JPH08114635A - 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置 - Google Patents
電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置Info
- Publication number
- JPH08114635A JPH08114635A JP24901294A JP24901294A JPH08114635A JP H08114635 A JPH08114635 A JP H08114635A JP 24901294 A JP24901294 A JP 24901294A JP 24901294 A JP24901294 A JP 24901294A JP H08114635 A JPH08114635 A JP H08114635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cable
- voltage
- measured
- high voltage
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 title claims abstract description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 32
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 25
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 7
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 abstract 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 8
- 240000005572 Syzygium cordatum Species 0.000 description 6
- 235000006650 Syzygium cordatum Nutrition 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 229920003020 cross-linked polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004703 cross-linked polyethylene Substances 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002861 polymer material Substances 0.000 description 1
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号の送受信を被測定電力ケーブルの静電容
量等を介して行い、直流電圧重畳装置と直流電流成分測
定装置とが、互いに遠く離れている場合でも、絶縁劣化
状態の診断測定が簡単にできるようにする。 【構成】 高電圧母線に接続した高圧リアクトルを介し
て高電圧母線を通して運転状態にある被測定電力ケーブ
ルに直流電圧を重畳して該電力ケーブルの接地線に流れ
る直流電流成分を検出し、該直流電流成分値又は絶縁抵
抗値によって該被測定電力ケーブルの絶縁劣化状態を診
断する方法において、上記被測定電力ケーブルに直流電
圧を重畳する装置の制御を、遠方の測定器側より該被測
定電力ケーブルの接地線から該電力ケーブルの静電容量
を介して制御信号を配電線に送信あるいは受信し、該制
御信号を上記高圧リアクトルに並列に設置したコンデン
サ又は同系統の近接した別の電力ケーブルの静電容量を
介して受信あるいは送信して行うようにする。
量等を介して行い、直流電圧重畳装置と直流電流成分測
定装置とが、互いに遠く離れている場合でも、絶縁劣化
状態の診断測定が簡単にできるようにする。 【構成】 高電圧母線に接続した高圧リアクトルを介し
て高電圧母線を通して運転状態にある被測定電力ケーブ
ルに直流電圧を重畳して該電力ケーブルの接地線に流れ
る直流電流成分を検出し、該直流電流成分値又は絶縁抵
抗値によって該被測定電力ケーブルの絶縁劣化状態を診
断する方法において、上記被測定電力ケーブルに直流電
圧を重畳する装置の制御を、遠方の測定器側より該被測
定電力ケーブルの接地線から該電力ケーブルの静電容量
を介して制御信号を配電線に送信あるいは受信し、該制
御信号を上記高圧リアクトルに並列に設置したコンデン
サ又は同系統の近接した別の電力ケーブルの静電容量を
介して受信あるいは送信して行うようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電圧が印加されて
いる活線下の電力ケーブル、主として架橋ポリエチレン
絶縁電力ケーブル(CVケーブル)の絶縁劣化診断法に
係り、特に、水トリーによる真の劣化信号(直流電流成
分)を検出し、精度が高く、簡便な電力ケーブルの絶縁
劣化診断法に関する。
いる活線下の電力ケーブル、主として架橋ポリエチレン
絶縁電力ケーブル(CVケーブル)の絶縁劣化診断法に
係り、特に、水トリーによる真の劣化信号(直流電流成
分)を検出し、精度が高く、簡便な電力ケーブルの絶縁
劣化診断法に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁材料、特に高分子材料は、使用中に
種々の原因により、次第にその絶縁性能が低下する所
謂、絶縁劣化現象が生じる。絶縁材料の劣化は使用され
る絶縁材料の種類、使用される場所によって劣化の状態
が異なる。この絶縁材料の劣化状態を知ることは、電力
ケーブルの絶縁破壊事故を予防する上で極めて重要であ
る。
種々の原因により、次第にその絶縁性能が低下する所
謂、絶縁劣化現象が生じる。絶縁材料の劣化は使用され
る絶縁材料の種類、使用される場所によって劣化の状態
が異なる。この絶縁材料の劣化状態を知ることは、電力
ケーブルの絶縁破壊事故を予防する上で極めて重要であ
る。
【0003】架橋ポリエチレンを絶縁材料とするCVケ
ーブルの絶縁劣化は主に、水トリーによることが知られ
ている。したがって、CVケーブルの絶縁劣化による絶
縁破壊事故を未然に防ぐには、この水トリーの発生を知
ることが重要である。従来より、布設された電力ケーブ
ルの水トリーを活線下で直流電流成分を検出することに
