JPH08112353A - 直腸カテーテル - Google Patents

直腸カテーテル

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JPH08112353A
JPH08112353A JP6281439A JP28143994A JPH08112353A JP H08112353 A JPH08112353 A JP H08112353A JP 6281439 A JP6281439 A JP 6281439A JP 28143994 A JP28143994 A JP 28143994A JP H08112353 A JPH08112353 A JP H08112353A
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catheter
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 先端形状や長さや径が異なる多種多様のカテ
ーテル本体でも迅速且つ容易に製造出来、又、大量生産
においても生産性が良く大変安価な直腸カテーテルを提
供する。 【構成】 造影剤注入パイプ9と空気注入パイプ10と
排泄パイプ11との後端を、チューブ接続器19に設け
た造影剤注入突起24と空気注入突起25と排泄突起2
6とにそれぞれ対応させて接続し、反対側へ突出した各
突起24、25、26には造影剤注入チューブ15と空
気注入チューブ16と排泄チューブ17とをそれぞれ対
応させて接続し、各パイプ9、10、11をそれぞれ並
行な接触状態に配置して、2つ用意したゴム製の環状帯
体5を各パイプ9、10、11の外周にはめ入れて環状
帯体5の収縮により2ケ所で一体結合させた。又、カテ
ーテル本体2先端に先端キャップを設け、カテーテル外
周には膨縮自在なバルーンを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線検査を行うため人
間の肛門から直腸・大腸・結腸にバリウム等の造影剤や
空気を注入するための直腸カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直腸カテーテルは、直腸カテーテ
ルの使用に際し、人間をキズつけないようにするために
先端部を丸みを帯びた形状としている。この直腸カテー
テルの製造方法は、先端に丸みを帯びるように加工され
る金型に、カテーテル本体の素材を流し込み、先端に造
影剤と空気との注入や排泄物の排出を行う穴を設け且つ
丸みを帯びたカテーテル本体を1本づつ一体的に成型
し、このカテーテル本体内部にそれぞれ独立した造影剤
注入管と空気注入管とを挿入し、造影剤注入管と空気注
入管との各先端をカテーテル本体の先端に配置させ、カ
テーテル本体後端に連結した分岐プラグに、造影剤注入
口と空気注入口と排泄口とを設けた接続器をはめ込み、
前記造影剤注入管と空気注入管とをそれぞれ接続器の造
影剤注入口と空気注入口とに接続したものであった。こ
れにより、排泄路は造影剤注入と空気注入とを除くカテ
ーテル本体内に形成され接続器の排泄口を介して排泄チ
ューブと連通している。このように、空気注入管と造影
剤注入管とをカテーテル本体内へ配置させる手間がかか
っていた。更に、年令や性別によって、長さや径や先端
部形状の異なった直腸カテーテルを用意しなければなら
ず、長さ・径・先端部形状の異なった金型を多数必要と
し、費用がかさむものであった。このように、直腸カテ
ーテルの成型は1本づつ金型で成型されるので、作業性
と生産性が悪く又金型の費用もかさみ、コストの軽減を
図れないという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、先端形状
や長さや径が異なる多種多様のカテーテル本体でも迅速
且つ容易に製造出来、又、大量生産においても生産性が
良く大変安価な直腸カテーテルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1)カテーテル本体の先端に造影剤と空気と排泄物とが
