JPH08116727A - 育苗箱用播種段積運搬装置 - Google Patents
育苗箱用播種段積運搬装置Info
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- JPH08116727A JPH08116727A JP28128894A JP28128894A JPH08116727A JP H08116727 A JPH08116727 A JP H08116727A JP 28128894 A JP28128894 A JP 28128894A JP 28128894 A JP28128894 A JP 28128894A JP H08116727 A JPH08116727 A JP H08116727A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 播種、段積、運搬の作業の容易化。
【構成】 一枚ずつ育苗箱6を連続移送しうる移送手段
を有する移送台5上に、移送中の前記育苗箱6に床土、
種子、覆土を供給する供給装置をそれぞれ設けて播種部
2を構成し、該播種部2の終端には、播種された育苗箱
6を所定枚数に段積する段積装置15と段積された育苗
箱6を移転する移転部26を有する段積部3を接続し、
前記移転部26上の段積育苗箱6を乗り移らせうるコン
ベア29を設けた位置固定の台枠30によりなる待機台
28を設け、該待機台28の側部には上面に突条39
を、側面にフォーク38の挿入孔42をそれぞれ形成し
たパレット36を設けた育苗箱用播種段積運搬装置。
を有する移送台5上に、移送中の前記育苗箱6に床土、
種子、覆土を供給する供給装置をそれぞれ設けて播種部
2を構成し、該播種部2の終端には、播種された育苗箱
6を所定枚数に段積する段積装置15と段積された育苗
箱6を移転する移転部26を有する段積部3を接続し、
前記移転部26上の段積育苗箱6を乗り移らせうるコン
ベア29を設けた位置固定の台枠30によりなる待機台
28を設け、該待機台28の側部には上面に突条39
を、側面にフォーク38の挿入孔42をそれぞれ形成し
たパレット36を設けた育苗箱用播種段積運搬装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗箱用播種段積運搬
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特開昭63−154527号
公報には、一枚ずつ育苗箱を連続移送しうる移送手段を
有する移送台上に、移送中の前記育苗箱に床土、種子、
覆土を供給する供給装置をそれぞれ設けて播種部を構成
し、該播種部の終端には、播種された育苗箱を所定枚数
に段積する段積装置を設けた構成について記載されてい
る。
公報には、一枚ずつ育苗箱を連続移送しうる移送手段を
有する移送台上に、移送中の前記育苗箱に床土、種子、
覆土を供給する供給装置をそれぞれ設けて播種部を構成
し、該播種部の終端には、播種された育苗箱を所定枚数
に段積する段積装置を設けた構成について記載されてい
る。
【0003】
【発明を解決すべき課題】前記公知例は、段積された育
苗箱をリフト等により所定場所に運搬するが、この運搬
作業が大変であるという課題がある。
苗箱をリフト等により所定場所に運搬するが、この運搬
作業が大変であるという課題がある。
【0004】
【発明の目的】播種、段積、運搬の作業の容易化。
【0005】
【課題を解決する手段】よって、本発明は、一枚ずつ育
苗箱6を連続移送しうる移送手段を有する移送台5上
に、移送中の前記育苗箱6に床土、種子、覆土を供給す
る供給装置をそれぞれ設けて播種部2を構成し、該播種
部2の終端には、播種された育苗箱6を所定枚数に段積
する段積装置15と段積された育苗箱6を移転する移転
部26を有する段積部3を接続し、前記移転部26上の
段積育苗箱6を乗り移らせうるコンベア29を設けた位
置固定の台枠30によりなる待機台28を設け、該待機
台28の側部には上面に突条39を、側面にフォーク3
8の挿入孔42をそれぞれ形成したパレット36を設け
た育苗箱用播種段積運搬装置および、前記コンベア29
