JP4272105B2 - ストレージグループ設定方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ストレージエリアネットワークにおけるストレージグループを設定する技術に関する。
計算機とストレージ装置との接続は、ファイバチャネル(Fibre Channel)を介したFC -SAN(Storage Area Network)から、iSCSI(Internet Small Computer Systems Interface)やiFCP(Internet Fibre Channel Protocol)などのIPネットワークを介したIP-SANに移行しつつある。
また、FC-SANまたはIP-SANでは、計算機やストレージ装置などのノードをいくつかのグループにグループ化して、ストレージ装置にアクセス可能な計算機を制限する場合がある。例えば、特許文献1には、FC-SANにおいてゾーニングと呼ばれる技術を用いて、ノードをゾーンと呼ばれるグループにグループ化して管理することが記載されている。
米国特許出願公開第2003/0085914号明細書
さて、計算機やストレージ装置などのノードは、接続先のノードを指定するために、接続可能なノードを発見する必要がある。小規模なIP-SANの場合には、管理者が接続可能なノードを手動で設定・管理することも可能である。しかし、大規模なIP-SANでは、手動での管理は困難である。そのため、大規模なIP-SANでは、iSNS(Internet Storage Name Service)サーバなどを用いたノードの発見が行われる。そして、ノードの発見方法としては、ノードをいくつかのストレージグループにグループ化し、ノードの発見要求が行われると、発見要求を行ったノードと同一のストレージグループ内に存在するノードのみを発見する方法がある。
ここで、ストレージグループを用いた場合、ストレージグループの作成方法が問題となる。例えば、ストレージ装置が全ての計算機からアクセス可能であるとセキュリティ上好ましくない。しかしながら、特許文献1では、管理者が表示手段に表示された情報をもとに、入力手段を介してストレージグループを手動で設定している。このため、管理者が手動でストレージグループを設定することによる、作業負荷や設定ミスの可能性などの問題がある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、あらかじめネットワーク機器に設定されたグループ情報を用いて、ストレージグループを生成することにある
上記課題を解決するために、本発明では、情報処理装置が、あらかじめネットワーク機器に設定されたグループ情報を用いて、ストレージグループを生成する。
例えば、前記情報処理装置の演算手段は、ネットワーク機器から、当該ネットワーク機器にあらかじめ設定されている、ノードが属するグループを識別するためのグループ情報を取得し、前記情報処理装置が有する記憶手段に記憶するグループ情報取得ステップと、ノード各々から、当該ノードを前記ネットワークに接続するために必要なノード情報を取得し、前記記憶手段に記憶するノード情報取得ステップと、前記記憶手段に記憶された前記グループ情報に基づいてストレージグループを生成するグループ生成ステップと、前記生成したストレージグループと、前記記憶手段に記憶した前記ノード情報とを、前記管理サーバに登録する登録ステップと、を行う。
本発明は、あらかじめネットワーク機器に設定されたグループ情報を用いて、ストレージグループを生成することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の1実施形態が適用されたストレージ管理システムの概略図である。図示するように、本実施形態のストレージ管理システムは、ストレージグループ登録サーバ1と、ストレージ名前解決サーバ2と、少なくとも1つの計算機4〜4と、少なくとも1つのストレージ装置5〜5と、少なくとも1つのスイッチ3と、を有する。そして、これらの装置は、各スイッチ3を用いてインターネットなどのIPネットワークに接続されている。なお、スイッチ3に接続されている計算機4およびストレージ装置5を、以下ノードという。
スイッチ3は、IPアドレスによる経路制御、ルーティング機能を使用して、データを目的のIPアドレスに対応する出力ポートに転送するネットワーク機器である。本実施形態において、スイッチ3には、あらかじめMACアドレスベースの少なくとも1つのVLAN(Virtual Local Area Network)が設定されているものとする。VLANは、物理的な接続形態とは別に、計算機4またはストレージ装置5などのノードを仮想的にグルーピングした仮想LANである。スイッチ3にVLANを設定することにより、ストレージ装置5にアクセス可能な計算機4の制限を行うことできる。すなわち、VLANの設定後は、同一のVLANID(VLANを識別するための識別情報)が設定されたノード同士のみが通信可能であり、異なるVLANIDが設定されたノードにはアクセスすることができない。スイッチ3は、後述するVLANの設定情報であるスイッチ登録情報を有し、当該スイッチ3に接続されている各ノードをグループ化し、グループ外へのデータの送信を行わない。図示する例では、グループA6には、計算機A4およびストレージ装置A5が属している。また、グループB6には、計算機B4、計算機C4およびストレージ装置B5が属している。また、グループC6には、計算機D4およびストレージ装置C5が属している。
なお、VLANには、ノードに付与されたMACアドレス毎にグループ化するMACアドレスベースのVLAN設定、スイッチ3のポート毎にグループ化するポートベースのVLAN設定、プロトコル毎にグループ化するプロトコルベースのVLAN設定などがある。
