JPH08114737A - ズームレンズの位置検出器 - Google Patents

ズームレンズの位置検出器

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JPH08114737A
JPH08114737A JP24788094A JP24788094A JPH08114737A JP H08114737 A JPH08114737 A JP H08114737A JP 24788094 A JP24788094 A JP 24788094A JP 24788094 A JP24788094 A JP 24788094A JP H08114737 A JPH08114737 A JP H08114737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing plate
lens system
light
light receiving
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP24788094A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Mikajiri
智 三日尻
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変倍用レンズ系10及び補正用レンズ系12
のホームポジションを1つの検出器40で検出すること
ができるようにすることにより、コストが低く、小型化
が可能となるズームレンズの位置検出器を提供すること
を目的とする。 【構成】 偏光板32が偏光板42及びホトトランジス
タ40の間に入り込んでホトトランジスタ40に受光さ
れていた光が遮光された時刻に、変倍用レンズ系10の
ホームポジションが検出されるとともに、λ/2波長板
36が偏光板42及び偏光板32の間に入り込んでホト
トランジスタ40が光を受光した時刻に、補正用レンズ
系12のホームポジションが検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラやスチル
カメラ等で使用されているズームレンズの位置検出器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のズームレンズの位置検出
器を示す図である。ビデオカメラやスチルカメラ等で使
用されているズームレンズにおいては、変倍用のレンズ
系10と補正用のレンズ系12とが設けられている。変
倍用レンズ系10には、めねじが貫通しためねじ部14
が取り付けられ、めねじ部14のめねじには、おねじ1
6が通されている。そして、おねじ16が、その一端に
取り付けられたステッピングモータ18によって回され
ると、変倍用レンズ系10がその光軸方向に駆動され
る。補正用レンズ系12にも、同様に、めねじ部20が
取り付けられており、めねじ部20に通されたおねじ2
2がステッピングモータ24によって回されると、補正
用レンズ系12がその光軸方向に駆動される。
【0003】ステッピングモータ18、24によってレ
ンズ系10、12の位置を制御するには、最初にホーム
ポジションを検出する必要がある。このための検出器と
して、ステッピングモータ18、24のそれぞれに対し
てホトインタラプタ26、28が設けられている。ステ
ッピングモータ18は、最初に(電源が投入されたとき
等に)変倍用レンズ系10を図4で左方向に移動させ
る。そして、めねじ部14がホトインタラプタ26に達
すると、ホトインタラプタ26から信号が出力されて、
ステッピングモータ18のコントローラ29に入力さ
れ、変倍用レンズ系10のホームポジションが検出され
る。ステッピングモータ18のコントローラ29は、こ
れ以後、このホームポジションからの移動距離を制御す
ることにより、変倍用レンズ系10の位置を制御するこ
とになる。
【0004】同様に、ホトインタラプタ28によって、
補正用レンズ系12のホームポジションが検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のズ
ームレンズの位置検出器においては、ホームポジション
の検出器が、変倍用レンズ系10、補正用レンズ系12
のそれぞれに対して必要であった。従って、コストが高
くなり、小型化が困難であるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、変倍用及び補正
用のレンズ系のホームポジションを1つの検出器で検出
することができるようにすることにより、コストが低
く、小型化が可能となるズームレンズの位置検出器を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この出願に係る発明は、ステッピングモータによっ
て動かされる変倍用レンズ系と、ステッピングモータに
よって動かされる補正用レンズ系と、発光部と、発光部
から発せられた光を受光する受光部と、発光部及び受光
部の間に配置された第1の偏光板と、変倍用レンズ系ま
たは補正用レンズ系の一方に取り付けられ、発光部及び
受光部の間に出入りするようにされており、第1の偏光
板の偏光面の方向と垂直の偏光面を有する第2の偏光板
と、変倍用レンズ系または補正用レンズ系のうち第2の
偏光板が取り付けられていない方に取り付けられ、発光
部及び受光部の間に出入りするようにされており、第2
の偏光板が発光部及び受光部の間に入ったときに第1の
偏光板及び第2の偏光板の間に配置され、結晶光軸の方
向が第1の偏光板の偏光面の方向と45度の角度をなす
λ/2波長板と、第2の偏光板が第1の偏光板及び受光