はローラーコンベアにより構成した育苗箱用播種段積運
搬装置、および、前記パレット36は、枠40の上面に
プレス加工により突条39を形成した薄金属板薄金属板
41を固定して形成した育苗箱用播種段積運搬装置、お
よび、前記待機台28の終端部には落下防止ストッパー
33を設けた育苗箱用播種段積運搬装置としたものであ
る。
苗箱6を連続移送しうる移送手段を有する移送台5上
に、移送中の前記育苗箱6に床土、種子、覆土を供給す
る供給装置をそれぞれ設けて播種部2を構成し、該播種
部2の終端には、播種された育苗箱6を所定枚数に段積
する段積装置15と段積された育苗箱6を移転する移転
部26を有する段積部3を接続し、前記移転部26上の
段積育苗箱6を乗り移らせうるコンベア29を設けた位
置固定の台枠30によりなる待機台28を設け、該待機
台28の側部には上面に突条39を、側面にフォーク3
8の挿入孔42をそれぞれ形成したパレット36を設け
た育苗箱用播種段積運搬装置および、前記コンベア29
はローラーコンベアにより構成した育苗箱用播種段積運
搬装置、および、前記パレット36は、枠40の上面に
プレス加工により突条39を形成した薄金属板薄金属板
41を固定して形成した育苗箱用播種段積運搬装置、お
よび、前記待機台28の終端部には落下防止ストッパー
33を設けた育苗箱用播種段積運搬装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は育苗箱用播種段積運搬装置であり、播種部2と、段
積部3等により構成する。5は前記播種部2を構成する
育苗箱6を移送する移送台で、育苗箱6の移送方向に長
く形成され、床7上に支脚8、8により水平に載置され
る。移送台5には前記育苗箱6を移送する移送ロール等
により構成する移送手段を有し、移送台5上の始端部に
は空の育苗箱6を前記移送手段に一枚ずつ供給する育苗
箱自動供給装置9を設け、育苗箱自動供給装置9の下手
側にはホッパーと繰出ベルトを有する床土供給装置10
を設け、床土供給装置10の下手側にはホッパーと繰出
ロールを有する種子供給装置11を設け、種子供給装置
11の下手側にはホッパーと繰出ベルトを有する覆土供
給装置12を設け、播種部2では育苗箱自動供給装置9
により一枚ずつ供給した育苗箱6を、移送手段により連
続移送し、移送中の育苗箱6に床土、種子、覆土を供給
して播種する。播種部2は公知構成のものであり、移送
台5には、前記床土供給装置10などのほか、鎮圧装
置、回転ブラシ、灌水装置等、適宜必要な装置が設けら
れている。
1は育苗箱用播種段積運搬装置であり、播種部2と、段
積部3等により構成する。5は前記播種部2を構成する
育苗箱6を移送する移送台で、育苗箱6の移送方向に長
く形成され、床7上に支脚8、8により水平に載置され
る。移送台5には前記育苗箱6を移送する移送ロール等
により構成する移送手段を有し、移送台5上の始端部に
は空の育苗箱6を前記移送手段に一枚ずつ供給する育苗
箱自動供給装置9を設け、育苗箱自動供給装置9の下手
側にはホッパーと繰出ベルトを有する床土供給装置10
を設け、床土供給装置10の下手側にはホッパーと繰出
ロールを有する種子供給装置11を設け、種子供給装置
11の下手側にはホッパーと繰出ベルトを有する覆土供
給装置12を設け、播種部2では育苗箱自動供給装置9
により一枚ずつ供給した育苗箱6を、移送手段により連
続移送し、移送中の育苗箱6に床土、種子、覆土を供給
して播種する。播種部2は公知構成のものであり、移送
台5には、前記床土供給装置10などのほか、鎮圧装
置、回転ブラシ、灌水装置等、適宜必要な装置が設けら
れている。
【0007】移送台5の終端(取出)側の延長部の床7
上には、播種された育苗箱6を段積する段積装置15を
設ける。段積装置15は移送台5より移送される育苗箱
6を受け止め段積する構成のものであればよく、実施例
では、前後左右に4本の後柱16、16および前柱1
7、17を設け、左側の後柱16と前柱17の上下に上
部回転軸18と下部回転軸19をそれぞれ軸支し、右側
の後柱16と前柱17の上下にも上部回転軸18と下部
回転軸19をそれぞれ軸支し、 左側および右側の下部回
転軸19には下部スプロケット20、20を、上部回転