ストレージグループ登録サーバ1は、スイッチ3からVLANの設定情報であるスイッチ登録情報を取得し、また、スイッチ3に接続された計算機4やストレージ装置5などのノードからノード情報を取得する。ノード情報は、ポート番号、IPアドレスなどネットワークに接続するために必要な情報である。そして、ストレージグループ登録サーバ1は、ストレージグループのグループ情報を生成し、生成したグループ情報およびノード情報をストレージ名前解決サーバ2に登録する。グループ情報は、あらかじめ設定された各VLANのグループと、ストレージグループとを対応付けた情報である。
ストレージグループ登録サーバ1は、スイッチ情報取得部11と、ノード情報取得部12と、グループ生成部13と、ストレージ名登録部14と、通信処理部15と、記憶部16と、を有する。スイッチ情報取得部11は、当該ストレージグループ登録サーバ1が管理する各スイッチ3から、VLANの設定情報であるスイッチ登録情報を取得する。ノード情報取得部12は、計算機4およびストレージ装置5からノード情報を取得する。グループ生成部13は、スイッチ登録情報およびノード情報からグループ情報を生成する。ストレージ名登録部14は、生成したグループ情報およびノード情報をストレージ名前解決サーバ2に登録する。通信処理部15は、ネットワークを介して他の装置とデータの送受信を行う。記憶部16は、設定ファイルと、後述する各種のテーブルとが記憶されている。設定ファイルは、ストレージグループ登録サーバ1が管理する各スイッチ3のIPアドレスと、ストレージ名前解決サーバ2のIPアドレスと、を有する。
ストレージ名前解決サーバ2は、ストレージグループ登録サーバ1が生成したグループ情報を登録し、当該グループ情報にもとづいて、ノードを発見する。ストレージ名前解決サーバ2は、図示するように、登録部21と、名前解決部22と、記憶部23と、を有する。登録部21は、ストレージグループ登録サーバ1が生成したグループ情報とノード情報を受け付け、記憶部23に登録する。名前解決部22は、計算機4からノードの発見要求を受け付けると、発見要求を受け付け計算機4と同一のグループ内に存在するストレージ装置5を発見する。例えば、図1に示すストレージ管理システムにおいては、名前解決部22は、計算機A4からのノードの発見要求を受け付けると、記憶部13に記憶された後述するストレージ名前解決テーブルを参照し、計算機A4のグループA6と同じグループに属するストレージ装置5を発見する。記憶部23には、後述するストレージグループ名管理テーブルと、ストレージ名前解決テーブルと、が記憶されている。
なお、本実施形態のストレージ管理システムでは、ストレージグループ登録サーバ1と、ストレージ名前解決サーバ2を、別々に有する。しかしながら、ストレージグループ登録サーバ1が、ストレージ名前解決サーバ2の機能を有することとしてもよい。
以上説明した、ストレージグループ登録サーバ1、ストレージ名前解決サーバ2、および、計算機4は、いずれも例えば図2に示すようなCPU901と、RAM等のメモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、これらの各装置を接続するバス907と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
例えば、ストレージグループ登録サーバ1、ストレージ名前解決サーバ2、および、計算機4の各機能は、ストレージグループ登録サーバ1のプログラムの場合は、ストレージグループ登録サーバ1のCPU901が、ストレージ名前解決サーバ2のプログラムの場合は、ストレージ名前解決サーバ2のCPU901が、そして、計算機4用のプログラムの場合は計算機4のCPU901が、それぞれ実行することにより、実現される。また、ストレージグループ登録サーバ1の記憶部16には、ストレージグループ登録サーバ1のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、ストレージ名前解決サーバ2の記憶部23には、ストレージ名前解決サーバ2のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。
次に、ストレージグループ登録サーバ1の処理概要を説明する。
図3は、ストレージグループ登録サーバ1のフローチャートである。まず、ストレージグループ登録サーバ1のスイッチ情報取得部11は、管理対象の全てのスイッチ3からスイッチ登録情報に含まれるスイッチ情報(VLANの設定情報)を取得する(S31)。そして、ノード情報取得部12は、取得したスイッチ情報に含まれるノード(計算機4およびストレージ装置5)のノード情報を取得する。そして、グループ生成部13は、スイッチ情報とノード情報にもとづいて、スイッチ3にあらかじめ設定されたVLANと同様のグループ分けをしたグループ情報を生成する(S32)。そして、ストレージ名登録部14は、生成したグループ情報とノード情報をストレージ名前解決サーバ2に登録する(S33)。
次に、スイッチ情報取得処理(図3:S301)を詳細に説明する。
図4は、スイッチ情報取得処理のフローチャートである。まず、スイッチ情報取得部11は、あらかじめ記憶部16に記憶された設定ファイルを読み込み、設定ファイルに記憶された管理対象のスイッチ3各々のIPアドレスを取得する(S41)。そして、スイッチ情報取得部11は、管理対象スイッチテーブルを作成し、記憶部16に記憶する(S42)。
図5は、管理対象スイッチテーブル50の一例を示した図である。図示するように、管理対象スイッチテーブル50は、設定ファイルから取得したスイッチ3のIPアドレス51と、当該IPアドレス51に対応するスイッチ情報取得フラグ52と、を有する。スイッチ情報取得フラグ52は、スイッチ情報の取得状況を示すフラグである。スイッチ情報取得部11は、管理対象スイッチテーブルの作成時には(S42)、全てのスイッチ情報取得フラグ52に「0」(未取得)を設定する。そして、スイッチ情報取得部11は、後述する処理によりスイッチ情報を取得すると、取得したIPアドレス51のスイッチ情報取得フラグ52を「1」(取得済)に更新する。
