JPH0811551A - 建設機械の熱交換装置 - Google Patents

建設機械の熱交換装置

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JPH0811551A
JPH0811551A JP16737394A JP16737394A JPH0811551A JP H0811551 A JPH0811551 A JP H0811551A JP 16737394 A JP16737394 A JP 16737394A JP 16737394 A JP16737394 A JP 16737394A JP H0811551 A JPH0811551 A JP H0811551A
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heat exchanger
radiator
oil cooler
frame
heat
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Keiichiro Uno
桂一郎 宇野
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の熱交換器や第2の熱交換器の他面側を
直接的に洗浄できるようにして、洗浄時間の短縮を図る
と共に、冷却効率が低下するのを防止する。 【構成】 ラジエータ22とオイルクーラ23との間に
枠体25を介装して洗浄空間Sを形成すると共に、該枠
体25を、ラジエータ22とオイルクーラ22とを連結
する一対の連結枠部26,26と、該各連結枠部26の
両端側に着,脱可能に取付けられた一対の蓋枠部27,
27とから構成した。従って、ラジエータ22,オイル
クーラ23の各放熱フィン22B,23B等に付着した
塵埃は、各蓋枠部27を取外した状態で洗浄空間S内に
挿入されたスチーム洗浄機の噴射ノズルから噴射される
スチームによって直接的に除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル,
油圧クレーン,ホイールローダ,ブルドーザ等に取付け
られ、エンジン冷却水や作動油等を冷却するのに用いて
好適な建設機械の熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械は、エンジンによって
作動する油圧ポンプを備え、該油圧ポンプから吐出され
る作動油によって各種のアクチュエータを駆動するよう
になっている。また、建設機械ではエンジンと油圧ポン
プを近接して設けると共に、エンジン冷却水を冷却する
ラジエータと油圧ポンプによって圧送される作動油を冷
却するオイルクーラとを連続的に設ける構成としてい
る。
【0003】そこで、図6ないし図10に従来技術によ
る建設機械の熱交換装置として油圧ショベルの熱交換装
置を例に挙げて説明する。
【0004】図において、1は下部走行体、2は該下部
走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体を示し、
該上部旋回体2は、骨組構造をなす旋回フレーム3と、
該旋回フレーム3上に設けられた機械室4と、該機械室
4の前部左側に位置して旋回フレーム3上に設けられた
運転室5と、前記機械室4の後側に位置して旋回フレー
ム3の後端部に支持されたカウンタウェイト6とから大
略構成され、該カウンタウェイト6には、図7にも示す
ように冷却風が流通する一対の貫通穴6A,6Aが後方
に向けて形成されている。また、上部旋回体2の前方に
は土砂の掘削作業等を行なうための作業装置7が俯仰動
自在に設けられている。
【0005】ここで、前記機械室4は、図8に示す如
く、建屋カバー8によって覆われ、その内部には、後述
するエンジン9,熱交換装置10等が収容されている。
【0006】9,9は機械室4内に位置して旋回フレー
ム3上に搭載された2機のエンジンを示し、該各エンジ
ン9には、後述する冷却ファン16を回転駆動するため
のファン駆動軸9Aが後方に向けて突出して設けられて
いる。そして、該各エンジン9は、下部走行体1や作業
装置7に圧油を供給する油圧ポンプ(図示せず)を駆動
するものである。
【0007】10,10は各エンジン9のファン駆動軸
9A先端側に設けられた2機の熱交換装置を示し、該各
