JPH08113503A - 作物の低温障害防止剤 - Google Patents

作物の低温障害防止剤

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JPH08113503A
JPH08113503A JP7240967A JP24096795A JPH08113503A JP H08113503 A JPH08113503 A JP H08113503A JP 7240967 A JP7240967 A JP 7240967A JP 24096795 A JP24096795 A JP 24096795A JP H08113503 A JPH08113503 A JP H08113503A
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慎一 平川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作物に対する低温障害防止効果に優れ、安価
で且つ水溶液としての取り扱い易いに優れる低温障害防
止剤を提供する。 【解決手段】 n−プロピル(2−ペンチル−3−オキ
ソ−シクロペンチル)アセテートなどの一般式(1) 【化1】 (式中、R1は分岐してもよいアルキル基、アルケニル
基を示し、R2は水素原子または分岐してもよいアルキ
ル基を示す。)で表されるジャスモン酸誘導体とエピブ
ラシノライドなどのブラシノステロイド類を有効成分と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャスモン酸誘導
体を有効成分とする作物の低温障害防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】我国の農業は急速に近代化され、作物の
栽培技術や農業生産性などが大幅に向上されている。し
かしながら、まだ幾多の解決されない問題が残ってお
り、特に異常気象による大々的な作物被害からの回避が
課題になっている。その中でも特に、低温障害による冷
害は、未だ回避する良い方法がないために毎年のごとく
多大な被害を出しており、急務な課題とされている。
【0003】近年、新しく植物ホルモンとしてアブラナ
の花粉から単離されたブラシノステロイド類が、作物の
低温障害に対する防護効果を示し着目されている。例え
ば、水稲苗の低温時の活着率を無処理区に対し20%以
上も改善させること(農業技術,43,19(198
8))、そして低温障害による稲穂の未登熟の改善(特
開昭63−135303号公報)や冷害による不稔の防
止(特開平3−123420号公報)などの効果が報告
されている。しかしながら、ブラシノステロイド類は、
水に殆ど溶けないため作物に有効な濃度まで溶解でき
ず、野外等での広範な試験で十分な効果が出せないこ
と、また、安価な製造法が確立されていない等の欠点を
有し、実用化までに至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
事情のもとに、ブラシノステロイド類と同等以上の活性
を有し、且つ安価で水溶液として扱い易い化合物の探索
を目的に鋭意検討を重ねた結果、特定のジャスモン酸誘
導体にブラシノステロイド類と同等以上の低温障害防止
効果があること、そしてこの防止効果が少量のブラシノ
ステロイド類によって相乗されることを見いだし本発明
を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、一般式(1)
【化2】 (式中、R1は分岐してもよいアルキル基、アルケニル
基、R2は水素原子または分岐してもよいアルキル基を
示す。)で表されるジャスモン酸誘導体を有効成分とす
る作物の低温障害防止剤、及び有効成分としてさらにブ
ラシノステロイド類を組み合わせてなる低温障害防止剤
が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において使用されるジャス
モン酸誘導体は、上記式(1)で表される。式中のR1
は、分岐してもよいアルキル基またはアルケニル基を示
し、炭素数は特に限定されないが、通常1〜10、好ま
しくは2〜6、さらに好ましくは5である。かかる置換
