JPH08112A - 豚舎内に於ける便所床構築法並びに該構築法に用いる器具 - Google Patents
豚舎内に於ける便所床構築法並びに該構築法に用いる器具Info
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- JPH08112A JPH08112A JP14050894A JP14050894A JPH08112A JP H08112 A JPH08112 A JP H08112A JP 14050894 A JP14050894 A JP 14050894A JP 14050894 A JP14050894 A JP 14050894A JP H08112 A JPH08112 A JP H08112A
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Abstract
ルによる仕上げ作業性を向上させる。 【構成】 排尿管2の上面長手方向に設けた尿流下条溝
用壁部4,4の上端部から側方へ水平状受板5,5を突
設し、該水平状受板5,5の上面長手方向に前記尿流下
条溝用壁部4,4に近接して立上がり壁部6,6を設け
て器具1を構成し、そして、該器具1を便所床Tを構築
せられるべき個所の長手方向に敷設し、コンクリートC
を前記水平状受板位置まで打設し、更に、該コンクリー
トCの上面から前記立上がり壁部の上端部に及んでモル
タルMを塗着して便所床Tを仕上げる。
Description
構築法並びに該構築法に用いる器具に関するものであ
り、特に、モルタル仕上作業を容易にしたものである。
並びに該構築法に用いる器具について図3及び図4に従
って説明する。図に於て、1は該便所床に用いる器具で
あり、該器具1は排尿道2aを形成する排尿管2を有
し、更に、該排尿管2の長手方向上部を開穿して尿流入
口3を設け、該尿流入口3に連設して尿流下条溝4aを
形成する尿流下条溝用壁部4,4を左右対峙して長手方
向に立設し、且つ、該尿流下条溝用壁部4,4上端部か
ら側方へ夫々水平状受板5,5を突設して成るものであ
る。
便所床構築個所の長手方向に敷設され、そして、図4に
示す如く、水平状受板5,5の位置までコンクリートC
が打設され、更に、該コンクリートCの上面及び該水平
状受板5,5上面にモルタルMが塗着されて便所床を仕
上げる。
リート打設は水平状受板の位置まで打設され、そして、
該コンクリートC及び水平状受板の双方に及んでその上
面にモルタルMが塗着されて仕上げられるので、該モル
タルは水平状受板の板面が平坦であるため、モルタルM
の塗着時の厚さが定まらず、且つ、左右の高さ合せも困
難であって仕上がり及び作業性が極めて悪い。
高さ合せが一定し、仕上がりが良好な豚舎内の便所床を
構築するために解決せらるべき技術的課題が生じてくる
のであり、本発明は該課題を解決することを目的とす
る。
するために提案せられたものであり、中央部に排尿管が
長手方向に配設され、且つ、該排尿管の長手方向上部に
尿流下条溝用壁部が左右対峙して設けられ、更に、該尿
流下条溝用壁部の上端部から側方へ水平状受板が突設さ
れ、該排尿管並びに尿流下条溝用壁部を埋込むようにコ
ンクリートが打設され、該コンクリートの上面をモルタ
ルで仕上げて成る豚舎内に於ける便所床に於て、前記水
平状受板の上面長手方向に前記尿流下条溝用壁部に接近
して立上がり壁部を設け、コンクリートは前記水平状受
板位置まで打設され、更に、該コンクリートの上面から
前記立上がり壁部の上端部に及んでモルタルを塗着して
仕上げる豚舎内に於ける便所床構築法、及び上記排尿管
の尿流下条溝用壁部上面の長手方向に水平状受板を側方
へ突設し、該水平状受板の上面長手方向に前記尿流下条
溝用壁部に近接して立上がり壁部を設けた豚舎内に於け
る便所床構築法に用いる器具を提供するものである。
位置までコンクリートにて打設されて埋設される。更
に、該コンクリートの上面はモルタルにて仕上げられる
のであるが、該モルタルは立上がり壁部の上端部位置ま
で塗着されるので、該モルタルの厚みが一定し、且つ、
左右のモルタルの高さも一致する。従って、モルタルに
よる仕上作業が容易、迅速、且つ、正確に行われる。
って詳述する。尚、説明の都合上、従来例と対象部分は
同一符号を用いて説明するものとする。先ず、豚舎(図
示せず)内に構築せらるべき便所床Tの構築法に用いる
器具1について説明する。該器具1は排尿管2と尿流下
条溝用壁部4,4並び水平状受板5,5及び立上がり壁
部6,6から成る。而して、該排尿管2は排尿道2aを
形成し、更に、該排尿管2の長手方向上部には尿流入口
3が開穿され、該尿流入口3に連設して尿流下条溝4a
を形成するための前記尿流下条溝用壁部4,4を左右対
峙して長手方向に立設されている。更に、該尿流下条溝
用壁部4,4上端部から側方へ夫々前記水平状受板5,
5が突設されており、該水平状受板5,5の長手方向先
端部は夫々上方へやや折曲して突設されてあるが之に限
定せらるべきではない。
であって、且つ、前記尿流下条溝4aに近接して前記立
上がり壁部6,6が立設されている。更に、之等の器具
1は概してプラスチックの射出整形にて形成されるが之
に限定せらるべきではない。又、前記立上がり壁部6,
6の高さは約10mmにしてモルタルMの厚みを適正に維
持し、更に、尿流下条溝用壁部4,4の高さは約15mm
として排尿管2をコンクリートCに埋設するものである
が、之もこの高さに限定せらるべきではない。
るべき便所床Tの長手方向に敷設する。そして、排尿管
2及び尿流下条溝用壁部4,4の部位を埋設するように
水平状受板5,5の高さ位置までコンクリートCを打設
する。この実施例図に於ては該水平状受板5,5の先端
部は上方へやや折曲して突設せしめているので、この折