熱交換装置10は、図9に示すように、後述するラジエ
ータ11,オイルクーラ12,ファンシュラウド14,
冷却ファン16等から構成されている。
【0008】11はファン駆動軸9Aの先端側近傍に設
けられた第1の熱交換器としてのラジエータを示し、該
ラジエータ11は、図10に示す如く、ホース,ポンプ
等を介してエンジン9のウォータジャケット(いずれも
図示せず)に接続され、エンジン冷却用の冷却水が循環
して流通する流通管部11Aと、該流通管部11Aに固
着され、冷却ファン16によって発生する冷却風に沿う
ように列設された複数枚の放熱フィン11B,11B,
…と、該各放熱フィン11Bと流通管部11Aを取囲む
ように設けられた方形状の支持枠11Cと、該支持枠1
1Cの上端部および下端部に設けられ、前記流通管部1
1Aに連通したアッパータンク11Dおよびロアタンク
11Eとから大略構成され、該ラジエータ11の下端部
には、旋回フレーム3に固定するための支持ブラケット
11Fが一体に固着されている。そして、該ラジエータ
11は、エンジン9の熱を奪って温度上昇した冷却水を
各タンク11D,11Eを介して流通管部11A内に循
環流通させることにより、この冷却水の熱を各放熱フィ
ン11Bを介して空気中に放熱させて冷却するようにな
っている。
【0009】12はラジエータ11の一側面(冷却ファ
ン16による冷却風の上流側)に密接して設けられた第
2の熱交換器としてのオイルクーラを示し、該オイルク
ーラ12は、配管等を介して作動油タンク(いずれも図
示せず)に接続され、作動油が循環して流通する油通管
部12Aと、該油通管部12Aに固着され、冷却ファン
16によって発生する冷却風に沿うように列設された複
数枚の放熱フィン12B,12B,…と、該各放熱フィ
ン12Bと油通管部12Aを取囲むように設けられた方
形状の支持枠12Cと、該支持枠12Cの上端部および
下端部に設けられ、前記油通管部12Aに連通したアッ
パータンク12Dおよびロアタンク12Eとから大略構
成され、該オイルクーラ12は、複数個のボルト13,
13,…を介してラジエータ11の一端面に固着されて
いる。そして、該オイルクーラ12は、油圧損失(圧力
損失)等によって温度上昇した作動油を各タンク12
D,12Eを介して油通管部12A内に循環流通させる
ことにより、この作動油の熱を各放熱フィン12Bを介
して空気中に放熱させて冷却するものである。
【0010】14はラジエータ11の他側面(エンジン
9側面)に複数個のボルト13,13,…を介して取付
けられ、薄板から浅底の箱状に形成されたファンシュラ
ウドを示し、該ファンシュラウド14の他側面には、冷
却ファン16が挿入される大径の挿入穴(図示せず)が
形成されている。また、該ファンシュラウド14には、
その他側面に位置して複数個のボルト13,13,…を
介してファンガード15が取付けられている。
【0011】16はファンシュラウド14内に位置して
エンジン9のファン駆動軸9Aに取付けられた冷却ファ
ンを示し、該冷却ファン16は前記ファン駆動軸9Aを
介して回転駆動されることにより、カウンタウェイト6
の貫通穴6Aから外気を冷却風として吸込んでオイルク
ーラ12,ラジエータ11に供給するものである。
【0012】従来技術による油圧ショベルの熱交換装置
10は上述の如き構成を有するもので、各エンジン9の
運転によって各冷却ファン16が回転され、これによっ
て外部の空気がカウンタウェイト6の各貫通穴6Aから
冷却風として機械室4内に吸込まれる。そして、この冷
却風は各オイルクーラ12とラジエータ11を連続的に
通過し、この通過時にオイルクーラ12内を流通する作
動油の熱を奪って該作動油を冷却すると共に、ラジエー
タ11内を流通する冷却水の熱を奪って該冷却水を冷却
するようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による熱交換装置10では、ラジエータ11の各
放熱フィン11Bやオイルクーラ12の各放熱フィン1
2Bに付着、堆積した塵埃17を除去するために定期的
にラジエータ11,オイルクーラ12の洗浄(スチーム
洗浄)を行なうようにしている。
【0014】しかし、従来技術の熱交換装置10では、
ラジエータ11の一側面にオイルクーラ12を密接して
取付けるようにしているから、外部に露出したオイルク
