JPH08112559A - 塗装機 - Google Patents

塗装機

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Publication number
JPH08112559A
JPH08112559A JP27567694A JP27567694A JPH08112559A JP H08112559 A JPH08112559 A JP H08112559A JP 27567694 A JP27567694 A JP 27567694A JP 27567694 A JP27567694 A JP 27567694A JP H08112559 A JPH08112559 A JP H08112559A
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JP
Japan
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paint
valve
tube
feed tube
feed
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Application number
JP27567694A
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English (en)
Inventor
Satoru Morishige
悟 森重
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ABB Ransburg KK
Original Assignee
ABB Ransburg KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08112559A publication Critical patent/JPH08112559A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1064Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗料の飛散を防止して、溶剤の使用量や洗浄
時間を削減すると共に塗装品質を向上する。 【構成】 束状フィードチューブ49を、回転霧化頭4
6に向けて伸長し、先端側で連通管52を介して互いに
連通された7本のフィードチューブ50,50,…と、
基端側が中央に配設されたフィードチューブ50の先端
に固着され、先端側が回転霧化頭46側に向け伸長して
中心部に開口した1本の吐出チューブ51と、各フィー
ドチューブ50内に設けられたチェック弁53,53,
…とから構成している。従って、塗料は吐出チューブ5
1から回転霧化頭46の回転中心に向けて吐出されるか
ら飛散が防止される。また、吐出チューブ51のみを回
転霧化頭46内に挿入しているから、回転霧化頭46の
小型、軽量化が図れ、さらに、チェック弁53によって
塗料の垂れ落や混色が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のボディ
や電化製品のように設定色が豊富な被塗物を塗装するの
に用いて好適な塗装機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被塗物の塗装を行なう塗装機
は、回転霧化型静電塗装機、エア霧化ノズル型静電塗装
機、液圧霧化ノズル型静電塗装機等があるが、いずれの
塗装機もハウジングと、該ハウジングの先端側に設けら
れ、回転霧化頭、ノズルチップ等からなる塗料噴霧手段
と、色替弁装置から塗料配管等を介して供給される塗料
を該塗料噴霧手段に向けて吐出する塗料チューブとから
大略構成されている。また、前記各塗装機には、塗装機
内を流通する塗料に高電圧発生装置から直接的に高電圧
を印加する直接帯電方式の静電塗装機と、塗料噴霧手段
から噴霧された塗料に外部電極を介して高電圧を印加す
る間接帯電方式の静電塗装機とがある。
【0003】さらに、昨今では、色替弁装置を用いた塗
装方法において生じていた問題、例えば色替作業に長時
間を要してしまうという問題、色替毎にシンナ等の溶剤
を使用するためランニングコストの上昇を招くという問
題等を解決すべく、塗装頻度の高い専用色においては、
それぞれの塗料供給源から塗料配管,塗料弁,塗料通路
(フィードチューブ)等を介し、塗料毎の流通経路で直
接的に塗料噴霧手段に塗料を供給することにより、色替
時間の短縮、溶剤の使用量削減を可能とした塗装機、所
謂「束状フィードチューブ式静電塗装機」が知られてい
る(例えば、特開平6−134354号公報)。
【0004】そこで、図14ないし図16に従来技術に
よる塗装機として直接帯電方式を用いた束状フィードチ
ューブ式回転霧化型静電塗装機を例に挙げて説明する。
【0005】図において、1は束状フィードチューブ式
回転霧化型静電塗装機のハウジングを示し、該ハウジン
グ1は絶縁性樹脂材料から基端側が閉塞されると共に、
先端側が開口する有底の段付筒状に形成され、その先端
側内周は後述するエアモータ6が挿着されるモータ挿着
部2となり、該モータ挿着部2の基端側には後述するチ
ューブホルダ16が収容されるホルダ収容部3が縮径さ
れて形成されている。また、該ハウジング1の外周側に
は、後述する高電圧発生装置20が収容される収容室4
が形成されている。さらに、該ハウジング1は絶縁性樹
脂材料からなるカバー5によって覆われている。
【0006】6はハウジング1のモータ挿着部2内に設
けられたタービン型のエアモータを示し、該エアモータ
6は、後述するモータケース7,回転軸8,エア軸受
9,エアタービン10から大略構成されている。
【0007】7はエアモータ6の外殻をなす段付筒状の
モータケースを示し、該モータケース7には、軸心に沿
って先端側から順に、軸挿通穴7A,タービン室7B,
ホルダ接続穴7Cが形成されている。
【0008】8はモータケース7の軸挿通穴7A,ター
ビン室7B内に亘って配設された回転軸を示し、該回転
軸8は、先端側がモータケース7から突出する中空軸と
なり、その軸方向中間部がエア軸受9,9を介して回転
自在に支持されている。また、該回転軸8の基端側は、
タービン室7B内に収容されたエアタービン10に固着
されている。
【0009】そして、このように構成されたエアモータ
