JPH08115502A - 信号記録装置 - Google Patents

信号記録装置

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JPH08115502A
JPH08115502A JP6249003A JP24900394A JPH08115502A JP H08115502 A JPH08115502 A JP H08115502A JP 6249003 A JP6249003 A JP 6249003A JP 24900394 A JP24900394 A JP 24900394A JP H08115502 A JPH08115502 A JP H08115502A
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JP
Japan
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signal
recording
data
bit
control
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JP6249003A
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Minoru Kawahara
実 河原
Hitoshi Tsujii
均 辻井
Kazuo Tomita
和男 富田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/087Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing recorded signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/008Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
    • G11B5/00813Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
    • G11B5/00847Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks
    • G11B5/0086Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks using cyclically driven heads providing segmented tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/52Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
    • G11B5/53Disposition or mounting of heads on rotating support

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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 1ビットのスタートビットSBと2ビットの
モード設定ビットPDの後に、aに示すシングルビット
モードでは3ビットのグループビットGP及び3ビット
のチャンネルビットCLが、bに示すマルチビットモー
ドでは3ビットのグループビットGP及び8ビットのビ
ットパターンBPが、cに示すD/Aデータでは4ビッ
トのチャンネル番号DAN及び8ビットのデータDAD
がそれぞれ続けられた後、1ビットの偶数パリティPE
が付加され、また、シングルビットモード及びマルチビ
ットモードには継続フラグCFがさらに付加される。 【効果】 短時間で制御データの伝送を行うことがで
き、時間軸方向の分解能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッドを備える回
転ドラムに回転トランスを介して記録データ信号を伝送
し、データ記録を行う信号記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ等の記録媒体を用い、
回転ドラムに備えられた回転ヘッドによってこの記録媒
体にデータの記録を行うビデオテープレコーダいわゆる
VTR等の磁気記録装置においては、ローター側、即ち
回転ドラム側とステーター側との間に設けられた回転ト
ランスを介して記録信号を送受信している。
【0003】ここで、アナログVTRの概略的な構成を
図6に示す。この図6に示すように、アナログVTRに
おいては、記録ヘッド40の巻線と回転トランス38の
巻線及び再生ヘッド41の巻線と回転トランス39の巻
線とを直結し、記録アンプ34及び再生アンプ35をス
テーター側に配置した簡易な構成を持つ。
【0004】データの記録時には、信号入力端子30か
ら入力される映像信号が変調器32に送られて変調され
る。このとき、信号切換器36は端子a側に、信号切換
器37は端子c側にそれぞれ切り換えられている。よっ
て、上記変調器32からの出力信号は、記録アンプ3
4、信号切換器36、37、及び回転トランス38を介
して記録信号として記録ヘッド40から図示しない磁気
テープに記録される。また、データの再生時には、再生
ヘッド41によって図示しない磁気テープから記録信号