ーラ12の一面側はスチームによって容易に洗浄するこ
とができるが、オイルクーラ12と冷却ファン16(フ
ァンシュラウド14)に挟まれたラジエータ11やオイ
ルクーラ12の他面側は、スチーム洗浄機によるスチー
ムが届きにくく、塵埃17を容易に除去することができ
ず、洗浄作業に長時間を要するばかりか、塵埃17が残
存して堆積することによってラジエータ11およびオイ
ルクーラ12の冷却効率が低下し、エンジン9のオーバ
ヒートや作動油の早期劣化を招くという問題がある。
【0015】そこで、ラジエータ11を容易に洗浄でき
るように、オイルクーラ12を着,脱可能にしたり、
開,閉扉可能にしてラジエータ11やオイルクーラ12
の他面側を直接的に洗浄できるようにすることが考えら
れているが、いずれも構造が複雑となり、振動等に対す
る耐久性が要求される建設機械には適用することが困難
である。
【0016】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、第1の熱交換器や第2の熱交換器の他面
側を直接的に洗浄できるようにして、洗浄作業時間の短
縮を図ると共に、冷却効率が低下するのを防止できるよ
うにした建設機械の熱交換装置を提供することを目的と
している。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の建設機械の熱交換装置は、建設機械の
機械室内に設けられた第1の熱交換器と、該第1の熱交
換器の一側面に連続的に設けられた第2の熱交換器と、
前記第1の熱交換器の他側面に設けられ、該第2の熱交
換器から第1の熱交換器に亘って冷却風を供給する冷却
ファンとから構成してなる。
【0018】そして、本発明による建設機械の熱交換装
置が採用する構成の特徴は、前記第1の熱交換器と第2
の熱交換器との間に洗浄空間を形成するために該第1の
熱交換器と第2の熱交換器との間に枠体を介装し、該枠
体は第1の熱交換器と第2の熱交換器とを連結する連結
枠部と該連結枠部に着,脱可能に設けられた蓋枠部とか
ら構成したことにある。
【0019】また、前記枠体は方形状に形成し、対向す
る一の2辺を連結枠部とし、他の2辺を該各連結枠部に
着,脱可能な蓋枠部とするのが好ましい。
【0020】
【作用】上記構成により、枠体の蓋枠部を取外した状態
では、例えばスチーム洗浄機の噴射ホース先端を洗浄空
間内に挿入できるから、第1の熱交換器や第2の熱交換
器の他面側に付着した塵埃の洗浄が容易となり、また、
洗浄後に蓋枠部を取付けることによって第2の熱交換器
から第1の熱交換器へと流通する冷却風の乱れが抑制さ
れる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図5に基
づき詳述する。なお、実施例では前述した図6ないし図
10に示す従来技術と同一の構成要素に同一符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0022】図において、21は本実施例による熱交換
装置を示し、該熱交換装置21は、後述するラジエータ
22,オイルクーラ23,枠体25,冷却ファン31等
から構成されている。
【0023】22は第1の熱交換器としてのラジエータ
を示し、該ラジエータ22は、図2,図3に示すよう
に、従来技術で述べたラジエータ11と同様に、エンジ
ン冷却用の冷却水が循環して流通する流通管部22A
と、該流通管部22A内を流通する冷却水の熱を空気中
に放熱する複数枚の放熱フィン22B,22B,…と、
該各放熱フィン22Bと流通管部22Aを取囲むように
設けられた方形状の支持枠22Cと、該支持枠22Cの
上端部および下端部に設けられたアッパータンク22D
およびロアタンク22Eと、該ラジエータ22を固定す
る支持ブラケット22F,22Fとから構成されてい
る。
【0024】23はラジエータ22の一側面(冷却ファ
ン31による冷却風の上流側)に後述する枠体25を介
して連続的に設けられたオイルクーラを示し、該オイル
クーラ23は、従来技術で述べたオイルクーラ12と同
様に、作動油が循環して流通する油通管部23Aと、該
油通管部23A内を流通する作動油の熱を空気中に放熱
する複数枚の放熱フィン23B,23B,…と、該各放
熱フィン23Bと油通管部23Aを取囲むように設けら
れた方形状の支持枠23Cと、該支持枠23Cの上端部