軸18には上部スプロケット21を設け、前後一対の下
部スプロケット20、20と上部スプロケット21と
に、チエン22、22をそれぞれ掛け回わし、前後一対
のチエン22、22には、育苗箱6が乗移る二組の受桟
23を設け、受桟23は移送台5より育苗箱6が乗移れ
る位置で交互に停止するように構成する。
上には、播種された育苗箱6を段積する段積装置15を
設ける。段積装置15は移送台5より移送される育苗箱
6を受け止め段積する構成のものであればよく、実施例
では、前後左右に4本の後柱16、16および前柱1
7、17を設け、左側の後柱16と前柱17の上下に上
部回転軸18と下部回転軸19をそれぞれ軸支し、右側
の後柱16と前柱17の上下にも上部回転軸18と下部
回転軸19をそれぞれ軸支し、 左側および右側の下部回
転軸19には下部スプロケット20、20を、上部回転
軸18には上部スプロケット21を設け、前後一対の下
部スプロケット20、20と上部スプロケット21と
に、チエン22、22をそれぞれ掛け回わし、前後一対
のチエン22、22には、育苗箱6が乗移る二組の受桟
23を設け、受桟23は移送台5より育苗箱6が乗移れ
る位置で交互に停止するように構成する。
【0008】チエン22、22および受桟23の下部位
置には、チエン22、22および受桟23により下降さ
せた育苗箱6を受け止める受台24を設ける。受台24
には、転輪25を設け、該転輪25上に育苗箱6を載置
させ、所定数段積されると、受台24の下手側に設けた
移転部26に移動させる(図4)。したがって、受台2
4に所定数育苗箱6が段積されると、前記転輪25を駆
動させ、移転部26への移動が完了すると転輪25を停
止させるように、段積部3を構成する。なお、図5で
は、上部軸上部回転軸18は後述するように上下動のみ
自在に取付け、左右の上部軸上部回転軸18のそれぞれ
にはチエン案内レール27を設け、前後一対の下部スプ
ロケット20、20とチエン案内レール27とに、チエ
ン22、22をそれぞれ掛け回わし、前記チエン案内レ
ール27は、最初ボルトを緩めてバネ弾力によりチエン
22、22を張り、この状態でボルトを閉めてチエン案
内レール27を固定する。
置には、チエン22、22および受桟23により下降さ
せた育苗箱6を受け止める受台24を設ける。受台24
には、転輪25を設け、該転輪25上に育苗箱6を載置
させ、所定数段積されると、受台24の下手側に設けた
移転部26に移動させる(図4)。したがって、受台2
4に所定数育苗箱6が段積されると、前記転輪25を駆
動させ、移転部26への移動が完了すると転輪25を停
止させるように、段積部3を構成する。なお、図5で
は、上部軸上部回転軸18は後述するように上下動のみ
自在に取付け、左右の上部軸上部回転軸18のそれぞれ
にはチエン案内レール27を設け、前後一対の下部スプ
ロケット20、20とチエン案内レール27とに、チエ
ン22、22をそれぞれ掛け回わし、前記チエン案内レ
ール27は、最初ボルトを緩めてバネ弾力によりチエン
22、22を張り、この状態でボルトを閉めてチエン案
内レール27を固定する。
【0009】しかして、前記段積部3の移転部26の下
手側には移転部26より移転させた段積育苗箱6を待機
させる待機台28を設ける。待機台28は、ローラーコ
ンベア29を台枠30上に設けて構成し、前記待機台2
8は、移動させる必要がないので、台枠30には前記ロ
ーラーコンベア29の高さを調節し得る支脚31を設
け、台枠30の前側部(終端)には、挿入孔32を形成
し、挿入孔32には段積育苗箱6の落下を防止する落下
防止ストッパー33を挿入する。前記待機台28の側部
には、該待機台28上の段積育苗箱6を乗り移らせるパ
レット36を設ける。パレット36は台37上に載置
し、フォーク38により運搬する。前記パレット36は
上面に突条39を形成し、前記段積育苗箱6の下面との
接触面積を減少させて、容易に押せるように構成する。
実施例ではパレット36の枠40の上面にプレス加工し
た薄金属板41を載置固定して形成している。42は前
記パレット36に形成した前記フォーク38の挿入孔で
ある。前記育苗箱6は、当業者においてプラグトレイと