部の間に入り込んで受光部に受光されていた光が遮光さ
れた時刻に、第2の偏光板が取り付けられたレンズ系の
ホームポジションを検出するとともに、λ/2波長板が
第1の偏光板及び第2の偏光板の間に入り込んで受光部
が光を受光した時刻に、λ/2波長板が取り付けられた
レンズ系のホームポジションを検出するコントローラと
を備えている。
【0008】
【作用】本発明においては、まず、発光部から発せられ
第1の偏光板を通った光が受光部に到達している。次
に、ステッピングモータの動力によって第2の偏光板が
第1の偏光板及び受光部の間に入り込むと、受光部によ
って受光されていた光が遮光され、このとき、第2の偏
光板が取り付けられたレンズ系のホームポジションが検
出される。さらに、ステッピングモータの動力によって
λ/2波長板が第1の偏光板及び第2の偏光板の間に入
り込むと、受光部がふたたび光を受光するようになり、
このとき、λ/2波長板が取り付けられたレンズ系のホ
ームポジションが検出される。従って、ただ1つの発光
部及び受光部によって2つのレンズ系のホームポジショ
ンの検出が行われる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に沿って本発明の実施例につ
いて説明する。なお、図面において同一又は相当部分に
は同一符号を用いるものとする。
【0010】図1は、本発明に従って構成されたズーム
レンズの位置検出器の構成を示す図である。このズーム
レンズはビデオカメラまたはスチルカメラ等に使用され
ているものであり、変倍用レンズ系10及びピントを合
わせるための補正用レンズ系12が設けられている。こ
れらのレンズ系10、12は図示しない機構によって、
その光軸方向に並進移動できるように支持されており、
かつ、その他の方向への移動や回転はできないようにさ
れている。
【0011】変倍用レンズ系10には、めねじ部14が
取り付けられており、めねじ部14には貫通穴が設けら
れ、その貫通穴にはめねじが切られている。そして、そ
のめねじと螺合した状態でおねじ16が配置されてい
る。おねじ16の一端は、図示しない軸受によって回転
可能に支持され、他端にはステッピングモータ18が取
り付けられている。従って、ステッピングモータ18が
回転すると、おねじ16が回転し、これに螺合しためね
じ部14がおねじ16の軸方向に移動し、変倍用レンズ
系10もこの方向、すなわち変倍用レンズ系10の光軸
方向に移動する。
【0012】同様に、補正用レンズ系12には、めねじ
部20が取り付けられている。そして、めねじ部20に
設けられためねじ、これに螺合したおねじ22、及びお
ねじ22を回転させるステッピングモータ24によっ
て、補正用レンズ系12がその光軸方向に動かされる。
【0013】ステッピングモータ18、24は、コント
ローラ29によって制御される。コントローラ29は、
CPU、メモリ、電力増幅回路等から構成される。
【0014】めねじ部14には、ステー30を介して第
2の偏光板を構成する偏光板32が取り付けられてい
る。また、めねじ部20にはステー34を介してλ/2
波長板36が取り付けられている。一方、図1におい
て、変倍用レンズ系10の左方向にはホトインターラプ
タが配置されている。ホトインターラプタにおいては、
LED38及びホトトランジスタ40が互いに対向した
状態で配置されている。LED38は発光部を構成し、
ホトトランジスタ40は受光部を構成する。受光部とし
ては、ホトトランジスタの他、ホトダイオードを使用す
ることもできる。LED38とホトトランジスタ40と
の間、より詳細には、LED38の前面には第1の偏光
板を構成する偏光板42が配置されている。図1におい
て、第2の偏光板32及びλ/2波長板36は、レンズ
系10、12の手前に配置されており、ホトインターラ
プタも同様にレンズ系10、12の手前に配置されてい
る。従って、第2の偏光板32及びλ/2波長板36と
レンズ系10、12が衝突するようなことはない。
【0015】図2は、LED38及びホトトランジスタ
40の周辺の回路を示す図である。この回路の出力V
out は、ステッピングモータ18、24のコントローラ
29に入力されている。
【0016】次に、本発明によるズームレンズの位置検
出器の動作について、図3を参照しながら説明する。ま
ず、電源を投入した状態においては、ステッピングモー
タ18、24のコントローラ29は、レンズ系10、1
2がどの位置に存在するかを認識することはできない。
従って、ホームポジション検出を行うことにより、ステ
ッピングモータ18、24によってレンズ系10、12
の絶対位置を制御できる状態にもっていく必要がある。
【0017】電源投入後に、LED38から発せられた
光は、偏光板42によって偏光面が一定の方向にされた
後、ホトトランジスタ40に到達する。従って、ホトト
ランジスタ40の出力すなわちVout は約5ボルトにな
っている。この状態において、ステッピングモータ18
のコントローラ29は、変倍用レンズ系10を図1で左
方向に移動させ、この移動にともなって偏光板32が偏
光板42とホトトランジスタ40の間に達する。この状
態を図3( a) に示す。ここで、偏光板32の偏光面の
方向は、偏光板42の偏光面の方向に対して垂直になっ
ているため、偏光板42を通った光は偏光板32を通る
ことができず、ホトトランジスタ40の出力Vout は、
0ボルトになる(図3( b) 参照)。ステッピングモー
タ18のコントローラ29は出力Vout を入力されてい
るため、出力Vout が立ち下がった時刻に変倍用レンズ
系10のホームポジション検出を行うことができる。
【0018】続いて、ステッピングモータ24のコント