および下端部に設けられたアッパータンク23Dおよび
ロアタンク23Eとから大略構成され、該オイルクーラ
23は、後述する各連結枠部26と共に複数個のボルト
24,24,…を介してラジエータ22の一端面に固着
されている。
【0025】ここで、前記各ボルト24は、ラジエータ
22との間に枠体25の各連結枠部26が介装されてい
る分だけ、従来技術による各ボルト13に比較して長く
なっている。
【0026】25はラジエータ22とオイルクーラ23
との間に介装された枠体を示し、該枠体25は、図2に
示すように、後述する連結枠部26,26,蓋枠部2
7,27等からオイルクーラ23の外形とほぼ同様とな
る方形状に形成されている。
【0027】26,26は幅方向に対向するように配設
され、オイルクーラ23と共にラジエータ22に各ボル
ト24を介して取付けられた一対の連結枠部を示し、該
各連結枠部26は強度部材として構成され、ラジエータ
22とオイルクーラ23との間に洗浄空間Sを形成して
いる。また、該各連結枠部26には、各ボルト24が挿
通されるボルト挿通穴26Aが長手方向に離間して複数
穿設されている。また、該各連結枠部26の上,下両端
部には、後述する着脱ボルト28が螺着されるねじ穴2
6B,26Bが形成されている。
【0028】27,27は各連結枠部26の上,下両端
部に位置して対向するように配設された一対の蓋枠部
で、該各蓋枠部27は各連結枠部26に着,脱される長
板状に形成され、その両端部には着脱ボルト28,28
が取付けられている。そして、該各着脱ボルト28は、
前記各連結枠部26の各ねじ穴26Bに螺着されること
により、該各蓋枠部27を各連結枠部26に固定するも
のである。
【0029】一方、図1に示すように、29はラジエー
タ22の他側面(エンジン9側面)に各ボルト13を介
して取付けられたファンシュラウド、30は該ファンシ
ュラウド29に各ボルト13を介して取付けられたファ
ンガードをそれぞれ示し、該ファンシュラウド29内に
は、オイルクーラ23,ラジエータ22に冷却風を供給
する冷却ファン31が設けられている。
【0030】本実施例による油圧ショベルの熱交換装置
21は上述の如き構成を有するもので、その基本的動作
については従来技術によるものと格別差異はない。
【0031】然るに、本実施例によれば、ラジエータ2
2とオイルクーラ23との間に枠体25を介装して洗浄
空間Sを形成するようにしているから、図4に示すよう
に、ラジエータ22の各放熱フィン22Bやオイルクー
ラ23の各放熱フィン23B等に塵埃17が付着した場
合には、各着脱ボルト28を緩めて各蓋枠部27を取外
し、図5に示すように、洗浄空間S内にスチーム洗浄機
の噴射ノズル32を挿入して各放熱フィン22B,23
B等を直接的に洗浄することにより、該各放熱フィン2
2B,23B等に付着した塵埃17を容易に除去するこ
とができる。
【0032】次に、ラジエータ22,オイルクーラ23
の洗浄が完了したら、図3に示すように、各着脱ボルト
28によって各蓋枠部27を各連結枠部26に取付ける
ことにより、再び図1,図2の状態に戻すことができ、
オイルクーラ23を通過した冷却風をラジエータ22に
向けて乱すことなく供給することができる。
【0033】かくして、本実施例では、枠体25の各蓋
枠部27を各着脱ボルト28を緩めることで容易に取外
すことができ、また、該各蓋枠部27を取外すことによ
り、ラジエータ22やオイルクーラ23の他面側を直接
的に洗浄することができるから、ラジエータ22の各放
熱フィン22Bやオイルクーラ23の各放熱フィン23
Bに付着した塵埃17を容易、かつ確実に除去すること
ができ、洗浄作業時間の短縮を図ることができる上に、
ラジエータ22やオイルクーラ23の冷却効率が低下す
るのを防止して、エンジン9のオーバヒートや作動油が
熱によって早期のうちに劣化するのを防止することがで
きる。
【0034】また、ラジエータ22とオイルクーラ23
との間に介装した枠体25によって洗浄空間Sを形成す
ることができるから、従来技術で述べたようにオイルク
ーラ23を着,脱したり、開,閉扉するための複雑な構
造を用いる必要がなく、振動等に対する耐久性を得るこ
とができ、油圧ショベルに適用しても十分な耐久性を得
ることができる。
【0035】なお、前記実施例では、枠体25の各蓋枠