呼ばれているものでもよく、プラグトレイは合成樹脂製
の四角形状の薄板53に前後左右に所定間隔を置いて多
数のポット54を形成し、該ポット54群より外側のと
なる薄板53の左右両側にはそれぞれ所定間隔を置いて
育苗箱6の移送方向と平行であって一列の係合孔55を
並設して形成している。
手側には移転部26より移転させた段積育苗箱6を待機
させる待機台28を設ける。待機台28は、ローラーコ
ンベア29を台枠30上に設けて構成し、前記待機台2
8は、移動させる必要がないので、台枠30には前記ロ
ーラーコンベア29の高さを調節し得る支脚31を設
け、台枠30の前側部(終端)には、挿入孔32を形成
し、挿入孔32には段積育苗箱6の落下を防止する落下
防止ストッパー33を挿入する。前記待機台28の側部
には、該待機台28上の段積育苗箱6を乗り移らせるパ
レット36を設ける。パレット36は台37上に載置
し、フォーク38により運搬する。前記パレット36は
上面に突条39を形成し、前記段積育苗箱6の下面との
接触面積を減少させて、容易に押せるように構成する。
実施例ではパレット36の枠40の上面にプレス加工し
た薄金属板41を載置固定して形成している。42は前
記パレット36に形成した前記フォーク38の挿入孔で
ある。前記育苗箱6は、当業者においてプラグトレイと
呼ばれているものでもよく、プラグトレイは合成樹脂製
の四角形状の薄板53に前後左右に所定間隔を置いて多
数のポット54を形成し、該ポット54群より外側のと
なる薄板53の左右両側にはそれぞれ所定間隔を置いて
育苗箱6の移送方向と平行であって一列の係合孔55を
並設して形成している。
【0010】プラグトレイは、合成樹脂製薄板であるた
め、軟弱であるので、待機台28の始端部に、載置板5
6を乗せ、これに乗り移らせるが、乗り移らせる時に載
置板56がずれないようにするストッパー57を設け
る。ストッパー57は、前記台枠30に横軸58を回転
自在に軸装し、台枠30内の横軸58にL型形状の板5
9の基部を固定し、板59の先端を上方に向けて屈曲さ
せて係合部60を形成し、前記横軸58には筒61を固
定し、筒61にはレバー62を横方向に回動自在に取付
け、台枠30の外面にはレバー62が係合する係合軸6
3を設ける。
め、軟弱であるので、待機台28の始端部に、載置板5
6を乗せ、これに乗り移らせるが、乗り移らせる時に載
置板56がずれないようにするストッパー57を設け
る。ストッパー57は、前記台枠30に横軸58を回転
自在に軸装し、台枠30内の横軸58にL型形状の板5
9の基部を固定し、板59の先端を上方に向けて屈曲さ
せて係合部60を形成し、前記横軸58には筒61を固
定し、筒61にはレバー62を横方向に回動自在に取付
け、台枠30の外面にはレバー62が係合する係合軸6
3を設ける。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。移送台5の始端部の育苗箱
自動供給装置9に空の育苗箱6を入れると、播種部2で
は育苗箱自動供給装置9により一枚ずつ供給した育苗箱
6を、移送手段により連続移送し、移送中の育苗箱6が
床土供給装置10の下方を通過するとき床土の供給を受
け、種子供給装置11の下方を通過するとき種子が播か
れ、覆土供給装置12の下方を通過するとき覆土が供給
されて終端部に至る。終端部では早送りベルト台の早送
りベルトに乗り移って、早送りされ、段積部3の段積装
置15の受桟23に乗り移る。
自動供給装置9に空の育苗箱6を入れると、播種部2で
は育苗箱自動供給装置9により一枚ずつ供給した育苗箱
6を、移送手段により連続移送し、移送中の育苗箱6が
床土供給装置10の下方を通過するとき床土の供給を受
け、種子供給装置11の下方を通過するとき種子が播か
れ、覆土供給装置12の下方を通過するとき覆土が供給
されて終端部に至る。終端部では早送りベルト台の早送
りベルトに乗り移って、早送りされ、段積部3の段積装
置15の受桟23に乗り移る。
【0012】すると、下部回転軸19をそれぞれ回転さ
せ、下部回転軸19はチエン22、22を回転させ、段
積装置15の受桟23に乗り移った育苗箱6は、受桟2
