JPH07120443A - 車軸探傷装置 - Google Patents

車軸探傷装置

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JPH07120443A
JPH07120443A JP5270766A JP27076693A JPH07120443A JP H07120443 A JPH07120443 A JP H07120443A JP 5270766 A JP5270766 A JP 5270766A JP 27076693 A JP27076693 A JP 27076693A JP H07120443 A JPH07120443 A JP H07120443A
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JP
Japan
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sensor
axle
flaw detection
probe
face
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Application number
JP5270766A
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English (en)
Inventor
Shigeo Matsumoto
重夫 松本
Toshiaki Kaieda
俊昭 海江田
Yoshinori Ueda
可教 植田
Noritaka Morita
徳孝 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
East Japan Railway Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/26Scanned objects
    • G01N2291/269Various geometry objects
    • G01N2291/2696Wheels, Gears, Bearings

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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車軸超音波探傷装置の自動化を図るととも
に、探傷結果の再現性をよくする。 【構成】 第1の探触子ヘッド2a、2bに、空中超音
波探触子21、探触子22を配置し、第2の探触子ヘッ
ド3a、3bに探触子23を配置し、車軸1の端面のセ
ンタ穴の中心を検知し、各探触子ヘッドを車軸1に接触
させる。その後、車軸1の端面のセンタ穴を中心とする
同心円方向に各探触子ヘッドを回転させ、各探触子にお
いて車軸の探傷を自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば電車の車軸の非
破壊検査を行う探傷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のこの種の車軸探傷装置
を示す図である。図11において、1は検査対象となる
電車の車軸、4a、4bは上記車軸1の欠陥検出のため
の探触子を実装している探触子ヘッド、5a、5bは上
記探触子ヘッド4a、4bの上下、左右、前後移動及び
回転を行う機構装置、7は上記探触子ヘッド4a、4b
に配置された探触子に超音波の送信指示、探触子から入
力した反射エコーを受信する超音波探傷器、8は上記超
音波探傷器7の出力を表示するディスプレイ、10は上
記探触子ヘッド4a、4bと車軸1の端面の間のギャッ
プに油の充填を行う給油ユニット、11は上記機構装置
5a、5b及び給油ユニット10に動作指令を行うため
の操作・制御部である。
【0003】図12は、電車の車軸1の端部を拡大した
図であり、図12(a)は車軸の側面図、図12(b)
は端面から見た図である。図12において、N0 は車輪
を削る車輪旋盤のセンタ位置決め用のセンタ穴、N1
車軸取付のためのボズ止め用のネジ穴である。
【0004】次に動作について説明する。車軸1の端面
に探触子ヘッド4aを接触させるため、操作・制御部1
1より、探触子ヘッド4aを上下に動作させるスイッチ
を押すと、操作・制御部11より機構装置5aに制御信
号が送られ、機構装置5aによって探触子ヘッド4aが
上下方向に動作する。探触子ヘッド4aの左右、前後方
向の動作も上下方向と同様に、操作・制御部11より、
左右または前後に動作させるスイッチを押すことによ
り、機構装置5aによって探触子ヘッド4aが左右また
は前後方向に動作する。以上の操作を行うことにより、
探触子ヘッド4aを車軸1の端面の中心に接触させる。