部27を着,脱可能とした場合を例示したが、各蓋枠部
27のうち一方の蓋枠部27のみ、即ち、上蓋枠部また
は下蓋枠部のみを着,脱可能とするようにしてもよく、
この場合には、連結枠部26をコ字状とすればよい。
【0036】また、前記実施例では、第1の熱交換器と
してのラジエータ22と第2の熱交換器としてのオイル
クーラ23とを連続的に配設した場合を例示したが、2
台の熱交換器を連続的に配設するものであれば、ラジエ
ータとオイルクーラの組合わせに限ることなく、さまざ
まな熱交換器に広く適用することができる。
【0037】さらに、前記実施例では、建設機械の熱交
換装置として油圧ショベルの熱交換装置21を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例え
ば油圧クレーン,ホイールローダ,ブルドーザ等の他の
建設機械の熱交換装置に適用してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、第
1の熱交換器と第2の熱交換器との間に洗浄空間を形成
する枠体を介装し、該枠体を第1の熱交換器と第2の熱
交換器とを連結する連結枠部と該連結枠部に着,脱可能
に設けられた蓋枠部とから構成するようにしているか
ら、第1の熱交換器や第2の熱交換器の他面側を洗浄す
る場合には、枠体の蓋枠部を取外した状態で、例えばス
チーム洗浄機の噴射ホース先端を洗浄空間内に挿入して
直接的に洗浄することにより、第1の熱交換器や第2の
熱交換器の他面側に付着した塵埃を容易に除去すること
ができ、洗浄時間の短縮を図れる上に、冷却効率が低下
するのを防止することができる。また、蓋枠部を着,脱
可能としているから、洗浄後に蓋枠部を取付けることに
よって第2の熱交換器から第1の熱交換器へと流通する
冷却風が乱れるのを抑制でき、これによっても冷却効率
の低下を防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による熱交換装置を示す側面図
である。
【図2】図1中の矢示II−II方向から見た熱交換装置の
断面図である。
【図3】熱交換装置の要部を拡大して示す一部破断の側
面図である。
【図4】ラジエータ,オイルクーラの各放熱フィンに塵
埃が付着した状態の熱交換装置を示す図3と同様位置の
側面図である。
【図5】枠体の蓋枠部を取外してラジエータを洗浄して
いる状態の熱交換装置を示す図3と同様位置の側面図で
ある。
【図6】従来技術による油圧ショベルを示す全体図であ
る。
【図7】図6中の機械室を拡大して示す平面図である。
【図8】機械室内を図7中の矢示VIII−VIII方向から示
す要部拡大断面図である。
【図9】図8中の熱交換装置を拡大して示す側面図であ
る。
【図10】ラジエータ,オイルクーラの各放熱フィンに
塵埃が付着した状態の熱交換装置の要部を拡大して示す
側面図である。
【符号の説明】
4 機械室 9 エンジン 17 塵埃 21 熱交換装置 22 ラジエータ(第1の熱交換器) 23 オイルクーラ(第2の熱交換装置) 25 枠体 26 連結枠部 27 蓋枠部 31 冷却ファン S 洗浄空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の機械室内に設けられた第1の
    熱交換器と、該第1の熱交換器の一側面に連続的に設け
    られた第2の熱交換器と、前記第1の熱交換器の他側面
    に設けられ、該第2の熱交換器から第1の熱交換器に亘
    って冷却風を供給する冷却ファンとからなる建設機械の
    熱交換装置において、前記第1の熱交換器と第2の熱交
    換器との間に洗浄空間を形成するために該第1の熱交換
    器と第2の熱交換器との間に枠体を介装し、該枠体は第
    1の熱交換器と第2の熱交換器とを連結する連結枠部と
    該連結枠部に着,脱可能に設けられた蓋枠部とから構成
    したことを特徴とする建設機械の熱交換装置。
  2. 【請求項2】 前記枠体は方形状に形成し、一の対向す
    る2辺を連結枠部とし、他の2辺を該各連結枠部に着,
    脱可能な蓋枠部としてなる請求項1に記載の建設機械の
    熱交換装置。
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