通過する穴を開口した先端キャップを取付けた直腸カテ
ーテルにおいて、造影剤注入路と空気注入路とを兼用し
た共通パイプと排泄路の排泄パイプとをそれぞれ並行に
配置し、結合手段により共通パイプと排泄パイプとを一
体結合してカテーテル本体を形成したことを特徴とする
直腸カテーテル 2)カテーテル本体の先端に造影剤と空気と排泄物とが
通過する穴を開口した先端キャップを取付けた直腸カテ
ーテルにおいて、造影剤注入路の造影剤注入パイプと空
気注入路の空気注入パイプと排泄路の排泄パイプとをそ
れぞれ並行に配置し、結合手段により前記造影剤注入パ
イプと空気注入パイプと排泄パイプとを一体結合してカ
テーテル本体を形成したことを特徴とする直腸カテーテ
ル 3)結合手段として、環状帯体でもって共通パイプと排
泄パイプとの外周を緊締させて一体結合した前記1)記
載の直腸カテーテル 4)結合手段として、環状帯体でもって造影剤注入パイ
プと空気注入パイプと排泄パイプとの外周に緊締させて
一体結合した前記2)記載の直腸カテーテル5)環状帯
体が伸縮性のある弾性体である前記3)又は4)いずれ
か記載の直腸カテーテル 6)環状帯体が熱収縮性のあるバンドである前記3)又
は4)いずれか記載の直腸カテーテル 7)環状帯体が接着テープである前記3)又は4)いず
れか記載の直腸カテーテル 8)結合手段として、結合樹脂を共通パイプと排泄パイ
プとの外周や接触部分に塗布して一体結合した前記1)
記載の直腸カテーテル 9)結合手段として、結合樹脂を造影剤注入パイプと空
気注入パイプと排泄パイプとの外周や接触部分に塗布し
て一体結合した前記2)記載の直腸カテーテルにある。
【0005】
【作用】以上のように、本発明では、結合手段により、
共通パイプと排泄パイプとを、若しくは造影剤注入パイ
プと空気注入パイプと排泄パイプとを一体結合し、細長
で柔軟なカテーテル本体を形成する直腸カテーテルであ
る。この結合手段として、伸縮性のある弾性体の環状帯
体や、熱収縮性のあるバンドの環状帯体や、接着テープ
の環状帯体を用いた。伸縮性のある弾性体の環状帯体や
熱収納性のあるバンドの環状帯体でもって一体結合させ
る場合、1つ又は複数用意した筒形状の環状帯体を、並
行に配置した共通パイプと排泄パイプとの外周、若しく
は造影剤注入パイプと空気注入パイプと排泄パイプとの
外周にはめ込み、熱収納性のあるバンドの環状帯体は加
熱して収縮される。これにより、伸縮性のある弾性体の
バンドである環状帯体を加熱して熱収縮性させこの収縮
により各パイプ外周を1ケ所又は複数ケ所の局部的又は
連続的に結合し、カテーテル本体を形成する。
【0006】接着テープの環状帯体でもって一体結合さ
せる場合、並行に配置した共通パイプと排泄パイプとの
外周、若しくは造影剤注入パイプと空気注入パイプと排
泄パイプとの外周に接着テープを1ケ所又は複数ケ所の
局部的若しくは連続的に巻付けて一体結合し、カテーテ
ル本体を形成する。結合手段として結合樹脂を、共通パ
イプと排泄パイプ若しくは、造影剤注入パイプと空気注
入パイプと排泄パイプとの外周や接触部分に1ケ所又は
複数ケ所の局部的若しくは連続的に塗布して、各パイプ
を一体結合してカテーテル本体を形成する。以上のよう
に、結合手段で結合し、形成したカテーテル本体の先端
には、別製造の先端キャップを取付けるので、各パイプ
先端で人間の肛門にキズつけることなく、スムーズに挿
入出来ることが出来る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は実施例1での結合手段を示す説明図、図2は
実施例1の平面図、図3は実施例1の正面図、図4は図
3でのA−A断面図、図5は実施例1のバルーンを膨ら
ました状態を示す平面図、図6は実施例2の平面図、図
7は実施例3の平面図、図8は実施例3の正面図、図9
は図8でのB−B断面図、図10は実施例3を示す平面
図、図11は実施例3での他の例を示す平面図、図12
は実施例4を示す平面図、図13は実施例4での他の例
を示す平面図、図14は実施例5を示す平面図、図15
は実施例5での他の例を示す平面図、図16は実施例5