次に、スイッチ情報取得部11は、S42で作成した管理対象スイッチテーブル50を記憶部16から読み出し、スイッチ情報を取得していないIPアドレス51(スイッチ3)が存在するか否かを判別する(S43)。すなわち、スイッチ情報取得部11は、管理対象スイッチテーブル50のスイッチ情報取得フラグ52を参照し、スイッチ情報取得フラグ52が「0」(未取得)となっているIPアドレス51が存在するか否かを判別する。スイッチ情報の取得処理を行っていないIPアドレス51が存在する場合(S43:YES)、スイッチ情報取得部11は、スイッチ情報を取得するためのスイッチ情報取得要求伝達情報を当該IPアドレス51のスイッチ3に送信する。(S44)。
図6は、スイッチ情報取得要求伝達情報60の一例を示したものである。スイッチ情報取得要求伝達情報60は、図示するように、シーケンス番号61と、伝達情報種別62とを有する。シーケンス番号61は、スイッチ情報取得要求伝達情報60を識別するためのユニークな識別番号である。また、伝達情報種別62は、スイッチ情報の要求情報であるか、あるいは応答情報であるかの種別を表すものである。スイッチ情報取得部11は、伝達情報種別62にスイッチ情報の要求であることを示す識別情報(本実施形態では、「1」)を設定する。
ここで、スイッチ情報取得要求伝達情報60を受信したスイッチ3は、あらかじめスイッチ3の記憶手段に記憶されているスイッチ登録情報(図7参照)にもとづいて、スイッチ情報取得応答伝達情報80を作成し、ストレージグループ登録サーバ1に送信する。
図7は、スイッチ3各々が有するスイッチ登録情報70の一例を示したものである。スイッチ登録情報70は、当該スイッチ3に接続されているノード毎(計算機4またはストレージ装置5)に、当該ノードのMACアドレス71、IPアドレス72およびVLANID73を有する。VLANID73は、各ノードが属するVLANを識別するための識別情報である。図示する例では、IPアドレス72が「10.0.0.101」のノードは、VLANID73が「1」のVLANに属している。また、IPアドレス72が「10.0.0.102」のノードは、VLANID73が「2」のVLANに属している。
図8は、スイッチ情報取得応答伝達情報80の一例を示したものである。スイッチ情報取得応答伝達情報80は、図示するように、シーケンス番号81と、伝達情報種別82と、スイッチ情報数83と、少なくとも1つのスイッチ情報84と、を有する。シーケンス番号81には、受信したスイッチ情報取得要求伝達情報60のシーケンス番号61と同じ値が設定される。伝達情報種別82には、スイッチ情報の応答であることを示す識別情報(本実施形態では、「2」)が設定される。スイッチ情報数83には、当該スイッチ3に接続されている計算機4またはストレージ装置5などのノードの数が設定される。スイッチ3は、スイッチ登録情報70に登録されているノード(レコード)の数をカウントし、当該カウントした数をスイッチ情報数83に設定する。スイッチ情報84は、スイッチ情報数83に設定されたノードの数だけ作成される。そして、各スイッチ情報84には、スイッチ登録情報70に登録されている各ノードのMACアドレス85と、IPアドレス86と、VLANID87と、が設定される。
スイッチ情報取得部11は、このようなスイッチ情報取得応答伝達情報80を、スイッチ情報取得要求伝達情報を送信したスイッチ3から取得(受信)する(S45)。そして、スイッチ情報取得部11は、記憶部16に記憶された管理対象スイッチテーブル50の処理対象のスイッチ情報取得フラグ52を「1」に変更する(S46)。そして、スイッチ情報取得部11は、取得したスイッチ情報取得応答伝達情報80に基づいて、後述するスイッチ情報テーブル90(図9参照)を作成し、記憶部16に記憶する(S47)。すなわち、スイッチ情報取得部11は、スイッチ情報取得応答伝達情報80のスイッチ情報84(ノード)各々を、スイッチ情報テーブル90に追加する。その際に、スイッチ情報取得部11は、重複したスイッチ情報84については、スイッチ情報テーブル90に追加せず破棄する。すなわち、スイッチ情報84のMACアドレス85と同一のMACアドレスがスイッチ情報テーブル90に既に記憶されている場合、スイッチ情報取得部11は、当該スイッチ情報84をスイッチ情報テーブル90に追加しない。なお、重複したスイッチ情報84が存在する場合としては、1つのスイッチ情報84(ノード)が、複数のスイッチ3に接続されている場合が考えられる。
図9は、スイッチ情報テーブル90の一例を示したものである。スイッチ情報テーブル90は、スイッチ情報取得応答伝達情報80のスイッチ情報84毎(すなわち、ノード毎)に、スイッチ情報84を識別するスイッチ情報ID91と、MACアドレス92と、IPアドレス93と、VLANID94と、処理状態を表す状態フラグ95と、を有する。スイッチ情報ID91は、各スイッチ情報84(ノード)を識別するためのユニーク識別情報である。本実施形態では、スイッチ情報取得部11が、スイッチ情報IDにシーケンシャルな番号を順に設定している。また、状態フラグ95には、初期状態を示す「0」、ノード情報取得済みを示す「1」、または、後述するストレージ管理情報テーブルに登録済みを示す「2」のいずれかの値が設定される。なお、スイッチ情報取得部11は、スイッチ情報84をスイッチ情報テーブル90に追加する場合(S47)、状態フラグ95に「0(初期状態)」を設定する。なお、MACアドレス92と、IPアドレス93およびVLANID94には、スイッチ情報取得応答伝達情報80のスイッチデータ84に設定されているMACアドレス85、IPアドレス86およびVLANID87がそれぞれ設定される。
スイッチ情報テーブル90への追加処理の後(S47)、スイッチ情報取得部11は、S43の処理へ戻り、スイッチ登録情報70の取得処理を行っていないスイッチ3が存在するか否かを判別する。そして、スイッチ登録情報70の取得処理を行っていないスイッチ3が存在しない場合(S43:NO)、スイッチ情報取得部11は、スイッチ情報の取得処理(図3:S31)を終了する。
次に、ノード情報取得およびグループ情報生成の処理(図3:S32)について、詳細に説明する。
