JPH0211822Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211822Y2 JPH0211822Y2 JP3953883U JP3953883U JPH0211822Y2 JP H0211822 Y2 JPH0211822 Y2 JP H0211822Y2 JP 3953883 U JP3953883 U JP 3953883U JP 3953883 U JP3953883 U JP 3953883U JP H0211822 Y2 JPH0211822 Y2 JP H0211822Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- side walls
- battery case
- locking
- lid body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は蓋体の取付構造に関するものであ
る。
る。
従来、例えば電池ケースの蓋体において、電池
ケース全体を覆う蓋体があつた。この蓋体は、そ
の側壁およびこれに対向する電池ケースの側壁の
一方に設けられた係止突部およびその他方に設け
られた係止部により電池ケースに取付けるもので
あつた。そして蓋体および電池ケースは成形時の
収縮などにより側壁間の精度が出しにくく、取付
時に蓋体ががたつくという欠点があつた。また電
池ケースから蓋体を取外す場合は側壁と直交する
両壁面を指などにて挾み押圧し、蓋体の側壁を外
方に湾曲させ係止突部と係止部との係合を外して
いた。しかしながら蓋体は成形時の収縮などによ
り側壁が内側に湾曲しやすく、この側壁と直交す
る両壁面を指などにて挾み押圧したとき側壁は内
側に湾曲し、係止突部と係止部との係合が外れず
蓋体を取外せない場合があつた。
ケース全体を覆う蓋体があつた。この蓋体は、そ
の側壁およびこれに対向する電池ケースの側壁の
一方に設けられた係止突部およびその他方に設け
られた係止部により電池ケースに取付けるもので
あつた。そして蓋体および電池ケースは成形時の
収縮などにより側壁間の精度が出しにくく、取付
時に蓋体ががたつくという欠点があつた。また電
池ケースから蓋体を取外す場合は側壁と直交する
両壁面を指などにて挾み押圧し、蓋体の側壁を外
方に湾曲させ係止突部と係止部との係合を外して
いた。しかしながら蓋体は成形時の収縮などによ
り側壁が内側に湾曲しやすく、この側壁と直交す
る両壁面を指などにて挾み押圧したとき側壁は内
側に湾曲し、係止突部と係止部との係合が外れず
蓋体を取外せない場合があつた。
本考案は上記欠点を除去するものであり、蓋体
を取付けたときにがたつかず、蓋体の取外しが容
易に行える蓋体の取付構造を提供するものであ
る。
を取付けたときにがたつかず、蓋体の取外しが容
易に行える蓋体の取付構造を提供するものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
1は電池ケースであり、合成樹脂などより形成
されている。電池ケース1は側壁1a,1a、こ
れらの側壁と直交する壁面1b,1bおよび底壁
1cにより電池収納室1dが形成され、電池収納
室1dの上部は開口部となつている。側壁1a,
1aの外面中央部には係止突部2,2が突設され
ている。3は電池であり、4は陽極接片、5は陰
極バネである。6は蓋体であり、同様に合成樹脂
などから形成されており、電池ケース1の開口部
を覆うものである。蓋体6は側壁6a,6a、こ
れらの側壁と直交する壁面6b,6bおよび上壁
6cから構成されている。蓋体6の側壁6a,6
aおよび壁面6b,6bは電池ケース1の側壁1
a,1aおよび壁面1b,1bと対向可能であ
り、側壁6a,6aの間の幅W1および壁面6b,
6b間の長さl1はそれぞれ側壁1a,1a間の幅
W2および壁面1b,1b間の長さl2より若干大
きく設定してある。蓋体6の側壁6a,6aには
係止突部2,2が係止可能の係止部7,7が設け
られている。また側壁6a,6aの近傍に突起8
……が設けられている。突起8……は蓋体6の着
脱方向に延伸するリブ状の突起であり、対向する
突起間の距離dは電池ケース1の幅W2と比較し
て略等しくあるいは若干小さく設定してある。こ
のため電池ケース1に蓋体6を取付けたとき、側
壁1a,1aには突起8……が対接するように設
定されている。6d,6dは蓋体6の引上げ部で
ある。
されている。電池ケース1は側壁1a,1a、こ
れらの側壁と直交する壁面1b,1bおよび底壁
1cにより電池収納室1dが形成され、電池収納
室1dの上部は開口部となつている。側壁1a,
1aの外面中央部には係止突部2,2が突設され
ている。3は電池であり、4は陽極接片、5は陰
極バネである。6は蓋体であり、同様に合成樹脂
などから形成されており、電池ケース1の開口部
を覆うものである。蓋体6は側壁6a,6a、こ
れらの側壁と直交する壁面6b,6bおよび上壁
6cから構成されている。蓋体6の側壁6a,6
aおよび壁面6b,6bは電池ケース1の側壁1
a,1aおよび壁面1b,1bと対向可能であ
り、側壁6a,6aの間の幅W1および壁面6b,
6b間の長さl1はそれぞれ側壁1a,1a間の幅
W2および壁面1b,1b間の長さl2より若干大
きく設定してある。蓋体6の側壁6a,6aには
係止突部2,2が係止可能の係止部7,7が設け
られている。また側壁6a,6aの近傍に突起8
……が設けられている。突起8……は蓋体6の着
脱方向に延伸するリブ状の突起であり、対向する
突起間の距離dは電池ケース1の幅W2と比較し
て略等しくあるいは若干小さく設定してある。こ
のため電池ケース1に蓋体6を取付けたとき、側
壁1a,1aには突起8……が対接するように設
定されている。6d,6dは蓋体6の引上げ部で
ある。
本考案は上記構成であり、つぎに電池ケース1
と蓋体6との着脱について述べる。電池ケース1
に電池3を装着し、電池ケース1の上方より蓋体
6を被せる。電池ケース1の外形より蓋体6の内
部空間がわずかに大きいため容易に被せることが
できる。係止突起2,2が係止部7,7に係止さ
れると、突起8……が電池ケース1の側壁1a,