での他の例を示す平面図である。
【0008】図中1は直腸カテーテル、2は造影剤注入
パイプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11とから
なるカテーテル本体、3は造影剤や空気の注入又は排泄
物の排泄穴4を3つ設けた軟質で先端に丸みのある先端
キャップ、4は同先端キャップ3の先端1箇所と側面2
箇所の計3箇所に開口した穴、5はゴム素材を用いた伸
縮性のある弾性体の環状帯体、6は造影剤注入路、7は
空気注入路、8は排泄路、9はカテーテル本体2を形成
する造影剤注入パイプ、10はカテーテル本体2を形成
する空気注入パイプ、11はカテーテル本体2を形成す
る排泄パイプ、12はバルーン、13は軟質でチューブ
状の空気注入管、14は同空気注入管13の終端に設け
た注空口、15はチューブ接続器19の造影剤注入突起
24に着脱自在に接続しカテーテル本体2にバリウム
(Ba)等の造影剤を注入する造影剤注入チューブ、1
6はチューブ接続器19の空気注入突起25に着脱自在
に接続しカテーテル本体2に空気を送り込む空気注入チ
ューブ、17はチューブ接続器19の排泄突起26に着
脱自在に接続し腸内に注入した造影剤や腸内物を排泄す
る排泄チューブ、18はバリウム・空気・排泄物の逆流
を防止する弁、19はプレート20に造影剤注入口21
と空気注入口22と排泄口23とを開口し造影剤注入口
21と空気注入口22との開口部周縁を両方向へそれぞ
れ突出させ又排泄口23の開口部周縁を一方向に突出さ
せて造影剤注入突起24と空気注入突起25と排泄突起
26とを設けたチューブ接続器、20はチューブ接続器
19のプレート、21は同プレート20に設けた造影剤
注入口、22は同プレート20に設けた空気注入口、2
3は同プレート20に設けた排泄口、24は同プレート
20に設けた造影剤注入突起、25は同プレート20に
設けた空気注入突起、26は同プレート20に設けた排
泄突起、29は共通パイプ31と排泄パイプ11とから
なるカテーテル本体、30は造影剤注入路6と空気注入
路7とを兼ねた共通路、31は共通パイプ、32は造影
剤注入口21と空気注入口22とを有する共通突起34
と排泄突起26とを設けたチューブ接続器、33は共通
口、34は共通突起、35はチューブ接続器19の共通
突起34に着脱自在に接続しカテーテル本体2にバリウ
ム(Ba)等の造影剤や空気を送り込む共通チューブ、
36はポリオレフィンを用いた熱収縮性のあるバンドの
環状帯体、38は粘着テープの環状帯体、40は結合樹
脂である。
【0009】図1〜6に示す実施例1では、シリコンゴ
ムを素材とし、引抜き加工により連続的に長尺形状に大
量生産した弾力性のあるパイプ材を、長さ26cmで3本
切断してそれぞれ造影剤注入パイプ9と空気注入パイプ
10と排泄パイプ11としている。この各パイプ9、1
0、11後端を、チューブ接続器19に設けた造影剤注
入突起24と空気注入突起25と排泄突起26とにそれ
ぞれ対応させて接続する。これらの各パイプ9、10、
11を接続した反対側へ突出した造影剤注入突起24と
空気注入突起25と排泄突起26とには造影剤注入チュ
ーブ15と空気注入チューブ16と排泄チューブ17と
をそれぞれ対応させて接続している。チューブ接続器1
9に接続した造影剤注入パイプ9と空気注入パイプ10
と排泄パイプ11とはそれぞれ並行な接触状態に配置し
て、2つ用意したゴム製の環状帯体5を、この造影剤注
入パイプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11との
外周にはめ入れ、環状帯体5の収縮により図2に示す2
ケ所で一体結合させカテーテル本体2を形成する。この
カテーテル本体2先端には先端キャップ3を外嵌し接着
して設けている。又、カテーテル本体2の先端近くの外
周には注空口14より供給される空気を空気注入管13
を通って注入される空気で膨張するバルーン12を2つ
設けている。以上のように、実施例1での直腸カテーテ
ルでは環状帯体5で2ケ所、先端キャップ3で1ケ所、
バルーン12で1ケ所の合計4ケ所で結合させカテーテ
