JPH0811550A - 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造 - Google Patents

車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造

Info

Publication number
JPH0811550A
JPH0811550A JP6297473A JP29747394A JPH0811550A JP H0811550 A JPH0811550 A JP H0811550A JP 6297473 A JP6297473 A JP 6297473A JP 29747394 A JP29747394 A JP 29747394A JP H0811550 A JPH0811550 A JP H0811550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
fixing portion
movable lid
vehicle
openable roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6297473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3484788B2 (ja
Inventor
Koichi Ito
藤 功 一 伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26431664&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0811550(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP29747394A priority Critical patent/JP3484788B2/ja
Priority to US08/429,635 priority patent/US5779301A/en
Priority to DE19515583A priority patent/DE19515583C2/de
Publication of JPH0811550A publication Critical patent/JPH0811550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3484788B2 publication Critical patent/JP3484788B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/80Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
    • B60J10/82Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors for movable panels in roofs

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡素な型構造で固定部の可動リッドに
対する一体成形がなされると共に比較的簡単にウエザー
ストリップの可動リッドへの取付けがなされ且つウエザ
ーストリップのルーフパネルに対する位置バラツキが抑
えられた取付構造を提供すること 【構成】 可動リッド(11)の外周に固定部(11
b)を一体成形すると共にこの固定部(11b)にウエ
ザーストリップ(13)を接着手段(12)により接着
して、ウエザーストリップ(13)を可動リッド(1
1)に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用開閉式屋根にお
けるウエザーストリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の取付構造としては、例え
ば特開昭61−193926号公報及び特開昭60−2
06724号公報に示されるものが知られている。
【0003】前者の従来構造は、ルーフパネルに開設さ
れた屋根開口に嵌挿されるガラス製の可動リッド外周に
樹脂製の固定部を一体的に成形して、更に、その外周に
ゴム製のウエザーストリップを嵌め込んだものである。
又、後者の従来構造は、ルーフパネルに開設された屋根
開口に嵌挿されるガラス製の可動リッド外周にゴム製の
ウエザーストリップを接着したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来構造であると、固定部にウエザーストリップを嵌め
込むための凹形状部を必要とするため、固定部を可動リ
ッドに一体成形するための型構造が中子等の使用により
複雑となる。又、ウエザーストリップを可動リッドに取
り付ける際、ウエザーストリップを固定部に嵌め込まな
ければならず、取付け性が悪くなる。
【0005】又、後者の従来構造であると、ウエザース
トリップを可動リッドに取付ける際、可動リッド外周に
ウエザーストリップを接着しているため、可動リッド外
周の水平方向の寸法バラツキがそのままウエザーストリ
ップのルーフパネルに対する水平方向の位置バラツキと
なり、可動リッドとルーフパネルとの間つまり屋根開口
のシールを確実に行うことが困難となる。
【0006】故に、本発明は、比較的簡素な型構造で固
定部の可動リッドに対する一体成形がなされると共に比
較的簡単にウエザーストリップの可動リッドへの取付け
がなされ且つウエザーストリップのルーフパネルに対す
る位置バラツキが抑えられた取付構造を提供すること
を、その技術駅課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明において講じた第1の技術的手段は、
