JPH08113228A - 食品収容トレー - Google Patents

食品収容トレー

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JPH08113228A
JPH08113228A JP24919494A JP24919494A JPH08113228A JP H08113228 A JPH08113228 A JP H08113228A JP 24919494 A JP24919494 A JP 24919494A JP 24919494 A JP24919494 A JP 24919494A JP H08113228 A JPH08113228 A JP H08113228A
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JP
Japan
Prior art keywords
cake
bottom wall
tray
recess
deoxidizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP24919494A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Mori
景子 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKEI BUSSAN KK
Original Assignee
SANKEI BUSSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱酸素剤を載置面の所定位置に保持隠蔽する
ことが出来ながら、該脱酸素の酸素吸収効果を損なわな
いようにする。 【構成】 ケーキCを載置する載置面10に、脱酸素剤
の収容凹所5を形成すると共に、長さ方向一端が前記収
容凹所5に連通して長さ方向他端が前記載置面10の周
縁部に延びる凹溝6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋菓子等の食品を収容
するトレーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のトレーは、上面を食品の
載置面とする底壁と該底壁の周縁から立ち上がる側壁と
を備えて成り、前記底壁上に例えば洋菓子のケーキを載
せたると共に、該トレーに蓋を被せた上で、ケーキの販
売を行うのであるが、通常、該トレー内には、収容する
食品の品質維持のために、例えば脱酸素材や乾燥剤等の
薬品を入れるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来では、ト
レー上に置く前記脱酸素剤や乾燥剤等の薬品が外部に露
呈するのを防止するために、前記載置面に置いた薬品上
に更に食品を載せて、該薬品を前記食品の下面で隠すよ
うにしているが、前記薬品上に食品を載せた場合には、
食品が前記載置面に対して一部浮き上がる等して、該食
品が不安定になるし、しかも前記薬品が食品の下面で覆
われてしまうので、蓋等で覆われたトレー内の例えば酸
素や湿気の吸収効果が低下するなどの不具合があるし、
また前記薬品を前記載置面に対して所定位置に保持する
ことが出来ないので、トレーに収容した食品を搬送する
際等に、前記薬品がトレー内で移動して露呈し、トレー
内の見栄えを損なう不具合もある。
【0004】本発明は、以上の実情に鑑みて開発したも
のであって、例えば脱酸素剤等の薬品を載置面の所定位
置に保持することが出来ながら、該薬品を載置面上に置
く食品の下面で覆って該薬品が隠蔽するも、該薬品の効
果を損なうことのない食品収容トレーを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、食品C載置する載置面10に、薬品の
収容凹所5を形成すると共に、長さ方向一端が前記収容
凹所5に連通して長さ方向他端が該載置面10の周縁部
に延びる凹溝6を設けたのである。
【0006】
【作用】以上の構成のトレーによれば、薬品Tが、前記
収容凹所5内に格納され、しかも該収容凹所5の開口
が、載置面10上に置かれる食品Cの下面で閉鎖される
ので、トレーに収容した食品Cを搬送する際等に、前記
薬品Tが前記収容凹所5の外に飛び出すことがないのは
