JPH08112892A - クリーム半田印刷用スキージ - Google Patents
クリーム半田印刷用スキージInfo
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- JPH08112892A JPH08112892A JP24988894A JP24988894A JPH08112892A JP H08112892 A JPH08112892 A JP H08112892A JP 24988894 A JP24988894 A JP 24988894A JP 24988894 A JP24988894 A JP 24988894A JP H08112892 A JPH08112892 A JP H08112892A
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- Japan
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- squeegee
- printing
- cream solder
- thickness
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
Landscapes
- Screen Printers (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半田印刷作業の簡素化を図る。
【構成】 スキージ板13のスキージ機能部15を、各
々が互いに隣接する第1スキージ部15aと第2スキー
ジ部15bによって構成し、このうち第2スキージ部1
5bの曲げ弾性係数を第1スキージ部15aの曲げ弾性
係数より小さい曲げ弾性係数に設定した。このため、印
刷時に使用されるマスクおよびこのマスクを貫通する開
口部に追随してスキージ板13が移動することになるか
ら、被印刷物としての回路基板の種類を変更しても印圧
等の印刷条件の調整に熟練を必要としない。
々が互いに隣接する第1スキージ部15aと第2スキー
ジ部15bによって構成し、このうち第2スキージ部1
5bの曲げ弾性係数を第1スキージ部15aの曲げ弾性
係数より小さい曲げ弾性係数に設定した。このため、印
刷時に使用されるマスクおよびこのマスクを貫通する開
口部に追随してスキージ板13が移動することになるか
ら、被印刷物としての回路基板の種類を変更しても印圧
等の印刷条件の調整に熟練を必要としない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばメタルスクリー
ン等のマスクを用いて回路基板上にクリーム半田を塗布
するクリーム半田印刷用スキージに関するものである。
ン等のマスクを用いて回路基板上にクリーム半田を塗布
するクリーム半田印刷用スキージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、表面実装技術の発達に伴い、回路
基板上にクリーム半田を塗布し、このクリーム半田に電
子部品をリフロー半田付けしてなるリフロー半田付け実
装法が普及してきている。
基板上にクリーム半田を塗布し、このクリーム半田に電
子部品をリフロー半田付けしてなるリフロー半田付け実
装法が普及してきている。
【0003】この場合、回路基板に対するクリーム半田
印刷は、従来より図4(A)に示すような硬度80°の
ウレタンゴムからなるスキージ材1あるいは同図(B)
に示すような厚さ0.3mm程度の金属からなるスキー
ジ材2を有するクリーム半田印刷用スキージA,Bを用
い、回路基板3上に印刷用のスクリーン(マスク)4を
合わせ、このマスク4の開口部4aから印刷機本体5,
6を矢印Xで示す方向に移動操作することによりクリー
ム半田7を押し出して回路基板3上に塗布することによ
り行われる。
印刷は、従来より図4(A)に示すような硬度80°の
ウレタンゴムからなるスキージ材1あるいは同図(B)
に示すような厚さ0.3mm程度の金属からなるスキー
ジ材2を有するクリーム半田印刷用スキージA,Bを用
い、回路基板3上に印刷用のスクリーン(マスク)4を
合わせ、このマスク4の開口部4aから印刷機本体5,
6を矢印Xで示す方向に移動操作することによりクリー
ム半田7を押し出して回路基板3上に塗布することによ
り行われる。
【0004】ところで、この種のスクリーン印刷におい
て重要なことは、回路基板3の部品搭載面全体にスキー
ジ材1,2によって適正な印圧を付与することである。
て重要なことは、回路基板3の部品搭載面全体にスキー