可動リッド外周に一体的に成形された固定部と、該固定
部にウエザーストリップを接着する接着手段とを備えた
ことである。
【0008】作業時間の短縮化及び接着手段の厚さを均
一にすべく、好ましくは、接着手段を、両面テープによ
り構成する、と良い。
【0009】ウエザーストリップは固定部より剥がれに
くい方が良いために、好ましくは、接着手段を、接着剤
により構成する、と良い。
【0010】ウエザーストリップが固定部から剥がれ難
くするためには、ウエザーストリップに加わる荷重が接
着手段に剥がれ方向で作用しにくくすることが良いため
に、好ましくは、固定部が、鉛直方向より所定の角度傾
斜すると共にウエザーストリップが接着される接着面を
備える、と良い。
【0011】ウエザーストリップが固定部から剥がれ難
くするためには、接着手段に水が掛からないようにする
ことが良いために、好ましくは、固定部及びウエザース
トリップの少なくとも一方に設けられ、固定部の接着面
上方を覆う被覆部を備える、と良い。
【0012】ウエザーストリップが固定部からより剥が
れ難くするために、好ましくは、固定部とウエザースト
リップとの間に水平方向において固定部とウエザースト
リップとを係合させる係合手段を備える、と良い。特
に、さらにより剥がれ難くするために、より好ましく
は、固定部と協働してウエザーストリップを押圧挟持す
る押圧手段を備える、と良い。
【0013】ウエザーストリップが固定部からより剥が
れ難くするために、好ましくは、固定部又はウエザース
トリップに設けられウエザーストリップを固定部に対し
て鉛直方向において規制する位置決めリブを備える、と
良い。
【0014】上記技術的課題を解決するために本発明に
おいて講じた第2の技術的手段は、可動リッド外周に一
体的に成形された固定部と、該固定部のウエザーストリ
ップに対向する面及び前記ウエザーストリップの前記固
定部に対向する面の少なくとも一方に設けられた環状突
起と、前記ウエザーストリップを前記固定部に向けて押
圧する押圧手段とを備えたことである。
【0015】ウエザーストリップが固定部から外れ難く
するために、好ましくは、固定部の全周に亘り外周側に
向けて突出した突出部と、該突出部を上下で狭持する狭
持手段とを備える、と良い。
【0016】
【作用】上記第1及び第2技術的手段によれば、ウエザ
ーストリップは、接着手段又は環状突起及び押圧手段に
より、固定部に嵌め込まれることなく、可動リッドに取
り付けられる。よって、ウエザーストリップの可動リッ
ドへの取付けが簡単となり得る。又、これにより、固定
部は、凹形状部を必要とせず、よって、固定部を可動リ
ッドに一体成形するための型構造が簡素化され得る。更
に、可動リッドの水平方向の寸法バラツキは固定部によ
つて吸収されることとなる。よって、ウエザーストリッ
プのルーフパネルに対する位置バラツキを抑え得る。
【0017】
【実施例】本発明に係る実施例を添付図面に基づいて説
明する。
【0018】図1に示されるように、車両のルーフパネ
ル10に開けられた屋根開口10aには、可動リッド1
1が嵌挿されている。この屋根開口10aは、周知のリ
ンク機構(図示せず)の作動により、可動リッド11a
がルーフパネル10に対してチルト動作及びスライド動
作することによって開閉される。尚、チルト動作とは、
可動リッド11の後縁がルーフパネル10に対して車両
上下方向に移動することであつて、スライド動作とは、
可動リッド11全体がルーフパネル10に対して車両前
後方向に移動することである。この可動リッド11の外
周にはウエザーストリップ13が取り付けられており、
このウエザーストリップ13によって屋根開口10aが
可動リッド11によって閉状態にある際のルーフパネル
10と可動リッド11との間をシールする。
【0019】ウエザーストリップ13の可動リッド11
への取付け構造の第1実施例について説明する。
【0020】図2及び図3に示されるように、可動リッ
ド11は、ガラス11a,このガラス11aの外周に一
体成形された樹脂製の固定部11b,ガラス11aに図
示しないボルトで固定されガラス11aの補強目的で固
定されたた金属製のインナパネル11c及びガラス11
aとインナパネル11cとの間の隙間を管理するスペー
サを兼ねた接着剤11dとから構成されている。尚、図
3に示されるように、可動リッド11の固定部11bに
係止部11eを形成して、この係止部11eによりイン
ナパネル11cを固定部11bで固定してもよい。この
場合、図2に示される接着剤11dは廃止される。
【0021】図2に示されるように、固定部11bの外
周壁である接着面11b’には、接着手段を構成する両
面テープ12の一方の面が貼りつけられていて、この両
面テープ12の他方の面にはウエザーストリップ13が
貼りつけられている。これにより、ウエザーストリップ
13を可動リッド11に取り付ける作業時間が短縮され
ると共に、両面テープ12はその厚みが均一であること
を受けてウエザーストリップ13を固定部11bから剥
がれ難くなる。尚、図3に示されるように、接着手段を
接着剤12’から構成してもよい。これにより、両面テ
ープ12に比べてウエザーストリップ13が固定部11
bからより剥がれ難くなる。
【0022】図2及び図3に示されるように、接着面1
1b’には、鉛直方向(車両上下方向)より約5°の所
定角αが設定されており、これにより、ウエザーストリ
ップ13に加わる鉛直方向の荷重(特に可動リッド11
がチルト動作する際に生じる)を水平方向(車両前後方
向)に逃がして両面テープ12又は接着剤12’に作用
する剥がれ方向の荷重を緩和し、ウエザーストリップ1
3を固定部11bから剥がれ難くしている。尚、接着面
11b’を車両上下方向に大きく設定して、両面テープ
12又は接着剤12’がウエザーストリップ13に加わ