3により下降して段積みされ、次の受桟23が待機位置
に至ると、回動を停止させ、これを反復して、受台24
を構成する転輪25上に所定数段積し、所定数段積され
ると、転輪25を駆動させ、受台24の下手側に設けた
移転部26に移動させ、移転部26への移動が完了する
と転輪25を停止させる。
せ、下部回転軸19はチエン22、22を回転させ、段
積装置15の受桟23に乗り移った育苗箱6は、受桟2
3により下降して段積みされ、次の受桟23が待機位置
に至ると、回動を停止させ、これを反復して、受台24
を構成する転輪25上に所定数段積し、所定数段積され
ると、転輪25を駆動させ、受台24の下手側に設けた
移転部26に移動させ、移転部26への移動が完了する
と転輪25を停止させる。
【0013】しかして、移転部26の下手側には待機台
28を設け、待機台28はローラーコンベア29を載せ
た台枠30により構成し、台枠30は移転部26の高さ
に合わせて支脚31を伸縮させて高さを合わせてあるの
で、移転部26にまで移転された段積育苗箱6はそのま
ま手で押すだけで待機台28のローラーコンベア29上
に移動する。移転させた段積育苗箱6は、落下防止スト
ッパー33に当たって停止し、このようにして、移転部
26の段積育苗箱6を次々に待機台28上に移転させ
る。
28を設け、待機台28はローラーコンベア29を載せ
た台枠30により構成し、台枠30は移転部26の高さ
に合わせて支脚31を伸縮させて高さを合わせてあるの
で、移転部26にまで移転された段積育苗箱6はそのま
ま手で押すだけで待機台28のローラーコンベア29上
に移動する。移転させた段積育苗箱6は、落下防止スト
ッパー33に当たって停止し、このようにして、移転部
26の段積育苗箱6を次々に待機台28上に移転させ
る。
【0014】したがって、移転部26に移動させた段積
育苗箱6を取り出さないうちに、受台24に所定数段積
されても移転できず、このときは、段積部3および播種
部2を停止させることになるが、移転部26の段積育苗
箱6を待機台28に簡単に移せるので、装置を停止させ
ることはなく、作業を停止させない。次に、前記待機台
28の側部には、台37を配置し、台37上にはパレッ
ト36を載置しているから、待機台28上の段積育苗箱
6をパレット36に向けて押して乗り移らせる。次に、
パレット36をフォーク38によりハウス等の任意の場
所に搬送する。
育苗箱6を取り出さないうちに、受台24に所定数段積
されても移転できず、このときは、段積部3および播種
部2を停止させることになるが、移転部26の段積育苗
箱6を待機台28に簡単に移せるので、装置を停止させ
ることはなく、作業を停止させない。次に、前記待機台
28の側部には、台37を配置し、台37上にはパレッ
ト36を載置しているから、待機台28上の段積育苗箱
6をパレット36に向けて押して乗り移らせる。次に、
パレット36をフォーク38によりハウス等の任意の場
所に搬送する。
【0015】運搬したパレット36上の段積育苗箱6
は、一枚ずつ並べ、育苗する。したがって、播種されて
段積した育苗箱6は、相当に重いが、これを持ち上げる
ことなく、所定の場所まで運搬できる。この場合、パレ
ット36は上面には突条39を形成しているから、段積
された育苗箱6のうち最下段の育苗箱6の下面との接触
面積が減少し、接触抵抗が少ないので、容易に待機台2
8上の段積育苗箱6をパレット36に向けて押せる。ま
た、実施例ではパレット36の枠40の上面にプレス加
工した薄金属板41を載置固定して形成しているから、
安価に製造できる。
は、一枚ずつ並べ、育苗する。したがって、播種されて
段積した育苗箱6は、相当に重いが、これを持ち上げる
ことなく、所定の場所まで運搬できる。この場合、パレ
ット36は上面には突条39を形成しているから、段積
された育苗箱6のうち最下段の育苗箱6の下面との接触
面積が減少し、接触抵抗が少ないので、容易に待機台2
8上の段積育苗箱6をパレット36に向けて押せる。ま
た、実施例ではパレット36の枠40の上面にプレス加
工した薄金属板41を載置固定して形成しているから、
安価に製造できる。
【0016】しかして、レバー62を下方回動させる