ジ材1,2によって適正な印圧を付与することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のクリ
ーム半田印刷用スキージにおいては、回路基板3が印刷
工程以前の工程までに受けたストレスによって撓んでい
ることが多いため、各スキージ材1,2がマスク4を介
して回路基板3を押圧する印圧がばらついてしまう。
ーム半田印刷用スキージにおいては、回路基板3が印刷
工程以前の工程までに受けたストレスによって撓んでい
ることが多いため、各スキージ材1,2がマスク4を介
して回路基板3を押圧する印圧がばらついてしまう。
【0006】すなわち、回路基板3のパターンによって
マスク4に大きな開口部4aを必要とすることもあり、
この場合図5(A)に示すようにスキージ材1がマスク
4の開口部4a内に深く入り込んでクリーム半田7を掻
き取り、結果的にクリーム半田7が薄くなってしまう。
マスク4に大きな開口部4aを必要とすることもあり、
この場合図5(A)に示すようにスキージ材1がマスク
4の開口部4a内に深く入り込んでクリーム半田7を掻
き取り、結果的にクリーム半田7が薄くなってしまう。
【0007】また、狭ピッチ端子部品の印刷には、クリ
ーム半田7を薄く塗布する方が好ましいことから、マス
ク4を部分的に薄い寸法にしたハーフエッチングマスク
が使用されることもあり、この場合図5(B)に示すよ
うにハーフエッチング処理が施された開口部4Aの段差
に対してスキージ材2が印刷時に追随することができな
くなり、印刷条件はさらに複雑になる。
ーム半田7を薄く塗布する方が好ましいことから、マス
ク4を部分的に薄い寸法にしたハーフエッチングマスク
が使用されることもあり、この場合図5(B)に示すよ
うにハーフエッチング処理が施された開口部4Aの段差
に対してスキージ材2が印刷時に追随することができな
くなり、印刷条件はさらに複雑になる。
【0008】このため、回路基板3の種類が変わると、
印圧等の印刷条件の調整に熟練を要し、半田印刷作業を
煩雑にするという問題があった。
印圧等の印刷条件の調整に熟練を要し、半田印刷作業を
煩雑にするという問題があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、被印刷物の種類を変更しても印圧等の印刷条件
の調整に熟練を必要とせず、半田印刷作業を簡単に行う
ことができるクリーム半田印刷用スキージを提供するも
のである。
もので、被印刷物の種類を変更しても印圧等の印刷条件
の調整に熟練を必要とせず、半田印刷作業を簡単に行う
ことができるクリーム半田印刷用スキージを提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクリーム半
田印刷用スキージは、スキージ材の外部露呈端部を、各
々が互いに隣接する印刷機本体側の第1スキージ部と反
印刷機本体側の第2スキージ部によって構成し、これら
両スキージ部のうち反印刷機本体側の第2スキージ部の
曲げ弾性係数を印刷機本体側の第1スキージ部の曲げ弾
性係数より小さい曲げ弾性係数に設定したものである。
田印刷用スキージは、スキージ材の外部露呈端部を、各
々が互いに隣接する印刷機本体側の第1スキージ部と反
印刷機本体側の第2スキージ部によって構成し、これら
両スキージ部のうち反印刷機本体側の第2スキージ部の
曲げ弾性係数を印刷機本体側の第1スキージ部の曲げ弾
性係数より小さい曲げ弾性係数に設定したものである。
【0011】
【作用】本発明においては、印刷時に使用されるマスク
およびこのマスクを貫通する開口部に追随してスキージ
材が移動する。
およびこのマスクを貫通する開口部に追随してスキージ
材が移動する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
って詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係るクリーム半田印刷用ス
キージの一実施例を示す断面図である。
キージの一実施例を示す断面図である。
【0014】同図において、符号11で示すものはクリ
ーム半田印刷用のスキージで、一方側端部が印刷機本体
12内に保持され他方側端部が印刷機本体12外に露呈
する単一のスキージ材としてのスキージ板13からな
り、全体が弾性を有するステンレス等の金属材料によっ
て形成されている。
ーム半田印刷用のスキージで、一方側端部が印刷機本体
12内に保持され他方側端部が印刷機本体12外に露呈
する単一のスキージ材としてのスキージ板13からな
り、全体が弾性を有するステンレス等の金属材料によっ
て形成されている。
【0015】このスキージ11のスキージ板13は、前