勿論のこと、該薬品Tが外部に露呈することもないので
ある。
【0007】一方、前記収容凹所5の開口が前記食品C
の下面で閉鎖されるが、該収容凹所5と、蓋などで覆わ
れるトレーの内部空間とは、前記凹溝6を介して連通し
ているので、前記内部空間S内に薬効が充分及ぶのであ
る。
【0008】
【実施例】図に示すトレーは、洋菓子のケーキCを収容
するのに用いるものであって、上面を前記ケーキの載置
面10とする平面視円形の底壁1と、該底壁1の外周縁
から立設する円筒状の内側壁2と、この内側壁2の上端
から水平方向に延びる上壁3と、この上壁3の外周縁か
ら下方に屈曲する角筒状の外側壁4とから成り、金型成
型により不透明の合成樹脂材料から形成したものであ
る。
【0009】(実施例1)以上の構成から成るトレーに
おいて、図1から図3に実施例では、図2に示すよう
に、前記底壁1の中央部を下方に向けて平面視長方形に
凹ませて、該底壁1の中央部に薬品Tの収容凹所5を形
成するのである。
【0010】尚、この収容凹所5の大きさは、前記薬品
Tの形状に合わせて形成するのが好ましく、また実施例
では、前記収容凹所5に、前記薬品として脱酸素剤Tを
収容するようにしている。
【0011】一方、前記底壁1及び内側壁2に、前記収
容凹所の外周縁から前記底壁の外周縁を通って前記内側
壁の上端まで延びる複数の凹溝6を放射状に形成するの
であって、実施例では、図3に示すように前記底壁1及
び内側壁2を外方に向けて断面半円形に凹ませること
で、前記凹溝6を形成している。
【0012】尚、以上の実施例では、前記外側壁4の下
端縁を前記収容凹所5の底部裏面と同一の高さにしてい
る。
【0013】以上の構成からなるトレーの使用時には、
透明の合成樹脂材料から別途形成した蓋7を被せて用い
るようにしているのであって、即ち、先ず前記収容凹所
5に脱酸素剤Tを収容した上で、前記底壁1の載置面上
にケーキCを載せて、該収容凹所5の開口を前記ケーキ
Cの下面で覆った後、前記蓋7を被せるのである。
【0014】斯くして前記脱酸素剤Tは、前記収容凹所
5内に格納され、しかも該収容凹所5の開口が、前記ケ
ーキCの下面で閉鎖されるので、トレーに収容したケー
キCを搬送する際等に、前記脱酸素剤Tが前記収容凹所
5外に飛び出すことがないし、該脱酸素剤Tが外部に露
呈することもないのである。
【0015】一方、前記収容凹所5の開口が前記ケーキ
Cの下面で閉鎖されるが、該収容凹所5と、蓋7で覆わ
れたトレーの内部空間Sとは、複数の凹溝6を介して連
通しているので、前記内部空間S内の酸素を前記脱酸素
剤Tにより効率良く吸収して、ケーキCの品質低下を抑
制することが出来る。
【0016】また以上の実施例では、前記収容凹所5及
び凹溝6の形成に際して、前記底壁1及び内側壁2を外
方に向けて凹ませることで、前記収容凹所5及び凹溝6
を形成しているので、特に前記凹溝6の形成部位が、い
わゆる補強ビードとしての役割をも果たして、前記底壁
1の剛性が充分高まるのである。
【0017】以上の実施例では、前記収容凹所5に脱酸
素剤Tを収容したが、これに限定されるものではなく、
例えばシリカゲル等の乾燥剤を収容してもよい。
【0018】また以上の実施例では、前記凹溝6を前記
底壁1から内側壁2にかけて形成したが、前記底壁1に
のみ形成してもよい。
【0019】また以上の実施例では、前記載置綿1を平
面視円形に形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば矩形に形成してもよい。
【0020】また以上の実施例では、トレーに蓋7を被
せて用いるようにしたが、これに限定されるものではな
く、例えば食品を載せたトレーをビニール袋内に入れて
用いるようにしてもよい。
【0021】(実施例2)図4から図6に示す実施例2
では、前記実施例1と同様に、前記底壁1の中央部を下
方に向けて平面視長方形に凹ませて、該底壁1の中央部
に薬品Tの収容凹所5を形成する一方、該底壁1の外周
には、平面視環状とした断面半円形の第1連通溝7aを
形成すると共に、該底壁1に、前記凹所5の四方各周縁
から前記第1連通溝7aまで延びる断面半円形の第1凹
溝6aを形成し、また前記内側壁2には、前記第1連通
溝7aの外周縁から該内側壁2の上端まで上下に延びる
断面半円形の第2凹溝6bを設けて、前記第1凹溝6a
