JPH0811600A - シート回転装置 - Google Patents
シート回転装置Info
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- JPH0811600A JPH0811600A JP17033994A JP17033994A JPH0811600A JP H0811600 A JPH0811600 A JP H0811600A JP 17033994 A JP17033994 A JP 17033994A JP 17033994 A JP17033994 A JP 17033994A JP H0811600 A JPH0811600 A JP H0811600A
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Abstract
ション側のアッパレールを回動自在に保持するが、両レ
ールの回転中心がずれるため、シートクッションの回動
に円滑さを欠くので、これを改善する。 【構成】 シートクッションフレーム側のブラケット
(1)と車両フロア側のロアレール(5)のテーパ面
(12)との間にボール(9)を介在させ、ロアレール
(5)の摺動部(4)にアッパレール(3)の摺動部
(2)を係合させ、ボール(9)の転動により両者を自
動調心する。次いで、ブラケット(1)にアッパレール
(3)を固定する。
Description
するシート回転装置に関する。
180度回転させることは、ワンボックスカーの普及と
ともに多用される。このためのシート回転装置は、シー
トクッションフレームと固定関係の円形摺動部を有する
アッパレールと、車両のフロア側部材に固定されかつア
ッパレールの摺動部と摺動自在な円形の摺動部を有する
ロアレールと、両レール間のロックおよびその解除機構
とを、基本的構成要件とする。このような回転シート装
置の基本的構成要件は、たとえば、実公昭63−130
65号公報や実公平1−40773号公報に開示され
る。
て、乗員の人力により、アッパレールの円形摺動部をロ
アレールの円形摺動部に沿って移動させて、シートを後
向き又は前向きとさせた後、再びロック機構をかければ
よく、取扱いは簡便で、その普及の一要因ともなってい
る。
ールに対して摺動自在とするため、前者の公報の例は、
シートクッションフレームに固定されるアッパレール又
はアッパブラケットのフランジ付筒体内に、ロアレール
の筒体を差込み、両者を回動自在関係に保持する。後者
の公報の例は、シートクッションフレームにリング状の
段付きアッパレールを固定し、円形のロアレールの外周
縁をアッパレールの段部に差込み、両者を円運動可能に
支持する。
の筒体に、アッパレールの筒体を差込み、両筒体の中心
合せをして、該筒体をアッパレールに固定させる。後者
の例は円形のロアレールの外周縁にアッパレールの段部
を配し、この状態でアッパレールをシートクッションフ
レームにリベット止めする。このような従来例におい
て、ロアレールとアッパレールとの回転中心合せを、作
業の経験やパーツ合せ目印に従って行なっている。しか
し、中心ずれが多く、シートの円滑な回動の妨げとな
り、自動的な調心機能の開発が望まれる。それ故に、本
発明は、前述した従来技術の不具合を解消させることを
解決すべき課題とする。
を解決するために、アッパレールをシートクッションフ
レームに固定するブラケットとロアレールとの間にボー
ルを介在させ、その後、ブラケットにアッパレールを固
着させる手段を用いる。
材に固定されるロアレールと、該ロアレールの断面略逆
U字状の環状摺動部に対し摺動自在に係合する断面略U
字状の摺動部を有するアッパレールと、該アッパレール
をシートクッションフレームに固定するためのブラケッ
トとを備え、ロアレールの摺動部とブラケットとの間に
ボールを介在させ、該ボールの接する摺動部の外壁面を
内側下方へと下がるテーパ面とすることを特徴とするシ
ート回転装置を提供する。
部分がボールの半径と略同径の曲率の折り曲がり面と
し、両レールの摺動部にシューを介在させる。
ットを上向きにセットし、その内側コーナに複数個のボ
ールを離間して配す。次いで、ロアレールを同じく上向
きにしてブラケット上に配し、ロアレールのテーパ面と
ブラケットの折り曲げ面とを用いてボールを転動させて
自動調心させるか、或いはアッパレールをシューを介し
てロアレールに係合させた後自動調心させ、アッパレー
ルをロアレールに対し円滑に回動することを確認した
後、ブラケットにアッパレールを固着させる。
ョンフレームに固定されるブラケット1と、内側に断面
略U字状の摺動部2を有するアッパレール3と、外側に
断面略逆U字状の摺動部4を有するロアレール5を含
む。ブラケット1は、内側に環状の下向きのフランジ6
を有する矩形であり、その四辺に下向きのフランジ7を
有す。下向きフランジ6の内側の曲面8は、ボール9の
半径と略同径の曲率面とする。
り、摺動部2のフック10の先端に4個のシュー11を
等間隔に固定する。外周側に断面略逆U字状の摺動部4
を有するロアレール5は、その摺動部4の頂部外周面内
側に回転中心(C)の下部へと向いたテーパ面12を等
間隔で適当な周方向の巾に4ケ所設ける。ロアレール5
のベース板13を車両フロア側の部材に固定する。テー
パ面12の周方向の寸法がボール9の転動を可能にする
範囲となる。
ブラケット1を治具(図示なし)に上向きにセットし、
4ケのボール9をフランジ6の内側の指定された個所に
配し、次いで、ロアレール5を上向きにし、そのテーパ
面12がボール9と転接するようにして、ブラケット1
上にのせる。ロアレール5をブラケット1に対して回動
させると、曲面8とテーパ面12とが各ボール9を回転
中心(C)から等半径位置に移動し、ブラケット1の回
転中心(C)にロアレール5の回転中心を自動調心させ
る。さらに、アッパレール3の摺動部2のシュー11
を、ロアレール5の摺動部4の溝16に挿入し、ロアレ
ール5、アッパレール3およびブラケット1を上向き状
態に仮配置する。この状態で自動調心させてもよい。ブ
ラケット1とアッパレール3とをボルト14とナット1
5を仮締めし、ロアレール5の回転中心(C)とアッパ
レール3の回転中心(C)とが一致していることを確認
して、ボルト14の本締めをする。その後、ロアレール
5を車両フロア側部材に固定しかつブラケット1をシー
トクッションフレームに固定させる。
たボール9は、アッパレールとロアレールとの回転中心
(C)を自動調心させることに加えて、両者の水平方向
と上下方向のガタ付きを防止する。ボール9とブラケッ
