JPH081136B2 - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPH081136B2
JPH081136B2 JP61155925A JP15592586A JPH081136B2 JP H081136 B2 JPH081136 B2 JP H081136B2 JP 61155925 A JP61155925 A JP 61155925A JP 15592586 A JP15592586 A JP 15592586A JP H081136 B2 JPH081136 B2 JP H081136B2
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JP
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engine block
flywheel
crankshaft
pulley
internal combustion
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ジョージ・エル・ブルートン
ジェームズ・イー・マチアー
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アウトボ−ド・マ−リン・コ−ポレ−シヨン
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/04Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for electric generators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フライホイールを備えた内燃機関に関す
る。
(従来の技術) 特殊な目的で使用するものを除き、内燃機関はフライ
ホイールを備えるのが普通である。このようなフライホ
イールは、エンジンブロックの外に延び出すクランクシ
ャフトの一端に取り付けられる。
また、内燃機関においては、クランクシャフトの回転
をその他の回転装置(例えばパワーステアリング駆動用
のオイルポンプ)に伝達するため、クランクシャフトに
プーリを取り付けることも知られている。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、プーリをクランクシャフトに取り付け
ることによって、プーリ自体の厚さのみならず、それを
クランクシャフトに固定するための手段の存在のため、
クランクシャフトの長さはかかるプーリを用いないもの
に比べかなり長くならざるを得ず、内燃機関全体が大き
なものとなるという問題を有していた。さらに、フライ
ホイールに関連して発電やトリガーパルスの発生のた
め、磁石やコイルが設けられるのが普通で、かかる要素
の配置によりさらにクランクシャフトを長くせざるを得
ないという問題もあった。
(課題を解決するための手段) 上述の問題を解決するため、本発明では、プーリをフ
ライホイールとエンジンブロックとの間において、フラ
イホイールのエンジンブロックに面する側の側部に設
け、これによりフライホイールの外径よりも小さい外径
のプーリをフライホイールに取り付けることができるよ
うになした。また、フライホイールの側部の内側に凹所
を形成し、この中に磁石やコイル等の要素を収容した。
(発明の効果) 上述の構成により、本発明ではプーリを独立してクラ
ンクシャフトに取り付ける手段が不要になり、クランク
シャフトを不必要に長くすることなく、プーリを有した
内燃機関が提供できる。また、磁石やコイルがフライホ
イールの凹所に収容されるため、フライホイールの回り
がコンパクトになる。
(実施例) 図面には本発明を具体化した船舶用推進装置10が示さ
れている。第1図でよくわかるように、船舶用推進装置
10は船の尾梁14に固定して取付けられた装着アセンブリ
12を備えている。本実施例では、装着アセンブリは尾梁
14に固定して取付けられた尾梁ブラケット16と、尾梁14
に対しほぼ水平なチルト軸20の回りに回転運動するよう
に尾梁ブラケット16に回動可能に取付けられた回り継手
ブラケット18とを有する。
船舶用推進装置10は回り継手ブラケット18に回動可能
に取付けられ回り継手ブラケット18に対してほぼ垂直な
操舵軸24の回りに回転運動する推進ユニット22を備えて
いる。推進ユニット22は回動可能に取付けられたプロペ
ラ28を備えた下部ユニット26と、該下部ユニット26上に
取付けられた内燃機関30を備えている。本実施例では、
エンジン30は内部にウオータジャケット40を有するエン
ジンブロック32(第2図及び3図では輪郭だけ示されて
いる)と、ほぼ垂直なクランクシャフト34(第3図、4
図)を有するクランクシャフト−フライホイールアセン
ブリとを備え、そのクランクシャフト34は軸線35の回り
に回転するようにエンジンブロック32に取付けられ、エ
ンジンブロック32から上方へ伸びる上端部と駆動輪列36