図10は、ノード情報取得処理、および、グループ情報生成処理のフローチャートである。まず、ノード情報取得部12は、スイッチ情報取得部11が作成したスイッチ情報テーブル90を、記憶部16から読み出す(S101)。そして、ノード情報取得部12は、スイッチ情報テーブル90の状態フラグ95を参照し、ノード情報の取得処理を行っていないスイッチ情報が存在するか否かを判別する(S102)。すなわち、ノード情報取得部12は、状態フラグ95に初期状態を示す「0」が設定されたスイッチ情報が存在するか否かを判別する。
ノード情報を取得していないスイッチ情報が存在する場合(S102:YES)、ノード情報取得部12は、当該スイッチ情報のIPアドレス93を宛先としてスイッチ3を介して、図11に示すノード情報取得要求伝達情報110を送信し、ノード情報を要求する(S103)。なお、ノード情報は、ポート番号、IPアドレスなどネットワークに接続するために必要な情報である。そして、ノード情報取得部12は、ノード情報取得要求伝達情報110を送信した後、スイッチ情報テーブル90の当該ノードの状態フラグ95を、ノード情報取得済みを示す「1」に変更する(S104)。なお、ノード情報取得部12は、当該ノードからの応答があるまで待ちの状態である。
図11は、ノード情報取得要求伝達情報110の一例を示す図である。ノード情報取得要求伝達情報110は、図示するように、ノード情報取得要求伝達情報を識別するシーケンス番号111と、伝達情報の種別を識別する伝達情報種別112と、を有する。ノード情報取得部12は、伝達情報種別112にノード情報の要求であることを示す識別情報(本実施形態では「1」)を設定する。
ここで、ノード情報取得要求伝達情報110を受信した各ノード(計算機4またはストレージ5)は、図12に示すノード情報取得応答伝達情報120を、ストレージグループ登録サーバ1に送信する。
図12は、ノード情報取得応答伝達情報120の一例を示す図である。ノード情報取得応答伝達情報120は、図示するように、シーケンス番号121と、伝達情報種別122と、ノード情報123と、を有する。シーケンス番号121には、受信したノード情報取得要求伝達情報110のシーケンス番号111と同じ値が設定される。伝達情報種別112は、ノード情報の要求情報であるか、あるいは応答情報であるかの種別を表すものである。ノード(計算機4またはストレージ5)は、伝達情報種別122にスイッチ情報の応答であることを示す識別情報(本実施形態では、「2」)を設定する。ノード情報123は、各ノードのストレージ名124と、イニシエータであるかターゲットであるかを示す役割125と、IPアドレス126と、ポート番号127と、を有する。本実施形態では、当該ノードが処理を要求するイニシエータの場合、役割125には「1」が設定され、当該ノードが要求された処理を実行するターゲットの場合、役割125には「2」が設定されるものとする。また、本実施形態では、ノードは、1つのノード情報123を有している。しかし、ノードは、複数のノード情報123を有していてもよい。複数のノード情報123を有する場合としては、1つのノードが複数のストレージ名124を有する場合が考えられる。この場合、ノード情報取得応答伝達情報120には、当該ノードが有するノード情報の数を設定するためのノード情報数を、さらに有する。
ノード情報取得部12は、一定の時間以内に前述のノード情報取得応答伝達情報120を受信したか否かを判別する(S105)。一定の時間以内にノード情報取得応答伝達情報120を受信できなかった場合、または、所定の否定応答をノードから受信した場合(S105:NO)、ノード情報取得部12は、ノード情報取得要求伝達情報110を送信したノードが、本ストレージ管理システムで管理しているノードではないと判断する。そして、ノード情報取得部12は、S102の処理に戻る。
一定の時間以内にノード情報取得応答伝達情報120を受信した場合(S105:YES)、ノード情報取得部12は、ノード情報の取得処理を行っているスイッチ情報のVLANID94が、記憶部16に記憶されたグループ情報テーブルに存在するか否かを確認する(S106)。ノード情報取得部12が取得したノード情報のVLANID94がグループ情報テーブルに存在しない場合(S106:NO)、グループ生成部13は、当該VLANID94のストレージグループをグループ情報テーブル130に追加する(S107)。すなわち、グループ生成部13は、当該VLANID94に対応する所定のVLANID131およびストレージグループ名133を生成してグループ情報テーブル130に追加する。
図13は、グループ情報テーブル130の一例を示す図である。グループ情報テーブル130は、VLANIDとストレージグループ名とを対応付けたテーブルである。グループ情報テーブル130は、ストレージグループを一意に識別するグループID131と、VLANID132と、ストレージグループ名133と、を有する。なお、本実施形態では、グループ生成部13は、グループID131にはシーケンシャルな番号を順に設定し、ストレージグループ名には「Group」にグループID131で設定した番号を付加した名称を設定している。
一方、VLANID94がすでにグループ情報テーブル130に存在する場合(S106:YES)、または、グループ情報テーブルに登録後(S107)、ノード情報取得部12は、該当するノードのスイッチ情報とノード情報を図14に示すストレージ管理情報テーブル140に追加(保存)する。そして、ノード情報取得部12は、スイッチ情報テーブル90の状態フラグ95を登録済みの「2」に変更する(S109)。そして、ノード情報取得部12は、S102に戻り、再びスイッチ情報テーブル90にノード情報の取得処理を行っていないスイッチ情報が存在するか否かを判別する。そして、ノード情報の取得処理を行っていないスイッチ情報が存在しない場合(S102:NO)、ノード情報取得部12は、ノード情報取得処理およびグループ生成処理(図3:S32)を終了する。