が読み出され、再生信号として出力される。このとき、
信号切換器36は端子b側に、信号切換器37は端子d
側にそれぞれ切り換えられている。よって、上記再生ヘ
ッド41からの再生信号は、回転トランス39、信号切
換器37、36、及び再生アンプ35を介して復調器3
3に送られる。この復調器33では、送られた再生信号
を映像信号に復調する。この映像信号は信号出力端子3
1から出力される。
【0005】上述のようなアナログVTRの回転トラン
スにおいては、記録信号のレベルに較べて微弱な再生信
号はクロストークによって消され、記録しながら再生を
行うようないわゆる記録コンフィデンス機能を実現する
ことができない。また、ディジタルVTRにおいては、
扱う周波数が高いために回転トランスや配線の引き回し
により生じる浮遊容量やインダクタンスが高域の特性を
劣化させ、また、多チャンネル同時記録による回転トラ
ンスの段数の増加が問題となってきた。
【0006】そこで、近年、特にディジタルVTRにお
いては、上述の問題を解決するために、回転ドラム上に
記録再生アンプを搭載する方式が主流となってきた。こ
のような信号記録再生装置では、回転トランスに通す記
録再生信号のレベルを揃えることができるので、この記
録再生信号に対するクロストークの影響を軽減すること
ができる。また、ヘッドとアンプとの距離を著しく短縮
することができるので、上述した配線の引き回しによる
影響も軽減することができる。さらに、回転ドラム上に
スイッチング回路を搭載することができるので、対向す
る2個のヘッドは回転トランスの1段を共用することも
可能である。
【0007】ところが、上述のディジタルVTRにおい
ては、スイッチングやモード切り換え、及び記録電流の
調整等の処理は回転ドラム上に委ねられることになる。
これらの制御をステーター側から制御するには、回転ド
ラムへの制御信号の伝送が必要になり、経路の制限か
ら、一般的に直列データ信号を使用している。
【0008】従来の並直列変換方式による波形である、
複合シリアル制御信号(以下、MPX信号という)のデ
ータフォーマットを図7に示す。このMPX信号内の1
6ビットのビットパターンBPによって0〜15までの
16本の線を制御している。また、16本の制御線のオ
ン/オフは、各ビットの1/0に対応している。例え
ば、5番の制御線をオンにする場合には、ビットパター
ンBPの5ビット目を1にして、このMPX信号を転送
する。
【0009】このような直列データ信号のMPX信号
は、ステーター側で各制御線の情報をラッチし、動作モ
ードやタイミングに対応してそのラッチした値を変化さ
せた後、この変化させた値をシフトレジスタによって並
直列変換することにより生成される。この直列データ信
号は回転トランスに入力される。回転ドラム側では、こ
の直列データ信号を直並列変換することにより、ステー
ター側のラッチによる情報と同じ情報を得ることができ
る。このように、MPX信号の生成及び変換を行う回路
は簡易なものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記方法に
よって生成されるMPX信号においては、制御線1本に
付き一定の時間幅を持つ一つのタイミングが割り当てら
れているので、制御線の本数が増えるとそれに比例して
直列データの長さが長くなる。これにより、直列データ
信号の伝送が開始されると、この伝送が終了するまで次
の直列データ信号の伝送を開始することができないの
で、ある変化から次の変化までの時間間隔が拡がってし
まう。
【0011】また、上記方法においてはタイミングによ
って制御線を特定しているので、直列データの一部を部
分的に伝送する方法を用いて時間短縮を行うことは不可
能である。
【0012】さらに、制御線の本数が増えた場合には、
より多くのタイミングが要求されるので、必要とされる
制御が困難になる場合が多くなる。つまり、時間軸方向
の分解能が粗くなるから、制御線を増やしても充分に制
御を行うことができなくなる。
【0013】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、回転
ドラム側に、より迅速に時間軸方向の分解能が高い制御
データ信号を伝送することができる信号記録装置を提供
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号記録装
置は、スタートビット、制御信号の種類情報、及びこの
制御信号の制御対象の識別情報を含む一群の直列データ
信号を回転トランスを介して回転ドラムに伝送した後に
デコードし、上記制御対象を制御することにより上述し
た課題を解決する。
【0015】ここで、上記制御対象は記録アンプ、消去
アンプ及び再生アンプであり、これら制御対象のオンオ
フ動作を制御することを特徴とする。
【0016】また、上記制御対象は記録信号及び消去信
号の振幅であることを特徴とする。
【0017】さらに、上記制御対象は消去信号の周波数
であることを特徴とする。
【0018】そのうえ、上記直列データ信号の最後に後
続のデータブロックの有無を示す継続フラグを付加する
ことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明においては、スタートビット、制御信号
の種類情報、制御対象として記録アンプ、再生アンプ、
及び消去アンプで用いられる消去信号の振幅のいずれで