を前記連通溝7aを介して前記第2凹溝6bに連通させ
ている。
【0022】また前記底壁1には、図4に示すように、
前記第1凹溝6a中、前記凹所5の各コーナ部に連通す
る凹溝6a間を相互に連通させる断面半円形の第2連通
溝7bを設けている。
【0023】尚、前記第1、第2凹溝6a・6b及び第
1、第2連通溝7a・7bは、前記底壁1及び内側壁2
を外方に向けて断面半円形に凹ませることで形成してい
る。
【0024】以上の構成からなるトレーの使用時にあっ
ても、前記実施例1と同様に、先ず前記収容凹所5に脱
酸素剤Tを収容した上で、前記底壁1の載置面上にケー
キCを載せて、該収容凹所5の開口を前記ケーキCの下
面で覆った後、前記蓋7を被せるのであって、斯くして
前記脱酸素剤Tは、前記収容凹所5内に格納され、しか
も該収容凹所5の開口が、前記ケーキCの下面で閉鎖さ
れるので、トレーに収容したケーキCを搬送する際等
に、前記脱酸素剤Tが前記収容凹所5外に飛び出すこと
がないし、該脱酸素剤Tが外部に露呈することもないの
である。
【0025】一方、前記収容凹所5の開口が前記ケーキ
Cの下面で閉鎖されるが、該収容凹所5と、蓋7で覆わ
れたトレーの内部空間Sとは、複数の第1凹溝6a・第
1連通溝7a・第2凹溝6bを介して連通しているの
で、前記内部空間S内の酸素を前記脱酸素剤Tにより効
率良く吸収して、ケーキCの品質低下を抑制することが
出来る。
【0026】また以上の実施例2にあっても、前記収容
凹所5と第1、第2凹溝6a・6b及び第1、第2連通
溝7a・7bの形成に際して、前記底壁1及び内側壁2
を外方に向けて凹ませることで、前記収容凹所5と第
1、第2凹溝6a・6b及び第1、第2連通溝7a・7
bを形成しているので、特に第1、第2凹溝6a・6b
及び第1、第2連通溝7a・7bの形成部位がいわゆる
補強ビードとしての役割をも果たして、前記底壁1の剛
性が充分高まるのである。
【0027】
【発明の効果】以上のごとく本発明は、食品Cを載置す
る載置面10に、薬品の収容凹所5を形成すると共に、
長さ方向一端が前記収容凹所5に連通して長さ方向他端
が該載置面10の周縁部に延びる凹溝6を設けたことに
より、食品の品質劣化を防ぐ薬品Tが、前記収容凹所5
内に格納され、しかも該収容凹所5の開口が、載置面1
0上に置かれる食品Cの下面で閉鎖されるので、トレー
に収容した食品Cを搬送する際等に、前記薬品Tが前記
収容凹所5の外に飛び出すことがないのは勿論のこと、
該薬品Tが外部に露呈することもなく、食品販売時の見
栄えが良くなるし、しかも、開口が前記食品Cの下面で
閉鎖される収容凹所5と、蓋などで覆われるトレーの内
部空間とは、前記凹溝6を介して連通しているので、前
記内部空間S内に薬効が充分及ぶのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるトレーの一実施例を示す平面
図。
【図2】図1におけるW−W線拡大断面図。
【図3】図1におけるX−X線拡大断面図。
【図4】本発明にかかるトレーの他の実施例を示す平面
図。
【図5】図4におけるY−Y線拡大断面図。
【図6】図4におけるZ−Z線拡大断面図。
【符号の説明】
10 載置面 5 収容凹所 6 凹溝 C ケーキ(食品) T 脱酸素剤(薬品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品(C)を載置する載置面(10)を
    備えた食品収容トレーにおいて、前記載置面(10)
    に、薬品(T)の収容凹所(5)を形成すると共に、長
    さ方向一端が前記収容凹所(5)に連通して長さ方向他
    端が該載置面(10)の周縁部に延びる凹溝(6)を設
    けていることを特徴とする食品収容トレー。
JP24919494A 1994-10-14 1994-10-14 食品収容トレー Pending JPH08113228A (ja)

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JP24919494A JPH08113228A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 食品収容トレー

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