JPH0811200B2 - 湿気のあるガス・ダスト混合物を処理する方法および装置 - Google Patents

湿気のあるガス・ダスト混合物を処理する方法および装置

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JPH0811200B2
JPH0811200B2 JP3321256A JP32125691A JPH0811200B2 JP H0811200 B2 JPH0811200 B2 JP H0811200B2 JP 3321256 A JP3321256 A JP 3321256A JP 32125691 A JP32125691 A JP 32125691A JP H0811200 B2 JPH0811200 B2 JP H0811200B2
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inert gas
flue gas
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dust
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カゼック クラウス
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ロエッシェ ゲーエムベーハー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23KFEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
    • F23K1/00Preparation of lump or pulverulent fuel in readiness for delivery to combustion apparatus
    • F23K1/04Heating fuel prior to delivery to combustion apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C23/00Auxiliary methods or auxiliary devices or accessories specially adapted for crushing or disintegrating not provided for in preceding groups or not specially adapted to apparatus covered by a single preceding group
    • B02C23/18Adding fluid, other than for crushing or disintegrating by fluid energy
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23KFEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
    • F23K2203/00Feeding arrangements
    • F23K2203/10Supply line fittings
    • F23K2203/102Flashback safety, e.g. inertizing devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉砕機乾燥プラントに
おいて湿気のある爆発性ガス・ダスト混合物、特に、石
炭ダスト混合物を処理する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法は、熱風炉や石炭だき発電
所の技術分野において周知であり、湿気のある未処理石
炭を空気・石炭ダスト混合物へ調整するやり方を例とし
て以下に説明する。このような方法では、従来、煙道ガ
ス流を使用するのが普通であった。湿気のある未処理石
炭を微粉砕するのに用いられる粉砕機には、粉砕機乾燥
プロセス中、煙道ガス(flue gas)としてホッ
ト・プロセスガスが流れる。煙道ガスが流れる結果、未
処理石炭内の水分のかなりの部分が蒸発する。さらに
粉砕機に吹き込まれた煙道ガスは、石炭ダスト混合物を
パイプおよびそれに続くダスト・コレクタを通して搬送
する媒体としても使用できる。
【0003】粉砕機の微粉砕プロセスやその後の石炭ダ
スト混合物の燃焼についての能力はしばしば異なるの
で、石炭ダストはダスト・コレクタの後に粉砕機乾燥プ
ラントから放出され、中間的にサイロまたは貯蔵ビンに
貯蔵される。
【0004】石炭ダスト混合物の輸送中または石炭ダス
トの中間貯蔵中の石炭ダストの爆発、突燃などを防ぐた
めに、冷たい不活性ガスを噴射して爆発性混合物の生成
を避けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、石炭ダ
スト混合物の輸送経路が長かったり、煙道ガス流が骨組
み内に残留したり、後の作業相、たとえば、中間貯蔵で
の冷たい不活性ガスを供給したりしたときに、サイロ内
