の吸引装置9による脱水を
行い、長時間洗濯物Sに衝撃を与えることを避け、布傷
みや皺の発生を防止する。
【0044】このような吸引脱水を行うことにより、脱
水時にドラム2を高速回転しなくてよくなり、水槽3が
大きく振動することがなくなり、それとともに機械的騒
音を最小限に留めることが可能となり、使用者に不快感
を与えない。そのため、防振対策が不要となり、洗濯機
本体1を堅牢にする必要がなく、補強材や振動減衰機構
を簡略化することで大幅なコストダウンが可能となる。
【0045】また、脱水状態を風量、圧力、脱水量に基
づいて監視することにより洗濯物Sの載置状態や脱水の
進行によって生じる隙間の存在を検出でき、これらの隙
間を吸引弁35の開閉によって塞いでいるので、吸引力
を無駄なく発揮させることができ効率のよい脱水を行
え、脱水時間短縮に大きく貢献できる。しかも、脱水最
終段階に近づくと洗濯物S間の水分が吸引装置9に吸い
取られ隙間が発生し風量が増加するが、吸引弁35の開
閉により洗濯物S間の隙間を吸引力と風量でなくすこと
ができ、洗濯物S全体に吸引力が行き渡り効率のよい脱
水が可能となる。
【0046】そして、大容量の気体溜槽38を設けるこ
とにより、始動時の負荷を軽減でき吸引装置9の負担が
軽くなり寿命が延びる。また、洗濯物Sから急激に水が
でるのを防止できるので、水の流れが緩和されて衝撃が
無くなり、騒音が生じず吸引装置9の各部の耐久性を向
上させることができる。また、吸引弁35の開閉動作に
おいて、弁閉止中に気体溜槽38に負圧力と風量が貯え
られ、その出力は吸引装置9の最大限の性能となるの
で、吸引弁35の開閉を行うことにより緩急の差の大き
な振動力が得られ、しかも開放時に洗濯物Sに吸引装置
9の最大能力での圧力、風量が加わるので、洗濯物Sと
水の分離を効率よく行える。また、気体溜槽38の容量
を吸引体8と配管との合計容量以上の大きさにすること
で容量分の比率で風量、圧力が一定時間維持されること
になり、この比率が大きくなるので脱水の効果をあげら
れる。
【0047】また、洗濯物Sの材質によって気体溜槽3
8内の圧力を制御することにより、絹、化学繊維、薄手
の布など吸引力をあまり要さずに脱水できる素材に対し
て急激な圧力を加えないので、皺や布傷みが生じるのを
防ぐことができ、洗濯物Sに優しい脱水が可能となる。
【0048】また、洗濯物Sの量に応じて吸引体8の上
にくるドラム2の停止位置を制御することにより、バッ
フル17,18が吸引体8の蓋になってしまい吸引力を
作用できなくなるといった不具合を防止できる。しか
も、洗濯物Sがバッフル17の間におさまり、バッフル
17が邪魔をしないので、吸引力が洗濯物全体に行き渡
り効率よく脱水を行える。洗濯物Sが小中容量の場合に
は、この効果が発揮される。そして、バッフル18に通
水孔19を形成することにより、バッフル19の存在に
関係なく吸引が可能となり、吸引力が全体に行き渡り効
率よく脱水を行える。これは、特に洗濯物Sが多い場合
には有効である。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正
および変更を加え得ることは勿論である。バッフルは3
本に限るものではなく、また各バッフルに通水孔を形成
してもよい。これによって、ドラムの全周から吸引が可
能となり、洗濯物の量によるドラムの停止位置を考慮し
なくてよくなり、制御の簡素化が図れる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
請求項1,2によると、吸引体と吸引装置との間に吸引
弁を設け、吸引弁と吸引装置との間にドラムから吸引弁
までの容積より大きい容積を有する気体溜槽を設けてい
るので、始動時の負荷を軽減できるとともに水の流れに
よる衝撃や騒音を防止できる。また、吸引弁の開閉動作
において、弁閉止中に気体溜槽に負圧力と風量が貯えら
れ、吸引弁の開閉によって緩急の差の大きな振動力が得
られ、しかも開放時に洗濯物に吸引装置の最大能力での
圧力、風量を加えることができるので、洗濯物と水の分
離を効率よく行え、容量が大きいことにより上記状態を
長く維持でき、脱水開始時の吸引効果を高めることがで
きる。
【0051】そして、吸引弁の開閉を吸引装置によって
吸引される風量、空気圧あるいは脱水量に基づいて検出
される脱水状態に応じて制御しているので、脱水状態の
悪化の原因である洗濯物の載置状態や脱水の進行によっ
て生じる隙間の存在を検出でき、これらの原因を吸引弁
の開閉によって排除することができる。したがって、吸
引力を無駄なく発揮させることができ効率のよい脱水を
行え、脱水時間の短縮を図ることができる。
【0052】請求項3によると、洗濯物の材質によって
気体溜槽内の圧力を制御することにより、絹、化学繊
維、薄手の布など吸引力をあまり要さずに脱水できる素
材に対して急激な圧力を加えないようにできる。そのた
