JPH08112783A - 打込機の安全装置 - Google Patents

打込機の安全装置

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Publication number
JPH08112783A
JPH08112783A JP24942494A JP24942494A JPH08112783A JP H08112783 A JPH08112783 A JP H08112783A JP 24942494 A JP24942494 A JP 24942494A JP 24942494 A JP24942494 A JP 24942494A JP H08112783 A JPH08112783 A JP H08112783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail
push lever
lever
trigger
driving machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP24942494A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadanori Ishizawa
禎紀 石澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP24942494A priority Critical patent/JPH08112783A/ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は打込機の安全装置に関するもので、
プッシュレバーの材質、熱処理選択の多様性及び組立性
を向上させると共に小型・軽量の打込機を提供すること
である。 【構成】 釘16を感知してブレードガイド9に沿って
上下に摺動する釘感知部10を下端に装着し、上端がト
リガレバー5に係合してトリガレバー5の操作ができな
いようにするプッシュレバー11を備え、釘感知部10
にはプッシュレバー11と自由に回転できる接合部13
とプッシュレバー11が外れないように接合部13より
大きい掛止部12を備え、プッシュレバー11には掛止
部12が挿入可能なひと回り大きくほぼ同形状の穴14
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば主として建築業に
使用するばら釘を複数回の打撃で打込む打込機の安全装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例として本出願人が先に出願した特
願平6−5286号を挙げ、図6を参照して説明する。
釘16の頭部をネイルガイド8内に挿入して釘先端を図
示しない木材17に押し当てると釘頭部がプッシュレバ
ー18下端の釘感知部18aに突き当たり、スプリング
15の押圧力より大きくなると、プッシュレバー18は
上方へ押し上げられ、トリガレバー5のロックを解除す
る。従って、トリガレバー5を引くと、トリガバルブ3
からヘッドバルブ2の上方に流入している圧縮空気が空
気通路4、トリガバルブ3を介して大気に放出される。
そのため、ヘッドバルブ2が急激に上昇してシリンダ上
面を開き、ピストン19及びドライバブレード7が急激
に下降し、ネイルガイド8内に挿入されている釘16が
木材17に打込まれる。打込み残りの釘16がネイルガ
イド8内に残っている状態で、トリガレバー5を放すと
ヘッドバルブ2が下がり、ピストン19及びドライバブ
レード7は図示の上死点に戻る。この操作を数回繰り返
すことにより、ネイルガイド8内の釘16を木材17へ
面一に打込むことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した打込機の前記
プッシュレバー18は、数個の部品から構成され、これ
らを溶接して接合し、熱処理を施していた。そのため、
構成部品の材質が異なる時、熱処理の異なる時等は溶接
ができないためプッシュレバー18を構成することがで
きなかった。本発明の目的は、上記問題点を解決し、プ
ッシュレバーの材質、熱処理選択の多様性及び組立性を
向上させることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、前記釘感知
部のプッシュレバー装着部に、円柱状の接合部及び該接
合部の外側に接合され、接合部より大きい掛止部を設
け、プッシュレバー下端には釘感知部の前記掛止部が挿
入可能な穴を設け、該穴に釘感知部の掛止部及び接合部
を挿入した後プッシュレバーを所定角度回転させてプッ
シュレバーが釘感知部から外れないようにすることによ
り達成される。
【0005】
【作用】上記のように構成された打込機の安全装置は、
釘感知部とプッシュレバーを別体にすることができ、溶
接一体化、一体化による熱処理等が不要になる。そのた
め、釘感知部及びプッシュレバーの夫々の材質、熱処理
を多様に選択することができ、また釘感知部の掛止部を
プッシュレバーの穴部に挿入し、回転させるだけで容易
に組立てられ、脱落することもない。
【0006】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示し、これを基に
まず全体構成を説明する。図示しない圧縮機からの圧縮
空気が打込機本体1に蓄積されている。打込機本体1
は、ヘッドバルブ2を制御するトリガバルブ3と、該ト
リガバルブ3からヘッドバルブ2に通じる空気通路4と
トリガバルブ3の開閉を行うトリガレバー5と、シリン
ダ6内に上下に摺動可能なようにドライバブレード7と
一体結合されたピストン19があり、射出口部にはドラ
イバブレード7、釘感知部10、ネイルガイド8を案内
するブレードガイド9と、該ブレードガイド9に上下摺
動可能に支持され、釘16を案内するネイルガイド8
と、ブレードガイド9の下端部に摺動可能に支持され、
釘16を感知する釘感知部10と、該釘感知部10を下
端に装着し、上端がトリガレバー5に係合する如く上方
に延びたプッシュレバー11及び該プッシュレバー11
を下方に押圧するスプリング15がある。
【0007】釘感知部10は、図2に示すようにプッシ
ュレバー11の下端に装着するために、長方形と円形を
組合わせた形状の掛止部12と、プッシュレバー11が
自由に回転できるようにするための円形状の接合部13
を有し、プッシュレバー11の接合部は、図2に示すよ
うに釘感知部10の掛止部12が挿入できるように、ひ
と回り大きいほぼ同形状の穴14となっている。そし
て、図3に示すように、釘感知部10の掛止部12は、
プッシュレバー11の穴14に対し90°回転して接合
されるため、プッシュレバー11が外れることはない。
【0008】打込機による打込動作について図1、図
4、図5を用いて説明する。図4に示すように釘16を
ネイルガイド8内に挿入して釘先端を木材17に押し付
けると釘頭部が釘感知部10を押し上げ、これと連動し
てプッシュレバー11が押し上げられ、その上端がトリ
ガレバー5のロックを解除する。従って図5に示すよう
にトリガレバー5を引くと、上記した如くトリガバルブ
3からヘッドバルブ2に通じている空気通路4を通りヘ
ッドバルブ2の上部に蓄積されていた圧縮空気が排出さ
れ、ヘッドバルブ2が上昇して圧縮空気が急激にシリン
ダ6内へ流入し、ピストン19及びドライバブレード7
が急激に下降し、釘16を木材17に打込む。
【0009】今までの動作とは逆にトリガレバー5を放
すとトリガバルブ3は図1に示すように空気通路4を大
気と遮断すると共に圧縮空気源につなげるためヘッドバ
ルブ2が下降し、ピストン19及びドライバブレード7
はシリンダ6外周に蓄積された圧縮空気により上死点へ
戻される。釘感知部10、プッシュレバー11及びネイ
ルガイド8は図1のように下降しトリガレバー5をロッ
クする。以上で1サイクルの釘打込動作が終わるのであ
るが、図5に示すようにまだ釘16は2/3程度しか打
込まれていないため、次の動作が必要である。すなわ
ち、図示のように釘頭部にネイルガイド8を差し込み釘
感知部10を押し上げ、トリガレバー5のロックを解除
してトリガレバー5を引く。上記動作を釘16が木材1
7と面一になるまで繰り返し行う。
【0010】上記実施例においては、プッシュレバー1
1が下降している通常状態の時プッシュレバー11の上
端がトリガレバー5に係合してトリガレバー5をロック
するとしたが、トリガバルブ3のプランジャとトリガレ
バー5との間にトリガプレートを設け、該トリガプレー
トをプッシュレバー11が上昇した時にプッシュレバー
11の上端によって押し上げトリガレバー5の引き操作
を有効としてトリガバルブ3が動作するようにした従来
から周知構成のトリガバルブとしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、釘感知部に掛止部と接
合部を設けると共にプッシュレバーに釘感知部挿入用の
穴を設け、釘感知部をプッシュレバーに挿入し、90°
回転させれば接合するようにしたので、プッシュレバー
の材質、熱処理選択の多様性及び組立性を向上させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明多数回打撃式打込機の安全装置の一実施
例を示す側面断面図。
【図2】釘感知部とプッシュレバー接合部を示す展開斜
視図。
【図3】釘感知部をプッシュレバーに接合した状態を示
す斜視図。
【図4】本発明打込機に釘を装填した状態を示す部分側
面断面図。
【図5】本発明打込機の釘打込直後の状態を示す部分側
面断面図。
【図6】従来の多数回打撃式打込機の一例を示す側面断
面図。
【符号の説明】
1は打込機本体、5はトリガレバー、9はブレードガイ
ド、8はネイルガイド、10は釘感知部、11はプッシ
ュレバー、12は掛止部、13は接合部、14は穴であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打込機本体内に設けられたシリンダと、
    該シリンダ内に上下動可能に設けられ、圧縮空気により
    駆動されるピストンと、該ピストンと一体結合されたド
    ライバブレードと、ピストンの上下動動作を制御するト
    リガバルブを開閉するトリガレバーと、打込機本体の下
    端に装着され、ドライバブレードの上下動を案内するブ
    レードガイドと、該ブレードガイドの先端に上下動可能
    に支持され、内径が打込まれる釘の頭部の径より大きい
    パイプ状のネイルガイドと、ネイルガイド内に上下動可
    能に挿入され、釘の頭部によって押し上げられる釘感知
    部を下端部に有し、上昇した時にトリガレバーの引き操
    作を有効としトリガバルブが動作するようにしたプッシ
    ュレバーとを備えた打込機において、 前記釘感知部のプッシュレバー装着部に、円柱状の接合
    部及び該接合部の外側に接合され、接合部より大きい掛
    止部を設け、プッシュレバー下端には釘感知部の前記掛
    止部が挿入可能な穴を設け、該穴に釘感知部の掛止部及
    び接合部を挿入した後プッシュレバーを所定角度回転さ
    せてプッシュレバーが釘感知部から外れないようにした
    ことを特徴とする打込機の安全装置。
JP24942494A 1994-10-14 1994-10-14 打込機の安全装置 Pending JPH08112783A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24942494A JPH08112783A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 打込機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24942494A JPH08112783A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 打込機の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPH08112783A true JPH08112783A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17192774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24942494A Pending JPH08112783A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 打込機の安全装置

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