と、待機台28の台枠30に横軸58を回転自在に軸装
し、台枠30内の横軸58にL型形状の板59の基部を
固定し、板59の先端を上方に向けて屈曲させて係合部
60を形成し、前記横軸58には筒61を固定し、筒6
1にはレバー62を横方向に回動自在に取付け、台枠3
0の外面にはレバー62が係合する係合軸63を設けて
ストッパー57を設けているから、レバー62を下方回
動させると、筒61が回転し、筒61の回転により横軸
58が回転し、横軸58の回転により板59および係合
部60を上方回動させ、係合部60はローラーコンベア
29上に突出し、レバー62を係合軸63より下方に位
置させてから台枠30側に回動させると、レバー62は
係合軸63に係合し、前記係合部60を保持する。
と、待機台28の台枠30に横軸58を回転自在に軸装
し、台枠30内の横軸58にL型形状の板59の基部を
固定し、板59の先端を上方に向けて屈曲させて係合部
60を形成し、前記横軸58には筒61を固定し、筒6
1にはレバー62を横方向に回動自在に取付け、台枠3
0の外面にはレバー62が係合する係合軸63を設けて
ストッパー57を設けているから、レバー62を下方回
動させると、筒61が回転し、筒61の回転により横軸
58が回転し、横軸58の回転により板59および係合
部60を上方回動させ、係合部60はローラーコンベア
29上に突出し、レバー62を係合軸63より下方に位
置させてから台枠30側に回動させると、レバー62は
係合軸63に係合し、前記係合部60を保持する。
【0017】そこで、待機台28の始端部に載置板56
を予め載せ、載置板56の前端をストッパー57に係合
させておくと、段積育苗箱(プラグトレイ)6を乗り移
らせるときの抵抗によって、載置板56が動くのを防止
でき、作業性を向上させ、当業者においてプラグトレイ
と呼ばれている合成樹脂製の薄板53により形成したも
のでも移転させることができる。
を予め載せ、載置板56の前端をストッパー57に係合
させておくと、段積育苗箱(プラグトレイ)6を乗り移
らせるときの抵抗によって、載置板56が動くのを防止
でき、作業性を向上させ、当業者においてプラグトレイ
と呼ばれている合成樹脂製の薄板53により形成したも
のでも移転させることができる。
【0018】この場合、段積みしたプラグトレイを載置
板56上に載せてから、ストッパー57を外してローラ
ーコンベア29上を移動させ、再びストッパー57をセ
ットしてから次の段積プラグトレイを載置板56上に移
転させ、これを反復し、段積プラグトレイは載置板56
と共に、載置待機台31まで運搬する。
板56上に載せてから、ストッパー57を外してローラ
ーコンベア29上を移動させ、再びストッパー57をセ
ットしてから次の段積プラグトレイを載置板56上に移
転させ、これを反復し、段積プラグトレイは載置板56
と共に、載置待機台31まで運搬する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、一枚ずつ育苗箱6を連続移送
しうる移送手段を有する移送台5上に、移送中の前記育
苗箱6に床土、種子、覆土を供給する供給装置をそれぞ
れ設けて播種部2を構成し、該播種部2の終端には、播
種された育苗箱6を所定枚数に段積する段積装置15と
段積された育苗箱6を移転する移転部26を有する段積
部3を接続し、前記移転部26上の段積育苗箱6を乗り
移らせうるコンベア29を設けた位置固定の台枠30に
よりなる待機台28を設け、該待機台28の側部には上
面に突条39を形成したパレット36を設けた育苗箱用
播種段積運搬装置としたものであるから、移転部26に
移動させた段積育苗箱6を取り出さないうちに、受台2
4に所定数段積されて移転できないときは、段積部3お
よび播種部2を停止させることになるが、移転部26の
段積育苗箱6を待機台28に簡単に移せるので、装置を
停止させることはなく、作業を停止させない。また、パ
レット36の上面には突条39を形成しているから、待
機台28上からパレット36に向けて移動させるとき、
段積された育苗箱6のうち最下段の育苗箱6の下面との
接触面積が減少し、接触抵抗が少ないので、容易に待機
台28上の段積育苗箱6をパレット36に押せる。ま