探触子ヘッド4bも同様の操作により、車軸1の端面に
接触させる。探触子ヘッド4a、4bを車軸1の両端面
に接触させた後、操作・制御部11より給油の操作を行
う。給油操作が行われると、操作・制御部11より給油
ユニット10に制御信号が送られ、機構装置5a、5
b、探触子ヘッド4a、4bを経由して、車軸1の端面
と探触子ヘッド4a、4bの間に油が充填される。次
に、超音波探傷器7を操作し、探触子ヘッド4aに組込
まれた探触子に超音波の送信指示を行い、その後、探触
子ヘッド4aに組込まれた探触子からの超音波の反射エ
コーを超音波探傷器7が入力し、そのエコーは、ディス
プレイ8に伝送され、ディスプレイ8によって図13の
ように表示される。
【0005】なお、図13(a)は欠陥のない標準波
形、図13(b)は欠陥のある欠陥波形の例を示す図で
あり、図13においてSは表面エコー、Bは底面エコ
ー、Fは欠陥エコー、Hは段差エコーである。
【0006】次に操作・制御部11により、探触子ヘッ
ド4aを回転させるスイッチを押すと、操作・制御部1
1より機構装置5aに制御信号が送られ、機構装置5a
によって探触子ヘッド4aが回転動作する。そのとき、
ディスプレイ8に表示される図13の波形をオペレータ
が目視により見て、図13(a)の標準波形と異なる図
13(b)に示すような欠陥波形が表れたとき、オペレ
ータは操作・制御部11から探触子ヘッド4aの回転動
作を停止させる。停止後、ディスプレイ8に表示されて
いる図13(b)の波形を見て、欠陥とすべきエコー高
さを判断し、欠陥と判断した場合、車軸1の端面から欠
陥までの距離をディスプレイ8を見て記録する。
【0007】ところで車軸1を端面から見たとき、図1
3(b)に示すように、ネジ穴N1があいているためそ
の部分を探触子ヘッド4aが通過するときに図13の表
示波形が乱れるため、その部分については、探傷を行わ
ない。また、車軸1の反対側の端面も、機構装置5bと
探触子ヘッド4bを使用して上記と同様に探傷を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の車軸超音波探傷
装置は以上のように構成されているので、探触子ヘッド
を車軸の端面の中心に接触させるとき、オペレータが手
動操作で位置合せするため、位置決め制度のバラツキが
多く、また、時間がかかるという問題があった。
【0009】また、手動操作、目視による探傷結果を判
断、記録を行っているため、同じ車軸を何回か探傷した
場合に、探傷結果の再現性が悪くなる。また、目視によ
る判断のため、オペレータによる欠陥の判断に熟練を要
するなどの問題があった。
【0010】また、車軸の端面にあるネジ穴等の影響に
より、探傷できない位置が発生するという問題があっ
た。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、検査を自動化するととも
に、探傷結果の再現性が良いこと及びオペレータの欠陥
判断に熟練を要しない検査のできる探傷装置を得ること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる車軸探
傷装置は、車軸の端面に形成されたセンタ穴に対応して
設けられ、上記端面の中心を検知するための第1のセン
サと、上記第1のセンサを中心とする同心円上に配置さ
れた欠陥検知のための第2のセンサとを有し、上記端面
に対向して配置される第1のセンサヘッドと、上記車軸
の軸周上の表面に対応して設けられ、欠陥検知のための
第3のセンサを有し、上記車軸の軸周上の表面に対向し
て配置された第2のセンサヘッドと、上記第1のセンサ
を、上記端面に対しそのセンタ穴を横切りかつ互いに交
差する第1、第2の直線方向に移動させ、また上記第2
のセンサを上記端面に対しそのセンタ穴を中心とする同
心円方向に回転させ、また上記第3のセンサを上記軸周
上の表面にて上記センタ穴を中心とする同心円方向に回
転させるように、上記第1のセンサヘッドと上記第2の
センサヘッドを可動させる可動手段と、上記第2のセン
サヘッドを上記軸周上の表面に対接させる対接手段と、
上記第1のセンサが、上記第1の直線方向に沿って上記
センタ穴を横切るように上記端面上を移動したときに、
上記第1のセンサで得られる第1のセンサヘッドの移動
距離に対応した信号レベルに基づき第1の直線と第2の
直線との交点を示す第1のセンサの移動開始位置から停
止位置までの移動距離の中心位置A1 を求めるととも
に、その停止位置から中心位置A 1 までのもどり量F1
を求める手段と、上記第1のセンサが上記第2の直線方
向に沿って上記センタ穴を横切るように上記端面上を移
動したときに、上記第1のセンタで得られた移動距離に
対応した信号レベルに基づいて車軸の端面の中心を示す
