JPH08116544A - 量子化装置および量子化方法 - Google Patents

量子化装置および量子化方法

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JPH08116544A
JPH08116544A JP27710094A JP27710094A JPH08116544A JP H08116544 A JPH08116544 A JP H08116544A JP 27710094 A JP27710094 A JP 27710094A JP 27710094 A JP27710094 A JP 27710094A JP H08116544 A JPH08116544 A JP H08116544A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質劣化を防止し、量子化値として、量子化
誤差が大きいようなかけ離れた値が出力されることを防
止する。 【構成】 処理部13の判定部16では、入力信号値と
量子化復号値の量子化誤差であるS/N評価値と、入力
信号値の空間変動と量子化復号値の空間変動の差分であ
る空間変動評価値と、入力信号値の時間変動と量子化復
号値の時間変動の差分である時間変動評価値とが重み付
け加算されることによって、新規範評価値が算出され
る。この評価値は、制限された数の量子化値候補、すな
わち、S/N評価値を最小とする量子化値と、その上下
の量子化値との3個の量子化値候補について計算され、
新規範評価値を最小とする量子化候補が選択的に出力端
子14に取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタル画
像信号を量子化する場合に入力信号値と量子化復号値と
で定義される量子化誤差最小規範に対して、さらに視覚
特性を考慮した空間変動規範、および/または、時間変
動規範を加味するようにした量子化装置および量子化方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、各画素が8ビットで表されるデ
ィジタル画像信号が入力され、各画素を8ビットより少
ないビット数で量子化(再量子化)することによって、
データ量を圧縮することが行われる。従来この量子化と
しては、入力信号値と量子化復号値との量子化誤差が最
小となるように量子化値が選択されていた。この量子化
装置において、入力信号レベルの分布に極端な偏りがな
い場合、その量子化誤差の積算値は最小となりS/N
(Signal/Noise)比は、最良となる。そのため、従来の
量子化装置は、S/N規範に基づいて量子化値が決定さ
れている。この規範とは、のっとるべき規則を言い、す
なわちS/N規範とは、量子化誤差を最小とする量子化
値を選択する規則を意味する。
【0003】ここで、S/N規範Q1は式(1)で表さ
れる。L(i)は入力信号値を表し、L(i)^は量子
化復号値を表し、q(i)は量子化値を表し、nは量子
化ビット数を表す。また、一般的な8ビット量子化の入
力ディジタル画像信号に対する量子化式と復号式を式
(2)、(3)に示す。
【0004】 Q1=MIN〔|L(i)^−L(i)|〕 (1) q(i)=L(i)/(255/2n ) (2) L(i)^=q(i)・255/2n (3)
【0005】式(1)におけるMIN〔 〕は、〔 〕
内の値が最小値となる量子化値を選択することを意味す
る。入力信号値に対する各量子化値の量子化復号値の量
子化誤差を比較し、S/N規範Q1に基づいて量子化値
が選択される。図4に3ビット量子化の例を示す。従来
のS/N規範量子化装置は、入力信号を8階調に量子化
し、各量子化区間の中央値を量子化復号値として出力す
る。
【0006】図4によると、入力信号の変化が小さくな
る平坦領域において画質劣化が認められる。つまり、入
力信号が領域境界レベルを挟み僅かに変動しているにも
拘らず、量子化復号値においては、量子化ステップ幅に
相当する信号変動に拡大されることになる。このような
画質劣化は空間方向と時間方向の両者に発生し、画像の
エッジ部分がザラザラと見える、すなわちエッジビジネ
スや時間的劣化の原因となる。このように、人間の視覚
特性を考慮すると、必ずしもS/N規範による量子化が
最適とは言えない。特に人間の視覚特性は、入力信号の
空間的、あるいは時間的な信号変化に対する感度が高い
と考えられるにも拘らず、従来の量子化装置は、入力信