6は、エア通路11を介してタービン室7Bに圧縮エア
が供給されることにより、エアタービン10を介して回
転軸8を高速回転させるものである。また、該エアモー
タ6は、高電圧発生装置20に接続され、該高電圧発生
装置20からの高電圧を前記回転軸8を介して回転霧化
頭12に印加している。
【0010】12は回転軸8の先端に固着された塗料噴
霧手段としてのベル型の回転霧化頭を示し、該回転霧化
頭12は、基端側が前記回転軸8に螺着され、先端側が
拡開する朝顔状に形成されている。また、該回転霧化頭
12には、先端側を閉塞するように円板状のハブ部材1
3が固着されている。
【0011】ここで、前記ハブ部材13の外周側には、
塗料、シンナ等の塗料用流体を回転霧化頭12の先端側
に導くための第1のハブ孔13A,13Aが複数個形成
され、中央側には、先端側にシンナを供給する第2のハ
ブ孔13B,13Bが複数個(それぞれ2個のみ図示)
形成されている。
【0012】そして、回転霧化頭12は、前記回転軸8
と共に回転駆動されることにより、後述する各フィード
チューブから供給される塗料を高電圧に帯電させつつ遠
心力により液糸として噴霧し、被塗物(図示せず)との
間の電気力線(静電界)に沿って該被塗物に塗着させる
ものである。
【0013】14は回転霧化頭12の外周を囲むように
ハウジング1の先端側に設けられたエアノズルを示し、
該エアノズル14の先端側には、複数個のエア噴出孔1
4A,14A(2個のみ図示)が穿設され、該各エア噴
出孔14Aは、シェイピングエア供給通路15を介して
供給されるエアをシェイピングエアとして回転霧化頭1
2の先端外周側に噴出し、該回転霧化頭12から噴霧さ
れた塗料の塗装パターンを円形状にパターン成形するも
のである。
【0014】16はハウジング1のホルダ収容部3内に
収容されたチューブホルダで、該チューブホルダ16
は、厚肉な段付円板状に形成され、その突出部16Aが
モータケース7のホルダ接続穴7Cに挿嵌されている。
また、該チューブホルダ16には、多色の塗料またはシ
ンナ等が流通する7本の流通路17A,17B,17
C,17D,17E,17F,17G(全体として各流
通路17という)が形成され、該各流通路17は、図1
5に示す如く、例えば回転霧化頭12を洗浄するための
シンナが流通する流通路17Fを中心にして、各流通路
17A〜17E,17Gが六角形を形成するように周方
向に等間隔で配設されている。
【0015】18A,18B,18C,18D,18
E,18F,18Gは回転軸8内に配設された7本のフ
ィードチューブ(全体として各フィードチューブ18と
いう)を示し、該各フィードチューブ18は、基端側が
各流通路17内に挿嵌され、先端側が回転軸8から回転
霧化頭12内に突出している。
【0016】そして、該各フィードチューブ18は、各
流通路17を介してハウジング1の基端側に形成された
塗料通路19A,19B,19C,19D,19E,1
9Gおよびシンナ通路19Fにそれぞれ接続されてい
る。
【0017】20はハウジング1の収容室4内に収容さ
れた高電圧発生装置で、該高電圧発生装置20は、多倍
圧回路等からなる高電圧発生回路と安全保障のための高
圧用抵抗とから構成されている。また、該高電圧発生装
置20の入力側は、リード線を介して外部電源(いずれ
も図示せず)と接続され、出力側は電極板20Aを介し
てエアモータ6のモータケース7に接続されている。そ
して、該高電圧発生装置20は、外部電源から供給され
た電圧を所定の高電圧に変換し、この高電圧をモータケ
ース7から回転軸8を介して回転霧化頭12に供給し、
該回転霧化頭12を介して直接的に塗料を高電圧に帯電
させるものである。
【0018】21A,21B,21C,21D,21
E,21F,21Gは、図16に示すように塗料通路1
9A,19B,19C,19D,19E,19G,シン
ナ通路19Fに接続された塗料用流体配管としての供給
配管(全体として各供給配管21という)を示し、該各
供給配管21のうち供給配管21A,21B,21C,
21D,21Eは、流体供給源となるA色塗料のサーキ
ュレーションライン22A,B色塗料のサーキュレーシ
ョンライン22B,C色塗料のサーキュレーションライ
ン22C,D色塗料のサーキュレーションライン22
D,E色塗料のサーキュレーションライン22Eにそれ
ぞれ接続され、供給配管21Gは後述の色替弁装置27
等に接続され、供給配管21Fは流体供給源となるシン
ナ供給源23に接続されている。ここで、前記A色塗料
〜E色塗料は塗装頻度の高い専用色である。
【0019】24A,24B,24C,24D,24
E,24Gは供給配管21A,21B,21C,21
D,21E,21Gの途中に設けられた塗料弁、24F
は供給配管21Fの途中に設けられたシンナ弁をそれぞ
れ示し、該各弁24は、2ポート2位置のスプリングリ
ターン型パイロットエア式切換弁(二方弁)として構成
されている。
【0020】25A,25B,25C,25D,25
E,25Gはサーキュレーションライン22A〜22
E,色替弁装置27と塗料弁24A〜24E,24Gと
の間に設けられたギヤポンプで、該各ギヤポンプ25
は、図示しないクラッチを介して駆動モータ26に接続
されている。
【0021】一方、27は供給配管21Gの上流側に設
けられた色替弁装置を示し、該色替弁装置27は、内部
に塗料通路(図示せず)が形成されたマニホールド28
と、該マニホールド28に対向してそれぞれ設けられ、
流出口(図示せず)が前記塗料通路に接続された複数個
の塗料弁29A,29B,…29M,29Nと、該各塗
料弁29の上流側に位置してマニホールド28に設けら
れたエア弁30およびシンナ弁31とから構成され、前
記各塗料弁29A,29B,…29M,29Nはそれぞ
れ塗料配管を介してF色,G色,…M色,N色塗料のサ
ーキュレーションラインに接続され、前記エア弁30,
シンナ弁31はエア源,シンナ供給源(いずれも図示せ
ず)に接続されている。
【0022】32は塗料弁24Gとギヤポンプ25Gと
の間に位置して供給配管21Gに接続された排出管、3
3は該排出管32の途中に設けられ、2ポート2位置の
スプリングリターン型パイロットエア式切換弁(二方
弁)からなる排液弁をそれぞれ示し、前記排出管32
は、その下流側が廃液タンク34に接続されている。
【0023】従来技術による束状フィードチューブ式回