あるのかを示す識別情報、及び継続フラグを直列データ
信号として回転ドラム側に伝送し、回転ドラム側ではこ
の直列データ信号をデコードして必要な制御対象を制御
する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係る信
号記録装置を用いたディジタル信号記録再生装置の概略
的な構成を示す。具体的には1チャンネル当たりのデー
タレートが110Mbps(bits per second) のディジ
タルVTRであって、データ信号の最高基本周波数は5
5MHzであるとする。
【0021】記録媒体である図示しない磁気テープは図
示しない回転ドラムに180°巻かれており、データ記
録時には、同一チャンネルの記録信号は180°対向し
て配置された2個の記録ヘッドにより交互に記録され
る。また、データ再生時には、記録ヘッドと同様に18
0°対向して配置された2個の再生ヘッドにより交互に
信号が再生される。図1中の記録ヘッド及び再生ヘッド
に付した記号は記録ヘッドと再生ヘッドとの組合せ対応
を表しており、具体的には、例えば記録ヘッドR1Aが
記録した記録信号は再生ヘッドPB1Aによって再生さ
れ、また、記録ヘッドR1Aと記録ヘッドR2Aとは対
向していることを示す。この対向する1対のヘッドをま
とめて1チャンネルとすると、全部でA、B、C、Dの
4チャンネルをもつので、この実施例のディジタルVT
R全体での記録データレートは440Mbpsとなって
いる。また、回転ドラムの回転数は120rps(revol
ution per second) であり、記録トラック1本当たりの
時間は4.167msとなる。
【0022】このように4チャンネル分の記録ヘッドと
再生ヘッド、及び2個の消去ヘッドの信号出力タイミン
グを図2に示す。2個の消去ヘッドEr1、Er2は、
図2のaに示すタイミングで磁気テープに対して順次信
号記録を行う。また、データ記録時には、A、B、C、
Dの4チャンネル分の2個1対となった記録ヘッドR1
AとR2A、R1BとR2B、R1CとR2C、及びR
1DとR2Dが、それぞれ図2のb、c、d、eに示す
タイミングで順次信号記録を行い、データ再生時には、
上記4チャンネル分の記録ヘッドに対応する4チャンネ
ル分の2個1対となった再生ヘッドPB1AとPB2
A、PB1BとPB2B、PB1CとPB2C、及びP
B1DとPB2Dとが、図2のf、g、h、iに示すタ
イミングで磁気テープから順次信号再生を行う。
【0023】次に、チャンネルAだけに注目して記録系
の説明を行う。
【0024】ディジタル信号処理回路1から入力された
データ信号は、回転トランス3aの1次側、即ちステー
ター側に供給される。この信号は、回転トランス3aの
2次側、即ちローター側に至ると、回転トランス3aの
伝送歪みによりジッタを含んだ波形となるので、回転ト
ランス3aのクロック専用段8aから与えられるクロッ
クを用いて記録アンプ5aに内蔵されたフリップフロッ
プで同期化され、ジッタのない信号に整形される。上記
フリップフロップの出力電圧は電圧電流変換されること
により記録電流が得られ、この記録電流は記録ヘッドR
1Aに供給されることにより磁気テープ上に記録がなさ
れる。このとき、この記録電流は記録アンプ5aの外部
より供給される電流制御信号S6の電圧に比例した値と
なる。
【0025】一方、回転トランス3aの2次側に至った
信号は、上記記録ヘッドR1Aと180°対向した記録
ヘッドR2Aに接続された記録アンプ5cにも供給され
る。この記録アンプ5cの動作は上記記録アンプ5aと
全く同じである。上記記録ヘッドR1Aと記録ヘッドR
2Aとは互いに対向しているので、一方の記録ヘッドが
記録を行っている期間には、他方の記録ヘッドは磁気テ
ープと接触していない。つまり、記録ヘッドR1Aが記
録を行っている最中には記録ヘッドR2Aは空走してお
り、このときに記録ヘッドR2Aには記録電流を流す必
要はない。また、記録ヘッドR1Aと記録ヘッドR2A
とが逆の場合にも同様である。もし、記録ヘッドが空走
しているときに記録電流を流し続けると、回転ドラム上
の消費電力が著しく増えて加熱するうえ、電源経路の雑
音が増えることにより、再生信号の質を劣化させること
にもつながる。このとき、記録ヘッドが磁気テープに接
触した時点で電流をオンにして、磁気テープから離れた
時点で電流をオフにすれば、両方の記録ヘッドが記録し
ない状態になる期間が最短となって効率が良いので、そ
の切り換えタイミングは正確に制御されなくてはならな
い。また、この実施例のディジタルVTRの動作状態が
記録状態でないときには、上記2つの記録ヘッドR1
A、R2A対して記録電流を流さない。
【0026】このような動作を実現するために、各記録
アンプ5a、5cは記録電流をオン/オフする機能を持
っており、その記録電流をオン/オフする機能を制御す
る制御信号が制御信号S5、S7である。即ち、ディジ
タルVTRが記録状態であり、かつ磁気テープが記録ヘ
ッドR1Aと接触している期間だけ制御信号S5がオン
を示すロジックレベル1となり、それ以外はロジックレ
ベルは0となる。記録ヘッドR2Aについても、磁気テ
ープに接触している期間であってディジタルVTRが記
録状態であるときだけ制御信号S7が1となり、それ以
外は0となる。
【0027】次に、上記チャンネルAの記録系に対応す
るチャンネルAの再生系について説明を行う。
【0028】再生系においても、対向した2個の再生ヘ