号値そのものを基準として量子化を行うため、信号変化
に伴う画質劣化が目立つという欠点があった。
【0007】このような従来のS/N規範のみに基づく
量子化装置の欠点を克服するため、本出願人は、上述の
ような人間の視覚特性を考慮した新規範Q2を用いた量
子化装置を先に提案している(特開平6−169257
号公報参照)。新規範Q2を式(4)に示す。 Q2=MIN〔α〔S/N〕+β〔ΔS〕+γ〔ΔT〕〕 (4)
【0008】ここで、〔S/N〕はS/N評価値を表
し、〔ΔS〕は空間変動評価値を表し、〔ΔT〕は時間
変動評価値を表し、さらにα、β、γはそれぞれの重み
を表している。この式(4)で表される新規範Q2は、
複数の量子化値候補に関して、S/N評価値、空間変動
評価値および時間変動評価値を重み付け加算した新規範
評価値を求め、この評価値を最小とする量子化値候補を
出力量子化値として選択する規則である。図5には、空
間的に対応するkフレームと(k−1)フレームの画素
配置図を示す。kフレームのLx(k)の値を有する画
素の量子化を行う場合、新量子化規範Q2で用いられる
各評価値は次式で表される。
【0009】 〔S/N〕=|Lx(k)^−Lx(k)| (5) 〔ΔS〕=〔ΔS1 〕+〔ΔS2 〕+〔ΔS3 〕+〔ΔS4 〕 (6) 〔ΔT〕=|(Lx(k)^−Lx(k−1)^)−(Lx(k)−Lx(k −1))| (7) 但し、〔ΔS1 〕、〔ΔS2 〕、〔ΔS3 〕、〔Δ
4 〕は、次式で定義される。
【0010】 〔ΔS1 〕=|(Lx(k)^−La(k)^)−(Lx(k)−La(k) )| (8) 〔ΔS2 〕=|(Lx(k)^−Lb(k)^)−(Lx(k)−Lb(k) )| (9) 〔ΔS3 〕=|(Lx(k)^−Lc(k)^)−(Lx(k)−Lc(k) )| (10) 〔ΔS4 〕=|(Lx(k)^−Ld(k)^)−(Lx(k)−Ld(k) )| (11)
【0011】S/N評価値〔S/N〕は、従来の量子化
装置で評価されるのと同様の量子化誤差である。空間変
動評価値〔ΔS〕は、空間内の量子化復号値の信号変化
量(すなわち、空間内の量子化復号値の傾き)と入力信
号の信号変化量(すなわち、空間内の入力信号値の傾
き)との比較を行うものである。量子化復号値の信号変
化量を算出する場合、既に新規範Q2により決定済み
の、過去の画素の量子化値を使用して比較するという処
理上の制約がある。図5においては、量子化対象画素L
x(k)に関し、処理済み画素は近傍4画素La
(k)、Lb(k)、Lc(k)、Ld(k)であり、
これらを使用して〔ΔS1 〕、〔ΔS2 〕、〔Δ
3 〕、〔ΔS4 〕がそれぞれ求められる。
【0012】時間変動評価値〔ΔT〕は、量子化対象画
素Lx(k)と同一位置にある前フレームの画素Lx
(k−1)とに関し、入力信号のフレーム間の変化量と
量子化復号値のフレーム間の信号変化量とを比較するも
のである。上述のように式(4)のMIN〔 〕は、
〔 〕内の評価値を最小とする量子化値候補が最終的な
量子化値として選択されることを意味する。その結果、
従来の量子化装置で問題となる画質劣化が低減される。
【0013】その様子を図4に示す。すなわち、従来の
量子化装置では、入力信号が量子化境界レベル近傍で僅
かに変動している場合、量子化復号値においては量子化
ステップ幅に相当する信号変動に拡大されていたが、上
述の式(4)に基づく新規範量子化装置においては、こ
の信号変動は抑圧され安定した量子化復号化値が得られ
る。こうして新規範量子化装置によって、意図した画質
改善が達成できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の新規範量子化装
置と従来の量子化装置とを比較すると、画質劣化はかな
り低減される。しかしながら、各評価値に対する重み
α、β、γの組合せが適切でないと、入力信号変化の忠
実性を重視するあまり、S/N規範量子化値とかけ離れ
た量子化値が選択される問題がある。
【0015】従って、この発明の目的は、新規範による
量子化を行なう時に、量子化値候補を制限することによ
って、出力される量子化値がかけ離れたものとなること
を防止できる量子化装置および量子化方法を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定の量子
化ビット数の入力信号値が供給され、量子化ビット数と
異なるnビットの量子化値を出力する量子化装置におい
て、量子化値の複数の量子化値候補に関して、入力信号