め、皺や布傷みが生じるのを防ぐことができ、洗濯物に
優しい脱水が可能となる。
【0053】請求項4,5によると、洗濯物の量に応じ
て吸引体の上にくるドラムの停止位置を制御することに
より、バッフルが吸引体の蓋になって吸引を邪魔すると
いった不具合を防止できる。そして、洗濯物が多い場合
にはバッフルに洗濯物がかかって吸引の邪魔になること
があるが、バッフルに通水孔を形成することによりバッ
フルの存在に関係なく吸引が可能となり、吸引力が全体
に行き渡り効率よく脱水を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドラム式全自動洗濯機の構
成図
【図2】(A)ドラムの内部を示した図、(B)通水孔
を有するバッフルの斜視図
【図3】吸引体の平面図
【図4】吸引体の正面図
【図5】洗濯物が小〜中容量の場合のドラムの停止位置
を示す図
【図6】洗濯物が大容量の場合のドラムの停止位置を示
す図
【図7】(A)大容量の洗濯物に対してドラムの停止位
置を設定しなかった場合のドラムを示す図、(B)バッ
フル部分の拡大図
【図8】(A)通常の脱水時の風量および真空度の変化
を示す図、(B)洗濯物の隙間やドラムとの浮きがある
場合における脱水時の風量および真空度の変化を示す図
【符号の説明】
2 ドラム 3 水槽 7 通水孔 8 吸引体 9 吸引装置 17,18 バッフル 19 通水孔 35 吸引弁 38 気体溜槽 42 風速センサ 43 圧力センサ 45 制御部 S 洗濯物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体に弾性支持された水槽と、該
    水槽に水平軸周りに回転自在に内装支持された複数の通
    水孔を有するドラムとを備え、該ドラムを正逆回転させ
    る駆動装置と、前記水槽内に水を給水する給水装置およ
    び水槽内の水を排水させる排水装置とが設けられたドラ
    ム式全自動洗濯機において、前記ドラムの外周壁を覆っ
    てドラムの通水孔と連通する吸引体と、前記ドラムの内
    周壁に張り付いた洗濯物の水分を前記吸引体を通して吸
    引して脱水する吸引装置とを備え、前記吸引体と吸引装
    置との間に吸引弁が設けられ、該吸引弁と吸引装置との
    間に前記ドラムから吸引弁までの容積より大きい容積を
    有する気体溜槽が設けられ、前記吸引弁の開閉を脱水状
    態に応じて制御する制御部が設けられたことを特徴とす
    るドラム式全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 吸引装置によって吸引される風量、空気
    圧あるいは脱水量から脱水状態を検出する検出器が設け
    られ、制御部は脱水状態が悪くなったときに吸引弁の開
    閉動作を行わせることを特徴とする請求項1記載のドラ
    ム式全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗濯物の材質に応じて気体溜槽内の圧力
    が制御されたことを特徴とする請求項1または2記載の
    ドラム式全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 ドラム内に複数のバッフルが配設され、
    洗濯物の量に応じて吸引脱水時のドラムの停止位置を決
    めたことを特徴とする請求項1記載のドラム式全自動洗
    濯機。
  5. 【請求項5】 ドラム内に配設されたバッフルに通水孔
    を形成したことを特徴とする請求項1または4記載のド
    ラム式全自動洗濯機。
JP6256478A 1994-10-21 1994-10-21 ドラム式全自動洗濯機 Pending JPH08117476A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101824738A (zh) * 2009-06-26 2010-09-08 南京乐金熊猫电器有限公司 衣物处理装置的控制方法
WO2013035256A1 (ja) * 2011-09-05 2013-03-14 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
JP2016168199A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 リンナイ株式会社 衣類乾燥機

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WO2013035256A1 (ja) * 2011-09-05 2013-03-14 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
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