ッドが1段の回転トランスを交互に利用しているので、
記録系と同様に切り換え制御が必要となる。
【0029】再生ヘッドPB1A、PB2Aは対向して
おり、記録ヘッドR1A、R2Aがそれぞれ記録した磁
気テープ上のトラックをトレースするように配置されて
いる。再生ヘッドPB1Aには再生アンプ41 aが接続
されており、再生ヘッドPB1Aの出力信号を増幅して
電圧として出力するが、その出力電圧をオフする機能が
内蔵されている。再生ヘッドPB1Aからの出力電圧が
オフされた状態においては、入力信号を出力端子20に
伝搬しないと同時に、出力端子20をフローティング状
態にする。また、再生ヘッドPB2Aに関しても、再生
アンプ41 aと同様の機能を持つ再生アンプ42 aが接
続されている。この機能により、再生ヘッドPB1A、
PB2Aの内のどちらか一方の再生ヘッドからの出力電
圧を交互に能動状態にすることが可能である。例えば、
再生ヘッドPB1Aが磁気テープと接触している期間
に、再生アンプ41 aをオンにし、再生アンプ42 aを
オフにしておけば、出力端子20は並列に接続された出
力端子21の影響を避けることができる。再生アンプの
雑音は殆ど入力段において発生するので、このような制
御を行わずに単純に加算をしてしまうと、雑音レベルが
3dBも上昇する。このようにして、再生ヘッドPB1
A、PB2Aから得られた出力電圧は、時分割で共用す
る1段の回転トランス2aによってステーター側に伝送
される。
【0030】この切り換え機能を実現するために、再生
アンプ41 a、42 aは制御信号S2、S4によってそ
れぞれ制御される。これらの制御信号S2、S4のロジ
ックレベルが0のときには再生アンプ41 a、42 aか
らの出力はオフされ、ロジックレベルが1のときには再
生アンプ41 a、42 aからの出力はオンにされる。こ
こで、再生ヘッドPB1Aは、記録ヘッドR1Aによっ
て形成された磁気テープ上のトラックをトレースしてい
る期間だけ再生を行わなくてはならない。これは、も
し、この再生期間が記録されたトラックよりも短い場合
には、記録された情報の全てを取り出すことができず、
逆に再生期間が記録されたトラックよりも長い場合に
は、対向する再生ヘッドPB2Aの出力を阻害するため
である。従って、再生アンプ41 a、42 aのオン/オ
フの制御も、記録系の記録アンプ5a、5cのオン/オ
フの制御と同様に正確に制御されなくてはならない。
【0031】次に、消去ヘッドについて説明を行う。
【0032】この実施例においては、消去ヘッドは記録
ヘッドの4倍の幅を持つので、4トラックをまとめて消
去することができる。よって、消去ヘッドの個数は記録
ヘッドの個数の4分の1で済み、対向した2個の消去ヘ
ッドが設けられている。
【0033】消去ヘッドEr1には、記録ヘッドと同様
に消去アンプ12が接続されている。この消去アンプ1
2は、例えば記録アンプ5aと全く同じ回路であり、オ
ン/オフの制御信号S9及び電流制御信号S10が入力
される。これらの制御方法は記録系と同様であり、ディ
ジタルVTRが記録状態にあり、かつ消去ヘッドEr1
が磁気テープと接触している期間だけ制御信号S9が1
となり、記録信号の消去が行われる。また、消去電流に
ついても、適正な電流値で消去を行うように、電流制御
信号S10の電圧によって調整している。このとき、デ
ータ記録と異なるのは、上記消去アンプ12に入力され
る信号である。即ち、記録アンプは回転トランスからの
データ信号を入力しているのに対して、消去アンプ12
は回転トランス8aから供給されるクロック信号がロジ
ック回路10内の分周器10eで分周された信号を入力
している。これは、消去信号が記録信号とは異なって単
一周波数の信号であるためである。このロジック回路1
0により、回転トランスを専用に割り当ててステーター
側から消去信号を供給する必要がなくなる。尚、消去信
号の周波数は、変調方式や磁気テープの種類等によりそ
の最適値が異なるので分周値を可変にしている。
【0034】また、この信号記録装置の駆動系において
は、回転ドラム16の回転による発生周波数(FG信
号)及びパルス(PG信号)がサーボ回路15に送られ
て、回転ドラム16の回転速度が検出される。このサー
ボ回路15には、信号入力端子17から入力される参照
同期信号が送られており、サーボ回路15では上記参照
同期信号に基づいて上記回転速度を修整する。これによ
り、サーボ回路15からはドライブ信号が上記回転ドラ
ム16に送られて、回転ドラム16の回転が制御され
る。また、上記サーボ回路15で検出された回転ドラム
16の回転速度等の検出信号は多重信号処理回路7に送
られる。この多重処理回路7では、送られた検出信号を
参照し、システムコントローラ6からの制御に基づいて
ディジタル信号処理回路1からのデータ信号を信号処理
する。
【0035】本実施例においては、データの記録電流及
び消去電流をD/A(ディジタル/アナログ)コンバー
タ11から出力される電圧によって制御している。この
D/Aコンバータ11は、1つの集積回路即ちIC(Int
egrated Circuit)として構成されており、分解能が8ビ
ットのD/Aコンバータが12チャンネル分内蔵されて
いる。このD/Aコンバータ11の入力はシフトレジス
タ方式であり、図3にその入力データフォーマットを示
す。
【0036】上記D/Aコンバータ11に入力される入
力線13は、図3のdに示す直列データ信号DASD、