値と量子化値候補の復号値の差であるS/N評価値と、
入力信号値の空間変動と量子化値候補の復号値の空間変
動の差である空間変動評価値および/または入力信号値
の時間変動と量子化値候補の復号値の時間変動の差であ
る時間変動評価値とを重み付け加算した評価値をそれぞ
れ求め、評価値を最小とする量子化値候補を出力すべき
量子化値として選択的に出力すると共に、量子化値候補
の数を制限することを特徴とする量子化装置および量子
化方法である。また、この発明は、量子化値候補を制限
する時に、S/N評価値を最小とする量子化値を基準と
するものである。
【0017】
【作用】入力信号の信号変化に対して、量子化値の変化
を忠実とする量子化を行なう時に、量子化値候補の数を
制限することによって、S/N規範による量子化値とか
け離れた量子化値が発生することを防止する。
【0018】
【実施例】以下、この発明に係る量子化装置の一実施例
について、図面を参照しながら説明する。図1は、入力
信号値とS/N規範量子化復号値と新規範量子化復号値
との一例を示す。この図1は、縦軸に信号レベルを表
し、横軸に座標を表す。座標方向に入力信号値がL0〜
L6のように変化するとき、従来の量子化装置では、式
(1)で定義されるS/N規範により量子化値q(i)
が決定される。図1では、○がS/N規範による量子化
復号値を示す。従来の量子化装置による画質劣化の典型
例は、画素L1のように、その量子化復号値L(i)^
では信号変化が拡大することである。このようにS/N
規範による量子化復号値L(i)^では、入力信号値L
(i)が量子化境界近傍であると、入力信号の微小変化
が量子化ステップ幅により拡大され、エッジビジネスや
時間変動などの画質劣化が発生する。
【0019】一方、入力信号変化に忠実な特性を持つ新
規範(式(4))に基づく量子化装置においては、図1
において、◎で復号値の変化を示すように、安定した量
子化復号値を得ることが可能となる。既に提案されてい
る、新規範に基づく量子化は、nビットの場合の全ての
量子化値候補に関して評価値を計算し、最小の評価値を
与える量子化値候補を選択する処理である。この量子化
では、S/N評価値のみで決定される量子化値とかけ離
れた量子化値が選択されるおそれが生じる。従って、こ
の発明は、量子化値候補の数を制限する。量子化値候補
数を制限する場合、ここでは、S/N規範に基づいて決
定された量子化値と、その上下の量子化値との3個の量
子化値を候補する。但し、このような制限に限らず、周
囲の入力信号値の分布等を調べ、その結果に基づいて数
を制限しても良い。
【0020】上述した可変重み新規範量子化の量子化値
決定の一例を図2のフローチャートに示す。基本的に
は、設定された量子化ビット数nで生成可能な全ての線
形量子化値q(i)に関し、式(4)で定義される新規
範評価値を算出し、その最小値を有する量子化コードを
出力値とする。この図2のフローチャートにおいては、
量子化値候補と対応する、量子値候補用のカウンタqを
用いる。まず、ステップ1の初期化において、カウンタ
qに `0' が設定される。
【0021】次にステップ2の基準量子化値算出におい
て、S/N規範で決定される基準量子化値が決定され
る。例えば図1におけるL1の場合では、(Q+1)で
あり、L2の場合では、Qである。そして、続く処理で
は、基準量子化値と、その上下の量子化値との合計3個
の量子化値候補について、式(4)を使用した評価値の
算出がなされる。
【0022】処理の順序としては、最も下側の量子化値
候補から評価値の算出が開始される。すなわち、ステッ
プ3の評価値の算出、および登録において、最も下側の
量子化値候補に関し、式(4)を使用して新規範評価値
が算出され、算出された新規範評価値が登録される。
【0023】ステップ4のインクリメントでは、カウン
タqに `+1' が加算され、ステップ5へ制御が移る。
ステップ5のq=Nでは、ステップ4(インクリメン
ト)において加算されたカウンタqがNと等しいか否か
が判別され、q≠Nの場合、ステップ3(評価値の算出
および登録)へ制御が戻り、q=Nの場合、ステップ6
へ制御が移る。すなわち、評価対象量子化値の数が(N
−1)(この例では、0,1,2)の場合に、この(N
−1)で設定される回数、ステップ3およびステップ4
の処理が繰り返され、カウンタqがNに等しくなると
き、ループは終了する。
【0024】次に、ステップ6の評価値の最小値検出に
おいて、量子化コード候補の内で最小の新規範評価値の