ル本体2を形成した。これにより、直腸カテーテル1を
人間の肛門に挿入する際先端キャップ3の丸みで肛門を
キズつけることなく肛門内にスムーズに挿入することが
出来る。又、造影剤や空気や排泄物は先端キャップ3に
開口した3つの穴4からスムーズに吸入と排出が出来
る。又、直腸カテーテル1本体先端を人間の肛門に挿入
し、注空口14から空気注入管13を通って空気を送り
込み1つのバルーン12を肛門内で膨らませ、又他のバ
ルーン12を同様に肛門外で膨らませて、カテーテル本
体2先端を肛門に取付け人間の腸内物や注腸したバリウ
ム等の造影剤はカテーテル本体2先端から排泄パイプ1
1の排泄路8に沿ってカテーテル本体2基端側へ導かれ
て、チューブ接続器19のプレート20に設けた排泄口
23を介して排泄チューブ17へと排出される。更に、
造影剤注入チューブ15より供給されるバリウム等の造
影剤は、造影剤注入チューブ15に沿ってチューブ接続
器19のプレート20に設けた造影剤注入口21を通り
又、造影剤注入パイプ9の造影剤注入路6を通ってカテ
ーテル本体2の先端へ供給される。更に弁18で造影剤
の逆流を防止している。空気注入チューブ16より供給
される空気も同様に、空気注入チューブ16に沿ってチ
ューブ接続器19のプレート20に設けた空気注入口2
2を通って又、空気注入パイプ10の空気注入路7を通
ってカテーテル本体2の先端へ供給される。更に弁18
で空気の逆流と排泄物の侵入を防止している。一度腸内
へ注入した造影剤や腸内物等の排泄物は排泄パイプ11
を通り又、チューブ接続機19の排泄口23を通って排
泄チューブ17へ排出される。更に弁18で排泄物の逆
流を防止している。
【0010】直腸カテーテル1の長さは、造影剤注入パ
イプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11との長さ
を所定の長さで切断という簡単な作業で長さの異なる直
腸カテーテル1を提供することが出来る。又この直腸カ
テーテル1は、カテーテル本体2と先端キャップ3とが
別体であるので形状の異なる先端キャップ3を多種類製
造して同一のカテーテル本体2に固着すれば容易に多種
類のカテーテル本体2を形成することが出来る。先端キ
ャップ3と、カテーテル本体2を形成する造影剤注入パ
イプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11とは、素
材をシリコンゴムに限定せず天然ゴムやプラスチックや
軟質樹脂等でもよい。又、カテーテル本体2と先端キャ
ップ3との素材を同一として使用することに限定せず、
互いに別素材としても良い。図6に示すように、カテー
テル本体2の長さ程の前記同様の環状帯体5を1つ用意
し、前回同様に並行に配置した造影剤注入パイプ9と空
気注入パイプ10と排泄パイプ11との外周に前記同様
にして環状帯体5をはめ入れて各パイプ9,10,11
を一体結合してもよい。
【0011】図7〜9に示す実施例2では、カテーテル
本体29が、造影剤注入路6と空気注入路7とを兼ねた
共通路30の共通パイプ31と排泄路8の排泄パイプ1
1とからなり、造影剤注入口21と空気注入口22とを
兼ねた共通口33と排泄口23とを設け又この共通口3
3と排泄口23との周縁を両方向へ突出させて共通突起
34と排泄突起26とを有するチューブ接続器32に、
前記共通パイプ31の後端と排泄パイプ11の後端と
を、それぞれ対応する共通突起34と排泄突起26とに
接続する。又各パイプ9、10、11を接続していない
側のチューブ接続器19の共通突起34と排泄突起26
とにはそれぞれ共通チューブ35と排泄チューブ17と
を対応させて接続している。チューブ接続器32に接続
した共通パイプ31と排泄パイプ11とを並行に接触す
るように配置させ、前記実施例1と同様の環状帯体5を
前記実施例1同様に2つ用意し、並行に配置した共通パ
イプ31と排泄パイプ11との外周にはめ入れて前記実
施例1同様に2ケ所で一体結合させ、カテーテル本体2
を形成する。その他の符号・構成や作用効果は前記実施