る荷重を広い面積で受けるようにし、これにより、ウエ
ザーストリップ13を固定部11bからより剥がれ難く
することができる。
【0023】ウエザーストリップ13は、ルーフパネル
10に屋根開口10aを形成するための下方へ延びる図
示しないフランジに当接することによって、ルーフパネ
ル10と可動リッド11との間をシールしている。又、
ウエザーストリップ13は、内周側の硬質ゴム部13a
及び外周側の軟質ゴム部13bより構成されていて、両
者間に内部空洞13cが形成されている。これによって
ウエザーストリップ13は、内周側で確実に固定される
と共に、外周側はルーフパネル10のフランジに当接す
るとき十分に撓むことができて、多少の寸法誤差も気に
することなくルーフパネル10及び可動リッド11間を
シールする。又、ウエザーストリップ13には、両面テ
ープ12の上方を覆う被覆部13d、及び固定部11b
の下面に当接してウエザーストリップ13の位置決めを
行う位置決めリブ13eが形成されている。被覆部13
dは、固定部11bの接着面11b’上方を覆うことに
より両面テープ12又は接着剤12’への水の流入を抑
制し、ウエザーストリップ13を固定部11bから剥が
れ難くしている。一方、位置決めリブ13eは、固定部
11bの下面に当接してウエザーストリップ13の固定
部11bに対する鉛直方向の位置決めを行っていて、屋
根開口10aの閉状態において、ウエザーストリップ1
3に生じる鉛直方向の応力でウエザーストリップ13が
固定部11bに対して鉛直方向に位置ずれを起こすのを
防止して、ウエザーストリップ13を固定部11bから
剥がれ難くしている。又、ウエザーストリップ13の組
付け時において、この位置決めリブ13eを固定部11
bに引っかけて位置決めを行ってから接着すれば、ウエ
ザーストリップ13を可動リッド11及びルーフパネル
10に対して適正位置で取り付けることができる。
【0024】上記第1実施例においては、可動リッド1
1の固定部11bとウエザーストリップ13とを接着手
段を構成する両面テープ12又は接着剤12’により接
着してウエザーストリップ13を可動リッド11に取り
付けているので、嵌合しろを設ける必要がなく、可動リ
ッド11と屋根開口との間隙が小さくできる。
【0025】ウエザーストリップ13の可動リッド11
への取付け構造の第2実施例について説明する。尚、第
1実施例と同一部材については同一符号を付しその説明
は省略する。
【0026】図4及び図5に示されるように、可動リッ
ド11の固定部11bの上側には、外周側に向けて突出
し且つ先端が車両下方(鉛直方向)に延びる係合部11
hが、ウエザーストリップ13の上側には、車両上方
(鉛直方向)に向けて突出する係合部13jが夫々形成
されている。係合部11hと係合部13jとは、係合部
11hが係合部13jを覆うように水平方向において係
合し、結果、固定部11bとウエザーストリップ13と
が係合する。この係合部11h,13jにより係合手段
を構成している。又、図4に示されるように、ウエザー
ストリップ13の位置決めリブ13eの先端には、車両
上方(鉛直方向)に向けて延在する係合部13kが形成
されており、この係合部12kは、固定部11bの下側
と水平方向において係合している。図5に示されるよう
に、インナパネル11cを位置決めリブ13eを覆うよ
うに延在させ、このインパネル11cにより係合部11
h,13jとの係合と協働してウエザーストリップ13
を押圧挟持するようにしてもよい。この場合、インナパ
ネル11cは押圧手段を構成する。このように、既存の
インナパネル11cを利用しているので、低コストであ
る。
【0027】上記構成の第2実施例においては、係合部
11h,13j,13k(インナパネル11c)によ
り、両面テープ12(接着剤12’)によるウエザース
トリップ13の可動リッド11への取り付けを補助し、
ウエザーストリップ13を固定部11bから剥がれ難く
している(特に、可動リッド11がチルト動作する際に
ウエザーストリップ13に加わる鉛直方向の荷重に対し
て)。尚、インナパネル11cの利用によりウエザース
トリップ13が固定部11からより剥がれ難くなる。
【0028】ウエザーストリップ13の可動リッド11
への取付け構造の第3実施例について説明する。尚、第
1,2実施例と同一部材については同一符号を付しその
説明は省略する。
【0029】図6に示されるように、可動リッド11の
固定部11bは、その下面の全周に亘って突出する第1
環状突起11e及び下側の全周に亘り外周側に向けて突
出した突出部11fを有し、一方、ウエザーストリップ
13は、内周側に向けて突出形成された突出部13iの
上面の全周に亘って突出する第2環状突起13f及び固
定部11bの突出部11fを上下で狭持すべく狭持リッ
プ13gを有し、この狭持リップ13gとウエザースト
リップ13の突出部13iにより狭持手段を構成してい
る。ウエザーストリップ13の突出部13iは、インナ
パネル11cにより保持されると共に、このインナパネ
ル11cによって可動リッド11の固定部11bに向け
て付勢し、インナパネル11cが押圧手段を構成してい
る。このように、既存のインナパネル11cを利用して
いるので、低コストである。更に、ウエザーストリップ
13の外周部には、リップ部13hが設けられて、車両
高速走行時の室内と室外との気圧差による室内エアーの
吸いだされが防止される。
【0030】又、可動リッド11の固定部11bには、
当接リブ11gが設けられている。この当接リブ11g
は、ウエザーストリップ13の突出部13cと水平方向
において当接していて、ウエザーストリップ13の水平
方向の位置決めを行っている。
【0031】上記構成の第3実施例においては、インナ
パネル11cによって両環状突起11e、13fが可動
リッド11及びウエザーストリップ13に押しつけられ