第1のセンサの移動開始位置から停止位置までの移動距
離の中心位置A2 を求めるとともに上記第1のセンサの
停止位置から上記中心位置A2 までのもどり量F2 を求
める手段とを有する演算手段と、上記第1のセンサが上
記中心位置A2 の位置に対応し、かつ上記第1のセンサ
ヘッドが車軸の端面に対接した状態で上記第1のセンサ
ヘッドが回転したときに得られる回転角度に対する上記
第2のセンサの探傷信号を処理する手段と、上記第1の
センサが上記中心位置A2 の位置に対応し、かつ上記第
2のセンサヘッドが車軸の軸周上の表面に対接した状態
で上記第2のセンサヘッドが回転したときに得られる回
転角度に対する上記第3のセンサの探傷信号を処理する
手段と、上記演算手段の出力を受けて上記可動手段と対
接手段とを制御する制御手段とを具備したものである。
【0013】またこの発明に係わる車軸探傷装置は、上
記車軸の軸周上に対応して設けられ、欠陥検知のための
第3のセンサを有し、上記車軸の軸周上の表面に対向し
て配置された第2のセンサヘッドにおいて、上記車軸の
軸方向に対して、あらかじめ設定した位置に上記第3の
センサを移動する移動手段を具備したものである。
【0014】またこの発明に係わる車軸探傷装置は、車
軸探傷時、探傷ゲートの探傷範囲をあらかじめ設定し、
上記探傷範囲の起点の位置に、あらかじめ設定したゲー
ト幅の探傷ゲート1を設定し、ゲート内の最大エコーを
検出し、次にゲート設定位置を上記探傷ゲート1の終点
を起点とし、上記探傷ゲート1のゲート幅と同じ幅で探
傷ゲート2を設定し、ゲート内の最大エコーを検出し、
以後ゲート設定位置を順次移動して、上記探傷範囲内の
全ての傷を検出するようにしたものである。
【0015】
【作用】この発明において第1のセンサを第1、第2の
直線に沿って移動させることにより得られる第1のセン
サのエコーレベルに基づいて車軸の端面の中心を検出す
る。その検出された端面の中心に第1のセンサを位置さ
せ、かつ第1のセンサヘッドを車軸の端面に対接させ、
かつ第2のセンサヘッドを車軸の軸周上の表面に対接さ
せた状態で第1のセンサヘッドと第2のセンサヘッドを
回転させることにより得られる第2のセンサの探傷信号
と、第3のセンサの探傷信号とを処理し、車軸の探傷を
行うことができる。
【0016】またこの発明において第3のセンサを、車
軸の軸方向に対して、あらかじめ設定した位置に第3の
センサを移動することにより、あらゆる種類の車軸に対
応する車軸の探傷を行うことができる。
【0017】またこの発明において、車軸探傷時、探傷
ゲートの探傷範囲をあらかじめ設定し、上記探傷範囲の
起点の位置に、あらかじめ設定したゲート幅の探傷ゲー
ト1を設定し、ゲート内の最大エコーを検出し、次にゲ
ート設定位置を上記探傷ゲート1の終点を起点とし、上
記探傷ゲート1のゲート幅と同じ幅で探傷ゲート2を設
定し、ゲート内の最大エコーを検出し、以後ゲート設定
位置を順次移動して、上記探傷範囲内の全ての傷を検出
することができる。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す図である。
図1において、1は検査対象となる電車の車軸、2a、
2bは第1のセンサの空中超音波探触子と超音波の送受
信を行う第2のセンサの探触子(斜角・垂直探触子を組
合せたもの)を配置した第1のセンサヘッドである第1
の探触子ヘッド、3a、3bは超音波の送受信を行う第
3のセンサの探触子(斜角探触子)を配置した第2のセ
ンサヘッドである第2の探触子ヘッド、5a、5bは第
1の探触子ヘッド2a、2bと、第2の探触子ヘッド3
a、3bとの上下、左右、前後移動及び回転を行う機構
装置、6a、6bは第1の探触子ヘッド2a、2bと、
第2の探触子ヘッド3a、3bとの移動動作時の移動量
を検出する移動量検出部、7は第1の探触子ヘッド2
a、2bに配置された探触子、空中超音波探触子、及び
第2の探触子ヘッド3a、3bに配置された探触子に超
音波の送信指示、各探触子から入力した反射エコーを受
信を行う超音波探傷器、8は超音波探傷器7の出力を表
示するディスプレイ、9は超音波探傷器7の探傷データ
を入力し、そのデータのグラフ表示や印字、超音波探傷
器7への車軸1の長さや探傷ゲート等の各パラメータの
設定を行うデータ処理部、10は第1の探触子ヘッド2
a、2bと車軸1の端面との間及び第2の探触子ヘッド
3a、3bと車軸1の円周上の表面との間のギャップに
油の充填を行う給油ユニット、11は機構装置5a、5
b及び給油ユニット10に動作指令を行い、また移動量
検出部6a、6bから第1の探触子ヘッド2a、2b
と、第2の探触子ヘッド3a、3bとの移動量を入力す
る操作・制御部、7aは操作・制御部11から移動量検