例1と同じである。環状帯体5での共通パイプ31と排
泄パイプ11との結合ケ所は2ケ所に限定せず、1ケ所
又は複数ケ所に結合ケ所を設けてもよい。更に、カテー
テル本体2の長さ程の環状帯体5を用意して共通パイプ
31と排泄パイプ11とを全て結合せさてもよい。
【0012】図10,11に示す実施例3では前記実施
例1同様にチューブ接続器19に造影剤注入パイプ9と
空気注入パイプ10と排泄パイプ11とを接続して並行
に接触状態に配置させた造影剤注入パイプ9と空気注入
パイプ10と排泄パイプ11との外周に、2つ用意した
熱収縮性のあるポリオレフィンを用いたバンドの環状帯
体36をはめ入れ、この環状帯体36を加熱して収縮さ
せて造影剤注入パイプ9と空気注入パイプ10と排泄パ
イプ11とを一体結合し、カテーテル本体2を形成す
る。その他の符号・構成や作用効果は前記実施例1と同
じである。又、図11に示すように、カテーテル本体2
の長さ程の環状帯体36を用意して並行に配置した造影
剤注入パイプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11
との外周に環状帯体36をはめ入れて加熱し、各パイプ
9、10、11を一体結合してカテーテル本体2を形成
してもよい。
【0013】図12,13に示す実施例4では前記実施
例1同様にチューブ接続器19に造影剤注入パイプ9と
空気注入パイプ10と排泄パイプ11とを接続して並行
に接触状態に配置させた造影剤注入パイプ9と空気注入
パイプ10と排泄パイプ11との外周に、粘着テープを
用いた環状帯体38を2ケ所に巻着させて造影剤注入パ
イプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11とを一体
結合し、カテーテル本体2を形成する。その他の符号・
構成や作用効果は前記実施例1と同じである。又、図1
4に示すように、並行に配置した造影剤注入パイプ9と
空気注入パイプ10と排泄パイプ11との先端から後端
にかけて外周に環状帯体38を巻着させて、一体結合し
てカテーテル本体2を形成してもよい。
【0014】図14,15に示す実施例5では前記実施
例1同様にチューブ接続器19に造影剤注入パイプ9と
空気注入パイプ10と排泄パイプ11とを接続して並行
に接触状態に配置させた造影剤注入パイプ9と空気注入
パイプ10と排泄パイプ11との外周に、結合手段であ
る結合樹脂40を2ケ所塗布して造影剤注入パイプ9と
空気注入パイプ10と排泄パイプ11とを一体結合し、
カテーテル本体2を形成する。その他の符号・構成や作
用効果は前記実施例1と同じである。又、図15に示す
ように、並行に配置した造影剤注入パイプ9と空気注入
パイプ10と排泄パイプ11との外周全面に結合樹脂4
0を塗布して各パイプ9,10,11を一体結合してカ
テーテル本体2を形成してもよい。更に、図16に示す
他の例では、結合樹脂40に接着材を用いて、造影剤注
入パイプ9と空気注入パイプ10と排泄パイプ11との
互いが接触する部分に結合樹脂40を塗布し、各パイプ
9、10、11を一体結合してカテーテル本体2を形成
してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明では、共通パイプ
と排泄パイプとを、若しくは造影剤注入パイプと空気注
入パイプと排泄パイプとを並行に配置し、この各パイプ
を結合手段で結合してカテーテル本体を形成するもので
あるから、カテーテル本体を形成する各パイプは、引抜
き加工等による大量生産で連続的な長尺状態に生産され
た安価なパイプ材を使用出来る。又、大量生産されたパ
イプ材を所定長さで切断するという簡単な作業でカテー
テル本体の長さを大変容易に設定することが出来、更に
このカテーテル本体先端に、別製造した形状の異なる多
種類の先端キャップを取付けるので、多種多様の直腸カ
テーテルを製造出来る。このように、カテーテル本体の
長さや外形、又先端キャップの形状が異なる多種多様の
直腸カテーテルを、大量生産によって迅速且つ容易に製
