JP4591978B2 - 情報共有システム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続され、各種情報を提供する送信装置と、この各種情報を受信する受信装置と、前記送信装置と前記受信装置の共有情報を管理する管理装置と、により構成される情報共有システム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、遠隔地の端末間における情報処理は、FTP(File Transfer Protocol)、電子メール、ソケット通信等のように、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークを利用して行われている。このようなネットワーク環境において、特定の端末で所望する情報処理を実行する場合には、所定のプログラムやデータを利用した情報処理を実行する都度、当該プログラムやデータを記憶または管理する他の端末に接続することにより、受信し、実行していた。
【0003】
このような従来の情報共有システムの一例として、図12を参照して従来の情報共有システム100について説明する。この図12において、情報共有システム100は、プログラムやデータ等の各種情報を受信する受信クライアント110がLAN等のネットワーク2を介して上記各種情報を提供するサーバ130に接続されることにより構成されている。このような従来の情報共有システム100では、例えば受信クライアント110がサーバ130の記憶する文書ファイル130aを実行する際には、ネットワーク2を介して文書ファイル130aをダウンロードすることにより実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の情報共有システムでは、所望のプログラムやデータを利用した情報処理を実行する都度、サーバ130に接続する必要があるため、ネットワーク2に通信負荷がかかってしまう。また、ネットワークが混雑している場合は、ダウンロード等の通信処理に時間がかかるため、全体の処理時間にも影響を与える。さらに、サーバ130が起動していない場合には、ネットワーク接続による通信負荷だけでなく、タイムアウトまでの待ち時間を無駄に費やしてしまうこともあった。
【0005】
本発明の課題は、管理装置によって所定の共有情報を統一的に管理することにより、ネットワーク上の全ての装置間で共有情報を効率的に利用する情報共有システム及び記録媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、ネットワークを介して接続され、送信装置と、受信装置と、管理装置が各々の通信手段によって接続されることにより構成される情報共有システムにおいて、
前記送信装置は、複数の装置で使用される共有情報を更新し、この更新された共有情報を前記管理装置送信する送信手段を備え、
前記管理装置は、前記送信手段により送信された前記更新された共有情報を受信し、記憶する記憶手段と、前記受信装置に対して前記共有情報の更新情報を通知する更新通知手段と、前記受信装置からの要求に基づいて、前記記憶手段に記憶される前記更新された共有情報を前記受信装置に送信する送信手段を備え、
前記受信装置は、前記更新通知手段により通知された前記共有情報の更新情報を記憶する記憶手段と、共有情報が使用される際に、前記記憶手段に記憶される前記共有情報の更新情報から前記共有情報が更新されたか否かを判別する判別手段と、この判別手段により共有情報が更新されたと判別された際に、前記更新された共有情報の送信を前記管理装置に要求する送信要求手段と、前記管理装置の送信手段により送信された前記更新された共有情報を受信する受信手段、を備えたことを特徴とする。
更に、コンピュータを上述した請求項1記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを格納した記録媒体を提供する(請求項3記載の発明)。
【0007】
請求項1記載の情報共有システムにおいて、前記共有情報は、複数の前記受信装置で実行されるプログラムにて使用される定義情報であることを特徴とする。
【0009】
以下、図1〜図11を参照して本発明の実施の形態における情報共有システム1について詳細に説明する。
【0010】
まず構成を説明する。
図1は、本発明に係る情報共有システム1の概略構成を示す図である。この図1において、情報共有システム1は、提供クライアント10、サーバ20、受信クライアント30,40,50,60,70から構成され、各クライアントは、専用線等の通信回線を介してサーバ20にアクセスできる構成となっている。なお、図1においては、各端末間の通信を有線接続として図示しているが、これらは無線による通信であってもよい。
【0011】
次に、図2を参照して提供クライアント10の内部構成を詳細に説明する。図2は、提供クライアント10の構成を示すブロック図である。この図2において、提供クライアント10は、CPU11、入力装置12、RAM13、表示装置14、記憶装置15、及び記憶媒体15a、通信装置17により構成され、記憶媒体15aを除く各部はバス16により接続されている。
【0012】
CPU11は、記憶装置15に記憶されている提供クライアント10に対応する各種プログラムの中から指定されたプログラム、入力装置12から入力される各種指示或いはデータをRAM13内のワークメモリエリア(図示略)に格納し、この入力指示及び入力データに応じてRAM13内に格納したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM13内のワークメモリエリアに格納するとともに、表示装置14に表示させる。そして、ワークメモリエリアに格納した処理結果を入力装置12から入力指示される記憶装置15内の記憶媒体15aの保存先に保存する。