出部6a、6bが検出した移動量を入力し、機構装置5
a、5bの戻り量を計算する演算部である。
【0019】図2は、第1の探触子ヘッド2a、2bの
詳細を示す図である。図2において、21は空中で距離
計測を行い、第1の探触子ヘッド2a、2bと車軸1の
端面との距離測定及び図12(b)に示すセンタ穴N0
を検知するための第1のセンサの空中超音波探触子、2
2は車軸1の各探傷部位に対応する探傷を行うための第
2のセンサの探触子であり、複数個実装されている。な
お、第1の探触子ヘッド2a、2bは、車軸1の端面に
対向して配置され、空中超音波探触子21はセンタ穴N
0 に対応し、各探触子22は空中超音波探触子21を中
心とする同心円上に配置されている。
【0020】図3は、第2の探触子ヘッド3a、3bの
詳細を示す図である。図3において、23は車軸1の各
探傷部位に対応する探傷を行うための第3のセンサの探
触子であり、複数個実装されている。24はパルス数を
入力すると、それに対応したパルス数分だけ回転するパ
ルスモータ、25はパルスモータ24の回転により回転
するボールスクリュ(ネジ)、26はボールスクリュ
(ネジ)25の回転により直線移動を行う移動テーブ
ル、27は移動テーブル26が移動するための案内軸で
ある。なお、探触子23は移動テーブル26に取り付け
られる。なお、第2の探触子ヘッド3a、3bは、車軸
1の軸周上の表面に対向して配置されている。
【0021】次に動作について図4に示すフローチャー
トで説明する。図4において、まずステップ31で探傷
に必要な各パラメータ設定を行う。ステップ31の各パ
ラメータ設定は、データ処理部9を操作し、検査する車
軸1の軸長や、探傷に必要なゲート範囲、欠陥判定レベ
ル等の各パラメータを設定する。設定が終了するとデー
タ処理部9から超音波探傷器7及び操作・制御部11へ
上記設定データが転送され、超音波探傷器7及び操作・
制御部11は探傷開始待ち状態となる。
【0022】次に、操作・制御部11により探傷開始ス
イッチを押すことにより機構装置5aに動作指令を出力
する。操作・制御部11が動作指令を出力するとステッ
プ32で車軸1のセンタ穴検知を行う。機構装置5a
は、第1の探触子ヘッド2aを、初め図5に示すように
車軸1の端面に対し、センタ穴N0 を横切る第1の直線
1 方向に移動を開始する。なお第1の探触子ヘッド2
aは、初期位置として左右方向(センタ穴N0 を横切
り、かつ第1の直線と交差する第2の直線L2 の方向)
は、図12(b)のセンタ穴N0 のほぼ中心に、上下
(第1の直線L1 )方向は、車軸1の高さ方向の最大値
より上に、車軸1の端面との間は、一定距離あけた位置
に予め設定しておく。開始と同時に操作・制御部11よ
り超音波探傷器7に空中超音波開始信号が出力され、超
音波探傷器7は、空中超音波探触子21へ超音波の送信
指示及び反射エコーの入力を行う。このとき、第1の探
触子ヘッド2aの移動量は、移動検出部6aにより検出
され、操作・制御部11を経由して、演算部7aへ出力
される。超音波探傷器7は、第1の探触子ヘッド2aの
第1の直線L1 移動時、一定距離毎に、空中超音波探触
子21からの反射エコーを記録する。操作・制御部11
は、車軸1の高さ方向の最大位置から最小位置へ第1の
探触子ヘッド2aを移動させると停止命令を機構装置5
aに出力するとともに、第1の探触子ヘッド2aは移動
を停止する。
【0023】演算部7aは、超音波探傷器7が測定した
第1の探触子ヘッド2aの移動距離毎のエコー高さから
車軸1の端面の上下方向の中心位置すなわち第1の直線
1と第2の直線L2 との交点を示す空中超音波探触子
21の移動開始から停止までの移動距離の中心位置A1
を計算し、第1の探触子ヘッド2aのその停止位置から
中心位置A1 までの戻り量F1 を計算して、操作・制御
部11に出力する。操作・制御部11は、その戻り量F
1 を機構装置5aに出力し、機構装置5aによって第1
の探触子ヘッド2aが車軸1の端面の上下方向の中心位
置に移動する。
【0024】中心位置A1 を求める方法を図6により説
明する。図6において、横軸は、演算部7aが入力した
第1の探触子ヘッド2aの移動距離、縦軸は移動距離毎
に対する超音波探傷器7が入力した空中超音波探触子2
1からのエコー高さである。このエコー高さは、センタ
穴N0 以外の位置は、車軸1の端面が平らなため高く安
定しているが、センタ穴N0 を通過するとき、図12の
車軸側面から見た図12(a)に示すようにセンタ穴N
0 が斜めにあいているため、反射エコーは小さくなる。
演算部7aは、この小さくなった距離をあらかじめ設定
されているセンタ穴判定レベルにより計算し、センタ穴
判定レベルより小さくなる初めの距離51と大きくなる
距離52を求め、距離51と距離52の中心である距離