ることによって、ウエザーストリップ13が可動リッド
11に取り付けられる。これと同時に、両環状突起11
e,13fが可動リッド11及びウエザーストリップ1
3に押しつけられて両者間のシールが成される。又、固
定部11bの突出部11fを狭持リップ13gとウエザ
ーストリップ13の突出部13iとで上下に狭持してい
るために、ウエザーストリップ13の固定部11bに対
する鉛直方向のガタツキが抑制され、両環状突起11
e,11f及びインナパネル11cによるウエザースト
リップ13の可動リッド11への取り付けを補助してウ
エザーストリップ13を固定部11bから外れ難くして
いる(特に、可動リッド11がチルト動作する際にウエ
ザーストリップ13に加わる鉛直方向の荷重に対し
て)。
【0032】尚、第3実施例においては、第1,第2環
状突起部11e,13fが可動リッド11及びウエザー
ストリップ13に設けられているが、どちらか一方だけ
でもよい。
【0033】上記したように、ウエザーストリップ13
は、両面テープ12,接着剤12’又は第1,第2環状
突起部11e,13f及びインナパネル11cにより、
固定部11bに嵌め込まれることなく、可動リッド11
に取り付けられる。よって、ウエザーストリップ13の
可動リッド11への取付けが簡単となる。又、これによ
り、固定部11bは、凹形状部を必要とせず、よって、
中子等を必要とせずに固定部11bをガラス11aに一
体成形するための型構造が簡素化され得る。尚、第2実
施例及び第3実施例においては、固定部11bに係合部
11h及び突出部11fが形成されているが、この係合
部11h及び突出部11fは、凹形状部とはならないの
で、係合部11h及び突出部11fにより前述した型構
造が複雑となることはない。更に、可動リッド11の水
平方向の寸法バラツキは、固定部11bがガラス11a
と一体成形されることによつて吸収されることとなる。
よって、ウエザーストリップ13のルーフパネル10に
対する位置バラツキが抑えられる。
【0034】尚、ウエザーストリップ13のリップ部1
3hは、第3実施例にのみ設けられているが、第1及び
第2実施例のウエザーストリップ13にも適用できる。
又、第2実施例及び第3実施例のインナパネル11c
は、第1実施例と同様に固定される。
【0035】
【発明の効果】請求項1及び請求項9の発明によれば、
ウエザーストリップを、接着手段又は環状突起及び押圧
手段により、固定部に嵌め込むことなくつまり固定部に
凹形状部を形成することなく、可動リッドに取り付けて
いるので、ウエザーストリップの可動リッドへの取付け
を簡単なものとすることができる共に固定部を可動リッ
ドに一体成形するための型構造が簡素化することができ
る。これにより、低コストなウエザーストリップの取付
構造を実現できる。又、可動リッドに固定部を一体成形
することで、可動リッドの水平方向の寸法バラツキが固
定部によつて吸収されることとなり、ウエザーストリッ
プのルーフパネルに対する位置バラツキを抑えることが
できる。これにより、可動リッドとルーフパネルとの間
のシール性を向上させることができる。
【0036】請求項2ないし請求項8及び請求項10の
発明によれば、ウエザーストリップを固定部から剥がれ
又は外れ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用開閉式屋根の平面図であ
る。
【図2】本発明に係る車両用開閉式屋根のウエザースト
リップの取付構造の第1実施例を示す図1のA−A線断
面図である。
【図3】第1実施例の変形例を示す図2に相当するA−
A線断面図である。
【図4】本発明に係る車両用開閉式屋根のウエザースト
リップの取付構造の第2実施例を示す図1のA−A線断
面図である。
【図5】第2実施例の変形例を示す図4に相当するA−
A線断面図である。
【図6】本発明に係る車両用開閉式屋根のウエザースト
リップの取付構造の第3実施例を示す図1のA−A線断
面図である。
【符号の説明】
10・・・ルーフパネル 11・・・可動リッド 12・・・両面テープ(接着手段) 13・・・ウエザーストリップ 10a・・・屋根開口 11b・・・固定部 11c・・・インナパネル(押圧手段) 11e・・・第1環状突起 11f・・・突出部 11h・・・係合部(係合手段) 12’・・・接着剤(接着手段) 13d・・・被覆部 13e・・・位置決めリブ 13f・・・第2環状突起 13g・・・狭持リップ(狭持手段) 13i・・・突出部(狭持手段) 13j・・・係合部(係合手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルに開設された屋根開口に可
    動リッドを嵌挿し、該可動リッドの周縁にウエザースト
    リップを装着してなる車両用開閉式屋根におけるウエザ
    ーストリップの取付構造において、前記可動リッド外周
    に一体的に成形された固定部と、該固定部に前記ウエザ
    ーストリップを接着する接着手段とを備えたことを特徴
    とする車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの
    取付構造。
  2. 【請求項2】 前記接着手段は、両面テープにより構成
    されることを特徴とする請求項1記載の車両用開閉式屋
    根におけるウエザーストリップの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記接着手段は、接着剤により構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用開閉式屋根に
    おけるウエザーストリップの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記固定部が、鉛直方向より所定の角度