造することが出来、安価な直腸カテーテルを提供出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1での結合手段を示す説明図である。
【図2】実施例1の平面図である。
【図3】実施例1の正面図である。
【図4】図3でのA−A断面図である。
【図5】実施例1のバルーンを膨らました状態を示す平
面図である。
【図6】実施例2の平面図である。
【図7】実施例3の平面図である。
【図8】実施例3の正面図である。
【図9】図8でのB−B断面図である。
【図10】実施例3を示す平面図である。
【図11】実施例3での他の例を示す平面図である。
【図12】実施例4を示す平面図である。
【図13】実施例4での他の例を示す平面図である。
【図14】実施例5を示す平面図である。
【図15】実施例5での他の例を示す平面図である。
【図16】実施例5での他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 直腸カテーテル 2 カテーテル本体 3 先端キャップ 4 穴 5 環状帯体 6 造影剤注入路 7 空気注入路 8 排泄路 9 造影剤注入パイプ 10 空気注入パイプ 11 排泄パイプ 12 バルーン 13 空気注入管 14 注空口 15 造影剤注入チューブ 16 空気注入チューブ 17 排泄チューブ 18 弁 19 チューブ接続器 20 プレート 21 造影剤注入口 22 空気注入口 23 排泄口 24 造影剤注入突起 25 空気注入突起 26 排泄突起 27 欠番 28 欠番 29 カテーテル本体 30 共通路 31 共通パイプ 32 チューブ接続器 33 共通口 34 共通突起 35 共通チューブ 36 環状帯体 37 欠番 38 環状帯体 39 欠番 40 結合樹脂

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテル本体の先端に造影剤と空気と
    排泄物とが通過する穴を開口した先端キャップを取付け
    た直腸カテーテルにおいて、造影剤注入路と空気注入路
    とを兼用した共通パイプと排泄路の排泄パイプとをそれ
    ぞれ並行に配置し、結合手段により共通パイプと排泄パ
    イプとを一体結合してカテーテル本体を形成したことを
    特徴とする直腸カテーテル。
  2. 【請求項2】 カテーテル本体の先端に造影剤と空気と
    排泄物とが通過する穴を開口した先端キャップを取付け
    た直腸カテーテルにおいて、造影剤注入路の造影剤注入
    パイプと空気注入路の空気注入パイプと排泄路の排泄パ
    イプとをそれぞれ並行に配置し、結合手段により前記造
    影剤注入パイプと空気注入パイプと排泄パイプとを一体
    結合してカテーテル本体を形成したことを特徴とする直
    腸カテーテル。
  3. 【請求項3】 結合手段として、環状帯体でもって共通
    パイプと排泄パイプとの外周を緊締させて一体結合した
    請求項1記載の直腸カテーテル。
  4. 【請求項4】 結合手段として、環状帯体でもって造影
    剤注入パイプと空気注入パイプと排泄パイプとの外周に
    緊締させて一体結合した請求項2記載の直腸カテーテ
    ル。
  5. 【請求項5】 環状帯体が伸縮性のある弾性体である請
    求項3又は4いずれか記載の直腸カテーテル。
  6. 【請求項6】 環状帯体が熱収縮性のあるバンドである
    請求項3又は4いずれか記載の直腸カテーテル。
  7. 【請求項7】 環状帯体が接着テープである請求項3又
    は4いずれか記載の直腸カテーテル。
  8. 【請求項8】 結合手段として、結合樹脂を共通パイプ
    と排泄パイプとの外周や接触部分に塗布して一体結合し
    た請求項1記載の直腸カテーテル。
  9. 【請求項9】 結合手段として、結合樹脂を造影剤注入
    パイプと空気注入パイプと排泄パイプとの外周や接触部
    分に塗布して一体結合した請求項2記載の直腸カテーテ
    ル。
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