転霧化型静電塗装機は上述の如き構成を有するもので、
次に、その作動について説明する。
【0024】まず、自動車のボディ等の被塗物を例えば
専用色であるA色に塗装する場合には、塗料弁24Aを
パイロットエアによって開弁位置にすると共に、駆動モ
ータ26を介してギヤポンプ25Aを駆動する。これに
より、サーキュレーションライン22A内を流通するA
色塗料が供給配管21Aを介して一定流量ずつ供給さ
れ、塗料通路19A,流通路17Aを介してフィードチ
ューブ18Aから回転霧化頭12に向けて吐出される。
そして、フィードチューブ18Aから吐出されたA色塗
料は、ハブ部材13の各ハブ孔13A,13Bを介して
回転霧化頭12から高電圧に帯電しつつ液糸として噴霧
され、静電霧化されて帯電粒子となる。この結果、帯電
粒子となったA色塗料は回転霧化頭12と被塗物との間
の電気力線に沿って飛行し、該被塗物に塗着する。
【0025】なお、被塗物をB色,C色,D色,E色に
塗装する場合も、A色の塗装と格別変わるところはない
ものの、塗装色の色替時には、シンナ弁24Fを開弁し
てシンナ供給源23のシンナを供給配管21F,シンナ
通路19Fを介してフィードチューブ18Fから回転霧
化頭12に向けて吐出し、該回転霧化頭12の洗浄を行
なうようになっている。
【0026】次に、被塗物を比較的塗装頻度の低いF色
に塗装する場合には、色替弁装置27の塗料弁29Aを
開弁させ、ギヤポンプ25Gを駆動すると共に塗料弁2
4Gを開弁する。これにより、サーキュレーションライ
ン内を流通するF色塗料は供給配管21G,塗料通路1
9Gを介してフィードチューブ18Gから回転霧化頭1
2に向けて吐出され、該回転霧化頭12から被塗物に向
けて噴霧される。
【0027】また、塗装色をF色からG色に替えるとき
には、塗料弁24Gを閉弁すると共に排液弁33を開弁
し、この状態でエア弁30,シンナ弁31を開弁してエ
ア,シンナを流通させ、マニホールド28,供給配管2
1G等の内部に残ったF色塗料を廃液タンク34に洗い
流す。そして、塗料弁29Bを開弁してG色塗料を充填
した後、F色塗料と同様に塗装を行なうようになってい
る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による束状フィードチューブ式回転霧化型静電塗
装機では、回転霧化頭12内に7本のフィードチューブ
18を挿入させているから、回転霧化頭12の外形寸法
が必然的に大きくなり、重量も増大してしまう。これに
より、該回転霧化頭12を高速回転させるために大きな
回転力が必要となるから、エアモータ6の負担が大きく
なり、該エアモータの故障や寿命の低下を招くという問
題がある。
【0029】また、各塗料弁24A〜24E,24Gを
開,閉することによって各フィードチューブ18から塗
料を吐出させたり、塗料の吐出を停止させるようにして
いるから、塗料の吐出が停止状態の場合でも塗料がフィ
ードチューブ18内に充填された状態となっており、各
フィードチューブ18内で充填状態にある塗料が塗装機
の移動時等に該各フィードチューブ18から回転霧化頭
12内に垂れ落ちてしまうことがある。この結果、フィ
ードチューブ18から吐出されている塗料と垂れ落ちた
他の塗料との混色による塗装不良が発生してしまい、塗
装品質が大幅に低下してしまうという問題がある。
【0030】さらに、塗装色毎に7本のフィードチュー
ブ18A〜18Gを設けているから、中心に配設された
フィードチューブ18F以外の6本のフィードチューブ
18A〜18E,18Gは回転霧化頭12の回転中心に
配置することができない。この結果、回転中心以外に配
設されたフィードチューブ18A〜18E,18G、例
えば、フィードチューブ18Aから吐出される塗料は回
転霧化頭12の回転中心からずれた位置に吐出されるか
ら、該フィードチューブ18Aからハブ部材13に乗移
る際に大きな遠心力を受けて該ハブ部材13に展延しず
らい上に、周囲に飛び散った塗料が他のフィードチュー
ブ18B〜18Gの外周に付着したりする。
【0031】このように、回転霧化頭12の回転中心か
らずれた位置に各フィードチューブ18を配置すると、
飛散した塗料がハブ部材13や各フィードチューブ18
の外周に堆積して汚れるから、洗浄時のシンナ使用量や
洗浄時間が増大してしまい、コストの増大や塗装効率の
低下を生じてしまうという問題がある。
【0032】また、飛散した塗料の一部は、モータケー
ス7と回転軸8との間に浸入して該回転軸8の回転を妨
げてしまい、エアモータ6の故障の原因となるという問
題がある。
【0033】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、塗料の飛散を防止して、溶剤の使用量や
洗浄時間を削減すると共に塗装品質を向上できるように
した塗装機を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する塗装機は、ハウジン
グと、該ハウジングの先端側に設けられた塗料噴霧手段
と、異なる塗料用流体配管を介して異なる流体供給源に
接続された複数の流体流路と、該各流体流路とそれぞれ
接続され、前記ハウジング内を前記塗料噴霧手段に向け
て伸長した複数本のフィードチューブと、基端側が該各
フィードチューブと接続され、先端側が前記塗料噴霧手
段側に向け伸長して該塗料噴霧手段の中心部に開口した
1本の吐出チューブとから構成してなる。
【0035】また、請求項2のように、前記各フィード
チューブの先端側には、供給される流体の圧力を受承し
て開弁し、逆向きの流れを阻止するチェック弁を設ける
のが好ましい。
【0036】さらに、請求項3のように、前記各塗料用
流体配管のうち塗料を供給する塗料配管の途中には閉弁
時に前記フィードチューブ内に残留した塗料を吸引する
吸引手段を有する塗料弁を設け、前記フィードチューブ
の先端側には流通する塗料と共に移動して弁座に離,着
座し、該フィードチューブを前記吐出チューブに対して
連通,遮断する移動弁体を有するチェック弁を設けても
よい。
【0037】また、請求項4のように、前記各フィード
チューブを互いに固着することにより、該各フィードチ
ューブ間に間隙通路を形成し、該間隙通路内に前記吐出
チューブの先端側を洗浄するための溶剤を流通させる構
成としてもよい。
【0038】さらにまた、請求項5のように、前記間隙
通路の開口側には、常時は閉弁し、供給される溶剤の圧
力を受承して開弁するチェック弁を設けるのが好まし
い。
【0039】
【作用】請求項1の構成により、塗装時に塗料,溶剤等
の流体を供給する流体供給源からの塗料は、塗料用流体
配管を介してフィードチューブ内に流入し、その先端側
から吐出チューブ内に供給される。そして、該吐出チュ
ーブ側に供給された塗料は、塗料噴霧手段の中心部に向
けて吐出されるから、周囲に飛び散ることなく該塗料噴
霧手段によって効率よく噴霧される。一方、塗装色の色
替時には、吐出チューブ内に残留する僅かな量の前色塗
料を溶剤により除去、洗浄するだけで次色の塗装が可能
となる。
【0040】また、請求項2の構成により、任意の流体
供給源から塗料用流体配管を介してフィードチューブに
塗料を供給すると、チェック弁が塗料の供給圧力によっ
て開弁するから、該フィードチューブ内の塗料は吐出チ
ューブ側に流通し、該吐出チューブから吐出される。こ
のときには、他のフィードチューブは各チェック弁によ
り隔絶されているから、吐出されている塗料と他のフィ
ードチューブ内に滞留している塗料との混色が防止され
る。
【0041】さらに、請求項3の構成により、任意の塗
料弁を開弁して流体供給源から塗料配管を介してフィー
ドチューブに塗料を供給すると、この塗料と共に移動弁
体が移動して弁座から離座するから、該フィードチュー
ブ内の塗料は吐出チューブ側に流通し、該吐出チューブ
から吐出される。このときには、他の塗料弁は閉弁状態
にあるから、吸引手段によって塗料が吸引され、この吸
引される塗料と共に移動した移動弁体が弁座に着座して
他のフィードチューブを閉塞し、吐出されている塗料と
他のフィードチューブ内に滞留する塗料との混色が防止
される。
【0042】また、請求項4の構成により、各フィード
チューブの間に溶剤が流通する間隙通路を形成している
から、束ねた状態の各フィードチューブの外径を大きく
することなく、吐出チューブの先端側を洗浄する機能を
付加することができる。
【0043】さらにまた、請求項5の構成により、前記
間隙通路から溶剤が供給されると、この溶剤の供給圧力
を受承してチェック弁が開弁し、該間隙通路から溶剤が
吐出される。一方、溶剤の吐出停止時には、チェック弁
によって間隙通路内の溶剤の漏洩が防止される。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例による直接帯電方式の
回転霧化型静電塗装機を図1ないし図10に基づいて説
明する。
【0045】まず、図1ないし図4に本発明の第1の実
施例を示す。なお、実施例では前述した図14ないし図
16に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0046】図において、41はハウジング1のモータ
挿着部2内に設けられた本実施例によるエアモータを示
し、該エアモータ41は、後述するモータケース42,
回転軸43,エア軸受44,エアタービン45から大略
構成されている。
【0047】42はエアモータ41の外殻をなす段付筒
状のモータケースを示し、該モータケース42には、従
来技術で述べたモータケース7と同様に、軸心に沿って
先端側から順に、軸挿通穴42A,タービン室42B,
ホルダ接続穴42Cが形成されている。
【0048】43はモータケース42の軸挿通穴42
A,タービン室42B内に亘って配設された本実施例に
よる回転軸を示し、該回転軸43は、従来技術で述べた
回転軸8とほぼ同様に、エア軸受44,44を介して回
転自在に支持された中空軸として形成され、基端側にエ
アタービン45が固着されているものの、本実施例によ
る回転軸43の先端側は従来技術による回転軸8に比較
して縮径されている。
【0049】46は回転軸43の先端に固着された本実
施例による塗料噴霧手段としてのベル型の回転霧化頭を
示し、該回転霧化頭46は、従来技術で述べた回転霧化
頭12とほぼ同様に、先端側が拡開する朝顔状に形成さ
れ、内部に第1のハブ孔47A,47Aおよび第2のハ
ブ孔47B,47Bを有する円板状のハブ部材47が先
端側を閉塞するように固着されているものの、本実施例
による回転霧化頭46は、従来技術による回転霧化頭1
2に比較して外形寸法が小さくなり、小型軽量化が図ら
れている。
【0050】ここで、前記回転霧化頭46の小径化に伴
ってエアノズル48の各エア噴出孔48Aの設置径も小
さくなっている。
【0051】次に、49は回転軸43内に軸方向に伸長
するように設けられた束状フィードチューブを示し、該
束状フィードチューブ49は、図2に示す如く、後述す
るフィードチューブ50,吐出チューブ51,連通管5
2,チェック弁53から大略構成されている。
【0052】50,50,…は基端側がチューブホルダ
16に挿嵌されて流通路17A〜17Gと連通し、先端
側が回転霧化頭46に向けて伸長した7本のフィードチ
ューブを示し、該各フィードチューブ50は、図3に示
す如く、塗料用流体としてのシンナが流通する流通路1
7Fに接続されたフィードチューブ50を中心とし、該
フィードチューブ50外周を他の6本のフィードチュー
ブ50で取囲むように束ねられている。また、外周側に
配設された各フィードチューブ50の先端側開口は、蓋
体50Aによって閉塞され、中央に配設されたフィード
チューブ50内には、チェック弁53の弁ばね53Cを
支持するばね受50Bが取付けられている。
【0053】51は中央に配設されたフィードチューブ
50の先端側に設けられた吐出チューブで、該吐出チュ
ーブ51は、基端側が前記フィードチューブ50の開口
端に溶接等の固着手段によって固着され、先端側が回転
霧化頭46(ハブ部材47)内に挿入され、その先端部
が回転霧化頭46の中心部(回転中心)に向けて開口す
る吐出口51Aとなっている。
【0054】52,52,…は各フィードチューブ50
の先端側に設けられた6個の連通管で、該各連通管52
は、中央に配設されたフィードチューブ50と外周側に
配設された各フィードチューブ50とを連通している。
そして、該各連通管52は、外周側に配設された各フィ
ードチューブ50を介して供給される塗料用流体として
の塗料を吐出チューブ51側に流通させるものである。
【0055】53,53,…は各フィードチューブ内に
位置して各連通管52の基端側近傍(上流側近傍)に設
けられたチェック弁(3個のみ図示)を示し、該各チェ
