JPH08113238A - 運搬容器用枠 - Google Patents
運搬容器用枠Info
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- JPH08113238A JPH08113238A JP24807394A JP24807394A JPH08113238A JP H08113238 A JPH08113238 A JP H08113238A JP 24807394 A JP24807394 A JP 24807394A JP 24807394 A JP24807394 A JP 24807394A JP H08113238 A JPH08113238 A JP H08113238A
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Abstract
ことができ、装着強度も十分な運搬容器用枠を提供す
る。 【構成】 運搬容器用枠1は、四角形状の容器本体3の
上面開口部外周に嵌合する四角形状の枠本体11と、該
枠本体11の内周に設けられて容器本体3のフランジ2
に載置される鍔体12と、前記枠本体11の一辺に設け
られて前記フランジ2に係合する角状突起13と、これ
に対向する一辺に設けられて前記フランジ2に係合する
斜辺付き突起14とを備えている。
Description
詳しくは、運搬容器等の開口部に装着する枠体であっ
て、運搬容器の上面開口部と対応する環状の周壁を備え
た運搬容器用枠に関する。
開口部に装着して、例えば、その容器の内容積を増加さ
せたりする運搬容器用枠が知られており、さらに、枠本
体に略同形の補助枠体をヒンジを介して回動自在に取り
付けるとともに、その補助枠体に開口を覆う蓋体を装着
した蓋付の運搬容器用枠も知られている。
器などの上面開口部に対応する環状の周壁を形成すると
ともに、該周壁の下方端縁に容器本体の開口部のフラン
ジに載置する鍔体を突設した形状に形成されており、容
器本体との固定構造としては、前記鍔体を前記フランジ
に載置した後、例えばコ字状の弾性挟持具で鍔体とフラ
ンジとを一緒に挟み込んで固定する構造のものや、鍔体
とフランジとに貫通孔を設け、この貫通孔に銛状係止具
を挿入して鍔体とフランジとを一体的に固定する構造の
もの、あるいはこの両者を併用した構造のものが知られ
ている。
鍔体とフランジとを挟み込んで固定するものは、固定作
業や分離は容易に行えるが、運搬容器を長時間使用して
いるうちに、振動等で弾性挟持具が外れることがある。
これを防止するため、弾性挟持具を取り付ける箇所に嵌
合溝を設けることも行われているが、前記同様に長時間
の使用には難があった。一方、銛状係止具を用いた場合
は、鍔体とフランジとを強固に固定することができる
が、運搬容器用枠を分離する際の銛状係止具の取り外し
が面倒であった。
り外しを容易に行うことができ、装着強度も十分な運搬
容器用枠を提供することを目的としている。
ため、本発明の運搬容器用枠は、上面開口部外周にフラ
ンジを有する容器本体の上面に着脱可能に装着される運
搬容器用枠であって、四角形状の容器本体の上面開口部
外周に嵌合する四角形状の枠本体と、該枠本体の内周に
設けられて前記容器本体のフランジに載置される鍔体
と、前記枠本体の相対向する二辺の一方の鍔体下方に設
けられて前記フランジに係合する角状突起と、他方の鍔
体下方に設けられて前記開口部フランジに係合する斜辺
付き突起とを備えたことを特徴としている。
状突起が、両側面にスペーサーを上方から装着可能な縦
溝を有し、前記スペーサーは、前記縦溝に係合する突辺
と角状突起に装着したときに前記枠本体の内周側に突出
する角状突起部とを有していること、また、前記枠本体
は、その一辺に開口部を開閉可能な蓋体をヒンジ結合し
ていることを特徴としている。
られている側の一辺を容器本体の上面開口部外周に設け
られているフランジに当接させ、角状突起あるいはこの
角状突起に装着したスペーサーの角状突起部の上面をフ
ランジ下面に当接させた後、斜辺付き突起を設けた側を
容器本体側に押し付けると、斜辺付き突起がフランジの
縁を滑り下りるようにして移動し、斜辺付き突起がフラ
ンジを乗り越えてフランジ下面に係止して容器本体と運
搬容器用枠とが一体化される。運搬容器用枠を取り外す
際には、これとは逆に斜辺付き突起を設けた側を持ち上
げればよい。
とにより、容器本体の開口部が運搬容器用枠より小さい
場合でも、運搬容器用枠を上記同様にして取り付けるこ
とができる。さらに、運搬容器用枠に蓋体を設けること