図14は、ストレージ管理情報テーブル140の一例を示したものである。ストレージ管理情報テーブル140は、ノードを識別するノードID141と、MACアドレス142と、IPアドレス143と、VLANID144と、ストレージ名145と、役割146と、ポート番号147と、ノードが属するストレージグループを示すストレージグループ名148と、を有する。役割146が「1」の場合、当該ノードはイニシエータであって、役割146が「2」の場合、当該ノードはターゲットである。
ノード情報取得部12は、MACアドレス142、IPアドレス143およびVLANID144については、スイッチ情報テーブルの値を、それぞれ設定する。また、ノード情報取得部12は、ストレージ名145、役割146およびポート番号147については、ノード情報取得応答伝達情報120の値をそれぞれ設定する。また、ノード情報取得部12は、グループ情報テーブル130から当該VLANID144に対応するストレージグループ名133を特定し、ストレージグループ名148に設定する。なお、ノード情報取得部12は、ノードID141にはユニークな番号を設定する。
次に、ストレージ名登録部14の登録処理(図3:S33)について、詳細に説明する。
図15は、ストレージ名前登録サーバ2への登録処理のフローチャートである。まず、ストレージ名登録部14は、記憶部16に記憶された設定ファイルから登録先のストレージ名前解決サーバ2のIPアドレスを取得する(S151)。次に、ストレージ名登録部14は、グループ情報テーブル130に基づいて、図16に示すストレージグループ伝達情報を作成する(S152)。次に、ストレージ名登録部14は、ストレージ管理情報テーブル140を用いて図17に示すノード情報伝達情報を作成する(S153)。そして、ストレージ名登録部14は、ストレージグループ伝達情報をストレージ名前解決サーバ2に登録(送信)する(S154)。次に、ストレージ名登録部14は、ノード情報伝達情報をストレージ名前解決サーバ2に登録(送信)する(S155)。
図16は、ストレージグループ伝達情報の一例を示したものである。ストレージグループ伝達情報160は、登録するストレージグループの数を示すグループ数161と、グループ数161に設定された数のグループ情報162とを有する。グループ情報162は、変更種別163とストレージグループ名164とを有する。変更種別162には、ストレージグループを登録(更新)する際の種別が設定される。本実施形態の場合、変更種別163には、ストレージグループの追加を意味する「1」が設定される。
図17は、ノード情報伝達情報170の一例を示したものである。ノード情報伝達情報170は、登録するノードの数を表すノード数171と、ノード数171に設定された数のノード情報172と、を有する。ノード情報172は、変更種別173と、ストレージ名174と、役割175と、ストレージグループ名176と、IPアドレス177と、ポート番号178と、を有する。変更種別173には、ストレージグループ伝達情報160の変更種別163と同様に「1」が設定される。
そして、ストレージ名前解決サーバ2の登録部21は、まず、ストレージグループ伝達情報160を受信する。そして、登録部21は、あらかじめ記憶部23に記憶されているストレージグループ名管理テーブルを、受信したストレージグループ伝達情報160にもとづいて更新する。次に、登録部21は、ノード情報伝達情報170を受信する。そして、登録部21は、あらかじめ記憶部23に記憶されているストレージ名前解決テーブルを、受信したノード情報伝達情報170にもとづいて更新する。これにより、登録部23はノード情報と、当該ノード情報が属するストレージグループとを、記憶部23に登録することができる。なお、記憶部23にストレージグループ名管理テーブルおよびストレージ名前解決テーブルがあらかじめ記憶されていない場合は、登録部21は、新規にこれらのテーブルを作成する。
図18は、ストレージグループ名管理テーブル180の一例を示したものである。ストレージグループ名管理テーブルは、各ノード情報が属するストレージグループの名前を記憶したテーブルである。ストレージグループ名管理テーブル180は、ストレージグループ名を識別するID181と、ストレージグループ名182と、を有する。登録部21は、ストレージグループ伝達情報160の変更種別163を参照する。そして、登録部21は、変更種別が「1(追加)」であるため、各グループ情報162のストレージグループ名164を、ストレージグループ名管理テーブル180に追加する。
図19は、ストレージ名前解決テーブル190の一例を示したものである。ストレージ名前解決テーブル190は、各ノードがストレージグループ名管理テーブル180に設定されたどのストレージグループ名のグループに属しているかを示すためのテーブルである。ストレージ名前解決テーブル190は、ノードを識別するID191と、ストレージ名192と、役割193と、ストレージグループ名194と、IPアドレス195と、ポート番号196と、を有する。登録部21は、ノード情報伝達情報170の変更種別173を参照する。そして、登録部21は、変更種別が「1(追加)」であるため、ノード情報172が有する各情報174〜179を、ストレージ名前解決テーブル190に追加する。
以上により、第1の実施形態について説明した。
本実施形態において、ストレージグループ登録サーバ1は、スイッチ3にあらかじめ設定されているVLANと同様にグループ化されたストレージグループを、ストレージ名前解決サーバ2に登録することができる。このようにすることで、ストレージ名前解決サーバ2は、ノードをいくつかのストレージグループにグループ化して管理することができる。また、ストレージ名前解決サーバ2は、ノードの発見要求を受け付けた場合、発見要求を行ったノードのストレージグループと同一のストレージグループに属するノードのみ発見することができる。また、あらかじめ設定されたVLANの設定情報を基に生成したストレージグループをストレージ名前解決サーバ2に自動設定することにより、本ストレージ管理システムの管理者の作業負荷が軽減される。また、管理者が手動でストレージグループを設定するときに発生する設定ミスが回避される。また、ストレージ名前解決サーバ2を新たに導入する場合の、作業負荷が軽減される。