    傾斜すると共に前記ウエザーストリップが接着される接
    着面を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれか1項記載の車両用開閉式屋根におけるウエザー
    ストリップの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記固定部及び前記ウエザーストリップ
    の少なくとも一方に設けられ、前記固定部の前記接着面
    上方を覆う被覆部を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のいずれか1項記載の車両用開閉式屋根にお
    けるウエザーストリップの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記固定部と前記ウエザーストリップと
    の間に水平方向において前記固定部と前記ウエザースト
    リップとを係合させる係合手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれか1項記載の車両用開
    閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記固定部と協働して前記ウエザース
    トリップを押圧挟持する押圧手段を備えたことを特徴と
    する請求項7記載の車両用開閉式屋根におけるウエザー
    ストリップの取付構造。
  8. 【請求項8】 前記固定部又は前記ウエザーストリップ
    に設けられ前記ウエザーストリップを前記固定部に対し
    て鉛直方向において規制する位置決めリブを備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項7記載のいずれか1項
    記載の車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの
    取付構造。
  9. 【請求項9】 ルーフパネルに開設された屋根開口に可
    動リッドを嵌挿し、該可動リッドの周縁にウエザースト
    リップを装着してなる車両用開閉式屋根におけるウエザ
    ーストリップの取付構造において、前記可動リッド外周
    に一体的に成形された固定部と、該固定部の前記ウエザ
    ーストリップに対向する面及び前記ウエザーストリップ
    の前記固定部に対向する面の少なくとも一方に設けられ
    た環状突起と、前記ウエザーストリップを前記固定部に
    向けて押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とする車
    両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構
    造。
  10. 【請求項10】 前記固定部の全周に亘り外周側に向け
    て突出した突出部と、該突出部を上下で狭持する狭持手
    段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の車両用開
    閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造。
JP29747394A 1994-04-27 1994-11-30 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造 Expired - Fee Related JP3484788B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29747394A JP3484788B2 (ja) 1994-04-27 1994-11-30 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造
US08/429,635 US5779301A (en) 1994-04-27 1995-04-27 Sun roof device
DE19515583A DE19515583C2 (de) 1994-04-27 1995-04-27 Schiebedachvorrichtung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9015894 1994-04-27
JP6-90158 1994-04-27
JP29747394A JP3484788B2 (ja) 1994-04-27 1994-11-30 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0811550A true JPH0811550A (ja) 1996-01-16
JP3484788B2 JP3484788B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=26431664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29747394A Expired - Fee Related JP3484788B2 (ja) 1994-04-27 1994-11-30 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5779301A (ja)
JP (1) JP3484788B2 (ja)
DE (1) DE19515583C2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6222962B1 (en) 1997-11-14 2001-04-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical amplifier