図3のeに示す上記直列データ信号DASDの転送クロ
ック信号DACK、及び図3のfに示す転送終了信号D
ALDの3本である。直列データ信号DASDにはD/
Aコンバータ11のチャンネルを表す4ビットのアドレ
ス及びこのアドレスに書き込まれる8ビットのデータが
時分割で割り振られており、この12ビット分のアドレ
ス及びデータは図3のcに示すデータ信号DA_dat
aの内容で対応している。上記直列データ信号DASD
を取り込むためのクロック信号が転送クロック信号DA
CKであり、この転送クロック信号DACKの各パルス
の立ち上がりによって直列データ信号DASDは1ビッ
トずつ上記D/Aコンバータ11に入力されていく。こ
のようにして合計12ビット分のアドレス及びデータが
上記D/Aコンバータ11に取り込まれた後、転送終了
信号DALDにパルスを印加すれば、その指定されたチ
ャンネルの出力電圧が指定された値に変化する。
【0037】上記D/Aコンバータ11の入力線13が
3本に集約されているのは、IC間の結線の本数を減ら
すためである。また、この種のD/Aコンバータの消費
電力は非常に少ないので、回転ドラムに搭載するのに最
適である。
【0038】尚、本実施例においては、回転トランス8
aから供給されるクロック信号を2分周して処理クロッ
ク信号CKOを生成し、この処理クロック信号CKOを
ロジック回路10内部の処理クロック信号として用いる
ことにより、制御回路10dにおいて転送される直列デ
ータ信号DASDを生成している。また、上記ロジック
回路10においては、クロック信号をさらに32分周す
ることにより、周期が582nsの転送クロック信号D
ACKを得ている。
【0039】以上、説明してきたように、回転ドラム上
には多くの制御信号のための制御線が必要である。図1
中に示すオン/オフ制御信号のための制御線だけでも1
8本であり、その他に記録ヘッドによる再生機能や再生
アンプの節電スイッチ等の制御を行うための制御線も必
要となる。しかも、これらの制御信号は、回転ドラムの
外部からの設定によって変化させなくてはならない。本
発明のディジタル信号記録装置においては、このように
複雑な制御信号を回転トランス8bの1段のみで伝送さ
れる複合シリアル制御信号、即ちMPX信号と、このM
PX信号の内容を読み取るロジック回路10によって実
現している。
【0040】このMPX信号はシリアルデータであり、
ディジタル信号処理回路1からのデータ信号が、システ
ムコントローラ6によって制御される多重信号処理回路
7において信号処理された後、回転トランス8bを介し
て伝送されるためには、直流及び低域成分を含まない信
号でなくてはならない。実施例においては、これを実現
するために、図3のbに示す変調信号NRZIを用いた
位相変調方式で変調している。具体的には、この位相変
調方式では1ビット幅を前後半分に分け、データの0は
前半が正で後半が負、データの1は前半が負で後半が正
という信号に変調するものである。この位相変調方式に
より変調された信号は、正の期間と負の期間とが常に等
しく、デューティー比が50%であるので、この位相変
調方式は低域を除去するためには好都合なものである。
【0041】このMPX信号は、図1に示す回転トラン
ス8bからレベル変換器9を介してロジック回路10に
入力される。また、図3のaに示す記録信号の同期化用
のクロック信号CKも回転トランス8aからレベル変換
器9を介して記録クロック信号CKPとしてロジック回
路10に供給される。これは、MPX信号の伝送クロッ
ク信号として記録信号のクロックを使用しているからで
ある。
【0042】ロジック回路10内の復調器10aは、位
相変調されたMPX信号を復調して変調前の直列データ
列に戻す。このMPX信号の復調について、図4を用い
て以下に説明する。上記復調器10aには、記録信号の
クロックとデータレートとの関係に応じて、モード0、
モード1、及びモード2の3種類のモードが用意されて
いる。モード0ではデータ1ビットが1クロックとな
り、モード2ではデータ1ビットが2クロックとなり、
モード1では1ビットが4クロックとなっている。この
3種類のモードは、記録データのレート、必要とされる
スイッチング時間の分解能、回路の動作速度限界、及び
消費電力等の様々な条件を考慮して選択される。
【0043】先ず、モード0では、復調器10aが、図
4のaに示す記録クロック信号CKPの矢印のタイミン
グで図4のbに示すMPX信号PEINを読み取る。こ
のタイミングにおいてMPX信号PEINの前半及び後
半が読み取られるので、多少の時間を経た後、直列デー
タ列NRZOとして図4のdに示すように、0又は1が
出力される。ここで図3のcに示す処理クロック信号C
KOと記録クロック信号CKPとは同じ周期となってい
る。
【0044】次に、モード2では、データレートがモー
ド0のデータレートの半分になっているので、MPX信
号PEINの前半と後半とは共に同じクロック極性で読
み取られる。この場合には、図4のaに示す記録クロッ
ク信号CKPの立ち上がりエッジによってMPX信号P
EINが読み取られている。また、変調前のデータレー
トは記録クロック信号CKPが2クロックでデータ1ビ
ットであるので、図3のcに示す処理クロック信号CK
Oは記録クロック信号CKPの2倍の周期となってい
る。
【0045】最後に、モード1では、データレートが更
にモード2のデータレートの半分になっているので、M