基の具体例としては、例えばメチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−
ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチ
ル基、2−メチルブチル基、1−メチルブチル基、n−
ヘキシル基、イソヘキシル基、3−メチルペンチル基、
2−メチルペンチル基、1−メチルペンチル基、n−ヘ
プチル基、イソヘプチル基、n−オクチル基、イソオク
チル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基、
アリル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、イソブテ
ニル基、4−ペンテニル基、3−ペンテニル基、tra
ns−2−ペンテニル基、cis−2−ペンテニル基、
1−ペンテニル基、3−メチル−2−ペンテニル基、5
−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、2−ヘキセニル
基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニ
ル基などが挙げられる。これらの中でも、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec
−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペン
チル基、2−メチルブチル基、1−メチルブチル基、n
−ヘキシル基、イソヘキシル基、3−メチルペンチル
基、2−メチルペンチル基、1−メチルペンチル基、ア
リル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、イソブテニ
ル基、4−ペンテニル基、3−ペンテニル基、tran
s−2−ペンテニル基、cis−2−ペンテニル基、1
−ペンテニル基、3−メチル−2−ペンテニル基、5−
ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基な
どが好ましく、n−ペンチル基、イソペンチル基、2−
メチルブチル基、1−メチルブチル基、4−ペンテニル
基、3−ペンテニル基、trans−2−ペンテニル
基、cis−2−ペンテニル基、1−ペンテニル基など
が特に好ましい。
【0007】式中のR2は、水素原子または分岐しても
よいアルキル基を示し、好ましくはアルキル基であり、
炭素数は通常1〜10、好ましくは2〜6、さらに好ま
しくは3〜4の範囲である。かかる置換基の具体例とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t
−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、2−メ
チルブチル基、1−メチルブチル基、n−ヘキシル基、
イソヘキシル基、3−メチルペンチル基、2−メチルペ
ンチル基、1−メチルペンチル基、n−ヘプチル基、イ
ソヘプチル基、n−オクチル基、イソオクチル基、2−
エチルヘキシル基、ノニル基、デシル基などが挙げられ
る。これらの中でも、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブ
チル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、2−メチル
ブチル基、1−メチルブチル基、n−ヘキシル基、イソ
ヘキシル基、3−メチルペンチル基、2−メチルペンチ
ル基、1−メチルペンチル基などが好ましく、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチ
ル基、t−ブチル基などが特に好ましい。
【0008】ジャスモン酸誘導体の具体例としては、例
えば、2−メチル−3−オキソ−シクロペンチルアセテ
ィックアシッド、2−エチル−3−オキソ−シクロペン
チルアセティックアシッド、2−イソプロピル−3−オ
キソ−シクロペンチルアセティックアシッド、2−アリ
ル−3−オキソ−シクロペンチルアセティックアシッ
ド、2−ブチル−3−オキソ−シクロペンチルアセティ
ックアシッド、2−ペンチル−3−オキソ−シクロペン
