JPS60222369A - 荷役運搬車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は荷役運１般車に関するもので、土砂、穀類等の
積込みに際して一括すくい込みが容易であることを特徴
とするものである。

なお、本発明における荷役運搬車は本体の車輪部上方に
パケットが設けられ、後方にハンドルが設けられ、ハン
ドルを上方に持上げることにより上記本体全体が前方へ
傾斜させられ、パケット内の積荷を一括排出することが
できるタイプのもので、通常−輪車と言われているが、
車輪の数は問わないものであり、クローラタイプも含み
、さらに人力車であると動力車であるとを問わないもの
である。

従来、上記のごとき荷役運搬車は各種の工事現場、農作
業等において、土砂、穀物等の運搬に利用されている。

すなわち、パケットが本体側に固定されたもので、土砂
等を積込む場合には作業者がスコップ等を使用していち
いちパケット内に投入しており、労力と時間を浪費する
欠点があった。

もつとも、積荷の排出はハンドルを上方に持」二げてパ
ケットを前方に傾斜させて一括排出ができ、便利なもの
であった。

本発明は上記従来の積込み時の欠点を除去したものであ
り、一括すくい込みをｉ′ｉＪ能としたものであり、能
率的な作業が可能であり、しかも経済的であること特徴
とするものである。

すなわち、本発明は側面から見て略々椀形のパケットが
前後方向にスライド自在となるように本体の車輪部上力
に係合支持され、後方にはハンドルが設けられ、本体の
前方１１′Ｉ′ｉ帝１時及び通常運搬時のパケット停止
位置において−［＝記パケットを本体側にロック自在と
したものである。

以下に本発明の一実施例を図面について詳細に説明する
。

本発明の荷役運搬車は］・１図示のごとく、本体（１）
、該本体（＋１（Ｉｌｌに設けられた車輪（２）及び後
方に設けられたハンドル（３）により構成され、上記車
輪（２）部の上方にはパケット（４）が設けられて構成
され、さらにはエンジン（５１、方向自在輪（６）等が
設けられている。

図面実施例の場合、動力車が示されているが人力車の場
合はエンジン（５）が存在せず、さらに方向自在輪（６
）も弔なる安定脚部に変えられる場合がある。

本発明では上記パケット（４）が前後方向にスライド自
在となるように車輪（２）部の上方に係合支すなわち、
パケット（４）の底面の両側に、それぞれ内側を開口し
たガイドレール（７）（７（Ｚ）が設けられ、該ガイド
レール（７）（７ａ）が本体（１）側に設けたスライド
ベース（８）の４個所に取付けられたカイトローラ（９
１（９ａ）（９ｉ（９ｃ）と適合さセラレル。

もつとも、上記構成は逆でもよい。すなわち、パケット
（４）の底面側にガイドローラを設け、スライドベース
側にガイドレールを設けてもよい。

なお、パケット（４）のスライド巾は後に述べるすくい
込みに適した巾とされ、具体的にはパケット形状、大き
さ、取付位置、ハンドルの形状等を勘案して決定される
。

さらに本発明では本体（１）の前方傾斜時及び通常運搬
時のパケット（４）の停止位置において、上すなわち、
パケット（４）の底面に、スライドの邪魔にならないよ
うにロックピン００）を設け、該ロックピン００）のス
ライド通路の本体（１）側に適当間隔をあけて上記ロッ
クピン（■０）を係止し、さらに自由に解除できるロッ
ク装置（１１１ｆ１２１が設けられる。

詳細に述べると、ロックピン（１０）がロック装置（１
１）に係止している状態が通常運搬時（］１１図Ａ点）
及び一括排出時（牙３図Ａ点）とされ、ロックピン００
）がロック装置（１２１に係止させた状態が一括すくい
込み時Ｃ１７４図Ｂ点）とされるものである。

が、いずれも牙５図示のごとき構成を有する。

すなわち、ロックピン（１０）が係止する係止部（１３
α）を有するロックプレート（１３）が本体（＋’＋　
１１１！＋に設けたブラケット（ｌａ）にピン（１４）
で止着され、さらに、ロックプレート（１３１がスプリ
ング（＋５１によりパケット（４）側に押圧される状態
とされ、ロックプレート（＋３１の一端に解除ワイヤー
（１Ｇ）を連結して、該ワイヤー（１６）をハンドル（
３）部に設けた解除レバーＱ７１で操作自在に構成して
成る。

上記構成の本発明は通常運搬時にあってはパケット（４
）は】・１図Ａ点の状態にある。したがって、パケット
（４）（ｎ！ｌのロックピン（１０）が本体（１）側の
ロック装置（１１）に係止させられている。また、積荷
の排出時も同様の状態にあり、ハンドル（３１す持上げ
ることによりパケット（４）は】ア３図Ａ点のごとく、
急角度で前方へ傾斜させられ一括排出が行われる。

つぎに、一括すくい込みについて述べると、ハンドル（
３）を持上げ、解除レバー（１７１を操作してロック装
置槽）を解除すると、パケット（４）が前方へスライド
し、やがてはロックピン（１０）がロック装置（１２１
に部上する。その状態が牙４図Ｂ点であり、地面Ωに対
する角度（３）が小さくなり土砂等により押し戻される
ことがなく、すい込みが深く、且つ容易となり、大量の
すくい込みが可能となるものである。

その後、通常の運搬を行う場合にはハンドル（３）を元
の位置に戻し、解除レバー（１７＋を操作すると、パケ
ット（４）は元の位置にスライドして復帰し、ロックピ
ン００１がロック装置槽）に係止し、安定させられ、従
来のこの種の荷役運搬車と同様になるものである。

上記のごとく、本発明は側面から見て略々椀形のパケッ
トが前後方向にスライド自在となるように本体の車輪部
上方に係合支持され、後方にはハンドルが設けられ、本
体の前方ｆｌＪ　争１助及び通常運搬時のパケット停電
位置において上記パケットを本体側にロック自在とした
ものであり、土砂、穀物等の積込みに際してはパケット
な前方へスライドさせてロックし、すくい込みを深くす
ることができ、腓つすくい込みが容易となり、しかも大
川”のすくい込みがｉｎｒ能となり通常運搬時あるいは
一括排出時には従来とかわることがなく、との種荷役運
搬車としては極めて優れた効果が得られるイ）のである
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、１・１（１）・
・・本体、（２）・・・車輪、（３）・・・ハンドル、
（４）・・・パケット、（７１（７ａ）・・・ガイドレ
ール、（８）・・・スライドベース、（９１（９ａＭ９
Ａ）（９Ｃ）・・・ガイドローラ、００）・・・ロック
ピン、　ｆｌｌｌｆ１２＋・・・ロック装置、（１３）
・・・ロックプレート、（１６）・・・解除ワイヤー、
（１７１・・・解除レバー。 特許出願人 岡部興産株式会社 特開昭ＧＯ−２２２３６９（４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 側面から見て略々椀形のパケットが前後方向にスライド
   自在となるように本体の車輪部上方に係合支持され、後
   方にはハンドルが設けられ、本体の前方傾斜時及び通常
   運搬時のパケット停止位置において、上記パケットを本
   体側にロック自在としたことを特徴とする荷等運搬車。