PX信号PEINの前後半は記録クロック信号CKP2
クロックずつで読み取られ、処理クロック信号CKOは
記録クロック信号CKPの4倍の周期となっている。
【0046】このようにして得られた直列データ列NR
ZOは、図5に示すデータフォーマットとなっており、
図1のデコーダ10bによって解読される。
【0047】図5に示すデータフォーマットの特徴は、
変化させたい制御線の状態だけを伝送すること、複数の
制御線を同時に変化させることができること、及びD/
Aコンバータ11の設定に必要な情報及び消去信号の分
周比を伝送できることである。また、図5に示す3種類
のデータフォーマットをそれぞれ選択するために、1ビ
ットのスタートビットSBと2ビットのモード設定ビッ
トPDを用いている。
【0048】また、上記デコーダ10bから出力される
直列データ列NRZOは、ポート回路10cに入力さ
れ、このポート回路10cからは複数の制御信号が出力
される。これら制御信号のための制御線は機能毎にグル
ープ分けされている。これは、信号線を整理し易くする
ためであり、具体的には、例えばグループ1は記録オン
/オフ制御線、グループ2は再生オン/オフ制御線等に
割り当てて、グループ内のチャンネル番号はデータ記録
及び再生の対応に合わせて統一しておくことにより、一
貫性のあるデータ処理を行うことができる。さらに、後
述するようにグループ番号を省略することも可能とな
り、また、ロジック回路10自体も階層構造によって設
計することができる。
【0049】次に、各データフォーマットについて詳細
に説明する。
【0050】先ず、シングルビットモードについて説明
する。
【0051】従来、データ転送においては、1単位の転
送において全制御線の1又は0の情報を一式転送する方
式が一般的である。この転送されたデータを受信する受
信側では、簡易なシリアルパラレル変換回路及びラッチ
回路を持つことにより、容易にデータ処理を行うことが
できる。ところが、本実施例にように、制御線の本数が
増加してくると、この制御線の本数に比例して1単位の
転送に必要な時間が長くなり、制御線を変化させること
ができる最小時間の単位が長くなってしまう。つまり、
時間軸方向の分解能が劣化したことになる。
【0052】そこで、通常、同時に変化させる制御線は
1本であり、多くても3本程度で、他の制御線は変化し
ないことに注目して、本実施例に示すデータフォーマッ
トでは、各制御線にアドレスを付けておき、変化させた
い制御線のアドレスと1/0の情報だけを送り、1回の
データ転送時間を短くする。1ビットだけの変化である
ならば、最短の11クロックで完結することができる。
また、複数の端子を同時に変化させることも想定し、続
けて送るコマンドを一度に同時に出力することができる
機能も備える。これにより、制御線を3本同時に変化さ
せる場合にも、29クロックでデータ転送し終えること
ができる。
【0053】具体的には、図5のaに示すように、最初
に1ビットのスタートビットSBと、このシングルビッ
トモードの0を示す1ビットのHLビットと制御線の1
(High)/0(Low)を表す1ビットとから成る
モード設定ビットPDの後に、制御線のグループ番号を
表す3ビットのグループビットGP及びこのグループ中
のビット番号を表す3ビットのチャンネルビットCLが
続けられる。また、このチャンネルビットCLの後に、
偶数パリティPEが付加されて転送される。さらに、偶
数パリティPEの後には継続フラグCFが続けられ、例
えばこの継続フラグCFを0(Low)にすることによ
りさらにデータが継続することを示すならば、複数ビッ
トの同時変化を行う場合には上記モード設定ビット内の
HLビットからのシーケンスを繰り返して転送すればよ
い。
【0054】次に、図5のbにマルチビットモードを示
す。このマルチビットモードは分解能は不要であるが、
同時に変化する制御線の本数が多い場合に、1グループ
分の制御線に対して同時に書き込むためのモードであ
る。このマルチビットモードでは、上記シングルビット
モードと同様に、最初に1ビットのスタートビットSB
及び2ビットのモード設定ビットPDを送る。このマル
チビットモードのためのモード設定ビットPDの2ビッ
トは、具体的には1、0の値を持つ。この後、グループ
番号を表す3ビットのグループビットGP、このグルー
プ内の各制御線の状態を表す8ビットのビットパターン
BP、及び1ビットの偶数パリティPEが続けられる。
これにより、グループ内の8本の制御線の1/0を同時
に設定することができる。また、複数のグループを同時
に変化させる場合には、シングルビットモードの場合と
同様に、継続フラグCFを0(Low)にして、ビット
パターンBPを転送する。このとき、少しでも転送時間
を短縮するために、グループビットGPは省略する。
尚、グループ番号としては、継続フラグCFが送られる
ことによって自動的に1が加算されたグループ番号を示
すものである。具体的には、例えばグループ3及びグル
ープ4の制御線を同時に変化させる場合には、グループ
4のためのアドレス情報の転送を省略することができ
る。
【0055】さらに、上述のようなデータフォーマット
によるオン/オフ制御の他に、記録電流の制御や消去信
号の周波数の設定を行うことが必要であり、これらの制
御や設定を行うためのデータフォーマットを図5のc、
dに示す。
【0056】先ず、D/Aコンバータ11には、図5の
cに示すD/Aデータが送られる。このD/Aデータ
も、最初に1ビットのスタートビットSB及び2ビット
のモード設定ビットPDを持つ。このモード設定ビット
PDの2ビットは、具体的には1、1の値を持つ。この
モード設定ビットPDの後に、D/Aコンバータ11の
アドレス、即ちチャンネル番号を示す4ビットのチャン
ネル番号DAN、このチャンネルのデータを示す8ビッ
トのデータDAD、及び1ビットの偶数パリティPEが
続けられる。上記D/Aコンバータ11は12チャンネ
ルを内蔵するものであるので、上記チャンネル番号DA
Nには0〜11の値を任意に設定することができる。
【0057】上記ロジック回路10では、D/Aコンバ
ータ11からのD/Aデータを受信すると、このD/A
データを制御回路10dに送る。このD/Aデータは制
御回路10dによって数値変換及びビット並び換え等の
処理が施され、図4のcに示すデータ信号DA_dat
aのフォーマットで入力線13を介してD/Aコンバー
タ11に入力される。
【0058】一方、消去周波数は、例えば図5のcに示
すD/Aデータのアドレスとして14を指定した場合に
設定することができる。これは、チャンネル番号DAN
が4ビットであるのに対してD/Aコンバータ11は1
2チャンネル分であり、アドレス12〜15の値が空い
ているためである。この消去周波数のためのデータフォ
ーマットは、図5のdの消去データに示すものであり、
1ビットのスタートビットSB及び1、1の値を持つ2
ビットのモード設定ビットPDの後に、2進数で14の
値、具体的には0、1、1、1となる4ビットが続けら
れ、さらに、8ビットの分周値DN及び1ビットの偶数
パリティPEが送られる。尚、データ長が6ビットであ
るのは、分周器10eが6ビット長で作製されているた
めである。
【0059】上記ロジック回路10が図5のdに示す消
去データを受信すると、分周器10eにその消去データ
の値が書き込まれる。消去信号はデューティー比が50
%でなくてはならないので、分周値は設定値のさらに半
分となるようにしている。尚、分周値を0にする場合に
は、消去信号は分周されないまま出力される。また、こ
の分周器10eで使用するクロック信号は復調器10a
で生成される処理クロック信号CKOではなく、回転ト
ランス8aからの記録クロック信号CKPである。
【0060】尚、本実施例においては、制御線のグルー
プ分けを8本単位で行っているが、他の本数でグループ
分けを行ってもよい。また、グループ数を最大8として
グループ番号を表すグループビットに3ビットを割り当
てているが、制御する信号の種類に応じてこのグループ
ビットを3ビット以外のビット数としてもよい。
【0061】また、転送されるMPX信号のデータフォ
ーマットにおいて、スタートビットを0とし、続く2ビ
ットをモード設定ビットに割り当てているが、必ずしも
この構成を採る必要はなく、また、受信されたデータの
確認のための偶数パリティについても、奇数パリティや
パリティ無しとしたり、複数ビットによるパリティを付
加したりするようにしてもよい。
【0062】上記D/Aコンバータは、12チャンネル
内蔵のICを使用しているが、他のチャンネル数のIC
や複数のICを使用した場合にも、12チャンネル内蔵
のICと同様の制御を行うことが可能である。また、消
去信号の分周器は6ビットであるが、必要に応じて6ビ
ット以外のビット数を持ってもよい。
【0063】本実施例においては、回転トランスの低域
遮断をMPX信号の位相変調によって解決しているが、
周波数変調等の他の変調方式を用いたり、あるいは無変
調であってもよい。また、回転トランスではなく、スリ
ップリングによって伝送することも可能である。
【0064】また、回転ドラム上で通信が必要な素子と
してD/Aコンバータだけが使用されているが、他の素
子との通信にも同様に応用することができる。また、通
信の送受方向についても、本実施例に示す方向に限られ
るものではない。
【0065】さらに、ロジック回路を1個のLSI(Lar
ge Scale Integration) 、即ち大規模集積回路として実
現しているが、機能を分けて、部分的にLSIとした
り、複数のICや個別の部品を組み合わせたりすること
によって構成することも可能である。このように機能を
分割した場合には、素子間の通信に共通のクロック信号
を利用することができる。
【0066】本実施例は、回転消去ヘッドを搭載し、ま
た、記録消去電流の設定が可能なVTRであるが、これ
らの機能のいずれか、あるいは両方を有しないVTRに
おいても応用することが可能である。また、これらの機
能が必要であっても、部分的に別の手段を用いて実現す
ることが可能である。さらに、記録機能及び再生機能の
いずれかの機能を持たない装置においても、本発明を応
用することが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る信号記録装置は、スタートビット、制御信号の
種類情報、及びこの制御信号の制御対象の識別情報を含
む一群の直列データ信号を回転トランスを介して回転ド
ラムに伝送した後にデコードし、上記制御対象を制御す
ることにより、変化させたい制御線の情報のみで伝送デ
ータを構成するので、短時間で制御データの伝送を行う
ことができる。よって、制御することができる時間軸方
向の分解能が向上する。また、制御線の本数に対して対
数関数的に伝送するデータの長さが変わるので、制御線
の本数が増加しても伝送するデータの長さはほとんど変