によりプロペラ28に駆動的に連結された下端部とを有す
る。そのアセンブリはクランクシャフト34の上端に取付
けられたフライホイール38も有する。
第4図でよくわかるようにフライホイール38は、エン
ジンブロック32の上端部に向かい合いクランクシャフト
軸線35に中心を置く環状の凹所39を備えた下面を有す
る。フライホイール38はさらに、クランクシャフト34を
収納する中心部のほぼ垂直な穴を形成するハブ部分41を
備えている。フライホイール38はクランクシャフト34の
上端部に螺入されるボルト45によりクランクシャフト34
の上端部に固定される。溝及びキー手段47が、フライホ
イール38のクランクシャフト34に対する回転を防止す
る。
本実施例においてはエンジンブロックは、主要部すな
わちクランクケース部分53と、主要部53の上に取付けら
れたクランクケースヘッド55とを有する。密閉手段57が
クランクケースヘッド55と主要部53との間に設けられて
いる。第4図でよくわかるように、クランクシャフト34
の上端部はクランクケースヘッド55により支持されたベ
アリング49によりエンジンブロック32に取付けられ、エ
ンジンブロック32はベアリング49の間で連通する流体通
路51と、ベアリング49を潤滑する潤滑油供給源(図示せ
ず)とを備えている。
エンジン30はさらに一対の電圧発生器、好ましくはパ
ルス発生器61と発電器63とを備えている。パルス発生器
61は従来型のコンデンサ−放電点火回路(図示せず)の
一部をなし、発電器63は船舶用推進装置10の電気システ
ム(図示せず)に連結され電力を供給する。
本実施例においては、パルス発生器61はフライホイー
ル38のハブ部分41に取付けられそれと一体回転する一対
のトリガーロータすなわち磁石65を備えている。(トリ
ガーロータ65はクランクシャフト34の上端部に取付ける
こともできる。)そのようなトリガーロータ装置は1972
年2月29日発行のCavilの米国特許3,646,377号に開示さ
れている。トリガーロータ65はクランクシャフト34に垂
直な第1の平面59に配置されている。パルス発生器61は
また、半径方向でトリガーロータ65の外側に配置された
環状のタイマーアセンブリ67を備えている。そのタイマ
ーアセンブリ67は、ベアリング71によりクランクケース
ヘッド55上に回転可能に取付けられたタイマーベース69
と、タイマーベース69の頂部にそれと共に回転するよう
に取付けられ、円周方向で間隔をあけて設けられた複数
のトリガーコイルとを有する。トリガーコイル73も第1
の平面59に整合するように配置されている。タイマーベ
ース69はT字型断面を有する環状のリテイナー75により
クランクケースヘッド55に取付けられている。リテイナ
ー75は、ボルト79によりクランクケースヘッド55に固定
して取付けられた複数の保持部材77により、クランクケ
ース55に取付けられている。したがってタイマーアセン
ブリ67全体は点火タイミングを調節するためにクランク
ケースヘッド55すなわちエンジンブロック32に対し回動
可能である。
発電器63はエンジンブロック32あるいはクランクケー
スヘッド55に取付けられ複数のステータコイル81を有す
る。図示の構成では、ボルト83がステータコイル81をク
ランクケースヘッド55から上方に伸びている突起85に固
定している。ステータコイル81は凹所39に配置され、ク
ランクシャフト34に垂直で第1の平面59の上方に隔たっ
ている第2の平面87に位置している。発電器63はまた、
凹所39でフライホイール38に取付けられた複数の弓型の
磁石89を備え、その磁石89は径方向でステータコイル81
の外側であって第2の平面87に配置されている。
推進ユニット22は好ましくはさらに、プロペラ28内に
ある排気開口42を有する排気手段、エンジン30と排気開
口42の間で連通する排気通路44、そして排気通路44を取
り囲みその中の排気ガスを冷却する第2のすなわち排気
用ウオータジャケット46を備えている。
船舶用推進装置10はさらに、推進ユニット22と回り継
手18の間で連結され操舵軸24回りの推進ユニット22の回
転操舵運動を生じさせる油圧式パワーステアリングシス
テムを備えている(第1図参照)。そのようなパワース
テアリングシステムの一例がFergusonの1984年5月29日
付米国特許出願614,815号により詳しく説明されてい
る。
船舶用推進装置10はさらに、ウオータジャケット40に
連結されエンジン30を冷却するために冷却水をウオータ
ジャケットの中を通して送るウオータポンプ62(第1図
では概略が示されている)を備えている。本実施例で
は、ウオータポンプ62は下部ユニット26内に配置され、
駆動輪列36により駆動される。この構成は当該技術分野
ではよく知られている。
船舶用推進装置10はさらに、パワーステアリングシス
テムヘ作動液すなわち油を供給するポンプ64を備えてい
る(第2、3図参照)。本実施例では、ポンプ64はエン
ジンブロック32の側部にボルト66とボルト68により取外