曲部の上端部まで該コンクリートCが打設される。更
に、該コンクリートCの上面並びに該水平状受板5,5
の上面の双方へ及んでモルタルMを塗着して便所床Tを
仕上げるのであるが、このモルタルMは該水平状受板
5,5の上面長手方向に立設された立上がり壁部6,6
の側面に沿って該立上がり壁部6,6の上端部に及んで
塗着される。従って、モルタルMの高さは水平状受板
5,5から該立上がり壁部6,6の上端部までの高さ分
に相当するのであるから、該立上がり壁部6,6の夫々
の側方に塗着されるモルタルMの高さ合せの基準が明確
に表示されることになり、依って、該モルタルMによる
仕上がりが良好となり、且つ、モルタル塗着用コテが使
い易く、作業性が向上すると共に左右が均一の仕上がり
となり、品質の向上と相俟ってコストダウンにも寄与す
る。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
如く、豚舎内に構築せらるべき便所床は、排尿管を中間
にして左右が均一の仕上がりとなる。即ち、コンクリー
トの上面に塗着せらるモルタルは立上がり部の側面に沿
ってその上端部位に及んで塗着されるのであるから、モ
ルタル塗着時のコテの使い勝手が良く、且つ、該立上が
り壁部は該モルタルとの左右の高さ合せの基準となるた
め作業性が極めて向上し、迅速な仕上がりと相俟ってコ
ストダウンにも寄与する等、正に諸種の著大なる効果を
奏する発明である。
斜面図。
部切欠縦断正面図。
欠縦断正面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 中央部に排尿管が長手方向に配設され、
且つ、該排尿管の長手方向上部に尿流下条溝用壁部が左
右対峙して設けられ、更に、該尿流下条溝用壁部の上端
部から側方へ水平状受板が突設され、該排尿管並びに尿
流下条溝用壁部を埋込むようにコンクリートが打設さ
れ、該コンクリートの上面をモルタルで仕上げて成る豚
舎内に於ける便所床に於て、前記水平状受板の上面長手
方向に前記尿流下条溝用壁部に接近して立上がり壁部を
設け、コンクリートは前記水平状受板位置まで打設さ
れ、更に、該コンクリートの上面から前記立上がり壁部
の上端部に及んでモルタルを塗着して仕上げることを特
徴とする豚舎内に於ける便所床構築法。 - 【請求項2】 上記排尿管の尿流下条溝用壁部上面の長
手方向に水平状受板を側方へ突設し、該水平状受板の上
面長手方向に前記尿流下条溝用壁部に近接して立上がり
壁部を設けたことを特徴とする請求項1記載の豚舎内に
於ける便所床構築法に用いる器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14050894A JP3337319B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 豚舎内に於ける便所床構築法並びに該構築法に用いる器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14050894A JP3337319B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 豚舎内に於ける便所床構築法並びに該構築法に用いる器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08112A true JPH08112A (ja) | 1996-01-09 |
JP3337319B2 JP3337319B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=15270285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14050894A Expired - Lifetime JP3337319B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 豚舎内に於ける便所床構築法並びに該構築法に用いる器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3337319B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103926210A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-16 | 南车二七车辆有限公司 | 一种多种类气体检测装置 |
JP2015167498A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 文之 小久保 | 豚舎内に於ける便所床構築法及び該構築法に用いる器具 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14050894A patent/JP3337319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167498A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 文之 小久保 | 豚舎内に於ける便所床構築法及び該構築法に用いる器具 |
CN103926210A (zh) * | 2014-04-23 | 2014-07-16 | 南车二七车辆有限公司 | 一种多种类气体检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3337319B2 (ja) | 2002-10-21 |
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