53を求める。
【0025】更に、移動停止位置から距離53までの距
離を求めて、戻り量F1 として、操作・制御部11に出
力する。操作・制御部11は演算部7aの出力を受けて
第1の探触子ヘッド2aの空中超音波探触子21が中心
位置A1 に位置するように第1の直線L1 上を移動させ
た後、第2の直線L2 の移動開始位置に、第1の探触子
ヘッド2aを移動させる。第1の探触子ヘッド2aにお
ける第2の直線L2 の移動開始から停止までの動作及び
第2の直線L2 の停止位置から中心位置A2 までの戻り
量F2 の求める方法及び第2の直線L2 の停止位置から
中心位置A2 までの動作は、上記第1の直線L1 方向と
同様に行われ、第1の探触子ヘッド2aが端面の中心位
置A2 に移動する。第2の探触子ヘッド3aは、上記セ
ンタ穴検知における第1の探触子ヘッド2aの動作に付
随して同様に動作する。
【0026】第1の探触子ヘッド2aが車軸1の中心位
置A2 への移動完了後、次に、図4のステップ33に示
す第1のセンサヘッド対接動作を行う。操作・制御部1
1は第1の探触子ヘッド2aが車軸1の中心位置A2
の移動完了後、機構装置5aに第1の探触子ヘッド2a
を前進させ車軸1の端面に接触させ停止させる。このと
きの前進距離は、超音波探傷器7が空中超音波探触子2
1からの反射エコーから求めた第1の探触子ヘッド2a
と車軸1の端面までの距離である。第2の探触子ヘッド
3aは、上記第1の探触子ヘッド2aの対接動作に付随
して前進し停止する。このとき、第2の探触子ヘッド3
aは、まだ車軸1に接触はしていない。
【0027】第1の探触子ヘッド2aが車軸1の端面に
接触し停止完了後、次に、図4のステップ34に示す第
3のセンサ位置設定動作を行う。操作・制御部11はス
テップ31にて各パラメータが設定されていて、この情
報をもとに、第3のセンサである探触子23の位置を設
定する。操作・制御部11は、あらかじめ設定された探
触子23の位置情報に対応したパルス信号を、パルスモ
ータ24に対して出力し、それに対応してパルスモータ
24が回転し、ボールスクリュ25が回転することによ
り移動テーブル27が直線移動を行い、所定の位置に探
触子23が移動し停止する。
【0028】第3のセンサである探触子23の位置が設
定された後、次に、図4のステップ35に示す第2のセ
ンサヘッドの対接動作を行う。第2のセンサヘッドであ
る第2の探触子ヘッド3aは、機構装置5aに取り付け
られていて、エアーシリンダにより車軸1の円周上の表
面に接触させる。
【0029】第1の探触子ヘッド2aが車軸1の端面
に、第2の探触子ヘッド3aが車軸1の円周上の表面に
それぞれ接触し、停止すると次の、図4のステップ36
及びステップ37の第2のセンサによる探傷及び第3の
センサによる探傷を行う。
【0030】操作・制御部11より、給油ユニット10
に給油の制御信号が出力され、機構装置5aを経由し、
第1の探触子ヘッド2a及び第2の探触子ヘッド3aへ
油が供給される。これにより、第1の探触子ヘッド2a
と車軸1の端面とのギャップ、及び第2の探触子ヘッド
3aと車軸1の円周上の表面とのギャップに油が充填さ
れる。一定時間後、操作・制御部11より、機構装置5
aに第1の探触子ヘッド2a及び第2の探触子ヘッド3
aの回転動作指令が出力され、機構装置5aによって、
第1の探触子ヘッド2aが図5に示す車軸1の端面の中
心位置A2 を中心に回転動作を開始すると同時に第2の
探触子ヘッド3aが第1の探触子ヘッド2aに連動して
軸周方向に回転する。操作・制御部11は、機構装置5
aに第1の探触子ヘッド2a及び第2の探触子ヘッド3
aを一定角度(例えば10゜)回転させる回転動作指令
を出力し、機構装置5aによって第1の探触子ヘッド2
a及び第2の探触子ヘッド3aがそれぞれ一定角度回転
する。一定角度回転し、第1の探触子ヘッド2a及び第
2の探触子ヘッド3aが停止すると、操作・制御部11
は、超音波探傷器7へ、探傷開始信号を出力する。超音
波探傷器7は、その探傷開始信号によって探傷を開始す
る。
【0031】探傷の方法を図7及び図8により説明す
る。第1の探触子ヘッド2a内の探触子22、第2の探
触子ヘッド3a内の探触子23は、図7に示すように各
探触子に対応して、車軸1の探傷部位が予め設定されて
いる。つまり、予め探傷ゲート設定範囲を設定してい
る。超音波探傷器7は、各探触子に対応して、図8に示
すようなゲート設定を行う。超音波探傷器7は、最初の
ゲート位置を探傷ゲート1に示すように探傷ゲート設定
範囲の先頭部に予め設定されたゲート幅で探傷ゲートG
1を設定し、その設定されたゲート内の最大エコーを検
出し、その最大エコーの車軸1の端面からの軸長方向の
距離と、軸周方向の角度とエコー高さを記憶する。次に