<第2の実施形態>
以下に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、スイッチ3から変更情報を受け付けて、ストレージ名前解決サーバ2に登録した各テーブル(図18、19参照)を更新する処理である。
図20は、本発明の第2の実施形態が適用されたストレージ管理システムの概略図である。図示するように、本システムは、ストレージグループ登録サーバ1と、ストレージ名前解決サーバ2と、少なくとも1つの計算機4〜4、と、少なくとも1つのストレージ装置5〜5と、少なくとも1つのスイッチ3と、を有する。そして、本システムは、ストレージグループ登録サーバ1が、状態変更通知受信部17をさらに有する点において、第1の実施形態のストレージ管理システム(図1参照)と異なる。状態変更通知受信部17は、スイッチ3からの状態変更通知を受信する。本実施形態において、スイッチ3は、ノードの追加や削除、VLANの設定の変更などの変更が生じた場合、図21に示す状態変更通知伝達情報210をストレージグループ登録サーバ1に送信する。
図21は、状態変更通知伝達情報210の一例を示したものである。状態変更通知伝達情報210は状態変更通知伝達情報を識別する伝達情報ID211と、状態変更通知数212と、状態変更通知数212に設定された数だけの状態変更通知213と、を有する。そして、状態変更通知213は、変更種別214と、MACアドレス215と、IPアドレス216と、VLANID217と、を有する。変更種別214には、本実施形態では、ノードを追加する場合は「1」が、ノードを削除する場合は「2」が、ノードを変更する場合は「3」が設定される。
次に、本実施形態におけるストレージグループ登録サーバ1の処理概要を説明する。
図22は、ストレージグループ登録サーバ1の処理概要を表したフローチャートである。 まず、ストレージグループ登録サーバ1の状態変更通知受信部17は、管理対象のスイッチ3から状態変更通知伝達情報210を取得し、後述する状態変更通知保存テーブルを作成する(S221)。そして、ノード情報取得部12は、状態変更通知保存テーブルの変更種別に応じてストレージ管理情報テーブル(図14参照)を更新する(S222)。そして、ストレージ名登録部14は、状態変更通知保存テーブルおよびストレージ管理情報テーブル140に基づいて、変更情報をストレージ名前解決サーバ2に登録する(S223)。
次に、状態変更通知伝達情報の取得処理(図22:S221)の詳細を説明する。
図23は、状態変更通知受信部17のフローチャートである。状態変更通知受信部17は、状態変更通知伝達情報210(図21参照)を受信するまで待ちの状態である。そして、スイッチ3から状態変更通知伝達情報210を受信すると(S231)、状態変更通知受信部17は、状態変更通知伝達情報210に含まれる各状態変更通知213を取得する(S232)。そして、状態変更通知受信部17は、取得した状態変更通知213各々を、図24に示す状態変更通知保存テーブルを作成し、記憶部16に記憶する(S233)。
図24は、状態変更通知保存テーブル240の一例を示した図である。状態変更通知保存テーブル240は、スイッチ情報ID241と、変更種別242と、MACアドレス243と、IPアドレス244と、VLANID245と、状態フラグ246と、を有する。状態変更通知保存テーブル240は、変更種別232を有する点において、第1の実施形態で説明したスイッチ情報テーブル90(図9参照)と異なる。変更種別242には、状態変更通知伝達情報210に含まれる変更種別214と同じ値が設定される。そして、状態フラグ246には、状態変更通知213の変更種別214の値に応じて以下の値が設定される。すなわち、状態変更通知213の変更種別214が「1(追加)」の場合、状態変更通知受信部17は状態フラグ246に「0」を設定する。また、状態変更通知213の変更種別214が「2(削除)」または「3(変更)」の場合、状態変更通知受信部17は状態フラグ246に「1」に設定する。
次に、ノード情報取得部12の処理(図22:S222)について、詳細に説明する。
図25は、ノード情報取得部の処理のフローチャートである。まず、ノード情報取得部12は、状態変更通知保存テーブル240を記憶部16から読み出す(S251)。そして、ノード情報取得部12は、状態変更通知保存テーブル240のスイッチ情報(レコード)毎に、状態フラグが「0」か否かを判別する(S252)。そして、状態フラグが「0」のスイッチ情報の場合、すなわち変更種別242が「1(追加)」の場合(S252:YES)、ノード情報取得部12は、第1の実施形態のノード情報取得処理およびグループ情報生成処理と同様の処理(図10参照)を行う(S253)。
一方、状態フラグが「1」のスイッチ情報の場合、すなわち変更種別242が「2(削除)」または「変更(3)」の場合(S252:NO)、ノード情報取得部12は、変更種別に「2(削除)」が設定されているか否かを判別する(S254)。変更種別が「2(削除)」の場合(S254:YES)、ノード情報取得部12は、当該スイッチ情報のMACアドレスと同一のノード(レコード)をストレージ管理情報テーブル140(図14参照)から削除する(S255)。なお、ストレージ管理情報テーブル140から削除する場合、ノード情報取得部12は、図示しない削除フラグを当該ノード(レコード)に設定するものとする。
また、変更種別が「2」以外の場合、すなわち変更種別が「3(変更)」の場合(S254:NO)、ノード情報取得部12は、当該スイッチ情報のMACアドレスと同一のノード(レコード)をストレージ管理情報テーブル140から特定し、当該ノード(レコード)を更新する(S256)。すなわち、ノード情報取得部12は、ストレージ管理情報テーブル140の当該ノード(レコード)のIPアドレス143またはVLANID144を状態変更通知保存テーブル240の値に更新する。そして、ノード情報取得部12は、状態変更通知保存テーブルの状態フラグ246を「2」に変更する(S257)。