ト1との接触面が多く、又、テーパ面12にボール9の
半径と同じ曲率面を設けてボール9との接触面を多くす
ることで、局部的負荷を小さくし、摺動面の耐久性を高
め得る。さらに、両レールの中心部に両者の芯合せをし
かつ両者を連結する部材を不用とする。
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のフロア側部材に固定されるロアレ
ールと、該ロアレールの断面略逆U字状の環状摺動部に
対し摺動自在に係合する断面略U字状の摺動部を有する
アッパレールと、該アッパレールをシートクッションフ
レームに固定するためのブラケットとを備え、ロアレー
ルの摺動部とブラケットとの間にボールを介在させ、該
ボールの接する摺動部の外壁面を内側下方へと下がるテ
ーパ面とすることを特徴とするシート回転装置。 - 【請求項2】 ボールと接するブラケットの部分が略ボ
ールの半径と同径の折り曲がりであり、両レールの摺動
部をシューを介して対接させる請求項1記載のシート回
転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17033994A JP3465359B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | シート回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17033994A JP3465359B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | シート回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811600A true JPH0811600A (ja) | 1996-01-16 |
JP3465359B2 JP3465359B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=15903098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17033994A Expired - Fee Related JP3465359B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | シート回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3465359B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0847893A2 (en) | 1996-12-16 | 1998-06-17 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Swivel assembly of a vehicle seat |
US6021989A (en) * | 1996-12-16 | 2000-02-08 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Swivel assembly of a vehicle seat |
EP1186466A1 (en) * | 2000-08-31 | 2002-03-13 | Johnson Controls Automotive Systems Corporation | Rotating and adjusting mechanism of seat for vehicle |
JP2003040001A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Aisin Seiki Co Ltd | シート回転装置 |
JP2003063289A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Aisin Seiki Co Ltd | シート回転装置 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP17033994A patent/JP3465359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0847893A2 (en) | 1996-12-16 | 1998-06-17 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Swivel assembly of a vehicle seat |
EP0847893A3 (en) * | 1996-12-16 | 1999-02-03 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Swivel assembly of a vehicle seat |
US6021989A (en) * | 1996-12-16 | 2000-02-08 | Toyota Shatai Kabushiki Kaisha | Swivel assembly of a vehicle seat |
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US6575420B2 (en) | 2000-08-31 | 2003-06-10 | Johnson Controls Automotive Systems Corporation | Rotating and adjusting mechanism of seat for vehicle |
JP2003040001A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Aisin Seiki Co Ltd | シート回転装置 |
JP2003063289A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Aisin Seiki Co Ltd | シート回転装置 |
JP4492008B2 (ja) * | 2001-08-28 | 2010-06-30 | アイシン精機株式会社 | シート回転装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3465359B2 (ja) | 2003-11-10 |
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