た、本発明は、前記コンベア29はローラーコンベアに
より構成した育苗箱用播種段積運搬装置としたものであ
るから、構造が簡単であり、コストを低くできる。ま
た、本発明は、前記パレット36は、枠40の上面にプ
レス加工により突条39を形成した薄金属板41を固定
して形成した育苗箱用播種段積運搬装置としたから、構
造が簡単であり、コストを低くできる。また、本発明
は、前記待機台28の終端部には落下防止ストッパー3
3を設けた育苗箱用播種段積運搬装置としたから、移転
させた段積育苗箱6は、落下防止ストッパー落下防止ス
トッパー33に当たって停止し、作業性を向上させる。
しうる移送手段を有する移送台5上に、移送中の前記育
苗箱6に床土、種子、覆土を供給する供給装置をそれぞ
れ設けて播種部2を構成し、該播種部2の終端には、播
種された育苗箱6を所定枚数に段積する段積装置15と
段積された育苗箱6を移転する移転部26を有する段積
部3を接続し、前記移転部26上の段積育苗箱6を乗り
移らせうるコンベア29を設けた位置固定の台枠30に
よりなる待機台28を設け、該待機台28の側部には上
面に突条39を形成したパレット36を設けた育苗箱用
播種段積運搬装置としたものであるから、移転部26に
移動させた段積育苗箱6を取り出さないうちに、受台2
4に所定数段積されて移転できないときは、段積部3お
よび播種部2を停止させることになるが、移転部26の
段積育苗箱6を待機台28に簡単に移せるので、装置を
停止させることはなく、作業を停止させない。また、パ
レット36の上面には突条39を形成しているから、待
機台28上からパレット36に向けて移動させるとき、
段積された育苗箱6のうち最下段の育苗箱6の下面との
接触面積が減少し、接触抵抗が少ないので、容易に待機
台28上の段積育苗箱6をパレット36に押せる。ま
た、本発明は、前記コンベア29はローラーコンベアに
より構成した育苗箱用播種段積運搬装置としたものであ
るから、構造が簡単であり、コストを低くできる。ま
た、本発明は、前記パレット36は、枠40の上面にプ
レス加工により突条39を形成した薄金属板41を固定
して形成した育苗箱用播種段積運搬装置としたから、構
造が簡単であり、コストを低くできる。また、本発明
は、前記待機台28の終端部には落下防止ストッパー3
3を設けた育苗箱用播種段積運搬装置としたから、移転
させた段積育苗箱6は、落下防止ストッパー落下防止ス
トッパー33に当たって停止し、作業性を向上させる。
【図1】 全体斜視図。
【図2】 全体側面図。
【図3】 段積装置の斜視図。
【図4】 同側面図。
【図5】 同他の実施例の斜視図。
【図6】 待機台の分解斜視図。
【図7】 突条の作用状態を示す断面図。
【図8】 育苗箱(プラグトレイ)の斜視図。
【図9】 ストッパーの斜視図。
【図10】 同平面図。
【図11】 同側面図。
1…育苗箱播種段積運搬装置、2…播種部、3…段積
部、5…移送台、6…育苗箱、7…床、8…支脚、9…
育苗箱自動供給装置、10…床土供給装置、11…種子
供給装置、12…覆土供給装置、16…後柱、17…前
柱、18…上部回転軸、19…下部回転軸、20…下部
スプロケット、22…チエン、23…受桟、24…受
台、25…転輪、26…移転部、27…チエン案内レー
ル、28…待機台、29…ローラーコンベア、30…台
枠、31…支脚、32…挿入孔、33…落下防止ストッ
パー、36…パレット、37…台、38…フォーク、3
9…突条、40…枠、41…薄金属板、42…挿入孔、
50…支脚、51…ハンドル、52…取付部、53…薄
板、54…ポット、55…係合孔、56…載置板、57
…ストッパー、58…横軸、59…板、61…筒、62
…レバー、63…係合軸。
部、5…移送台、6…育苗箱、7…床、8…支脚、9…
育苗箱自動供給装置、10…床土供給装置、11…種子
供給装置、12…覆土供給装置、16…後柱、17…前
柱、18…上部回転軸、19…下部回転軸、20…下部
スプロケット、22…チエン、23…受桟、24…受
台、25…転輪、26…移転部、27…チエン案内レー
ル、28…待機台、29…ローラーコンベア、30…台
枠、31…支脚、32…挿入孔、33…落下防止ストッ