し可能に取付けられている。ボルト68のうちの1本はフ
ライホイール38の下方にあるけれども、そのボルト68は
フライホイール38を取除かなくても外せる。したがって
ポンプ64はフライホイール38を取外さなくても外すこと
ができる。ポンプ64は貯溜槽を形成する貯溜槽ハウジン
グ70とポンプ室を形成するポンプハウジングとを有する
ハウジングアセンブリを備えている。貯溜槽ハウジング
70は貯溜槽と連通する貯溜槽吸入孔78を備え、ポンプハ
ウジングはポンプ室と連通するポンプ排出孔80を備えて
いる(第3図)。ポンプ64はさらに、駆動プーリ92がそ
の上に取付けられている上端部を有するほぼ垂直なポン
プ駆動軸を備えている。
船舶用推進装置10はさらに、ウオータポンプ62と大気
の間で連通する導管手段と、導管手段に連通してウオー
タポンプ62から冷却水を受取りポンプ64に連通してポン
プ64により圧送される作動液を冷却する作動液すなわち
油冷却器とを備えている。
本実施例では、ウオータポンプ62と大気の間で連通す
る導管手段は、ウオータポンプ62と作動液冷却器100の
間で連通し冷却水を作動液冷却器100へ供給する第1の
導管106と、作動液冷却器100と、ウオータポンプ62が作
動していることの信号を出すように船舶用推進装置がそ
の中で作動することとなる水の通常の水位より上方の大
気との間で連通する第2の導管108とを有する(第2、
3図。)したがってその導管手段は、当該技術分野では
自動表示排水として知られるものを提供する。第2図で
よくわかるように、第1の導管106の吸入孔端部は好ま
しくはウオータジャケット40に連通し、第3図でよくわ
かるように、第2の導管108の排出孔端部は下側モータ
カバー50の開口部に位置するグロメット110を通って延
長する。
船舶用推進装置10はさらに、パワーステアリングシス
テムとポンプ64の間で連通し作動液をパワーステアリン
グシステムへ供給する第2の導管手段を備えている。好
ましくは第2の導管手段は(第1図乃至3図参照)、作
動液ポンプ64とパワーステアリングシステムの間で連通
する供給導管112と、パワーステアリングシステムと作
動液冷却器の間で連通する第1帰還導管114と、作動液
冷却器100と作動液ポンプ64の間で連通する第2帰還導
管116(第3図)とを備えている。したがってパワース
テアリングシステムから帰還する作動液は、ポンプ64へ
帰る前に作動液冷却器100の中を通る。本実施例では、
船舶用推進装置10はポンプ64の上流で第2帰還導管116
と連通するフィルター118を備えている。これは第3図
でよくわかる。好ましくはフィルター118は、ボルト66
によりポンプ64に固定されたバンド状クランプ119によ
りポンプ64に取付けられている。
第2図でよくわかるように、第1の導管106はエンジ
ンブロック32の上部左舷側の一点でウオータジャケット
40に連通し、エンジンブロック32の後を回って右舷側の
作動液冷却器まで延長している。供給導管112はエンジ
ン30の後をポンプ排出孔80からエンジン30の左舷側で下
側モータカバー50を突き抜けて、それから推進ユニット
22と回り継手ブラケット18(第1図)の間を通ってエン
ジン30の右舷側へ延長し、そこでパワーステアリングシ
ステムと連通する。第1帰還導管114はパワーステアリ
ングシステムから作動液冷却器100へと供給導管112の径
路に平行な径路に沿って延長する。
船舶用推進装置10はさらに、推進ユニット22が格納す
るために上方へ傾けられたとき、水を作動液冷却器100
から排気用ウオータジャケット46の中へ排出するよう
に、作動液冷却器100と排気的ウオータジャケット46の
間で連通する第3の導管手段120を備えている。好まし
くはその第3の導管手段120は、船舶用推進装置10の通
常の作動の間に、無視できない程の水が冷却器100から
第3の導管手段120を通って流出することのないよう
に、第2の導管108よりも相当に小さい。しかしなが
ら、船舶用推進装置10が作動しておらず(したがってウ
オータポンプ62が作動していない)、格納するため上方
へ傾けられたときには、冷却器100の中の水は第3の導
管手段120を通って排水される。
本実施例では、下側モータカバー50(第3図参照)は
水を集めるチャンバー122を形成する部分を備え、船舶
用推進装置10はさらにチャンバ122から水を取除くサイ
フォン手段を有する。第3図でよくわかるように図示の
構成では、そのサイフォン手段はチャンバー122の中に
位置させられた吸入端部とY型ジョイント126を介して
第2の導管108に連通する排出端部とを有するサイフォ
ン管124を有する。したがってチャンバー122内に水があ
る場合には、第2の導管を通る水の流れはサイフォン管
124を通って第2導管への水流を生じさせ、チャンバー1
22の排水をする。そのようなサイフォン手段は1983年9
月13日発行、Blandの米国特許4,403,972に詳細に説明さ
れている。本実施例では、船舶用推進装置10はさらに冷