ック弁53は、フィードチューブ50の内面に固着され
た環状の弁座53Aと、該弁座53Aに離,着座するボ
ール弁体53Bと、蓋体50Aまたはばね受50Bに支
持され、該ボール弁体53Bを前記弁座53Aに向けて
付勢する弁ばね53Cとから構成されている。
【0056】ここで、前記弁ばね53Cは、常時はボー
ル弁体53Bを弁座53Aに着座させて閉弁状態とし、
塗料弁24A〜24E,24Gまたはシンナ弁24Fが
開弁して塗料やシンナが供給されると、この塗料等の供
給圧力によってボール弁体53Bが弁座53Aから離座
して開弁するのを許すように、そのばね力が設定されて
いる。
【0057】本実施例による回転霧化型静電塗装機は上
述の如き構成を有するもので、次に、その作動を束状フ
ィードチューブ49内の塗料等の流れを中心に説明す
る。
【0058】まず、A色塗料が塗料通路19Aを介して
供給されると、このA色塗料はチューブホルダ16に形
成された流通路17Aを介して該流通路17Aに連通し
た外周側のフィードチューブ50内に流入する。そし
て、該フィードチューブ50内に流入したA色塗料は、
図4に示すように、チェック弁53のボール弁体53B
を押圧して弁座53Aから離座させて開弁させ、連通管
52から中央のフィードチューブ50の先端部を介して
吐出チューブ51に流入する。これにより、A色塗料
は、該吐出チューブ51の吐出口51Aから回転霧化頭
46(ハブ部材47)の回転中心に向けて吐出される。
【0059】このときに、A色塗料は、他のフィードチ
ューブ50に設けられたチェック弁53によって該各フ
ィードチューブ50内に滞留する他の塗料やシンナと隔
絶されているから、これらの塗料等との混色が防止され
ている。
【0060】一方、色替を行なうときには、A色塗料の
供給を停止する。これにより、A色塗料の流通を許して
いたチェック弁53のボール弁体53Bが弁ばね53C
によって弁座53Aに着座して閉弁する。
【0061】次に、シンナ弁24Fを開弁させてシンナ
供給源23からのシンナを流通路17Fを介して中央の
フィードチューブ50内に供給する。これにより、該フ
ィードチューブ50内に設けられたチェック弁53が開
弁されて吐出チューブ51にシンナが供給され、該吐出
チューブ51内に残留するA色塗料を押出して内部を洗
浄すると共に、吐出口51Aから吐出されるシンナによ
ってハブ部材47等に付着したA色塗料を洗浄、除去す
る。
【0062】そして、このようにしてA色塗料の洗浄が
完了したら、次色の塗料を供給するようになっている。
【0063】かくして、本実施例によれば、束状フィー
ドチューブ49を、基端側が流通路17A〜17Gに連
通し、先端側が回転霧化頭46に向けて伸長するように
束ねられた7本のフィードチューブ50,50,…と、
各フィードチューブ50のうち中央に配設されたフィー
ドチューブ50の先端側に位置して回転霧化頭46の回
転中心に向けて伸長し、吐出口51Aが開口した吐出チ
ューブ51と、前記各フィードチューブ50の先端部に
位置して該各フィードチューブ50を連通する連通管5
2,52,…とから構成し、前記吐出チューブ51のみ
を回転霧化頭46内に挿入させるようにしているから、
該回転霧化頭46が従来技術の回転霧化頭12のように
大型化するのを防止することができ、該回転霧化頭46
を小型、軽量化してエアモータ41の負担を小さくし、
該エアモータ41の寿命を延ばすことができる。
【0064】また、各フィードチューブ50からの塗料
を連通管52を介して吐出チューブ51に流入させ、該
吐出チューブ51から吐出させるようにしているから、
例えば、A色塗料の塗装中に他のフィードチューブ50
内に滞留する塗料が垂れ落ちて混色による塗装不良が発
生するのを防止でき、塗装品質の向上を図ることができ
る。
【0065】さらに、各フィードチューブ50を介して
供給される各色塗料を各連通管52を介して吐出チュー
ブ51から回転霧化頭46の回転中心に向けて吐出させ
ることができるから、塗料をハブ部材47に確実に乗移
させて良好に展延させることができ、飛散した塗料で束
状フィードチューブ49先端やハブ部材47等が汚れる
のを防止でき、洗浄のためのシンナの使用量や洗浄時間
を削減して、コストの低減や塗装効率の向上を図ること
ができる。
【0066】また、塗料の飛散を防止することにより、
モータケース42と回転軸43との間に浸入した塗料に
よって回転軸43に回転不良が生じるのを防止でき、エ
アモータ41の寿命を延ばすことができる。
【0067】さらにまた、各フィードチューブ50の先
端部に連通管52を設けて該各フィードチューブ50を
連通させ、供給される塗料を吐出チューブ51から吐出
させるようにしているから、色替洗浄時に前色塗料が残
留する距離を可及的に短くして残留塗料を少なくするこ
とができ、廃液となる塗料や前色塗料を洗浄するために
使用されるシンナの使用量を少量に抑えることができ
る。
【0068】一方、各フィードチューブ50にチェック
弁53を設けるようにしているから、塗装塗料と塗装待
機状態にある滞留塗料とが混色するのを防止でき、塗装
不良の発生を防止して塗装品質を向上することができ
る。
【0069】次に、図5ないし図7に本発明の第2の実
施例を示す。なお、実施例では前述した図1ないし図4
に示す第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0070】61は本実施例による束状フィードチュー
ブを示し、該束状フィードチューブ61は、後述するフ
ィードチューブ62,吐出チューブ63,シンナ供給路
64,チェック弁67から大略構成されている。
【0071】62,62,…は基端側がチューブホルダ
16に挿嵌されて流通路17A〜17Gと連通し、先端
側が回転霧化頭46に向けて伸長した7本のフィードチ
ューブを示し、該各フィードチューブ62は、図6に示
す如く、前記第1の実施例で述べた各フィードチューブ
50とほぼ同様に、シンナが流通する流通路17Fに接
続されたフィードチューブ62を中心とし、該フィード
チューブ62外周を他の6本のフィードチューブ62で
取囲むように束ねられ、外周側の各フィードチューブ6
2の先端側開口は蓋体62Aによって閉塞し、中央のフ
ィードチューブ62内にはチェック弁67の弁ばね67
Cを支持するばね受62Bを取付けるようになっている
ものの、該各フィードチューブ62は、それぞれの当接
部を液密に固着している点で相違している。
【0072】63は中央のフィードチューブ62の先端
側に設けられた吐出チューブで、該吐出チューブ63
は、前記第1の実施例で述べた吐出チューブ51と同様
に、基端側が前記フィードチューブ62の開口端に溶接
等の固着手段によって固着され、先端側が回転霧化頭4
6内に挿入され、その先端部が回転霧化頭46の中心部
(回転中心)に向けて開口する吐出口63Aとなってい
る。
【0073】64,64,…は各フィードチューブ62
間に形成された横断面三角形状の間隙通路としてのシン
ナ供給路、65は該各シンナ供給路64と連通しつつ吐
出チューブ63外周を覆うように各フィードチューブ6
2の先端面(蓋体62A)に固着された吐出筒をそれぞ
れ示し、前記各シンナ供給路64は、シンナ配管,先端
側洗浄弁(いずれも図示せず)を介してシンナ供給源2
3に接続されている。そして、該各シンナ供給路64
は、シンナ供給源23から供給されるシンナを吐出筒6
5を介して吐出チューブ63の先端側外周に吐出させる
ことにより、該吐出チューブ63の先端側外周に付着し
た塗料を洗浄するものである。
【0074】66,66,…は各フィードチューブ62
の先端側に設けられた連通管で、該各連通管66は、前
記第1の実施例で述べた連通管52と同様に、中央に配
設されたフィードチューブ62と外周側に配設された各
フィードチューブ62とを連通している。
【0075】67,67,…は各フィードチューブ62
内に位置して各連通管66の基端側近傍に設けられたチ
ェック弁を示し、該各チェック弁67は、前記第1の実
施例で述べたチェック弁53と同様に、フィードチュー
ブ62の内面に固着された環状の弁座67Aと、該弁座
67Aに離,着座するボール弁体67Bと、蓋体62A
またはばね受62Bに支持され、該ボール弁体67Bを
前記弁座67Aに向けて付勢する弁ばね67Cとから構
成されている。
【0076】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるものの、特に、本実施例では、各フィ
ードチューブ62の間に各シンナ供給路64を設け、該
各シンナ供給路64から吐出筒65を介して前記吐出チ
ューブ63の先端外周にシンナを吐出するようにしてい
るから、束状フィードチューブ61の外形寸法を増大す
ることなく、該吐出チューブ63の先端外周に付着した
塗料を除去、洗浄する先端洗浄機能を設けることができ
る。
【0077】次に、図8は本発明の第3の実施例を示
し、本実施例の特徴は、吐出筒の先端部にゴム弁を設け
たことにある。なお、実施例では前述した図5ないし図
7に示す第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0078】図中、71は吐出筒65の先端側に設けら
れたゴム弁で、該ゴム弁71は、基端側が前記吐出筒6
5の先端側内周に嵌合固着され、先端側が漸次縮径して
吐出チューブ63の先端部外周に弾性的に当接する弁部
71Aとなっている。
【0079】これにより、先端側洗浄弁(図示せず)を
開弁して各シンナ供給路64にシンナを供給し、該各シ
ンナ供給路64,吐出筒65内のシンナの圧力が上昇す
ると、ゴム弁71の弁部71Aが圧力により拡径するよ
うに弾性変形して吐出チューブ63外周面から離座し、
該吐出チューブ63の先端側外周に向けてシンナを吐出
させる。一方、シンナの供給を停止すると、弁部71A
が弾性力によって吐出チューブ63に液密に当接し、シ
ンナを吐出筒65内に封じ込める。
【0080】かくして、本実施例では、吐出筒65の先
端部にゴム弁71を設け、シンナの供給圧力により該ゴ
ム弁71の弁部71Aを開,閉させてシンナを吐出,停
止するようにしているから、シンナの供給停止時にシン
ナが漏れて塗料に混入するのを防止でき、塗装品質を向
上することができる。
【0081】また、吐出チューブ63の先端側でゴム弁
71によりシンナを吐出,停止させるようにしているか
ら、先端洗浄時に応答性よくシンナを吐出,停止させる
ことができ、洗浄時間の短縮を図ることができる。
【0082】次に、図9および図10に本発明の第4の
実施例を示す。なお、実施例では前述した図1ないし図
4に示す第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0083】図中、81は本実施例による束状フィード
チューブを示し、該束状フィードチューブ81は、後述
するフィードチューブ82,吐出チューブ83,チェッ
ク弁85から大略構成されている。
【0084】82,82,…は先端側が回転霧化頭46
に向けて伸長した7本のフィードチューブを示し、該各
フィードチューブ82の基端側は、後述するシンナ弁8
6,塗料弁87等を介して各色のサーキュレーションラ
イン22A〜22E等に接続されている。また、該各フ
ィードチューブ82は、前記第1の実施例で述べた各フ
ィードチューブ50と同様に、シンナが流通する流通路
17Fに接続されたフィードチューブ82を中心とし、
該フィードチューブ82外周を他の6本のフィードチュ
ーブ82で取囲むように束ねられ、外周側の各フィード
チューブ82の先端側開口は蓋体82Aによって閉塞
し、中央のフィードチューブ82内にはチェック弁85
のボール弁体85Bの移動量を規制する規制部材82B
が取付けられている。
【0085】83は中央に配設されたフィードチューブ
82の先端側に設けられた吐出チューブで、該吐出チュ
ーブ83は、前記第1の実施例で述べた吐出チューブ5
1と同様に、基端側が前記フィードチューブ82の開口
端に溶接等の固着手段によって固着され、先端側が回転
霧化頭46内に挿入され、その先端部が回転霧化頭46
の中心部(回転中心)に向けて開口する吐出口83Aと
なっている。
【0086】84,84,…は各フィードチューブ82
の先端側に設けられた連通管で、該各連通管84は、前
記第1の実施例で述べた連通管52とほぼ同様に、中央
に配設されたフィードチューブ82と外周側に配設され
た各フィードチューブ82とを連通するようになってい
るものの、該各連通管84の内周側には、塗料の流通を
許しつつ、チェック弁85のボール弁体85Bによって
当該連通管84が閉塞されるのを防止する閉塞防止部材
84Aが取付けられている。
【0087】85,85,…は各フィードチューブ82
内に位置して各連通管84の基端側近傍に設けられたチ
