JPH081137Y2 - ダンプカー兼用貨物車 - Google Patents

ダンプカー兼用貨物車

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JPH081137Y2
JPH081137Y2 JP1989086364U JP8636489U JPH081137Y2 JP H081137 Y2 JPH081137 Y2 JP H081137Y2 JP 1989086364 U JP1989086364 U JP 1989086364U JP 8636489 U JP8636489 U JP 8636489U JP H081137 Y2 JPH081137 Y2 JP H081137Y2
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JP
Japan
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rear door
plate
dump
box
pin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989086364U
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English (en)
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JPH0325336U (ja
Inventor
倬也 工藤
裕章 栗山
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は土砂等を輸送するダンプカーとして、また建
設車両等を輸送する貨物車として兼用できるようにした
車両の分野で役立つものである。
(b)従来の技術 従来のダンプカー兼用貨物車は実願昭63-43626号で示
されているように荷箱の後方煽戸が上部固縛装置と下部
固縛装置とにて支持され、ダンプカーとして使用時には
下部固縛装置が外れて土砂等の排出ができるようになっ
ており、貨物車として使用時には上部固縛装置を外して
後方煽戸をあゆみ板として使用し、建設車両等を荷箱に
積込むようになっている。
(c)考案が解決しようとする課題 ところで、前記構造においては、後方煽戸の高さが低
いと短いあゆみ板になり、あゆみ板の角度が急になり、
車両の積込みが困難になるため後方煽戸の大部分が高い
構造になっている。
しかし、あゆみ板として使用する際には後方煽戸が高
いと車両の積込み作業が容易になるが、その反面ダンプ
カーとして使用時に土砂等をショベルカーにて後方より
積込む場合には後方煽戸が高いため作業の邪魔となり、
作業効率が低下するとともに荷箱内の積載状況が確認し
にくいという問題がある。
本考案は上述の問題を解決するためになされたもの
で、その目的は後方煽戸の内側にあゆみ板をピン結合
し、ダンプカーとして使用する際にはあゆみ板を外し、
貨物車として使用する際にはあゆみ板を後方煽戸にピン
結合し、ダンプカ、貨物車のいずれの使用形態において
も作業の効率化を図ることができるダンプカー兼用貨物
車を提供するものである。
(d)課題を解決するための手段 本考案は打上装置にて傾動されるダンプフレームを車
体上に設け、このダンプフレーム上にはダンプフレーム
に固定若しくは後方にスライド可能な荷箱を設けてなる
ダンプカー兼用貨物車において、前記荷箱の後方煽戸を
上部固縛部材および下部固縛部材にて下方回動若しくは
上方回動可能に設け、前記後方煽戸の上部には取付部材
を固定し、一方後方煽戸の内側には後方煽戸より上方に
延びたあゆみ板を配置し、前記あゆみ板の中間に固定さ
れるとともにあゆみ板の後方に延びた接続部材を前記取
付部材にピンにて連結し、前記ピンの操作にてあゆみ板
を後方煽戸から着脱できるようにしたことを特徴とする
ものである。
(e)作用 ダンプカーとして使用する場合には、後方煽戸からあ
ゆみ板を外し、その状態でショベルカーにて荷箱の後方
若しくは側方より土砂等を積込む。
積込んだ後、所定の場所まで輸送し、荷箱をダンプフ
レームに一体化させた状態で扛上装置にて荷箱を大角度
傾動させ、土砂等を排出させる。
貨物車として使用する場合には後方煽戸にあゆみ板を
ピンにて結合しておき、その状態で扛上装置にて荷箱を
小角度傾動させ、荷箱を後方にスライドさせ、その後上
部固縛装置を外し、後方煽戸を下方回動させてあゆみ板
を接地させる。
建設車両等をあゆみ板上を通して荷箱に積込み、前記
と逆の順序を行なって積込み作業を完了させる。
(f)実施例 以下実施例を図面にて説明すると(1)は車体で、車
体(1)上にはダンプフレーム(2)を設け、扛上装置
(26)にてダンプフレーム(2)を傾動させることがで
きるようになっている。
前記ダンプフレーム(2)上には荷箱(3)が支持さ
れ、スライド用シリンダ(4)にて荷箱(3)が後方に
スライドされるようになっている。
(5)(5)は車体(1)と荷箱(3)にそれぞれ設け
られた支持脚である。
前記荷箱(3)は床板(6)に前壁(7)、側壁
(8)(8)および後方煽戸(9)を有し、前記後方煽
戸(9)は第7図に示す如く上部固縛部材(10)(10)
と下部固縛部材(11)(11)とにて支持されている。
前記上部固縛部材(10)(10)は側壁(8)(8)に
立設された受金具(12)(12)とフック(13)(13)と
にて後方煽戸(9)の上部ピン(14)(14)を固縛し、
フック(13)(13)を手動で回動させると上部ピン(1
4)(14)の固縛を解除できるようになっている。
前記下部固縛部材(11)(11)は床板(6)側に設け
られた受金具(15)(15)とフック(16)(16)とにて
後方煽戸(9)の下部ピン(17)(17)を固縛し、フッ
ク(16)(16)の回動にて下部ピン(17)(17)の固縛
が解除されるようになっている。
尚、前記フック(17)(17)はダンプカーとして使用
する際には固縛解除状態にでき貨物車として使用する際
には固縛状態にできるようになっている。(18)…は後
方煽戸(9)の上部に固定された取付部材で、該取付部
材(18)…にはピン(19)…を挿通するための孔(20)
…が形成されている。
(21)(21)は後方煽戸(9)の左右に一対設けるあ
ゆみ板で、該あゆみ板(21)(21)には形若しくは