却システム制御弁129(第3図で概略図に示されてい
る)に連通する吸入端を有する第4の導管手段を備えて
いる(第3図参照)。その冷却システム制御弁について
は1984年7月3日発行Flaigの米国特許4,457,727に開示
されており、ここでは引用するにとどめる。その第4の
導管手段128はY型ジョイント130を介して第2の導管10
8に連通する排出端部を有する。
船舶用推進装置10はさらに、フライホイール38の下面
側に共に回転するよう取付けられた環状の動力伝達プー
リ132を備えている。図示の構成では第4図でよくわか
るように、動力伝達プーリ132は複数のボルト134により
フライホイール38の上に取付けられている。プーリ132
はステータコイル81の下方そして半径方向でトリガーコ
イル72と突起85の外側に、クランクシャフト34の軸方向
でトリガーコイル73に近接した関係で(すなわち第1の
平面59内かほぼその面内)位置させられている。プーリ
132はステータコイル81のほとんど直下に位置して示さ
れているが、プーリ132はステータコイル81の下方でそ
の内側あるいは外側へ位置させることもできる。またス
テータコイル81を支持する突起85はプーリ132の径方向
外側に配置することもできる。
第4図でよくわかるようにプーリ132は、ステータコ
イル81の下方に位置させられたドラムすなわち溝輪部分
135と、溝輪部分135から径方向外方へ伸びボルト134に
よりフライホイール38に結合されている環状のフランジ
部分137とを有する。
船舶用推進装置10はさらに垂直なアイドラープーリ軸
線140回りに回転するように取付けられたアイドラープ
ーリ138を有するアイドラーアセンブリ136を備えている
(第2、3図参照)。第2図でよくわかるように、アイ
ドラー軸線140はフライホイールの外周の外側に配置さ
れ、アイドラープーリ138の外周部はフライホイールの
外周部分に重なっている。アイドラーアセンブリ136は
エンジンブロック32とポンプ64のいずれに取付けてもよ
いが、本実施例ではアイドラーアセンブリ136はポンプ6
4に回動可能に取付けられ、アイドラープーリ軸線140か
ら隔てられた垂直な軸線の回りにポンプ64に対し回転運
動をする。図示の構成では、アイドラーアセンブリ136
は貯溜槽ハウジング70から前方へ伸びるアーム144に取
付けられている。
船舶用推進装置10はさらに、動力伝達プーリ132(具
体的には溝輪部分135)と、駆動軸プーリと、アイドラ
ープーリ138の回りを延長し動力伝達プーリを駆動軸プ
ーリ92へ連結してポンプ64を駆動するベルト手段を備え
ている。本実施例ではフライホイール38は円周を有し、
ベルト54はフライホイール38の円周より大きい長さを有
し、ベルト154はフライホイール38を取外すことなく外
すことができるようになっている。さらに駆動軸プーリ
92とアイドラープーリ138とはフライホイール38の円周
より小さい円周を有する。
船舶用推進装置10はさらに、アイドラープーリ138
と、動力伝達プーリ132と駆動プーリ92とのうちの1つ
との間の距離を調節してベルト154の張力を調節する手
段を備えている。種々の調節手段が採用可能であるが、
本実施例では調節手段はアイドラーアセンブリ136の1
つの軸線の回りの角度位置を調節して駆動軸プーリ92と
アイドラープーリ138の間の距離を調節する手段を有し
ている。さらに具体的には、本実施例ではアイドラーア
センブリ136の角度位置を調節する手段はリンク156を備
え、その一端がポンプ64に調節可能に連結され他端がア
イドラーアセンブリ136に回動可能に連結されアイドラ
ープーリ軸線140から隔てられた垂直な軸線の回りに回
転運動するようになっている。
(発明の効果) 本発明の主たる特徴は環状の動力伝達プーリがフライ
ホイールに取付けられ電圧発生器を取囲むようになって
いる内燃機関を提供することにある。これによりクラン
クシャフトを長くすることをせずに動力伝達プーリをフ
ライホーイルとエンジンブロックの間に配置することが
できる。
本発明のもう1つの特徴は電圧発生器がフライホイー
ルの下側の凹所に配置され、環状の動力伝達プーリが電
圧発生器とエンジンブロックとの間でフライホイールに
取付けられている内燃機関を提供することにある。これ
によっても動力伝達プーリをクランクシャフトを長くす
ることなしに、フライホイールとエンジンブロックの間
に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した船用推進装置の側面図、第
2図は船用推進装置の一部切り欠いた拡大平面図、第3
図は船用推進装置の反対側の一部切欠き拡大側面図、第