のダスト混合物またはダストの温度が水蒸気の露点温度
より低いレベルに低下することになり、その結果、ダス
ト混合物やダストの残留水分が凝縮することになる。
【0006】この残留水分の凝縮は、しばしば、石炭ダ
ストの凝集を招き、これはガス流による石炭ダスト混合
物の放出中に問題を提起する。その結果、付着物がパイ
プ系統に形成され、特に、石炭ダスト混合物を、たとえ
ば、溶鉱炉のバーナーに供給する噴射ノズルが詰まるこ
とがある。
【0007】特に、ビン(bin)内に石炭ダストを貯
蔵したとき、水分凝縮はクーラー領域で生じ、しばしば
実施されるヘッド加熱またはトップ加熱を貯蔵ビンの上
部で行ってもこの問題を解決することはできない。
【0008】これらの問題を留意して、本発明の目的
は、爆発性のある危険なガス・ダスト混合物の場合に、
流動輸送について改良を行うと共に、使用するプラント
の保守作業を最小限にすることのできる上記タイプの方
法および経済的な装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明によれ
ば、この目的は、爆発性ガス・ダスト混合物の残留水分
の露点温度より高い温度まで加熱した不活性ガスを使用
することによって達成できる。特に、この不活性ガス
は、煙道ガスとは別のものであるため、煙道ガスの供給
が停止しても不活性ガスによって残留水分の凝縮を防止
できる点で優れている。
【0010】公知の方法では、冷たい不活性ガスに加え
てホット・プロセスガスのみを使用しているのに対し
て、本発明では、ホット・プロセスガスと、ダスト混合
物の残留水分の露点温度より高い温度まで加熱した付加
的な外部不活性ガスを用いる。したがって、ホット・プ
ロセスガスの発生が停止したときでも、ダストの確実な
輸送および貯蔵を行うことができる。
【0011】この解決法によれば、石炭ダストに存在す
る残留水分の凝縮、したがって、ダスト粒子の凝集につ
いての厳しい問題を回避できる。好ましくは、加熱は、
露点温度より30℃高い温度で行い、凝集を確実に防ぐ
ことができる。使用する不活性ガスは、好ましくは、窒
素ガス(N2 )あるいは炭酸ガス(CO2 )である。特
に、貯蔵ビンに石炭ダストを噴射する場合には、CO2
ガスが有利である。ガスは、その比重の関係で、ビンの
内外壁面に沿ってビンの下部に流れ、そこにおいて、水
蒸気の凝集を効果的に防ぐからである。石炭ダストのよ
り良い流動化を得るための別のあるいは追加の可能性
は、ビン出口付近へ不活性ガスを流入させるためにガス
クッションあるいはボックスあるいはマッシュルーム形
のノズルを設けることによって達成できる。
【0012】本方法による手段は、本来不活性である粉
砕機乾燥プラントでも、外部的に不活性にすることので
きる粉砕機乾燥プラントでも使用できる。このような粉
砕機乾燥プラントでは、一般に、煙道ガス発生器として
熱ガス発生器を用いるので、不活性ガスの加熱あるいは
暖気は、直接または前記熱ガス発生器と直結して行われ
得る。不活性ガスを加熱する代案としては、バーナー室
のカバリングまたはライニングにパイプ・コイルを組み
込むことがある。さらに、粉砕機乾燥プラントの後付け
代案は、別体の熱交換器で不活性ガスを加熱することに
よって実施され得る。熱交換器は煙道ガス流内に直接設
ける。さらに別の可能性は、煙道ガス流に対して平行
に、バーナー室の後に不活性ガス用のパイプ・コイルを
すえ付けることである。
【0013】こうして加熱された不活性ガスは、必要に
応じて、たとえば、ビンを不活性にする必要に応じて、
あるいは、石炭ダスト輸送路を不活性にする必要に応じ
て、貯蔵ビンなどへ供給することができる。
【0014】加熱した不活性ガスを利用できないときに
粉砕機乾燥プラントまたは煙道ガス発生器を緊急遮断す
る場合を考えて、不活性ガス・パイプ系統を空気流に切
り換え、パイプ系統のスケーリング(scaling)
を防ぐようにしてもよい。
【0015】本発明の本質的な概念は、粉砕機乾燥プラ
ント・システムを通じて、見掛け上比較的単純な手段の
範囲内で動作の連続性を保ち、システム全体に悪影響を
与えないということにある。
【0016】
【実施例】以下、煙道ガス発生器の2つの実施例に関連
して本発明をより詳しく説明する。
【0017】図1を参照して、ここには、煙道ガス発生
器2が示してあり、この煙道ガス発生器2では、バーナ
ー室として設計した内部室の点火はバーナー3によって
行われる。バーナー室は、耐火ライニング6で囲まれて
おり、この中のバーナーの火炎5は概略的に示してあ
る。耐火ライニング6の左部分には、このライニングの
長手方向へパイプ・コイル7が設けてある。このパイプ
・コイル7は、加熱すべき不活性ガスのための、入口管
路8と出口管路9に接続してある。普通は、入口管路8
によって、冷たい不活性ガスが対応する弁を介して供給
される。この入口管路8は、特に緊急事態のときに空気
の供給を行うことができる。出口管路9は、貯蔵ビンま
たは搬送管路に通じる分配システムに接続してある。
【0018】図2の実施例では、幾分変形した煙道ガス
発生器12で不活性ガスを経済的に加熱する。この煙道
ガス発生器12は、バーナー3とライニング6を有し、