を生じさせる量子化コードqが最終結果として選択され
る。ステップ7の量子化値q登録において、選択された
量子化コードqが登録され、このフローチャートは終了
する。
【0025】次に、この発明の量子化装置の処理を実現
する一実施例のブロック図を図3に示す。入力端子11
から供給される入力信号値L(i)、例えば各画素が8
ビットに量子化されたディジタル画像信号は、量子化器
12、処理部13へ供給される。この処理部13は、重
み決定部15、判定部16、メモリ部17から構成さ
れ、入力端子11から供給された入力信号値L(i)
は、重み決定部15、判定部16、およびメモリ部17
へ供給される。量子化器12において、供給された入力
信号値L(i)が8ビットより少ないnビットへ量子化
される。この量子化器12からは、2n の数の量子化値
候補が発生する。
【0026】量子化器12により生成された線形量子化
値q(i)は、d1として重み決定部15、および判定
部16へ供給される。重み決定部15は、固定あるいは
可変の重みを発生し、重み決定部15からの重みα、
β、γがd2として判定部16へ供給される。
【0027】新規範量子化においては、式(4)で定義
される新規範Q2が用いられるため、入力信号値L
(i)と決定済み量子化値d0を記憶しておく必要があ
る。メモリ部17からは、必要に応じて記憶データd0
(すなわち、決定済み量子化値)が、判定部16へ供給
される。判定部16では、上述した図2に示すフローチ
ャートの処理が行われる。すなわち、供給された入力信
号値L(i)、線形量子化値d1、重みd2、記憶デー
タd0から式(4)の判定が実行され、最終的な量子化
値q(i)が選択され、出力端子14から取り出され
る。
【0028】この新規範量子化装置により、従来の量子
化装置の画質劣化を低減し、視覚特性に合致する量子化
画像を得ることができる。
【0029】図2中の量子化器12において、全ての量
子化値を発生するのと異なり、S/N規範に基づいて選
択された基準の量子化値を生成し、この量子化値と、そ
の上下の量子化値の3種類の量子化値候補について、判
定部16が新規範評価値をそれぞれ求め、この3個の新
規範評価値の中で最小のものと対応する量子化値候補を
選択的に出力する構成としても良い。
【0030】なお、この発明は、空間変動評価値と時間
変動評価値との一方のみを使用して新規範評価値を構成
するようにしても良い。例えば、ディジタルオーディオ
信号のような場合には、S/N評価値と時間変動評価値
とを使用した評価値を使用することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、視覚特性を考慮した
量子化が行えることで、量子化境界レベル近傍の入力信
号値の変化が拡大されることによる空間方向、あるいは
時間方向の画質劣化を低減することができる。
【0032】また、この発明によれば、量子化値候補が
S/N規範に基づく量子化値とかけ離れた値となること
を防止することができ、新規範量子化装置の特有な画質
劣化を排除することが可能となる。
【0033】さらに、この発明によれば、元の量子化ビ
ット数より少ないビット数でも良好な画像を得ることが
でき、例えばディジタル入力信号の圧縮を良好に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る量子化復号波形の一例を示す略
線図である。
【図2】この発明に係る可変重みの新規範量子化装置の
判定部の一実施例を示すフローチャートである。
【図3】この発明に係る新規範量子化装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図4】入力信号に対して3ビット量子化が行われた一
例を示す略線図である。
【図5】画素の配置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 量子化器 13 新規範処理部 15 規範重み決定部 16 判定部 17 メモリ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/14 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の量子化ビット数の入力信号値が供
    給され、上記量子化ビット数と異なるnビットの量子化
    値を出力する量子化装置において、 上記量子化値の複数の量子化値候補に関して、上記入力