4図は電圧発生装置の縦断面図である。 10……船用推進装置、22……推進ユニット 32……エンジンブロック、34……クランクシャフト 38……フライホイール、55……クランクケースヘッド 61……パルス発生器、63……発電器 65……トリガーロータ、73……トリガーコイル 81……ステータコイル、89……磁石 92……駆動軸プーリ、132……動力伝達プーリ 138……アイドラープーリ、154……ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−25035(JP,A) 特開 昭58−13128(JP,A) 実開 昭60−32564(JP,U) 実開 昭60−23714(JP,U) 実開 昭56−173728(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンブロックと;1つの軸線を中心とし
    て回転できるように前記エンジンブロックによって支持
    されかつ前記エンジンブロックから延びる端部を備えた
    クランクシャフトと、前記クランクシャフトと共に回転
    できるように前記クランクシャフトの前記端部に取付け
    られたフライホイールとを有した、クランクシャフトと
    フライホイールとのアセンブリと;を備え、前記フライ
    ホイールは、ハブと、前記エンジンブロックに面した側
    部を有し、該側部は前記ハブから径方向外側に隔てられ
    て配置された部分を有し、前記側部は前記ハブと共に前
    記エンジンブロックの方に向かって開いている凹所を形
    成し、該凹所は前記ハブと前記側部の前記ハブから径方
    向外側に隔てられて配置された部分との間の空間から前
    記エンジンブロックより離れる方向に延びかつ前記クラ
    ンクシャフトの回転軸線と同心に存在しており、さらに
    前記フライホイールの前記側部の前記径方向外側に隔て
    られて配置された部分に設けられた環状の動力伝達プー
    リであって、前記フライホイールの外径より小さい外径
    としたプーリが、前記凹所よりもエンジンブロック側の
    位置で前記フライホイールと前記エンジンブロックとの
    間に配置されており、前記エンジンブロックは前記凹所
    の中に入り込むように突出する部分を有し、さらに前記
    クランクシャフトとフライホイールとのアセンブリと前
    記エンジンブロックの突出部との一方に前記凹所内で取
    付けられた磁石とこれらの他方に前記凹所内で前記磁石
    から径方向に間隔をおくよう取付られたコイルとより成
    る電圧発生器が設けられている、内燃機関。
  2. 【請求項2】前記磁石はトリガーマグネットであり、前
    記コイルはトリガーコイルである特許請求の範囲第1項
    記載の内燃機関。
  3. 【請求項3】前記トリガーマグネットは前記アセンブリ
    に取付けられ、前記トリガーコイルは前記エンジンブロ
    ックの突出部に前記プーリより径方向内側の位置で取付
    けられている特許請求の範囲第2項記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】前記コイルはステータコイルである特許請
    求の範囲第1項記載の内燃機関。
  5. 【請求項5】前記ステータコイルは前記エンジンブロッ
    クの突出部に、前記プーリよりもエンジンブロックから
    離れた位置で取付けられ、前記マグネットは前記アセン
    ブリに取付けられている特許請求の範囲第4項記載の内
    燃機関。
JP61155925A 1985-07-03 1986-07-02 内燃機関 Expired - Lifetime JPH081136B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/752,258 US4695261A (en) 1985-07-03 1985-07-03 Marine propulsion engine voltage generator arrangement
US752258 1985-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213735A JPS6213735A (ja) 1987-01-22
JPH081136B2 true JPH081136B2 (ja) 1996-01-10

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ID=25025561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61155925A Expired - Lifetime JPH081136B2 (ja) 1985-07-03 1986-07-02 内燃機関

Country Status (3)

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US (1) US4695261A (ja)
JP (1) JPH081136B2 (ja)
CA (1) CA1287525C (ja)

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