よって検知する方法の開発が行われている。
ーブルの絶縁劣化は主に、水トリーによることが知られ
ている。したがって、CVケーブルの絶縁劣化による絶
縁破壊事故を未然に防ぐには、この水トリーの発生を知
ることが重要である。従来より、布設された電力ケーブ
ルの水トリーを活線下で直流電流成分を検出することに
よって検知する方法の開発が行われている。
【0004】水トリーによる電力ケーブルの絶縁劣化に
は、内部半導電層から発生する内導水トリーと外部半導
電層から発生する外導水トリーとがあり、内導水トリー
の発生した劣化ケーブルの場合、導体側から正極性の直
流電圧を印加すると、その直流漏洩電流から計算される
絶縁抵抗は水トリーの発生していない正常ケーブルと大
きな差が認められないが、負極性の直流電圧を印加する
と正常ケーブルと顕著な差異を有することが認められ、
外導水トリーの発生した劣化ケーブルの場合には、内導
水トリーの発生したケーブルと全く逆の特性があること
が特開昭59−202078号(特公平4−25504
号)公報で明らかにされている。
は、内部半導電層から発生する内導水トリーと外部半導
電層から発生する外導水トリーとがあり、内導水トリー
の発生した劣化ケーブルの場合、導体側から正極性の直
流電圧を印加すると、その直流漏洩電流から計算される
絶縁抵抗は水トリーの発生していない正常ケーブルと大
きな差が認められないが、負極性の直流電圧を印加する
と正常ケーブルと顕著な差異を有することが認められ、
外導水トリーの発生した劣化ケーブルの場合には、内導
水トリーの発生したケーブルと全く逆の特性があること
が特開昭59−202078号(特公平4−25504
号)公報で明らかにされている。
【0005】特開昭59−202078号(特公平4−
25504号)公報においては、活線下で測定対象とす
る電力ケーブルの導体と大地の間に、配電母線の接地用
変圧器の1次側中点あるいは交流ブロック用リアクトル
を通して直流電源により、正・負の直流電圧を印加し
て、測定対象ケーブルに流れる正・負電流を測定し、正
・負電流の差により絶縁劣化状態を活線状態で監視する
ことが提案されており、図6に示す如く構成されてい
る。
25504号)公報においては、活線下で測定対象とす
る電力ケーブルの導体と大地の間に、配電母線の接地用
変圧器の1次側中点あるいは交流ブロック用リアクトル
を通して直流電源により、正・負の直流電圧を印加し
て、測定対象ケーブルに流れる正・負電流を測定し、正
・負電流の差により絶縁劣化状態を活線状態で監視する
ことが提案されており、図6に示す如く構成されてい
る。
【0006】図において、1は電源変圧器、2は高電圧
母線、3は接地用変圧器、4は接地用変圧器3の接地用
中点、5は直流電圧重畳装置であり、接地回路及びスイ
ッチ機構を有する。6はケーブル終端接続部、7は被測
定ケーブル、8はケーブルの金属遮蔽層から引き出され
た接地線、9は直流漏れ電流測定装置であり、濾波回
路、増幅回路、E/O変換器、O/E変換器等を備えて
いる。また、10は子局であり、制御部、データ演算処
理部を有する。11は親局であり、制御データ処理、デ
ータファイル、表示、データ解析機能を有し、且つE/
O変換器、O/E変換器を有している。
母線、3は接地用変圧器、4は接地用変圧器3の接地用
中点、5は直流電圧重畳装置であり、接地回路及びスイ
ッチ機構を有する。6はケーブル終端接続部、7は被測
定ケーブル、8はケーブルの金属遮蔽層から引き出され
た接地線、9は直流漏れ電流測定装置であり、濾波回
路、増幅回路、E/O変換器、O/E変換器等を備えて
いる。また、10は子局であり、制御部、データ演算処
理部を有する。11は親局であり、制御データ処理、デ
ータファイル、表示、データ解析機能を有し、且つE/
O変換器、O/E変換器を有している。
【0007】そして、図6に図示の絶縁劣化診断装置
は、直流電圧重畳装置5、直流漏れ電流測定装置9、子
局10、親局11を、光ファイバケーブル12によって
連結している点に特徴を有している。すなわち、絶縁劣
化状態の測定にあたっては、親局11からの指令によっ
て行うことが主であるが、親局11の指令とは別に子局
10からの指令によって単独に操作することも可能であ
る。この親局11から、又は子局10からの指令は、光
ファイバケーブル12を介して直流電圧重畳装置5、直
流漏れ電流測定装置9に送られ、直流電圧重畳装置5、
直流漏れ電流測定装置9は、親局11又は子局10によ
って制御される。
は、直流電圧重畳装置5、直流漏れ電流測定装置9、子
局10、親局11を、光ファイバケーブル12によって
連結している点に特徴を有している。すなわち、絶縁劣
化状態の測定にあたっては、親局11からの指令によっ
て行うことが主であるが、親局11の指令とは別に子局
10からの指令によって単独に操作することも可能であ
る。この親局11から、又は子局10からの指令は、光
ファイバケーブル12を介して直流電圧重畳装置5、直
流漏れ電流測定装置9に送られ、直流電圧重畳装置5、
直流漏れ電流測定装置9は、親局11又は子局10によ
って制御される。
【0008】測定時には主として親局11からの指令に
より、直流電圧重畳装置5、直流漏れ電流測定装置9、
子局10が動作開始となる。直流電圧重畳装置5からの
情報及び直流漏れ電流測定装置9からの情報は子局10
で演算処理され、親局11にデータが送信され、データ
がディジタル表示され、かつデータファイルされる。も
し、絶縁劣化状態が危険領域に入った場合には、ランプ
により危険表示が成される。もちろん、測定時には、正
極性及び負極性の電圧が印加される。なお、直流電圧重
畳装置5は、非測定時には親局11からの指令により、
接地用変圧器3の中性点が大地に直接接地されている。
より、直流電圧重畳装置5、直流漏れ電流測定装置9、
子局10が動作開始となる。直流電圧重畳装置5からの
情報及び直流漏れ電流測定装置9からの情報は子局10
で演算処理され、親局11にデータが送信され、データ
がディジタル表示され、かつデータファイルされる。も
し、絶縁劣化状態が危険領域に入った場合には、ランプ
により危険表示が成される。もちろん、測定時には、正
極性及び負極性の電圧が印加される。なお、直流電圧重
畳装置5は、非測定時には親局11からの指令により、
接地用変圧器3の中性点が大地に直接接地されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の絶
縁劣化診断装置は、直流電圧重畳装置5と子局10、子
局10と直流漏れ電流測定装置9、子局10と親局11
をそれぞれ光ファイバケーブル12によって連結してい
る。このため、制御対象である直流電圧重畳装置5と直
流漏れ電流測定装置9とが、離れている場合には、直流
電圧重畳装置5、直流漏れ電流測定装置9と制御装置で
ある子局10、親局11とを接続する光ファイバケーブ
ル12を配線しなければならず、距離が長い場合、測定
できないという状況も想定される。
縁劣化診断装置は、直流電圧重畳装置5と子局10、子
局10と直流漏れ電流測定装置9、子局10と親局11
をそれぞれ光ファイバケーブル12によって連結してい
る。このため、制御対象である直流電圧重畳装置5と直
流漏れ電流測定装置9とが、離れている場合には、直流
電圧重畳装置5、直流漏れ電流測定装置9と制御装置で
ある子局10、親局11とを接続する光ファイバケーブ
ル12を配線しなければならず、距離が長い場合、測定
できないという状況も想定される。
【0010】本発明の目的は、上述のような信号の送受
信を被測定電力ケーブルの静電容量等を介して行い、直
流電圧重畳装置と直流電流成分測定装置とが、互いに遠
く離れている場合でも、絶縁劣化の診断が簡単にできる
ようにすることにある。
信を被測定電力ケーブルの静電容量等を介して行い、直
流電圧重畳装置と直流電流成分測定装置とが、互いに遠
く離れている場合でも、絶縁劣化の診断が簡単にできる
ようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電力ケーブルの絶縁劣化診断法は、高電圧母線に接続
した高圧リアクトルを介して高電圧母線を通して運転状
態にある被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳して該電
力ケーブルの接地線に流れる直流電流成分を検出し、該
直流電流成分値又は絶縁抵抗値によって該被測定電力ケ
ーブルの絶縁劣化状態を診断する方法において、上記被
測定電力ケーブルに直流電圧を重畳する装置の制御を、
遠方の測定器側より該被測定電力ケーブルの接地線から
該電力ケーブルの静電容量を介して制御信号を配電線に
送信あるいは受信し、該制御信号を上記高圧リアクトル
に並列に設置したコンデンサ又は同系統の近接した別の
電力ケーブルの静電容量を介して受信あるいは送信して
行うようにしたものである。
る電力ケーブルの絶縁劣化診断法は、高電圧母線に接続
した高圧リアクトルを介して高電圧母線を通して運転状
態にある被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳して該電
力ケーブルの接地線に流れる直流電流成分を検出し、該
直流電流成分値又は絶縁抵抗値によって該被測定電力ケ
ーブルの絶縁劣化状態を診断する方法において、上記被
測定電力ケーブルに直流電圧を重畳する装置の制御を、
遠方の測定器側より該被測定電力ケーブルの接地線から
該電力ケーブルの静電容量を介して制御信号を配電線に
送信あるいは受信し、該制御信号を上記高圧リアクトル
に並列に設置したコンデンサ又は同系統の近接した別の
電力ケーブルの静電容量を介して受信あるいは送信して
行うようにしたものである。
【0012】請求項2記載の発明に係る電力ケーブルの
絶縁劣化診断装置は、高電圧母線に接続したコンデンサ
と高圧リアクトルの並列回路を介して高電圧母線を通し
て被測定電力ケーブルに重畳する直流電圧を供給すると
共に高電圧母線に接続したコンデンサを介して制御信号
を送受信する直流電圧重畳装置と,高電圧母線にケーブ
ル終端接続部を介して接続された被測定電力ケーブルの
接地線に接続され前記直流電圧重畳装置と制御信号の授
受を行うと共に前記直流電圧重畳装置から高電圧母線を
介して被測定電力ケーブルに印加された直流電圧に基づ
いて該被測定電力ケーブルの接地線に流れる直流電流成
分を測定する測定器とによって構成したものである。
絶縁劣化診断装置は、高電圧母線に接続したコンデンサ
と高圧リアクトルの並列回路を介して高電圧母線を通し
て被測定電力ケーブルに重畳する直流電圧を供給すると
共に高電圧母線に接続したコンデンサを介して制御信号
を送受信する直流電圧重畳装置と,高電圧母線にケーブ
ル終端接続部を介して接続された被測定電力ケーブルの
接地線に接続され前記直流電圧重畳装置と制御信号の授
受を行うと共に前記直流電圧重畳装置から高電圧母線を
介して被測定電力ケーブルに印加された直流電圧に基づ
いて該被測定電力ケーブルの接地線に流れる直流電流成
分を測定する測定器とによって構成したものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によると、高電圧母線に接
続した高圧リアクトルを介して高電圧母線を通して運転
状態にある被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳して該
電力ケーブルの接地線に流れる直流電流成分を検出し、
該直流電流成分値又は絶縁抵抗値によって該被測定電力
ケーブルの絶縁劣化状態を診断する方法において、上記
被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳する装置の制御
を、遠方の測定器側より該被測定電力ケーブルの接地線
から該電力ケーブルの静電容量を介して制御信号を配電
線に送信あるいは受信し、該制御信号を上記高圧リアク
トルに並列に設置したコンデンサ又は同系統の近接した
別の電力ケーブルの静電容量を介して受信あるいは送信
して行うので、直流電圧重畳装置と直流電流成分測定装
置とが、遠く離れている場合でも、互いに連携がとれ、
絶縁劣化状態の診断測定が簡単にできる。
続した高圧リアクトルを介して高電圧母線を通して運転
状態にある被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳して該
電力ケーブルの接地線に流れる直流電流成分を検出し、
該直流電流成分値又は絶縁抵抗値によって該被測定電力
ケーブルの絶縁劣化状態を診断する方法において、上記
被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳する装置の制御
を、遠方の測定器側より該被測定電力ケーブルの接地線
から該電力ケーブルの静電容量を介して制御信号を配電
線に送信あるいは受信し、該制御信号を上記高圧リアク
トルに並列に設置したコンデンサ又は同系統の近接した
別の電力ケーブルの静電容量を介して受信あるいは送信
して行うので、直流電圧重畳装置と直流電流成分測定装
置とが、遠く離れている場合でも、互いに連携がとれ、
絶縁劣化状態の診断測定が簡単にできる。
【0014】請求項2記載の発明によると、高電圧母線
に接続したコンデンサと高圧リアクトルの並列回路を介
して高電圧母線を通して被測定電力ケーブルに重畳する
直流電圧を供給すると共に高電圧母線に接続したコンデ
ンサを介して制御信号を送受信する直流電圧重畳装置
と,高電圧母線にケーブル終端接続部を介して接続され
た被測定電力ケーブルの接地線に接続され前記直流電圧
重畳装置と制御信号の授受を行うと共に前記直流電圧重
畳装置から高電圧母線を介して被測定電力ケーブルに印
加された直流電圧に基づいて該電力ケーブルの接地線に
流れる直流電流成分を測定する測定器とによって構成し
てあるため、信号の送受信を電力ケーブルの静電容量等
を介して行い、直流電圧重畳装置と直流電流成分測定装
置とが、遠く離れている場合でも、互いに連携がとれ絶
縁劣化状態の診断測定が簡単にできる。
に接続したコンデンサと高圧リアクトルの並列回路を介
して高電圧母線を通して被測定電力ケーブルに重畳する
直流電圧を供給すると共に高電圧母線に接続したコンデ
ンサを介して制御信号を送受信する直流電圧重畳装置
と,高電圧母線にケーブル終端接続部を介して接続され
た被測定電力ケーブルの接地線に接続され前記直流電圧
重畳装置と制御信号の授受を行うと共に前記直流電圧重
畳装置から高電圧母線を介して被測定電力ケーブルに印
加された直流電圧に基づいて該電力ケーブルの接地線に
流れる直流電流成分を測定する測定器とによって構成し
てあるため、信号の送受信を電力ケーブルの静電容量等
を介して行い、直流電圧重畳装置と直流電流成分測定装
置とが、遠く離れている場合でも、互いに連携がとれ絶
縁劣化状態の診断測定が簡単にできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1〜図3には、本発明に係る電力ケーブルの絶縁劣化診
断方法及び装置の一実施例が示されている。本実施例
は、3芯一括のCVケーブルを対象とした実施例であ
る。
1〜図3には、本発明に係る電力ケーブルの絶縁劣化診
断方法及び装置の一実施例が示されている。本実施例
は、3芯一括のCVケーブルを対象とした実施例であ
る。
【0016】図において、1は電源変圧器、2は配電線
である高電圧母線である。3は高圧リアクトルで、一端
は高電圧母線2に接続されており、他端は直流電圧重畳
装置5に接続されている。そして、この高圧リアクトル
3に並列にコンデンサ4が接続されている。この直流電
圧重畳装置5は、直流電圧を高電圧母線2に重畳する機
能を有し、高電圧母線2に重畳する直流電圧の電圧、極
性、重畳時間等の制御を行う後述する測定装置9からの
制御信号を受信する機能、及び測定装置9から送信され
た制御信号に基づいて動作完了したことを応答する信号
を送信する機能を有する送受信装置を備えており、具体
的には、図2に示す如き構成を有している。すなわち、
後述するコンデンサ4には、制御部50が接続されてい
る。また、同装置には、回路を短絡するスイッチ51が
接続されており、このスイッチ51に並列に、スイッチ
52と直流電源54の直列回路と、スイッチ53と直流
電源55の直列回路と、コンデンサ56が接続されてい
る。スイッチ52と直流電源54の直列回路は、スイッ
チ52の一端が中性点接地線4に接続され、他端に直流
電源54の(−)端子が接続され、この直流電源54の
(+)端子が接地されている。また、スイッチ53と直
流電源55の直列回路は、スイッチ53の一端が中性点
接地線4に接続され、他端に直流電源55の(+)端子
が接続され、この直流電源54の(−)端子が接地され
ている。さらにコンデンサ56は、一端が中性点接地線
4に接続され、他端が接地されている。
である高電圧母線である。3は高圧リアクトルで、一端
は高電圧母線2に接続されており、他端は直流電圧重畳
装置5に接続されている。そして、この高圧リアクトル
3に並列にコンデンサ4が接続されている。この直流電
圧重畳装置5は、直流電圧を高電圧母線2に重畳する機
能を有し、高電圧母線2に重畳する直流電圧の電圧、極
性、重畳時間等の制御を行う後述する測定装置9からの
制御信号を受信する機能、及び測定装置9から送信され
た制御信号に基づいて動作完了したことを応答する信号
を送信する機能を有する送受信装置を備えており、具体
的には、図2に示す如き構成を有している。すなわち、
後述するコンデンサ4には、制御部50が接続されてい
る。また、同装置には、回路を短絡するスイッチ51が
接続されており、このスイッチ51に並列に、スイッチ
52と直流電源54の直列回路と、スイッチ53と直流
電源55の直列回路と、コンデンサ56が接続されてい
る。スイッチ52と直流電源54の直列回路は、スイッ
チ52の一端が中性点接地線4に接続され、他端に直流
電源54の(−)端子が接続され、この直流電源54の
(+)端子が接地されている。また、スイッチ53と直
流電源55の直列回路は、スイッチ53の一端が中性点
接地線4に接続され、他端に直流電源55の(+)端子
が接続され、この直流電源54の(−)端子が接地され
ている。さらにコンデンサ56は、一端が中性点接地線
4に接続され、他端が接地されている。
【0017】このスイッチ51、スイッチ52、スイッ
チ53はいずれも制御部50によってコンデンサ4を介
して入力される制御信号に基づいてON・OFFや電圧
の制御が行われる。スイッチ51は、コンデンサ4を介
して測定装置9から送信された制御信号に基づいて制御
部50によって、通常はON状態に保持されており、直
流電流成分測定時にOFFになるように制御される。こ
のようにスイッチ51、52、53と、直流電源54、
55と、コンデンサ56と、制御部とによって直流電圧
重畳装置5が構成されている。
チ53はいずれも制御部50によってコンデンサ4を介
して入力される制御信号に基づいてON・OFFや電圧
の制御が行われる。スイッチ51は、コンデンサ4を介
して測定装置9から送信された制御信号に基づいて制御
部50によって、通常はON状態に保持されており、直
流電流成分測定時にOFFになるように制御される。こ
のようにスイッチ51、52、53と、直流電源54、
55と、コンデンサ56と、制御部とによって直流電圧
重畳装置5が構成されている。
【0018】6はケーブル終端接続部で、被測定電力ケ
ーブルであるCVケーブル7(3心のケーブルを例にと
っている)を高電圧母線2に接続するものである。8は
CVケーブル7の遮蔽層(具体的には、銅遮蔽テープ)
と大地とを接続する接地線で、この接地線8の途中には
測定装置9が接続されている。したがって、測定装置9
から出力される制御信号は、接地線8からCVケーブル
7の静電容量を介して高電圧母線2に送出される。測定
装置9は、CVケーブル7の導体と遮蔽層間(絶縁体
中)に流れる直流電流成分を検出する機能を有すると共
に、直流電圧重畳装置5の制御を行う制御信号を直流電
圧重畳装置5へ送出する機能と、測定装置9から送信し
た制御信号に基づいて行った動作が完了したときに直流
電圧重畳装置5から送信されてくる完了信号を受信する
機能を有する送受信装置を備えている。
ーブルであるCVケーブル7(3心のケーブルを例にと
っている)を高電圧母線2に接続するものである。8は
CVケーブル7の遮蔽層(具体的には、銅遮蔽テープ)
と大地とを接続する接地線で、この接地線8の途中には
測定装置9が接続されている。したがって、測定装置9
から出力される制御信号は、接地線8からCVケーブル
7の静電容量を介して高電圧母線2に送出される。測定
装置9は、CVケーブル7の導体と遮蔽層間(絶縁体
中)に流れる直流電流成分を検出する機能を有すると共
に、直流電圧重畳装置5の制御を行う制御信号を直流電
圧重畳装置5へ送出する機能と、測定装置9から送信し
た制御信号に基づいて行った動作が完了したときに直流
電圧重畳装置5から送信されてくる完了信号を受信する
機能を有する送受信装置を備えている。
【0019】この測定装置9は、具体的には図3に示す
如く、接地線8に直流電流成分測定器91が接続されて
おり、この直流電流成分測定器91は接地線8に流れる
直流電流成分を測定するものである。また、この直流電
流成分測定器91には、図示されていないが、接地線8
を短絡するスイッチが挿入されており、このスイッチ
は、通常はON状態になっており直流電流成分測定時に
OFFに制御されるようになっている。また、直流電流
成分測定器91は、接地線8に流れる直流電流成分を測
定する計測部(具体的には、フィルタと増幅器)と、計
測部で測定した直流電流成分を演算してデジタル表示す
る表示演算部とを有している。また、この直流電流成分
測定器91には、直流電圧重畳装置5の制御を行う制御
信号の送受信装置が内蔵されている。また、接地線8に
は、直流電流成分測定時にCVケーブル7の遮蔽層の交
流電位を低くするため、直流電流成分測定器91の直列
回路に並列にコンデンサ92が接続されており、このコ
ンデンサ92の両端には、図示されていないが地絡時安
全装置が接続されている。
如く、接地線8に直流電流成分測定器91が接続されて
おり、この直流電流成分測定器91は接地線8に流れる
直流電流成分を測定するものである。また、この直流電
流成分測定器91には、図示されていないが、接地線8
を短絡するスイッチが挿入されており、このスイッチ
は、通常はON状態になっており直流電流成分測定時に
OFFに制御されるようになっている。また、直流電流
成分測定器91は、接地線8に流れる直流電流成分を測
定する計測部(具体的には、フィルタと増幅器)と、計
測部で測定した直流電流成分を演算してデジタル表示す
る表示演算部とを有している。また、この直流電流成分
測定器91には、直流電圧重畳装置5の制御を行う制御
信号の送受信装置が内蔵されている。また、接地線8に
は、直流電流成分測定時にCVケーブル7の遮蔽層の交
流電位を低くするため、直流電流成分測定器91の直列
回路に並列にコンデンサ92が接続されており、このコ
ンデンサ92の両端には、図示されていないが地絡時安
全装置が接続されている。
【0020】4はコンデンサで、測定器9からCVケー
ブル7の静電容量を介して高電圧母線2に送出された制
御信号を直流電圧重畳装置5に供給するためのものであ
る。接地線8からCVケーブル7の遮蔽層から静電誘導
によって高電圧母線2に送出された制御信号は、高電圧
母線2からコンデンサ4の静電容量を介して直流電圧重
畳装置5の制御部50に入力される。この直流電圧重畳
装置5の制御部50は、コンデンサ4を介して入力され
る制御信号に基づいてスイッチ51を開閉したり、スイ
ッチ52、53のON・OFF制御を行う。なお、この
コンデンサ4は、高圧リアクトルのインダクタンスと並
列共振させ、リアクトルのインピーダンスを大きくする
ために挿入されたコンデンサを用いてもよく、また、コ
ンデンサ4に代わるべき適当なコンデンサがない場合に
は、高電圧母線2に接続されている近接した別の電力ケ
ーブルの銅遮蔽テープを測定器9へ接続することによ
り、導体・銅遮蔽テープ間の静電容量をコンデンサ4の
代替とすることもできる。
ブル7の静電容量を介して高電圧母線2に送出された制
御信号を直流電圧重畳装置5に供給するためのものであ
る。接地線8からCVケーブル7の遮蔽層から静電誘導
によって高電圧母線2に送出された制御信号は、高電圧
母線2からコンデンサ4の静電容量を介して直流電圧重
畳装置5の制御部50に入力される。この直流電圧重畳
装置5の制御部50は、コンデンサ4を介して入力され
る制御信号に基づいてスイッチ51を開閉したり、スイ
ッチ52、53のON・OFF制御を行う。なお、この
コンデンサ4は、高圧リアクトルのインダクタンスと並
列共振させ、リアクトルのインピーダンスを大きくする
ために挿入されたコンデンサを用いてもよく、また、コ
ンデンサ4に代わるべき適当なコンデンサがない場合に
は、高電圧母線2に接続されている近接した別の電力ケ
ーブルの銅遮蔽テープを測定器9へ接続することによ
り、導体・銅遮蔽テープ間の静電容量をコンデンサ4の
代替とすることもできる。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、図4のAに図示の如く、測定装置9より接地線8
からCVケーブル7の遮蔽層から静電誘導によって高電
圧母線2に送出して直流電流成分の測定準備を指示する
制御信号を直流電圧重畳装置5に送信する。直流電圧重
畳装置5では、コンデンサ4を介して高電圧母線2に送
出された直流電流成分の測定準備を指示する制御信号を
受信し、スイッチ51をOFFし、測定準備を行う。こ
の測定準備制御信号を図4のBに図示の如く受信する
と、直流電圧重畳装置5は、開閉器23のスイッチをO
FFする信号を出力し、開閉器23のスイッチをOFF
して測定準備を完了する。直流電流成分の測定準備完了
後、直流電圧重畳装置5は、図4のDに図示の如く、測
定装置9に測定準備が完了したことを示す応答信号を高
電圧母線2に送信する。この測定準備完了の応答信号
は、CVケーブル7の静電容量を介して接地線8から測
定装置9に図4のCに図示の如く受信される。
まず、図4のAに図示の如く、測定装置9より接地線8
からCVケーブル7の遮蔽層から静電誘導によって高電
圧母線2に送出して直流電流成分の測定準備を指示する
制御信号を直流電圧重畳装置5に送信する。直流電圧重
畳装置5では、コンデンサ4を介して高電圧母線2に送
出された直流電流成分の測定準備を指示する制御信号を
受信し、スイッチ51をOFFし、測定準備を行う。こ
の測定準備制御信号を図4のBに図示の如く受信する
と、直流電圧重畳装置5は、開閉器23のスイッチをO
FFする信号を出力し、開閉器23のスイッチをOFF
して測定準備を完了する。直流電流成分の測定準備完了
後、直流電圧重畳装置5は、図4のDに図示の如く、測
定装置9に測定準備が完了したことを示す応答信号を高
電圧母線2に送信する。この測定準備完了の応答信号
は、CVケーブル7の静電容量を介して接地線8から測
定装置9に図4のCに図示の如く受信される。
【0022】測定装置9は、直流電圧重畳装置5からの
測定準備完了の応答信号を受信すると、図4のEに図示
の如く、所定の正極性直流電圧の課電の開始を指示する
制御信号を接地線8からCVケーブル7の静電容量を介
して高電圧母線2に送出して、直流電圧重畳装置5に送
信する。直流電圧重畳装置5では、高電圧母線2に送出
された正極性直流電圧の課電の開始を指示する制御信号
をコンデンサ4を介して図4のFに図示の如く受信し、
スイッチ53をONし、課電を開始し徐々に電圧を上昇
させていき、所定電圧まで昇圧する。所定電圧まで昇圧
すると直流電圧重畳装置5は、図4のHに図示の如く、
測定装置9に課電したことを示す昇圧完了信号を高電圧
母線2に送信する。この昇圧完了信号は、CVケーブル
7の静電容量を介して接地線8から測定装置9に図4の
Gに図示の如く受信される。
測定準備完了の応答信号を受信すると、図4のEに図示
の如く、所定の正極性直流電圧の課電の開始を指示する
制御信号を接地線8からCVケーブル7の静電容量を介
して高電圧母線2に送出して、直流電圧重畳装置5に送
信する。直流電圧重畳装置5では、高電圧母線2に送出
された正極性直流電圧の課電の開始を指示する制御信号
をコンデンサ4を介して図4のFに図示の如く受信し、
スイッチ53をONし、課電を開始し徐々に電圧を上昇
させていき、所定電圧まで昇圧する。所定電圧まで昇圧
すると直流電圧重畳装置5は、図4のHに図示の如く、
測定装置9に課電したことを示す昇圧完了信号を高電圧
母線2に送信する。この昇圧完了信号は、CVケーブル
7の静電容量を介して接地線8から測定装置9に図4の
Gに図示の如く受信される。
【0023】測定装置9が昇圧完了信号を受信すると、
測定装置9の直流電流成分測定器91の計測部によって
接地線8に流れる直流電流成分の測定を開始する。この
測定中、直流電圧重畳装置5は、所定の正極性直流電圧
を課電し続ける。直流電流成分の測定結果は、表示演算
部で演算してデジタル表示する。この直流電流成分の測
定が終了すると、測定装置9は、図4のIに図示の如
く、直流電圧重畳装置5に正極性直流電圧の課電を停止
することを指示する制御信号を接地線8からCVケーブ
ル7の静電容量を介して高電圧母線2に送出して、直流
電圧重畳装置5に送信する。直流電圧重畳装置5では、
高電圧母線2に送出された正極性直流電圧の課電の停止
を指示する制御信号をコンデンサ4を介して図4のJに
図示の如く受信し、降圧後、スイッチ53をOFFし、
課電を停止する。課電を停止すると直流電圧重畳装置5
は、図4に図示の如く、測定装置9に課電を停止したこ
とを示す課電停止信号を接地用変圧器3を介して高電圧
母線2に送信する。この課電停止信号は、CVケーブル
7の静電容量を介して接地線8から測定装置9に受信さ
れる。
測定装置9の直流電流成分測定器91の計測部によって
接地線8に流れる直流電流成分の測定を開始する。この
測定中、直流電圧重畳装置5は、所定の正極性直流電圧
を課電し続ける。直流電流成分の測定結果は、表示演算
部で演算してデジタル表示する。この直流電流成分の測
定が終了すると、測定装置9は、図4のIに図示の如
く、直流電圧重畳装置5に正極性直流電圧の課電を停止
することを指示する制御信号を接地線8からCVケーブ
ル7の静電容量を介して高電圧母線2に送出して、直流
電圧重畳装置5に送信する。直流電圧重畳装置5では、
高電圧母線2に送出された正極性直流電圧の課電の停止
を指示する制御信号をコンデンサ4を介して図4のJに
図示の如く受信し、降圧後、スイッチ53をOFFし、
課電を停止する。課電を停止すると直流電圧重畳装置5
は、図4に図示の如く、測定装置9に課電を停止したこ
とを示す課電停止信号を接地用変圧器3を介して高電圧
母線2に送信する。この課電停止信号は、CVケーブル
7の静電容量を介して接地線8から測定装置9に受信さ
れる。
【0024】同様の動作によって、測定準備完了後、所
定の負極性直流電圧の課電を開始し徐々に電圧を上昇さ
せていき、所定電圧まで昇圧し、測定装置9の直流電流
成分測定器91の計測部によって接地線8に流れる直流
電流成分を測定し、直流電流成分の測定結果を、表示演
算部で演算してデジタル表示する。
定の負極性直流電圧の課電を開始し徐々に電圧を上昇さ
せていき、所定電圧まで昇圧し、測定装置9の直流電流
成分測定器91の計測部によって接地線8に流れる直流
電流成分を測定し、直流電流成分の測定結果を、表示演
算部で演算してデジタル表示する。
【0025】図5には、本発明に係る電力ケーブルの絶
縁劣化診断方法及び装置の別な実施例が示されている。
本実施例は、単心型のCVケーブルを対象とした実施例
である。CVケーブル7の絶縁劣化状態を診断する方法
は、図1に示す電力ケーブルの絶縁劣化診断方法と異な
るところはない。
縁劣化診断方法及び装置の別な実施例が示されている。
本実施例は、単心型のCVケーブルを対象とした実施例
である。CVケーブル7の絶縁劣化状態を診断する方法
は、図1に示す電力ケーブルの絶縁劣化診断方法と異な
るところはない。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、高電圧母
線に接続した高圧リアクトルを介して高電圧母線を通し
て運転状態にある被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳
して該電力ケーブルの接地線に流れる直流電流成分を検
出し、該直流電流成分値又は絶縁抵抗値によって該被測
定電力ケーブルの絶縁劣化状態を診断する方法におい
て、上記被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳する装置
の制御を、遠方の測定器側より該被測定電力ケーブルの
接地線から該電力ケーブルの静電容量を介して制御信号
を配電線に送信あるいは受信し、該制御信号を上記高圧
リアクトルに並列に設置したコンデンサ又は同系統の近
接した別の電力ケーブルの静電容量を介して受信あるい
は送信して行うように構成してあるため、直流電圧重畳
装置と直流電流成分測定装置とが、互いに遠く離れてい
る場合でも、絶縁劣化状態の診断測定を簡単にできる。
線に接続した高圧リアクトルを介して高電圧母線を通し
て運転状態にある被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳
して該電力ケーブルの接地線に流れる直流電流成分を検
出し、該直流電流成分値又は絶縁抵抗値によって該被測
定電力ケーブルの絶縁劣化状態を診断する方法におい
て、上記被測定電力ケーブルに直流電圧を重畳する装置
の制御を、遠方の測定器側より該被測定電力ケーブルの
接地線から該電力ケーブルの静電容量を介して制御信号
を配電線に送信あるいは受信し、該制御信号を上記高圧
リアクトルに並列に設置したコンデンサ又は同系統の近
接した別の電力ケーブルの静電容量を介して受信あるい
は送信して行うように構成してあるため、直流電圧重畳
装置と直流電流成分測定装置とが、互いに遠く離れてい
る場合でも、絶縁劣化状態の診断測定を簡単にできる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、高電圧母線
に接続されるコンデンサと,高電圧母線に接続した高圧
リアクトルを介して高電圧母線を通して被測定電力ケー
ブルに重畳する直流電圧を供給すると共に高電圧母線に
接続したコンデンサを介して制御信号を送受信する直流
電圧重畳装置と,高電圧母線にケーブル終端接続部を介
して接続された被測定電力ケーブルの接地線に接続され
前記直流電圧重畳装置と制御信号の授受を行うと共に前
記直流電圧重畳装置から高電圧母線を介して被測定電力
ケーブルに印加された直流電圧に基づいて該電力ケーブ
ルの接地線に流れる直流電流成分を測定する測定器とに
よって構成してあるため、信号の送受信を電力ケーブル
の静電容量等を介して行い、直流電圧重畳装置と直流電
流成分測定装置とが、遠く離れている場合でも、互いに
連携がとれ絶縁劣化状態の診断測定を簡単に行うことが
できる。
に接続されるコンデンサと,高電圧母線に接続した高圧
リアクトルを介して高電圧母線を通して被測定電力ケー
ブルに重畳する直流電圧を供給すると共に高電圧母線に
接続したコンデンサを介して制御信号を送受信する直流
電圧重畳装置と,高電圧母線にケーブル終端接続部を介
して接続された被測定電力ケーブルの接地線に接続され
前記直流電圧重畳装置と制御信号の授受を行うと共に前
記直流電圧重畳装置から高電圧母線を介して被測定電力
ケーブルに印加された直流電圧に基づいて該電力ケーブ
ルの接地線に流れる直流電流成分を測定する測定器とに
よって構成してあるため、信号の送受信を電力ケーブル
の静電容量等を介して行い、直流電圧重畳装置と直流電
流成分測定装置とが、遠く離れている場合でも、互いに
連携がとれ絶縁劣化状態の診断測定を簡単に行うことが
できる。
【図1】本発明に係る電力ケーブルの絶縁劣化診断方法
及び装置の3芯一括のCVケーブルを対象とする実施例
を示す回路構成図である。
及び装置の3芯一括のCVケーブルを対象とする実施例
を示す回路構成図である。
【図2】図1に図示の直流電圧重畳装置の構成図であ
る。
る。
【図3】図1に図示の測定装置の構成図である。
【図4】図1に図示の電力ケーブルの絶縁劣化診断方法
及び装置の直流電圧重畳装置と測定装置の信号授受を示
すタイムチャートである。
及び装置の直流電圧重畳装置と測定装置の信号授受を示
すタイムチャートである。
【図5】本発明に係る電力ケーブルの絶縁劣化診断方法
及び装置の単芯型のCVケーブルを対象とする実施例を
示す回路構成図である。
及び装置の単芯型のCVケーブルを対象とする実施例を
示す回路構成図である。
【図6】従来の電力ケーブルの絶縁劣化診断方法を示す
3芯一括のCVケーブルを対象とした回路構成図であ
る。
3芯一括のCVケーブルを対象とした回路構成図であ
る。
1……………………………………………………………電
源変圧器 2……………………………………………………………高
電圧母線 3……………………………………………………………高
圧リアクトル 4……………………………………………………………コ
ンデンサ 5……………………………………………………………直
流電圧重畳装置 6……………………………………………………………ケ
ーブル終端接続部 7……………………………………………………………C
Vケーブル 8……………………………………………………………接
地線 9……………………………………………………………直
流漏れ電流測定装置 50…………………………………………………………制
御部 51,52,53,………………………………………ス
イッチ 54,55…………………………………………………直
流電源 56,93…………………………………………………コ
ンデンサ 91…………………………………………………………逆
起電力印加回路 92…………………………………………………………直
流電流成分測定器
源変圧器 2……………………………………………………………高
電圧母線 3……………………………………………………………高
圧リアクトル 4……………………………………………………………コ
ンデンサ 5……………………………………………………………直
流電圧重畳装置 6……………………………………………………………ケ
ーブル終端接続部 7……………………………………………………………C
Vケーブル 8……………………………………………………………接
地線 9……………………………………………………………直
流漏れ電流測定装置 50…………………………………………………………制
御部 51,52,53,………………………………………ス
イッチ 54,55…………………………………………………直
流電源 56,93…………………………………………………コ
ンデンサ 91…………………………………………………………逆
起電力印加回路 92…………………………………………………………直
流電流成分測定器
Claims (2)
- 【請求項1】 高電圧母線に接続した高圧リアクトルを
介して高電圧母線を通して運転状態にある被測定電力ケ
ーブルに直流電圧を重畳して該電力ケーブルの接地線に
流れる直流電流成分を検出し、該直流電流成分値又は絶
縁抵抗値によって該被測定電力ケーブルの絶縁劣化状態
を診断する方法において、上記被測定電力ケーブルに直
流電圧を重畳する装置の制御を、遠方の測定器側より該
被測定電力ケーブルの接地線から該電力ケーブルの静電
容量を介して制御信号を配電線に送信あるいは受信し、
該制御信号を上記高圧リアクトルに並列に設置したコン
デンサ又は同系統の近接した別の電力ケーブルの静電容
量を介して受信あるいは送信して行うことを特徴とする
電力ケーブルの絶縁劣化診断方法。 - 【請求項2】 高電圧母線に接続されるコンデンサと,
高電圧母線に接続した高圧リアクトルを介して高電圧母
線を通して被測定電力ケーブルに重畳する直流電圧を供
給すると共に高電圧母線に接続したコンデンサを介して
制御信号を送受信する直流電圧重畳装置と,高電圧母線
にケーブル終端接続部を介して接続された被測定電力ケ
ーブルの接地線に接続され前記直流電圧重畳装置と制御
信号の授受を行うと共に前記直流電圧重畳装置から高電
圧母線を介して被測定電力ケーブルに印加された直流電
圧に基づいて該被測定電力ケーブルの接地線に流れる直
流電流成分を測定する測定器と,によって構成してなる
電力ケーブルの絶縁劣化診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24901294A JPH08114635A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24901294A JPH08114635A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08114635A true JPH08114635A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17186700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24901294A Pending JPH08114635A (ja) | 1994-10-14 | 1994-10-14 | 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08114635A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112230172A (zh) * | 2020-09-21 | 2021-01-15 | 上海联影医疗科技股份有限公司 | 陷波装置及磁共振系统 |
-
1994
- 1994-10-14 JP JP24901294A patent/JPH08114635A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112230172A (zh) * | 2020-09-21 | 2021-01-15 | 上海联影医疗科技股份有限公司 | 陷波装置及磁共振系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9272626B2 (en) | Devices and methods for the safe driving, charging and energy recovery operation of an electric vehicle | |
| US8432175B2 (en) | System and method for evaluating vehicle charging circuits | |
| CN111372809B (zh) | 用于检测由充电站传输的电能的测量设备和方法 | |
| EP3572270A1 (en) | Dc charging cable and method for determining a temperature of the dc charging cable | |
| JP2011038898A (ja) | 電気自動車用急速充電器の充電ケーブル絶縁試験装置 | |
| CN210401531U (zh) | 用电安全监测装置 | |
| US7068040B2 (en) | Ground circuit impedance measurement apparatus and method | |
| JPH08114635A (ja) | 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置 | |
| JP4279426B2 (ja) | 高圧引込みケーブルのシールドテープ断線検出装置 | |
| JP2001272432A (ja) | 活線tanδ測定装置 | |
| EP3569441A1 (en) | Method for controlling a charging process of an electric vehicle and charging cable | |
| CN113109646B (zh) | 一种基于语音的电力电缆识别方法和电缆识别仪 | |
| JP2876322B2 (ja) | Cvケーブルの絶縁劣化診断方法 | |
| JPH0631435Y2 (ja) | ケーブル診断装置 | |
| JP2827964B2 (ja) | 活線下絶縁劣化診断方法及び装置 | |
| JP2564956B2 (ja) | 部分放電測定方法 | |
| JP2577825B2 (ja) | 非停電絶縁診断装置 | |
| JP3479339B2 (ja) | ケーブルの電気測定方法と電気測定装置 | |
| EP0570654A1 (en) | A remote eart resistance meter | |
| JPH0862264A (ja) | 電力ケーブルの絶縁抵抗測定装置 | |
| JP2612367B2 (ja) | 電力ケーブルの絶縁劣化診断法 | |
| JPH0627766B2 (ja) | Cvケーブルの絶縁劣化診断装置 | |
| JP2002250750A (ja) | 電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び絶縁劣化診断装置 | |
| JPH01141376A (ja) | 活線下電力ケーブルの絶縁診断システム | |
| JPH04215077A (ja) | 部分放電測定方法 |