チルアセティックアシッド、2−(2−ペンテニル)−
3−オキソ−シクロペンチルアセティックアシッド、2
−ヘキシル−3−オキソ−シクロペンチルアセティック
アシッド、2−オクチル−3−オキソ−シクロペンチル
アセティックアシッド、2−デシル−3−オキソ−シク
ロペンチルアセティックアシッドなどのジャスモン酸
類;メチル(2−ペンチル−3−オキソ−シクロペンチ
ル)アセテート、メチル(2−(3−ペンテニル)−3
−オキソ−シクロペンチル)アセテート、エチル(2−
ペンチル−3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、
エチル(2−(2−ペンテニル)−3−オキソ−シクロ
ペンチル)アセテート、プロピル(2−ペンチル−3−
オキソ−シクロペンチル)アセテート、プロピル(2−
(2−ペンテニル)−3−オキソ−シクロペンチル)ア
セテート、プロピル(2−(3−ペンテニル)−3−オ
キソ−シクロペンチル)アセテート、プロピル(2−
(2−メチルブチル)−3−オキソ−シクロペンチル)
アセテート、プロピル(2−(2,2−ジメチルプロピ
ル)−3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、イソ
プロピル(2−ペンチル−3−オキソ−シクロペンチ
ル)アセテート、イソプロピル(2−(2−ペンテニ
ル)−3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、イソ
プロピル(2−(3−ペンテニル)−3−オキソ−シク
ロペンチル)アセテート、ブチル(2−ペンチル−3−
オキソ−シクロペンチル)アセテート、ブチル(2−
(2−ペンテニル)−3−オキソ−シクロペンチル)ア
セテート、ブチル(2−(3−ペンテニル)−3−オキ
ソ−シクロペンチル)アセテート、イソブチル(2−ペ
ンチル−3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、イ
ソブチル(2−(2−ペンテニル)−3−オキソ−シク
ロペンチル)アセテート、sec−ブチル(2−ペンチ
ル−3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、sec
−ブチル(2−(2−ペンテニル)−3−オキソ−シク
ロペンチル)アセテート、t−ブチル(2−ペンチル−
3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、ペンチル
(2−ペンチル−3−オキソ−シクロペンチル)アセテ
ート、ペンチル(2−(2−ペンテニル)−3−オキソ
−シクロペンチル)アセテート、2−メチルブチル(2
−ペンチル−3−オキソ−シクロペンチル)アセテー
ト、ヘキシル(2−ペンチル−3−オキソ−シクロペン
チル)アセテート、ヘキシル(2−(2−ペンテニル)
−3−オキソ−シクロペンチル)アセテート、ヘプチル
(2−(2−ペンテニル)−3−オキソ−シクロペンチ
ル)アセテート、オクチル(2−ペンチル−3−オキソ
−シクロペンチル)アセテート、オクチル(2−(2−
ペンテニル)−3−オキソ−シクロペンチル)アセテー
ト、デシル(2−ペンチル−3−オキソ−シクロペンチ
ル)アセテートなどのジャスモン酸エステル類などが挙
げられるが、これらに限定されるものではない。
【0009】これらのジャスモン酸誘導体の中では、特
にジャスモン酸エステル類が好ましく、その中でも前記
式(1)のR2の炭素数が2〜6のアルキルエステル
類、さらにはR2の炭素数が3〜4のアルキルエステル
類が好ましい。
【0010】本発明において、ジャスモン酸誘導体は、
単独で、あるいは2種以上を併用して使用される。
【0011】かかるジャスモン酸誘導体は、常法に従い
製造することができる。例えば、前記式(1)において
1がペンチル基でR2が炭素数1〜10のアルキル基で
あるジャスモン酸誘導体は、2−ペンチルシクロペンテ
ン−1−オンとマロン酸のアルキルエステルとをマイケ
ル付加させた後、脱炭酸させることにより得ることがで
きる。
【0012】本発明に使用されるブラシノステロイド類
としては、ブラシノライド[(22R,23R,24
S)−2α,3α,22,23−テトラヒドロキシ−B
−ホモ−7−オキサ−5α−エルゴスタン−6−オン]