ゲート位置を探傷ゲートG2に示すように探傷ゲートG
1の終点を起点とし、探傷ゲートG1のゲート幅と同じ
幅で探傷ゲートG2を設定し、そのゲート内の最大エコ
ーを検出し、探傷ゲートG1と同様にその位置とエコー
高さを記憶する。以後、探傷ゲートを上記と同様に順次
移動し、探傷ゲートGnまで設定し、それぞれのゲート
内の最大エコーを検出し、探傷ゲートG1と同様にその
位置とエコー高さを記憶する。探傷ゲートG1から探傷
ゲートGnまで探傷ゲート設定範囲内のそれぞれのゲー
ト内の最大エコーを検出し、記憶する。これらにより、
例えば欠陥F1、欠陥F2のそれぞれに対して、車軸1
の端面からの軸長方向の距離と、軸周方向の角度とエコ
ー高さを記憶する。各探触子に対応して設定されている
探傷ゲート設定範囲内の各探傷ゲートにおいて、上記探
傷処理が終了した段階で、超音波探傷器7は、操作・制
御部11に探傷中断信号を出力する。
【0032】操作・制御部11は、超音波探傷器7から
の探傷中断信号により、機構装置5aに第1の探触子ヘ
ッド2a及び第2の探触子ヘッド3aを一定角度回転さ
せる回転動作指令を出力し、機構装置5aによって、第
1の探触子ヘッド2a及び第2の探触子ヘッド3aがそ
れぞれ一定角度回転し、停止する。停止後、前記と同様
に探傷処理が行われる。以後、それぞれ繰り返し行い、
軸周方向全ての探傷が行われると、操作・制御部11よ
り、超音波探傷器7に探傷終了信号が出力されるととも
に、機構装置5aに、第1の探触子ヘッド2a及び第2
の探触子ヘッド3aを原点位置(初期位置)に復帰させ
る制御信号を出力し、機構装置5aにより、第1の探触
子ヘッド2a及び第2の探触子ヘッド3aを原点位置に
移動、停止させる。また、給油ユニット10に対し、給
油停止信号が出力され、給油が停止する。
【0033】機構装置5b、移動量検出部6b、第1の
探触子ヘッド2b及び第2の探触子ヘッド3bも、前記
機構装置5a、移動量検出部6a、第1の探触子ヘッド
2a及び第2の探触子ヘッド3aと同様の動作、処理を
行う。
【0034】超音波探傷器7は、操作・制御部11から
の探傷終了信号により、各探触子ヘッド内の各探触子か
らの全角度の探傷結果を記憶し、またデータ処理部9に
より予め設定されていた欠陥判定値、コーナーエコー除
去設定距離等と、記憶していた探傷結果とを比較し、車
軸1の探傷合否判定を行う。また、超音波探傷器7は、
記憶していた探傷結果をデータ処理部9に伝送するとと
もに、上記探傷合否判定結果をデータ処理部9及び操作
・制御部11に伝送する。これらの探傷結果により、デ
ータ処理部9は、上記探傷結果及び探傷合否判定結果の
保存、グラフ表示及び印字等を行う。また、操作・制御
部11は、探傷合否判定欠陥の表示等を行う。
【0035】また、第1の探触子ヘッド2a、2b及び
第2の探触子ヘッド3a、3bの移動方法を以下に説明
する。
【0036】図9は、第1の探触子ヘッド2a、2b及
び第2の探触子ヘッド3a、3bの左右の移動を行う機
構部を示す図である。図9(a)は平面図、図9(b)
は中央部断面図である。図9において、50は機構部の
ベース、51はパルス数を入力すると、それに対応した
パルス数分だけ回転するパルスモータ、52はパルスモ
ータ51の回転により回転するボールスクリュ(ネ
ジ)、53はボールスクリュ(ネジ)52の回転により
直線移動を行う移動テーブル、54は移動テーブル53
が移動するための案内軸、55は移動テーブル53と案
内軸54の間のボールベアリング、56はボールスクリ
ュ(ネジ)52の回転を直線移動に変えるための移動テ
ーブルに取り付けたボールスクリュ(軸受)である。
【0037】第1の探触子ヘッド2a、2b及び第2の
探触子ヘッド3a、3bの左右の移動を行うために、操
作・制御部11より移動すべき距離に対応したパルス数
をパルスモータ51に入力する。パルスモータ51は、
入力されたパルス数に対応した回転を行い、ボールスク
リュ(ネジ)52を回転させる。ボールスクリュ(ネ
ジ)52の回転が、ボールスクリュ(軸受)56により
移動テーブル53を直線移動に変えて、第1の探触子ヘ
ッド2a、2b及び第2の探触子ヘッド3a、3bを移
動する。なお、第1の探触子ヘッド2a、2b及び第2
の探触子ヘッド3a、3bの上下、左右の移動は、図9
と同様の構造の機構部によりなされている。
【0038】図10は、第1の探触子ヘッド2a、2b
及び第2の探触子ヘッド3a、3bの回転を行う機構部
を示す図である。図10(a)は平面図、図10(b)
は中央部断面図である。図10において、60は機構部
のベース、61はパルス数を入力すると、それに対応し
たパルス数分だけ回転するパルスモータ、62はパルス
モータ61の回転により回転するウォームギア、63は
