JPH0811637B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0811637B2
JPH0811637B2 JP61152957A JP15295786A JPH0811637B2 JP H0811637 B2 JPH0811637 B2 JP H0811637B2 JP 61152957 A JP61152957 A JP 61152957A JP 15295786 A JP15295786 A JP 15295786A JP H0811637 B2 JPH0811637 B2 JP H0811637B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は給紙装置、詳細には例えば、複写機、プリン
タ等の画像形成装置の載置手段上のシート材を一枚一枚
機械本体内へ給送する給紙装置に関する。特に例えば紙
載置台が給紙装置本体に対して出し入れ自在に構成され
ている給紙装置に関する。
〔従来の技術〕
本発明が実施される電子写真プリンタについて第4図
に於て説明する。
第4図に於て、給紙装置15は上・下段に2段の紙載置
台をもつが上段からの給紙について説明する。
紙載置台13上の紙(いろいろな種類のものを含めてシ
ート材という)はピックアップローラ3により給紙さ
れ、フイードローラ1及び逆転ローラ2により機械本体
内へガイド板11a,11bを経て送り込まれる。機体内へ送
り込まれた後、搬送ローラ51を経て紙センサ63により紙
先端を検知し一時停止し、待機する。このとき下段から
の紙も同様に紙センサ64により紙先端を検知され停止、
待機する。その後、プリント信号により再び搬送を開始
し、レジストローラ53により、電子写真プロセスで形成
された感光ドラム70上の画像と紙先端とを合わせ紙上に
画像を転写し、感光ドラム70から紙を分離手段、搬送ベ
ルト59で搬送され、定着器60により定着され排紙ローラ
61により排紙される。
以上、述べたようなプロセスで画像形成されプリント
アウトされるが、近年プリンタの高速化に伴って、n枚
目のプリント紙(シート材)と(n+1)枚目のプリン
ト紙の間隔を出来る限り狭くして単位時間当たりのプリ
ント枚数を多くすることが行われている。如かも、プリ
ンタとして用いられる電子写真装置は複写機と異なり複
数段給紙部からランダムに選択されて給紙される使い方
をされる。つまり、例えばあるジヨブで上段から給紙し
ているとき、途中で一枚だけ下段からの給紙を要求する
ような使い方も多い。このとき、下段の紙載置台から紙
をスタートさせたのでは前の紙との間に大きな紙間がで
きてしまい単位時間当たりのプリント可能枚数が一時的
に下がり、プリンタのスループツトが落ちてしまう。従
って、プリンタの高速化という意味では無駄が多い。そ
の為に前述したように、例えば上段からの給紙をしてい
る間でも下段からの紙を紙センサ64の位置まで搬送し、
その位置近傍で待機し、いつでもプリント信号に応じら
れるように構成する所謂先行給紙を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このような先行給紙を行なう場合、紙が機
体内に入ってしまっている為、紙載置台上の紙サイズを
変更したときに先行給紙された紙(先行給紙紙)と紙載
置台上の紙とのサイズが異なるという不都合が生じ、先
行給紙紙をいちいち取り除かねばならないという不都合
が生ずる。
更に、省スペース、操作性という観点から紙の補給を
前面から行なう為に紙載置台を手前に引き出すように構
成する場合、先行給紙紙が機械本体と給紙部との間にわ
たっている為、引出すと途中で紙が破損することを考慮
しなければならず、先行給紙紙を放置できない。
〔問題点を解決するための構成〕
本発明は上述問題点を解決するためになされたもの
で、本発明にかかる給紙装置は、シート材を送り出す方
向に回転する給送回転体と、該給送回転体に対向して設
けられシート材を送り出す方向とは逆方向に回転する逆
転回転体とからなるシート材の分離手段を備えた給紙装
置において、 前記逆転回転体に駆動力を伝達するための駆動力伝達
手段を、トルクリミッタを介して駆動力の伝達が可能な
第1の伝達経路と、前記トルクリミッタを介さずに、駆
動力の伝達・非伝達をする第1の断続手段を介して駆動
力の伝達が可能な第2の伝達経路とから構成し、 前記給送回転体に駆動力を伝達・非伝達するための第
2の断続手段を設け、 前記第1の伝達経路による駆動力の伝達状態のときに
は前記第2の断続手段を駆動力の伝達状態にして前記給
送回転体と前記逆転回転体とによりシート材を一枚ずつ
分離して送り出し、前記第2の伝達経路による駆動力の
伝達状態のときには前記第2の断続手段を駆動力の非伝
達状態にして前記逆転回転体によりシート材を送り方向
とは反対方向に戻してなることを特徴とする。