ローラ29は、補正用レンズ系12を図1で左方向に移
動させ、この移動にともなってλ/2波長板36が偏光
板42と偏光板32の間に達する。この状態を図3(
c) に示す。ここで、λ/2波長板36の結晶光軸方向
と偏光板42の偏光面の方向とは45度の角度をなすよ
うにされている。従って、偏光板42及びλ/2波長板
36を通った光の偏光面の方向は、偏光板32の偏光面
の方向と一致することになる。従って、LED38から
発せられた光はふたたびホトトランジスタ40に達する
ようになり、ホトトランジスタ40の出力Vout は、図
3( d) のように立ち上がって約5ボルトになる。ステ
ッピングモータ24のコントローラ29は出力Vout
入力されているため、出力Vout が立ち上がった時刻に
補正用レンズ系12のホームポジション検出を行うこと
ができる。
【0019】このように、ただ1つのホトインターラプ
タ(LED38及びホトトランジスタ40)によって、
2つのレンズ系10、12のホームポジション検出を行
うことができる。
【0020】なお、上記実施例においては、レンズ系1
0、12はステッピングモータ18、24によって駆動
されるとしたが、DCモータ及びエンコーダのようにホ
ームポジション検出を必要とするものであれば、この発
明を同様に適用することができる。また、ホトインタラ
プタ(LED38及びホトトランジスタ40)は、図1
においてレンズ系10、12の左方向に配置されている
としたが、右方向に配置されているとしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第2の
偏光板が第1の偏光板及び受光部の間に入り込んで受光
部に受光されていた光が遮光された時刻に、第2の偏光
板が取り付けられたレンズ系のホームポジションが検出
され、λ/2波長板が第1の偏光板及び第2の偏光板の
間に入り込んで受光部が光を受光した時刻に、λ/2波
長板が取り付けられたレンズ系のホームポジションが検
出される。従って、変倍用及び補正用のレンズ系のホー
ムポジションを1つの検出器で検出することができるよ
うになり、コストが低く、小型化が可能となるズームレ
ンズの位置検出器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたズームレンズの位置
検出器の構成を示す図である。
【図2】LED及びホトトランジスタの周辺の回路を示
す図である。
【図3】本発明によるズームレンズの位置検出器の動作
を説明するための図である。
【図4】従来のズームレンズの位置検出器を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…変倍用レンズ系、12…補正用レンズ系、18、
24…ステッピングモータ、29…コントローラ、32
…偏光板(第2の偏光板)、36…λ/2波長板、38
…LED(発光部)、40…ホトトランジスタ(受光
部)、42…偏光板(第1の偏光板)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータによって動かされる
    変倍用レンズ系と、 ステッピングモータによって動かされる補正用レンズ系
    と、 発光部と、 前記発光部から発せられた光を受光する受光部と、 前記発光部及び前記受光部の間に配置された第1の偏光
    板と、 前記変倍用レンズ系または前記補正用レンズ系の一方に
    取り付けられ、前記発光部及び前記受光部の間に出入り
    するようにされており、前記第1の偏光板の偏光面の方
    向と垂直の偏光面を有する第2の偏光板と、 前記変倍用レンズ系または前記補正用レンズ系のうち前
    記第2の偏光板が取り付けられていない方に取り付けら
    れ、前記発光部及び前記受光部の間に出入りするように
    されており、前記第2の偏光板が前記発光部及び前記受
    光部の間に入ったときに前記第1の偏光板及び前記第2
    の偏光板の間に配置され、結晶光軸の方向が前記第1の
    偏光板の偏光面の方向と45度の角度をなすλ/2波長
    板と、 前記第2の偏光板が前記第1の偏光板及び前記受光部の
    間に入り込んで前記受光部に受光されていた光が遮光さ
    れた時刻に、前記第2の偏光板が取り付けられたレンズ
    系のホームポジションを検出するとともに、前記λ/2
    波長板が前記第1の偏光板及び前記第2の偏光板の間に
    入り込んで前記受光部が光を受光した時刻に、前記λ/
    2波長板が取り付けられたレンズ系のホームポジション
    を検出するコントローラと、を備えたズームレンズの位
    置検出器。
JP24788094A 1994-10-13 1994-10-13 ズームレンズの位置検出器 Pending JPH08114737A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003508817A (ja) * 1999-09-09 2003-03-04 カール ツァイス イエナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ズームレンズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003508817A (ja) * 1999-09-09 2003-03-04 カール ツァイス イエナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ズームレンズ

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