により、蓋付容器として使用することができる。
いてさらに詳細に説明する。図1は本発明の運搬容器用
枠の一実施例を示すもので、図2のI−I線断面図であ
る。図2は同じく平面図、図3は同じく斜視図、図4は
斜辺付き突起部分の断面側面図、図5及び図6は角状突
起にスペーサーを装着した状態を示すもので、図5は断
面側面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。
つ、上面開口部外周にフランジ2を有する合成樹脂製の
容器本体3の上面に着脱可能に装着されるもので、容器
本体3の上面開口部外周に対応する四角形状の合成樹脂
製の枠本体11と、該枠本体11の内周に設けられた鍔
体12と、前記枠本体11の相対向する二辺にそれぞれ
設けられた角状突起13及び斜辺付き突起14と、枠本
体11の一辺に設けたヒンジ15を介して開閉可能に設
けられた蓋体16とを備えるもので、さらに、枠本体1
1の外周には、蓋体16の外周部に対応した鍔辺17
と、必要に応じて蓋体16とに設けられる施錠装置の取
付け部18とが設けられている。
枠1を容器本体3に装着した際に容器本体3のフランジ
2の上面に当接して運搬容器用枠1を支持するものであ
り、この鍔体12の下面と前記角状突起13及び斜辺付
き突起14の上面との間の距離は、フランジ2の厚さと
略等しく設定されている。なお、運搬容器用枠1のガタ
ツキを防止するために鍔体12の下面にパッキングや発
泡体等の弾性体を設ける場合には、該弾性体の厚みや変
形量を考慮して両者の距離を設定する。
両隅部近傍にそれぞれ1個ずつ設けられており、フラン
ジ2の下面に当接する上面は平面状に形成されている。
また、角状突起13の両側面には、図5及び図6に示す
ようにスペーサー19を装着するための縦溝13aが設
けられており、鍔体12には、角状突起13の上方にス
ペーサー19を装着するための切欠き部12aが設けら
れている。
突起13に略対向するように設けられており、その突出
端面には、下方が枠本体11側に向かう傾斜面14aが
形成されている。この斜辺付き突起14の大きさは、前
記角状突起13より僅かに小さく形成されているが、そ
の上面と鍔体12との距離は、角状突起13と同様に形
成されている。
本体3に装着する際には、まず、角状突起13が設けら
れている側の一辺を容器本体3のフランジ2に当接さ
せ、フランジ2を角状突起13と鍔体との間で挟むよう
にした後、斜辺付き突起14を設けた側を容器本体3側
に押し付けるようにする。これにより、斜辺付き突起1
4の傾斜面14aがフランジ2の端縁を滑り下りるよう
にして移動し、斜辺付き突起14がフランジ2を乗り越
えてフランジ2の下面に係止し、容器本体3と運搬容器
用枠1とが一体化される。
際には逆に斜辺付き突起14を設けた側の枠本体11
を、外側に広げるようにして持ち上げればよい。これに
より、斜辺付き突起14とフランジ2との係止状態を解
除することができ、運搬容器用枠1を取り外すことがで
きる。
本体11の両側に角状突起を設けた場合に比べて容易に
着脱でき、両側に斜辺付き突起を設けた場合に比べて取
付け強度を向上させることができる。
体11の角部に近い程、枠本体11の変形量が少ないの
で斜辺付き突起14とフランジ2との係止力を大きくか
つ確実にすることができる。しかし、この場合は、運搬
容器用枠1の着脱にも大きな力を必要とするので、容器
本体3及び枠本体11の大きさや強度等に応じて最適な
位置に最適な大きさの斜辺付き突起14を設けるように
することが好ましい。
形成されており、基部側には、前記角状突起13の縦溝
13aに係合する突辺19aを有する下方が開口したT
字状の切欠き溝19bが設けられており、先端の角状突
起部19cの厚さ(上下方向の寸法)は、角状突起13
と略同一に設定されている。
りも小さな上部開口を有する容器本体3に運搬容器用枠
1を装着する際に使用するものであって、枠本体11に
設けた角状突起13と斜辺付き突起14とではフランジ
2を係止できない場合に使用する。
を上方から装着すると、スペーサー19の先端の角状突
起部19cが枠本体11の内周側に突出し、対向する斜
辺付き突起14との間の距離が短くなるので、運搬容器
用枠1より一回り乃至二回り小さな上部開口を有する容
器本体3にでも、運搬容器用枠1を前記同様にして装着
することができる。したがって、先端の角状突起部19
cの突出量が異なる複数のスペーサー19を用意してお
くことにより、各種開口寸法の容器本体に一つの運搬容