ウォームギア62の回転により回転する回転テーブル、
64はウォームギア62の回転を回転テーブルに伝える
ウォームホィール、65はベース60に取り付けた軸、
66はベース60と回転テーブル63の間の軸受であ
る。
【0039】第1の探触子ヘッド2a、2b及び第2の
探触子ヘッド3a、3bの回転を行うために、操作・制
御部11より回転すべき角度に対応したパルス数をパル
スモータ61に入力する。パルスモータ61は、入力さ
れたパルス数に対応した回転を行い、ウォームギア62
を回転させる。ウォームギア62の回転が、ウォームホ
ィール64により回転テーブル63を回転させ、第1の
探触子ヘッド2a、2b及び第2の探触子ヘッド3a、
3bを回転させる。なおベース60は、図9の移動テー
ブル(例えば左右に移動のテーブル)に設けられる。
【0040】なお上記実施例では第2のセンサとして垂
直・斜角探触子の組合せたものを用い、第3のセンサと
して斜角探触子を用いたが、この発明は垂直・斜角探触
子を組合せたもの、あるいは垂直又は斜角探触子を用い
たもので良く、探傷目的に応じて適宜選択して使用すれ
ば良い。
【0041】また上記実施例では、車軸として電車の車
軸について超音波を用いて探傷する装置を例に上げて説
明したが、この発明は電車の車軸以外の軸にも適用で
き、またその探傷方法は超音波に限るものではない。
【0042】また車軸の端面は実施例では、センタ穴N
0 、ネジ穴N1 を形成したものを例に上げて説明した
が、センタ穴N0 のみ有するものでも適用できることは
言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0044】車軸端面にあるセンタ穴の中心を自動的に
検知して第1のセンサヘッドを車軸端面に、第2のセン
サヘッドを車軸の軸周上の表面に接触するように構成し
たので、接触時の位置精度が高く、また時間も短縮でき
る効果である。
【0045】また、第2のセンサヘッドを車軸の軸周上
の表面に接触するように構成したので、車軸の端面のネ
ジ穴の影響を受けない探傷が可能となる効果がある。
【0046】また、探傷方法を、予め設定した探傷範囲
全体に対して、順次細分化して探傷し、自動判定できる
ように構成したので、探傷時間を短縮でき、探傷結果の
再現性も良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す車軸超音波探傷装置
を示す図である。
【図2】この発明の第1のセンサヘッドを示す図であ
る。
【図3】この発明の第2のセンサヘッドを示す図であ
る。
【図4】この発明のフローチャートを示す図である。
【図5】車軸端面のセンタ穴検出時の探触子の移動方法
を示す図である。
【図6】車軸端面のセンタ穴検出の方法を示す図であ
る。
【図7】各探触子の車軸内の探傷部位を示す図である。
【図8】探傷時のゲート設定を示す図である。
【図9】センサヘッドの左右の移動を行う機構装置を示
す図である。
【図10】センサヘッドの回転を行う機構装置を示す図
である。
【図11】従来の車軸探傷装置を示す図である。
【図12】車軸の端面の拡大した図である。
【図13】ディスプレイに表示された超音波エコーを示
す図である。
【符号の説明】
1 車軸 2a 第1の探触子ヘッド 2b 第1の探触子ヘッド 3a 第2の探触子ヘッド 3b 第2の探触子ヘッド 5a 機構装置 5b 機構装置 6a 移動量検出部 6b 移動量検出部 7 超音波探傷器 7a 演算部 8 ディスプレイ 9 データ処理部 10 給油ユニット 11 操作・制御部 21 空中超音波探触子 22 探触子 23 探触子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 可教 茨城県古河市東4−3−5 (72)発明者 森田 徳孝 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 鎌倉製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ穴が形成された端面を有する車軸
    を探傷する探傷装置において、上記センタ穴に対応して
    設けられ、上記端面の中心を検知するための第1のセン
    サ、上記第1のセンサを中心とする同心円上に配置され
    た欠陥検知のための第2のセンサとを有し、上記端面に
    対向して配置される第1のセンサヘッドと、上記車軸の
    軸周上の表面に対向して設けられ、欠陥検知のための第
    3のセンサを有し、上記車軸の軸周上の表面に対応して
    配置された第2のセンサヘッドと、上記第1のセンサ
    を、上記端面に対しそのセンタ穴を横切りかつ互いに交
    差する第1、第2の直線方向に移動させ、また上記第2
    のセンサを上記端面に対しそのセンタ穴を中心とする同
    心円方向に回転させ、また上記第3のセンサを上記軸周
    上の表面にて上記センタ穴を中心とする同心円方向に回
    転させるように、上記第1のセンサヘッドと上記第2の
    センサヘッドを可動させる可動手段と、上記第2のセン
    サヘッドを上記軸周上の表面に対接させる対接手段と、
    上記第1のセンサが、上記第1の直線方向に沿って上記
    センタ穴を横切るように上記端面上を移動したときに、
    上記第1のセンサで得られる第1のセンサヘッドの移動
    距離に対応した信号レベルに基づき第1の直線と第2の
    直線との交点を示す第1のセンサの移動開始位置から停
    止位置までの移動距離の中心位置A1 を求めるととも
    に、その停止位置から上記中心位置A1 までのもどり量
    1 を求める手段と、上記第1のセンサが上記第2の直
    線方向に沿って上記センタ穴を横切るように上記端面上
    を移動したときに、上記第1のセンタで得られた移動距
    離に対応した信号レベルに基づいて車軸の端面の中心を
    示す第1のセンサの移動開始位置から停止位置までの移
    動距離の中心位置A2 を求めるとともに上記第1のセン
    サの停止位置から上記中心位置A2 までのもどり量F2
    を求める手段とを有する演算手段と、この演算手段の出
    力を受けて上記可動手段と対接手段とを制御する制御手
    段と、上記第1のセンサが上記中心位置A2 の位置に対
    応し、かつ上記第1のセンサヘッドが車軸の端面に対接
    した状態で上記第1のセンサヘッドが回転したときに得
    られる上記第2のセンサの探傷信号を処理する手段と、
    上記第1のセンサが上記中心位置A2 の位置に対応し、
    かつ上記第2のセンサヘッドが上記車軸の軸周上の表面
    に対接した状態で上記第2のセンサヘッドが回転したと
    きに得られる上記第3のセンサの探傷信号を処理する手
    段とを具備したことを特徴とする車軸探傷装置。
  2. 【請求項2】 上記車軸の軸周上に対応して設けられ、
    欠陥検知のための第3のセンサを有し、上記車軸の軸周
    上の表面に対向して配置された第2のセンサヘッドにお
    いて、上記車軸の軸方向に対して、あらかじめ設定した
    位置に上記第3のセンサを移動する移動手段を具備した
    ことを特徴とする請求項第1項記載の車軸探傷装置。
  3. 【請求項3】 車軸探傷時、探傷ゲートの探傷範囲をあ
    らかじめ設定し、上記探傷範囲の起点の位置に、あらか
    じめ設定したゲート幅の第1の探傷ゲートを設定し、ゲ
    ート内の最大エコーを検出し、次にゲート設定位置を上
    記第1の探傷ゲートの終点を起点とし、上記第1の探傷
    ゲートのゲート幅と同じ幅で第2の探傷ゲートを設定
    し、ゲート内の最大エコーを検出し、以後ゲート設定位
    置を順次移動して、上記探傷範囲内の全ての傷を検出す
    るようにしたことを特徴とする請求項第1項又は2項記
    載の車軸探傷装置。
  4. 【請求項4】 第1のセンサとして空中超音波探触子を
    用い、第2および第3のセンサとして垂直・斜角探触子
    の組合せ又はいずれかの探触子を用いたことを特徴とす
    る請求項1〜3いずれか記載の車軸探傷装置。
  5. 【請求項5】 可動手段は第2のセンサヘッドと第1の
    センサヘッドを連動させて回転させるようにしたことを
    特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車軸探傷装置。
JP5270766A 1993-10-28 1993-10-28 車軸探傷装置 Pending JPH07120443A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100799334B1 (ko) * 2006-10-18 2008-01-30 한국철도기술연구원 철도차량 차축압입부위의 결함 탐상장치
JP2011237421A (ja) * 2010-04-16 2011-11-24 Olympus Ndt 非破壊検査のための回転アレイプローブシステム
KR101388012B1 (ko) * 2012-08-30 2014-04-22 현대제철 주식회사 운반차량의 휠 조립용 게이지장치
CN112881530A (zh) * 2021-01-15 2021-06-01 哈尔滨铁路科研所科技有限公司 一种探头架导向装置

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