形の接続部材(22)…が固定され、この接続部材(22)
…にもピン(19)…を挿通するための孔(23)…が形成
されている。
第6図の如くピン(19)…を接続部材(22)…と取付
部材(18)…の各孔(20)(23)に挿通させることによ
り第3図及び第4図の如く後方煽戸(9)にあゆみ板
(21)(21)を取付けた状態にすることができる。(2
4)…はあゆみ板(21)(21)の上面に固定した突起部
材で、建設車両積込時にスベリ止めの役目をするように
なっている。
(25)…はあゆみ板(21)(21)の下面に固定したテ
ーパ状のスペーサで、該スペーサ(25)…は後方煽戸
(9)の上部ピン(14)(14)があゆみ板(21)(21)
の上面より突出しないように設けられている。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まずダンプカーとして使用する場合には第1図実線
状態からピン(19)…を抜いてあゆみ板(21)(21)を
後方煽戸(9)から外す。
その状態でショベルカーを使用して荷箱(3)の後方
若しくは側方から土砂を積込む。
積込み完了後排出場所まで輸送し、排出場所にてダンプ
フレーム(2)及び荷箱(3)を扛上装置(26)にて大
角度傾動させる。
その際上部固縛部材(10)(10)は固縛状態で下部固
縛部材(11)(11)は固縛解除状態になっているので第
1図一点鎖線の状態になり土砂を後方に排出させること
ができる。
尚、床板(6)上にはあゆみ板(21)(21)のように突
起部材(24)…が設けられていないのでスムーズに排出
することができる。
次に貨物車として使用する場合には第1図実線の如く
あゆみ板(21)(21)を設けた状態でダンプフレーム
(2)を小角度傾動させる。
その後スライド用シリンダ(4)にて荷箱(3)を第2
図の如く後方にスライドさせる。
荷箱(3)のスライドにて両支持脚(5)(5)が接
地して車体(1)、荷箱(3)を支持する。
上部固縛部材(10)(10)の固縛を解除し、後方煽戸
(9)とともにあゆみ板(21)(21)を第2図の如く下
方回動させる。
その際、下部固縛部材(11)は固縛状態に保持されてい
るので、下部ピン(17)(17)は外れない。
この状態で建設車両をあゆみ板(21)(21)を通して荷
箱(3)に積込む。
その際、あゆみ板には突起部材(24)…が設けられて
いるので、すべることなくスムーズに積込むことができ
る。
積込み完了後は後方煽戸を閉鎖し、荷箱(3)を前方
にスライドさせ、ダンプフレーム(2)を降下させ、第
1図実線状態にして輸送を行なう。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は後方煽戸の上部に取付部材を設
け、一方あゆみ板に接続部材を設け、この接続部材を取
付部材にピンにて着脱できるようにしたので、ダンプカ
ーとして使用時にはあゆみ板を外し、貨物車として使用
時にはあゆみ板を取付けるという使い分けができ、土砂
等の積込み作業が容易となる。
また取付部材を後方煽戸の上部に設けるようにしたの
で、ピンの着脱操作が荷箱外から容易に行なえるととも
に積載された土砂にて取付部材が破損されることも無
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はダンプカーとしての使用状態図、第2図は貨物
車としての使用状態図、第3図は荷箱の後面図、第4図
は第3図A−A断面図、第5図はあゆみ板を外したとき
の第3図A−A断面図、第6図は斜視図、第7図は部分
拡大図である。 (1)は車体、(3)は荷箱、(9)は後方煽戸、(1
0)は上部固縛部材、(11)は下部固縛部材、(18)は
取付部材、(19)はピン、(21)はあゆみ板、(22)は
接続部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】打上装置にて傾動されるダンプフレームを
    車体上に設け、このダンプフレーム上にはダンプフレー
    ムに固定若しくは後方にスライド可能な荷箱を設けてな
    るダンプカー兼用貨物車において、前記荷箱の後方煽戸
    を上部固縛部材および下部固縛部材にて下方回動若しく
    は上方回動可能に設け、前記後方煽戸の上部には取付部
    材を固定し、一方後方煽戸の内側には後方煽戸より上方
    に延びたあゆみ板を配置し、前記あゆみ板の中間に固定
    されるとともにあゆみ板の後方に延びた接続部材を前記
    取付部材にピンにて連結し、前記ピンの操作にてあゆみ
    板を後方煽戸から着脱できるようにしたことを特徴とす
    るダンプカー兼用貨物車。
JP1989086364U 1989-07-21 1989-07-21 ダンプカー兼用貨物車 Expired - Lifetime JPH081137Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JPH0325336U JPH0325336U (ja) 1991-03-15
JPH081137Y2 true JPH081137Y2 (ja) 1996-01-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011230653A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Shinmaywa Industries Ltd 貨物自動車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58164448A (ja) * 1982-03-25 1983-09-29 Kunihiro Fujita 車両輸送用トラツク
JPS6335856U (ja) * 1986-08-22 1988-03-08

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JP2011230653A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Shinmaywa Industries Ltd 貨物自動車

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