をはじめ、天然に20種以上見いだされている天然ブラ
シノステロイド及び合成ブラシノステロイドなどを用い
ることができる。具体的には、ブラシノライド、ドリコ
ライド、ホモドリコライド、28−ノルブラシノライ
ド、24−エピブラシノライド、28−ホモブラシノラ
イドなどのラクトン型ブラシノステロイド類;カスタス
テロン、ドリコステロン、ホモドリコステロン、24−
エチルブラシノン、ブラシノン、チファステロール、テ
アステロン、24−エピカスタステロン、2−エピカス
タステロン、3−エピカスタステロン、3,24−ジエ
ピカスタステロン、25−メチルドリコステロン、2−
エピ−25−メチルドリコステロン、2,3−ジエピ−
25−メチルドリコステロンなどのケトン型ブラシノス
テロイド類;6−デオキソカスタステロン、6−デオキ
ソドリコステロン、6−デオキソホモドリコステロンな
どのデオキソ型ブラシノステロイド類などが例示され、
好ましくはラクトン型ブラシノステロイド類である。ま
たこれらの化合物は、2位、3位、22位及び23位の
水酸基がそれぞれ独立してアシル化、アルコキシ化、グ
リコキシ化されていてもよいし、また、22位と23位
でエポキシ環を形成してもよい。これらのブラシノステ
ロイド類は、単独は、あるいは2種以上を併用して用い
ることができる。
【0013】本発明の低温障害防止剤中のジャスモン酸
誘導体の含有量は、対象となる植物の種類、使用形態、
使用方法、使用時期などにより一概には規定できない
が、液体担体と組み合わせて、溶液、乳化液、懸濁液な
どとして散布して用いる場合は、これらの液中のジャス
モン酸誘導体の含有量(重量/容量)で、通常0.01
〜1000ppm、好ましくは0.05〜500pp
m、より好ましくは0.1〜200ppmの濃度になる
範囲で調整される。また、固体担体と組み合わせて用い
る場合は、全重量中のジャスモン酸誘導体の含有量が、
通常0.001〜90重量%、好ましくは0.01〜5
0重量%の範囲である。ジャスモン酸誘導体の濃度が上
記範囲内にある場合に、特に低温障害防止作用が効果的
に発現される。
【0014】本発明の低温障害防止剤は、有効成分とし
て前記式(1)で表されるジャスモン酸誘導体を単独で
使用しても優れた低温障害防止効果を発揮するが、該ジ
ャスモン酸誘導体とブラシノステロイド類を組み合わせ
て用いることにより、更に優れた低温障害防止効果を発
揮することができる。その場合のブラシノステロイド類
の含有量は、対象となる植物の種類、使用形態、使用方
法、使用時期などにより一概には規定できないが、液体
担体と組み合わせて、溶液、乳化液、懸濁液などとして
散布して用いる場合には、液中のブラシノステロイド類
の濃度(重量/容量)が通常0.000001〜10p
pm、好ましくは0.0001〜1ppm、より好まし
くは0.001〜0.1ppmになる範囲で調整され
る。また、固体担体と組み合わせて用いる場合は、全重
量中のブラシノステロイド類の含有量が、通常0.00
1〜90重量%、好ましくは0.01〜50重量%の範
囲である。ブラシノステロイド類の濃度が上記範囲内に
ある場合に、特に低温障害防止作用が効果的に発現され
る。
【0015】本発明の低温障害防止剤中でジャスモン酸
誘導体とブラシノステロイド類を併用する場合の組成比
は、対象作物、使用目的及び施用時期などにより一概に
規定できないが、ブラシノステロイド:ジャスモン酸誘
導体の重量比として、通常1:0.1〜1:1,00
0,000、好ましくは1:1〜1:100,000、
より好ましくは1:10〜1:10,000の範囲であ
る。
【0016】本発明の低温障害防止剤は、原体そのもの
を散布しても良いが、通常、担体や必要に応じては他の
補助剤と混合して調剤され、散布される。使用される担
体としては、従来公知のものが何等制限なく使用され、
通常液体担体や固体担体などが用いられる。製剤形態は
特に制限されず、従来公知の製剤形態が施用される。例
えば、乳剤、懸濁剤、粉剤、水和剤、顆粒状水和剤、分
散剤、粒剤、ペースト剤、エアゾール剤などの形態が挙
げられる。
【0017】好適に使用される液体担体を例示すると次
の通りである。例えば、ケロシン、鉱油、スピンドル
油、ホワイトオイル等のパラフィン系もしくはナフテン
系炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水
素;四塩化炭素、クロロホルム、トリクロルエチレン、
モノクロルベンゼン、o−クロルトルエン等の塩素系炭
化水素;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類;アセトン、メチルエチルケトン、ジイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン等
のケトン類;酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリコ
ールアセテート、ジエチレングリコールアセテート、マ
レイン酸ジブチル、コハク酸ジエチル等のエステル類;
メタノール、エタノール、n−ヘキサノール、エチレン
グリコール、ジエイチレングリコール等のアルコール
類;エチレングリコールフェニルエーテル、ジエチレン
グリコールブチルエーテル等のエーテルアルコール類;
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等あるい
は水等が挙げられる。
【0018】好適に使用される固体担体を例示すると次
の通りである。例えば、カオリナイト群、モンモリナイ
ト群、アタパルジャイト群、ジークライド等で代表され
るクレー群、タルク、雲母、葉ロウ石、軽石、バーミキ
ュライト、石こう、炭酸カルシウム、ドロマイト、けい
そう土、マグネシウム、石灰、リン石灰、ゼオライト、
無水ケイ酸、合成ケイ酸カルシウム等の無機物質;大豆
粉、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結
晶セルロース、エステルガム、コーパルガム、ダンマル
ガム等の植物性有機物質;クマロン樹脂、石油樹脂、ア
ルキド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキレングリコー
ル、ケトン樹脂等の合成高分子化合物;カルナバロウ、
蜜ロウ等のワックス類;あるいは尿素類等が挙げられ
る。
【0019】その他の補助剤としては、例えば、乳化
剤、分散剤、展着剤、湿展剤、固着剤、崩壊剤などを挙
げることができる。
【0020】乳化剤または分散剤としては、通常、界面
活性剤が用いられる。界面活性剤としては、非イオン
性、陽イオン性、陰イオン性及び両イオン性のものが使
用されるが、通常は非イオン性及び/または陰イオン性
のものが好適に使用される。適当な非イオン性界面活性
剤としては、例えば、ラウリルアルコール、ステアリル
アルコール、オレイルアルコール等の高級アルコールに
エチレンオキシドを重合付加させたもの;イソオクチル
フェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェノール
にエチレンオキシドを重合付加させたもの;ブチルナフ
トール、オクチルナフトール等のアルキルナフトールに
エチレンオキシドを重合付加させたもの;パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレ
ンオキシドを重合付加させたもの;ステアリンリン酸、
ジラウリルリン酸等のモノもしくはジアルキルリン酸に
エチレンオキシドを重合付加させたもの;ドデシルアミ
ン、ステアリン酸アミド等のアミンにエチレンオキシド
を重合付加させたもの;ソルビタン等の多価アルコール
の高級脂肪酸エステルおよびそれにエチレンオキシドを
重合付加させたもの;エチレンオキシドとプロピレンオ
キシドを重合付加させたもの;ジオクチルスクシネート
等の多価脂肪酸とアルコールとのエステル等が挙げられ
る。適当な陰イオン性界面活性剤としては、例えば、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、オレイルアルコール硫酸エステ
ルアミン塩等のアルキル硫酸エステル塩;スルホ琥珀酸
ジオクチルエステルナトリウム、2−エチルヘキセンス
ルホン酸ナトリウム等のアルキルスルホン酸塩;イソプ
ロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム、メチレンビス
ナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等
のアリールスルホン酸塩;トリポリリン酸ソーダ等のリ
ン酸塩等が挙げられる。
【0021】さらに、本発明の低温障害防止剤は、必要
に応じて、オーキシン、サイトカイニン、インドール酢
酸、ジベレリン、アブシジン酸、エチレン及びエチレン
発生剤などのその他の植物ホルモン剤、殺菌剤、殺虫
剤、除草剤、殺ダニ剤、農園芸用殺菌剤、土壌殺菌剤、
土壌改良剤あるいは殺線虫剤と混合してもよく、さらに
肥料や他の植物生育調整剤と混合することもできる。
【0022】本発明における製剤の調製方法は、特に限
定されるものでなく、従来公知の方法が使用される。例
えば、水和剤の具体的な一調製方法として、ジャスモン
酸誘導体またはブラシノステロイド類を有機溶剤に溶か
し、該溶液に界面活性剤及び担体を加えてよく混合した
後、必要に応じて有機溶剤を除去して水和剤を得る方法
がある。また、例えば乳剤の具体的な一調製方法とし
て、ジャスモン酸誘導体またはブラシノステロイド類を
界面活性剤とともにキシレン等の石油系溶剤によく混合
して乳剤を得る方法がある。
【0023】本発明の低温障害防止剤は、低温障害が発
生し易い時期での予防施用や低温環境下での適用などに
有用である。低温障害が発生し易い時期としては、作用
作物毎に周知であり、例えば、水稲での開花時期(花粉
の障害で不稔発生)と秋の実りの時期、イネの穂ばらみ
期から出穂開花期、イネの分けつの抑制や穂数の減少を
起こす水稲機械田植後から40〜50日頃、豆科植物の
出芽から開花まで、茶、ミカン、芝、タバコ、その他の
植物の晩霜害が多生する初芽の2〜3月頃、特に送風機
の下など、冷間期を経る多年生植物は、例えばリンゴ、
ナシ、ブドウなどの果樹類、その他桑、茶、花木など、
植物の冷害による枯死や寒冷による発芽障害(例えば、
桑の芽枯病、ブドウのねむり病)を起こす冬期間、キャ
ベツ結球葉の凍結による腐敗、低温による異常小結球、
不結球などの冬期間栽培時などが挙げられ、これらの時
期に本発明の低温障害防止剤を散布するのが効果的であ
る。
【0024】また、低温環境下としては、低温での異常
気象、作物の冬期栽培、早期栽培、高冷地栽培、及び冷
蔵・冷凍保存などの環境が挙げられる。低温異常気象と
しては、具体的には、連続10日間の温度の半分以上が
平均温度を下回る時、あるいは上記低温障害を発生し易
い時期においては1週間の積算温度が平均温度を下回る
時などを目安に見ることができる。作物の早期栽培、高
冷地栽培などの具体例としては、例えば水温が20℃以
下の水稲栽培などを挙げることができる。また、早期の
種蒔きに対しては、種子を本発明の低温障害防止剤の入
った溶液で浸漬処理後に播種することができる。さらに
冷蔵や冷凍保存の場合は、特に変色や変化しやすいお茶
などへ本発明の低温障害剤を適用するのが効果的であ
る。
【0025】本発明の低温障害防止剤の施用方法として
は、対象とする作物、目的などにより、その好ましい態
様は異なるが、例えば、種や種イモの浸漬処理、茎葉散
布、果実散布、葉面散布、花房散布、土壌灌水、注入処
理などが採用され、これらは組合せて行うことができ
る。施用回数は、特に制限はないが、通常1回〜数回の
範囲で行われる。
【0026】以下に、好ましい実施態様を示す。 (1)一般式(1)
【化3】 (式中、R1は分岐してもよいアルキル基、アルケニル
基、R2は水素原子または分岐してもよいアルキル基を
示す。)で表されるジャスモン酸誘導体を有効成分とす
る作物の低温障害防止剤。 (2)式中のR1の炭素数が1〜10である。 (3)式中のR2が分岐してもよいアルキル基であり、
より好ましくはアルキル基の炭素数が1〜10である。 (4)ジャスモン酸誘導体がジャスモン酸エステル類で
ある。 (5)低温障害防止剤が担体を含んでなるものである。 (6)担体が液体担体または固体担体である。 (7)液体担体を併用した時の液中のジャスモン酸誘導
体の含有量が0.01〜500ppmである。 (8)固体単体を併用した時の全重量中のジャスモン酸
誘導体の含有量が0.001〜90重量%である。 (9)さらにブラシノステロイド類を組み合わせてな
る。 (10)ブラシノステロイド類がラクトン型ブラシノス
テロイド類、ケトン型ブラシノステロイド及びデオキソ