    信号値と上記量子化値候補の復号値の差であるS/N評
    価値と、上記入力信号値の空間変動と上記量子化値候補
    の復号値の空間変動の差である空間変動評価値および/
    または上記入力信号値の時間変動と上記量子化値候補の
    復号値の時間変動の差である時間変動評価値とを重み付
    け加算した評価値をそれぞれ求め、上記評価値を最小と
    する上記量子化値候補を上記出力すべき量子化値として
    選択的に出力すると共に、 上記量子化値候補の数を制限することを特徴とする量子
    化装置。
  2. 【請求項2】 所定の量子化ビット数の入力信号値が供
    給され、上記量子化ビット数と異なるnビットの量子化
    値を出力する量子化装置において、 上記量子化値の複数の量子化値候補に関して、上記入力
    信号値と上記量子化値候補の復号値の差であるS/N評
    価値と、上記入力信号値の空間変動と上記量子化値候補
    の復号値の空間変動の差である空間変動評価値および/
    または上記入力信号値の時間変動と上記量子化値候補の
    復号値の時間変動の差である時間変動評価値とを重み付
    け加算した評価値をそれぞれ求め、上記評価値を最小と
    する上記量子化値候補を上記出力すべき量子化値として
    選択的に出力すると共に、 上記S/N評価値を最小とする量子化値を基準として、
    上記量子化値候補の数を制限することを特徴とする量子
    化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の量子化
    装置において、 空間変動評価値および時間変動評価値は、入力信号値
    と、決定済みの量子化値の復号値とを使用して求められ
    ることを特徴とする量子化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の量子化
    装置において、 入力信号がディジタルビデオ信号であって、空間変動評
    価値が同一フィールドまたは同一フレーム内の入力信号
    値と復号値とを用いて求められることを特徴とする量子
    化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の量子化
    装置において、 入力信号がディジタルビデオ信号であって、時間変動評
    価値が現フレームの入力信号値および復号値と前フレー
    ムの入力信号値と復号値とを用いて求められることを特
    徴とする量子化装置。
  6. 【請求項6】 所定の量子化ビット数の入力信号値が供
    給され、上記量子化ビット数と異なるnビットの量子化
    値を出力する量子化方法において、 上記量子化値の量子化値候補の数を制限するステップ
    と、 上記量子化値候補に関して、上記入力信号値と上記量子
    化値候補の復号値の差であるS/N評価値と、上記入力
    信号値の空間変動と上記量子化値候補の復号値の空間変
    動の差である空間変動評価値および/または上記入力信
    号値の時間変動と上記量子化値候補の復号値の時間変動
    の差である時間変動評価値とを重み付け加算した評価値
    をそれぞれ求め、上記評価値を最小とする上記量子化値
    候補を上記出力すべき量子化値として選択的に出力する
    ステップとからなることを特徴とする量子化装置。
  7. 【請求項7】 所定の量子化ビット数の入力信号値が供
    給され、上記量子化ビット数と異なるnビットの量子化
    値を出力する量子化装置において、 上記S/N評価値を最小とする量子化値を基準として、
    上記量子化値候補の数を制限するステップと、 上記量子化値の複数の量子化値候補に関して、上記入力
    信号値と上記量子化値候補の復号値の差であるS/N評
    価値と、上記入力信号値の空間変動と上記量子化値候補
    の復号値の空間変動の差である空間変動評価値および/
    または上記入力信号値の時間変動と上記量子化値候補の
    復号値の時間変動の差である時間変動評価値とを重み付
    け加算した評価値をそれぞれ求め、上記評価値を最小と
    する上記量子化値候補を上記出力すべき量子化値として
    選択的に出力するステップとからなることを特徴とする
    量子化装置。
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