ェック弁を示し、該各チェック弁85は、フィードチュ
ーブ82の内面に固着された環状の弁座85Aと、該弁
座85Aと規制部材82Bとの間に移動自在に設けら
れ、該弁座85Aに離,着座する移動弁体としてのボー
ル弁体85Bとから構成され、前記ボール弁体85B
は、流通する流体の比重と同等の比重を有する材料から
形成されている。
【0088】一方、86は供給配管21Fの途中に設け
られた本実施例によるシンナ弁で、該シンナ弁86は、
閉弁時に吐出側に残留するシンナを吸引する吸引手段を
有しており、例えば特開平6−129563号公報等で
知られている。
【0089】87,87は供給配管21A〜21E,2
1Gの途中に設けられた本実施例による塗料弁(供給配
管21A,21Dに設けたもののみ図示)で、該各塗料
弁87は、前記シンナ弁86と同様に、閉弁時に吐出側
に残留するシンナを吸引する吸引手段を有している。
【0090】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、例えば、A色塗料を供給すべく、供給配管21Aに
設けられた塗料弁87を開弁すると、該供給配管21A
を介してフィードチューブ82内にA色塗料が流入す
る。これにより、図10に示す如く、このA色塗料と共
にチェック弁85のボール弁体85Bが移動して弁座8
5Aから離座し、A色塗料は、連通管84を介して吐出
チューブ83の吐出口83Aから吐出される。
【0091】一方、A色塗料の供給を停止すべく、塗料
弁87を閉弁すると、該塗料弁87の吸引手段によって
吐出チューブ83,フィードチューブ82内等に残留す
るA色塗料が吸引されて逆流するから、弁座85Aから
離座していたボール弁体85Bが逆流するA色塗料と共
に移動し、該弁座85Aに着座してフィードチューブ8
2を図9に示すように閉塞するようになっている。
【0092】かくして、このように構成される本実施例
においても、前述した各実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができる。
【0093】なお、前記各実施例では、各フィードチュ
ーブ50,62,82にチェック弁53,67,85を
設けて吐出中の塗料等と待機中の塗料等が混ざり合って
混色が生じるのを防止する構成とした場合を例示した
が、例えば、中塗り塗装や上塗りクリヤ塗装のように多
少の混色が許される場合には、図11に示す第1の変形
例の如く、束状フィードチューブ91を、フィードチュ
ーブ92,92と、該各フィードチューブ92の先端側
に設けられた吐出チューブ93と、前記各フィードチュ
ーブ92を該吐出チューブ93に連通させる連通管9
4,94との部品だけで構成してもよく、この場合に
は、構成を可及的に簡略化することができ、コストの低
減を図ることができる。
【0094】また、前記各実施例では、外周側に配設さ
れた6本のフィードチューブ50,62,82を連通管
52,66,84を介して中央に配設されたフィードチ
ューブ50,62,82に連通させ、中央のフィードチ
ューブ50,62,82を吐出チューブ51,63,8
3に連通させる構成としているが、例えば、図12に示
す第2の変形例による束状フィードチューブ101の如
く、中央のフィードチューブ102に外周側の各フィー
ドチューブ103の先端側を直接的に接続して連通させ
るようにしてもよい。
【0095】さらに、前記各実施例では、吐出チューブ
51,63,83を中央に配設されたフィードチューブ
50,62,82の先端に溶接によって固着するものと
して述べたが、例えば、螺着,接着等の他の固着手段に
よって固着するようにしてもよく、また、前述した図1
2に示す第2の変形例のように、中央に配設されたフィ
ードチューブ102の先端側を延設して一体的に吐出チ
ューブ104を形成するようにしてもよい。
【0096】また、前記各実施例では、チェック弁5
3,67,85にボール弁体53B,67B,85Bを
用いたが、これに替えて、例えば弁体としてニードル弁
等の他の弁体を用いてもよく、また、可撓性を有するゴ
ム弁によってチェック弁を構成するようにしてもよい。
【0097】さらにまた、図13に示す第3の変形例に
よる束状フィードチューブ111の如く、各フィードチ
ューブ112を基端側が閉塞された吐出チューブ113
の外周に配設し、各フィードチューブ112と吐出チュ
ーブ113とを連通管114によって連通する構成とし
てもよい。
【0098】一方、前記実施例では、塗装機として直接
帯電方式の回転霧化型静電塗装機を例に挙げて説明した
が、これに替えて、エア霧化ノズル型静電塗装機や液圧
霧化ノズル型静電塗装機等の他の塗装機に適用してもよ
く、塗料の帯電方式に関しても外部電極を有する間接帯
電方式の塗装機に適用してもよい。
【0099】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、各流体流路と接続され、ハウジング内を塗料噴霧
手段に向けて伸長するように複数本のフィードチューブ
を設け、該各フィードチューブの先端側には、基端側が
該各フィードチューブと接続され、先端側が前記塗料噴
霧手段側に向け伸長して該塗料噴霧手段の中心部に向け
て開口した1本の吐出チューブを設ける構成としてい
る。従って、流体供給源から塗料用流体配管を介して各
フィードチューブ内に流入する塗料等の流体を該フィー
ドチューブから吐出チューブ内に流入させることによ
り、該吐出チューブから塗料噴霧手段の中心部に向けて
吐出することができる。この結果、塗料噴霧手段に塗料
を確実に供給することができ、塗料の飛散を防止して塗
装品質の向上や洗浄時間,溶剤使用量の削減を図ること
ができる。
【0100】また、請求項2によれば、各フィードチュ
ーブに供給される流体の圧力を受承して開弁し、逆向き
の流れを阻止するチェック弁を設けるようにしているか
ら、任意の流体供給源から塗料用流体配管を介してフィ
ードチューブに塗料を供給すると、この塗料の供給圧力
によってチェック弁を開弁させ、吐出チューブから塗料
を吐出することができ、このときには、他のフィードチ
ューブを各チェック弁により隔絶しているから、吐出さ
れている塗料と他のフィードチューブ内に滞留する塗料
との混色が生じるのを防止でき、塗装品質を向上するこ
とができる。
【0101】さらに、請求項3によれば、塗料用流体配
管のうち塗料配管の途中に、閉弁時に前記吐出チューブ
およびフィードチューブ内に残留した塗料を吸引する吸
引手段を有する塗料弁を設け、前記フィードチューブ内
には、流通する塗料と共に移動して弁座に離,着座し、
該フィードチューブを吐出チューブに対して連通,遮断
する移動弁体を有するチェック弁を設けているから、任
意の塗料弁を開弁させて塗料供給源から塗料配管を介し
てフィードチューブに塗料を供給することにより、この
塗料と共に移動弁体を移動して弁座から離座させて吐出
チューブから塗料を吐出させることができ、このときに
は、他の塗料弁は閉弁状態にあるから、吸引手段によっ
て塗料が吸引され、この吸引される塗料と共に移動して
弁座に着座した移動弁体で他のフィードチューブを閉塞
することができるから、吐出されている塗料と他のフィ
ードチューブ内に滞留した塗料との混色を防止でき、塗
装品質を向上することができる。
【0102】また、請求項4によれば、前記各フィード
チューブとを互いに固着することにより、該各フィード
チューブの間に間隙通路を形成し、該間隙通路内に吐出
チューブの先端側を洗浄するための溶剤を流通させて吐
出する構成としているから、各フィードチューブを束ね
た状態での外径を大きくすることなく、先端洗浄機能を
設けることができる。
【0103】さらにまた、請求項5によれば、前記間隙
通路の開口側に、常時は閉弁し、供給される溶剤の圧力
を受承して開弁するチェック弁を設けているから、前記
間隙通路から供給される溶剤の供給圧力によってチェッ
ク弁を開弁させて溶剤を吐出することができ、一方、溶
剤の吐出を停止することにより、チェック弁によって間
隙通路内の溶剤の漏洩を防止することができるから、溶
剤の漏洩による塗装不良の発生を防止できる上に、溶剤
の吐出,停止の応答性を向上することができ、塗装品質
の向上や洗浄時間の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による束状フィードチューブを用
いた回転霧化型静電塗装機を示す縦断面図である。
【図2】図1中の束状フィードチューブの要部を拡大し
て示す縦断面図である。
【図3】各フィードチューブおよび各連通管の配設状態
を図2中の矢示 III−III 方向から示す束状フィードチ
ューブの拡大横断面図である。
【図4】A色塗料を供給してチェック弁を開弁させた状
態の束状フィードチューブを示す図2と同様位置の縦断
面図である。
【図5】第2の実施例による束状フィードチューブの要
部を示す縦断面図である。
【図6】各フィードチューブと各シンナ供給路との配設
関係を図5中の矢示VI−VI方向から示す束状フィードチ
ューブの拡大横断面図である。
【図7】各フィードチューブへの吐出筒の取付け状態を
先端側から拡大して示す図5中の矢示 VII−VII 方向か
ら見た外観図である。
【図8】第3の実施例による束状フィードチューブの要
部を示す縦断面図である。
【図9】第4の実施例による束状フィードチューブの要
部等を示す縦断面図である。
【図10】A色塗料を供給してチェック弁を開弁させた
状態の束状フィードチューブを示す図9と同様位置の縦
断面図である。
【図11】第1の変形例による束状フィードチューブを
示す縦断面図である。
【図12】第2の変形例による束状フィードチューブを
示す縦断面図である。
【図13】第3の変形例による束状フィードチューブを
示す縦断面図である。
【図14】従来技術による直接帯電方式を用いた束状束
状フィードチューブ式回転霧化型静電塗装機を示す縦断
面図である。
【図15】各束状フィードチューブ等の配設状態を図1
4中の矢示XV−XV方向から拡大して示す横断面図であ
る。
【図16】束状フィードチューブ式の回転霧化型静電塗
装機の全体構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 17A〜17G 流通路(流体流路) 21A〜21G 供給配管(塗料用流体配管) 22A〜22E サーキュレーションライン(流体供給
源) 23 シンナ供給源(流体供給源) 24A〜24E,24G,87 塗料弁 24F,86 シンナ弁(塗料弁) 46 回転霧化頭(塗料噴霧手段) 50,62,82,92,102,103,112 フ
ィードチューブ 51,63,83,93,104,113 吐出チュー
ブ 53,67,85 チェック弁 64 シンナ供給路(間隙通路) 71 ゴム弁(チェック弁)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングの先端側に
    設けられた塗料噴霧手段と、異なる塗料用流体配管を介
    して異なる流体供給源に接続された複数の流体流路と、
    該各流体流路とそれぞれ接続され、前記ハウジング内を
    前記塗料噴霧手段に向けて伸長した複数本のフィードチ
    ューブと、基端側が該各フィードチューブと接続され、
    先端側が前記塗料噴霧手段側に向け伸長して該塗料噴霧
    手段の中心部に開口した1本の吐出チューブとから構成
    してなる塗装機。
  2. 【請求項2】 前記各フィードチューブの先端側には、
    供給される流体の圧力を受承して開弁し、逆向きの流れ
    を阻止するチェック弁を設けてなる請求項1に記載の塗
    装機。
  3. 【請求項3】 前記各塗料用流体配管のうち塗料を供給
    する塗料配管の途中には閉弁時に前記フィードチューブ
    内に残留した塗料を吸引する吸引手段を有する塗料弁を
    設け、前記フィードチューブの先端側には流通する塗料
    と共に移動して弁座に離,着座し、該フィードチューブ
    を前記吐出チューブに対して連通,遮断する移動弁体を
    有するチェック弁を設けてなる請求項1または2に記載
    の塗装機。
  4. 【請求項4】 前記各フィードチューブを互いに固着す
    ることにより、該各フィードチューブ間に間隙通路を形
    成し、該間隙通路内に前記吐出チューブの先端側を洗浄
    するための溶剤を流通させる構成としてなる請求項1,
    2または3に記載の塗装機。
  5. 【請求項5】 前記間隙通路の開口側には、常時は閉弁
    し、供給される溶剤の圧力を受承して開弁するチェック
    弁を設けてなる請求項4に記載の塗装機。
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