JP2006341631A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Johnan Seisakusho Co Ltd 車両用ルーフ
US7578565B2 (en) 2003-11-20 2009-08-25 Tokyo Institute Of Technology Crawler belt, crawler unit and method for manufacturing crawler belt
JP2010526718A (ja) * 2007-05-15 2010-08-05 ピルキントン オートモーティヴ ドイチェラント ゲーエムベーハー 自動車用の窓ガラスおよび構成部材アセンブリ
JP2011514866A (ja) * 2008-03-13 2011-05-12 ピルキントン オートモーティヴ ドイチェラント ゲーエムベーハー 車両用固定窓ガラスの密閉システム
US9259994B2 (en) 2011-11-25 2016-02-16 Pilkington Group Limited Automotive glazing
KR101877632B1 (ko) * 2016-10-25 2018-07-13 (주)심원 선루프용 실링 조립체
JP2019123353A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 豊田合成株式会社 自動車用ルーフウエザストリップ

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19754402B4 (de) * 1997-12-09 2007-03-15 Webasto Ag Zweiteilige Dichtung an einem Deckel eines öffnungsfähigen Fahrzeugdachs
KR100472948B1 (ko) * 2001-10-11 2005-03-08 한국전자통신연구원 시계열 데이터베이스에서 서브 시퀀스 매칭의 후처리최적화 방법
JP2003211967A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Honda Motor Co Ltd サンルーフ装置のガラスパネル
FR2841203B1 (fr) * 2002-06-21 2005-01-14 Webasto Systemes Carrosserie Pavillon en verre pour vehicule automobile
US20070034048A1 (en) * 2003-01-13 2007-02-15 Liu Shaiw-Rong S Hardmetal materials for high-temperature applications
US8182025B2 (en) * 2009-04-29 2012-05-22 Inalfa Roof Systems Group B.V. Method of producing a panel assembly
EP2353907A1 (en) 2010-01-27 2011-08-10 Inalfa Roof Systems Group B.V. Roof panel and method of manufacturing said panel
DE102018111783A1 (de) * 2018-05-16 2019-11-21 Webasto SE Deckel für ein Fahrzeugdach eines Kraftfahrzeugs, Fahrzeugdach sowie Verfahren zum Herstellen eines Deckels
JP7183903B2 (ja) * 2019-03-26 2022-12-06 豊田合成株式会社 ルーフウェザストリップ
DE102019109470A1 (de) * 2019-04-10 2020-10-15 Webasto SE Deckel für ein Fahrzeugdach und Verfahren zum Herstellen eines Deckels

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60206724A (ja) * 1984-03-29 1985-10-18 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd サンル−フ用ウエザ−ストリツプ
DE3506009A1 (de) * 1985-02-21 1986-08-28 Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt Starrer deckel fuer ein fahrzeugdach
DE3840491C1 (ja) * 1988-12-01 1990-04-26 Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt, De
DE3903035A1 (de) * 1989-02-02 1990-08-09 Webasto Ag Fahrzeugtechnik Fahrzeugdach mit einem mittels eines deckels verschliessbaren dachausschnitt
GB2229973B (en) * 1989-02-27 1993-01-20 Nissan Motor Sunroof structure for automotive vehicle
JP2681240B2 (ja) * 1992-07-14 1997-11-26 堀硝子株式会社 自動車用サンルーフアッセンブリー