[作用] 以上の構成によれば、シート材の分離供給を行う場合
には、第1の断続手段の非伝達状態により第2の伝達経
路での駆動力の伝達を行わないで、トルクリミッタが配
置された第1の伝達経路により逆転回転体に駆動力を伝
達すると共に、第2の断続手段の伝達状態により給送回
転体に駆動力を伝達して給送回転体と逆転回転体とに間
でシート材を一枚ずつ分離して送り出し、ジャム処理や
シート材の交換をする場合などには、第2の断続手段の
非伝達状態により給送回転体に駆動力の伝達をしない状
態で第1の断続手段の伝達状態により第2の伝達経路で
駆動力を伝達することにより逆転回転体を逆転させて、
送り出されて給送回転体と逆転回転体との間に挟まれて
いるシート材を戻す。
〔実施例〕
以下に、本発明が実施される給送装置に関して詳細に
説明する。第1図、第2図に於て、第4図の部材と同一
部材には同一の番号を付し、再度の説明は省略する。第
2図に示すように紙載置台13上の紙はピツクアツプロー
ラ3により給紙され、給送ローラ1及び逆転ローラ2に
より機体内へ1枚ずつ送り込まれる。逆転ローラ2には
第1図に示すように、給紙方向と逆方向のトルクがトル
クリミツタ22を介してかかっており、ピツクアツプロー
ラ3により一枚だけ給紙された場合には給送ローラ1に
より従動回転する。複数枚給紙された場合には、逆転ロ
ーラ2は給紙方向と逆方向に回転しようとして重送防止
を行ない、機体内へは一枚のみを送り込む。
以上のように送り込まれた紙は機体内の紙センサ63に
より紙の先端を検知して所定の時間後に停止する。この
とき、紙の後端側は必ず給送ローラ1及び逆転ローラ2
間にはさまれた位置にあるように前記所定時間を選ぶ。
次に、給送ローラ1、ピツクアツプローラ3、逆転ロ
ーラ2の駆動系を第1図に於て説明する。
第1図に於て逆転ローラ2への駆動力の伝達経路は2
系統ある。すなわち一つは、中継ギア21よりトルクリミ
ツタ22を介して逆転ローラ2への伝達する経路で、もう
一つは、中継ギア21より第1の断続手段としての電磁ク
ラツチ23を経てトルクリミツタ22の軸22a上へ戻し逆転
ローラ2へ伝達する経路である。ただし、2系統に限定
されない。
給送ローラ1への駆動伝達は中継ギア21を経て第2の
断続手段としての電磁クラッチ24を経由してゆく。ピツ
クアツプローラ(給紙ローラ)3は給送ローラ1の軸29
上のギア25より駆動を受ける。
ここで、給送ローラ1は電磁クラツチ24がONしている
場合、すなわち給紙している場合は逆転ローラ2の逆転
トルクに打勝って給紙方向へ回転するがOFFしている場
合(給紙していない場合)、逆転ローラは常に逆転の駆
動力を受けている為給送ローラ1は逆転ローラにより駆
動を受け逆転してしまう。そこで、この逆転防止手段と
して給送ローラ軸29上にワンウエイクラツチ26を設けて
ある。ここで、このワンウエイクラツチ26は、第3図に
示すように、ソレノイド27及び爪28により、ソレノイド
OFFのときはそのワンウエイ機能を有し、ONのときはワ
ンウエイ機能を殺してフリーにする機構となっている。
以上のような給紙駆動系を用いて、前述した先行給紙
紙を紙載置台13上へ戻すが、この動作について以下に説
明する。
先行給紙紙を紙載置台上へ戻す場合とは、紙を補給し
たい場合あるいは紙のサイズを変更したい場合等であ
る。このときは、昇降スイツチ(図示しない)を押して
紙載置台13を下げる指示を出した後、所定の時間後に先
行給紙紙を戻す動作を開始する。即ち、紙載置台13を下
げ、ピツクアツプローラ3と紙面(又は紙なし時は紙載
置台上面)との間に先行給紙紙が入るスペースを確保し
かつ紙載置台が下がりすぎない位置で(下げすぎると紙
先端が自重でたれ下がりうまく載らない)前述のワンウ
エイクラツチ解除ソレノイド27をONしてワンウエイクラ
ツチ26の機能を解除すると同時又は遅れて電磁クラツチ
23をONする。すると逆転ローラ2はトルクリミツタ22を
介さないで駆動モータに直結された回転力を受けて逆転
し、給送ローラ1はワンウエイクラツチ26がフリーにな
っている為、逆転ローラ2に従動し、先行給紙紙を紙載
置台上へ引き戻す。また、この戻す速度は通常の逆転時
に対して変化させることによって、より積載状態を良く
することも可能である。
紙載置台上へ戻った後、即ち前記電磁クラツチ23がON
してから所定時間後、又は、第2図に示すように給送ロ
ーラ1及び逆転ローラ2のニツプ近傍に紙センサ16を配
置し、先行給紙紙後端を検知後、電磁クラツチをOFFす
ると同時または遅れてソレノイド27をOFFする。
この間、紙載置台13は手前に引き出せないようにロツ
クされており、上記紙の引き戻し終了後でかつ紙載置台
が所定位置まで下がった状態でなければロックは解除さ
れない。
以上のように、紙補給時又は紙サイズ変更時等紙載置
台を引き出す為に、紙載置台上より機体内へ既に先行給
紙された紙を戻す場合、特に逆転ローラを用いた重送防
止方式では前述のように容易に紙を引き戻すことができ
るようになった。すなわち、逆転ローラの駆動伝達経路
をトルクリミツタを介する経路クラツチ手段を経由する
経路の2つ有することにより紙の引き戻しを容易に行な
うことができる。この先行給紙紙の引き戻しは給送ロー
ラ1、逆転ローラ2のみで行なっている為、紙の引き戻
し時に於ける後端が両ローラ間を通過し搬送力がなくな
った場合、紙後端が両ローラ間の圧接付近に残る場合も
考えられる。
また、前述したような紙センサを配設する場合、紙基
準側に通常配設するが、この基準側が給送ローラ1に対
して手前側にある場合は特に紙載置台を引き出すときに
紙センサが障害になり非常に出し難くなる。
そこでこの問題を解決するための例を第5〜6図に示
す。
第6図に於て、逆転ローラ2は支軸33を支点としてバ
ネ34により給送ローラ1に圧接しておりシート材載置手
段としての紙載置台13と同一の基台に取付けられてお
り、紙載置台13と共に給紙装置本体に対して給紙方向と
直角方向に出し入れ自在である。
第5図に於て、逆転ローラ2の中心軸30の先端にはカ
ムフオロア31が装着されており、紙載置台13の出し入れ
に応じてカム32により軸30即ち逆転ローラ2が給送ロー
ラ1と離間、圧接を行う。
従って、前述した給送ローラ1、逆転ローラ2の圧接
点付近の紙端をいためることもなく、かつ両ローラ同士
のこすれ会いもなく紙載置台13の出し入れが容易にな
る。
更には、逆転ローラ2を紙載置台13とともに引出すこ
とにより比較的交換頻度の高い逆転ローラ2を容易に交
換できるというメリツト及び給送ローラ1と逆転ローラ
2とが分離できることによる交換性の改善というメリツ
トも出て来る。従って本発明は機能性、操作性、サービ
ス性の面でも大いに有効である。
〔発明の効果〕
本発明に係る給紙装置は上述の通りの構成であるの
で、ジャム装置やシート材の交換等を行う場合に、すで
に送り出されているシート材を戻すことができるため操
作性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の駆動系列を示す図、第2図は
側面図、第3図はワンウエイクラツチ部の側面図、第4
図は本発明が実施される電子写真プリンタの説明図、第
5図は本発明の実施例の正面図、第6図は同じく側面図
である。 1……給送ローラ(給送回転体),2……逆転ローラ(逆
転回転体),3……ピツクアツプローラ,13……紙載置台,
22……トルクリミツタ,23……電磁クラツチ,26……ワン
ウエイクラツチ,

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材を送り出す方向に回転する給送回
    転体と、該給送回転体に対向して設けられシート材を送
    り出す方向とは逆方向に回転する逆転回転体とからなる
    シート材の分離手段を備えた給紙装置において、 前記逆転回転体に駆動力を伝達するための駆動力伝達手
    段を、トルクリミッタを介して駆動力の伝達が可能な第
    1の伝達経路と、前記トルクリミッタを介さずに、駆動
    力の伝達・非伝達をする第1の断続手段を介して駆動力
    の伝達が可能な第2の伝達経路とから構成し、 前記給送回転体に駆動力を伝達・非伝達するための第2
    の断続手段を設け、 前記第1の伝達経路による駆動力の伝達状態のときには
    前記第2の断続手段を駆動力の伝達状態にして前記給送
    回転体と前記逆転回転体とによりシート材を一枚ずつ分
    離して送り出し、前記第2の伝達経路による駆動力の伝
    達状態のときには前記第2の断続手段を駆動力の非伝達
    状態にして前記逆転回転体によりシート材を送り方向と
    は反対方向に戻してなることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】前記断続手段が電磁クラツチであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2584471B2 (ja) * 1988-02-15 1997-02-26 株式会社リコー システムプリンタ
JPH02204230A (ja) * 1989-01-31 1990-08-14 Canon Inc シート給送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60170333U (ja) * 1984-04-20 1985-11-12 株式会社リコー 摩擦分離給紙装置
JPS6198746U (ja) * 1984-12-06 1986-06-24

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