次に、ノード情報取得部12は、状態変更通知保存テーブル240の全てのスイッチ情報を処理したか否かを判別する(S258)。未処理のスイッチ情報が存在する場合(S258:NO)、ノード情報取得部12はS251に戻り、未処理のスイッチ情報ついて以降の処理を行う。行う。また、全てのスイッチ情報の処理を行った場合(S258:YES)、ノード情報取得部12は、本処理を終了する。
次に、ストレージ名登録部14の登録処理(図22:S223)の詳細を説明する。
ストレージ名登録部14は、第1の実施形態の同様の処理(図15参照)を行い、ストレージ名前解決サーバ2に変更情報を登録する。ただし、本実施形態のストレージ名登録部14は、以下の点において、図15に示す第1の実施形態の処理と異なる。
すなわち、S153の処理において、ストレージ名登録部14は、状態変更通知保存テーブル240(図24)に基づいてノード情報伝達情報(図17)を作成する。具体的には、ストレージ名登録部14は、状態変更通知保存テーブル240のMACアドレス243を検索キーとして、ノード情報取得処理(S222)において更新したトレージ管理情報テーブル140から、当該MACアドレス243と同じ値のMACアドレス142を有するノード(レコード)を特定する。そして、状態変更通知保存テーブル240の変更種別242が「1(追加)」の場合、ストレージ名登録部14は、変更種別173を「1」に設定し、特定したノード(レコード)の各情報に基づいたノード情報172を作成する。また、状態変更通知保存テーブル240の変更種別242が「2(削除)」の場合、ストレージ名登録部14は、変更種別173を「2」に設定し、特定したノード(レコード)の各情報に基づいたノード情報172を作成する。また、状態変更通知保存テーブル240の変更種別242が「3(変更)」の場合、ストレージ名登録部14は、変更種別173を「3」に設定し、特定したノード(レコード)の各情報に基づいたノード情報172を作成する。このように、ストレージ名登録部14は、状態変更通知保存テーブル240の全てのスイッチ情報についてノード情報172を作成して、ノード情報伝達情報170を生成する。
そして、ストレージ名前解決サーバ2の登録部21は、上記ノード情報伝達情報170を受信する。そして、登録部21は、ノード情報伝達情報170の変更種別173に応じて、あらかじめ記憶部23に記憶されているストレージ名前解決テーブルを更新する。
以上で、第2の実施形態について説明した。
本実施形態において、スイッチ3の設定情報に変更が生じた場合、ストレージグループ登録サーバ1は、スイッチ3から変更情報を受け付けて、ストレージ名前解決サーバ2に変更情報を送信する。これにより、スイッチ3が有するVLANの設定情報の変更を、ストレージ名前解決サーバ2の各テーブル(図18、19参照)に、リアルタイムで反映することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の第2の実施形態のストレージグループ登録サーバ1は、状態変更通知受信部17とスイッチ情報取得部11とをともに有する。しかしながら、ストレージグループ登録サーバ1は、スイッチ情報取得部11を有さずに、状態変更通知受信部17だけを有することとしてもよい。この場合のストレージグループ登録サーバ1は、ストレージ名前解決サーバ2の記憶部23にストレージ名管理テーブル180およびストレージ名前解決テーブル190が一旦登録された後に、スイッチ3から変更情報を受け付けて、各テープル180、190の情報を更新する。
図1は、本発明の第1の実施形態が適用されたストレージ管理システムの概略図である。 図2は、ストレージグループ登録サーバ等のハードウエア構成例を示す図である。 図3は、ストレージグループ登録サーバの概略フローチャートである。 図4は、スイッチ情報取得部のフローチャートである。 図5は、管理対象スイッチテーブルの一例を示した図である。 図6は、スイッチ情報取得要求伝達情報の一例を示した図である。 図7は、スイッチ登録情報の一例を示した図である。 図8は、スイッチ情報取得応答伝達情報の一例を示した図である。 図9は、スイッチ情報テーブルの一例を示した図である。 図10は、ノード情報取得部およびグループ生成部のフローチャートである。 図11は、ノード情報取得要求伝達情報の一例を示した図である。 図12は、ノード情報取得応答伝達情報の一例を示した図である。 図13は、グループ情報テーブルの一例を示した図である。 図14は、ストレージ管理情報テーブルの一例を示した図である。 図15は、ストレージ名登録部のフローチャートである。 図16は、ストレージグループ伝達情報の一例を示した図である。 図17は、ノード情報伝達情報の一例を示した図である。 図18は、ストレージグループ名管理テーブルの一例を示した図である。 図19は、ストレージ名前解決テーブルの一例を示した図である。 図20は、本発明の第2の実施形態が適用されたストレージ管理システムの概略図である。 図21は、状態変更通知伝達情報の一例を示した図である。 図22は、ストレージグループ登録サーバの概略フローチャートである。 図23は、状態変更通知受信部のフローチャートである。 図24は、状態変更通知保存テーブルの一例を示した図である。 図25は、ノード情報取得部のフローチャートである。
符号の説明
1:ストレージグループ登録サーバ、11:スイッチ情報取得部、12:ノード情報取得部、13:グループ生成部、14ストレージ名登録部、15:通信処理部、16:記憶部、2:ストレージ名前解決サーバ、21:登録部、22:名前解決部、23:記憶部、3:スイッチ、4〜4:計算機、5〜5:ストレージ装置、6〜6:グループ

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのネットワーク機器と、前記ネットワーク機器に接続される少なくとも1つのノードと、前記ノードをストレージグループ毎に管理する管理サーバとを有するネットワークにおいて、情報処理装置が行うストレージグループ設定方法であって、
    前記情報処理装置の演算手段は、
    前記ネットワーク機器から、当該ネットワーク機器にあらかじめ設定された、前記ノードが属するグループを識別するためのグループ情報を取得し、前記情報処理装置が有する記憶手段に記憶するグループ情報取得ステップと、
    前記ノード各々から、当該ノードを前記ネットワークに接続するために必要なノード情報を取得し、前記記憶手段に記憶するノード情報取得ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記グループ情報に基づいて前記ストレージグループを生成するグループ生成ステップと、
    前記生成したストレージグループと、前記記憶手段に記憶した前記ノード情報とを、前記管理サーバに登録する登録ステップと、を行うこと
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  2. 請求項1記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記グループ生成ステップは、前記ネットワーク機器に設定されたグループ情報と、同じストレージグループを生成すること
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  3. 請求項1記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記登録ステップは、前記ストレージグループの登録を、前記ノード情報の登録より前に行うこと
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  4. 請求項1記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記グループ情報取得ステップは、前記ネットワーク機器各々に、グループ情報を要求するための要求メッセージを送信し、当該要求メッセージに対する応答メッセージに含まれる前記グループ情報を取得すること
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  5. 請求項1記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記ネットワーク機器各々が送信する前記グループ情報の変更通知情報を受け付けて、当該変更通知情報を前記記憶手段に記憶する変更通知受付ステップを、さらに有すること、
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  6. 請求項1記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記グループ情報取得ステップは、前記ネットワーク機器各々から重複するグループ情 報を取得した場合、重複するグループ情報を前記記憶手段に記憶しないこと
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  7. 請求項1記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記ノード情報取得ステップは、前記ノード各々に、ノード情報を要求するための要求メッセージを送信し、当該要求メッセージに対する応答メッセージを受信できない場合、当該ノードは前記管理サーバの管理対象外のノードであると判別すること
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  8. 請求項5記載のストレージグループ設定方法であって、
    前記変更通知情報は、グループ情報の変更種別を有し、
    前記変更種別情報の変更種別が変更または削除の場合、前記ノード情報取得ステップは、当該変更種別のノードのノード情報を取得しないこと
    を特徴とするストレージグループ設定方法。
  9. 少なくとも1つのネットワーク機器と、前記ネットワーク機器に接続される少なくとも1つのノードと、前記ノードをストレージグループ毎に管理する管理サーバとを有するネットワークにおいて、前記管理サーバにストレージグループを登録するストレージグループ登録装置であって、
    前記ネットワーク機器から、当該ネットワーク機器にあらかじめ設定されている、前記ノードが属するグループを識別するためのグループ情報を取得するグループ情報取得手段と、
    前記ノード各々から、当該ノードを前記ネットワークに接続するために必要なノード情報を取得するノード情報取得手段と、
    前記グループ情報に基づいてストレージグループを生成するグループ生成手段と、
    前記生成したストレージグループと、前記ノード情報とを、前記管理サーバに登録する登録手段と、を有すること
    を特徴とするストレージグループ設定装置。
  10. 少なくとも1つのネットワーク機器と、前記ネットワーク機器に接続される少なくとも1つのノードと、前記ノードをストレージグループ毎に管理する管理サーバとを有するネットワークにおいて、ストレージグループを設定するためのストレージグループ設定プログラムであって、
    情報処理装置に、
    前記ネットワーク機器から、当該ネットワーク機器にあらかじめ設定されている、前記ノードが属するグループを識別するためのグループ情報を取得し、前記情報処理装置が有する記憶手段に記憶するグループ情報取得ステップと、
    前記ノード各々から、当該ノードを前記ネットワークに接続するために必要なノード情報を取得し、前記記憶手段に記憶するノード情報取得ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記グループ情報に基づいてストレージグループを生成するグループ生成ステップと、
    前記生成したストレージグループと、前記記憶手段に記憶した前記ノード情報とを、前記管理サーバに登録する登録ステップと、を実行させること
    を特徴とするストレージグループ設定プログラム。
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