記印刷機本体12内に臨むスキージ被保持部14と、こ
のスキージ被保持部14に連接する外部露呈端部として
のスキージ機能部15とによって構成されている。
記印刷機本体12内に臨むスキージ被保持部14と、こ
のスキージ被保持部14に連接する外部露呈端部として
のスキージ機能部15とによって構成されている。
【0016】このスキージ板13のスキージ機能部15
は、各々が互いに隣接する印刷機本体側の第1スキージ
部15aと反印刷機本体側の第2スキージ部15bおよ
びこれら両スキージ部15a,15b間に介在する段差
部15cによって構成されている。
は、各々が互いに隣接する印刷機本体側の第1スキージ
部15aと反印刷機本体側の第2スキージ部15bおよ
びこれら両スキージ部15a,15b間に介在する段差
部15cによって構成されている。
【0017】このうち第2スキージ部15bの厚さが前
記第1スキージ部15aおよび前記スキージ被保持部1
4の厚さより小さい寸法に設定されており、これにより
第2スキージ部15bの曲げ弾性係数B2が前記第1ス
キージ部の曲げ弾性係数B1より不連続的に小さい曲げ
弾性係数に設定されている。
記第1スキージ部15aおよび前記スキージ被保持部1
4の厚さより小さい寸法に設定されており、これにより
第2スキージ部15bの曲げ弾性係数B2が前記第1ス
キージ部の曲げ弾性係数B1より不連続的に小さい曲げ
弾性係数に設定されている。
【0018】ところで、このように構成されたスキージ
において、スキージ板13が印刷時に使用されるマスク
(後述)の凹凸部や開口部に追従して食い込む量は、開
口部等の大きさ,スキージ材の外部突出量およびスキー
ジ印圧に比例し、スキージ板厚の二乗に逆比例する。
において、スキージ板13が印刷時に使用されるマスク
(後述)の凹凸部や開口部に追従して食い込む量は、開
口部等の大きさ,スキージ材の外部突出量およびスキー
ジ印圧に比例し、スキージ板厚の二乗に逆比例する。
【0019】このため、例えば板厚および突き出し量を
各々0.3mmと15mmとする比較的大きい金属スキ
ージは、区間50mm程の大きなうねりがある回路基板
の撓み(例えば深さ0.3mm)には追随することがで
きても、区間10mm程度の中ランクの凹凸(例えば深
さ0.05mm)には追従することはできない。
各々0.3mmと15mmとする比較的大きい金属スキ
ージは、区間50mm程の大きなうねりがある回路基板
の撓み(例えば深さ0.3mm)には追随することがで
きても、区間10mm程度の中ランクの凹凸(例えば深
さ0.05mm)には追従することはできない。
【0020】また、例えば板厚および突き出し量を各々
0.1mmと2mmとする比較的小さい金属スキージ
は、細かい凹凸に追従し易いが、同じ印圧では食い込み
量は小さい。
0.1mmと2mmとする比較的小さい金属スキージ
は、細かい凹凸に追従し易いが、同じ印圧では食い込み
量は小さい。
【0021】この場合、開口が大きく(5mm)なって
も、ある限度以上の食い込み量(例えば0.03mm)
にはならないが、深い撓みには追従することはできな
い。
も、ある限度以上の食い込み量(例えば0.03mm)
にはならないが、深い撓みには追従することはできな
い。
【0022】すなわち、板厚および突き出し量が比較的
小さい金属スキージは、ハーフエッチングマスクにある
中ランクの浅い凹凸には追従することができるが、大き
な開口があっても深く食い込まない。
小さい金属スキージは、ハーフエッチングマスクにある
中ランクの浅い凹凸には追従することができるが、大き
な開口があっても深く食い込まない。
【0023】本発明はこのようなスキージ特性を利用
し、板厚および突き出し量が比較的大きいスキージ材に
板厚および突き出し量が比較的小さいスキージ材を載せ
たような構成とすることにより、前述した2種類のスキ
ージの特長を同時に生かして図2に示すようなマスク2
0の開口部20aのみならずハーフエッチング部20b
にも追従し、深い食い込みもないスキージを実現するこ
とができる。
し、板厚および突き出し量が比較的大きいスキージ材に
板厚および突き出し量が比較的小さいスキージ材を載せ
たような構成とすることにより、前述した2種類のスキ
ージの特長を同時に生かして図2に示すようなマスク2
0の開口部20aのみならずハーフエッチング部20b
にも追従し、深い食い込みもないスキージを実現するこ
とができる。
【0024】この場合、回路基板21の許容撓み最大量
dをd=0.3mmとし、第2スキージ部15bが無い
状態で第1スキージ部15aのみを所定の印圧pで基準
の高さにある回路基板21を押圧した時、第1スキージ