【0013】
また、CPU11は、後述する提供側クライアントの更新通知処理(図5参照)を実行する。すなわち、CPU11は、記憶装置15に格納された各種プログラムやデータ等の定義内容の更新の有無を判定し、定義内容の更新メッセージを作成し、その更新メッセージを通信装置17を介してサーバ20へ送信し、定義内容に対応する定義情報を送信する。
【0014】
入力装置12は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU11に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU11に出力する。
【0015】
RAM(Random Access Memory)13は、指定された上記CPU11により実行される提供側クライアントの更新通知処理に必要なファイル及びパラメータを格納するメモリエリアを形成している。表示装置14は、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶表示装置等により構成され、CPU11から入力される各種表示データを表示する。
【0016】
記憶装置15は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体15aを有しており、この記憶媒体15aは磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体15aは記憶装置15に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体15aには提供クライアント10に対応する各種アプリケーションプログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0017】
また、記憶媒体15aに記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体15aを備えた記憶装置を設け、この記憶媒体15aに記憶されているプログラム、データ等を通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0018】
通信装置17は、モデム、ターミナルアダプタ、またはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。例えば、提供側クライアントの更新通知処理において、定義内容の更新メッセージ、及びその定義内容に対応する定義情報をサーバ20へ送信する。
【0019】
次に、図3を参照してサーバ20の内部構成を詳細に説明する。サーバ20は、その機能的構成を図3に示すブロック図のように、CPU21、入力装置22、RAM23、表示装置24、記憶装置25、及び記憶媒体25a、通信装置27により構成され、記憶媒体25aを除く各部はバス26により相互に接続されている。
【0020】
CPU(Central Processing Unit)21は、記憶装置25内の記憶媒体25aに記憶されている各種制御プログラムを読み出して、RAM23内のワークメモリエリア(図示略)に格納し、このRAM23内に格納した制御プログラムに従って各種制御処理を実行し、その処理結果をRAM23内のワークメモリエリアに格納するとともに、表示装置24に表示させる。そして、ワークメモリエリアに格納した処理結果を記憶装置25内の記憶媒体25aの所定の保存先に保存する。
【0021】
また、CPU21は、後述するサーバ処理(図7参照)を実行する。すなわち、CPU21は、定義内容の更新メッセージの受信の有無を判定し、提供クライアント10から通信装置27を介して定義情報を受信し、更新情報テーブルに記憶し、後述する受信クライアントへ更新メッセージを送信し、受信クライアントからの定義情報の送信要求の有無を判定し、更新情報テーブルに記憶された定義情報を送信要求のあった受信クライアントへ送信する。
【0022】
また、CPU21は、後述するサーバの更新通知処理(図8参照)において、ネットワーク上の全ての受信クライアントの更新情報テーブル数を認識し、更新通知していない受信クライアントの有無を判定し、その受信クライアントに対して定義内容の更新メッセージを送信する。
【0023】
入力装置22は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU21に出力すると共にマウスによる操作信号をCPU21に出力する。
【0024】
RAM(Random Access Memory)23は、指定された上記CPU21により実行される提供側クライアントの更新通知処理に必要なファイル及びパラメータを格納するメモリエリアを形成している。例えば、後述するサーバ処理において、受信した定義情報を記憶する更新情報テーブルを形成する。表示装置24は、CRT、液晶表示装置等により構成され、CPU21から入力される各種表示データを表示する。
【0025】
記憶装置25は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体25aを有しており、この記憶媒体25aは、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されており、一般的には、その他の記憶媒体と比較して高速アクセスが可能なハードディスクと呼ばれる磁気的記録媒体で構成されている。この記憶媒体25aは、記憶装置25に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、当該サーバ20に対応するサーバ処理プログラム、サーバの更新通知処理プログラム等の各種処理プログラム、及び当該プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0026】
通信装置27は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、またはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、或いは専用線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。モデムは、電話回線を介して提供クライアント10等の外部機器との通信を行うために、CPU21によって処理されたデジタルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号に変調し、また、電話回線を介して入力されたアナログ信号をデジタル信号に復調する装置であり、ターミナルアダプタは、ISDN回線を介して提供クライアント10等の外部機器との通信を行うために、既存のインタフェースをISDNに対応したIインタフェースに変換する装置であり、ルーターは、専用線を介して接続される提供クライアント10がLAN(Local Area Network)を構成している場合に、サーバ20を含むプロバイダ側のLANと提供クライアント10、及び後述する受信クライアント30等を含むLAN間を接続する装置である。例えば、後述するサーバ処理において、提供クライアント10から送信される定義内容の更新メッセージ及び定義情報を受信し、受信クライアント30等のネットワーク上の端末へ上記更新メッセージ及び定義情報を送信する。
【0027】
また、前記構成要素の内、入力装置22、表示装置24、及び通信装置27の各装置は、サーバ20専用に備えずに、プロバイダ等が備える各種サーバが共有する構成であってもよい。
【0028】
次に、図4を参照して受信クライアント30の内部構成を詳細に説明する。受信クライアント30は、その機能的構成を図4に示すブロック図のように、CPU31、入力装置32、RAM33、表示装置34、記憶装置35、及び記憶媒体35a、通信装置37により構成され、記憶媒体35aを除く各部はバス36により相互に接続されている。
【0029】
CPU(Central Processing Unit)31は、記憶装置35内の記憶媒体35aに記憶されている受信側クライアント処理プログラムを読み出して、RAM33内のワークメモリエリア(図示略)に格納し、このRAM33内に格納した受信側クライアント処理プログラムに従って各種受信側クライアント処理を実行し、その処理結果をRAM33内のワークメモリエリアに格納するとともに、表示装置34に表示させる。そして、ワークメモリエリアに格納した処理結果を記憶装置35内の記憶媒体35aの所定の保存先に保存する。
【0030】
また、CPU31は、受信側クライアント処理(図9参照)を実行する。すなわち、CPU31は、定義内容の更新メッセージが受信されたか否かを判定し、定義内容の更新メッセージがあったことを定義情報の種類毎にRAM33の更新記録テーブルに記憶し、その定義情報を必要とする関連プログラムモジュールが起動中か否かを判定し、サーバ20に対して当該定義情報の送信を要求する。
【0031】
また、CPU31は、定義情報をサーバ20から受信し、後述する関連プログラムモジュール情報更新処理を実行し、更新した定義情報を更新記録テーブルから削除し、プログラムモジュールが新たに起動されたか否かを判定し、上記プログラムモジュールで使用する定義情報が更新記録テーブルに記憶されているか否かを判定する。
【0032】
入力装置32は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号をCPU31に出力するとともに、マウスによる操作信号をCPU31に出力する。
【0033】
RAM33は、指定された上記CPU31により実行される受信側クライアント処理に必要なファイル及びパラメータを格納するメモリエリアを形成している。表示装置34は、CRT、液晶表示装置等により構成され、CPU31から入力される各種表示データを表示する。
【0034】
記憶装置35は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体35aを有しており、この記憶媒体35aは、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されており、一般的には、その他の記憶媒体と比較して高速アクセスが可能なハードディスクと呼ばれる磁気的記録媒体で構成されている。この記憶媒体35aは、記憶装置35に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、受信クライアント30に対応する受信側クライアント処理プログラム、及び当該プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0035】
また、この記憶媒体35aに記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバ20やクライアント10等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介して通信装置37から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記憶媒体35aはネットワーク上に構築されたサーバ20の記憶媒体35aであってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバ20やクライアント10へ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
【0036】
通信装置37は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(TA:Terminal Adapter)、またはルーター等によって構成され、電話回線、ISDN回線、或いは専用線等の通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御を行う。
【0037】
以上が提供クライアント10、サーバ20、受信クライアント30の内部構成についての説明である。なお、クライアント40,50,60,70の全体構造については、上述した受信クライアント30の構成と同一であるため、その構成の図示及び説明は省略する。
【0038】
次に、本実施の形態における動作を説明する。
まず、図2の提供クライアント10によって、提供側クライアントの更新通知処理について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0039】
まず、CPU11は、既存情報ファイルと入力装置12によって入力された情報とを比較することにより提供クライアント10で情報が更新されたか否かを判定する(ステップS1)。ここで、情報が更新された場合(ステップS1;Yes)、サーバ20に情報が更新されたことを通知するメッセージを作成し送信する。次に、CPU11は、サーバ20に対して定義内容が更新された旨のメッセージを作成し送信する(ステップS2)。次に、CPU11は、サーバ20に対して更新情報を転送する(ステップS3)。ステップS1において、情報が更新されていない場合(ステップS1;No)、何も通知しないで上記更新通知処理を終了する。
【0040】
図6は、ステップS3において、受信クライアント30に対して更新情報ファイルを転送するためのファイルフォーマットの一例を示す図である。図6に示すように、当該ファイルフォーマットは、ファイルヘッダ13a、情報ヘッダ13f、情報部13jより構成される。
【0041】
また、ファイルヘッダ13aは、転送ファイルに固有のファイル識別子を格納するファイルVer領域13b、情報ファイルの全サイズを格納するファイルサイズ領域13c、更新情報を幾つかの纏まりとして扱うために必要な転送する情報数領域13d、ファイルの先頭から情報ヘッダまでのファイルオフセット等を格納するファイルオフセット領域13eより構成され、情報ヘッダ13fは、更新情報の識別をするための情報IDを格納する情報ID領域13g、情報サイズを格納する情報サイズ領域13h、情報のファイルオフセット等を格納する情報のファイルオフセット領域13iより構成され、情報部13jは、転送する情報数分ファイルに格納する情報領域13kより構成される。
【0042】
次に、図3のサーバ20によって実行されるサーバ処理について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。まず、CPU21は定義内容の更新メッセージが受信されたか否かを判定する(ステップS4)。ここで、当該メッセージが受信された場合(ステップS4;Yes)、CPU21は提供クライアント10から定義情報を受信してRAM23に形成された更新情報テーブルに記憶する(ステップS5)と共に、各受信クライアントに対して定義内容が更新された旨のメッセージを送信する(ステップS6)。なお、ステップS4において、更新メッセージの受信が無ければ(ステップS6;No)、ステップS7以降の処理に移行する。
【0043】
次に、CPU21は任意の受信クライアントからの定義情報の送信要求の有無を判定する(ステップS7)。ここで、当該送信要求が有れば(ステップS7;Yes)、更新情報テーブルに記憶された定義情報を送信要求のあった受信クライアントへ送信し(ステップS8)、再度ステップS4に戻りそれ以降の処理を繰り返して実行する。なお、ステップS7において、送信要求が無ければ(ステップS7;No)、再度ステップS4に戻りそれ以降の処理を繰り返して実行する。
【0044】
次に、図7のステップS6に示したサーバの更新通知処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。まず、CPU21は、ネットワークに接続された全ての受信クライアントの情報テーブル数を認識する(ステップS61)。次に、CPU21は、更新通知していない受信クライアントの有無を判定する(ステップS62)。ここで、当該受信クライアントが有れば(ステップS62;Yes)、CPU21は、定義内容の更新メッセージを作成後、送信する(ステップS63)。そして、再度ステップS62に戻りネットワーク上の全ての受信クライアントに対して定義内容の更新メッセージを送信する。
【0045】
次に、図4の受信クライアント30によって実行される受信側クライアント処理について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、CPU31は、定義内容の更新メッセージが受信されたか否かを判定する(ステップS9)。ここで、当該メッセージが受信された場合(ステップS9;Yes)、CPU31は、定義内容の更新メッセージがあったことを定義情報の種類毎にRAM33の更新記録テーブルに記憶する(ステップS10)。次に、CPU31は、その定義情報を必要とする関連プログラムモジュールが起動中か否かを判定する(ステップS11)。
【0046】
ここで、上記プログラムモジュールが起動中であれば(ステップS11;Yes)、CPU31は、サーバ20に対して当該定義情報の送信を要求する(ステップS12)。次に、CPU31は、定義情報をサーバ20から受信し(ステップS13)、後述する関連プログラムモジュール情報更新処理を実行する(ステップS14)。そして、CPU31は、更新した定義情報を更新記録テーブルから削除し(ステップS15)、再度ステップS9に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。なお、ステップS11において、上記プログラムモジュールが起動中でなければ(ステップS11;No)、再度ステップS9に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0047】
また、ステップS9において、定義内容の更新メッセージが有れば(ステップS9;No)、CPU31は、プログラムモジュールが新たに起動されたか否かを判定する(ステップS16)。ここで、当該プログラムモジュールが新たに起動された場合(ステップS16;Yes)、CPU31は、上記プログラムモジュールで使用する定義情報が更新記録テーブルに記憶されているか否かを判定する(ステップS17)。ここで、当該定義情報が更新記録テーブルに記憶されている場合(ステップS17;Yes)、ステップS12以降の処理に移行する。なお、ステップS16においてプログラムモジュールが新たに起動されない場合(ステップS16;No)、または、ステップS17において上記定義情報が記憶されていない場合(ステップS17;No)、ステップS9に戻りそれ以降の処理を繰り返し実行する。
【0048】
次に、図9のステップS14に示した関連プログラムモジュール情報更新処理について、図10に示すフローチャートを参照して説明する。まず、CPU31は、定義情報更新メッセージと共に再読込が指定されているか否かを判定する(ステップS141)。ここで、再読込が指定されていれば(ステップS141;Yes)、CPU31は、関連プログラムモジュールに対して上記定義情報を再読込みする(ステップS142)。なお、ステップS141において、再読込が指定されていなければ(ステップS141;No)、ステップS142を省略してステップS143以降の処理に移行する。
【0049】
次に、CPU31は、定義情報更新メッセージと共に関連プログラムモジュールの再起動が指定されているか否かを判定する(ステップS143)。ここで、再起動が指定されていれば(ステップS143;Yes)、CPU31は、関連プログラムモジュールに対して停止通知を行い(ステップS144)、停止応答の有無を判定する(ステップS145)。なお、ステップS143において、再起動が指定されていなければ(ステップS143;No)、上記関連プログラムモジュール情報更新処理を終了する。
【0050】
また、ステップS145において停止応答が有れば(ステップS145;Yes)、CPU31は、関連プログラムモジュールを起動し(ステップS146)、上記関連プログラムモジュール情報更新処理を終了する。
【0051】
ここで、上述したフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されており、CPUはこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。また、CPUは伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。
【0052】
以上のように、提供クライアント10の定義情報が更新されると、提供クライアント10は、サーバ20に対して定義情報の更新があったことをネットワークを通じて通知する。サーバ20は、定義情報が更新されたことを検知すると、サーバ20に接続された受信クライアント30,40,50,60,70に対して定義情報を最新の情報に更新する旨をネットワークを通じて通知し、更新する。
【0053】
また、各受信クライアント上に分散して記憶・管理されているプログラムやデータを共有使用する際に、各受信クライアント上で実行されるプログラムやデータの更新をサーバ20によって統一的に管理し、各受信クライアントへ更新通知を行うことによってネットワーク上の全ての装置間でプログラムやデータの整合性を確保する。
【0054】
したがって、複数の受信クライアントが接続されているネットワーク環境において、提供クライアント10に依存する定義情報をサーバ20で集中管理し、必要に応じてその定義情報を自動更新、取得することにより、サーバ20に接続された各クライアントは常に最新の定義情報を記憶装置に保持することが可能となる。このため、各受信クライアントは、定義情報に関連する処理を実行する度にサーバ20や提供クライアント10に接続する必要が無く、ネットワーク負荷を軽減できる。
【0055】
なお、本第2の実施の形態の詳細部分については、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施の形態における情報共有システム1では、1台のサーバ20が複数の受信クライアントを管理する構成としたが、図11に示すように、上記システム内に複数のサーバを設け、各サーバ毎に管理対象となるグループを設定し、サーバ間で定義情報の更新を行うことにより、管理グループに属する全ての受信クライアントの定義情報を更新する構成としてもよい。
【0056】
また、本実施の形態における情報共有システム1では、サーバ20をクライアントと独立して設ける構成としたが、上記構成に限らず、サーバ20をクライアントの中からいずれか1つまたは複数のクライアントと共用する構成としてもよい。さらに、各装置における各種の細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0057】
【発明の効果】
受信装置は、共有情報が使用される際に共有情報が更新されたか否かを判別し、共有情報が更新されたと判別された際に、更新された共有情報の送信を管理装置に要求し、管理装置は受信装置からの要求に基づいて、更新された共有情報を受信装置に送信するようにし、共有情報が使用されない間は更新された共有情報の送信を管理装置に要求しないので、ネットワークの通信負荷を分散できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報共有システム1の全体の概略構成を示す図である。
【図2】図1の提供クライアント10の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のサーバ20の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の受信クライアント30の構成を示すブロック図である。
【図5】図2のCPU11によって実行される提供側クライアントの更新通知処理を示すフローチャートである。
【図6】図2のRAM13に格納される定義情報のデータ構造を示す図である。
【図7】図3のCPU21によって実行されるサーバ処理を示すフローチャートである。
【図8】図3のCPU21によって実行されるサーバの更新通知処理を示すフローチャートである。
【図9】図4のCPU31によって実行される受信側クライアント処理を示すフローチャートである。
【図10】図4のCPU31によって実行される受信側クライアントの関連プログラムモジュール情報更新処理を示すフローチャートである。
【図11】複数の管理グループを介して実行する定義情報の更新方法を示す図である。
【図12】従来の情報共有システム100を示す図である。
【符号の説明】
1 情報共有システム
1a,1b 管理グループ
2 ネットワーク
10 クライアント
11 CPU
12 入力装置
13 RAM
13a ファイルヘッダ
13b ファイルVer領域
13c ファイルサイズ領域
13d ファイルオフセット領域
13e 情報ID領域
13f 情報ヘッダ
13g 情報ID領域
13h 情報サイズ領域
13i 情報のファイルオフセット領域
13j 情報部
13k 情報領域
14 表示装置
15 記憶装置
15a 記憶媒体
16 バス
17 通信装置
20 サーバ
20b サーバ
21 CPU
22 入力装置
23 RAM
24 表示装置
25 記憶装置
25a 記憶媒体
26 バス
27 通信装置
30 クライアント
31 CPU
32 入力装置
33 RAM
34 表示装置
35 記憶装置
35a 記憶媒体
36 バス
37 通信装置
40,50,60,70 クライアント
40b,50b,60b,70b クライアント
100 従来の情報共有システム

Claims (3)

  1. ネットワークを介して接続され、送信装置と、受信装置と、管理装置が各々の通信手段によって接続されることにより構成される情報共有システムにおいて、
    前記送信装置は、
    複数の装置で使用される共有情報を更新し、この更新された共有情報を前記管理装置送信する送信手段を備え、
    前記管理装置は、
    前記送信手段により送信された前記更新された共有情報を受信し、記憶する記憶手段と、
    前記受信装置に対して前記共有情報の更新情報を通知する更新通知手段と、
    前記受信装置からの要求に基づいて、前記記憶手段に記憶される前記更新された共有情報を前記受信装置に送信する送信手段を備え、
    前記受信装置は、
    前記更新通知手段により通知された前記共有情報の更新情報を記憶する記憶手段と、
    共有情報が使用される際に、前記記憶手段に記憶される前記共有情報の更新情報から前記共有情報が更新されたか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段により共有情報が更新されたと判別された際に、前記更新された共有情報の送信を前記管理装置に要求する送信要求手段と、
    前記管理装置の送信手段により送信された前記更新された共有情報を受信する受信手段、
    を備えたことを特徴とする情報共有システム。
  2. 前記共有情報は、複数の前記受信装置で実行されるプログラムにて使用される定義情報であることを特徴とする請求項1記載の情報共有システム。
  3. ネットワークを介して接続され、送信装置と、受信装置と、管理装置が各々の通信手段によって接続されることにより構成される情報共有システムにおいて、
    前記送信装置のコンピュータを、
    複数の装置で使用される共有情報を更新し、この更新された共有情報を前記管理装置に送信する送信手段、
    前記管理装置のコンピュータを、
    前記送信手段により送信された前記更新された共有情報を受信し、記憶する記憶手段、
    前記受信装置に対して前記共有情報の更新情報を通知する更新通知手段、
    前記受信装置からの要求に基づいて、前記記憶手段に記憶される前記更新された共有情報を前記受信装置に送信する送信手段、
    前記受信装置のコンピュータを、
    前記更新通知手段により通知された前記共有情報の更新情報を記憶する記憶手段、
    共有情報が使用される際に、前記記憶手段に記憶される前記共有情報の更新情報から前記共有情報が更新されたか否かを判別する判別手段、
    この判別手段により共有情報が更新されたと判別された際に、前記更新された共有情報の送信を前記管理装置に要求する送信要求手段、
    前記管理装置の送信手段により送信された前記更新された共有情報を受信する受信手段、
    として機能させるプログラムを格納した記録媒体。
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