DE4238889C2 (de) * 1992-11-19 1995-04-13 Webasto Schade Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Deckels eines öffnungsfähigen Fahrzeugdaches
DE4308221C2 (de) * 1993-03-15 1996-12-12 Metzeler Automotive Profiles Dichtungsanordnung für einen Deckel an einem Fahrzeugdach
DE4422176C1 (de) * 1994-06-28 1995-08-10 Rockwell International Gmbh Glasdeckel für ein Fahrzeugdach

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6222962B1 (en) 1997-11-14 2001-04-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Optical amplifier
US7578565B2 (en) 2003-11-20 2009-08-25 Tokyo Institute Of Technology Crawler belt, crawler unit and method for manufacturing crawler belt
JP2006341631A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Johnan Seisakusho Co Ltd 車両用ルーフ
JP2010526718A (ja) * 2007-05-15 2010-08-05 ピルキントン オートモーティヴ ドイチェラント ゲーエムベーハー 自動車用の窓ガラスおよび構成部材アセンブリ
JP2011514866A (ja) * 2008-03-13 2011-05-12 ピルキントン オートモーティヴ ドイチェラント ゲーエムベーハー 車両用固定窓ガラスの密閉システム
US8839589B2 (en) 2008-03-13 2014-09-23 Pilkington Automotive Deutschland Gmbh Automotive glazing and component assembly
US9259994B2 (en) 2011-11-25 2016-02-16 Pilkington Group Limited Automotive glazing
KR101877632B1 (ko) * 2016-10-25 2018-07-13 (주)심원 선루프용 실링 조립체
JP2019123353A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 豊田合成株式会社 自動車用ルーフウエザストリップ

Also Published As

Publication number Publication date
DE19515583A1 (de) 1995-11-02
US5779301A (en) 1998-07-14
DE19515583C2 (de) 1999-08-19
JP3484788B2 (ja) 2004-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3484788B2 (ja) 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造
US6644718B2 (en) Structure of roof-side portion of motor vehicle
JPS61193926A (ja) 自動車屋根の剛性蓋
US4703973A (en) Mounting apparatus for a vehicle window
JP2572618B2 (ja) 自動車用ドアのグラスラン構造
JP6623974B2 (ja) 車両用樹脂ウインドウパネルの固定構造
JP3879420B2 (ja) ウエザーストリップ及びその取付構造
JP3776853B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップ
JP3776730B2 (ja) 自動車用ドアウェザーストリップの型成形部
JPH10324161A (ja) ウェザーストリップの位置決め構造
JPH0640503Y2 (ja) ドアガラスウエザストリップ
JPH0612980Y2 (ja) ウエザ−ストリツプ
JP3477809B2 (ja) 車両用開閉式屋根におけるウエザーストリップの取付構造
JPS6340010Y2 (ja)
JPH07117486A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP4264797B2 (ja) 車体のシール構造
JPS5917712Y2 (ja) ウエザ−ストリツプ
JP2604510Y2 (ja) 車両のクォータウインドモール
JP2536045Y2 (ja) サツシユレスドアのウエザーストリツプの構造
JPH04266525A (ja) ドアトリムシールとドアインナパネルシールのシール構造
JP2000177639A (ja) 自動車のカウルサイド部構造
JPH053366Y2 (ja)
JPH064380B2 (ja) 自動車用ウインドモ−ル
JP2847423B2 (ja) 自動車用ウインドモールディング
JPH0214489Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees