JPH08114581A - 超音波による圧延ロール表面検査方法及び装置 - Google Patents

超音波による圧延ロール表面検査方法及び装置

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JPH08114581A
JPH08114581A JP6274408A JP27440894A JPH08114581A JP H08114581 A JPH08114581 A JP H08114581A JP 6274408 A JP6274408 A JP 6274408A JP 27440894 A JP27440894 A JP 27440894A JP H08114581 A JPH08114581 A JP H08114581A
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JP
Japan
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roll
flaw detection
ultrasonic
flaw
rotation
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JP6274408A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Meguro
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Kanto Special Steel Works Ltd
Original Assignee
Kanto Special Steel Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来探傷しにくい小径なロール表面において
も正確な探傷情報を得る方法及び装置の提供。 【構成】 振動子36を有する回動板47は反時計方向
に、振動子40を有する回動板48は時計方向に回動習
性がバネ43によって付与され、その動きを円柱突起4
6bにより規制されている。調整ダイアル44を回動す
ると摺動筒46が左右動して、円柱突起46bが左右動
するので振動子の探傷方向に対する送受信方向が調節さ
れる。したがって、従来探傷方向に送受信を行った音波
によって検出されない、探傷方向に長いが探傷方向と交
差する方向には短い傷も、傷が横方向に広がるために正
確に検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延ロールの表面に発
生したクラックを研削盤上で探傷する圧延ロール検査方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、ロール研削盤に設けられた圧延
ロールの表面に超音波探触子を接触させ、圧延ロールを
回転させることにより探触子を螺旋走査してロール表面
の傷を探傷する技術は特開平5−142215号公報
(先行例1)、及び特開平5ー281213号公報(先
行例2)として良く知られている。特に、先行例2は、
先行例1のタイヤ型表面波接触子が、その構造の複雑さ
と装置の振動による検出誤差の発生等の理由から、超音
波振動板とくさびの前後に設けたスイーパ及び可動板と
により研削カスや塵の侵入を防止し、非回転で超音波の
送受信を行う超音波探傷用斜角探触子が用いられている
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述す
る従来技術によると、上述する種々の諸装置を備えてい
るものの、振動子23による超音波の送受信方向は図1
4に示すように超音波探傷する方向19と同じ方向であ
り、そのために超音波に進行方向と直角に長い傷20
は、基準以上として傷として検出するが、同じ大きさで
あっても超音波の進行方向に長い傷21は基準以下とし
て傷とは判定しないという問題がある。ところが、超音
波の進行方向とある程度の角度を有している傷22であ
れば、超音波の進行方向と同じ方向の傷より大きい傷と
判定される場合がある。したがって、図13に示すよう
に振動子36もしくは40による超音波の送受信方向を
探傷方向19とある角度を有して探触子を設定すると傷
24もしくは25は傷として判定されることになる。ま
た、ロール表面の探傷の場合、音波はロール円周を一周
して探触子に戻るために、探触子直下と探触子から18
0゜反対面は不感帯となり、また、その180゜を越え
た後の欠陥エコーの検出はノイズ等により、また、欠陥
位置が遠くなれば音波の減衰が大きく傷の検出能が低下
する。したがって、円周を三面に分割して探傷するとよ
いのであるが、余り短くても音波が強すぎて小さな傷も
検出され、それらを案配して装置の調整をするのに高度
の技術を要するものであり、一般的に探触子から150
mmの距離の傷を検出するように設定される。そのため
に、小径のロールにおいては探傷方向と適度の角度を有
して前記150mmの距離をかせぐことが望ましいもの
である。上述の事情に鑑み、本発明は、正確な探傷を行
うロール表面検査方法および装置を提供することを目的
としたものである。また、本発明の他の目的は小径なロ
ール表面においても正確な探傷情報を得る方法および装
置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波を送受
信する探触子をロール状の被検体の表面に接触させ、ロ
ール状被検体を回転させるとともに探触子を所定量長手
方向に移動しつつ被検体表面を螺旋状に走査して探傷す
る超音波による圧延ロール表面検査方法及び装置を前提
としている。そして、本方法発明においては、超音波送
受信機構を複数有し、少なくとも1個は探傷方向に対し
て斜めに送受信を行うように構成したものである。ま
た、前記超音波送受信機構のうち、少なくとも1個の送
受信角度を探傷方向に対して調節するように構成すると
好ましいものである。また、2個の超音波送受信機構の
探傷方向に対する送受信角度を両者の送受信方向が探傷
方向前方において交差するように構成すると好ましいも
のである。また、2個の超音波送受信機構を交互に駆動
して探傷を行うように構成すると好ましいものである。
また、2個の超音波送受信機構を同時に駆動して探傷を
行うように構成すると好ましいものである。また、本装
置発明においては、ロール状被検体を研削する研削手段
と、複数の超音波送受信手段を有し、そのうち少なくと
もの一つ探傷方向に対する送受信角度を調節する調節手
段と、前記超音波送受信手段によって被検体表面を走査
し表面情報を入手する走査手段と、この走査手段を制御
する探傷手段と、被検体の回転を検知する回転検知手段
と、前記探傷手段と前記回転検知手段の信号を受けて探
傷状態を演算するとともに演算結果を判定する演算判定
手段とを備え、ロール状被検体の表面の探傷を行なうよ
うに構成したものである。また、2個の超音波送受信手
段を有し、両者の送受信方向が探傷方向の前方において
交差するように前記両者の超音波送受信手段を設定して
構成すると好ましいものである。また、前記両者の探傷
方向に対する送受信方向の角度を調節する調節手段を有
して構成すると好ましいものである。
【0005】
【作用】かかる構成によれば、本発明は以下に記載の作
用を有する。本発明は、超音波を送受信する探触子をロ
ール状の被検体の表面に接触させ、ロール状被検体を回
転させるとともに探触子を所定量長手方向に移動しつつ
被検体表面を螺旋状に走査して探傷する超音波による圧
延ロール表面検査方法及び装置を前提としている。そし
て、本方法発明においては、超音波送受信機構を複数有
し、少なくとも1個は探傷方向に対して斜めに送受信を
行うようになしているので、探傷方向に送受信した音波
によって検出されない傷も、傷が横方向に広がって検出
されるので傷として検出されるものである。また、前記
超音波送受信機構のうち、少なくとも1個の送受信角度
を探傷方向に対して調節するようになしているので、必
要に応じて、すなわちロールが小径の場合には角度を大
きく、大径の場合は角度を小さく調節することができ
る。また、2個の超音波送受信機構の探傷方向に対する
送受信角度を両者の送受信方向が探傷方向前方において
交差するようになしているので、上述したように、探傷
方向に送受信した音波によって検出されない傷も、傷が
横方向に広がって検出されるので傷として検出されるも
のであり、さらにこの場合、2個の超音波送受信機構を
交互に駆動して探傷を行うように構成すると、一方で検
出されない傷も他方で検出することができるものであ
る。また、2個の超音波送受信機構の探傷方向に対する
送受信角度を両者の送受信方向が探傷方向前方において
交差するようになし、2個の超音波送受信機構を同時に
駆動して探傷を行うように構成すると、反射エコーの強
度は2倍になり、実質的には傷として排除しなければな
らない傷でありながら検出されない傷でも検出すること
ができるものである。また、本装置発明においては、ロ
ール状被検体を研削する研削手段と、複数の超音波送受
信手段を有し、そのうち少なくともの一つの探傷方向に
対する送受信角度を調節する調節手段と、前記超音波送
受信手段によって被検体表面を走査し表面情報を入手す
る走査手段と、この走査手段を制御する探傷手段と、被
検体の回転を検知する回転検知手段と、前記探傷手段と
前記回転検知手段の信号を受けて探傷状態を演算すると
ともに演算結果を判定する演算判定手段とを備え、ロー
ル状被検体の表面の探傷を行なうように構成しているの
で、探傷方向に送受信した音波によって検出されない傷
も、傷が横方向に広がって検出されるので傷として検出
されるものである。また、前記超音波送受信機構のう
ち、少なくとも1個の送受信角度を探傷方向に対して調
節するようになしているので、必要に応じて、すなわち
ロールが小径の場合には角度を大きく、大径の場合は角
度を小さく調節することができる。また、2個の超音波
送受信手段を有し、両者の送受信方向が探傷方向の前方
において交差するように前記両者の超音波送受信手段を
設定してあるので、上述したように、探傷方向に送受信
した音波によって検出されない傷も、傷が横方向に広が
って検出されるので傷として検出されるものであり、さ
らにこの場合、2個の超音波送受信機構を交互に駆動し
て探傷を行うように構成すると、一方で検出されない傷
も他方で検出することができるものである。また、2個
の超音波送受信機構の探傷方向に対する送受信角度を両
者の送受信方向が探傷方向前方において交差するように
なし、2個の超音波送受信機構を同時に駆動して探傷を
行うように構成すると、反射エコーの強度は2倍にな
り、実質的には傷として排除しなければならない傷であ
りながら検出されない傷でも検出することができるもの
である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0007】図1は、本発明に係る圧延ロール検査装置
のシステム構成図、図2は、探傷子の一実施例図、図3
は、図2のA−A断面図、図4は、図2のB−B断面
図、図5は、図2のC−C断面図、図6は、図2のD−
D断面図、図7は、図2のE−E断面図、図8は、超音
波基本波形図、図9は、探傷器本体の基本的な構成を示
した機能ブロック図、図10は、探触子の作動状態を示
す流れ図、図11は、探傷状態を示す流れ図、図12
は、傷判定を示す流れ図、図13は、本発明に係る原理
を説明する図、図14は、超音波探触子の従来例を示す
図である。
【0008】図1において、ロール4はロール研削盤2
に回転可能に設けられ、一回転ごとに信号が研削盤2の
端子T1から信号線5を介して探傷器本体1に送出され
るように構成されている。研削盤2の往復台2aはベッ
ト2bにより左右動可能に設けられ、その左右動の状態
はトラバース信号として研削盤2の端子T2から信号線
7を介して探傷器本体1に送出されるように構成されて
いる。往復台2aに設けられた砥石部2dは、内部にロ
ール4の表面に対向して設けられた砥石を有し、ロール
4の芯方向の移動は図示しない機構で前後動可能に、芯
と平行方向の移動は図示しない機構で左右動可能に構成
されている。これら、左右動及び前後動は、研削盤2内
に設けられている図示しない制御装置により、制御され
る。
【0009】往復台2aに設けられたロール表面の状態
を検査する探触子3は、ロール4の表面に向かって接離
自在に設けられている。この探触子3は、通常はロール
4の表面より離間しているが、探傷器本体1から信号線
8を介しての電気信号によって、探傷時にはその接触面
は所定の圧力でロール4の表面に押圧されている。この
探触子3の内部には超音波送受信部3aが設けられ、こ
の送受信部3aから発信された超音波の反射波を受信し
て傷の有無が検出されるものである。この受信信号は信
号線6を介して探傷器本体1に送出されるように構成さ
れている。
【0010】また、探触子3には、ロール端検出部3b
が設けられ、このロール端検出部3bは探触子3がロー
ル4上にあるかどうかを検出するものであり、その電気
信号は信号線9を介して探傷器本体1に送出されるよう
に構成されている。信号線10は、後述するように探触
子3が正常な動作を行なうことを、セット完了信号とし
て探傷器本体1から研削盤2に送出するためのものであ
る。
【0011】探傷器本体1には、FD(フロッピーディ
スク)挿入口1eが設けられ、探傷判断条件が記憶され
たFDを挿入し、テンキー1bを操作することにより探
傷走査の準備が完了すると、探触子3からの入力信号に
よりランプ1f〜1hを点灯し、異常を知らせるように
構成されている。また、送受信部3a及びロール4の回
転数の入力信号を受け、内部のCPU(中央演算素子)
で演算し、その演算結果から探傷データを主画面1c及
びダミー画面1dに描写し、FDに記憶するとともにプ
リンタ1aによって記録データを打ち出すことができる
ように構成されている。
【0012】図2は探触子3の一実施例図、図3は、図
2のA−A断面図、図4は、B−B断面図、図5は、C
−C断面図、図6は、D−D断面図、図7は、E−E断
面図である。これらの図において、超音波の送受信部3
の筐体39内には、底部に超音波をロール4の表面に対
して斜めに送受するように振動子36および40(図
3)を設け、その送信方向前端部に可動板34がバネ4
1によってロール4の表面に押圧され上下動可能に設け
られている(図7)。この可動板34に近接して、その
前方に送風管32が設けられ、通路32aによってロー
ル4の表面にエアーが供給される。一方、筐体39の後
面39aのほぼ中央部には孔39bが開設され、その孔
39bにはネジ部分44aを有した調整ダイアル44が
止めリング45により外方へ抜け落ちを阻止され回動可
能に嵌挿されている。調整ダイアル44のネジ部分44
aには円柱状の摺動筒46が螺合し、この摺動筒46の
外周は、筐体39から延在している筒部39cの内周に
摺動可能に嵌合している。この筒部39cには長孔39
dが設けられ、この長孔39dには摺動筒46の外周に
突出して設けられた突起46aが摺動自在に嵌合して突
設されている(図3)。摺動筒46の外周後下部には円
柱状突起46bが設けられている。よって、調整ダイア
ル44を回転すると摺動筒46は長孔39cをガイドと
して摺動して、円筒状突起46bは図上左右動すること
になる。
【0013】筺体39の上面39eに設けられた送風管
31は、図4に示すように筒部39cを迂回した通路3
1aを介して下部31bからエアーをロール4の表面に
吹き付けて研削カスを吹き飛ばす為に設けられたもので
ある。また、送風管31と並んで、研削水を排除するス
イパー35がバネ42によりロール4の表面に向かって
押圧されて設けられている(図5)。また、振動子36
の後方には接触媒質を供給するために排出部33aに複
数の小孔を有した供給管33が設けられている。接触媒
質は上部から通路33bを介して排出部33aに供給さ
れ、研削終了に同期してロール4の表面に供給される
が、供給管33の下端から可動板34間に振動子36か
ら発信される超音波が空気層を介さないでロール表面内
に伝播されるように充填される。可動板34からの接触
媒質の漏洩は送風管32によるエアーカーテンにより防
止され、超音波の伝送路が確保される。
【0014】図2に示すように、筐体39内には振動子
36、40が探傷方向に対して角度を有して超音波を送
受信できるように設けられている(図3)。振動子3
6、40は回動板47、48に設けられ、回動板47に
設けられている回動軸47aは筐体39の筒部39fに
回動可能に嵌挿されている。また、回動板48も同様
に、回動軸48aが筐体39の筒部39gに回動可能に
嵌挿されている(図7)。回動板47の端部47bと回
動板48の端部48b間には、バネ43が張架され、図
3上回動板47は反時計方向に、回動板48は時計方向
に回動習性が付与され、回動板47及び48間に介在す
る円筒状の突起46bにより、その回動が規制されてい
る。
【0015】振動子36、40は、ロール4の表面と四
個のガイドローラ37を介して接触し、ロール4の矢印
方向の回転により走査するように構成されている。モニ
ター部3bの腕38は筐体39の一部に設けられ、図示
しない管によりモニター水が供給され、そのモニター水
は管38bからロール4の表面に洗浄水として供給さ
れ、探傷走査中に、送風管31及びスイパー35と共同
してロール面を洗浄することができるように構成されて
いる。このモニター水は接触媒質と共通であって、その
一部は管38aを介して接触媒質供給管33に供給され
る。腕38には、光センサ38cが設けられ、探触子3
がローラ4の長手方向の端部を外れる寸前に信号を送出
するように構成されている。また、筐体39は図示しな
い連結機構に設けられ、研削盤2またはシーケンサ13
の制御の基にロール4の表面から接離可能に構成されて
いる。
【0016】図8は、図1における探傷器本体1の主画
面1cまたはダミー画面1dに現われる、送受信部3a
が送受信する超音波の基本波形図である。今、図3の振
動子36、40が超音波を送信すると図1の信号線6を
介して探傷器本体1にその信号波形が入来し、それを受
けるゲートG1をオープンさせると図3のTの波形を画
面上に描写する。そのTの波形が形成される時間より後
にゲートG2をオープンさせると図8のSの近辺におけ
るロール4の表面において反射された超音波を受信する
ことができる。
【0017】Sの位置で反射した残りの超音波はロール
4の内部に侵入しゲートG2がオープンしている間にロ
ール4の表面のロール4内にクラックがあれば反射して
きた反射波を受信して、その時の時間と強度を演算して
画面上に表示する。G2がオープンされている間に反射
波がキャッチできないときは画面上に波形は現われな
い。一方、空間を伝播した超音波はモニター水38dに
反射され、ゲートG2がオープンしている間より遅くに
ゲートG3をオープンされると、それにキャッチされM
の波形を描写する。
【0018】これらの波形T及びMを検知して超音波を
発信していること及び接触媒質が供給されていることが
検知されるが、所定時間内にこれらがキャッチできない
と、図1の探傷器本体1内に設けられたランプ1fによ
って、超音波が発信されていないことまたはランプ1g
によって、接触媒質が供給されていないことが警告され
る。また、ゲートG2がオープンしている間に所定のレ
ベル以上の傷信号がキャッチされるとFの波形が現わ
れ、ロール4が回転しているためF波形は左から右へ移
動する。
【0019】図9は、探傷器本体の基本的な構成を示し
た機能ブロック図である。同図において、シーケンサ1
3は、超音波が発信されないとき点灯するランプ1f、
接触媒質が供給されないとき点灯するランプ1g、後述
するように探触子3がロールの長手端部を外れることを
検知して点灯するランプ1hが接続されるとともに、信
号線10を介して研削盤2及び信号線8を介して研削盤
2(図1)のアーム2eに出力信号を送出するように接
続されている。
【0020】連結アーム2eは、通常の動作において
は、研削盤2の指令によって動作するが、異常時は信号
線8を介してシーケンサ13からの指令で動作すること
も可能である。アーム2eに設けられている探触子3の
超音波送受信部3aは探触子制御手段16に接続され、
送受信部3aの走査信号は探触子制御手段16を通して
インタフェース10を介してCPU(中央演算素子)1
2に送出されるように接続されている。一方、探触子制
御手段16は異常検出手段17に接続されるとともに探
触子3のロール端検出部3bも異常検出手段17に接続
されている。したがって、送受信号部3aの走査入力と
ロール端検出部3bの検出信号は、ともに異常検出手段
17に接続されるように構成されている。異常検出手段
17の出力端子はシーケンサ13に接続され、異常出力
信号により前述の警報ランプ1f,1g,1hを点灯す
るように構成されている。
【0021】CPU12は、テンキー1bの他にインタ
ーフェース10の出力端、研削盤2(図1)に設けられ
たロール回転数検出手段14の出力端及びトラバース信
号発生手段15の出力端、プリンタ1a、表示装置1
c、記憶装置1e、インターフェース11に接続され、
インターフェース18とロール回転数検出手段14の情
報を演算し、その演算結果を記憶し、表示し、プリンタ
で記録できるように構成されている。また、CPU12
は探傷状態を演算する演算結果の判定が不合格の場合、
被検体表面の傷数により砥石部2d(図1)の往復研削
回数Nを設定して、その回数をインターフェース11を
介してシーケンサ13に指示するものである。尚、この
場合、研削回数をCPU12からシーケンサ13に指示
しているが、判定結果をCPU12から受けて、それに
より砥石部2dの研削回数をシーケンサ13において設
定するように構成してもよいことは勿論である。前記往
復の研削回数Nは、トラバース信号発生手段15により
CPU12、シーケンサ13によりカウントされる。ト
ラバース信号発生手段15は、1往復に対して4回の反
転信号を発生するので、4N回の反転信号でN回の砥石
部2dの往復研削をカウントできる。
【0022】インターフェース11の出力によって探傷
待ち信号と傷判定完了信号と、また研削盤2のトラバー
ス信号発生手段15の信号とがソーケンサ13に入力さ
れ、これらの信号からシーケンサ13はアーム2eの格
納及びロール表面への探触子3の接離信号を送出するよ
うに信号を与えることができる。
【0023】次に、上述のごとく構成された本実施例の
動作を説明する。図10は、探触子の作動状態をチェッ
クする流れ図である。図3に示すように調整ダイアル4
4を回動させて探傷方向に対する振動子の送受信角度を
ロール径に合わせて設定する。そして、図示しないスイ
ッチを操作して振動子の同時駆動モードに設定する。探
傷器本体1のスイッチを入れると、CPU12はステッ
プ(100)から動作を開始する。以下カッコ内の三桁
の数字はステップ番号を示す。まず、初期メニューのフ
ラッグの有無がチェック(101)される。この初期メ
ニューにおいては、以下のメニューを選択できる。 1.過去に記録されたファイルの読み込み 2.新規入力/登録 3.即探傷 4.既定値設定/変更/更新 5.信号レベルテスト
【0024】上記初期メニューの1.2.3.を設定す
ると、モード0(保留)、モード1(探傷待ち)、モー
ド2(往動探傷)、モード3(復動探傷)の探傷メニュ
ーを選択できる。モード0を選択すると、1)初期メニ
ューへの復帰、2)FDへ記録、3)プリンタへ印字、
4)しきい値2の変更等を選択することができる。傷判
定には、しきい値1である程度の足切りを行なう。この
設定をあまり低くすると正常の表面も傷と判定されてし
まうし、往動探傷で3,000個以上の傷が検出される
と、プログラムがオーバーフローしてしまうため、上記
初期メニューの5.信号レベルテストにて決定するが、
ここではその詳細説明は避ける。しきい値2はしきい値
1で探傷されたもののなかから、傷と判定されるものの
レベルであり、モード0の状態でこの設定変更ができ
る。
【0025】上記初期メニュー4.既定値設定/変更/
更新を選択すると、探傷ピッチ、同一傷判定距離、トラ
バース方向、しきい値1及び2、傷記録最大個数等の設
定ができる。ここにおいて、同一傷判定距離とは、本実
施例ではロールの往復距離を走査するダブルスキャン方
式であり、この両方のスキャンで同一位置にある傷を傷
と判定するものであるが、超音波探傷方式の絶対誤差お
よび所定面積範囲内であれば大きい傷一個であっても複
数個であっても傷として判断してもよいといった範囲等
を考慮して決定される。トラバース方向とは、ダブルス
キャンの片方を指定することであるが、通常は両方が指
定される。
【0026】初期メニューの設定が終了すると(10
2)、モードは0から1に加算され、往復台位置復帰信
号を待つ(103)ことになる。研削盤2に設けられた
図示しないスイッチを入れると、ロール4は回転を始め
て、砥石部2dはロール4の表面に当接し、研削を開始
するとともに図1の左方に移動を開始する。研削盤2
は、往復台2aのトラバースが停止すると砥石をロール
表面から離間し、トラバース信号発生手段15は往復台
位置復帰信号として反転信号をCPU12及びシーケン
サ13に送出する(図9)。シーケンサ13はアーム2
eを駆動して探触子3をロール4に接触させるとともに
モニター水及びエアーをロール4の表面に供給する。往
復台位置復帰信号が入る(103)と、超音波発信がさ
れているかどうかの判断(104)に進む。送受信部3
aにより発信が検知されないと、異常検出手段17によ
りシーケンサ13を介してランプ1fが点灯して発信無
しの警告がされる(105)。
【0027】発信が検知されると接触媒質が供給されて
いるかどうかの判断(106)に進む。モニター信号が
送受信部3aにより検知されないと、異常検出手段17
によりシーケンサ13を介してランプ1gが点灯して接
触媒質供給不能の警告がされる(107)。モニター信
号が入ると、シーケンサ13は信号線10を介して研削
盤2にセット完了信号を送る(108)。このセット完
了信号を受て、研削盤2は往復台2aをトラバーススタ
ートさせる。
【0028】図11は、探傷状態を示す流れ図である。
同図において、往復台2aがスタートとして、トラバー
ススタート信号が入ると(109)、モードは1から2
に加算される(110)。モードが0でない場合(11
1)、ロール回転数信号のチェック(112)に進む。
CPU12内のカウンタは、始めのロール回転数の信号
が入った時点から計時することによりロールの回転方向
であるY位置を演算しているが、ロール回転数信号が入
ると、Y位置カウンタをリセットし、X位置カウンタが
計数し(113)、超音波反射信号取組ステップ(11
4)に進む。
【0029】一方、反射信号取組はトラバーススタート
信号及びロール回転数信号の入来しないときにも行なわ
れ(114)、傷のXY位置及び画面上のXY位置の計
算が(115)される。しきい値1より小さい傷信号は
ダミー画面1dに描写され(117)、ダミーメモリー
に記憶(118)されるが、しきい値1より小さくない
ものは主画面に描写され(119)、CPU12のメモ
リーに記憶される(120)。プログラムがオーバーフ
ローしたり、データが多すぎたりして、テンキー1bに
より中断信号が入ると、データは消滅してAに戻るとと
もに、往復台2aを初期位置に戻し、そして、しきい値
のレベルを変更して再スタートすることになるが、中断
信号がない場合はBに戻る。
【0030】トラバースの往動が終わり、復動が始まり
反転信号が入ると、モードは3に加算され、ステップ
(112)から(121)を経て(109)に戻り、往
復台2aが初期位置に復帰し、トラバース戻り信号が入
り、モードは0に戻る。モードが0のときは、Cに進む
(111)。
【0031】図12は、傷判定を示す流れ図である。同
図において、しきい値2の変更フラッグの有無を判断す
るステップ(122)に進む。変更信号が入っていれ
ば、しきい値2以上の信号かどうか選別(124)さ
れ、往復で同一位置の傷を検出(125)し、信号レベ
ルの大きい順に並べ変え(126)、近距離にある傷同
志が同一の傷かどうか判定(127)され、画面上の位
置と表示円の径が計算(128)され、判定結果のグラ
フィック、数値表が用意(129)され、CPU12内
のメモリーに記憶(130)され、判定完了信号(13
1)を研削盤2に送出してAに戻る。
【0032】さて、本発明に係る実施例は上述したもの
に限定されるものではなく、例えば警報はランプのみで
なくブザーによってもよいものであり、またランプの点
灯と同時にブザーを鳴らして警告してもよいものであ
る。また、上記実施例においては、2個の振動子を同時
に駆動して音波を送受信して、欠陥エコーを検出してい
るが、一方の振動子のみを駆動させて音波を送受信させ
てもよく、一方の振動子で音波を送信して、他方の振動
子で反射波を受信してもよく、2個の振動子を交互に送
受信させてもよいことは勿論のことである。そして、一
方の振動子を駆動しての探傷測定の後に、他方の振動子
を駆動させて、その反射波を受信して探傷測定すると、
片方のみの振動子による測定では見落とした傷であって
も検出できるものであり、その後、さらに両振動子を同
時駆動させて測定を行うとさらに精密な測定ができるも
のである。したがって、上述の一方の振動子による測定
の後に他方の振動子による測定を行い、その後に両振動
子を同時に駆動して測定を行うように探傷プログラムを
用意することもできるものである。
【0033】そして、本発明においては、超音波送受信
機構を複数有し、少なくとも1個は探傷方向に対して斜
めに送受信を行うようになしているので、探傷方向に送
受信した音波によって検出されない傷も、傷が横方向に
広がって検出されるので傷として検出されるものであ
る。また、前記超音波送受信機構のうち、少なくとも1
個の送受信角度を探傷方向に対して調節するようになし
ているので、必要に応じて、すなわちロールが小径の場
合には角度を大きく、大径の場合は角度を小さく調節す
ることができる。また、2個の超音波送受信機構の探傷
方向に対する送受信角度を両者の送受信方向が探傷方向
前方において交差するようになしているので、上述した
ように、探傷方向に送受信した音波によって検出されな
い傷も、傷が横方向に広がって検出されるので傷として
検出されるものであり、さらにこの場合、2個の超音波
送受信機構を交互に駆動して探傷を行うように構成する
と、一方で検出されない傷も他方で検出することができ
るものである。また、2個の超音波送受信機構の探傷方
向に対する送受信角度を両者の送受信方向が探傷方向前
方において交差するようになし、2個の超音波送受信機
構を同時に駆動して探傷を行うように構成すると、図1
3に示すように反射エコーの強度は2倍になり、実質的
には傷として排除しなければならない傷でありながら検
出されない傷26でも検出することができるものであ
る。
【0034】
【効果】以上説明したように、本発明は、探傷方向に対
して音波を斜めに送受信するようになしているので、探
傷方向に送受信した音波によっては検出されない傷であ
っても、傷が横方向に広がって傷として検出されるとと
もに、小径のロール材においても探傷が可能であり、精
密な探傷を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧延ロール検査装置のシステム構
成図である。
【図2】探触子の一実施例図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】図2のC−C断面図である。
【図6】図2のD−D断面図である。
【図7】図2のE−E断面図である。
【図8】超音波基本波形図である。
【図9】探傷器本体の基本的な構成を示した機能ブロッ
ク図である。
【図10】探触子の作動状態を示す流れ図である。
【図11】探傷状態を示す流れ図である。
【図12】傷判定を示す流れ図である。
【図13】本発明に係る原理を説明する図である。
【図14】超音波探触子の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 探傷器本体 2 研削盤 3 探触子 4 ロール 5、6、7、8、9、10 信号線 11 インターフェース 12 CPU 13 シーケンサ 14 ロール回転数検出手段 15 トラバース信号発生手段 16 探触子制御手段 17 異常検出手段 18 インターフェース 31、32 送風管 33 接触媒質供給管 34 可動板 35 スイパー 36 振動子 38 腕 39 筐体 40 振動子 41、42、43 バネ 44 調整ダイアル 45 止めリング 46 摺動筒 47、48 回動板 F 欠陥エコー M モニター水からの反射波 S ロール表面からの一部反
射波 T 振動子よりの送信波

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子をロール状被検体表面に接
    触させ、該被検体の回転による超音波探触子の螺旋走査
    によりロール状被検体の表面を探傷する超音波による圧
    延ロール表面検査方法において、 超音波送受信機構を複数有し、少なくとも1個は探傷方
    向に対して斜めに送受信を行うことを特徴とする超音波
    による圧延ロール表面検査方法。
  2. 【請求項2】 前記超音波送受信機構のうち、少なくと
    も1個の送受信角度を探傷方向に対して調節する工程を
    有したことを特徴とする請求項1記載の超音波による圧
    延ロール表面検査方法。
  3. 【請求項3】 超音波探触子をロール状被検体表面に接
    触させ、該被検体の回転による超音波探触子の螺旋走査
    によりロール状被検体の表面を探傷する超音波による圧
    延ロール表面検査方法において、 2個の超音波送受信機構の探傷方向に対する送受信角度
    を両者の送受信方向が探傷方向前方において交差するよ
    うに調節して探傷測定を行うことを特徴とする超音波に
    よる圧延ロール表面検査方法。
  4. 【請求項4】 前記両者の超音波送受信機構を交互に駆
    動して探傷を行うことを特徴とする請求項3記載の超音
    波によるロール表面検査方法。
  5. 【請求項5】 前記両者の超音波送受信機構を同時に駆
    動して探傷を行うことを特徴とする請求項3記載の超音
    波によるロール表面検査方法。
  6. 【請求項6】 超音波探触子をロール状被検体表面に接
    触させ、該被検体の回転による超音波探触子の螺旋走査
    によりロール状被検体の表面を探傷する超音波による圧
    延ロール表面検査装置において、 ロール状被検体を研削する研削手段と、 複数の超音波送受信手段を有し、そのうち少なくとも一
    つの探傷方向に対する送受信角度を調節する調節手段
    と、 前記超音波送受信手段によって被検体表面を走査し表面
    情報を入手する走査手段と、 この走査手段を制御する探傷手段と、 被検体の回転を検知する回転検知手段と、 前記探傷手段と前記回転検知手段の信号を受けて探傷状
    態を演算するとともに演算結果を判定する演算判定手段
    とを備え、 ロール状被検体の表面の探傷を行なう超音波による圧延
    ロール表面検査装置。
  7. 【請求項7】 超音波探触子をロール状被検体表面に接
    触させ、該被検体の回転による超音波探触子の螺旋走査
    によりロール状被検体の表面を探傷する超音波による圧
    延ロール表面検査装置において、 ロール状被検体を研削する研削手段と、 超音波の送受信方向が探傷方向の前方において交差する
    ように設けられた2個の超音波送受信手段と、 前記超音波送受信手段によって被検体表面を走査し表面
    情報を入手する走査手段と、 この走査手段を制御する探傷手段と、 被検体の回転を検知する回転検知手段と、 前記探傷手段と前記回転検知手段の信号を受けて探傷状
    態を演算するとともに演算結果を判定する演算判定手段
    とを備え、 ロール状被検体の表面の探傷を行なう超音波による圧延
    ロール表面検査装置。
  8. 【請求項8】 超音波探触子をロール状被検体表面に接
    触させ、該被検体の回転による超音波探触子の螺旋走査
    によりロール状被検体の表面を探傷する超音波による圧
    延ロール表面検査装置において、 ロール状被検体を研削する研削手段と、 2個の超音波送受信手段を有し、その探傷方向に対する
    送受信角度を調節する調節手段と、 前記超音波送受信手段によって被検体表面を走査し表面
    情報を入手する走査手段と、 この走査手段を制御する探傷手段と、 被検体の回転を検知する回転検知手段と、 前記探傷手段と前記回転検知手段の信号を受けて探傷状
    態を演算するとともに演算結果を判定する演算判定手段
    とを備え、 ロール状被検体の表面の探傷を行なう超音波による圧延
    ロール表面検査装置。
JP6274408A 1994-10-13 1994-10-13 超音波による圧延ロール表面検査方法及び装置 Pending JPH08114581A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145146A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Jfe Steel Corp ローラの外面亀裂診断装置及び診断方法
CN114371220A (zh) * 2021-12-28 2022-04-19 唐山曹妃甸工业区长白机电设备检修有限公司 连铸辊系疲劳强度检测装置及方法

Cited By (3)

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