パー、36…パレット、37…台、38…フォーク、3
9…突条、40…枠、41…薄金属板、42…挿入孔、
50…支脚、51…ハンドル、52…取付部、53…薄
板、54…ポット、55…係合孔、56…載置板、57
…ストッパー、58…横軸、59…板、61…筒、62
…レバー、63…係合軸。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
Claims (4)
- 【請求項1】 一枚ずつ育苗箱6を連続移送しうる移送
手段を有する移送台5上に、移送中の前記育苗箱6に床
土、種子、覆土を供給する供給装置をそれぞれ設けて播
種部2を構成し、該播種部2の終端には、播種された育
苗箱6を所定枚数に段積する段積装置15と段積された
育苗箱6を移転する移転部26を有する段積部3を接続
し、前記移転部26上の段積育苗箱6を乗り移らせうる
コンベア29を設けた位置固定の台枠30によりなる待
機台28を設け、該待機台28の側部には上面に突条3
9を、側面にフォーク38の挿入孔42をそれぞれ形成
したパレット36を設けた育苗箱用播種段積運搬装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記コンベア29は
ローラーコンベアにより構成した育苗箱用播種段積運搬
装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
パレット36は、枠40の上面にプレス加工により突条
39を形成した薄金属板41を固定して形成した育苗箱
用播種段積運搬装置。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
において、前記待機台28の終端部には落下防止ストッ
パー33を設けた育苗箱用播種段積運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28128894A JPH08116727A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 育苗箱用播種段積運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28128894A JPH08116727A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 育苗箱用播種段積運搬装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08116727A true JPH08116727A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17636986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28128894A Pending JPH08116727A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 育苗箱用播種段積運搬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08116727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009035360A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Kubota Corp | 育苗装置 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP28128894A patent/JPH08116727A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009035360A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Kubota Corp | 育苗装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |