JPH08115278A - ファイル配付システム - Google Patents

ファイル配付システム

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JPH08115278A
JPH08115278A JP6253340A JP25334094A JPH08115278A JP H08115278 A JPH08115278 A JP H08115278A JP 6253340 A JP6253340 A JP 6253340A JP 25334094 A JP25334094 A JP 25334094A JP H08115278 A JPH08115278 A JP H08115278A
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JP
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file
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management table
transferred
side device
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Application number
JP6253340A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Higo
和敬 肥後
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6253340A priority Critical patent/JPH08115278A/ja
Publication of JPH08115278A publication Critical patent/JPH08115278A/ja
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インテリジェント化した端末としてのそれぞ
れのファイル受信側装置に対して、ファイルを送出する
ファイル送信側装置の負担をあまりかけずにファイルの
配付が可能となるファイル配付システムを実現する。 【構成】 ファイルを端末13M 等の端末に送信する汎
用計算機11内には、これらの端末に転送するファイル
の転送状況を示す送信管理テーブル45が備えられてい
る。セッション監視機構41は端末13M との通信が可
能になった時点を検出し、この時点で送信管理テーブル
45を検索してこの端末13M に未送信のファイルを転
送管理機構42によって送信する。これにより、転送が
高い確率で可能になり、従来よりも効率的なファイルの
配付が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば汎用計算機から
これに通信路を介して接続された各インテリジェント端
末に対してファイルの一括配付を行うようにしたファイ
ル配付システムに関する。
【0002】
【従来の技術】小型計算機の性能の向上によって、通信
路に接続された端末がインテリジェント化し、それ自身
で独自のデータ処理が可能な端末となってきている。こ
のようなインテリジェント化した端末は、一般にインテ
リジェント端末と呼ばれている。インテリジェント端末
(以下、本明細書ではこれを単に端末と称する。)が汎
用計算機と接続されたシステムでは、従来、汎用計算機
側でのみ実行されていた各種の処理が、端末上でも実行
できるようになってきている。このような環境の下で
は、汎用計算機側から各端末に対して同一のプログラム
資産やデータを導入することで、これらの端末が同一条
件でデータの処理を可能にすることでできる。そこで、
従来からシステムを構成する各端末が使用する資源を汎
用計算機が導入して、資源の一括管理を行うと共に、必
要に応じてこれらの端末にこれらの資源を一括して転送
し配付することが行われてきた。
【0003】ところで、汎用計算機からシステムを構成
する各端末に資源を転送する際には、転送が行われよう
としているときに、この汎用計算機と各接続端末の間で
ファイルの転送が可能な状態、すなわちセッションが確
立した状態である必要がある。ところが、システムを構
成する端末の数が多数になると、これらすべての端末の
セッションが同時に確立する可能性が少なくなり、必要
なファイルを一括してこれらの端末に配付することが事
実上困難となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来では各
資源について未配付の状態を汎用計算機側が把握するよ
うになっていた。しかしながら、資源の数が多かった
り、端末の数が多くなるとその管理が煩雑になるという
問題があった。また、汎用計算機側が一括配付を行う際
に転送の行われなかった資源については、所定時間経過
後に再び配付を試みるという手法が行われていた。この
ような場合には、未配付の端末に対しては所定の回数だ
け配付を試み、それでも配付が行われなかった場合には
前記した管理の煩雑さや通信に対する負荷を軽減するた
めに配付を断念する場合が多い。配付が断念されると、
その端末に対して資源の転送漏れが発生することにな
り、データの分散処理がうまく機能しなくなるという問
題を発生させた。
【0005】以上、汎用計算機とこれに通信路を介して
接続される各端末の関係で問題点を説明したが、一般に
資源等のファイルを送信するファイル送信側装置と、こ
れと通信路を介して接続され、ファイルの受信を行うフ
ァイル受信側装置との間で、このような問題が発生する
ことになる。
【0006】そこで本発明の目的は、インテリジェント
化した端末としてのそれぞれのファイル受信側装置に対
して、ファイルを送出するファイル送信側装置の負担を
あまりかけずにファイルの配付が可能となるファイル配
付システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)転送するファイルの名称としてのファイル名
とそのファイルの転送先ならびにその転送が完了したか
どうかを示す転送結果を記した転送管理テーブルと、い
ずれかの転送先とファイルの通信が可能になるたびにそ
の転送先に転送すべきファイル名を転送管理テーブルか
ら抽出するテーブル検索手段と、テーブル検索手段によ
って抽出されたファイル名のファイルをその転送先に転
送するファイル転送手段とを備えたファイル送信側装置
と、(ロ)このファイル送信側装置と通信路を介して接
続され、ファイル送信側装置からファイルが送られてき
たときこれを受信するファイル受信手段とをファイル配
付システムに具備させる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、ファイ
ルの送信を行うファイル送信側装置に送信管理テーブル
を用意させる。ファイルの一括送信を行った結果未送信
となった転送先についてはこのテーブルに反映させてお
く。そして、いずれかの転送先とファイルの通信が可能
になるたびにその転送先に転送すべきファイル名を転送
管理テーブルから抽出し、それらの時点でそのファイル
名の未送信のファイルをその通信が可能になった転送先
に転送させることにして、無駄な再送信作業を防止して
いる。
【0009】請求項2記載の発明では、(イ)転送する
ファイルの名称としてのファイル名とそのファイルの転
送先ならびにその転送が完了したかどうかを示す転送結
果を記した転送管理テーブルと、いずれかの転送先とフ
ァイルの通信が可能になるたびにその転送先に転送すべ
きファイル名を転送管理テーブルから抽出するテーブル
検索手段と、テーブル検索手段によって抽出されたファ
イル名のファイルをその転送先に転送するファイル転送
手段と、ファイル転送手段によって該当するファイルが
転送先に転送されたとき転送管理テーブルの転送結果を
更新するテーブル更新手段と、転送管理テーブルに記さ
れたあるファイルのすべての転送先にファイルが転送さ
れたときそのファイルの登録をこの転送管理テーブルか
ら削除するファイル削除手段とを備えたファイル送信側
装置と、(ロ)このファイル送信側装置と通信路を介し
て接続され、ファイル送信側装置からファイルが送られ
てきたときこれを受信するファイル受信手段とを備えた
ファイル受信側装置とをファイル配付システムに具備さ
せる。
【0010】すなわち請求項2記載の発明では、ファイ
ルの送信を行うファイル送信側装置に送信管理テーブル
を用意させる。ファイルの一括送信を行った結果未送信
となった転送先についてはこのテーブルに反映させてお
く。そして、いずれかの転送先とファイルの通信が可能
になるたびにその転送先に転送すべきファイル名を転送
管理テーブルから抽出し、そのファイル名の未送信のフ
ァイルをその通信が可能になった転送先に転送させると
共に、そのテーブルの内容をこれに応じて更新するよう
にしている。また、ファイルの再送信の結果として全転
送先にすべて転送が完了したファイルについては、送信
管理テーブルからその登録を削除することにしたので、
テーブル内に無駄な情報が蓄積せず、検索管理が煩雑化
するのを有効に防止することができる。
【0011】請求項3記載の発明では、(イ)転送する
ファイルの名称としてのファイル名とそのファイルの転
送先ならびにその転送が完了したかどうかを示す転送結
果を記した転送管理テーブルと、転送すべきファイルが
発生するたびにこの転送管理テーブルにそのファイルと
その転送先および転送が未完了である旨を新規登録する
ファイル登録手段と、いずれかの転送先とファイルの通
信が可能になるたびにその転送先に転送すべきファイル
名を転送管理テーブルから抽出するテーブル検索手段
と、ファイル登録手段によって転送すべきファイルが新
規登録されたときにはそのすべての転送先にそのファイ
ルを転送すると共に、テーブル検索手段によってファイ
ル名が抽出されたときにはそのファイルをその転送先に
転送するファイル転送手段と、ファイル転送手段によっ
て該当するファイルが転送先に転送されたとき転送管理
テーブルの転送結果を更新するテーブル更新手段と、転
送管理テーブルに記されたあるファイルのすべての転送
先にファイルが転送されたときそのファイルの登録をこ
の転送管理テーブルから削除するファイル削除手段とを
備えたファイル送信側装置と、(ロ)このファイル送信
側装置と通信路を介して接続され、ファイル送信側装置
からファイルが送られてきたときこれを受信するファイ
ル受信手段とを備えたファイル受信側装置とをファイル
配付システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項3記載の発明では、ファイ
ルの送信を行うファイル送信側装置に送信管理テーブル
を用意させておき、いずれかの転送先とファイルの通信
が可能になるたびにその転送先に転送すべきファイルの
再送信を試みると共に、転送すべき新規のファイルが発
生した場合にも、その転送先に一括して送信を試みるこ
とにしている。
【0013】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるファイル
配付システムの概要を表わしたものである。このシステ
ムは、汎用計算機11と、これにイーサネット等のロー
カルエリアネットワーク12を介して接続された第1〜
第Nの端末131 〜13N によって構成されている。も
ちろん、システムは同一のローカルエリアネットワーク
あるいは他の通信ネットワークの枠内に限られるもので
はなく、例えば電話回線を介して接続された他のネット
ワーク上の他の端末も含めて1つのファイル配付システ
ムを構成するようにしてもよい。
【0015】この図に示したファイル配付システムで
は、汎用計算機11がファイルの統一的な管理を行う権
限を有しており、ファイルの一括配付指令を受けたとき
には該当するファイルを後に説明する転送管理テーブル
に新たに登録して、システムを構成する第1〜第Nの端
末131 〜13N にファイルの一括配付を試みることに
なる。配付が完了しなかったときには、転送管理テーブ
ルに該当するファイルとの関係で未送信であることを示
すデータが残る。汎用計算機11は、第1〜第Nの端末
131 〜13N のいずれかについてセッションが確立す
るたびに、転送管理テーブルを見ながら未送信のファイ
ルの送信を試みることになる。
【0016】図2は、汎用計算機の回路構成の要部を表
わしたものである。汎用計算機11は、CPU(中央処
理装置)21を備えている。CPU21は、データバス
等のバス22を通じて装置内の各部と接続され、本来の
データ処理の他にファイルの転送制御を行うようになっ
ている。バス22には、作業用メモリ23、入力回路2
4、ディスク制御装置25、表示制御装置26、通信制
御装置27等の装置が接続されている。このうち作業用
メモリ23は、ファイルの転送制御等の各種制御に使用
するプログラムやその他一時的に使用されるデータを格
納するランダム・アクセス・メモリである。入力回路2
4は、ポインティング・デバイスとしてのマウス25を
接続したキーボード26からデータを入力する回路であ
る。ディスク制御装置25は、磁気ディスク31に対す
るデータの入出力を制御する回路である。磁気ディスク
31には資源A、資源B、……資源Zの各ファイルが格
納されている他に、この汎用計算機11の制御のための
プログラムが格納されている。表示制御装置26は、C
RT32の表示制御を行うための回路である。通信制御
装置27はローカルエリアネットワークを構成する通信
ケーブル33と接続されている。
【0017】転送管理テーブルは、磁気ディスク31内
に格納されており、汎用計算機11が起動されるとその
内容が読み出されて作業用メモリ23に格納されるよう
になっている。また、何らかの理由によって汎用計算機
11の電源がオフとなるときには、その内容が再び磁気
ディスク31に送られてその内容を更新するようになっ
ている。
【0018】なお、図1に示した第1〜第Nの端末13
1 〜13N は、インテリジェント化しており、その磁気
ディスク等の記憶手段の容量等に差異があるものの原理
的な構成は図2に示した汎用計算機11とほぼ同一のも
のとなっている。そこで、これら第1〜第Nの端末13
1 〜13N の回路構成の図示および説明は省略すること
にする。
【0019】図3は、汎用計算機の原理的な構成を表わ
したものである。汎用計算機11はこの図で代表的に示
す端末13M とのセッションの確立の時点を監視するセ
ッション監視機構41を備えている。セッション監視機
構41がセッションの確立を検出すると、転送管理機構
42にこれが通知される。転送管理機構42は、ファイ
ル送信指示部43から例えばオペレータによってファイ
ルの送信の指示を受けるかセッション監視機構41がセ
ッションの確立を検出すると、転送管理機構42を制御
して転送管理テーブル45をサーチし、どの資源のファ
イルをどの宛て先に送信するかの判別を行う。そして、
図1にも示した磁気ディスク31内に格納された資源
A、資源B、……資源Zの各ファイルのうち必要なもの
は転送管理機構42が読み出して端末13M 等に送信す
ることになる。
【0020】ここでファイルの送信管理を行うための転
送管理テーブル45には、送信した各資源A、資源B、
……資源Zごとにそれらの転送先の端末名と送信結果が
記されるようになっている。送信結果で“ok”とは、
その端末13に送信が行われた(送信成功)ことを示
し、“ng”とはその端末13に送信が行われなかった
(送信失敗)ことを示している。1つの資源について対
応するすべての端末13に送信が成功した場合には、そ
の資源に関する登録内容は転送管理テーブル45から削
除される。すなわち送信管理テーブル45は、未送信状
態が存在する資源について、送信済みと未送信の関係を
各端末13について個別に記したものである。
【0021】図4は、汎用計算機側で一括配付を行う際
の処理の概要を表わしたものである。例えば図2に示し
たキーボード26からファイルの一括転送の要求が入力
されると、CPU21はこれを検知し(ステップS10
1;Y)、転送を要求されたそのファイルのファイル名
を送信管理テーブル45で検索する(ステップS10
2)。この結果、送信管理テーブル45に未登録のファ
イルが送信されることが判明したら(ステップS10
3;Y)、送信管理テーブル45の新たな領域にこれか
ら転送を開始するファイルのファイル名を登録すると共
に、そのファイルの転送先の端末13を格納し、転送結
果としてそれぞれに“ng”をセットする(ステップS
104)。“ng”を初期的にセットすることにしたの
は、この状態ではそのファイルについて送信が完了して
いないためである。そして、該当するファイルの転送作
業を行うことになる(ステップS105)。
【0022】一方、転送を要求されたファイルのファイ
ル名が送信管理テーブル45に登録されていた場合には
(ステップS103;N)、その送信管理テーブル45
にファイルの指定された転送先も登録されているかどう
かをチェックする(ステップS106)。これらの転送
先の端末13が送信管理テーブル45に登録されている
場合には(Y)、送信管理テーブル45自体は完成して
いるので、これを用いて該当するファイルの転送が行わ
れることになる(ステップS105)。
【0023】これに対して、これらの転送先の端末13
の一部または全部が送信管理テーブル45に登録されて
いない場合には(ステップ106;N)、送信管理テー
ブル45にこれらの登録を行う。具体的には転送するフ
ァイルのファイル名に対応する未登録の転送先とこれら
の転送結果として“ng”を初期的にセットする(ステ
ップS107)。そして、これ以後、該当するファイル
の転送を行うことになる。
【0024】図5は、図4のステップS105で示した
該当ファイルの転送処理における転送自体の処理を具体
的に説明するためのものである。まず、作業用メモリ2
3(図2)の所定の領域に格納される数値mとして
“1”がセットされる(ステップS201)。そして、
送信管理テーブル45の第1欄(m=1)に記されたフ
ァイルのファイル名を取得する(ステップS202)。
図3に示した送信管理テーブル45の場合には、ファイ
ル名として「資源A」が取得される。次に、そのファイ
ル名のファイルが磁気ディスク31から作業用メモリ2
3に読み出される(ステップS203)。この例では、
「資源A」のファイルが読み出されることになる。
【0025】このようにして転送するファイルが用意さ
れたら、そのファイルの送信先の端末13の名前を送信
管理テーブル45から抽出する(ステップS204)。
具体的には、「資源A」の欄における転送結果として
“ng”がセットされたすべての端末13の名前が抽出
されることになる。CPU21は図2に示した送信制御
装置27、すなわち図3に示した転送管理機構42を用
いてこれらの端末13にそのファイルの送信を行う(ス
テップS205)。そして、送信が成功した端末13に
ついては送信管理テーブル45の転送結果としての“n
g”を“ok”に変更する。送信が失敗した端末13に
ついては転送結果は“ng”のままとなる(ステップS
206)。そして、数値mを“1”だけ加算し(ステッ
プS207)、新たな第m欄にファイル名が格納されて
いるかどうかによってファイルの転送処理がすべて終了
したかどうかの判別を行う(ステップS208)。
【0026】ファイルの転送が終了していなければ
(N)、ステップS202に戻って次の欄に記載された
ファイル名のファイルの転送処理を同様にして実行す
る。このようにして送信管理テーブル45に転送結果が
“ng”と記されたすべてのファイルについての転送が
試みられると(ステップS208;Y)、処理が終了す
る(エンド)。
【0027】図6は、図4のステップS105で示した
該当ファイルの転送処理における転送後のファイルの削
除処理を表わしたものである。ファイルの転送処理が終
了すると(ステップS301;Y)、数値mが“1”に
初期化され(ステップS302)、送信管理テーブル4
5の第m欄に記されたファイルの転送結果がすべて抽出
される(ステップS303)。その欄の転送結果がすべ
て“ok”であった場合には(ステップS304;
Y)、図5に示したファイルの転送処理の結果、その欄
に関しては“ng”がなくなったことになる。そこで、
送信管理テーブル45のその第m欄の削除が行われる。
次に数値mが“1”だけカウントアップされる(ステッ
プS306)。そして、次の欄にファイル名がセットさ
れているかどうかをチェックすることで送信管理テーブ
ル45のすべての欄の削除処理が終了したかどうかの判
別が行われる(ステップS307)。ただし、削除され
た欄が存在しても、削除処理が全部終了するまでは削除
前の欄を基準として数値mがカウントされる。
【0028】削除処理が完了していなければ(N)、ス
テップS303に進んで次の欄について同様の削除処理
が行われる。以下同様にしてすべての処理が終了したら
(ステップS307;Y)、送信管理テーブル45の現
時点における削除処理が終了する(エンド)。なお、図
6で示した削除処理は、図5で示したファイルの転送処
理が欄ごとに行われるたびに行うようにしてもよい。
【0029】図7は、図3のセッション監視機構の制御
の様子を表わしたものである。セッション監視機構41
は第1〜第Nの端末131 〜13N との間でデータリン
クが確立して通信が可能な状態となる時点を監視してい
る(ステップS401;Y)。そして、いずれかの端末
13との間でセッションが確立すると(Y)、その端末
13名を付してセッションが確立したことを転送管理機
構42に通知する(ステップS402)。
【0030】図8は、転送管理機構の制御の様子を表わ
したものである。図7で説明したようにセッション監視
機構41が転送管理機構42にセッション確立通知を行
うと(ステップS501;Y)、通知された端末13の
名前が存在する欄を送信管理テーブル45から検索する
(ステップS502)。そのような欄が存在しなければ
(ステップS503;Y)、送信すべき残存したファイ
ルは存在しないので処理を終了させる(エンド)。該当
するファイル名が存在しても(N)、それらについての
転送結果がすべて“ok”であるとき(ステップS50
4;N)も、転送すべきファイルは存在しないので処理
が終了する。
【0031】これに対して、セッション確立通知を行っ
た端末に転送すべきファイルが存在し、かつこれらのい
ずれかの転送結果が“ng”であった場合には(ステッ
プS504;N)、該当するファイル名のファイルを磁
気ディスク31から1つ取り出して作業用メモリ23に
格納し、これをその端末13に送信する(ステップS5
05)。そして、送信管理テーブル45におけるそのフ
ァイルの該当する端末13の転送結果を“ng”から
“ok”に変更する(ステップS506)。
【0032】この後、CPU21は送信管理テーブル4
5の他の箇所に該当するファイルが存在するかどうかを
チェックし(ステップS507)、あれば(Y)、ステ
ップS505に進んでそのファイルの転送制御が行われ
る。このようにしてセッション確立通知を行った端末に
転送すべきファイルの処理がすべて終了したら(ステッ
プS507;N)、図6で説明したようにすべての転送
結果が“ok”となった欄についての削除処理が行われ
(ステップS508)、すべての処理が終了することに
なる(エンド)。
【0033】なお、以上説明した実施例では汎用計算機
11と第1〜第Nの端末131 〜13N を例にあげてフ
ァイルの配付を説明したが、これらは他のコンピュー
タ、ワークステーション、ワードプロセッサ、プリンタ
等の電子機器であっても所定の条件を満たすものであれ
ば本発明を同様に適用することができることは当然であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項3
記載の発明によれば、ファイルの送信を行うファイル送
信側装置に送信管理テーブルを用意させ、ファイルの一
括送信を行った結果、未送信となった転送先については
このテーブルに反映させておくようにすると共に、いず
れかの転送先とファイルの通信が可能になるたびにその
転送先に転送すべきファイル名を転送管理テーブルから
抽出し、それらの時点でそのファイル名の未送信のファ
イルをその通信が可能になった転送先に転送させること
にしたので、未送信の転送先と通信が可能になったとき
に通信を試みることになり、ファイルの転送が成功する
可能性が高く、従来と比して効率的な再送信が可能にな
る。
【0035】また請求項2記載の発明では、送信が行わ
れるたびに送信管理テーブルが最新のものに変更される
ばかりでなく、ファイルの再送信の結果として全転送先
にすべて転送が完了したファイルについては、送信管理
テーブルからその登録を削除することにしたので、テー
ブル内に無駄な情報が蓄積せず、検索管理が煩雑化する
のを有効に防止することができる。
【0036】更に請求項3記載の発明によれば、ファイ
ルの送信を行うファイル送信側装置に送信管理テーブル
を用意させておき、いずれかの転送先とファイルの通信
が可能になるたびにその転送先に転送すべきファイルの
再送信を試みると共に、転送すべき新規のファイルが発
生した場合にも、その転送先に一括して送信を試みるこ
とにしている。したがって、最も効率的な送信および未
送信のファイルに対する再送信を実現することができ、
ファイルの配付を効率よく、また短時間に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるファイル配付シス
テムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】 本実施例の汎用計算機の回路構成の要部を表
わしたブロック図である。
【図3】 端末を接続した本実施例の汎用計算機の原理
的な構成を表わした説明図である。
【図4】 本実施例の汎用計算機側で一括配付を行う際
の処理の概要を表わした流れ図である。
【図5】 図4のステップS105で示した該当ファイ
ルの転送処理における転送自体の処理を表わした流れ図
である。
【図6】 図4のステップS105で示した該当ファイ
ルの転送処理における転送後のファイルの削除処理を表
わした流れ図である。
【図7】 本実施例におけるセッション監視機構の制御
の様子を表わした流れ図である。
【図8】 本実施例における転送管理機構の制御の様子
を表わした流れ図である。
【符号の説明】
11…汎用計算機(ファイル送信側装置)、131 〜1
N …第1〜第Nの端末(ファイル受信側装置)、21
…CPU、23…作業用メモリ、27…通信制御装置、
31…磁気ディスク、33…通信ケーブル、41…セッ
ション監視機構、42…転送管理機構、43…ファイル
送信指示部、45…送信管理テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送するファイルの名称としてのファイ
    ル名とそのファイルの転送先ならびにその転送が完了し
    たかどうかを示す転送結果を記した転送管理テーブル
    と、いずれかの転送先とファイルの通信が可能になるた
    びにその転送先に転送すべきファイル名を前記転送管理
    テーブルから抽出するテーブル検索手段と、テーブル検
    索手段によって抽出されたファイル名のファイルをその
    転送先に転送するファイル転送手段とを備えたファイル
    送信側装置と、 このファイル送信側装置と通信路を介して接続され、フ
    ァイル送信側装置からファイルが送られてきたときこれ
    を受信するファイル受信手段とを備えたファイル受信側
    装置とを具備することを特徴とするファイル配付システ
    ム。
  2. 【請求項2】 転送するファイルの名称としてのファイ
    ル名とそのファイルの転送先ならびにその転送が完了し
    たかどうかを示す転送結果を記した転送管理テーブル
    と、いずれかの転送先とファイルの通信が可能になるた
    びにその転送先に転送すべきファイル名を前記転送管理
    テーブルから抽出するテーブル検索手段と、テーブル検
    索手段によって抽出されたファイル名のファイルをその
    転送先に転送するファイル転送手段と、ファイル転送手
    段によって該当するファイルが転送先に転送されたとき
    前記転送管理テーブルの転送結果を更新するテーブル更
    新手段と、転送管理テーブルに記されたあるファイルの
    すべての転送先にファイルが転送されたときそのファイ
    ルの登録をこの転送管理テーブルから削除するファイル
    削除手段とを備えたファイル送信側装置と、 このファイル送信側装置と通信路を介して接続され、フ
    ァイル送信側装置からファイルが送られてきたときこれ
    を受信するファイル受信手段とを備えたファイル受信側
    装置とを具備することを特徴とするファイル配付システ
    ム。
  3. 【請求項3】 転送するファイルの名称としてのファイ
    ル名とそのファイルの転送先ならびにその転送が完了し
    たかどうかを示す転送結果を記した転送管理テーブル
    と、転送すべきファイルが発生するたびにこの転送管理
    テーブルにそのファイルとその転送先および転送が未完
    了である旨を新規登録するファイル登録手段と、いずれ
    かの転送先とファイルの通信が可能になるたびにその転
    送先に転送すべきファイル名を前記転送管理テーブルか
    ら抽出するテーブル検索手段と、前記ファイル登録手段
    によって転送すべきファイルが新規登録されたときには
    そのすべての転送先にそのファイルを転送すると共に、
    テーブル検索手段によってファイル名が抽出されたとき
    にはそのファイルをその転送先に転送するファイル転送
    手段と、ファイル転送手段によって該当するファイルが
    転送先に転送されたとき前記転送管理テーブルの転送結
    果を更新するテーブル更新手段と、転送管理テーブルに
    記されたあるファイルのすべての転送先にファイルが転
    送されたときそのファイルの登録をこの転送管理テーブ
    ルから削除するファイル削除手段とを備えたファイル送
    信側装置と、 このファイル送信側装置と通信路を介して接続され、フ
    ァイル送信側装置からファイルが送られてきたときこれ
    を受信するファイル受信手段とを備えたファイル受信側
    装置とを具備することを特徴とするファイル配付システ
    ム。
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