ライニングは右方へ開口している。火炎5はバーナー室
内に示してある。
【0019】ホット・プロセスガス流22は、ケーシン
グ・ジャケット14がライニングの外壁面から限られた
距離のところにある点で生じ、したがって、流路がバー
ナー室のまわりに形成される。送風機あるいは温度差に
よって、プロセスガスは入口15から吹き込みあるいは
吸い込まれて加熱を行い、前部すなわち右部分で、プロ
セスガス流または熱ガス流22として粉砕機乾燥プラン
トを通って流れる。
【0020】図2の第1の代案として、ライニング6の
右端に隣接して設けた不活性ガス用パイプ・コイル7の
配置がある。このパイプ・コイル7は、バーナー3の火
炎5付近に位置する。プロセスガス流22に対して平行
な配置となっている。
【0021】さらなる代案が図2の右端に示してある。
ここには、熱交換器21がプロセスガス流22に直接組
み込んである。最初は冷たい不活性ガスはパイプ・コイ
ル7または熱交換器21を通して供給され、出口側で、
たとえば、50〜90℃の温度まで加熱されるが、あら
ゆる場合に、ガス・石炭ダスト混合物の露点温度より高
い温度でなければならない。
【0022】また、さらなる搬送時あるいは中間貯蔵時
またはこれら両方で用いた加熱不活性ガスをダストまた
はダスト混合物に含まれる残留湿気分の凝縮を防ぐ体積
流として使用することもできる。
【0023】本発明は、中間貯蔵などのために石炭ダス
トを放出した後でも残留水分の凝縮を防ぐことができる
優れた可能性を提供し、このことはシステム全体または
粉砕機乾燥プラントの故障の可能性をかなり低減するこ
とに通じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一体の不活性ガス管路を備える煙道ガス発生器
の第1実施例の縦断面図である。
【図2】ケーシング・カバリングおよびそれに続く煙道
ガス管路を備える煙道ガス発生器の第2実施例の縦断面
図である。
【符号の説明】
2 煙道ガス発生器 3 バーナー 5 バーナー火炎 6 耐火ライニング 7 パイプ・コイル 8 入口管路 9 出口管路 12 煙道ガス発生器 14 ケーシング・ジャケット 15 入口 22 熱ガス流
WB001501

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉砕機乾燥プラントにおける湿気のある
    爆発性ガス・ダスト混合物の流動輸送中及び中間保存中
    に、残留水分の凝縮を防止処理する方法であって、 乾燥用かつ搬送用媒体としての煙道ガスによって、前記
    爆発性ガス・ダスト混合物を粉砕機から搬送し、 前記煙道ガスとは別の不活性ガスを前記爆発性ガス・ダ
    スト混合物の残留水分の露点温度より高い温度まで加熱
    し、 前記不活性ガスを、前記爆発性ガス・ダスト混合物の流
    動経路及び中間保存位置に送り込み、 前記煙道ガスの供給停止時には、前記不活性ガスにて前
    記残留水分の凝縮を防止する ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 不活性ガスを露点温度よりほぼ30℃高い温度まで加熱
    することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、 中間保存位置で、加熱した不活性ガス、特に、CO2 ガ
    スを内側面に吹き付けることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、 さらなる搬送時あるいは中間貯蔵時またはこれら両方で
    用いた加熱不活性ガスをダストまたはダスト混合物に含
    まれる残留湿気分の凝縮を防ぐ体積流として使用するこ
    とを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法において、不活性ガ
    スの加熱が煙道ガス、特に、ホット・プロセスガスの発
    生場所付近で直接的あるいは間接的に生じることを特徴
    とする方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの煙道ガス発生器を備え
    た粉砕機乾燥プラントで不活性ガスを加熱する装置であ
    って、特に請求項1記載の方法を実施するための装置に
    おいて、 煙道ガス発生器のカバリング、特にライニングまたはそ
    の後に、もしくは、煙道ガス流内に、または、これら両
    方において、通過する不活性ガスを加熱するための耐熱
    材料のパイプ・コイルが設けてあることを特徴とする装
    置。
JP3321256A 1990-11-09 1991-11-08 湿気のあるガス・ダスト混合物を処理する方法および装置 Expired - Lifetime JPH0811200B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0686947A JPH0686947A (ja) 1994-03-29
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