1aに対接する。突起8……間の距離dをさらに
小さくすると弾接させることも可能である。この
ため取付け時に蓋体6ががたつくことはほとんど
なくなる。
と蓋体6との着脱について述べる。電池ケース1
に電池3を装着し、電池ケース1の上方より蓋体
6を被せる。電池ケース1の外形より蓋体6の内
部空間がわずかに大きいため容易に被せることが
できる。係止突起2,2が係止部7,7に係止さ
れると、突起8……が電池ケース1の側壁1a,
1aに対接する。突起8……間の距離dをさらに
小さくすると弾接させることも可能である。この
ため取付け時に蓋体6ががたつくことはほとんど
なくなる。
つぎに電池ケース1から蓋体6を取外す動作を
第6図を参照して説明する。取付状態において蓋
体6の側壁6a,6aは二点鎖線にて示すように
電池ケース1の側壁1a,1aに突起8……が対
接している。この状態で壁面6b,6bを指など
にて挾み矢印a,aのように押圧すると、蓋体6
の側壁6a,6aは側壁1a,1aに突起8……
が対接しているので内側に湾曲できないため外側
に湾曲し、係止突部2,2と係止部7,7との係
止が解かれる。このあと引上げ部6d,6dに指
をかけ蓋体6を上方に引上げれば蓋体は容易に取
外せる。このように蓋体6の着脱は容易に確実に
行える。
第6図を参照して説明する。取付状態において蓋
体6の側壁6a,6aは二点鎖線にて示すように
電池ケース1の側壁1a,1aに突起8……が対
接している。この状態で壁面6b,6bを指など
にて挾み矢印a,aのように押圧すると、蓋体6
の側壁6a,6aは側壁1a,1aに突起8……
が対接しているので内側に湾曲できないため外側
に湾曲し、係止突部2,2と係止部7,7との係
止が解かれる。このあと引上げ部6d,6dに指
をかけ蓋体6を上方に引上げれば蓋体は容易に取
外せる。このように蓋体6の着脱は容易に確実に
行える。
なお本実施例では電池ケースに係止突部を、蓋
体に係止部を設けたが、逆に設けてもよいことは
当然である。また本考案は電池ケース以外の容器
にも適用できる。さらに突起はリブ状のものに限
らない。
体に係止部を設けたが、逆に設けてもよいことは
当然である。また本考案は電池ケース以外の容器
にも適用できる。さらに突起はリブ状のものに限
らない。
以上述べたように本考案によれば、蓋体の取付
け、取外しは容易にしかも確実に行え、取付後も
がたつくことはない。
け、取外しは容易にしかも確実に行え、取付後も
がたつくことはない。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は電池
ケースの平面図、第2図は蓋体の底面図、第3図
は第2図−線断面図、第4図は第1図−
線断面図、第5図は取付け動作を示す一部切断正
面図、第6図は取外し動作を示す一部切断平面図
である。 1……電池ケース、2……係止突部、6……蓋
体、7……係止部、8……突起。
ケースの平面図、第2図は蓋体の底面図、第3図
は第2図−線断面図、第4図は第1図−
線断面図、第5図は取付け動作を示す一部切断正
面図、第6図は取外し動作を示す一部切断平面図
である。 1……電池ケース、2……係止突部、6……蓋
体、7……係止部、8……突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ケースと、このケースの開口部を覆う蓋体とか
ら構成されており、 上記ケースおよび上記蓋体の対向する側壁の中
央部には一方に係止突部が、他方にこの係止突部
が係合可能の係止部が設けてあり、 上記ケースおよび上記蓋体の対向する側壁の一
方には、上記係止突部又は上記係止部の両側近傍
で上記蓋体の着脱方向に延伸しかつ他方の側壁に
対接するリブ状の突起が設けてあり、 上記蓋体の側壁は、この側壁と直交する壁面を
内方に押圧したときに、上記リブの存在により外
方に弾性変形可能である ことを特徴とする蓋体の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3953883U JPS59145077U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 蓋体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3953883U JPS59145077U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 蓋体の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59145077U JPS59145077U (ja) | 1984-09-28 |
JPH0211822Y2 true JPH0211822Y2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=30170181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3953883U Granted JPS59145077U (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 蓋体の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59145077U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5707259B2 (ja) * | 2011-07-12 | 2015-04-22 | 新電元工業株式会社 | カバーの接続構造 |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP3953883U patent/JPS59145077U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59145077U (ja) | 1984-09-28 |
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