わらず、時間軸方向の分解能の制約によって制御線の本
数を増やせないことが無くなる。さらに、一度に多数の
制御線を変化させる場合にも対応することができる。
【0068】ここで、上記制御対象は記録アンプ、消去
アンプ及び再生アンプであり、これら制御対象のオンオ
フ動作を制御することにより、精度の高い記録動作と再
生動作とのスイッチングを行うことができる。
【0069】また、上記制御対象は記録信号及び消去信
号の振幅、また、消去信号の周波数であることにより、
回転ドラム上で必要となる全ての電気的な制御を一系統
の信号伝送により実現することができる。この制御の一
元化により信号の管理がし易くなり、この信号管理のた
めのコストを下げることができる。
【0070】さらに、上記直列データ信号の最後に後続
のデータブロックの有無を示す継続フラグを付加するこ
とにより、複数の制御線を同時に変化させる場合に、同
じデータ列を連続させればよいので、この制御のための
専用の回路を小規模にすることができ、データの送信及
び受信のための回路の増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号記録装置を用いたディジタル
信号記録再生装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】各ヘッドの信号出力タイミングを示す図であ
る。
【図3】D/Aコンバータへの入力データフォーマット
を示す図である。
【図4】位相変調された信号の復調を説明するための図
である。
【図5】MPX信号のデータフォーマットを示す図であ
る。
【図6】従来のアナログVTRの概略的な構成を示す図
である。
【図7】従来のMPX信号のデータフォーマットを示す
図である。
【符号の説明】
8a、8b 回転トランス 10 ロジック回路 10a 復調器 10b デコーダ 10c ポート回路 10d 制御回路 10e 分周器 11 D/Aコンバータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドを備える回転ドラムに回転ト
    ランスを介して記録データ信号を伝送し、データ記録を
    行う信号記録装置において、 スタートビット、制御信号の種類情報、及びこの制御信
    号の制御対象の識別情報を含む一群の直列データ信号を
    上記回転トランスを介して上記回転ドラムに伝送した後
    にデコードし、上記制御対象を制御することを特徴とす
    る信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記制御対象は記録アンプ、消去アンプ
    及び再生アンプであり、これら制御対象のオンオフ動作
    を制御することを特徴とする請求項1記載の信号記録装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御対象は記録信号及び消去信号の
    振幅であることを特徴とする請求項1記載の信号記録装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御対象は消去信号の周波数である
    ことを特徴とする請求項1記載の信号記録装置。
  5. 【請求項5】 上記直列データ信号の最後に後続のデー
    タブロックの有無を示す継続フラグを付加することを特
    徴とする請求項1記載の信号記録装置。
JP6249003A 1994-10-14 1994-10-14 信号記録装置 Withdrawn JPH08115502A (ja)

Priority Applications (2)

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JP6249003A JPH08115502A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 信号記録装置
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JP6249003A JPH08115502A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 信号記録装置

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JP6249003A Withdrawn JPH08115502A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 信号記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61287009A (ja) * 1985-06-13 1986-12-17 Canon Inc 回転ヘツド型記録装置
JPH071521B2 (ja) * 1985-11-11 1995-01-11 キヤノン株式会社 記録再生装置
JP2623751B2 (ja) * 1988-08-30 1997-06-25 ソニー株式会社 記録制御信号の伝送方法および記録制御回路

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US5963384A (en) 1999-10-05

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