部15aに生じる曲がり変形量Dが許容撓み最大量dに
対して十分大きく(例えば1mm)なるように厚さ,突
き出し量を定める(第2スキージ部15bの有無は第1
スキージ部15aの性能決定に影響がない)。
dをd=0.3mmとし、第2スキージ部15bが無い
状態で第1スキージ部15aのみを所定の印圧pで基準
の高さにある回路基板21を押圧した時、第1スキージ
部15aに生じる曲がり変形量Dが許容撓み最大量dに
対して十分大きく(例えば1mm)なるように厚さ,突
き出し量を定める(第2スキージ部15bの有無は第1
スキージ部15aの性能決定に影響がない)。
【0025】また、第2スキージ部15bは、ハーフエ
ッチング部(例えば20mm)において印圧pで落ち込
み量が所定値(0.03mm)以上になり、かつ最大開
口部(5mm)において食い込み量が所定値(0.02
mm)以下になるように定めればよい。
ッチング部(例えば20mm)において印圧pで落ち込
み量が所定値(0.03mm)以上になり、かつ最大開
口部(5mm)において食い込み量が所定値(0.02
mm)以下になるように定めればよい。
【0026】なお、前記スキージ機能部15の第2スキ
ージ部15bの長さlは、前記スキージ板13の外部露
呈端部長(突き出し部分の全長)Lの1/3以下の寸法
に設定されることが好ましい。
ージ部15bの長さlは、前記スキージ板13の外部露
呈端部長(突き出し部分の全長)Lの1/3以下の寸法
に設定されることが好ましい。
【0027】このようにして各寸法を設定すると、回路
基板21の撓みの有無に関係なく、回路基板21に対し
て加わる印圧が大きく変動することはないから、スキー
ジ機能部15の第2スキージ部15bによるマスク20
の開口部20a内への食い込み量を一定の限度以下に抑
制することができる。
基板21の撓みの有無に関係なく、回路基板21に対し
て加わる印圧が大きく変動することはないから、スキー
ジ機能部15の第2スキージ部15bによるマスク20
の開口部20a内への食い込み量を一定の限度以下に抑
制することができる。
【0028】因に、本実施例おいては、スキージ板13
の材質をステンレスとし、突き出し部分の全長(L)を
14mmの寸法に設定すると共に、スキージ機能部15
の第1スキージ部15aの突き出し長さおよび厚さを各
々12mmと0.3mmの寸法に設定し、かつ第2スキ
ージ部15bの突き出し長さ(l)および厚さを各々2
mmと0.1mmの寸法に設定して良好な結果が得られ
た。
の材質をステンレスとし、突き出し部分の全長(L)を
14mmの寸法に設定すると共に、スキージ機能部15
の第1スキージ部15aの突き出し長さおよび厚さを各
々12mmと0.3mmの寸法に設定し、かつ第2スキ
ージ部15bの突き出し長さ(l)および厚さを各々2
mmと0.1mmの寸法に設定して良好な結果が得られ
た。
【0029】また、本実施例においては、スキージ板1
3(スキージ機能部15)が第1スキージ部15aと第
2スキージ部15bとの間に段差部15cを介在させる
ような階段状である場合を示したが、この段差部15c
に対する応力集中を回避するために適度の勾配をもたせ
てもスキージ機能を損なうことはない。
3(スキージ機能部15)が第1スキージ部15aと第
2スキージ部15bとの間に段差部15cを介在させる
ような階段状である場合を示したが、この段差部15c
に対する応力集中を回避するために適度の勾配をもたせ
てもスキージ機能を損なうことはない。
【0030】なお、本実施例においては、第2スキージ
部15bの曲げ弾性係数を第1スキージ部15aの曲げ
弾性係数より小さい曲げ弾性係数に設定するために、ス
キージ板13として第2スキージ部15bの厚さが第1
スキージ部15aの厚さより小さい寸法に設定された単
一のスキージ板によって構成する場合を示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、図3(A)および
(B)に示すように複数のスキージ板によって構成して
も実施例と同様の効果を奏する。
部15bの曲げ弾性係数を第1スキージ部15aの曲げ
弾性係数より小さい曲げ弾性係数に設定するために、ス
キージ板13として第2スキージ部15bの厚さが第1
スキージ部15aの厚さより小さい寸法に設定された単
一のスキージ板によって構成する場合を示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、図3(A)および
(B)に示すように複数のスキージ板によって構成して
も実施例と同様の効果を奏する。
【0031】すなわち、図3(A)に示す第2実施例に
おいては、同一板厚の金属板31〜33(厚さ0.1m
m)が厚さ方向に積層されると共に、溶接,接着によっ
て一体化されており、このうち厚さ方向中央部の金属板
32のの反印刷機本体側端部が他の金属板31,33の
反印刷機本体側端部より長く突出形成されている。
おいては、同一板厚の金属板31〜33(厚さ0.1m
m)が厚さ方向に積層されると共に、溶接,接着によっ
て一体化されており、このうち厚さ方向中央部の金属板
32のの反印刷機本体側端部が他の金属板31,33の
反印刷機本体側端部より長く突出形成されている。
【0032】一方、図3(B)に示す第3実施例におい
ては、板厚が薄い燐青銅板41(厚さ0.15mm)と
板厚が厚い燐青銅板42(厚さ0.25mm)の各基端
部が印刷機本体12内に保持されていると共に、一方の
燐青銅板41の反印刷機本体側端部が他方の燐青銅板4
2の反印刷機本体側端部より長く突出して形成されてい
る。
ては、板厚が薄い燐青銅板41(厚さ0.15mm)と
板厚が厚い燐青銅板42(厚さ0.25mm)の各基端
部が印刷機本体12内に保持されていると共に、一方の
燐青銅板41の反印刷機本体側端部が他方の燐青銅板4
2の反印刷機本体側端部より長く突出して形成されてい
る。
【0033】この場合、第2スキージ部としての突き出
し部分の長さlはl=3mmの寸法に設定され、スキー
ジ機能部としてのスキージ外部露呈端部の長さLはL=
16mmの寸法に設定されている。
し部分の長さlはl=3mmの寸法に設定され、スキー
ジ機能部としてのスキージ外部露呈端部の長さLはL=
16mmの寸法に設定されている。
【0034】これにより、各燐青銅板41,42を溶接
等しなくても印刷機本体12に取り付けることができ、
積層部分の長さを変更することによりスキージとしての
特性値を調整することができる。
等しなくても印刷機本体12に取り付けることができ、
積層部分の長さを変更することによりスキージとしての
特性値を調整することができる。
【0035】また、本実施例においては、スキージ板1
3をステンレスからなる金属によって形成する例を示し
たが、所望の曲げ弾性係数値を得ることができるなら
ば、靭性を有する例えばポリアセタール等の硬質合成樹
脂によって形成してもよく、あるいは金属と合成樹脂の
組み合わせによって形成しても勿論よい。
3をステンレスからなる金属によって形成する例を示し
たが、所望の曲げ弾性係数値を得ることができるなら
ば、靭性を有する例えばポリアセタール等の硬質合成樹
脂によって形成してもよく、あるいは金属と合成樹脂の
組み合わせによって形成しても勿論よい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
キージ材の外部露呈端部を、各々が互いに隣接する印刷
機本体側の第1スキージ部と反印刷機本体側の第2スキ
ージ部によって構成し、これら両スキージ部のうち反印
刷機本体側の第2スキージ部の曲げ弾性係数を印刷機本
体側の第1スキージ部の曲げ弾性係数より小さい曲げ弾
性係数に設定したので、印刷時に使用されるマスクおよ
びこのマスクを貫通する開口部に追随してスキージ材が
移動することになる。
キージ材の外部露呈端部を、各々が互いに隣接する印刷
機本体側の第1スキージ部と反印刷機本体側の第2スキ
ージ部によって構成し、これら両スキージ部のうち反印
刷機本体側の第2スキージ部の曲げ弾性係数を印刷機本
体側の第1スキージ部の曲げ弾性係数より小さい曲げ弾
性係数に設定したので、印刷時に使用されるマスクおよ
びこのマスクを貫通する開口部に追随してスキージ材が
移動することになる。
【0037】したがって、被印刷物としての回路基板の
種類を変更しても印圧等の印刷条件の調整に熟練を必要
としないから、半田印刷作業を簡単に行うことができ
る。
種類を変更しても印圧等の印刷条件の調整に熟練を必要
としないから、半田印刷作業を簡単に行うことができ
る。
【0038】また、印刷条件の調整に熟練を必要としな
いことは、多品種生産の場合に切り替え時の設定作業が
簡単になるから、生産性を高めることができるといった
利点もある。
いことは、多品種生産の場合に切り替え時の設定作業が
簡単になるから、生産性を高めることができるといった
利点もある。
【図1】本発明に係るクリーム半田印刷用スキージの一
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図2】同じく本発明におけるクリーム半田印刷用スキ
ージの使用例を示す断面図。
ージの使用例を示す断面図。
【図3】(A)および(B)は他の実施例を示す断面
図。
図。
【図4】(A)および(B)は従来のクリーム半田印刷
用スキージを示す断面図。
用スキージを示す断面図。
【図5】(A)および(B)は各々図4(A)のスキー
ジと同図(B)のスキージの使用例を示す断面図。
ジと同図(B)のスキージの使用例を示す断面図。
11…スキージ 12…印刷機本体 13…スキージ板 14…スキージ被保持部 15…スキージ機能部 15a…第1スキージ部 15b…第2スキージ部 15c…段差部
Claims (3)
- 【請求項1】 印刷機本体内に一方側端部が保持され他
方側端部が外部に露呈するスキージ材を備えたクリーム
半田印刷用スキージにおいて、前記スキージ材の外部露
呈端部を、各々が互いに隣接する印刷機本体側の第1ス
キージ部と反印刷機本体側の第2スキージ部によって構
成し、これら両スキージ部のうち反印刷機本体側の第2
スキージ部の曲げ弾性係数を印刷機本体側の第1スキー
ジ部の曲げ弾性係数より小さい曲げ弾性係数に設定した
ことを特徴とするクリーム半田印刷用スキージ。 - 【請求項2】 前記スキージ材を、前記第2スキージ部
の厚さが前記第1スキージ部の厚さより小さい寸法に設
定された単一のスキージ材によって構成したことを特徴
とする請求項1記載のクリーム半田印刷用スキージ。 - 【請求項3】 前記スキージ材は厚さ方向に積層された
複数のスキージ材からなり、このうち一のスキージ材の
反印刷機本体側端部は他のスキージ材の反印刷機本体側
端部より長く突出形成されていることを特徴とする請求
項1記載のクリーム半田印刷用スキージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24988894A JPH08112892A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | クリーム半田印刷用スキージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24988894A JPH08112892A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | クリーム半田印刷用スキージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08112892A true JPH08112892A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17199708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24988894A Pending JPH08112892A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | クリーム半田印刷用スキージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08112892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100387224B1 (ko) * | 2001-06-02 | 2003-06-18 | 한태헌 | 솔더크림 도포용 스퀴즈 블레이드 제조방법 및 그 스퀴즈블레이드 |
WO2008001845A1 (fr) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Yamaha Motor Co., Ltd. | Raclette pour dispositif d'impression, dispositif et procédé d'impression |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP24988894A patent/JPH08112892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100387224B1 (ko) * | 2001-06-02 | 2003-06-18 | 한태헌 | 솔더크림 도포용 스퀴즈 블레이드 제조방법 및 그 스퀴즈블레이드 |
WO2008001845A1 (fr) * | 2006-06-29 | 2008-01-03 | Yamaha Motor Co., Ltd. | Raclette pour dispositif d'impression, dispositif et procédé d'impression |
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