型ブラシノステロイドから選ばれる少なくとも1種であ
る。 (11)液体担体を併用した時の液中のブラシノステロ
イド類の含有量が0.000001〜10ppmであ
る。 (12)固体単体を併用した時の全重量中のブラシノス
テロイド類の含有量が0.001〜90重量%である。 (13)ブラシノステロイド類とジャスモン酸誘導体の
組成比が1:0.1〜1:1,000,000である。 (14)作用作物が、果菜類、葉菜類、根菜類、豆類、
イモ類、穀類、花卉類、工芸作物類、果樹類、木本類で
ある。
【0027】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0028】実施例1(水稲の低温障害軽減効果) n−プロピル(2−ペンチル−3−オキソ−シクロペン
チル)アセテート即ちn−プロピルジヒドロジャスモネ
ート(以下、PDJと略記。)及びブラシノライド(以
下、BRLと略記。)を各々エタノールに溶解させ10
00ppm溶液を作成した。これを表1に示す濃度にな
るように水で希釈して試験液とした。イネ種子(日本
晴)を2日間吸水させた後、それぞれの試験液に24時
間浸漬処理し、バーミキュライドを詰めたポットに20
粒ずつ撒き各区2ポットずつ用意した。これをハイポネ
ックス水耕液の2〜3cm水深のバットにいれ、18〜
19℃の低温処理条件で、15000ルックスの人工キ
ャビネット内で育てた。第3葉の伸長成長が終わり第4
葉が出はじめた時、各ポットの生育の良い固体の15本
ずつについて平均草丈、地上部・根部の平均生体重を測
定し、無処理区対比値(%)を算出した。結果を表1に
示す。表1より、ジャスモン酸誘導体が低温時における
イネの生育障害を改善すること、及びその改善効果がブ
ラシノステロイド類を併用することで格段に相乗される
ことが判る。
【0029】
【表1】
【0030】実施例2(水稲直播の発芽試験) 実施例1と同様の方法に従って表2記載濃度のPDJ試
験液を調製した。イネ種子(コシヒカリ)を、試験液に
2時間浸漬処理後、水温15〜16℃の直播条件で、発
芽試験を行った。播種後の平均発芽日数と13日目の発
芽率を求め、表2に示した。表2の結果から、ジャスモ
ン酸誘導体で浸漬処理した種子は、水温15〜16℃の
低温条件下でも発芽が早く、しかも発芽率が十分に高い
ことがわかる。
【0031】
【表2】
【0032】実施例3(イネ幼穂形成時期の冷害防止試
験) 5〜6葉期のイネ(アキヒカリ)を移植し、出穂1ケ月
前から出穂まで、18〜20℃の谷水を直接水田に流し
込み育成不良を発生させた。幼穂形成盛期(出穂14日
前)に実施例1と同様に調製したPDJ試験液を1アー
ル当り10リットル、1回散布し、出穂後は慣行栽培を
行った。収穫時期における収穫量を無処理区対比値
(%)で算出し、その結果を表3に示した。表3の結果
より、ジャスモン酸誘導体がイネの幼穂形成盛期におけ
る低温障害(収穫量低下)を改善することがわかる。
【0033】
【表3】
【0034】実施例4(ベンジャミン低温時の落葉防止
効果) キシロール:イソホロン:ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル=60:20:20(容量比)の混合
溶液を用いてメチル(2−ペンチル−3−オキソ−シク
ロペンチル)アセテート即ちメチルジヒドロジャスモネ
ート(以下、MDJと略記。)あるいはPDJを20
(重量/容量)%含有する乳剤と、エピブラシノライド
[(22R,23S,24R)−2α,3α,22,2
3−テトラヒドロキシ−B−ホモ−7−オキサ−5α−
エルゴスタン−6−オン](以下、EBLと略記。)を
100ppm含有するエタノール溶液を作り、表4に示
す水溶液になるようにそれぞれの化合物の単独または混
合の試験液を作った。鉢植えの150〜200枚程度の
葉をつけた温室で育てた健全なベンジャミンを用い、1
1月下旬にそれぞれの試験液を散布し、翌日から外気に
曝した。20日後と30日後に落葉した葉の比率(落葉
率=(落葉数/当初の着葉数)×100)を調べ比較し
た。結果を表4に示す。表4の結果より、ジャスモン酸
誘導体に低温障害による落葉防止効果があることがわか
る。また、ジャスモン酸誘導体の中でも、前記式(1)
のR2の炭素数が1であるMDJよりも、R2の炭素数が