器用枠1を装着することができる。
形成した蓋体16を設けることにより、上面が開口した
容器本体3を蓋付容器として使用することができ、埃や
水の侵入を防止できる。さらに、防犯対策等で施錠装置
を設けることもできる。この場合、蓋体16の外周枠を
強固に形成することにより、蓋体16を閉じたときに枠
本体11が外側に広がることを防止することができ、容
器本体3から運搬容器用枠1が取り外されるのを防ぐこ
とができる。
フランジ2と同形状に形成しておくことにより、運搬容
器用枠1の上に更に運搬容器用枠1を重ねて装着するこ
とができる。
用枠は、枠本体の相対向する二辺に、容器本体のフラン
ジに係合する角状突起と斜辺付き突起とを設けたので、
運搬容器等に容易に着脱することができ、容器の内容積
を容易に増加させることができる。また、角状突起にス
ペーサーを装着することにより、運搬容器用枠より小さ
い開口の容器本体にも、運搬容器用枠を取り付けること
ができ、さらに、運搬容器用枠に蓋体を設けることによ
り、蓋付容器として使用することができる。
図である。
断面側面図である。
…枠本体、12…鍔体、13…角状突起、13a…縦
溝、14…斜辺付き突起、14a…傾斜面、15…ヒン
ジ、16…蓋体、19…スペーサー、19a…突辺、1
9c…角状突起部
Claims (3)
- 【請求項1】 上面開口部外周にフランジ(2) を有する
容器本体(3) の上面に着脱可能に装着される運搬容器用
枠(1) であって、四角形状の容器本体(3) の上面開口部
外周に嵌合する四角形状の枠本体(11)と、該枠本体(11)
の内周に設けられて前記容器本体(3) のフランジ(2) に
載置される鍔体(12)と、前記枠本体(11)の相対向する二
辺の一方の鍔体下方に設けられて前記フランジ(2) に係
合する角状突起(13)と、他方の鍔体下方に設けられて前
記フランジ(2) に係合する斜辺付き突起(14)とを備えた
ことを特徴とする運搬容器用枠。 - 【請求項2】 前記角状突起(13)は、両側面にスペーサ
ー(19)を上方から装着可能な縦溝(13a) を有し、前記ス
ペーサー(19)は、前記縦溝(13a) に係合する突辺(19a)
と角状突起(13)に装着したときに前記枠本体(11)の内周
側に突出する角状突起部(19c) とを有していることを特
徴とする請求項1記載の運搬容器用枠。 - 【請求項3】 前記枠本体(11)は、その一辺に開口部を
開閉可能な蓋体(16)をヒンジ結合していることを特徴と
する請求項1記載の運搬容器用枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24807394A JP3543231B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 運搬容器用枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24807394A JP3543231B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 運搬容器用枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08113238A true JPH08113238A (ja) | 1996-05-07 |
JP3543231B2 JP3543231B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=17172810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24807394A Expired - Lifetime JP3543231B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 運搬容器用枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3543231B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP24807394A patent/JP3543231B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3543231B2 (ja) | 2004-07-14 |
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