大きいPDJの方が遥かに高い効果を示していることが
わかり、更にその効果はブラシノステロイド類によって
相乗されることがわかる。
【0035】
【表4】
【0036】実施例5(茶の凍害防止効果) エタノールにMDJ、PDJおよびホモブラシノライド
[(2α,3α,22,23)−テトラヒドロキシ−2
4S−エチル−ホモ−7−オキサ−5α−コレスタン−
6−オン](以下に示す濃度になるように水で希釈して
試験液とした。茶(ヤブキタ)をポット植えして3月上
旬に温室に入れて萌芽を促した。新梢の新葉が3枚展開
した時にそれぞれの試験液を樹全面に均一に散布した。
散布当日2時間後、2日後、6日後に新梢部分を3枝/
区ずつ切り取り、葉面に均一に水滴が付くように水を噴
霧し−3℃に2時間曝した。低温処理後凍結がゆっくり
解除されるように7℃で1時間おいた後、20〜25℃
の室温に戻した。5時間後に新葉の凍害(黒変、しお
れ)の程度を切り枝ごとに観察表記し3枝の平均値で比
較した。結果を表5に示した。表5の結果より、ジャス
モン酸誘導体がお茶の凍害を防ぐ効果を有しているこ
と、実施例4のベンジャミンの落葉試験と同様その効果
は式(1)のR2の炭素数が大きい方(PDJ>MD
J)がより優れることがわかる。
【0037】
【表5】
【0038】実施例6(冬期収穫用ワックスアップル樹
の落葉防止) 実施例1と同様に調製した試験液を用いて、12月に肥
大盛期の冬期収穫用ワックスアップル樹に試験液を10
アール当り300リットルを1回、全面散布し、収穫果
実の平均重量の無処理区対比値(%)と散布後から収穫
期までの落葉率(落葉率=(落葉数/当初の着葉数)×
100)を調べた。結果を表6に示した。表6の結果よ
り、ジャスモン酸誘導体は、冬期に於ける落葉を抑制
し、果実を肥大させる効果が高いことがわかる。
【0039】
【表6】
【0040】
【発明の効果】本発明のの低温障害防止剤は、種々の植
物に施用することによって優れた低温障害防止作用を発
現することができる。低温障害防止作用としては、例え
ば、本剤を含む処理液への種子の浸漬や、育苗土壌への
本剤の添加等により、低温環境下でもイネの初期育成助
長、発根状態の改善、ロール葉の抑制、分けつ数増加、
生体重増加などが見られる。また、本剤を含有する処理
液を葉部に散布することによりその生存期間に寒冷期を
経る多年生植物、例えばリンゴ、ナシ、ブドウなどの果
樹類、桑、茶などの特用作物類への霜による枯死や、寒
冷による発芽障害を防止することができる。さらに、キ
ャベツ、白菜等の冬期路地野菜類への葉面散布により、
凍結寒害が防止できる。
【0041】適用作物としては、例えば、果菜類、葉菜
類、根菜類、豆類、イモ類、穀類、花卉類、工芸作物
類、果樹類、木本類などが挙げられ、具体的にはキュウ
リ、ナス、ピーマン、カボチャ、スイカ、シロウリ、マ
クワウリ、メロン、オクラ、イチゴ、トマトなどの果菜
類;ハクサイ、カンラン、タマネギ、ネギ、ハナヤサ
イ、パセリ、ミツバ、セロリ、シュンギク、ホウレンソ
ウ、レタス、ナタネ、ミズナなどの葉菜類;大根、ニン
ジン、カブ、ゴボウ、ビートなどの根菜類;インゲン、
ソラマメ、エンドウ、ダイズ、ラッカセイ、アズキなど
の豆類;バレイショ、サツマイモ、サトイモ、キャサバ
などのイモ類;イネ、大麦、小麦、燕麦、粟、稗、黍、
ソバ、トウモロコシなどの穀類;ユリ、チューリップ、
グラジオラス、カーネーション、バラなどの花卉類;ワ
タ、アサ、テンサイ、芝、ステビアなどの工芸作物類;
ブドウ、梨、リンゴ、モモ、柿、ミカンなどの果樹類;
スギ、ヒノキ、マツ、ヒバなどの木本類などが挙げられ
るが、これらに限定されるものではない。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1は分岐してもよいアルキル基、アルケニル
    基、R2は水素原子または分岐してもよいアルキル基を
    示す。)で表されるジャスモン酸誘導体を有効成分とす
    る作物の低温障害防止剤。
  2. 【請求項2】 有効成分としてさらにブラシノステロイ
    ド類を組み合わせてなる請求項1記載の低温障害防止
    剤。
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